JP2007201568A - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い防水性能を維持し続けることが可能なスピーカ装置を提供する。
【解決手段】このスピーカ装置1は、スピーカホルダ12をユニット本体13に取り付けてなるスピーカユニット3の防水ケース2への取付方向が防水ケース2に対するスピーカホルダ12の圧接方向と略直交するように構成されており、ユニット本体3に係合溝61を設けるとともに、スピーカホルダ12に係合溝61と前記圧接方向に沿って所定量変位可能な状態で係合する係合突起26を設け、ユニット本体13とスピーカホルダ12との間に圧縮コイルバネ14を介在させている。そして、スピーカホルダ12を圧縮コイルバネ14の弾性力に抗してユニット本体13側に変位させてスピーカユニット3を防水ケース2に取り付け、その取付状態においてスピーカホルダ12が圧縮コイルバネ14の弾性力によって防水パッキン16を介して防水ケース2に圧接している。
【選択図】図2

Description

本発明は、音を発するスピーカを搭載したスピーカ装置に関するものである。
従来、報知・警報等の音を発するスピーカを収納するスピーカホルダをユニット本体に固定的に取り付けて構成されるスピーカユニットが知られている。このようなスピーカユニットを例えば図9に示す屋外の壁面Wに設置する場合には、雨や放水に対する防水の観点から開口構造のスピーカを収納するスピーカホルダ212が鉛直下方を向くようにスピーカユニット203を配設するとともに、スピーカユニット203全体を防水ケース202で覆うのが一般的である。そして、防水ケース202の底面にスピーカ用の開口部207aを設け、スピーカホルダ212をその開口部207a周縁に防水パッキン216を介して押し付けることによって開口部207aにおける防水性を確保している(例えば、特許文献1)。
また、スピーカユニット203を収容した防水ケース202(以下、スピーカ装置という)の壁面Wからの突出度合いを抑えるべくスピーカ装置が壁面Wに沿った扁平形状に構成されており、その形状でのスピーカユニット203の防水ケース202への取付強度を効率良く確保するために該スピーカユニット203を偏平方向に直交して防水ケース202にネジ208で固定している。
これにより、従来のスピーカ装置では、スピーカユニット203の防水ケース202への取付方向が防水ケース202に対するスピーカホルダ212の圧接方向と略直交するようになっている。
なお、特許文献2には、収納箱に収納されたスピーカを、コイルバネで支持しながらそのコイルバネの弾性力により収納箱のスピーカ窓部の内側にパッキンを介して押し付けるように構成したスピーカ取付方法が開示されている。
実用新案登録第3010449号公報 特開昭52−78423号公報
しかしながら、図9に示すような従来のスピーカ装置では、防水ケース202に対するスピーカホルダ212の圧接方向がスピーカユニット203の防水ケース202への取付方向と直交しており、かつスピーカを収納するスピーカホルダ212がユニット本体に固定的に取り付けられているため、スピーカホルダ212を防水ケース202に対して十分に圧接させながらスピーカユニット203を防水ケース202に取り付けたとしても、時間の経過に伴って各構成部材が形状劣化するなどしてその圧接力が低下するという不都合があった。これにより、長期間に亘って高い防水性能を維持するのが困難であるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、高い防水性能を維持し続けることが可能なスピーカ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明のスピーカ装置は、スピーカを収納するスピーカホルダをユニット本体に取り付けてなるスピーカユニットと、このスピーカユニットを覆うように配設されて前記スピーカホルダのスピーカに対応する位置に開口部を有する防水ケースとを備え、前記スピーカホルダが防水パッキンを介して前記防水ケースの開口部周縁に圧接しており、前記スピーカユニットの前記防水ケースへの取付方向が前記防水ケースに対する前記スピーカホルダの圧接方向と略直交するスピーカ装置において、前記ユニット本体に本体側係合部を設けるとともに、前記スピーカホルダに前記本体側係合部と前記圧接方向に沿って所定量変位可能な状態で係合するホルダ側係合部を設け、前記ユニット本体と前記スピーカホルダとの間に弾性部材を介在させ、前記スピーカホルダを前記弾性部材の弾性力に抗して前記ユニット本体側に変位させて前記スピーカユニットを前記防水ケースに取り付け、その取付状態において前記スピーカホルダが前記弾性部材の弾性力によって前記防水パッキンを介して前記防水ケースに圧接していることを特徴とする。
