JP5311746B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

本発明は、扉の鎖錠装置を備えた電気機器収納用箱に関するものであり、特に屋外に設置される電気機器収納用箱に関するものである。
配電盤や分電盤などの電気機器収納用箱の扉には、例えば特許文献1に示されるように鍵付きの鎖錠装置が取り付けられており、鍵がなければ扉を開くことができない構造として、いたずら防止などセキュリティを高めていた。このような鍵付きの鎖錠装置にはハンドル式やキャッチ式など様々な形式があるが、何れも鎖錠装置自体がシリンダー錠を内蔵するためのハウジングを備えており、このような鎖錠装置を電気機器収納用箱の扉の孔に取り付けたものであった。
しかしながら、このような鎖錠装置を屋外に設置される電気機器収納用箱の扉に取り付ける場合には、鎖錠装置と扉の孔との間から雨水が浸入しないように防水処理を施さねばならず、そのためのネジ、ナット、パッキン等の部品点数が増えるうえに、組み付け作業に手間がかかるという問題があった。
特開平10−190248号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、ネジ、ナット、パッキン等の防水用部品が不要であるにもかかわらず防水性に優れ、しかも組み付け作業性のよい、鎖錠装置を備えた電気機器収納用箱を提供することを目的としてなされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、扉の端部付近の表面から内側に向けて、有底円筒状であってその表面側の下部を傾斜面とした凹状ハウジングを扉と一体に形成し、その内部に扉の鎖錠装置のシリンダー錠を埋設したことを特徴とするものである。なおシリンダー錠の上部に、防水用の庇部を設けた構造とすることが好ましい。
本発明の電気機器収納用箱は、扉の端部付近に有底円筒状であってその表面側の下部を傾斜面とした凹状ハウジングを一体に形成し、その内部に扉の鎖錠装置のシリンダー錠を埋設した構造であるので、扉と鎖錠装置との間に従来のような複雑な防水処理が不要であり、ネジ、ナット、パッキン等の部品をなくすることができ、同時に組み立ての作業性も向上する。また請求項2のように、シリンダー錠の上部に防水用の庇部を設けた構造とすれば、屋外に設置した場合にも雨水がシリンダー錠に流れ込みにくくなる。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態を示す斜視図、図2は扉を閉じた状態の断面図、図3は要部の拡大断面図、図4は要部の分解斜視図である。図1、図2に示すように、この電気機器収納用箱は、ブレーカなどの電気機器が収納される箱本体1と、この箱本体1の前面に蝶番2によって開閉可能に枢着された樹脂製の扉3とからなる。扉3の蝶番2から遠い側の端部付近には、鎖錠装置4が取り付けられている。
この鎖錠装置4の詳細は図3、図4に示されるとおりであり、扉3の端部付近に、表面から内側に向けて凹状ハウジング5が扉3と一体に形成されている。この凹状ハウジング5は有底円筒状のものであり、扉3の表面側には下部が傾斜面6となった大径部が形成されており、円筒の底部となる奥側には貫通孔が形成されている。この傾斜面6は水を速やかに排出させるためのものである。
この凹状ハウジング5の内部には、シリンダー錠7が埋設されている。シリンダー錠7自体は周知のものであり、対応する鍵を差し込んだ場合にのみタンブラーが後退してシリンダーが回転できる構造のものである。シリンダー錠7は凹状ハウジング5の前面側に位置し、その周囲はシリンダー錠7の外筒を兼ねる取付けカバー8により覆われている。この取付けカバー8の筒内側面には係止凹部を設けて鍵を差し込まない場合に突出しているタンブラーが係止するようにし、シリンダー鍵7の回転を規制している。また取付けカバー8の前部にはシリンダー錠7の上部となる箇所に庇部9が突設されており、雨水がシリンダー錠7の内部に流入することを防止している。
