JP2003041843A - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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JP2003041843A
JP2003041843A JP2001234368A JP2001234368A JP2003041843A JP 2003041843 A JP2003041843 A JP 2003041843A JP 2001234368 A JP2001234368 A JP 2001234368A JP 2001234368 A JP2001234368 A JP 2001234368A JP 2003041843 A JP2003041843 A JP 2003041843A
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JP
Japan
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hinge
hinge pin
door
box
door body
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JP2001234368A
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English (en)
Inventor
Norio Takahashi
典夫 高橋
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蝶番ピンの着脱が容易にできると共に、抜け止
め具等の部品を紛失する虞がない蝶番を提供する。 【解決手段】扉体側蝶番筒5から僅かに離れた位置に扉
体2の折曲部2aに対応したL字状の折曲片を固設して
抜け止め用凸部8を形成する。蝶番ピン6は頭部6bの
半円を拡径して係止突起6cを形成し、係止突起6cに
は軸方向に蝶番ピン6の回転を防止するための回転防止
溝6dを形成する。扉体2を開放した状態で蝶番ピン6
の回転防止溝6dを箱体1の水切り片1aの端縁に嵌め
てから蝶番ピン6を扉体側蝶番筒5と箱体側蝶番筒4に
挿入する。扉体2を閉塞すると抜け止め用凸部8が係止
突起6cと軸方向に重なり、蝶番ピン6の脱落を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、分電盤や
配電盤等の電気機器収納箱の箱体に扉体を開閉自在に蝶
着するための蝶番の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蝶番は、例えば実公平6−408
40号公報に開示されるものがある。この蝶番は、蝶番
ピン(5)の先端にテーパ(9)を設け、テーパ(9)
に対応して傾斜させた内面(11)を有するピンキャッ
プ(10)を蝶番ピン(5)の環状溝(7)に嵌合させ
て蝶番ピン(5)の抜け止めを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分電盤や配電盤等は色
塗り替え、設置、及び機器収納の際に扉体を取り外して
行うことが多いため、蝶番ピンが抜き取れるようになっ
ている。しかしながら、上記の蝶番は、蝶番ピンを抜き
取るにはピンキャップを取り外さなければならず、取り
外したピンキャップを紛失する虞があった。また、ピン
キャップを取り外す際に変形しやすいので再使用時には
形を整える必要があり、面倒であった。
【0004】そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的
は、蝶番ピンの着脱が容易にできると共に、抜け止め具
等の部品を紛失する虞がない蝶番を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、箱体の開口部の周
縁に形成したコ字状の水切り片に設けた箱体側蝶番筒
と、箱体の開口部を施蓋する扉体の端部に設けた扉体側
蝶番筒とに蝶番ピンを挿通させて成る蝶番において、蝶
番ピンの挿入側の蝶番筒の近傍に抜け止め用凸部を設
け、扉体の閉塞時に抜け止め用凸部に係止し、扉体の開
放時に抜け止め用凸部との係止を解除する係止突起と、
水切り片の端縁に係止して係止突起の回転を防止する回
転防止溝とを蝶番ピンに設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の蝶番において、係止突起と回転防止溝を合成樹
脂部材で形成し、合成樹脂部材を蝶番ピンに挿通させて
設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明によれば、
箱体の開口部の周縁に形成したコ字状の水切り片に設け
た箱体側蝶番筒と、箱体の開口部を施蓋する扉体の端部