部品点数の増加を抑制するために、前記弾性部材は、前記スピーカホルダに収納されたスピーカの背面に当接して該スピーカを前記スピーカホルダに押付固定するように構成されるのが好ましい。
スピーカホルダのユニット本体に対する取付けおよび取外しを容易に行うために、前記ホルダ側係合部は、前記スピーカホルダの内面に突設された係合突起であり、前記本体側係合部は、前記ユニット本体の外面に前記圧接方向に沿って延設されて前記係合突起を導き入れる挿入溝部と、前記挿入溝部に連設されて前記圧接方向に略直交する方向に延びる回転溝部と、前記回転溝部に連設されて前記圧接方向に沿って延びる固定溝部とを含む鉤状に形成されており、前記係合突起が、前記弾性部材の弾性力に抗しながら前記挿入溝部および回転溝部を通過したのち前記弾性部材の弾性力によって前記固定溝部と係合するように構成されるのが好ましい。
この発明のスピーカ装置によれば、スピーカユニットの防水ケースへの取付状態でスピーカホルダが弾性部材の弾性力によって防水パッキンを介して防水ケースに圧接するように構成したので、時間の経過に伴って各構成部材が形状劣化したとしても、上記圧接状態を維持し続けることができる。これによって、長期間に亘る高い防水性能を容易に維持することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるスピーカ装置の全体構成を示した斜視図であり、図2は、図1に示したスピーカ装置を壁面に取り付けた状態でのA−A線に沿った断面図である。また、図3は、図1に示したスピーカ装置のスピーカユニットを示した正面図であり、図4〜図6は、図3に示したスピーカユニットの各構成部材の斜視図である。まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態によるスピーカ装置1の全体構成について説明する。
本実施形態のスピーカ装置1は、例えば屋外の壁面W(図2参照)に設置可能なように構成されており、雨や放水に対する防水機能を有する防水ケース2と、防水ケース2内に収納されて報知・警報等の音を発する機能を有するスピーカユニット3とを備えている。
防水ケース2は、スピーカユニット3を取り付けるボディ4と、ボディ4に対して上下方向にスライドしてスピーカユニット3を覆うカバー5とにより構成されている。
ボディ4は、図2に示すように、図略の固定具によって壁面Wに固定されており、壁面Wに沿って延びる垂直部6と、垂直部6の下端縁から直角に折れ曲がって延びる水平部7とを含む側面視で略L字形状を有している。
垂直部6には、スピーカユニット3をボディ4に取り付けるための第1ネジ8が螺合する第1ネジ孔6aが設けられている。本実施形態では、水平方向に配された第1ネジ8によってスピーカユニット3が防水ケース2に固定されているが、これは以下の理由による。
すなわち、スピーカ装置1を壁面Wに沿った扁平形状に構成してスピーカ装置1の壁面Wからの突出度合いを抑えているため、その形状においてスピーカユニット3の防水ケース2への取付強度を効率良く確保するために、該スピーカユニット3を偏平方向に直交して防水ケース2にネジ止め固定している。
水平部7には、次述するスピーカユニット3のスピーカホルダ12に収納されたスピーカ11に対応する位置に円形の開口部7aが形成されている。この開口部7aは、スピーカ11から発せられる音を通過させるために設けられている。
スピーカユニット3は、スピーカ11を収納するスピーカホルダ12をユニット本体13に取り付けて構成されており、雨や放水に対する防水の観点から開口構造を有するスピーカホルダ12が鉛直下方を向くように配設されている。つまり、スピーカユニット3は、スピーカホルダ12が防水ケース2の開口部7aに臨まされた姿勢で防水ケース2に取り付けられている。また、ユニット本体13とスピーカホルダ12との間には、圧縮コイルバネ14が配設されている。なお、圧縮コイルバネ14は、本発明の「弾性部材」の一例である。
スピーカホルダ12には、図5に示すように、円環状のスピーカパッキン15を介在させてスピーカ11が収納されるようになっている。このスピーカ11の背面には上記圧縮コイルバネ14の一端が当接しており、これによってスピーカ11がスピーカパッキン15を介してスピーカホルダ12に押付固定されるようになっている。また、スピーカホルダ12の外面には、円環状の防水パッキン16が装着されている。スピーカホルダ12は、前記圧縮コイルバネ14の弾性力によって防水パッキン16を介して防水ケース2の開口部7a周縁部位に圧接(水密状態で接触)するように構成されている。詳しくは、圧縮コイルバネ14の弾性力がスピーカ11を介してスピーカホルダ12に伝達されることによって、防水パッキン16がスピーカホルダ12と防水ケース2との間で圧縮され、防水ケース2の開口部7aにおける防水性が十分に確保されるようになっている。
