JP2003314128A - 樹脂製ボックスの構造 - Google Patents

樹脂製ボックスの構造

Info

Publication number
JP2003314128A
JP2003314128A JP2002117944A JP2002117944A JP2003314128A JP 2003314128 A JP2003314128 A JP 2003314128A JP 2002117944 A JP2002117944 A JP 2002117944A JP 2002117944 A JP2002117944 A JP 2002117944A JP 2003314128 A JP2003314128 A JP 2003314128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
door
main body
door body
body side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002117944A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikafumi Takeo
慎史 竹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2002117944A priority Critical patent/JP2003314128A/ja
Publication of JP2003314128A publication Critical patent/JP2003314128A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Hinges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で扉体4の脱落がなく、ボックス
1を上下反転させて取り付けることも可能な扉体取り付
け構造を提供すること。 【解決手段】 本体2には本体側蝶番3を、扉体4には
扉体側蝶番5を形成し、本体側蝶番3には扉体側蝶番5
が挿入可能に一部に切り欠き6を設けると共に外れ防止
リブ11と外れ防止リブ11を連動させる扉外しボタン
12を形成し、扉体側蝶番5は、蝶番軸8の両端に軸壁
9を設け、蝶番軸8は、円状体の一部を切削し平面部7
を設けると共に、平面部7にズレ防止片10を形成した
こと。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、本体の前面に開口
を有し、開口を回動動作により開閉可能である扉体で被
覆して成る、各種電気機器等を収納するための樹脂製ボ
ックスの扉体取り付け構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来技術における樹脂製ボックスの扉体
取り付け構造は、本体側蝶番、扉体側蝶番共に、本体ま
たは扉体に一体成形されており、組み立てが容易で、通
常の使用状態における扉体の開閉動作では扉体が外れて
しまわない構造であった。例えば、第一の従来例とし
て、図4に示すように、本体側蝶番31は略筒状の一端
を略コ字状に形成し、扉体側蝶番32は略L字状にピン
形状に形成され、先端は本体側蝶番31のコ字状部に挿
通可能に切り欠き33を形成すると共に、本体側蝶番端
31に掛止されるように溝部34を形成していた。ま
た、第二の従来例としては、図5に示すように、本体側
蝶番35には挿通孔36が設けられ、扉体側蝶番37の
蝶番ピン部38が挿通される部分の近傍に掛止突起片3
9を形成し、扉体側蝶番37は蝶番ピン部38を保持し
ている軸壁40に掛止突起片39を挿通し掛止されるよ
うに切り欠き部41を形成していた。第三の従来例とし
ては、図6に示すように、本体側蝶番42の蝶番軸43
は、円状体44に板状部45を切削形成し、扉体側蝶番
46は本体側蝶番42の板状部45が挿通可能な切り欠
き部47を形成し、切り欠き部47から本体側蝶番42
を挿通後スライドさせることによって切削形成されてい
ない円状部44が扉体側蝶番46に保持される方式のも
のがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術における3通りの扉体取り付け構造では、いずれ
も、通常の使用状態における扉体の開閉動作では扉体が
本体に荷重を掛ける形で保持されるため、扉体は外れな
い構造であるが、外れ防止の機能が付いていなかった。
これらのボックスは、屋外で使用した場合、施錠してい
ない時には突風により扉体が開いてしまい外れ防止の機
能が付いていないと、吹き飛ばされてしまう虞があっ
た。また、以上述べた従来技術におけるボックスは右開
き専用であり、設置スペースの制約により左開きにした
い場合、ボックスを上下逆転させて取り付けると、扉体
が脱落してしまうので、そのような取り付け方はできな
かった。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこで本発明は、簡単な
構造で扉の脱落がなく、ボックスを上下反転させて取り
付けることも可能である扉体取り付け構造を提供するこ
とを目的とし、その構造は、本体には本体側蝶番を、扉
体には扉体側蝶番を形成し、本体側蝶番には扉体側蝶番
が挿入可能に一部に切り欠きを設けると共に外れ防止リ
ブと外れ防止リブを連動させる扉外しボタンを形成し、
扉体側蝶番には、蝶番軸の両端に軸壁を設け、蝶番軸
は、円柱体の一部を切削し本体側蝶番に挿入可能な平面
部を設けると共に、平面部にズレ防止片を形成したこと
を特徴とする。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明に係るボックスの扉体は、
本体に設けられた本体側蝶番に、扉体に設けられた扉体
側蝶番を組み付け、扉体を本体に回動動作により開閉可
能に取り付けられる。本体側蝶番の切り欠きに扉体側蝶
番の平面部を対向させ蝶番軸を挿入する。このとき、扉
体側蝶番の軸壁が本体側蝶番の外れ防止リブを押しつけ
撓ませながら圧入される。蝶番軸が挿入された段階で、
扉体側蝶番をスライドさせ扉体を回動させる。扉体を取
り外す際には、扉体を開放させた状態で、扉体外しボタ
ンを押し、外れ防止リブを意図的に撓ませ軸壁から離
し、切り欠きが平面部に対向する。上記のような蝶番の
構造により、樹脂製ボックスを上下反転させた場合、扉
体の回動時にはズレ防止片が軸壁に当接しながら動作
し、外れ防止リブへの負荷を軽減させて、扉体の脱落や
