JP4631904B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4631904B2
JP4631904B2 JP2007325575A JP2007325575A JP4631904B2 JP 4631904 B2 JP4631904 B2 JP 4631904B2 JP 2007325575 A JP2007325575 A JP 2007325575A JP 2007325575 A JP2007325575 A JP 2007325575A JP 4631904 B2 JP4631904 B2 JP 4631904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
input terminal
terminal cover
housing
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007325575A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009142884A (ja
Inventor
小林  直樹
元泰 永野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007325575A priority Critical patent/JP4631904B2/ja
Publication of JP2009142884A publication Critical patent/JP2009142884A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4631904B2 publication Critical patent/JP4631904B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、外部機器から受電して動作を行う溶接電源装置等の電源装置に関するものであり、特に、この電源装置に取り付けられるカバーに関するものである。
従来の電源装置は、入力側の配線として電源装置の筐体の一部を開口して端子台を設け、この端子台を用いて外部の機器とケーブル接続して受電する構造であった。そして、端子台の接続部が露出することによる感電を防止するために入力端子カバーを設けた構造であった(例えば特許文献1参照)。その入力端子カバーは、電源装置の外側から取り外せる構造であり、入力端子カバーを取り外した後に取り付けなかったり、入力端子カバーが外れたりする場合がった。
電源装置の一例である溶接電源装置について、図8を用いて説明する。
図8において溶接電源装置21は、図示しない入力端子台を備え、この入力端子台を入力端子カバー22で覆う構造となっている。
意匠登録第1138461号公報
従来の溶接電源装置21は、入力側の配線として溶接電源装置21に端子台を設け、図示しない外部機器から受電するためにケーブルを接続する構造であり、接続部の露出を防ぐために入力端子カバー22を設けた構造であった。その入力端子カバー22は、溶接電源装置21の外側から取り外せる構造であり、入力端子カバー22を取り外した後に入力端子カバー22を取り付けなかったり入力端子カバー22が外れる場合があった。
本発明の電源装置は、入力端子カバーをスライド可能な構造し、その入力端子カバーは、溶接電源の天板を外さなければ開けることのできない構造とすることにより、安全性を向上した電源装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の電源装置は、筐体と、前記筐体を構成し、外周が略L字形状に折り曲げられた天板と、外部から電力を受電するための端子部と、下端側が前記筐体の側面に固定され、鉛直方向に回動して前記筐体の側面と接しない状態となることにより前記端子部が露出し、鉛直方向に回動して前記筐体側面と接した状態になることにより前記端子部を覆うカバーとを備え、前記カバーを鉛直方向に回動させて前記筐体側面と接した状態で前記天板を前記筐体に取り付けることにより前記カバーの一部が前記天板の折り曲げられた部分の内側に位置し、前記天板を取り付けた後に前記カバーが鉛直方向に回動して前記筐体の側面と接しない状態となり前記端子部が露出することを防ぐものである。
また、本発明の電源装置は、上記に加え、カバーは、カバー台部と前記カバー台部に対してスライド可能に取り付けられたカバー部とから構成され、前記カバー台部が筐体の側面に固定され、前記カバー部が回動可能であり、前記カバー台部は前記筐体と接する面に対して直角方向に位置する対向する2つの面各々に長穴を備え、前記カバー部は対向する2つの面各々の内側にかしめナットを備え、前記カバー台部の長穴と前記カバー部のかしめナットにより前記カバー部が前記カバー台部に対してスライド可能に取り付けられ、前記カバー部の外側から前記かしめナットにボルトを螺合させ、さらに前記カバー台部の内側からワッシャを介して前記ボルトにナットを螺合したものである。
以上のように、本発明の電源装置によれば、天板を外さなければ端子部を覆っているカバーを開放することができず、また、カバーを開放していない状態ではカバーを電源装置の筐体からとり外すことができない構造とすることにより、安全性を向上した電源装置を実現することができる。
また、カバーをカバー部と前記カバー台部とから構成し、カバー部を前記カバー台部に対してスライド可能な構成とすることにより、端子部における作業性を向上することができる。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について、図1から図7を用いて説明する。
図1は、電源装置の一例である溶接電源装置1の外観斜視図である。図1において、溶接電源装置1の筐体側面に後述する入力端子台5をカバーするための入力端子カバー2が取り付けられている。また、溶接電源装置1の上面には、天板6が取り付けられている。この天板6の外周部は後述するように鉛直下側へ略L字形状に折り曲げられている。