スピーカホルダ12は、図2、図5および図6に示すように、防水ケース2の開口部7aに臨まされる円形状の底部21と、底部21の外端縁から上方に立ち上がる第1立上り部22と、第1立上り部22の上端縁から外方へ張り出す張出部23と、張出部23の外端縁から上方に立ち上がる第2立上り部24とにより構成されている。
底部21の上面と第1立上り部22の内周面とにより形成される断面L字状の部位には、前記スピーカパッキン15およびスピーカ11が嵌め込まれて保持されている。
また、第1立上り部22の外周面と張出部23の下面とにより形成される断面L字状の部位には、前記防水パッキン16が嵌め込まれて装着されている。この防水パッキン16の下端面は、図示は省略するが、スピーカホルダ12への装着状態において底部21の下端面よりも下方に突出するように寸法設計されており、これによってスピーカユニット3を防水ケース2に取り付けた状態では圧縮コイルバネ14の弾性力によって防水パッキン16のみが防水ケース2に密接して圧縮されるようになっている。
底部21には、スピーカ11から発せられる音を通過させるためのメッシュ(網目)構造を有するスピーカ開口部25が形成されている。
ここで、第2立上り部24の内周面には、互いに対向する位置に一対の係合突起26が設けられている。この係合突起26は、後述するユニット本体13の係合溝61と圧接方向(上下方向)に沿って所定量変位可能な状態で係合するようになっている。なお、係合突起26は、本発明の「ホルダ側係合部」の一例であり、係合溝61は、本発明の「本体側係合部」の一例である。
ユニット本体13は、ブラケット30と、ブラケット30を介してボディ4に取り付けられる前カバー40とにより構成されており、スピーカ11への電力供給やスピーカ11の報知動作等の制御を行うための基板51および報知回路52を収容している。
詳細には、図2および図3に示すように、ブラケット30の適所には第2ネジ孔31が形成されており、前カバー40の適所には第2ネジ挿入孔41が形成されている。そして、第2ネジ53(図2参照)を前カバー40の第2ネジ挿入孔41に挿入してブラケット30の第2ネジ孔31に螺合させることによって前カバー40とブラケット30とを固定している。
また、ブラケット30の適所には、前記第1ネジ8を挿通させるための貫通孔32aを有する位置決めボス32が形成されているとともに、前カバー40の適所には、ブラケット30に向けて突設されて第1ネジ8を挿入するための第1ネジ挿入孔42aを有する基板固定ボス42が形成されている。そして、第1ネジ8を前カバー40の第1ネジ挿入孔42aとブラケット30の貫通孔32aとに順次挿入して前述したボディ4の第1ネジ孔6aに螺合させることによって前カバー40をブラケット30とともに防水ケース2のボディ4にネジ止め固定している。
ブラケット30の位置決めボス32は、基板51に設けられた孔部に挿入されるとともに、前カバー40の基板固定ボス42に当接するように構成されており、これによって基板51と基板51に取り付けられた報知回路52とをユニット本体13内で保持するようになっている。なお、基板51にはスピーカ11から導出された図略のリード線が接続されている。このリード線は、十分な線長さを有するように長さ設定されており、スピーカホルダ12がユニット本体13から取り外された際に部材間で引っ張られることのないようになっている。
前カバー40の下端には、スピーカホルダ12を取付可能なホルダ取付部43が形成されている。ホルダ取付部43は、比較的小径な上側胴部44と、上側胴部44の下方に連設された比較的大径な下側胴部45とにより構成された中空構造を有している。
上側胴部44の内側には、上側胴部44と同心のバネ用ボス46が立設されている。このバネ用ボス46には、スピーカ11の背面に当接する前記圧縮コイルバネ14の他端が取り付けられている。
下側胴部45の外周面には、図4に示すように、前記スピーカホルダ12の係合突起26と各々係合する係合溝61が設けられている。係合溝61は、図7に示すように、垂直方向に沿って延設された挿入溝部62と、挿入溝部62に連設されて水平方向に延びる回転溝部63と、回転溝部63に連設されて垂直方向に沿って延びる固定溝部64とを有する鉤状に形成されている。
