JP7211728B2 - ラッチ受け及び建具 - Google Patents

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Description

本発明は、ラッチ受け及び建具に関する。
例えば建物内で室内外を仕切る扉は、人が出入りする開口部を形成した扉枠に対してヒンジを用いて回動可能に支持されている。一般的な扉は、その戸先側見込み面に設けたラッチが扉枠に設けたラッチ受けに係止されることで閉じ位置に維持される。また、扉は、レバーや握り玉を操作することでラッチを退行させて開くことができる。
このような構成の建具では、例えばラッチ錠装置が不具合を生じた場合(非常時)、レバー等を操作してもラッチを退行させることができず、扉を開くことができなくなる懸念がある。そこで、本出願人は、特許文献1において、予め設定した値を超える外力で扉を強制的に開いた場合に、ラッチに押圧されたラッチ受けが分解或いは破断し、これにより扉を開くことができる構成を提案している。
特許第5133273号公報
上記特許文献1のラッチ受けは、ラッチのラッチ受けに対する当接方向(つまり扉の開方向)と、ラッチ受けが分離等する方向とが一致している。従って、この構成では、ラッチ錠装置に不具合を生じていない通常時にも、レバー等を操作せずに閉じた扉に開方向の外力を付与した場合、ラッチ受けには分離等する方向の力が付与される。このため、ラッチ受けは、ラッチ錠装置に不具合を生じていない通常時であっても、想定を超えた外力による誤操作等によって分離等する懸念がある。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、通常時には扉を閉じ位置に安定して維持することができ、非常時には扉を開くことができるラッチ受け及び建具を提供することを目的とする。
本発明に係るラッチ受けは、扉に設けられたラッチを係止することで前記扉の扉枠に対する面外方向への移動を規制するラッチ受けであって、前記扉枠に固定される固定部品と、前記ラッチと当接することで前記扉の面外方向への移動を規制する係止面を有し、前記固定部品に対して着脱可能に連結される受け部品と、を備え、前記ラッチの前記係止面に対する当接方向と、前記受け部品の前記固定部品からの離脱方向とが、異なることを特徴とする。
本発明によれば、通常時にはラッチ受けで扉を閉じ位置に安定して維持することができ、非常時には扉を開くことができる。
本発明の第1の実施形態に係る建具の横断面図である。 図1に示す建具の要部拡大横断面図である。 図1中のIII-III線に沿う要部拡大縦断面図である。 図1に示すラッチ受けの斜視図である。 図4に示すラッチ受けの固定部品と受け部品とを分離した状態を示す分解斜視図である。 図4に示すラッチ受けを室内側から見た図である。 変形例に係るラッチ受けの固定部品と受け部品とを分離した状態を示す分解斜視図である。 図7に示す固定部品の横断面図である。 図7に示すラッチ受けを用いた建具の要部拡大横断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る建具の横断面図である。 図10に示す建具の要部拡大横断面図である。 図10に示す建具のラッチ受けを扉枠の枠内側から見た図である。 図10に示すラッチ受けの斜視図である。 図13に示すラッチ受けの固定部品と受け部品とを分離した状態を示す分解斜視図である。 図13に示すラッチ受けの固定部品の斜視図である。 図13に示すラッチ受けを扉枠の枠外側から見た図である。 固定部品に係合部を設け、受け部品にフック状突起を設けた変形例に係るラッチ受けの構成図である。
以下、本発明に係る建具について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態に係る建具10の構成を説明する。図1に示すように、建具10は、扉枠12と、扉14とを備える。本実施形態の建具10は、建物内で室内外を仕切る扉であり、例えばトイレや浴室の出入り口のドアや部屋と廊下とを繋ぐ出入り口のドアである。
