JP2008291457A - 電気機器収納箱の扉の蝶番構造 - Google Patents

電気機器収納箱の扉の蝶番構造 Download PDF

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Abstract

【課題】蝶番装置を箱の外側の配置して、扉開錠時には蝶番ピンを容易に外すことができるうえ、扉鎖錠時には扉をいたずら等によりに外すことができない電気機器収納箱の扉の蝶番構造を提供する。
【解決手段】箱本体1の一方の側面に蝶番部30を突出して形成して、また、扉2の一方の側面にも前記箱本体1の蝶番部30と対応する蝶番部31を形成して、両蝶番部30、31を枢着する蝶番ピン32の頭部33に装着した抜け止め部材34にその一部を突出させた突出片34aを設け、該突出片34aを扉2の蝶番部31又は箱本体1の蝶番部30に隣接して設けた覆部35に扉閉時に隠蔽させて扉開時のみ該覆部から外すことを可能に保持させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気機器収納用箱内に電気機器類を設置又は保守点検の際に蝶番を分解し、扉を箱本体から分離して作業性の向上を図ることができるうえ、扉をいたずら等によりに外すことができない電気機器収納箱の扉の蝶番構造に関するものである。
電気機器収納用箱は、箱内に電気機器類を設置や配線等の作業性の向上を図るため、扉を取り外す必要性がある。そのため、扉を箱本体に開閉自在に枢着する蝶番のピンを着脱自在として、このピンを外して蝶番を扉側と箱本体側に分割して扉を箱本体から取り外すものが一般的であった(特許文献1参照)。
ところが、ピンを着脱自在としたものは電気機器収納用箱を屋外に設置した場合に扉をいたずら等によりに外される虞がある。これを防止するには蝶番を箱内に位置させ、外部から触れることができないものとすればよいものである。しかしながら、蝶番を箱内に位置させたものにあっては、箱内に電気機器類を設置して配線を施してある場合にピンを外すための作業空間が狭く取外作業が厄介であるという問題ある。
特開2005−294299公報
本発明は前記のような問題点を解決して、蝶番装置を箱の外側の配置して、扉開錠時には蝶番ピンを容易に外すことができるうえ、扉鎖錠時には扉をいたずら等によりに外すことができない電気機器収納箱の扉の蝶番構造を提供することを目的として完成されたものである。
本発明の電気機器収納箱の扉の蝶番構造は、箱本体の一方の側面に蝶番部を突出して形成して、また、扉の一方の側面にも前記箱本体の蝶番部と対応する蝶番部を形成して、両蝶番部を枢着する蝶番ピンの頭部に装着した抜け止め部材にその一部を突出させた突出片を設け、該突出片を扉の蝶番部又は箱本体の蝶番部に隣接して設けた覆部に扉閉時に隠蔽させて扉開時のみ該覆部から外すことを可能に保持させたことを特徴とするものである。
なお、箱本体の一方の側面に設けた蝶番部を略円筒形として、扉の一方の側面に設けた蝶番部を箱本体の蝶番部を挟み込むように形成して、覆部を扉の蝶番部に隣接して設けたものとしても、扉の一方の側面に設けた蝶番部を略円筒形として、箱本体の一方の側面に設けた蝶番部を扉の蝶番部を挟み込むように形成して、覆部を箱本体の蝶番部に隣接して設けたものとしても良いものである。
前記のような本発明は、両蝶番部を枢着する蝶番ピンの頭部に装着した抜け止め部材にその一部を突出させた突出片を設け、該突出片を扉又は箱本体の蝶番部に隣接して設けられている覆部に扉閉時に隠蔽させて保持させているので、両蝶番部を枢着する蝶番ピンが箱本体、扉の外側にあっても、施錠をしていれば、いたずら等により外されて扉を開けられることがないものである。
また、扉を開いた時にのみ覆部から突出片を外すことができるので、突出片を覆部から離脱させれば、蝶番ピンを引き抜いて前記両蝶番部の枢着を解いて扉を箱本体から外すことができるものである。特に蝶番ピンの引き抜き作業は作業空間を広くとれる箱外で行えるので作業性が良いものとなる。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図を参照して説明する。
図1において、1はブレーカなどの電気機器を収納する電気機器収納箱の箱本体、2は該箱本体1の前面開口1aの一側に蝶番装置3により枢着して開閉する扉である。そして、この扉2の蝶番装置3側と対向する他側付近には鎖錠装置4が取り付けられており、鍵を持たない者は扉2を開くことができないものであるが、扉2を箱本体1に枢着している蝶番装置3をいたずら等で分解して扉2を開かれることのないようにしている。
前記蝶番装置3の構造は、図2、図3に示すとおりのものである。
すなわち、箱本体1の一方の側面には、略円筒形の蝶番部30を箱本体の側面に突出して形成してある。また、扉2側の一方の側面にも箱本体1の蝶番部30と対応するように蝶番部31が形成されていて、蝶番ピン33にて枢着する構造としている。なお、この実施形態では、箱本体1側の蝶番部30を扉2側の蝶番部31が挟みこむように配置されている。