挿入溝部62は、スピーカホルダ12の係合突起26を下側胴部45の下端縁から導き入れて鉛直上方の回転溝部63に向けてガイドする機能を有している。回転溝部63は、挿入溝部62を通過した係合突起26を固定溝部64に向けてガイドする機能を有している。固定溝部64は、係合突起26と係合してスピーカホルダ12をユニット本体13に取り付ける機能を有している。すなわち、係合突起26が圧縮コイルバネ14の弾性力により固定溝部64の下端において係止されることによってスピーカホルダ12がユニット本体13に固定されている。また、係合突起26は、圧接方向に沿ってある程度変位したとしても固定溝部64内に留まるようになっており、これによって固定溝部64との係合状態が容易に解除されることがないように構成されている。
次に、図7を参照して、スピーカホルダ12のユニット本体13への取付手順、および、スピーカユニット3の防水ケース2への取付手順について説明する。
スピーカ11を収納したスピーカホルダ12をユニット本体13のホルダ取付部43に取り付けるには、まず、図7(a)に示すように、スピーカホルダ12の係合突起26をユニット本体13の挿入溝部62の下端(下側胴部45の下端縁)に対応させた状態から、スピーカホルダ12に例えばユーザの手等により外力を作用させてスピーカホルダ12を圧縮コイルバネ14の弾性力に抗してユニット本体13側に変位させ、係合突起26を挿入溝部62内に進入させる。そして、係合突起26が挿入溝部62の上端に到達すると、スピーカホルダ12をユニット本体13に対して右回りに約90度回転させ、係合突起26を回転溝部63内を移動させる。そして、係合突起26が固定溝部64に到達すると、スピーカホルダ12に作用させていた外力を解除する。これにより、圧縮コイルバネ14の弾性力に従ってスピーカホルダ12がユニット本体13から遠ざかる方向に変位し、係合突起26が固定溝部64内を下方に向けて移動する。そして、係合突起26が固定溝部64の下端で係止され(図7(b)参照)、スピーカホルダ12がユニット本体13に対して固定的に取り付けられることとなる。
なお、スピーカホルダ12をユニット本体13から取り外す際には、係合突起26が固定溝部64から回転溝部63を通って挿入溝部62へと移動するように、上記とは逆の手順に従ってスピーカホルダ12をユニット本体13に対して変位及び回転させればよい。
次に、スピーカユニット3を例えば予め壁面Wに取り付けられた防水ケース2のボディ4に取り付けるには、スピーカユニット3のスピーカホルダ12にユーザの手等により外力を作用させてスピーカホルダ12を圧縮コイルバネ14の弾性力に抗してユニット本体13側にある程度変位させ、係合突起26を固定溝部64内で上方に移動させる。そして、その変位させた状態を保ちつつスピーカユニット3を防水ケース2のボディ4の所定位置に宛がい、スピーカホルダ12に作用させていた外力を解除する。その後、第1ネジ8を用いてスピーカユニット3を防水ケース2のボディ4にネジ止め固定する。この取付状態では、図7の(c)に示すように、スピーカホルダ12が圧縮コイルバネ14の弾性力に抗してユニット本体13側に所定量d変位しており、その変位量dに対応する圧縮コイルバネ14の弾性力によってスピーカホルダ12が防水パッキン16を介して防水ケース2のボディ4の開口部7a周縁に圧接している。
なお、上記同様の手順によって予めスピーカユニット3を防水ケース2のボディ4に取り付けた後、ボディ4を壁面Wに取り付けることによっても同様の取付形態を得ることが可能である。
本実施形態では、上記のように、スピーカユニット3の防水ケース2への取付状態でスピーカホルダ12が圧縮コイルバネ14の弾性力によって防水パッキン16を介して防水ケース2に圧接するように構成したので、時間の経過に伴って各構成部材が形状劣化したとしても、上記圧接状態を維持し続けることができる。これによって、長期間に亘る高い防水性能を容易に維持することができる。
また、本実施形態では、上記のように、圧縮コイルバネ14が、スピーカホルダ12に収納されたスピーカ11の背面に当接して該スピーカ11をスピーカホルダ12に押付固定する構成としたので、防水パッキン16を介してスピーカホルダ12を防水ケース2に圧接させるための圧縮コイルバネ14に、スピーカ11をスピーカホルダ12に固定するための部材を兼用させることができる。これによって、部品点数の増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、係合突起26が、圧縮コイルバネ14の弾性力に抗しながら挿入溝部62および回転溝部63を通過したのち圧縮コイルバネ14の弾性力によって固定溝部64と係合するように構成したので、スピーカホルダ12の係合突起26をユニット本体13の係合溝61に無理なく係合させることができる。これによって、スピーカホルダ12のユニット本体13に対する取付け及び取外しを容易に行うことができる。
