JP5396191B2 - 袖パネル付ドア - Google Patents

袖パネル付ドア Download PDF

Info

Publication number
JP5396191B2
JP5396191B2 JP2009183976A JP2009183976A JP5396191B2 JP 5396191 B2 JP5396191 B2 JP 5396191B2 JP 2009183976 A JP2009183976 A JP 2009183976A JP 2009183976 A JP2009183976 A JP 2009183976A JP 5396191 B2 JP5396191 B2 JP 5396191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve panel
door
frame
sleeve
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009183976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011038258A (ja
Inventor
康晴 大坂
秀明 滝浪
亮 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2009183976A priority Critical patent/JP5396191B2/ja
Publication of JP2011038258A publication Critical patent/JP2011038258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5396191B2 publication Critical patent/JP5396191B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

本発明は、マンション等の玄関に設置される袖パネル付ドアに関するものである。
マンション、或は一戸建住宅等の玄関に設置されるドアとして、袖パネルがセットで設置される袖パネル付ドアがあり、袖パネルには玄関に付帯する設備、例えばインターホン、表札、門灯、或は新聞受け等が設けられる。
一般的に袖パネルの裏面側は躯体の壁面となっており、又袖パネルに対して付帯機器の工事は袖パネルの背面側から施工する様になっている。従って、袖パネルは背面が外部に露出する様、着脱自在となっているか、或は回転可能な構造となっている。更に、袖パネルの工事完了後は特殊な事情、例えば付帯機器の保守等の事情が生じない限り、取外されることはない。更に、防犯上からも容易に取外すことができない構造が要求される。
従来の袖パネルの構造としては、例えば図10に示されるものがある。
図示される様に、袖パネル1がヒンジ2を中心に回転可能に設けられると共にドア3が回転可能に取付けられる枠体4(図中、左部分のみを図示)に中竪枠5が設けられ、該中竪枠5には袖パネル1の戸先が当接し、袖パネル1の戸先を中竪枠5に固定し、更に中竪枠5にはドア3の戸先が当接し、ドア戸先が中竪枠5に係止される様になっている。
前記中竪枠5のドア側には、ストライカ6を取付ける為の欠切部7が形成されている。前記袖パネル1の戸先を固定する場合は、前記中竪枠5にストライカ6を取付ける前に、欠切部7から螺子8を挿入して螺子8により中竪枠5と袖パネル1の戸先とを固着し、その後ストライカ6を前記欠切部7に嵌込み取付けている。
従来の袖パネル付ドアの袖パネル固定では、前記袖パネル1の戸先を固定する構造と、前記ストライカ6を取付ける構造とが別構造であり、更に、螺子8により前記袖パネル1の戸先を固定する為には、先ず前記ストライカ6の着脱作業が必要であり、作業が面倒である。
特開2005−16142号公報 特開2006−22584号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、袖パネルを固定する場合に、ストライカの着脱作業を伴うことなく実施可能とし、袖パネル付ドアの固定作業を容易にし、更には袖パネル付ドアに設置されている付帯機器の保守作業性を向上させるものである。
本発明は、開口部に設けられる枠体が中竪枠によって袖パネル収納枠とドア収納枠とに分割され、前記袖パネル収納枠に袖パネルが前記中竪枠側が戸先となる様に回転可能に設けられ、前記ドア収納枠にドアが前記中竪枠側が戸先となる様に回転可能に設けられ、前記袖パネルの戸先端面又は前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面のいずれか一方に先端が突出方向に付勢された係止部材が設けられ、前記戸先端面、前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面のいずれか他方に前記係止部材が係合する係合部が設けられ、前記袖パネルが袖パネル収納枠が閉じられる過程で、前記係止部材が押込まれ、前記袖パネルが完全に閉じられた状態で係止部材先端が復帰して前記係合部に嵌合し、前記袖パネルの戸先が前記中竪枠に固定される袖パネル付ドアに係るものである。
