JPH0657510A - ヘルメットにおけるシールドの取付構造 - Google Patents

ヘルメットにおけるシールドの取付構造

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JPH0657510A
JPH0657510A JP23275892A JP23275892A JPH0657510A JP H0657510 A JPH0657510 A JP H0657510A JP 23275892 A JP23275892 A JP 23275892A JP 23275892 A JP23275892 A JP 23275892A JP H0657510 A JPH0657510 A JP H0657510A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘルメットにおいて、ヘルメット本体側に対
するシールドの着脱作業が容易にできるようにする。 【構成】 ヘルメット本体2の左右各外側面に、基板9
を取り付けると共に、この基板9に回動アーム17を上
下回動自在に枢支する。上記基板9と回動アーム17と
を外側方から覆う弾性変形可能なカバー板19を設け
る。上記シールド6の下凸部33と回動アーム17とを
嵌脱可能とする。上記シールド6が上記開口5を閉じる
よう下方回動したとき、上記基板9が上記シールド6の
下凸部33に当接して、上記嵌合の解除を阻止する。一
方、同上シールド6が上記開口5を開けるよう上方回動
したとき、上記カバー板19が同上シールド6の下凸部
33に弾性的に当接して、上記嵌合の解除を阻止するよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車や自動車
の乗員等がその頭部に装着するヘルメットに関し、より
詳しくは、ヘルメット本体の前部開口を開閉するシール
ドを、同上ヘルメット本体に取り付けるための構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記ヘルメットにおけるシールドの取付
構造には、従来、実開平2‐118723号公報で示さ
れるものがある。これによれば、ヘルメット本体の前面
開口を開閉するシールドが設けられる。同上ヘルメット
本体の左右各外側面に、基板が取り付けられると共に、
この基板に回動アームが上下回動自在に枢支されてい
る。また、上記基板と回動アームとを外側方から覆う弾
性変形可能なカバー板が設けられている。そして、上記
シールドの側端部と回動アームとが嵌脱可能とされ、こ
の嵌合で、上記シールドが上記回動アームと共に回動す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成におい
て、シールドの保守、点検や交換時に、このシールドを
回動アームに対し着脱させようとすると、これに先立っ
て、まず、カバー板を取り外すことが必要である。しか
し、このようにシールドの着脱毎にカバー板を取り外す
という作業は、上記シールドの着脱作業を煩雑にさせる
ものであって、好ましくない。
【0004】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、ヘルメット本体側に対するシールド
の着脱作業が容易にできるようにするヘルメットの提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、ヘルメット本体の左
右各外側面に、基板を取り付けると共に、この基板に回
動アームを上下回動自在に枢支し、上記基板と回動アー
ムとを外側方から覆う弾性変形可能なカバー板を設け、
上記シールドの側端部と回動アームとを嵌脱可能とした
場合において、上記シールドが上記開口を閉じるよう下
方回動したとき、上記基板が上記シールドの側端部に当
接して、上記嵌合の解除を阻止し、一方、同上シールド
が上記開口を開けるよう上方回動したとき、上記カバー
板が同上シールドの側端部に弾性的に当接して、上記嵌
合の解除を阻止するようにした点にある。
【0006】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。な
お、下記した括弧内の用語は、特許請求の範囲の用語に
対応するものである。ヘルメット本体2の左右各外側面
に、基板9を取り付けると共に、この基板9に回動アー
ム17を上下回動自在に枢支し、上記基板9と回動アー
