JPH0689483B2 - ヘルメットにおけるシールドの取付構造 - Google Patents

ヘルメットにおけるシールドの取付構造

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JPH0689483B2
JPH0689483B2 JP2156061A JP15606190A JPH0689483B2 JP H0689483 B2 JPH0689483 B2 JP H0689483B2 JP 2156061 A JP2156061 A JP 2156061A JP 15606190 A JP15606190 A JP 15606190A JP H0689483 B2 JPH0689483 B2 JP H0689483B2
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    • A42B3/04Parts, details or accessories of helmets
    • A42B3/18Face protection devices
    • A42B3/22Visors
    • A42B3/221Attaching visors to helmet shells, e.g. on motorcycle helmets
    • A42B3/222Attaching visors to helmet shells, e.g. on motorcycle helmets in an articulated manner, e.g. hinge devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
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    • A42B3/18Face protection devices
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はオートバイ、自動車等に乗車する時使用される
フルフェースタイプ、ジェットタイプの安全ヘルメット
に装備されるシールドの取付構造に関する。
(従来の技術) フルフェースタイプ、ジェットタイプの安全ヘルメット
に対する従来のシールド取付構造は、ヘルメット本体に
対して開度調節手段及びシールドがネジ止めされている
のが一般的である。即ち、シールドの左右側部と開度調
節(ラチェット機構)の部品がシールドに取付けカバー
を介して定着されている。
そのため、上述した従来構造にあっては、例えばツーリ
ングの途中、シールドの開閉(回動)具合が悪くなるな
どしてシールドの取付部分を分解した場合、止めネジを
外してシールド取付けカバーをヘルメット本体より外す
とシールドの節度開閉を行なうための各種部品がバラバ
ラに飛び出したり、部品が紛失するといった問題が生じ
る。
そこで、本件発明者は止めネジを使用することなくヘル
メット本体に対しシールドを係着保持できる取付構造を
特開昭63−309612号として提案している。
その構成は、ヘルメット本体の左右側面に、シールドの
回動中心となる支軸及び回動範囲を規制するストッパー
(ラチェット)機構を備えた基板を設け、且つその基板
にはシールド押えカバーを被着すると共に、そのシール
ド押えカバーはシールドを所定の位置(全開位置)に位
置させた時のみ基板との係止が解除されるようにしてあ
る。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の技術は、シールド押えカバーがネジ止め
されたタイプ、及び基板に対して凹凸部材の掛合によっ
て係着されたタイプの何れであっても、シールドの取付
け、取り外しに際しては必ずシールド押えカバーを外さ
なければならない。
従って、シールドの取付け、取外し(交換)に手数を要
すると共に、そのシールド押えカバーが止めネジで止め
られたタイプの場合は止めネジを紛失するといった問題
を有し、凹凸部材の係着にあっては頻繁な操作によって
該部材が破損するといったことも考えられるものであ
る。
本発明は上述した如き従来の技術の有する問題点に鑑み
なされたもので、その目的とする処は、シールド押えカ
バーをヘルメット本体又は基板に対して係着したままで
シールドの取付け、取外しが出来るシールド取付構造を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明が講じた技術的手段
は、所定の位置においてシールドに通常のシールド開閉
動作とは異なる動作による特定の力を加えた時、ヘルメ