又本発明は、前記係止部材は前記袖パネルの戸先端面に設けられ、前記係合部は前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面に設けられ、前記係止部材先端が嵌合する係合孔である袖パネル付ドアに係り、又前記係止部材は、バネ性を有する板材である袖パネル付ドアに係り、又前記係止部材は、突出方向に付勢された3角形状のラッチである袖パネル付ドアに係り、又前記係止部材は、棒状の係合ピンであり、該係合ピンはスプリングにより、突出方向に付勢されている袖パネル付ドアに係り、又前記係止部材は前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面に設けられたバネ性を有する板材であり、前記係合部は前記袖パネルの戸先端面に設けられた係止突片である袖パネル付ドアに係り、更に又、前記中竪枠のドア収納枠側側面にはドア用のストライカが設けられ、該ストライカを取除いた状態で、ストライカ取付け用の孔から前記係合孔が露出する袖パネル付ドアに係るものである。
本発明によれば、開口部に設けられる枠体が中竪枠によって袖パネル収納枠とドア収納枠とに分割され、前記袖パネル収納枠に袖パネルが前記中竪枠側が戸先となる様に回転可能に設けられ、前記ドア収納枠にドアが前記中竪枠側が戸先となる様に回転可能に設けられ、前記袖パネルの戸先端面又は前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面のいずれか一方に先端が突出方向に付勢された係止部材が設けられ、前記戸先端面、前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面のいずれか他方に前記係止部材が係合する係合部が設けられ、前記袖パネルが袖パネル収納枠が閉じられる過程で、前記係止部材が押込まれ、前記袖パネルが完全に閉じられた状態で係止部材先端が復帰して前記係合部に嵌合し、前記袖パネルの戸先が前記中竪枠に固定されるので、螺子の締付け作業がなく、前記袖パネルを単に閉じるのみで袖パネルの固定が可能となり、袖パネル固定作業性が向上する。
又本発明によれば、前記係止部材は前記袖パネルの戸先端面に設けられ、前記係合部は前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面に設けられ、前記係止部材先端が嵌合する係合孔であり、又前記中竪枠のドア収納枠側側面にはドア用のストライカが設けられ、該ストライカを取除いた状態で、ストライカ取付け用の孔から前記係合孔が露出するので、ストライカを取除いた状態で、前記係合孔から係合部材を取外すことができ、簡単に袖パネルの固定を解除することができるという優れた効果を発揮する。
本発明が実施される袖パネル付ドアの概略を示す正面図である。 図1のA−A矢視図である。 第1の実施例を示し、図1のB−B矢視図である。 第2の実施例を示し、図1のB−B矢視相当図である。 第3の実施例を示し、図1のB−B矢視相当図である。 第4の実施例を示し、図1のB−B矢視相当図である。 第5の実施例を示し、図1のB−B矢視相当図である。 第6の実施例を示し、図1のB−B矢視相当図である。 第7の実施例を示し、図1のB−B矢視相当図である。 従来の袖パネル付ドアを示す袖パネル部分の平断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1、図2に於いて、袖パネル付ドアについて説明する。
図1、図2中、図10中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
図1中、4は開口部に設けられる枠体であり、該枠体4には上下に延びる中竪枠5が設けられ、該中竪枠5によって前記枠体4が左右に分割され、前記枠体4の左竪枠11と前記中竪枠5との間で袖パネル収納枠12が構成され、又該中竪枠5と前記枠体4の右竪枠13間にドア収納枠14が構成される。
前記袖パネル1は前記左竪枠11近傍に設けられたヒンジ2を中心に回転可能に設けられ、ドア3は前記右竪枠13に蝶番15を介して回転自在に取付けられている。前記袖パネル1には、郵便受け16、インターホン17、表札18、門灯19等の付帯機器が設置される。
