JPH07268712A - ヘルメットのシールド取付装置 - Google Patents

ヘルメットのシールド取付装置

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JPH07268712A
JPH07268712A JP5404594A JP5404594A JPH07268712A JP H07268712 A JPH07268712 A JP H07268712A JP 5404594 A JP5404594 A JP 5404594A JP 5404594 A JP5404594 A JP 5404594A JP H07268712 A JPH07268712 A JP H07268712A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールドの交換を簡単にかつ短時間で行な
う。 【構成】 ヘルメット本体1の左右両側にシールド取付
軸部4を突設し、該軸部4に所定角度回動可能に外嵌し
た取付部材5に、シールド位置決め兼用回動操作部27
及び弾性を有するシールド係止部29を設け、シールド
2の両端に形成した二又状の係止部21を前記シールド
係止部29に係脱自在とし、シールド2が全開位置にあ
るときのシールド係止部29に対応してヘルメット本体
1に凹陥部15を設けて、前記係止部29が撓んでシー
ルド2の係止部21から離脱させうるようにし、耳カバ
ー3を前記シールド取付軸部4に係脱可能に取付けると
共に、該耳カバー3にヘルメット本体1の凹陥部15に
対応して弾性を有するシールド係脱操作部16を設け、
シールド2が全開位置にあるとき、該操作部16を押す
だけのワンタッチ操作でシールド2の交換を可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘルメットのシールド
取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ヘルメット例えばオートバイ用
ヘルメットには、シールドがヘルメット本体の左右両側
部に、掛止部材、ネジ等を介して上下方向に所定角度だ
け回動可能に取付けられている(例えば実開平1−12
2032号公報参照)。従来、シールドの両端部を覆う
耳カバーが前記ネジにより共にヘルメット本体に取付け
られ、シールドが節度機構により複数段に上下(開閉)
可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、雨天、晴天或いはオンロード、オフロード等に
おいて使用する際、シールドを交換するに当たってネジ
を取外ずさなければならず、至極面倒で時間を要すると
いう難点がある。本発明は、上述のような実状に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、シールドの
交換を簡単にかつ短時間で行なうことができるヘルメッ
トのシールド取付装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、ヘルメット本体の左右両側に、シールドの左右両
端部を、取付部材を介して上下方向に所定角度だけ回動
可能に装着してなるヘルメットのシールド取付装置にお
いて、前記シールドの左右両端部に係止部を設け、前記
取付部材を前記シールドの回動角度と同じ角度だけ回動
可能とすると共に、該取付部材にシールド位置決め兼用
回動操作部及び前記シールドの係止部を係脱自在とする
弾性を有するシールド係止部を設け、該シールド係止部
を操作して前記シールドの係止部を係脱するようにした
ことを特徴としている。
【0005】また、本発明は、前記ヘルメット本体の左
右両側外面に、シールドを上方に上げたときの前記取付
部材のシールド係止部に対応して凹陥部を形成し、該凹
陥部にシールド係止部を押込んでシールドの係止部から
外すようにしたことを特徴としている。さらに、本発明
は、前記ヘルメット本体の左右両外面にシールド取付軸
部を突設して取付部材を回動可能に外嵌し、前記軸部の
中央部に、耳カバーの係止軸部を嵌脱自在とする嵌合孔
部を設け、前記耳カバーには、ヘルメット本体両側外面
に設けた凹陥部に対応して、弾性を有するシールド係脱
操作部を設けたことを特徴としている。
【0006】そして、本発明は、前記シールドの係止部
が二又状とされ、その対向内側に係止凹部が形成されて
いることを特徴とし、さらに、前記取付部材のシールド
係止部が、シールドの係止部の進入によって押し下げら
れるシールド入側が低い傾斜面を備えていることを特徴
としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、シールドを上方に回動させた
全開状態で、取付部材のシールド係止部を押動操作する
ことにより、シールドの係止部が外れ、シールドを引き
抜くことができる。そして、別のシールドを装着する場
合は、シールドの両端部を取付部材のシールド位置決め
兼用回動操作部間を通して、取付部材のシールド係止部
に、シールドの前記係止部を係止させることにより、簡
単に交換することができる。