に設けた扉体側蝶番筒とに蝶番ピンを挿通させて成る蝶
番において、蝶番ピンの挿入側の蝶番筒の近傍に抜け止
め用凸部を設け、扉体の閉塞時に抜け止め用凸部に係止
し、扉体の開放時に抜け止め用凸部との係止を解除する
係止突起と、水切り片の端縁に係止して係止突起の回転
を防止する回転防止溝とを蝶番ピンに設けたことによ
り、蝶番ピンの着脱が容易にできると共に、抜け止め具
等の部品を紛失する虞がない。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の蝶番において、係止突起と回転防止溝を合成樹
脂部材で形成し、合成樹脂部材を蝶番ピンに挿通させて
設けたことにより、安価に製造することができる。
【0009】
【実施例】本発明に係る蝶番の第一実施例を図1及び図
2の添付図面に基づいて説明する。
【0010】例えば、分電盤や配電盤等の電気機器収納
箱の箱体1と扉体2とを蝶着する蝶番は、箱体1の開口
部の周縁に形成したコ字状の水切り片1aに設けた箱体
側蝶番筒4と、箱体1の開口部を施蓋する扉体2の端部
に設けた扉体側蝶番筒5と、扉体側蝶番筒5と箱体側蝶
番筒4とに挿通する蝶番ピン6とで構成している。
【0011】蝶番ピン6は、棒状の軸部6aの一端に拡
径した頭部6bが設けられ、頭部6bの半円が更に拡径
されて係止突起6cが形成され、係止突起6cには蝶番
ピン6の回転を防止するための回転防止溝6dが軸方向
に形成されている。また、頭部6bと反対側の先端は蝶
番筒に挿入しやすいようにテーパ6eが形成されてい
る。
【0012】蝶番ピン6の挿入側となる扉体側蝶番筒5
から僅かに離れた位置に扉体2の折曲部2aに対応した
L字状の折曲片が固設され、抜け止め用凸部8を形成し
ている。この抜け止め用凸部8を形成する折曲片は、扉
体側蝶番筒5と連結板9を介して一体に形成され、連結
板9を扉体2に溶接することによって扉体側蝶番筒5は
固定されている。抜け止め用凸部8は扉体2の開閉方向
の変更に備えて扉体側蝶番筒5の両側に設けられてい
る。
【0013】扉体2を開放した状態で扉体2の扉体側蝶
番筒5と箱体1の箱体側蝶番筒4の中心軸を一致させ、
蝶番ピン6の回転防止溝6dを箱体1の水切り片1aの
端縁に嵌めてから蝶番ピン6を扉体側蝶番筒5と箱体側
蝶番筒4に挿入する。蝶番ピン6の頭部6bが扉体側蝶
番筒5の端面に当接するまで差し込むと、蝶番ピン6の
係止突起6cは扉体側蝶番筒5の端面と抜け止め用凸部
8との間に位置する。
【0014】扉体2を閉塞する方向に回動させると蝶番
ピン6の回転防止溝6dが箱体1の水切り片1aに嵌合
しているので蝶番ピン6はそのままの状態で扉体2だけ
が回動する。扉体2が回動すると抜け止め用凸部8が蝶
番ピン6の係止突起6cと軸方向に重なり、蝶番ピン6
の脱落を防止することができる。
【0015】扉体2を開放すると蝶番ピン6の係止突起
6cと扉体2の抜け止め用凸部8が重ならないので蝶番
ピン6を取り外すことができる。
【0016】本発明に係る蝶番の第二実施例を図3〜図
5の添付図面に基づいて説明する。
【0017】例えば、分電盤や配電盤等の電気機器収納
箱の箱体11と扉体12とを蝶着する蝶番は、箱体11
の開口部の周縁に形成したコ字状の水切り片11aに設
けた箱体側蝶番筒14と、箱体11の開口部を施蓋する
扉体12の端部に設けた扉体側蝶番筒15と、扉体側蝶
番筒15と箱体側蝶番筒14とに挿通する蝶番ピン16
とで構成している。
【0018】蝶番ピン16は、棒状の軸部16aの一端
に拡径した頭部16bが設けられ、頭部16bと反対側
の先端は蝶番筒に挿入しやすいようにテーパ16cが形
成されている。蝶番ピン16には合成樹脂で形成した抜
け止め具17が取り付けられる。
【0019】抜け止め具17は、蝶番ピン16の軸部1
6aが挿通可能な挿通孔17aを有する円筒状に形成さ
れ、外周の半円が拡径されて係止突起17bが形成さ
れ、係止突起17bには抜け止め具17の回転を防止す
るための回転防止溝17cが挿通孔17aと同一方向に
形成されている。抜け止め具17の挿通孔17aに蝶番
ピン16の軸部16aを圧入し、抜け止め具17が蝶番
ピン16の頭部16aに当接するまで差し込んで取り付
ける。
【0020】蝶番ピン16の挿入側となる扉体側蝶番筒
15から僅かに離れた位置に扉体12の折曲部12aに
対応したL字状の折曲片が固設され、抜け止め用凸部1
8を形成している。この抜け止め用凸部18を形成する
折曲片は、扉体側蝶番筒15と連結板19を介して一体
に形成され、連結板19を扉体12に溶接することによ
って扉体側蝶番筒15は固定されている。抜け止め用凸
部18は扉体12の開閉方向の変更に備えて扉体側蝶番
筒15の両側に設けられている。
【0021】扉体12を開放した状態で扉体12の扉体
側蝶番筒15と箱体11の箱体側蝶番筒14の中心軸を
一致させ、抜け止め具17の回転防止溝17cを箱体1