前記袖パネル1の戸先は前記中竪枠5に当接し、袖パネル固定手段21(後述)によって固定され、前記ドア3の戸先は前記中竪枠5に当接し、ノッチ(図示せず)、ストライカ6、ドアノブ等によって構成されるドア係止手段22によって係止される様になっている。
又、前記ドア収納枠14の内周部にはシール部材23が設けられ、前記ドア3が閉じられた状態で該ドア3と前記ドア収納枠14間がシールされる。
次に、図3を参照して前記袖パネル固定手段21、前記ドア係止手段22の第1の実施例について説明する。
前記中竪枠5のドア収納枠14を形成する面の一部に欠切部7を形成し、該欠切部7にストライカ6が嵌込み取付けられる。前記中竪枠5の前記袖パネル収納枠12を構成する部材24は、全ての屈曲部が90゜である断面W形状に形成され、中央に形成される凹部が前記袖パネル1の戸先の角部に対向する様に配設されている。又、前記部材24は、閉状態の袖パネル1と平行な前階段面24aと該前階段面24aから前記袖パネル1の厚み分後退した後段差面24bを有している。
前記袖パネル1の戸先には袖パネル庇部25が室外側表面から延出する様に設けられ、該袖パネル庇部25は前記前階段面24aと対向し、前記袖パネル1の戸先部の室内側表面が前記後段差面24bに対向する様になっており、前記袖パネル庇部25と前記前階段面24aとの間には高弾性材であるスポンジパッキン26が介設され、前記袖パネル1の室内側面と前記後段差面24bとの間には、前記袖パネル1の上下の少なくとも一部、好ましくは上下全長に亘ってマグネットシート27が介設されている。
前記袖パネル庇部25の前記前階段面24aと前記後段差面24bとの間に形成される垂直面24cは前記袖パネル1の戸先端面と平行に対向し、前記垂直面24cの前記欠切部7と対応する部分に、係合スリット孔28が穿設される。
前記袖パネル1の戸先端面の、前記係合スリット孔28と対向する位置に係合片29が取付けられる。該係合片29はバネ性を有する部材であり、ステンレス薄板等が用いられる。又前記係合片29は断面形状が略くの字形であり、一端部が前記袖パネル1の室内側面に固着され、他端部は室内側から室外側に向って袖パネル1戸先端面から離反する様に傾斜している。尚、前記他端部の先端を、袖パネル1戸先端面から更に離反する様に屈曲させてもよい。
前記袖パネル1の取付けについて説明する。
前記郵便受け16、インターホン17、表札18、門灯19等の付帯機器を前記袖パネル1に設置する場合は、前記ヒンジ2を中心に前記袖パネル1を開いておき、該袖パネル1の裏面側から付帯機器の設置作業を行う。
作業が完了し、前記袖パネル1を固定する場合は、前記袖パネル庇部25を前記前階段面24aに押付ける。前記係合片29は戸先端面側に撓みながら、該戸先端面と前記垂直面24c間の隙間に進入する。前記袖パネル庇部25が該前階段面24aに押付けられることで前記スポンジパッキン26が圧縮され、該スポンジパッキン26が圧縮された状態で、前記係合片29の先端が前記係合スリット孔28に到達し、前記係合片29が弾性で復帰し、前記係合片29の先端が前記係合スリット孔28に嵌合する。
従って、前記袖パネル1は、戸先部を前記中竪枠5に押付けるだけで簡単に固定できる。又、固定する際に、前記ストライカ6を取外す必要がなく、組立手順に制約がなくなる。
前記係合片29が前記係合スリット孔28に嵌合した状態では、前記マグネットシート27は前記後段差面24b、前記袖パネル1の室内側面に完全に密着した状態となり、又前記マグネットシート27の吸引力によって、前記袖パネル1の戸先部が前記後段差面24bから浮上がることを防止する。前記袖パネル1の戸先側を固定するのは、前記係合片29の一箇所であるが、前記マグネットシート27によって前記袖パネル1の上下全長に亘って、吸着され、前記中竪枠5と前記袖パネル1間に隙間が生じないので、意匠性が向上する。
付帯機器の保守等で、前記袖パネル1を開く必要が生じた場合は、前記ドア3を開いた状態で、前記ストライカ6を取外せば、前記係合スリット孔28が露出する。ドライバ等の先端が尖ったもので、前記係合スリット孔28から前記係合片29の先端を押込めば、該係合片29と前記係合スリット孔28との嵌合が解除され、前記袖パネル1を開くことが可能となる。
第1の実施例では螺子等を用いる必要がなく、袖パネル1の固定が可能であり、作業性は著しく向上する。
図4は、第2の実施例を示している。
第2の実施例では、係合片29を部材24側に設けたものである。
前記係合片29の一端部を前記前階段面24aに固着する。スポンジパッキン26は前記係合片29の一端部の上から前記前階段面24aに取付ける。
前記袖パネル1の戸先端面には、係止突片31を設ける。該係止突片31は別分品として戸先端面に固着してもよく、或は前記袖パネル1の表面を覆う、表面パネル32の戸先端面部分の前記係合片29と対向する部分を切起して前記係止突片31を成形してもよい。