ガタつきを発生させない。 【0006】 【実施例】本発明に係る樹脂製ボックスの扉体取り付け
構造の実施例を図1〜図3の添付図面に基づいて説明す
る。 【0007】樹脂製ボックス1の本体2には本体側蝶番
3を、扉体4には扉体側蝶番5を一体に形成している。
本体側蝶番3は、ボックス1の本体2側面に、一部切り
欠き6を設けた円柱状の蝶番部を形成し、扉体側蝶番5
の蝶番軸7には、本体側蝶番3の切り欠き6に対向する
ように一部を切削し平面部8を形成する。扉体側蝶番5
の蝶番軸7両端には、軸壁9が設けられると共に、平面
部8の端部にズレ防止片10を設けている。扉体側蝶番
5の平面部8を本体側蝶番3の切り欠き6に対向させ、
蝶番軸7を本体側蝶番3に挿入し、扉体4を本体2に回
動動作により開閉可能に取り付ける。 【0008】本体2側面の本体側蝶番3近傍に外れ防止
リブ11を設け、外れ防止リブ11を連動させる扉体外
しボタン12を設ける。扉体外しボタン12を押すと外
れ防止リブを撓ますことができる。 【0009】扉体4の取り付けは、本体側蝶番3の切り
欠き6に、扉体側蝶番5の平面部8を対向させて挿入す
る。扉体側蝶番5の軸壁9が外れ防止リブ11を撓ませ
ながら蝶番軸7が本体側蝶番3に嵌合される。扉体側蝶
番5をスライドさせて、円状体の部分で扉体4を回動さ
せ抜け落ちないようにする。すると、軸壁9により撓ん
でいた外れ防止リブ11が解放される。 【0010】扉体側蝶番5の軸壁9とズレ防止片10
は、扉体4を本体2に取り付けたとき、本体側蝶番3を
挟み込んでおり、通常軸壁9が本体側蝶番3の軸壁9に
載置される形で取り付けられる。また、本体2及び扉体
4を上下反転させて取り付けた場合においても、ズレ防
止片10が本体側蝶番3に載置され、扉体4の着脱のポ
イントである180°回転した場合においても、外れ防
止リブ11が本体側蝶番3の軸壁9に当たり掛止される
ため、扉体4がガタついたりしない。そのため、樹脂製
ボックス1の取り付け位置によって扉体4の開放方向を
変更したいとき、本体2を上下反転させて取り付けるこ
とができる。また、突風により扉体4が外れることもな
い。また、扉体の着脱を行う際の扉体4の開放角度が1
80°のとき以外は、扉体側蝶番5のズレ防止片10が
本体側蝶番3の端部を当接し、外れ防止リブへかかる負
荷を軽減している。 【0011】扉体4を取り外す場合は、扉体4を開放
し、扉体外しボタン12を押し、外れ防止リブ11を撓
ませると、外れ防止リブ11が軸壁9から離れるので、
扉体側蝶番5の平面部8を本体側蝶番3の切り欠きに対
向する位置までスライドさせて抜き取る。 【0012】また、本体側蝶番に設けられる切り欠きの
位置は、上記図1に示したところに限定するものではな
く、適宜変更可能で、本体側蝶番に扉体側蝶番を取り付
ける際の扉体の角度は限定されない。 【0013】本体側蝶番3近傍に設けられる外れ防止リ
ブの数量や、扉体外しボタンの形状は限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変
更可能である。 【0014】 【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る樹脂製
ボックスの扉体取り付け構造は、本体には本体側蝶番
を、扉体には扉体側蝶番を形成し、本体側蝶番には扉体
側蝶番が挿入可能に一部に切り欠きを設けると共に外れ
防止リブと外れ防止リブを連動させる扉外しボタンを形
成し、扉体側蝶番には、蝶番軸の両端に軸壁を設け、蝶
番軸は、円状体の一部を切削し本体側蝶番に挿入可能な
平面部を設けると共に、平面部にズレ防止片を形成した
ため、扉体を開放したときに、外れ防止リブまたはズレ
防止片に軸壁が掛止されるため、誤って扉体が外れてし
まったり突風が吹いて吹き飛ばされてしまったりするこ
とが防止できる。また、ボックスを上下反転させて取り
付けても、扉体が脱落したり、ガタついたりしないため
扉体の開く方向を変更することができ、設置スペースに
制約があっても同じボックスで対応範囲が広がる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る樹脂製ボックスの構造を示す説明
図である。 【図2】本発明に係る樹脂製ボックスの蝶番部の拡大図
である。 【図3】本発明に係る樹脂製ボックスの扉体取り付けの
動作を示す説明図である。 【図4】第一の従来実施例の樹脂製ボックスの扉体取り
付け構造を示す斜視図である。 【図5】第二の従来実施例の樹脂製ボックスの扉体取り
付け構造を示す斜視図である。 【図6】第三の従来実施例の樹脂製ボックスの扉体取り
付け構造を示す斜視図である。 【符号の説明】 1 樹脂製ボックス 2 本体 3 本体側蝶番 4 扉体 5 扉体側蝶番 6 切り欠き 7 平面部 8 蝶番軸 9 軸壁 10 ズレ防止片 11 外れ防止リブ 12 扉体外しボタン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 本体の前面に開口を有し、該開口を回動
    動作により開閉可能である扉体で被覆して成る、各種電
    気機器等を収納するための樹脂製ボックスの構造におい
    て、前記本体には本体側蝶番を、前記扉体には扉体側蝶
    番を形成し、前記本体側蝶番には前記扉体側蝶番が挿入
    可能に一部に切り欠きを設けると共に外れ防止リブと該
    外れ防止リブを連動させる扉外しボタンを形成し、前記
    扉体側蝶番には、蝶番軸の両端に軸壁を設け、前記蝶番
    軸は、円柱状体の一部を切削し本体側蝶番に挿入可能な
    平面部を設けると共に、該平面部にズレ防止片を形成し
    たことを特徴とする樹脂製ボックスの構造。
JP2002117944A 2002-04-19 2002-04-19 樹脂製ボックスの構造 Pending JP2003314128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002117944A JP2003314128A (ja) 2002-04-19 2002-04-19 樹脂製ボックスの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002117944A JP2003314128A (ja) 2002-04-19 2002-04-19 樹脂製ボックスの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003314128A true JP2003314128A (ja) 2003-11-06