図2は、図1における入力端子カバー2を開けた状態を示す要部拡大図である。図2において、溶接電源装置1の側面には外部から電力を受電するための入力端子台5が設けられている。そして、この入力端子台5を覆う入力端子カバー2は、入力端子カバー部3と入力端子カバー台部4とから構成される。なお、入力端子カバー部3と入力端子カバー台部4とは後述する構造により締結されている。また、入力端子カバー台部4を溶接電源装置1の筐体に取り付けることで入力端子カバー2が筐体に取り付けられる。なお、入力端子カバー部3には突出部7が設けられている。
図3は、入力端子カバー部3と入力端子カバー台部4の概略構成を示す図である。図3に示すように、入力端子カバー部3には対向する2つの面の各々にかしめナット(クリンチングナット)8が設けられている。そして、入力端子カバー台部4には、溶接電源装置1の筐体と接する面に対して直角方向に位置する対向する2つの面各々に長穴9が設けられている。
図4は、入力端子カバー部3と入力端子カバー台部4との締結過程を示す図である。図4において、例えば、入力端子カバー部3を外側に開いてかしめナット6を入力端子カバー台部4の長穴9にはめる、あるいは、入力端子カバー台部4を内側に閉じて長穴9を入力端子カバー部3のかしめナット6にはめる。このようにして入力端子カバー部3と入力端子カバー台部4とを一体とする。さらに、入力端子カバー部3の外側からかしめナット6に対してボルト10を螺合させ、さらに、入力端子カバー台部4の内側からワッシャ11を介してナット12をボルト10に螺合させ、入力端子カバー部3と入力端子カバー台部4とを締結する。図5は締結部の要部拡大図である。このようにナット6を入力端子カバー台部4の内側から螺合させることにより、入力端子カバー2で入力端子台5をカバーした状態で外部から取り外すことはできない。
そして、図6に示すように、入力端子カバー台部4を溶接電源装置1の筐体の側面に取り付けることにより入力端子カバー2を筐体に取り付ける。なお、入力端子カバー台部4の筐体への取り付けは、例えば、入力端子カバー台部4に貫通穴を設け、筐体にねじ穴を設け、図示しないボルトを入力端子カバー台部4の貫通穴を通して筐体のねじ穴に螺合させることにより行う。また、そのボルトを固定する位置は、入力端子カバー2で入力端子台5をカバーした状態で外部から取り外しできない位置とする。そして、外部機器から受電するためのケーブル13を入力端子カバー台部4に設けられたケーブル通過穴を通し、ケーブル13を入力端子台5に接続する。それから、図1に示すように入力端子カバー2により入力端子台5を覆った状態とし、その状態で天板6を取り付けて天板6を固定する。これにより、図7に示すように入力端子カバー部3の一部である突出部7が天板6の折り曲げられた部分の内側に位置することとなり、天板6を取り付けた後に入力端子カバー部3が水平方向に回動して入力端子台5が露出することを防ぐことができる。すなわち、天板6を外さなければ入力端子カバー部3を開けることはできない。
なお、本実施の形態の入力端子カバー2は入力端子カバー部3と入力端子カバー台部4とから構成され、入力端子カバー部3は入力端子カバー台部4に対してスライド可能な機構である。従って、入力端子部5にケーブル13を着脱する際等に入力端子カバー部3をスライドさえることで入力端子カバー2における作業スペースを広く確保することができ作業性を向上させることができる。例えば、スライド機構ではなく、単に入力端子カバー部3が回動可能な構造である場合、図6に示すようにケーブル13を通した状態で入力端子カバー2を開放するために入力端子カバー部3を回動させると、入力端子カバー部3がケーブル13に当たり入力端カバー部3を広く開放することができず作業が困難となるが、本実施の形態の入力端子カバー2はスライド機構を有しているので、入力端子カバー台部4に対して入力端子カバー部3をスライドさせ、それから入力端子カバー部3を回動させて入力端子カバー2を開放させることができ、これによりケーブル13を着脱する等の作業を容易に行うことができる。
以上のように、本実施の形態の溶接電源装置1によれば、天板6を外さなければ入力端子部5を覆っている入力端子カバー2を開放することができず、また、入力端子カバー2を開放していない状態では入力端子カバー2を溶接電源装置1の筐体からとり外すことができない構造とすることにより、安全性を向上した溶接電源装置1を実現することができる。
また、入力端子カバー2を入力端子カバー部3と入力端子カバー台部4とから構成し、入力端子カバー部3を入力端子カバー台部4に対してスライド可能な構成とすることにより、入力端子部5におけるケーブル13の接続等の作業性を向上することができる。
本発明の電源装置は、入力端子部の露出を防ぐことができ、安全性を向上することができるので、外部から電力を受電して動作する電源装置として産業上有用である。
本発明の実施形態における溶接電源装置の概略構成を示す図 本発明の実施形態における溶接電源装置のカバーを開放した状態を示す要部拡大図 本発明の実施形態における入力端子カバーを構成する入力端子カバー部と入力端子カバー台部の概略構成を示す図 本発明の実施形態における入力端子カバーの概略構成を示す図 本発明の実施形態における入力端子カバー部と入力端子カバー台部との締結箇所の拡大図 本発明の実施形態における溶接電源装置のカバーを開放した状態を示す要部拡大図 本発明の実施形態における天板と入力端子カバー部の突出部との位置関係を示す拡大要部断面図 従来の溶接電源装置の概略構成を示す図
符号の説明
1 溶接電源装置
2 入力端子カバー
3 入力端子カバー部
4 入力端子カバー台部
5 入力端子台
6 天板
7 突出部
8 かしめナット
9 長穴
10 ボルト
11 ワッシャ
12 ナット
13 ケーブル
21 溶接電源装置
22 入力端子カバー