ム17とを外側方から覆う弾性変形可能なカバー板19
を設け、上記シールド6の下凸部(側端部)33と回動
アーム17とを嵌脱可能とした場合において、上記シー
ルド6が上記開口5を閉じるよう下方回動したとき、上
記基板9が上記シールド6の下凸部(側端部)33に当
接して、上記嵌合の解除を阻止し、一方、同上シールド
6が上記開口5を開けるよう上方回動したとき、上記カ
バー板19が同上シールド6の下凸部(側端部)33に
弾性的に当接して、上記嵌合の解除を阻止するようにし
てある。
【0007】このため、高速走行時など、ヘルメット1
の使用時に、上記開口5を閉じるようシールド6を下方
回動させると(図2中実線、および図3)、上記基板9
がシールド6の下凸部(側端部)33に当接して(図
5)、上記回動アーム17へのシールド6の下凸部(側
端部)33の嵌合状態が確実に保たれ、よって、上記シ
ールド6はヘルメット本体2側に対し強固に支持され
る。
【0008】一方、低速走行時や、ヘルメット1の不使
用時に、上記開口5を開けるようシールド6を上方回動
させると(図1、および図2中二点鎖線)、上記カバー
板19が同上シールド6の下凸部(側端部)33に弾性
的に当接して(図6)、上記回動アーム17へのシール
ド6の下凸部(側端部)33の嵌合状態が保たれる。よ
って、上記ヘルメット本体2側に対するシールド6の支
持が保たれ、このシールド6がヘルメット本体2側から
不意に外れることが防止される。
【0009】上記シールド6をヘルメット本体2側から
取り外そうとするときには、まず、上記したようにシー
ルド6を上方回動させ(図1、および図2中二点鎖
線)、次に、上記カバー板19の弾性力に抗して、この
カバー板19に上記下凸部(側端部)33を押圧させて
外側方に弾性的に撓ませ(図6中二点鎖線)、この際、
回動アーム17に対するシールド6の下凸部(側端部)
33の嵌合を解除させればよい(図2中一点鎖線、およ
び図7)。また、上記とは逆に、上記ヘルメット本体2
側にシールド6を取り付けようとするときには、上記し
た手順と逆の手順によればよい。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。図中符号1はヘルメットで、説明の便宜上、図中矢
印Frの方向を前方として以下説明する。また、各図は
ヘルメット1の左側部分につき示しており、これと右側
部分とは対称的な構成となっているため、左側部分につ
いて説明し、右側部分については説明を省略する。図2
において、上記ヘルメット1はフルフェイスタイプのも
ので、このヘルメット1は、ヘルメット本体2を有し、
このヘルメット本体2はFRP製の外殻3と、この外殻
3の内面に取り付けられる発泡樹脂製の内殻4とで構成
されている。上記ヘルメット本体2はその前面に、装着
者の顔に対応する開口5を有し、この開口5を開閉する
透明樹脂製のシールド6が設けられている。7はベルト
である。
【0011】図2から図5において、上記ヘルメット本
体2の外側面に樹脂製の基板9が取り付けられている。
この基板9は上記ヘルメット本体2の左側面から少し外
側方に離れて位置する基板本体10と、この基板本体1
0からヘルメット本体2側に向って突出しこのヘルメッ
ト本体2の外側面に接する上ボス11と下ボス12とで
構成され、上記上ボス11は側面視で円形をなしてい
る。
【0012】上記上ボス11と下ボス12にそれぞれボ
ルト13が貫設され、これらボルト13がシールド6に
埋設されたナット14にねじ付けられている。これによ
り、上記したように基板9がヘルメット本体2に着脱自
在に取り付けられている。上記ヘルメット本体2の左外
側面と基板本体10との間の空間16に位置して、上記
上ボス11に外嵌される樹脂製の回動アーム17が設け
られている。この回動アーム17は上記上ボス11の軸
心回りに回動自在に枢支され、この回動の際、回動アー
ム17はヘルメット本体2の外側面と基板本体10とに
がたつきなく摺接する。
【0013】上記基板9と回動アーム17とをヘルメッ
ト本体2の左側外方から覆う弾性変形可能な樹脂製のカ
バー板19が設けられ、このカバー板19は上記基板9
に着脱自在に取り付けられる。上記カバー板19の取り
付けは、次のようにしてなされている。即ち、上記基板
本体10の後縁に上記上ボス11と同心のガイド長孔2
0が形成されている。また、同上基板本体10の上、下