Family

ID=29534990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002117944A Pending JP2003314128A (ja) 2002-04-19 2002-04-19 樹脂製ボックスの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003314128A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004166A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 回路遮断器
JP2013146994A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Seiko Epson Corp 記録装置
KR20160000835U (ko) * 2014-09-02 2016-03-10 한국단자공업 주식회사 커버용 힌지장치
CN105464501A (zh) * 2016-01-08 2016-04-06 台州市黄岩翰盟塑模有限公司 一种铰链安装结构
CN105795723A (zh) * 2016-05-20 2016-07-27 宁波象吹塑家具有限公司 一种无连接件快速组装柜子结构
CN105909099A (zh) * 2016-05-27 2016-08-31 宁波象吹塑家具有限公司 一体型铰链结构
CN114567981A (zh) * 2022-02-28 2022-05-31 长沙普洛电气设备有限公司 一种便于拆卸的电气柜

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004166A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 回路遮断器
JP2013146994A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Seiko Epson Corp 記録装置
KR20160000835U (ko) * 2014-09-02 2016-03-10 한국단자공업 주식회사 커버용 힌지장치
KR200489653Y1 (ko) * 2014-09-02 2019-07-17 한국단자공업 주식회사 커버용 힌지장치
CN105464501A (zh) * 2016-01-08 2016-04-06 台州市黄岩翰盟塑模有限公司 一种铰链安装结构
CN105795723A (zh) * 2016-05-20 2016-07-27 宁波象吹塑家具有限公司 一种无连接件快速组装柜子结构
CN105909099A (zh) * 2016-05-27 2016-08-31 宁波象吹塑家具有限公司 一体型铰链结构
CN114567981A (zh) * 2022-02-28 2022-05-31 长沙普洛电气设备有限公司 一种便于拆卸的电气柜
CN114567981B (zh) * 2022-02-28 2023-11-24 长沙普洛电气设备有限公司 一种便于拆卸的电气柜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8807900B2 (en) Snap faster
JP2003314128A (ja) 樹脂製ボックスの構造
US4226101A (en) Cabinet lock with frangible cover plate and push button lock release and alternative key release
JP2003314127A (ja) 樹脂製ボックスの扉体取り付け構造
JP4043027B2 (ja) 樹脂製ボックスの扉体取り付け構造
JP2011156143A (ja) 遊技機
JP2009245168A (ja) 電気機器の開閉構造
JP2006037425A (ja) 電気機器収納用箱体の扉体施錠構造
JP4393894B2 (ja) 把手兼用ロック体
JP2006064279A (ja) 冷蔵庫扉の開閉構造
JP2010212314A (ja) 電気機器収納用箱体
JP2011021442A (ja) 箱体の扉ロック装置
KR101961308B1 (ko) 배전반용 도어핸들조립체
JP5187613B2 (ja) ドア用補助錠
JP4917370B2 (ja) 電気機器収納用箱体
KR101557260B1 (ko) 사물함 잠금장치
JPH07268712A (ja) ヘルメットのシールド取付装置
JP2000070525A (ja) 遊技機用収納ボックス装置
JPH11330713A (ja) 電子部品収納用小ケース
JP2003235654A (ja) 取付具
JP4784481B2 (ja) 引出し、扉等の引手装置
JP2008291457A (ja) 電気機器収納箱の扉の蝶番構造
JP2008121208A (ja) 電気電子機器収納用キャビネットの扉係止装置
JP2008002093A (ja) キャビネット
JP2005320824A (ja) 防火扉用自動閉鎖装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051011

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051013

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060217