扉枠12は、建物の躯体や壁体等の躯体部材16に形成された開口部に固定される。扉枠12は、左右一対の縦枠12a,12bと、縦枠12a,12bの上端部を繋ぐ上枠と、縦枠12a,12bの上端部を繋ぐ下枠とを四周枠組みした構成である。縦枠12a,12b及び上枠は、例えば躯体部材16の表面に設けられた額縁や壁板によって構成される。下枠は、例えば躯体部材16の表面に設けられた額縁や床板によって構成される。
本出願において、見込み方向とは建具10の室内外方向、つまり室内側から室外側に向かう方向又はその逆方向(図中に矢印Yで示す方向)をいい、見込み面とは見込み方向に沿って延在する面をいう。見付け方向とは見込み方向に直交する方向であり、上下方向に長尺な縦枠12a等の場合はその長手方向に直交する左右方向(図中に矢印Xで示す方向)をいい、左右方向に長尺な上枠等の場合はその長手方向に直交する上下方向(図中に矢印Zで示す方向)をいう。見付け面とは見付け方向に沿った面をいう。枠状部材の内側(内周)とは、例えば扉枠12の枠内部分をいう。枠状部材の外側(外周)とは、例えば扉枠12の躯体部材16に固定される枠外部分をいう。また、枠状部材の外側から内側に向かう方向を枠内方向といい、枠状部材の内側から外側に向かう方向を枠外方向という。
扉14は、板材等で構成された扉本体14aの一方の側縁部に吊元側框材14bが設けられている。吊元側框材14bは、例えば上下一対のヒンジ18を用いて縦枠12aと回動可能に連結される。これにより、扉14は、鉛直軸に沿ったヒンジ18の軸回りに回動し、扉枠12の面外方向(室外側)に開閉可能である。本実施形態のヒンジ18は、縦枠12aの枠内側見込み面20から突出して室外側に屈曲したヒンジアーム22の先端に設けられており、縦枠12aの室外側見付け面24よりも室外側に配置されている。
図1~図3に示すように、扉14は、扉本体14aの他方の側縁部に戸先側框材14cが設けられている。戸先側框材14cは、室内側及び扉本体14aの戸先側見込み面26に向かって開口した凹部28を上下方向略中央に有する。扉14の戸先側見込み面26には、ラッチ30が出没可能に設けられている。ラッチ30は、扉14の内部に配設されたラッチ錠装置31の一要素であり、戸先側見込み面26から出没することで凹部28内に進退する。ラッチ30は、コイルばね等の弾性部材によって戸先側見込み面26から突出する方向に常時付勢されている。扉14は、戸先側框材14cや吊元側框材14bを持たない構成としてもよい。
ラッチ30は、金属や樹脂で形成され、当接面30aと案内面30bとが設けられた三角柱形状の部品である。当接面30aは、戸先側見込み面26に対して直交する方向、つまりラッチ30の進退方向(X方向)に延在した平面である。当接面30aは、扉14が閉じられた状態で、戸先側框材14cと対向する縦枠12bの室外側見付け面32と平行(又は略平行)する。案内面30bは、ラッチ30の先端に向かって次第に当接面30aとの距離が小さくなるように弧状に延在した湾曲面である。ラッチ30は、扉14の室内外側両面に設けたレバー34を操作した際、或いは扉14の閉じ動作時に案内面30bがラッチ受け36に摺動した際、弾性部材の付勢力に抗して退行し、扉本体14a内に没入する。
ラッチ受け36は、扉枠12の縦枠12bの室外側見付け面32に取り付けられている。ラッチ受け36は、扉14が閉じられた場合に戸先側框材14cの凹部28に進入してラッチ30を係止し、扉枠12に対する扉14の面外方向への回動を規制する。