縁にはそれぞれ係止片21が形成されている。更に、同
上基板本体10の上縁には係止凹部22が形成されてい
る。
【0014】一方、上記カバー板19の内面には、ヘル
メット本体2の左側外方位置から上記ガイド長孔20に
嵌脱可能なガイド突起24が形成されている。また、上
記カバー板19の内面を基板本体10の外面に押し当て
た状態で、ほぼ上ボス11の軸心を中心として上記カバ
ー板19を回動させたとき、上記係止片21,21に係
脱可能な上下一対の係止フック25,25が同上カバー
板19の内面に突設されている。更に、上記係止片2
1,21に上記係止フック25,25が係合したとき、
上記係止凹部22に係脱自在に係合する係止突起26が
同上カバー板19の内面に形成されている。
【0015】そして、上記基板本体10にカバー板19
を取り付ける場合には、まず、図3中一点鎖線で示すよ
うに、カバー板19を基板本体10の外面側に接近させ
て、ガイド突起24をガイド長孔20に嵌入させる。次
に、同上カバー板19の内面を基板本体10の外面に押
し当てる。そして、このカバー板19を同上一点鎖線で
示す姿勢から、ほぼ上ボス11の軸心回りに図3中矢印
Aで示す方向に回転させる。すると、この回転は、ガイ
ド突起24がガイド長孔20を摺動することによって、
所定状態に規制され、これにより、各係止フック25,
25が各係止片21,21に弾性的に係合すると共に、
係止突起26が係止凹部22に弾性的に係合する。そし
て、これによって、図1中二点鎖線、図2中実線、図3
中二点鎖線、図4、図5、図6中実線、図7中二点鎖線
でそれぞれ示すように上記カバー板19が基板本体10
に取り付けられる。上記カバー板19を取り外すには、
上記と逆の手順によればよい。
【0016】図2、図3、および図5において、上記回
動アーム17の前部には、その外側面に上凹部28と下
凹部29が形成されている。これら上凹部28と下凹部
29はいずれも外側方と前方とに向って開放され、か
つ、側面視で、後方に向うテーパ形状とされている。ま
た、これら上凹部28と下凹部29の形成により、これ
らの間に係止凸部30が生じており、この係止凸部30
は前方に向うに従い上下幅寸法が大きくなっている。更
に、上記下凹部29の外側面には、側面視で長円形状の
嵌合突起31が形成され、この嵌合突起31の断面は偏
平な台形状をなしている。
【0017】一方、前記シールド6の側部は後方に向っ
て折れ曲がり、その側端部は後方に向って二又状に突出
し、上凸部32と下凸部33とで構成されている。これ
ら上凸部32と下凸部33とは、いずれも側面視で後方
に向うテーパ形状とされ、上記上凹部28と下凹部29
にその前方から嵌脱可能とされている。また、上記上凸
部32と下凸部33との間には係止凹部27が形成され
ている。この係止凹部27は前方に向うに従い上下幅寸
法が大きくなっており、この係止凹部27は上記係止凸
部30にその前方から嵌脱自在とされている。
【0018】更に、上記下凸部33には左右に貫通する
長円形状の嵌合孔34が形成され、この嵌合孔34は上
記嵌合突起31にその外側方から嵌脱可能とされてい
る。そして、上記回動アーム17の前方から上記シール
ド6を後方移動させて、上記上凸部32と下凸部33と
を上記上凹部28と下凹部29とに嵌合させると、これ
と同時に、上記係止凹部27がこれの弾性変形を伴って
上記係止凸部30に嵌合すると共に、上記嵌合孔34が
嵌合突起31に嵌合し、この際、上記上凸部32と下凸
部33は上記係止凸部30を弾性的に挟み付けて、シー
ルド6が回動アーム17に固定される。つまり、シール
ド6は上記回動アーム17と共にがたつきなく回動可能
となる。
【0019】図3において、上記シールド6を上下所定
の回動位置で節度的に停止させる停止機構35が設けら
れている。この停止機構35について説明すると、上記
回動アーム17の後縁に上係止アーム36と下係止アー
ム37が突設され、これら上係止アーム36と下係止ア
ーム37は上ボス11の周方向で互いに突き合わせ状に
突出している。
【0020】一方、上記基板本体10の内面には、同上
上ボス11の周方向に沿って複数の係止溝38が形成さ
れている。そして、上記係止溝38のいずれかに上記上
係止アーム36と下係止アーム37の各突出端が嵌脱自
在に弾性的に嵌入することにより、上記シールド6と回
動アーム17とが所定回動位置に、節度的にがたつきな
く停止させられるようになっている。また、上記基板本