ット本体の外表面から離反する方向の力が該シールドに
発生するよう、ヘルメット本体の左右側面に固着される
基板上に突出配備した支軸の当該部位に傾斜面を形成
し、且つシールド押えカバーはその上下部を基板又はヘ
ルメット本体に固定してシールドに上述した如き力が作
用した時、該シールド押えカバーの中央部分が外方に押
し広げられ、支軸頂点との間にシールドが通過し得る隙
間を形成自在とすると共に、ヘルメット本体外表面とシ
ールド押えカバーの前縁との間にシールドの左右両側に
形成した取付部を抜き差しし得る開口を設け、他方、シ
ールドの取付部には支軸に対して嵌脱する取付孔を設
け、そのシールドに通常の使用状態では発生し得ない特
別な動作を加えることによりシールド押えカバーを外方
に押し広げ、支軸頂点とシールド押えカバー内面との間
にシールドが通過し得る隙間を形成し、その隙間を介し
てシールドの取付部を基板に対し着脱自在としたことを
特徴とする。上記シールドが装備されるヘルメット本体
の形態としてはフルフェースタイプ、ジェットタイプの
何れでも良いものである。
又、シールドを支持する基板は合成樹脂材、金属材の何
れによって成型しても良く、合成樹脂材によって成型し
た場合はシールドの回動となる支軸のみならず、回動範
囲を規制するストッパー機構を一体的に設けても良く、
更にシールドの回動に節度を付与する節度手段を、シー
ルドの回動範囲を規制するストッパー機構に一体に組付
け形成しても良いものである。
更に、基板に形成される支軸と嵌合するシールド側の取
付孔は、周縁の一部が切欠されたC形、或いは完全に閉
鎖された円形の孔の何れでも良いものである。又、支軸
に形成する傾斜面は該シールドの取付部の差し込み方向
及び引き出し方向に対応させて形成する。更に又、シー
ルドの抜き差しし得る所定位置とは、開口上限位置、或
いは開閉範囲内の途中位置などである。
更に、基板に形成される支軸と嵌合するシールド側の取
付孔は、周縁の一部が切欠されたC形、或いは完全に閉
鎖された円形の孔の何れでもよい。
(作用) 上記手段によれば、ヘルメット本体の左右側面に固着さ
れた基板にシールド押えカバーが上下部で被着されてヘ
ルメット本体の外表面とシールド押えカバーの前縁との
間にシールドを抜き差しし得る開口が設けられているた
め、この開口よりシールドの取付部を差し込めば基板上
の支軸、ストッパー部材に形成された傾斜面によってシ
ールド押えカバー内へと案内され、シールド押えカバー
はシールドの取付部によって基板表面から離れる方向へ
押し上げられ、シールドの取付部における取付孔は支軸
に、ストッパー部はストッパー部材に夫々嵌合係着す
る。そして、その状態ではシールド押えカバーの弾性が
作用してセット状態に維持され、シールドの開閉が可能
となり、且つ通常の開閉運動の範囲内では支軸と取付
孔、ストッパー部材とストッパー部の係合によってシー
ルドが外れることはない。
又、取付けられたシールドを取り外す時はシールドを開
動上限位置まで回動し、その位置でシールドに通常の使
用状態では発生し得ない動作、即ちシールドの取付部を
ヘルメット本体の外表面から離れる方向へ持ち上げなが
ら開動上限位置を越える方向に動かすと、ストッパー部
が外れ、しかる後シールドを開口方向に引き抜けば傾斜
面に沿って案内され、基板の支軸より取付孔が外れて、
シールドの取付部は基板より完全に外れた状態となる。
(発明の効果) 本発明のシールド取付構造は以上詳述した如き構成とし
たものであるから、シールド押えカバーをヘルメット本
体又はヘルメット本体に固定の基板に固着したままの状
態でシールドの取付部の取付け、取外しを行なうことが
出来る。
しかも、セットされたシールドの取外しに際しては該シ
ールドに通常に使用状態では発生し得ない動作を開口上
限位置で加えて始めて取外せるため、使用状態でシール
ドが外れるといった惧れは全くない。
又、シールドの取付け(セット)は、取付部を基板とシ
ールド押えカバーの間に開口より差し込むだけで出来る
ため、操作性に富み非常に便利である。
更に、シールド押えカバーを着脱する必要がないため、
止めネジの紛失や、凹凸の掛止部材の折損を招く惧れも
なく、非常に有益である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第12図は取付孔の形態がC形である実施例を
示し、図中、1はヘルメット本体、2はヘルメット本体
1の左右外側面に固着された基板、3はシールド、4は
シールド押えカバーである。ヘルメット本体1は今日一
般的に周知となっているフルフェースタイプの形状のも
ので、そのヘルメット本体1の左右外側面に、シールド
3の支持を行なう基板2が止めネジ5,5′で固着されて