【0008】また、耳カバーにシールド係脱操作部を設
けた場合、耳カバーを外すことなく、シールドを上方に
回動させた全開状態で、前記操作部を押動することによ
り、ワンタッチで脱着することができる。なお、シール
ドを下方(正面)に位置させた状態では、シールド係止
部を押してもヘルメット本体に接触していて撓まないの
で、シールドが不用意に離脱・落下することはない。さ
らに、耳カバーにシールド係脱操作部を設けた場合に
は、シールドが正面に位置しているとき、該操作部の内
側にシールド係止部が位置していないので、該操作部を
押しても、シールド係止部は動かず、したがって、シー
ルドが外れることはない。
【0009】そして、前記シールドの係止部が二又状と
されかつ、その対向内側に係止凹部が形成され、他方前
記取付部材のシールド係止部の入側が傾斜面とされてい
る場合は、シールドの係止部の進入によって、シールド
係止部が押し下げられ、前記係止凹部と合致したところ
でシールド係止部がその弾性により上昇して、自動的に
両者が係止状態となり、ワンタッチで係着できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図面において、1はヘルメット本体、2はシール
ド、3は耳カバーである。ヘルメット本体1には、その
左右両側に位置して左右対称的にシールド取付軸部4が
突設されると共に、取付部材5の嵌装凹部6が形成され
ており、該凹部6の上側には、前記軸部4の軸心と同心
状で円弧状の取付部材抜け止め用スリット7が取付部材
5の回動を拘束しない範囲に設けられ、下側には節度機
構部材取付開口8が設けられている。
【0011】前記シールド取付軸部4は、中空で外側端
が縮径されて耳カバー係止部9が形成されると共に、耳
カバー係止突起挿通用の長方形嵌合孔部10が形成され
ており、前記耳カバー3の係止突起11を有する係止軸
部12が着脱可能に嵌入装着されるようになっている。
そして、ヘルメット本体1の前記凹部6の下方には耳カ
バー固定穴13が設けられている。
【0012】前記耳カバー3は可撓性を有し、その裏面
には前記固定穴13に対応して固定ピン14が突設され
(図9参照)、前記係止軸部12の後方斜め下に、後述
のヘルメット本体1の前記嵌装凹部5に設けた凹陥部1
5に対応してシールド係止部係脱操作部16が形成され
ている。該係脱操作部16は、図6〜図8に示すよう
に、後方側が残るように略U字状のスリット17を設け
ると共に、後方側に裏面から浅い凹溝18を設けて、該
溝18を基点として表裏方向に撓むよう弾性が付与され
ている。
【0013】また、前記耳カバー3の前記係脱操作部1
6の裏側には、スリット17側端縁に傾斜面19が設け
られ、該係脱操作部16が円滑に作動するようにしてあ
り、係止軸部12側端に突条20を設けて、操作時に後
述のシールド係止部29に確実に接当するようにしてあ
る。さらに、耳カバー3の前側端縁部は、ヘルメット本
体1との間にシールド2の回動範囲だけシールド2を回
動可能にする隙間が形成されるようにぬすみ3Aが設け
られている。
【0014】前記シールド2は、図5に示すように、そ
の両端部が縮幅されて二又状の係止部21,21が形成
され、該係止部21の両端対向内側面に係止凹部22,
22が対称位置に設けられ、両係止部21間にヘルメッ
ト本体1のシールド取付軸部4が嵌脱自在に嵌入しうる
ようになっている。前記ヘルメット本体1の下部に形成
された前記開口8には、上面(シールド取付軸部4側)
に波状凹凸面23を有する節度機構部材24が嵌着され
ている。そして、前記開口8の上側後方に、前述の凹陥
部15が前記嵌着凹部6よりもさらに深く形成され、前
記シールド係脱操作部16に十分な係脱動作ストローク
を与えうるようにしてある。
【0015】また、ヘルメット本体1の前記抜け止め用
スリット7の後端上側には、切欠部25を設けて、前記
取付部材5の組み込みを容易に行ないうるようにしてあ
る。前記取付部材5は、略回転盤状で中央にシールド取
付軸部4への嵌着用軸孔26を有し、図1に示すよう
に、表側にはシールド2の正面位置において、軸孔26
を中心として上下に側面視転倒L形のシールド位置決め
兼用回動操作部27,27が突設され、下側に突起状の
節度機構突部28が形成され、シールド取付軸部4の後
方に位置しかつ、前記操作部27間の中間に位置してシ
ールド係止部29が形成されている。
【0016】該シールド係止部29は、取付部材5と一
体成形されているが、図1、図3に示すように、上下方
向に延びる係止片30が可撓性(弾性)を付与した3本
の連結杆31により接続され、係止片30の後方中央に
押動操作片32が突設されてなり、前記係止片30の上
下方向長さは、前記シールド2の係止凹部22底間間隔
よりも若干狭くされると共に、係止片30の前後方向幅
は前記係止凹部22の幅より若干狭くされて、係止片3
0の両端が両係止凹部22に嵌合するようになってお
り、さらに係止片30の表側は、シールド2の入側(軸
孔26側)が低い傾斜面30Aとされている。
【0017】しかし、図1に示すシールド2の正面位置
では、シールド係止部29の裏面と嵌装凹部6表面との