体10の内面には下ストッパ40と上ストッパ41が突
設されている。
【0021】そして、同上図3で示すように、シールド
6が下方回動して前記開口5を全閉にしたときには、上
記下ストッパ40に下係止アーム37の基部が当接し
て、それ以上の下方回動が阻止される。そして、この状
態においても、前記停止機構35によってシールド6が
停止させられる。また、上記の場合、下係止アーム37
の基部は下ストッパ40に対しわずかの弾性変形を伴い
ながら節度的に係止されるようになっており、これによ
っても、シールド6は上記した下方回動姿勢に弾性的に
停止させられる。
【0022】また、上記とは逆に、図1と図2中二点鎖
線とで示すように、シールド6が上方回動して上記開口
5を全開にしたとき、上記上ストッパ41に上係止アー
ム36の基部が当接して、それ以上の上方回動が阻止さ
れる。そして、この状態においても、前記停止機構35
によってシールド6がその位置に停止させられる。ま
た、上記の場合、上係止アーム36の基部は上ストッパ
41に対しわずかの弾性変形を伴いながら節度的に係止
されるようになっており、これによっても、シールド6
は上記した上方回動姿勢に弾性的に停止させられる。
【0023】図2、図3、および図5において、上記シ
ールド6が上下回動途中で、このシールド6により前記
開口5がその一部でも閉じられている間は、上記基板本
体10がシールド6の上凸部32、下凸部33の外面に
当接して、前記係止凸部30から係止凹部27が外側方
に離脱しようとすることを確実に阻止すると共に、前記
嵌合突起31から嵌合孔34が外側方に離脱しようとす
ることも確実に阻止する。よって、上記シールド6は回
動アーム17を介しヘルメット本体2側に対して強固に
支持される。
【0024】図1、図2中二点鎖線、および図6におい
て、上記シールド6が上方回動して、上記開口5が全開
とされたとき、上記下凸部33は、上記基板本体10に
形成された切り欠き42に合致し、この切り欠き42を
通し外側方に移動可能となっている。なお、この際、上
記基板本体10が上凸部32の外面に当接して、係止凸
部30が係止凹部27から外側方に離脱しようとするこ
とを阻止している。また、図6中実線で示すように、前
記カバー板19の前部が上記シールド6の下凸部33に
弾性的に当接して、上記嵌合突起31から嵌合孔34が
離脱しようとすることを阻止している。よって、上記回
動アーム17に対するシールド6の支持が保たれ、この
シールド6が回動アーム17から不意に外れることは防
止される。
【0025】上記シールド6を回動アーム17から取り
外そうとするときには、まず、上記したように開口5を
全開にさせるまで、シールド6を上方回動させる(図
1、および図2中二点鎖線)。次に、カバー板19の弾
性力に抗するように、このカバー板19の内面に上記シ
ールド6の下凸部33を押接させて、この下凸部33を
外側方に移動させる。すると、図6中二点鎖線で示すよ
うに、カバー板19が外側方に弾性的に撓んで、シール
ド6の嵌合突起31に対する上記下凸部33の嵌合孔3
4の嵌合が解除される。
【0026】そこで、図2中一点鎖線と、図7とで示す
ように、シールド6を前方に移動させれば、係止凸部3
0から係止凹部27が弾性的に拡開しながら前方に離脱
し、これと同時に、上凹部28、下凹部29から上凸部
32、下凸部33が前方に抜き出て、上記シールド6の
取り外しが完了する。一方、上記状態から、上記回動ア
ーム17にシールド6を取り付けようとするときには、
上記した手順と逆の手順によればよい。この際、まず、
上記上凹部28、下凹部29に上凸部32、下凸部33
を嵌合させれば、これらはいずれもテーパ形状であるた
め、これら上凸部32、下凸部33の位置決めが自動的
になされる。そして、この状態から、上記嵌合を進行さ
せると、係止凹部27が係止凸部30に自動的に嵌合
し、かつ、カバー板19の弾性力によって、嵌合孔34
が嵌合突起31に自動的に嵌合される。よって、上記回
動アーム17に対するシールド6の取り付けは容易にで
きる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、シールドがヘルメッ
ト本体の前面開口を閉じるよう下方回動したとき、基板
がシールドの側端部に当接して、回動アームに対するシ
ールドの側端部の嵌合の解除を阻止し、一方、同上シー
ルドが上記開口を開けるよう上方回動したとき、カバー