凹状ハウジング5の内部のシリンダー錠7よりも奥側には、シリンダー錠7と一体的に回転可能な取付け部材10が挿入されている。この取付け部材10は略円柱状であり、その後端部11は凹状ハウジング5の貫通孔からわずかに突出されている。そしてこの取付け部材10の後端部11には、ネジ12によって鎖錠片13が固定されている。このため、シリンダー錠7とともに取付け部材10が回転されたときには鎖錠片13も回転し、箱本体1側に設けられた受金具14と係合したり、あるいは離脱したりして鎖錠・開錠の操作を行うことができる。なお、取付け部材10の外周と扉3の凹状ハウジング5との間にはOリング15が取付けられ、凹状ハウジング5に形成された貫通孔を通って雨水が電気機器収納用箱の内部に浸入することを防止している。
この実施形態で使用した取付け部材10は凹状ハウジング5の内部にシリンダー錠7を配置するとともに、シリンダー錠7と鎖錠片13とを連結する役割を持つ部材である。しかし本発明において取付け部材10は必須のものではなく、シリンダー錠7と鎖錠片13とを直結した構造とすれば省略することもできる。
このように構成された本発明の電気機器収納用箱は、内部にブレーカなどの電気機器を取付けて配電盤や分電盤などとして使用されるものであり、シリンダー錠7によって鎖錠片13を回転させ、箱本体1側に設けられた受金具14と係合させておけば、鍵を持たないものは扉3を開くことができないことは従来のものと同様である。
しかし本発明の電気機器収納用箱は、扉3と一体に凹状ハウジング5を形成し、その内部に鎖錠装置4のシリンダー錠7を埋設した構造であるので、扉3と鎖錠装置4との間にOリング15を設けるのみでその他の防水処理が不要であり、組み立ての作業性も向上させることができる利点がある。
なお、このようにシリンダー錠7を組み込んで扉3のセキュリティを高めても、扉3を箱本体1に枢着している蝶番2を分解して扉3を開かれるおそれがある。すなわち、一般的な蝶番は蝶番ピンの先端に抜け止め部材を取付けてあるが、従来の電気機器収納用箱の蝶番は、扉を閉じた状態においてもこの抜け止め部材が外部に露出しており、工具によって抜け止め部材を取り外し、蝶番ピンを引き抜くことが可能であった。
そこでこの実施形態では図5〜図7に示すように、箱本体1側の蝶番部20と扉3側の蝶番部21とを枢着している蝶番ピン22の頭部23に抜け止め部材24を装着し、この抜け止め部材24は扉3側の蝶番部21の端部に形成された空間25に収納できるようにしておく。なお26は抜け止め部材24と一体成形された脱落防止片である。
蝶番2をこのような構造としておけば、扉3を閉じた状態では図6のように抜け止め部材24の脱落防止片26は空間25に収納されて外部に露出しないので、従来のように蝶番ピン22を引き抜いて扉3を開くことができなくなる。なお、扉3を開いた状態では図7のように抜け止め部材24を空間25から外すことが可能である。鎖錠装置4をシリンダー錠7付きのものとするとともに、このような構造を蝶番2側に採用すれば、電気機器収納用箱全体のセキュリティを一段と高めることが可能となる。
本発明の実施形態を示す斜視図である。 扉を閉じた状態の断面図である。 要部の拡大断面図である。 要部の分解斜視図である。 実施形態の蝶番部分の分解斜視図である。 扉を閉じた状態の蝶番部分の斜視図である。 扉を開いた状態の蝶番部分の斜視図である。
符号の説明
1 箱本体
2 蝶番
3 扉
4 鎖錠装置
5 凹状ハウジング
6 大径部
7 シリンダー錠
8 取付けカバー
9 庇部
10 取付け部材
11 後端部
12 ネジ
13 鎖錠片
14 受金具
15 Oリング
20 箱本体1側の蝶番部
21 扉側の蝶番部
22 蝶番ピン
23 頭部
24 抜け止め部材
25 空間
26 脱落防止片

Claims (2)

  1. 扉の端部付近の表面から内側に向けて、有底円筒状であってその表面側の下部を傾斜面とした凹状ハウジングを扉と一体に形成し、その内部に扉の鎖錠装置のシリンダー錠を埋設したことを特徴とする電気機器収納用箱。
  2. シリンダー錠の上部に、防水用の庇部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気機器収納用箱。
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