第2の実施例に於いても、前記袖パネル1を固定するには、前記袖パネル1を閉じるだけでよい。該袖パネル1を閉じることで、前記係止突片31が前記係合片29を押込む様に変形させつつ隙間に進入し、前記袖パネル庇部25が前記スポンジパッキン26を圧縮させたところで前記係止突片31が前記係合片29を乗越え、該係合片29が弾性復帰することで前記係止突片31に係合する。該係止突片31と前記係合片29との係合により前記袖パネル1が固定される。又、前記袖パネル1を開く場合には、第1の実施例と同様に行えばよい。
図5は第3の実施例を示している。
第3の実施例では、袖パネル1にラッチ34を設けた場合を示している。
中竪枠5の一部である部材24が袖パネル収納枠12を構成し、該部材24の欠切部7と対応する位置にラッチ係合孔35が穿設され、該ラッチ係合孔35はストライカ6を取除いた状態で、外部に露出する様になっている。
袖パネル1の内部には、戸先方向に向って突出するラッチ34が収納され、該ラッチ34は、室内側が斜面となっている3角形状であり、図示しないスプリングにより突出する方向に付勢されている。前記袖パネル1の戸先端面にラッチ通孔36が穿設され、該ラッチ通孔36を通して前記ラッチ34が出入りする。又前記ラッチ通孔36は前記袖パネル1が完全に閉じられた状態で、前記ラッチ係合孔35と合致する様になっている。
前記袖パネル1が開放した状態では、前記ラッチ34は突出した状態であり、前記袖パネル1を閉じることで、前記ラッチ34の斜面が前記部材24の角に当接し、前記袖パネル1の回転で前記ラッチ34が押込まれ、前記袖パネル1が完全に閉じられた状態で、前記ラッチ34が前記ラッチ係合孔35と合致し、図示しないスプリングの付勢により前記ラッチ34が前記ラッチ係合孔35に嵌入係合する。
前記ラッチ34と前記ラッチ係合孔35との係合により、前記袖パネル1が前記袖パネル収納枠12に固定される。
第3の実施例に於いても、前記袖パネル1を閉じるだけで固定できる。又、該袖パネル1の固定を解除する場合は、前記ドア3を開き、前記ストライカ6を取外し、ドライバ等により前記欠切部7を通して前記ラッチ34を押込み、該ラッチ34と前記ラッチ係合孔35との係合を解除する。
図6は第4の実施例を示している。
第4の実施例では、第3の実施例に於けるラッチ34を係合ピン37に変更したものである。該係合ピン37を戸先方向に出入り自在に設けると共にスプリング38により突出方向に付勢する。前記部材24には前記ラッチ係合孔35に代え前記係合ピン37と嵌合可能な円形の嵌合孔39を穿設する。
袖パネル1を固定する場合は、ピン等により前記係合ピン37を押込んだ状態として袖パネル1を閉じ、前記係合ピン37が部材24に掛ったところでピン等を外し、更に袖パネル1を押込めば、前記係合ピン37と前記嵌合孔39とが嵌合して前記袖パネル1が固定される。
前記袖パネル1の固定を解除する場合は、前記ドア3を開き、前記ストライカ6を取外し、ドライバ等、尖端を持つ部材により前記欠切部7を通して前記係合ピン37を押込み、該係合ピン37と前記嵌合孔39との係合を解除する。
図7は第5の実施例を示している。
第5の実施例では、袖パネル1の戸先端面と中竪枠5間に係合ピン41を貫通させて、前記袖パネル1の戸先を前記中竪枠5に固定したものである。
部材24の欠切部7と対応する位置に中竪枠側係合孔42を穿設すると共に前記袖パネル1の戸先端面の前記中竪枠側係合孔42と合致する位置に袖パネル側係合孔43を穿設する。前記係合ピン41は該袖パネル側係合孔43と前記中竪枠側係合孔42とに貫通させる。
前記係合ピン41は頭部にフランジ44が形成され、該フランジ44はストライカ6が取付けられた状態で、前記ストライカ6の底面と部材24間で挾持される様になっている。
前記袖パネル1を取付ける場合、前記ドア3が開の状態で、又前記ストライカ6が外された状態で、前記袖パネル1を閉じ、前記係合ピン41を前記袖パネル側係合孔43と前記中竪枠側係合孔42とに貫通させる。次に、前記ストライカ6を前記中竪枠5に取付ける。
前記ストライカ6の取付けで、前記フランジ44が前記ストライカ6の底面と部材24間で挾持され、前記係合ピン41が固定され、同時に袖パネル1が固定される。
尚、前記係合ピン41の尖端を面取し、或は/更にテーパ形状とすることで、係合ピン41の挿脱が容易となる。
尚、前記袖パネル1の固定解除は、前記ドア3を開き、前記ストライカ6を取外し、前記係合ピン41を引抜くことで直ちに解除できる。
図8は第6の実施例を示している。
第6の実施例では、中竪枠5の部材24に通孔を穿設すると共に袖パネル1の戸先端面に螺子孔を穿設し、ストライカ6が取付けられた状態で、該ストライカ6の底面に螺子45が挿通され、該螺子45を前記通孔を通して前記螺子孔に螺着することで、袖パネル1の戸先を前記中竪枠5に固定する様にしたものである。