1の水切り片11aの端縁に嵌めてから蝶番ピン16を
扉体側蝶番筒15と箱体側蝶番筒14に挿入する。抜け
止め具17が扉体側蝶番筒15の端面に当接するまで差
し込むと、抜け止め具17の係止突起17bは扉体側蝶
番筒15の端面と抜け止め用凸部18との間に位置す
る。
【0022】扉体12を閉塞する方向に回動させると抜
け止め具17の回転防止溝17cが箱体11の水切り片
11aに嵌合しているので抜け止め具17はそのままの
状態で扉体12だけが回動する。扉体12が回動すると
抜け止め用凸部18が抜け止め具17の係止突起17b
と軸方向に重なり、蝶番ピン16の脱落を防止すること
ができる。
【0023】扉体12を開放すると抜け止め具17の係
止突起17bと扉体12の抜け止め用凸部18が重なら
ないので蝶番ピン16を取り外すことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、箱体の開口部の周縁に形成したコ字状の水
切り片に設けた箱体側蝶番筒と、箱体の開口部を施蓋す
る扉体の端部に設けた扉体側蝶番筒とに蝶番ピンを挿通
させて成る蝶番において、蝶番ピンの挿入側の蝶番筒の
近傍に抜け止め用凸部を設け、扉体の閉塞時に抜け止め
用凸部に係止し、扉体の開放時に抜け止め用凸部との係
止を解除する係止突起と、水切り片の端縁に係止して係
止突起の回転を防止する回転防止溝とを蝶番ピンに設け
たことにより、蝶番ピンの着脱の際、従来のようなピン
キャップ等の抜け止め具の着脱が不要なので蝶番ピンの
着脱が容易にできると共に、抜け止め具等の部品を紛失
する虞がないという効果がある。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の蝶番において、係止突起と回転防止溝を合成樹
脂部材で形成し、合成樹脂部材を蝶番ピンに挿通させて
設けたことにより、加工が容易にできるので安価に製造
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る蝶番の分解斜視図で
ある。
【図2】本発明の第一実施例に係る電気機器収納箱の要
部断面図であり、(a)から(d)にかけて扉体が閉塞
する様子を示す。
【図3】本発明の第二実施例に係る蝶番の分解斜視図で
ある。
【図4】本発明の第二実施例に係る蝶番ピンに抜け止め
具を取り付ける様子を示す斜視図である。
【図5】本発明の第二実施例に係る電気機器収納箱の要
部断面図であり、(a)から(d)にかけて扉体が閉塞
する様子を示す。
【符号の説明】
1 箱体 1a 水切り片 2 扉体 4 箱体側蝶番筒 5 扉体側蝶番筒 6 蝶番ピン 6a 軸部 6b 頭部 6c 係止突起 6d 回転防止溝 8 抜け止め用凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体の開口部の周縁に形成したコ字状の
    水切り片に設けた箱体側蝶番筒と、前記箱体の開口部を
    施蓋する扉体の端部に設けた扉体側蝶番筒とに蝶番ピン
    を挿通させて成る蝶番において、前記蝶番ピンの挿入側
    の蝶番筒の近傍に抜け止め用凸部を設け、前記扉体の閉
    塞時に前記抜け止め用凸部に係止し、前記扉体の開放時
    に前記抜け止め用凸部との係止を解除する係止突起と、
    前記水切り片の端縁に係止して前記係止突起の回転を防
    止する回転防止溝とを蝶番ピンに設けたことを特徴とす
    る蝶番。
  2. 【請求項2】 前記係止突起と前記回転防止溝を合成樹
    脂部材で形成し、該合成樹脂部材を前記蝶番ピンに挿通
    させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の蝶番。
JP2001234368A 2001-08-02 2001-08-02 蝶 番 Pending JP2003041843A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291457A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Nitto Electric Works Ltd 電気機器収納箱の扉の蝶番構造
WO2009136506A1 (ja) 2008-05-09 2009-11-12 住友ベークライト株式会社 N結合型糖鎖を利用した膵臓癌の診断方法
WO2013051710A1 (ja) 2011-10-06 2013-04-11 国立大学法人鹿児島大学 消化器癌診断用マーカー、および消化器癌の検査方法
CN103066505A (zh) * 2012-12-14 2013-04-24 大连国通电气有限公司 一种柜体安装及联接附件

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