本実施形態の扉14は、扉枠12の室外側に配置され、室外側に向かって回動する外開きのアウトセットドアである。扉14の各框材14b,14cの室内側見付け面には、それぞれタイト材38が装着されている。各タイト材38は、扉14が扉枠12に対して閉じられた場合に、それぞれ縦枠12a,12bの室外側見付け面24,32に当接する。これにより各タイト材38は、扉14と扉枠12との間の隙間を塞いで気密する。扉14は、扉枠12の室内側に配置され、室内側に向かって回動する内開きのアウトセットドアであってもよい。この場合は、例えば図1中の室内側と室外側とが入れ替わる。つまりラッチ受け36が縦枠12bの室内側見付け面に取り付けられる。
次に、ラッチ受け36の構成例を具体的に説明する。図2~図6に示すように、ラッチ受け36は、固定部品40と、受け部品42とで構成されている。
固定部品40は、例えば金属板を屈曲させた板金部品である。固定部品40は、縦枠12bの室外側見付け面32に対し、例えば2本のねじ44を用いて固定される。固定部品40は、一対の取付板40a,40aと、取付板40a,40a間を繋ぐブリッジ板40bと、一対の係合片40c,40cとを有する。
各取付板40aは、ブリッジ板40bを挟んで室外側見付け面32の上下方向に並ぶように設けられ、それぞれ室外側見付け面32に対してねじ44を用いて固定される。各取付板40aには、それぞれねじ44が挿通される取付孔46が形成されている。
ブリッジ板40bは、各取付板40aに対して室外側見付け面32から離間する方向(室外側)にオフセットした位置に配置されている。これにより各取付板40aとブリッジ板40bとの間には、取付板40aの板厚分程度の厚みを持って凹んだ係合部48が形成されている。係合部48は、各取付板40aが室外側見付け面32に当接してねじ止め固定された状態で、その室内側開口が室外側見付け面32によって閉塞される。その結果、係合部48は、ブリッジ板40bと室外側見付け面32との間で室外側見付け面32に沿って左右方向(枠内外方向)に貫通した穴部を形成する。固定部品40は、ブリッジ板40bと対向する板部を追加することにより、この板部とブリッジ板40bとの間に係合部48を形成した構成としてもよい。
各係合片40cは、それぞれ係合部48を挟んで対向する各取付板40aの端面から係合部48内に突出した突起である。
受け部品42は、例えば樹脂で成形された部品である。受け部品42は、固定部品40に対して着脱可能に連結される。受け部品42は、支持面42aと、ラッチ係止部42bと、一対のフック状突起42c,42cと、引寄せ片42dとを有する。
支持面42aは、縦枠12bの室外側見付け面32に当接する面である。支持面42aは、ラッチ係止部42b、引寄せ片42d及び各フック状突起42cの裏面(室内側面)に形成されている。支持面42aは、各フック状突起42cの上側及び下側となる位置にそれぞれ連結凹部50を有する。
ラッチ係止部42bは、支持面42aから室外側に起立した箱形状の部分である。ラッチ係止部42bは、フック状突起42cの突出方向、つまり縦枠12bの枠内方向に向かって開口したラッチ進退空間52を有する。ラッチ係止部42bは、ラッチ進退空間52における支持面42aからの遠位側に、室内側を向いた係止面52aを有する。ラッチ係止部42bは、扉14が閉じられた場合に戸先側框材14cの凹部28に進入し、ラッチ進退空間52に進出したラッチ30の当接面30aを係止面52aで係止する。これにより、ラッチ係止部42bは、ラッチ30の扉14の面外方向への回動を規制する。
各フック状突起42cは、ラッチ係止部42bの上下方向で略中央部となる位置から縦枠12bの枠内方向に向かって突出しており、室内外方向に並んだ棒状部分である。各フック状突起42cは、支持面42aに沿って突出している。各フック状突起42cは、その突出方向で先端部54よりも基端側となる位置に、突起状の爪部56を有する。各フック状突起42cの爪部56は、各フック状突起42cの対向面の裏面からそれぞれ上方又は下方に向かって突出している。フック状突起42c,42c間のピッチは、一対のフック状突起42c,42cを係合部48に対して室外側見付け面32に沿って嵌挿することができる間隔である(図5参照)。各フック状突起42cが係合部48に挿入されると、各爪部56はそれぞれ各係合片40cに摺接し、これを乗り越えて各係合片40cに係合する。これにより各フック状突起42cが係合部48から抜け止めされる。各フック状突起42cは、各爪部56がそれぞれ各係合片40cに係合した状態で、その先端部54が係合部48を通過して固定部品40の外部に露出する(図4及び図6参照)。