いる。
基板2はシールド3の回動中心となる支軸6と、シール
ド3の回動範囲を規制すると同時にその回動に節度を付
与する弾性係合片7及びシールド3の下側周縁に突設し
たストッパー部18が当接係合する弧状突条8を樹脂成形
によって一体に具備しており、支軸6の下方に弾性係合
片7、更に下方に弧状突条8が配置されている。
上記支軸6は正面円形に突設してその中央に止めネジ5
が挿通される通孔が開穿されると共に、その通孔の上側
には止めネジ5の頭部が嵌合する凹所が段付き状に形成
され、軸部の上部は直線的に切除されて、その直線面側
に掛止凹所9が切欠されており、その掛止凹所9にシー
ルド押えカバー4の掛合突部21が嵌入するようになって
いる。
弾性係合片7は円形リングの一部を切除して正面略C字
形に形成され、その閉鎖された外周面の一部が基板2に
連結されていると共に、開放された両側端には径方向外
側に向けて爪部7′が同一体に連設されている。
又、上記弾性係合片7には閉鎖された側から開放側及び
閉鎖部から外方に向けて案内突条10,10′が突設され、
それら案内突条10,10′の長手方向に沿った側部は基板
2表面に向けて傾斜した傾斜面11,11′が形成され、後
述するシールド3の差し込み、抜き取りがスムースに行
なわれるようになっている。
弧状突条8は基板2の下側周縁に沿って支軸6を中心と
する円弧条に形成され、その長手方向の途中にはシール
ド3のストッパー部18が衝合する段差部12が形成されて
いる。
尚、上記段差部12の位置はシールド3の閉動下限位置を
決定するものである。
又、基板2における弧状突条8より下方位置には止めネ
ジ5′用の通孔を開穿した張出部13が一体に形成され、
その張出部13の後方側部にはシールド押えカバー4に設
けられたロック片22が嵌脱する掛止孔14が形成されてい
る。
シールド3はヘルメット本体1の前面に開設された窓孔
15を開閉するもので、透明又は半透明、或いは有色透明
な合成樹脂板を用いてヘルメット本体1の弯曲形状に合
うように成形され、そのシールド3の左右両側部には支
軸6に嵌合する取付孔16と、弾性係合片7が嵌合してシ
ールド3の回動範囲を決定する円弧状案内孔17、及び外
周縁にストッパー部18を設けた取付部3′が形成されて
いる。
上記取付孔16は支軸6の外径より稍々大径な円形孔の周
縁の一部を切除して略C字形に形成されている。
上記円弧状案内孔17はシールド3の回動範囲を決定する
もので、支軸6に嵌合する取付孔16を中心として円弧状
に形成され、シールド3を閉鎖した時弾性係合片7と係
合する一側部には弾性係合片7の爪部7′が嵌合係合す
る嵌合部19が形成されている。
又、円弧状案内孔17の孔幅は外力が作用しない状態にお
ける弾性係合片7の外径より稍々幅狭くし、その孔縁の
途中に窪み20が形成されており、それによってシールド
3が回動されて円弧状案内孔17の途中の窪み20が弾性係
合片7の位置に位置すると内方に圧縮されていた弾性係
合片7が無負荷時の形状に拡開して窪み20に嵌入し、シ
ールド3は所定の開動位置に係止保持される。
シールド3の取付部3′を被うシールド押えカバー4は
合成樹脂材で形成され、取付部3′と対抗する内側面上
部には掛合突部21が一体に突出形成され、内側面下部に
はロック片22が外側より操作自在に取付けられている。
上記掛合突部21は基板2の支軸における上側に切欠され
た掛止凹所9に嵌入係合するもので、カバー本体の裏側
に形に突出形成されている。
ロック片22は矩形状の平板にして掛止孔14に嵌脱する先
部上面は傾斜面に切欠形成され、他側(後部)には該ロ
ック片22を常時掛止孔14に嵌入する方向に弾発付勢する
バネ作用片23が矢印形に突出形成されており、そうした
ロック片22がシールド押えカバー4の裏面に形成した案
内片24内に嵌合されると共に、バネ作用片23は後方に至
るに従って幅狭くなるように形成した案内片24内に嵌合
され、バネ作用片23が案内片24内に幅狭方向に移動する
ことにより、該バネ作用片23が内方に押圧されて弾発力
が蓄積され、後方への移動力が解除されるとロック片22
は蓄積された弾発力で掛止孔14に嵌合する方向に移動さ
れ、自動的に係合する。
又、上記ロック片22にはシールド押えカバー4の外側に
位置させて操作板25を固着し、ロック片22を掛止孔14よ
り外す操作をシールド押えカバー4の外部より操作し得
るようにしてある。
更に、上述したシールド押えカバー4の内側面の適所に
はシールド3の取付部3′を基板2側へ押し付ける突起
26,26′が設けられている。
図中、27はシールド3の取付部3′を挿入するに際し、
所定位置へ案内するためのガイドで、基板2の外表面に