なお、上記実施形態では、挿入溝部62、回転溝部63および固定溝部64からなる係合溝61をユニット本体13のホルダ取付部43に形成したが、これに限らず、図8に示すように、固定溝部164のみからなる係合溝161をユニット本体13のホルダ取付部43に形成しても良い。この場合、一対の係合突起26同士が遠ざかるようにスピーカホルダ12を撓ませた状態で、係合突起26をホルダ取付部43の係合溝161に嵌め込む、いわゆる無理嵌めすることによってスピーカホルダ12をユニット本体13に取り付けることが可能である。
また、上記実施形態では、本発明のスピーカ装置を、屋外の壁面Wに設置されるスピーカ装置1に適用する例について示したが、これに限らず、浴室等の水滴が飛散するような状況下に設置されるスピーカ装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、スピーカホルダ12とユニット本体13との間に圧縮コイルバネ14を介在させ、スピーカホルダ12が防水パッキン16を介して防水ケース2の開口部7a周縁に圧接するように構成する例について示したが、これに限らず、上記圧縮コイルバネ14に代えて例えば板バネを用いて、スピーカホルダ12を、防水パッキン16を介して防水ケース2のボディ4の開口部7a周縁に圧接させるようにしてもよい。
本発明の一実施形態によるスピーカ装置の全体構成を示した斜視図である。 図1に示したスピーカ装置を壁面に取り付けた状態でのA−A線に沿った断面図である。 図1に示したスピーカ装置のスピーカユニットを示した正面図である。 図3に示したスピーカユニットのユニット本体の斜視図である。 図3に示したスピーカユニットのスピーカホルダに収納される各部材の配置構成を示した分解斜視図である。 図5に示したスピーカホルダを異なった視線から見た状態の斜視図である。 スピーカホルダのユニット本体への取付手順を説明するための概略図である。 本発明の変形例によるスピーカホルダのユニット本体への取付構成を示した説明図である。 従来のスピーカ装置の全体構成を示した概略断面図である。
符号の説明
1 スピーカ装置
2 防水ケース
3 スピーカユニット
7a 開口部
11 スピーカ
12 スピーカホルダ
13 ユニット本体
14 圧縮コイルバネ(弾性部材)
16 防水パッキン
26 係合突起(ホルダ側係合部)
61,161 係合溝(本体側係合部)
62 挿入溝部
63 回転溝部
64,164 固定溝部

Claims (3)

  1. スピーカを収納するスピーカホルダをユニット本体に取り付けてなるスピーカユニットと、このスピーカユニットを覆うように配設されて前記スピーカホルダのスピーカに対応する位置に開口部を有する防水ケースとを備え、前記スピーカホルダが防水パッキンを介して前記防水ケースの開口部周縁に圧接しており、前記スピーカユニットの前記防水ケースへの取付方向が前記防水ケースに対する前記スピーカホルダの圧接方向と略直交するスピーカ装置において、
    前記ユニット本体に本体側係合部を設けるとともに、前記スピーカホルダに前記本体側係合部と前記圧接方向に沿って所定量変位可能な状態で係合するホルダ側係合部を設け、
    前記ユニット本体と前記スピーカホルダとの間に弾性部材を介在させ、
    前記スピーカホルダを前記弾性部材の弾性力に抗して前記ユニット本体側に変位させて前記スピーカユニットを前記防水ケースに取り付け、その取付状態において前記スピーカホルダが前記弾性部材の弾性力によって前記防水パッキンを介して前記防水ケースに圧接していることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記弾性部材は、前記スピーカホルダに収納されたスピーカの背面に当接して該スピーカを前記スピーカホルダに押付固定することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記ホルダ側係合部は、前記スピーカホルダの内面に突設された係合突起であり、
    前記本体側係合部は、前記ユニット本体の外面に前記圧接方向に沿って延設されて前記係合突起を導き入れる挿入溝部と、前記挿入溝部に連設されて前記圧接方向に略直交する方向に延びる回転溝部と、前記回転溝部に連設されて前記圧接方向に沿って延びる固定溝部とを含む鉤状に形成されており、
    前記係合突起が、前記弾性部材の弾性力に抗しながら前記挿入溝部および回転溝部を通過したのち前記弾性部材の弾性力によって前記固定溝部と係合することを特徴とする請求項1または2に記載のスピーカ装置。
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