板が同上シールドの側端部に弾性的に当接して上記嵌合
の解除を阻止するようにしてある。
【0028】このため、開口を閉じるようシールドを下
方回動させると、上記基板がシールドの側端部に当接し
て、上記回動アームへのシールドの側端部の嵌合状態が
確実に保たれ、よって、上記シールドはヘルメット本体
側に対し強固に支持される。
【0029】一方、上記開口を開けるようシールドを上
方回動させると、上記カバー板が同上シールドの側端部
に弾性的に当接して、上記回動アームへのシールドの側
端部の嵌合状態が保たれる。よって、上記ヘルメット本
体側に対するシールドの支持が保たれ、このシールドが
ヘルメット本体側から不意に外れることが防止される。
【0030】上記シールドをヘルメット本体側から取り
外そうとするときには、まず、上記したようにシールド
を上方回動させ、次に、上記カバー板を弾性的に撓ませ
ることにより、回動アームに対するシールドの側端部の
嵌合を解除させればよい。また、上記とは逆に、上記ヘ
ルメット本体側にシールドを取り付けようとするときに
は、上記した手順と逆の手順によればよい。よって、ヘ
ルメットの使用中においては、ヘルメット本体側に対す
るシールドの支持は確実になされる。また、同上ヘルメ
ット本体側に対するシールドの着脱作業時には、上記カ
バー板を一旦取り外すという従来の作業が不要であっ
て、その分、上記ヘルメット本体側に対するシールドの
着脱作業が容易にできることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘルメットの左側面の作用説明図である。
【図2】ヘルメットの全体左側面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】図3の4‐4線矢視断面図である。
【図5】図3の5‐5線矢視断面図である。
【図6】図1の6‐6線矢視断面図である。
【図7】図1に相当する図で作用説明図である。
【符号の説明】
1 ヘルメット 2 ヘルメット本体 5 開口 6 シールド 9 基板 10 基板本体 11 上ボス 17 回動アーム 19 カバー板 31 嵌合突起 32 上凸部 33 下凸部(側端部) 34 嵌合孔 42 切り欠き

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘルメット本体の前面開口を開閉するシ
    ールドを設け、同上ヘルメット本体の左右各外側面に、
    基板を取り付けると共に、この基板に回動アームを上下
    回動自在に枢支し、上記基板と回動アームとを外側方か
    ら覆う弾性変形可能なカバー板を設け、上記シールドの
    側端部と上記回動アームとを嵌脱可能とし、この嵌合
    で、上記シールドが上記回動アームと共に回動するよう
    にしたヘルメットにおけるシールドの取付構造におい
    て、 上記シールドが上記開口を閉じるよう下方回動したと
    き、上記基板が上記シールドの側端部に当接して、上記
    嵌合の解除を阻止し、一方、同上シールドが上記開口を
    開けるよう上方回動したとき、上記カバー板が同上シー
    ルドの側端部に弾性的に当接して、上記嵌合の解除を阻
    止するようにしたヘルメットにおけるシールドの取付構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07268712A (ja) * 1994-03-24 1995-10-17 O G K Hanbai Kk ヘルメットのシールド取付装置
US6622314B1 (en) * 2002-05-31 2003-09-23 Young-Il Kim Coupling apparatus for helmet shield

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JPH07268712A (ja) * 1994-03-24 1995-10-17 O G K Hanbai Kk ヘルメットのシールド取付装置
US6622314B1 (en) * 2002-05-31 2003-09-23 Young-Il Kim Coupling apparatus for helmet shield

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