突設した弧状突条8の前方外側に位置してシールド押え
カバー4の内側面に設けられている。
次に、上述したシールドの取付構造におけるシールドの
着脱操作について説明すると、先ずヘルメット本体1に
固着した左右の基板2にシールド押えカバー4を、掛止
凹所9と掛合突部21、及び掛止孔14とロック片22の係合
による上下2ケ所で固定し、ヘルメット本体1の外表面
とシールド押えカバー4の前側縁とで開口28を区画形成
する。
そして、上記開口28よりシールド3の取付部3′を差し
込んでいくと、その取付部3′はシールド押えカバー4
の内側面に突設されたガイド27によって弧状突条8の内
方へと案内される。この動作は、取付部3′の上部、即
ち取付孔16の孔縁部が支軸6の外周面に衝合するため取
付部3′はガイド27と当接する方向にガイドされる。
(第4図参照) 更に、シールド3の取付部3′を差し込んでいくと、取
付孔16の孔縁部は支軸6の上に、円弧状案内孔17は弾性
係合片7の上に乗り上げ、取付部3′の差し込みに伴な
いシールド押えカバー4は該カバー4の内側面に突設さ
れている突起26,26′の働きも手伝ってZ方向に押し上
げられ、取付部3′は奥へと侵入する。(第5図参照) そして、取付部3′が基板2とシールド押えカバー4と
の間を奥えと侵入し、取付孔16が支軸6に、円弧状案内
孔17の後側部が弾性係合片7に、ストッパー部18が弧状
突条8の前側始端部に位置した時、シールド押えカバー
4の弾発力で基板2に嵌合セットされ、“カチッ”とい
うセット完了を示す音が発せられる。(第6図参照) 以上の操作によりシールド3の取付部3′の取付けが完
了し、シールド3は支軸6を中心として上下方向に回動
可能となり、ヘルメット本体1の窓孔15の開閉を行なう
ことが出来る。そして、上述のシールドの上下運動で
は、支軸6と取付孔16、弾性係合片7と円弧状案内孔17
及びストッパー部18と弧状突条8との係合によりシール
ド3の取付部3′が基板2より外れることはない。(第
7図参照) 次に、ヘルメット本体1に取付けられたシールド3を外
す場合は、先づシールドを開動の上限位置まで回動す
る。(第8図参照) しかる後、シールド3の取付部3′を基板2外表面から
離れる方向(Z方向)に持ち上げながらシールド3を上
限位置を越える方向に動かしてストッパー部18を弧状突
条8より外す。(第9図参照) ストッパー部18が弧状突条8から外れたなら、シールド
3を矢印方向に引き抜くと取付孔16の孔縁は支軸6より
外れて上面に乗り上げ、円弧状案内孔17の後側孔縁は案
内突条10の傾斜面11に案内されて弾性係合片7の上面に
乗り上げる。(第10図参照) 以上の如き状態になった後、シールド3を開口28側に引
き抜くと取付部3′は基板2とシールド押えカバー4と
の間から完全に引き抜かれる。(第11図参照) 第13図乃至第21図はシールドの取付部における取付孔が
完全に閉鎖された孔で、且つシールド押えカバーの上側
の固定位置が支軸より離れた位置とした他の実施例であ
る。
即ち、シールド29の取付部29′における取付孔30は円形
の孔とし、周囲に切欠は全くなく、円弧状案内孔31及び
ストッパー部32は前示実施例と同様の構成とする。
一方、ヘルメット本体1に固定される基板33には支軸34
と弾性係合片35が前示実施例と同様に設けられ、その外
側に上方と前方を除いて突条36が設けられており、その
突条36における下側は前示実施例と同様に支軸34を中心
とした円弧状に形成され、且つ途中にストッパー部32が
衝合する段差部37が形成されている。
又、上記突条36の上部側面には掛止凹所38が形成され、
後述するシールド押えカバー41の掛合突部42が嵌入係合
するようにしてある。尚、シールド押えカバーの下部を
固定する手段は前示実施例と同様、基板33の下部に設け
た張出部39に切欠した掛止孔40と、シールド押えカバー
41に取付けたロック片43との係合によって行なう。
更に、シールド押えカバー41の上部内側面には前述した
突条36の上側側端と合致させてガイド44が突設され、シ
ールド29の取付部29′を差し込む時の案内となるように
する。従って、基板33上の突条36の両側端間がシールド
押えカバー41とで形成される開口45となる。
以上の構成により、シールド29の取付部29′をセットす
る時は、開口45よりシールド押えカバー41の内側に取付
部29′を挿入し、且つ該シールド押えカバー41の内側面
に形成されたガイド44に沿って挿入する。(第13図及び
第14図参照) そして、更に挿入を続けると、取付部29′は基板33上の
支軸34、弾性係合片35の上面に乗り上げ、シールド押え