Claims (2)

  1. 筐体と、
    前記筐体を構成し、外周が略L字形状に折り曲げられた天板と、
    外部から電力を受電するための端子部と、
    下端側が前記筐体の側面に固定され、鉛直方向に回動して前記筐体の側面と接しない状態となることにより前記端子部が露出し、鉛直方向に回動して前記筐体側面と接した状態になることにより前記端子部を覆うカバーとを備え、
    前記カバーを鉛直方向に回動させて前記筐体側面と接した状態で前記天板を前記筐体に取り付けることにより前記カバーの一部が前記天板の折り曲げられた部分の内側に位置し、前記天板を取り付けた後に前記カバーが鉛直方向に回動して前記筐体の側面と接しない状態となり前記端子部が露出することを防ぐ電源装置。
  2. カバーは、カバー台部と前記カバー台部に対してスライド可能に取り付けられたカバー部とから構成され、
    前記カバー台部が筐体の側面に固定され、前記カバー部が回動可能であり、
    前記カバー台部は前記筐体と接する面に対して直角方向に位置する対向する2つの面各々に長穴を備え、
    前記カバー部は対向する2つの面各々の内側にかしめナットを備え、
    前記カバー台部の長穴と前記カバー部のかしめナットにより前記カバー部が前記カバー台部に対してスライド可能に取り付けられ、
    前記カバー部の外側から前記かしめナットにボルトを螺合させ、さらに前記カバー台部の内側からワッシャを介して前記ボルトにナットを螺合した請求項1記載の電源装置。
JP2007325575A 2007-12-18 2007-12-18 電源装置 Active JP4631904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007325575A JP4631904B2 (ja) 2007-12-18 2007-12-18 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007325575A JP4631904B2 (ja) 2007-12-18 2007-12-18 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009142884A JP2009142884A (ja) 2009-07-02
JP4631904B2 true JP4631904B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=40914134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007325575A Active JP4631904B2 (ja) 2007-12-18 2007-12-18 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4631904B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5752277U (ja) * 1980-09-08 1982-03-26
JPS62183980U (ja) * 1986-05-15 1987-11-21
JPH0661366U (ja) * 1993-01-18 1994-08-30 株式会社三社電機製作所 電源装置
JPH0970662A (ja) * 1995-09-08 1997-03-18 Osaka Denki Co Ltd 電源装置
JP2005051943A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Totsu Soken:Kk 接地用収納キャビネット

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5752277U (ja) * 1980-09-08 1982-03-26
JPS62183980U (ja) * 1986-05-15 1987-11-21
JPH0661366U (ja) * 1993-01-18 1994-08-30 株式会社三社電機製作所 電源装置
JPH0970662A (ja) * 1995-09-08 1997-03-18 Osaka Denki Co Ltd 電源装置
JP2005051943A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Totsu Soken:Kk 接地用収納キャビネット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009142884A (ja) 2009-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5230488B2 (ja) 防水端子台
JP5330173B2 (ja) 機器接続用コネクタ
KR102039328B1 (ko) 부품 보호 구조를 갖는 전자 기기
JP5919119B2 (ja) ドア装置
JP2010079518A (ja) 電子機器
JP4631904B2 (ja) 電源装置
JP5532333B2 (ja) 壁に取り付け可能な機器
WO2020255695A1 (ja) コネクタ装置
JP2010147208A (ja) 電子機器収納容器及び電子機器収納容器の組立方法
JP4504732B2 (ja) 監視カメラ用のカメラ取付装置
JP2015046483A (ja) 防水筐体
JP2009240124A (ja) 制御盤およびその組み立て方法
KR101006243B1 (ko) 전자모듈 검사용 소켓
JP4740044B2 (ja) 機器収納キャビネット
JP4631507B2 (ja) 非常通報用ボタン装置
JP2007165175A (ja) 筐体シール構造
KR101448331B1 (ko) 고정 핀을 이용한 커버의 고정 장치
JP2006286683A (ja) キャビネットの枠体取り付け構造
JP6616128B2 (ja) 電気機器用防塵フィルタ
JP5175787B2 (ja) 屋外機器
JP2007201568A (ja) スピーカ装置
JP4501764B2 (ja) 面格子取付具
JP2006304521A (ja) 盤構成体の通風装置
JP2005259577A (ja) ブレーカの組み立て方法
JP2012185921A (ja) ワイヤハーネス組立用の治具

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4631904

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3