第6の実施例では、ドア3を開くことで前記ストライカ6の底面が露出し、前記螺子45の取外しが可能となる。従って、前記袖パネル1の固定解除が、前記ストライカ6を取付けたままで行うことができる。
図9は第7の実施例を示している。
第7の実施例では、ストライカ6を固定する螺子46により、袖パネル1を固定する様にしたものである。
前記中竪枠5の前記ストライカ6を固定する螺子孔の代りに通孔を穿設し、該通孔と合致する様に、前記部材24に通孔を穿設し、更に袖パネル1の戸先端面に螺子孔を穿設する。
前記ストライカ6を欠切部7に嵌合させ、前記螺子46を前記ストライカ6、前記中竪枠5、前記部材24に貫通させ、戸先端面の螺子孔に螺着する。
前記ストライカ6及び前記袖パネル1が螺子46によって共に前記中竪枠5に固着される。
第7の実施例では、前記ストライカ6の着脱と同時に、前記袖パネル1の固定、解除が行え、別途に前記ストライカ6の着脱を行う必要がない。
尚、前述の各実施例に於いては、中竪枠5のドア収納枠14を形成する面の一部且つドア3のドア係止手段22に対応する位置であって欠切部7の近傍にストライカ6を螺子等により取付けているが、この様な構成のみでなく、中竪枠5の上下全長に亘って一つの部材を例えば上端と下端に於いて螺子等により中竪枠5に取付け、前記一つの部材のドア係止手段22に対応する箇所に欠切部7とストライカ6を設けてもよい。
又、係合片29や係合スリット孔28等はドア係止手段22の位置と対応させずに任意の場所に設けてもよい。尚、この場合には欠切部7とストライカ6に相当する部材は必ずしも必要ではないが、袖パネル1を固定解除する為に、ストライカ6に相当する着脱可能な蓋或いはヒンジ等により開閉可能な部材を配設することが好ましい。
更に、前述のストライカ6は着脱が可能(又は開閉可能)であることとして説明したが、この様な構成のみでなく、ストライカ6にスリットや孔等を設け、ここからドライバ等の先端が尖ったもの等を差込むことにより係合片29を押込んで、係合片29と係合スリット孔28との嵌合を解除できる構成としてもよい。
1 袖パネル
3 ドア
4 枠体
5 中竪枠
7 欠切部
12 袖パネル収納枠
14 ドア収納枠
21 袖パネル固定手段
22 ドア係止手段
25 袖パネル庇部
27 マグネットシート
28 係合スリット孔
29 係合片
31 係止突片
32 表面パネル
34 ラッチ
35 ラッチ係合孔
36 ラッチ通孔
37 係合ピン
39 嵌合孔

Claims (8)

  1. 開口部に設けられる枠体が中竪枠によって袖パネル収納枠とドア収納枠とに分割され、前記袖パネル収納枠に袖パネルが前記中竪枠側が戸先となる様に回転可能に設けられ、前記ドア収納枠にドアが前記中竪枠側が戸先となる様に回転可能に設けられ、前記袖パネルの戸先に室外側表面から延出する袖パネル庇部が設けられ、該袖パネル庇部と前記袖パネルに対向する前記袖パネル収納枠の前階段面との間に高弾性部材が介設され、前記袖パネルの戸先端面又は前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面のいずれか一方に先端が突出方向に付勢された係止部材が設けられ、前記戸先端面、前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面のいずれか他方に前記係止部材が係合する係合部が設けられ、前記袖パネルが前記袖パネル収納枠が閉じられる過程で、前記袖パネル庇部が前記前階段部に押付けられることで前記高弾性部材が撓みながら前記係止部材が押込まれ、前記袖パネルが完全に閉じられた状態では前記高弾性部材が圧縮された状態で係止部材先端が弾性復帰して前記係合部に嵌合し、前記袖パネルの戸先が前記中竪枠に固定されることを特徴とする袖パネル付ドア。
  2. 前記係止部材は前記袖パネルの戸先端面に設けられ、前記係合部は前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面に設けられ、前記係止部材先端が嵌合する係合孔である請求項1の袖パネル付ドア。
  3. 前記係止部材は、バネ性を有する板材である請求項2の袖パネル付ドア。
  4. 前記係止部材は、突出方向に付勢された3角形状のラッチである請求項2の袖パネル付ドア。
  5. 前記係止部材は、棒状の係合ピンであり、該係合ピンはスプリングにより、突出方向に付勢されている請求項2の袖パネル付ドア。
  6. 前記係止部材は前記中竪枠の袖パネル収納枠側側面に設けられたバネ性を有する板材であり、前記係合部は前記袖パネルの戸先端面に設けられた係止突片である請求項1の袖パネル付ドア。