カバー41の内側面に突設された突起を介して該カバーの
中央部分をZ方向に押し上げて取付部29′は奥へと侵入
していく。(第15図参照) そして、取付孔30が支軸34に、円弧状案内孔31の後側部
が弾性係合片35に、ストッパー部32が突条36の下側始端
部に位置した時、シールド押えカバー41の弾発力で夫々
が嵌合セットされ、“カチッ”というセット完了を示す
音が発せられる。(第16図参照) 以上の操作により、シールド29の取付部29′の取付けが
完了し、シールド29は支軸34を中心として上下方向に回
動可能となり、ヘルメット本体1の窓孔15の開閉を行な
うことが出来る。そして、上述のシールドの上下運動で
は、支軸34と取付孔30、弾性係合片35と円弧状案内孔31
及びストッパー部32と突条36との係合によりシールド29
の取付部29′が基板33より外れることはない。(第17図
参照) 又、セットされたシールド29を外す時は前示実施例と同
様、シールド29を上限位置まで回動した後、取付部29′
を基板33の外表面から離れる方向(Z方向)に持ち上げ
ながらシールド29を上限位置を越える方向に動かし、且
つ開口45より引き抜く方向に引っ張ることで取付部29′
は基板33より外れて完全に抜き取られる。(第18図乃至
第21図参照) 尚、上述の実施例にあっては、支軸34の上側周縁と下側
周縁に夫々傾斜面46,46′を形成し、シールド29の取付
部29′の差し込み、抜け動作がスムースに行なわれるよ
うにしてある。
以上の説明より明らかなように、シールドの取付け、取
り外しはシールド押えカバーをヘルメット本体に固着し
た基板に係着したままの状態で行なうことが出来、その
操作は非常に便利でなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はヘルメット本体
にシールドが取付けられた状態の側面図、第2図は分解
斜視図、第3図はシールドの取付部と基板、及びシール
ド押えカバー部分を示す拡大斜視図、第4図乃至第7図
はシールドの取付順序を示す一部切欠斜視図、第8図乃
至第11図はシールドを基板より外す順序を示す一部切欠
斜視図、第12図はシールドの取付状態に於ける縦断側面
図、第13図乃至第21図は他の実施例を示し、第13図乃至
第17図はシールドの取付順序を示す一部切欠斜視図、第
18図乃至第21図はシールドを基板より外す順序を示す一
部切欠斜視図である。 図中、1:ヘルメット本体、2,33:基板 3,29:シールド、3′,29′:取付部 4,41:シールド押えカバー 6,34:支軸、 7,35:弾性係合片、8,36:突条 16,30:取付孔 18,32:ストッパー部、28,45:開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘルメット本体の左右側面に、シールドの
    回動中心となる支軸を備えた基板が設けられ、その支軸
    を中心として回動することにより開閉するシールドを、
    支軸の軸方向外側に設置した弾性を有するシールド押え
    カバーで脱落防止を計るシールド取付構造において、所
    定の位置においてシールドに通常のシールド開閉動作と
    は異なる動作による特定の力を加えた時、ヘルメット本
    体の外表面から離反する方向の力が該シールドに発生す
    るよう、前記基板上に突出配備した支軸の当該部位に傾
    斜面を形成し、且つシールド押えカバーはその上下部を
    基板又はヘルメット本体に固定してシールドに上述した
    如き力が作用した時、該シールド押えカバーの中央部分
    が外方に押し広げられ、支軸頂点との間にシールドが通
    過し得る隙間を形成自在とすると共に、ヘルメット本体
    外表面とシールド押えカバーの前縁との間にシールドの
    左右両側に形成した取付部を抜き差しし得る開口を設
    け、他方、シールドの取付部には支軸に対して嵌脱する
    取付孔を設け、そのシールドに通常の使用状態では発生
    し得ない特別な動作を加えることによりシールド押えカ
    バーを外方に押し広げ、支軸頂点とシールド押えカバー
    内面との間にシールドが通過し得る隙間を形成し、その
    隙間を介してシールドの取付部を基板に対し着脱自在と
    したことを特徴とするシールドの取付構造。
JP2156061A 1990-06-14 1990-06-14 ヘルメットにおけるシールドの取付構造 Expired - Fee Related JPH0689483B2 (ja)

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