間には、取付部材5を回動させるだけの隙間しか設けて
いないため、シールド係止部29は動かず、したがっ
て、シールド2の着脱操作を行なうことができず、装着
されたシールド2が、不用意に或いは自然に離脱するこ
とはない。
【0018】そして、取付部材5の回動範囲即ちシール
ド2の上下回動(開閉)範囲は、前記節度機構部材24
の波状凹凸面23の両端部により規制され、図1がシー
ルド下限即ち正面位置、図10がシールド上限即ち全開
位置を示している。図10に示すように、シールド2の
全開位置において、取付部材5のシールド係止部29
が、ヘルメット本体1の前記凹陥部15に合致すると共
に、耳カバー3の前記係脱操作部16に合致し、該係脱
操作部16を押動することにより、係止片30がシール
ド2の係止凹部22から外れ、シールド2を抜き出すこ
とができる。
【0019】なお、前記取付部材5の上部には、前記ス
リット7に対応しかつ外周裏面に係止する抜止め用のス
トッパー33が突設され、該ストッパー33は、前記切
欠部25から嵌入できるようになっているが、簡単に抜
き出せないようにしてあり、特に、図1に示すシールド
2の正面位置では、取付部材5が絶対に抜け出さないよ
うになっている。
【0020】次に、上記実施例において、シールド2の
着脱操作について説明する。まず、シールド2を装着す
る場合、ヘルメット本体1に対して取付部材5を、図1
0に示すように矢印イで示す方向に停止するまで回動さ
せ、シールド取付軸部4の孔部10に耳カバー3の係止
軸部12を挿入し、左又は右に回動させて、その固定ピ
ン14をヘルメット本体1の耳カバー固定穴13に挿入
し固定する。
【0021】次いで、シールド2の左右両端係止部21
を、ヘルメット本体1と耳カバー3の間から、シールド
取付軸部4を上下から挟むように、前記取付部材5のシ
ールド位置決め兼用回動操作部27を案内として挿入す
る。このとき、シールド2の係止部21が、シールド係
止部29の係止片30上傾斜面30Aを押し下げて進入
し、係止凹部22と係止片30両端部が合致したところ
で、係止片30がその弾性により上昇して、係止凹部2
2に嵌入係合し、自動的に係止状態となる。
【0022】そこで、シールド2を図1に矢印ロで示す
方向に回動させることにより、シールド2が取付部材5
の前記回動操作部27を矢印ロ方向に押して、節度機構
部材24の抵抗に抗して取付部材5を回動させ、図1に
示すシールド1の正面状態とすることができる。図1に
示す状態では、前述のとおり、耳カバー3のシールド係
脱操作部16の裏側には、取付部材5のシールド係止部
29が位置しておらず、したがって、前記操作部16を
押しても、シールド2が取付部材5のシールド係止部2
9から外れることはない。
【0023】そして、シールド2を開ける場合は、シー
ルド2を手で押し上げ、節度機構により開度を加減すれ
ばよく、従来と同様に使用できる。そこで、シールド2
を交換する場合は、シールド2を手で押し上げ、取付部
材5を図1に矢印イで示す方向に回動させ、上昇限(全
開位置)に達して図10に示す状態になると、耳カバー
3のシールド係脱操作部16を、ヘルメット本体1側に
押すと、シールド係止部29が凹間部15に嵌入すると
同時に係止片30の両端がシールド2の係止凹部22か
ら外れるので、前記操作部16を押したままの状態で、
シールド2を斜め上方に引っ張ることにより、簡単に取
外すことができる。
【0024】また、シールド2を装着する場合は、シー
ルド2の両端係止部21を、前述のようにヘルメット本
体1と耳カバー3の間に挿入することにより、ワンタッ
チで係止させることができる。上記実施例によれば、シ
ールド2を全開位置において簡単かつ迅速に交換でき、
しかも、耳カバー3に係脱操作部16を備えているの
で、耳カバー3を取外すことなく、ワンタッチでシール
ド2の着脱を行なうことができ、さらに、シールド2の
正面位置では、シールド2が外れることがなく、不用意
に前記操作部16を押しても作動しないので至極安全で
ある。
【0025】また、シールド係止部29の係止片30上
面を傾斜面30Aとしているので、シールド2の装着時
にはシールド2の係止部21を挿入するだけで、自動的
に係止させることができる。本発明は、上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、耳カバー3にはシール
ド係脱操作部を設けることなく、シールド交換は耳カバ
ーを取外して操作するようにでき、ヘルメット本体1の
凹陥部15を設けなくても、シールド係止部29に係脱
ストロークを与える構成であればよく、さらには、シー
ルド係止部29を上下方向に撓ませてシールド2の係止
凹部22に係止させる構造等とすることができ、適宜設
計変更可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、上述のように、ヘルメット本
体の左右両側に、シールドの左右両端部を、取付部材を
介して上下方向に所定角度だけ回動可能に装着してなる
ヘルメットのシールド取付装置において、前記シールド
の左右両端部に係止部を設け、前記取付部材を前記シー