蝶番ピン32の頭部33には、抜け止め部材34が装着されている。抜け止め部材34は、図4、図5に示すように、蝶番ピン32の頭部33が挿入できる間隔34bを形成した枠部34cの内面に、頭部33の周縁に張設した鍔部33aに係合する溝部34dを設けた構造としている。また、抜け止め部材34の枠部34cの一部を突出させた突出片34aを弾性変形可能に設けている。なお、突出片34aには爪部34eが設けられている。
このような形状とした抜け止め部材34を、抜け止め部材34を間隔34b側から蝶番ピンの鍔部33aに向けてスライドさせて装着すれば、蝶番ピン32と該抜け止め部材34が一体化したことになる。
なお、抜け止め部材34の間隔34bは、蝶番ピン32の頭部33の直径より若干小さく形成してあるので、抜け止め部材34は蝶番ピン32の頭部33より脱落しないものである。
また、蝶番ピン32の頭部33に抜け止め部材34を装着する手段はこれに限らす、抜け止め部材34に頭部33より若干小径の嵌合穴を設けて強制的に嵌合したものであってもよい。
一方、図6に示すように、扉2には覆部35が、蝶番部31に隣接して設けられている。そして、前記突出片34aを該覆部35に扉閉時に隠蔽させて扉開時のみ該覆部35から外すことを可能に保持させている。覆部35は内部に突出片34aが収納可能な空間部を有すると共に、内向きの面に爪部35eと係合する係合受片35aが設けられている。
図7、図8は箱本体1側の蝶番部30を省略して、抜け止め部材が扉2に係脱する様子を示したものである。箱本体1に扉2を取り付けるときは、箱本体1側の蝶番部30と扉2側の蝶番部31との位置を対応させた上、扉2の内側より抜け止め部材34を装着した蝶番ピン32を挿入し、箱体1に扉2を枢着した後、突出片34aを覆部35のところまで回転させ、突出片を撓ませて係合受片35aと爪部34eとを係合させる。この状態で扉2を閉じれば、図2に示すように係合受片35aと突出片34aは覆部35に覆われて隠蔽されて、また、鎖錠装置4を施錠すれば扉2を開くことができないので、外部より蝶番ピン32を不正に外すことができないものである。
また、扉2を箱本体1より取り外すときは、鎖錠装置4を開錠して扉2を開い時にのみ突出片34aを覆部35から外すことを可能に保持させているので、扉を開いた後、扉2の内側より突出片34aを弾性変形させることにより、覆部35の係合受片35aより爪部34eを離脱させ、突出片34aが覆部35より離脱するところまで回転させた後、垂直方向に蝶番ピン32を引き抜くことが可能となり、電気機器収納用箱の箱体1より扉2を取り外すことができる。
上記のような構成により、鎖錠装置4を開錠した時には、扉2の着脱が容易になり、配線等の作業性が向上するものであると共に、扉2を閉じて鎖錠装置4を施錠した状態では、蝶番ピン32を外すことができないので、いたずらを防止できるものである。
なお、この実施形態では、覆部35は、扉2に設けた蝶番部31に隣接して設けたものであるが、箱本体1の蝶番部30に隣接して設けたものとしても良い。すなわち、扉2の蝶番部31を略円筒形に形成すると共に、扉2側の蝶番部31を箱本体1側の蝶番部30で挟みこむように配置し、箱本体1側の蝶番部30に隣接して、覆部35を設けても良い。
本発明の実施形態を示す扉を閉じた状態の横断面図である。 扉を閉じた状態の蝶番構造の斜視図である。 蝶番構造の分解斜視図である。 抜け止め部材の斜視図である。 抜け止め部材の斜視図である。 扉側の蝶番部分の斜視図である。 蝶番ピンが扉側の蝶番部に係脱する様子を箱本体を省略して示す斜視図である。 蝶番ピンが扉側の蝶番部に係脱する様子を箱本体を省略して示す斜視図である。
符号の説明
1 箱本体
2 扉
30 蝶番部
31 蝶番部
32 蝶番ピン
・ 頭部
・ 抜け止め部材
34a 突出片
35 覆部
35a 係合受片

Claims (3)

  1. 箱本体の一方の側面に蝶番部を突出して形成して、また、扉の一方の側面にも前記箱本体の蝶番部と対応する蝶番部を形成して、両蝶番部を枢着する蝶番ピンの頭部に装着した抜け止め部材にその一部を突出させた突出片を設け、該突出片を扉の蝶番部又は箱本体の蝶番部に隣接して設けた覆部に扉閉時に隠蔽させて扉開時のみ該覆部から外すことを可能に保持させたことを特徴とする電気機器収納部の扉の蝶番構造。
  2. 箱本体の一方の側面に設けた蝶番部を略円筒形として、扉の一方の側面に設けた蝶番部を箱本体の蝶番部を挟み込むように形成して、覆部を扉の蝶番部に隣接して設けた請求項1に記載の電気機器収納部の扉の蝶番構造。
  3. 扉の一方の側面に設けた蝶番部を略円筒形として、箱本体の一方の側面に設けた蝶番部を扉の蝶番部を挟み込むように形成して、覆部を箱本体の蝶番部に隣接して設けた請求項1に記載の電気機器収納部の扉の蝶番構造。
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