  7. 前記中竪枠のドア収納枠側側面にはドア用のストライカが設けられ、該ストライカを取除いた状態で、ストライカ取付け用の孔から前記係合孔が露出する請求項2の袖パネル付ドア。
  8. 前記袖パネルと前記中竪枠間にマグネットシートを介在させ、前記袖パネルの前記中竪枠からの浮き上がりを抑止した請求項1の袖パネル付ドア。
JP2009183976A 2009-08-07 2009-08-07 袖パネル付ドア Active JP5396191B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009183976A JP5396191B2 (ja) 2009-08-07 2009-08-07 袖パネル付ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009183976A JP5396191B2 (ja) 2009-08-07 2009-08-07 袖パネル付ドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011038258A JP2011038258A (ja) 2011-02-24
JP5396191B2 true JP5396191B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=43766284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009183976A Active JP5396191B2 (ja) 2009-08-07 2009-08-07 袖パネル付ドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5396191B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4017615B2 (ja) * 2004-07-09 2007-12-05 吉田サッシ株式会社 袖パネル付ドア
JP5044378B2 (ja) * 2007-11-30 2012-10-10 パナソニック株式会社 開き戸

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011038258A (ja) 2011-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140125071A1 (en) Vehicle door handle assembly with concealed key cylinder
KR101124976B1 (ko) 차량용 도어록 커버 체결기구
CN106030014A (zh) 连接装置及具有该连接装置的淋浴门组件
US20110113835A1 (en) Tamper Inhibiting Device For Use With A Lock
US20090293367A1 (en) Sash window having prefabricated guide channel for construction equipment
JP5396191B2 (ja) 袖パネル付ドア
JP2010116270A (ja) エレベータ用運転操作盤
KR200491312Y1 (ko) 미닫이 도어용 손잡이
JP4915941B2 (ja) 電気機器収納箱の扉の蝶番構造
JP4438996B2 (ja) 装置の筐体構造およびサブカバー開閉構造
KR200492347Y1 (ko) 문틈 안전 커버
JP5187613B2 (ja) ドア用補助錠
KR101570086B1 (ko) 사물함 잠금장치
JP5427230B2 (ja) ドアロック機構取付用治具
JP2018091054A (ja) 建具及び補助錠の建具への取付方法
JP7211728B2 (ja) ラッチ受け及び建具
JP4358141B2 (ja) 本体材に対する取付け部片の装着構造
KR20090002672U (ko) 창문용 스트라이커 위치설정기구
JP5118955B2 (ja) 建具や家具の取付け台座
JP2016211159A (ja) 補助錠用金具及び補助錠装置
JP7105614B2 (ja) ストライクの取付用アダプタ
KR20160048555A (ko) 도어락의 인바디 고정장치
JP2008251870A (ja) 電子機器の筐体
JP4808671B2 (ja) 嵌め殺し窓
JP2000270423A (ja) 分電盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5396191

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250