ルドの回動角度と同じ角度だけ回動可能とすると共に、
該取付部材にシールド位置決め兼用回動操作部及び前記
シールドの係止部を係脱自在とする弾性を有するシール
ド係止部を設け、該シールド係止部を操作して前記シー
ルドの係止部を係脱するようにしたことを特徴とするも
のであるから、シールドの交換を簡単にかつ短時間で行
なうことができる。
【0027】また、本発明は、前記ヘルメット本体の左
右両側外面に、シールドを上方に上げたときの前記取付
部材のシールド係止部に対応して凹陥部を形成し、該凹
陥部にシールド係止部を押込んでシールドの係止部から
外すようにしたことを特徴とするものであるから、シー
ルド係止部に十分な係脱ストロークを与え、係脱動作を
確実にすることができる。
【0028】そして、本発明は、前記ヘルメット本体の
左右両外面にシールド取付軸部を突設して取付部材を回
動可能に外嵌し、前記軸部の中央部に、耳カバーの係止
軸部を嵌脱自在とする嵌合孔部を設け、前記耳カバーに
は、ヘルメット本体両側外面に設けた凹陥部に対応し
て、弾性を有するシールド係脱操作部を設けたことを特
徴とするものであるから、耳カバーを取外すことなく、
シールドの交換をワンタッチで簡単に交換することがで
きる。
【0029】さらに、本発明は、前記シールドの係止部
が二又状とされ、その対向内側に係止凹部が形成されて
いることを特徴とするものであるから、取付部材のシー
ルド係止部との係脱が確実かつ強固であり、シールドが
安定する。また、本発明は、前記取付部材のシールド係
止部が、シールドの係止部の進入によって押し下げられ
るシールド入側が低い傾斜面を備えていることを特徴と
するものであるから、シールドの係止部を挿入するだけ
のワンタッチ操作で、自動的に係止させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部を示し、耳カバー及びシ
ールドを除去した状態の正面図である。
【図2】同実施例を採用したヘルメットの斜視図であ
る。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】同実施例におけるシールドの側面図である。
【図6】同実施例における耳カバーの正面図である。
【図7】同耳カバーの裏面図である。
【図8】図6のC−C線断面図である。
【図9】図6のD−D線断面図である。
【図10】同実施例の作動説明図である。
【符号の説明】
1 ヘルメット本体 2 シールド 3 耳カバー 4 シールド取付軸部 5 取付部材 6 嵌装凹部 10 嵌合孔部 12 係止軸部 15 凹陥部 16 シールド係脱操作部 21 係止部 22 係止凹部 27 シールド位置決め兼用回動操作部 29 シールド係止部 30 係止片 30A 傾斜面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘルメット本体の左右両側に、シールド
    の左右両端部を、取付部材を介して上下方向に所定角度
    だけ回動可能に装着してなるヘルメットのシールド取付
    装置において、 前記シールドの左右両端部に係止部を設け、前記取付部
    材を前記シールドの回動角度と同じ角度だけ回動可能と
    すると共に、該取付部材にシールド位置決め兼用回動操
    作部及び前記シールドの係止部を係脱自在とする弾性を
    有するシールド係止部を設け、該シールド係止部を操作
    して前記シールドの係止部を係脱するようにしたことを
    特徴とするヘルメットのシールド取付装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘルメット本体の左右両側外面に、
    シールドを上方に上げたときの前記取付部材のシールド
    係止部に対応して凹陥部を形成し、該凹陥部にシールド
    係止部を押込んでシールドの係止部から外すようにした
    ことを特徴とする請求項1のヘルメットのシールド取付
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘルメット本体の左右両外面にシー
    ルド取付軸部を突設して取付部材を回動可能に外嵌し、
    前記軸部の中央部に、耳カバーの係止軸部を嵌脱自在と
    する嵌合孔部を設け、前記耳カバーには、ヘルメット本
    体両側外面に設けた凹陥部に対応して、弾性を有するシ
    ールド係脱操作部を設けたことを特徴とする請求項2の
    ヘルメットのシールド取付装置。
  4. 【請求項4】 前記シールドの係止部が二又状とされ、
    その対向内側に係止凹部が形成されていることを特徴と
    する請求項1,2又は3のヘルメットのシールド取付装
    置。
  5. 【請求項5】 前記取付部材のシールド係止部が、シー
    ルドの係止部の進入によって押し下げられるシールド入
    側が低い傾斜面を備えていることを特徴とする請求項
    1,2,3又は4のヘルメットのシールド取付装置。
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