引寄せ片42dは、支持面42aに沿って各フック状突起42cとは逆方向に突出したブロック状部分である。引寄せ片42dは、指先等を引っ掛けるのに適した操作凹部58を室内側表面に有する。引寄せ片42dは、省略してもよい。
ここで、ラッチ受け36を扉枠12に取り付ける手順の一例を説明する。この手順は、扉14を開いた状態とし、先ず、固定部品40の各取付板40aを縦枠12bの室外側見付け面32の所定位置に当接させ、ねじ44を用いて室外側見付け面32に固定する。続いて、受け部品42の支持面42aを室外側見付け面32に摺接させ、各フック状突起42cを図2及び図6中の矢印X1方向(縦枠12bの枠内方向)に移動させて係合部48に挿入する。各爪部56が各係合片40cに摺接すると、各フック状突起42cが互いに近接する方向に多少弾性変形し、各爪部56が各係合片40cを乗り越えて係合する。これにより、各フック状突起42cは、先端部54が係合部48を通過した位置で係合部48に対して抜け止めされる。その結果、受け部品42が固定部品40に対して着脱可能に連結され、ラッチ受け36が扉枠12の室外側見付け面32に取り付けられる。この際、固定部品40の取付板40aが受け部品42の連結凹部50に嵌合するため、受け部品42が固定部品40に対して一層がたつきなく連結される。
この場合、本実施形態に係るラッチ受け36は、受け部品42の固定部品40からの離脱方向(図2及び図6中の矢印X2方向)が、ラッチ30の当接面30aの受け部品42の係止面52aに対する当接方向(図2中の矢印Y1方向)と異なる。従って、当該ラッチ受け36は、閉じた状態にある扉14に対しレバー34を操作せずに開方向に過大な外力が付与された場合であっても、受け部品42が固定部品40から強制的に分離されることがなく、扉14の閉じ状態を確実に維持することができる。
特に、本実施形態の場合、受け部品42の固定部品40に対する着脱方向(図2及び図6中の矢印X1,X2方向)と、ラッチ30の係止面52aに対する当接方向(図2中の矢印Y1方向)とが直交又は略直交している。このため、当該ラッチ受け36を一般的な建具に適用した際、上記した着脱方向が扉枠12のいずれかの見付け面や見込み面と平行した方向となる。その結果、固定部品40に対する受け部品42の装着動作及び離脱動作が一層容易となる。なお、受け部品42の固定部品40に対する着脱方向と、当接面30aの係止面52aに対する当接方向とが直交又は略直交しているとは、図2に示すように完全に直角に形成される場合(直交)の他、ラッチ30のヒンジ18を軸心とした旋回動作や各部品の取付精度等を考慮し、例えば90度からプラスマイナス数度程度位置ずれした角度である場合(略直交)も含む概念である。この概念は、後述する第2の実施形態に係る建具10Aにおける受け部品72の固定部品70に対する着脱方向と、当接面30aの係止面52aに対する当接方向との関係においても同様である。勿論、上記した離脱方向(着脱方向)と当接方向とは、直交又は略直交以外の方向に設定されてもよく、例えば図2中で受け部品42を固定部品40に対してX方向とY方向との間となる斜め方向に着脱する構成等としてもよい。
一方、ラッチ錠装置31が不具合等を生じ、レバー34を操作してもラッチ30を退行させることができない事態が生じた非常時を考える。この場合、当該建具10では、室内側から扉14を開く際は、室内側から受け部品42の一対のフック状突起42c,42cの先端部54を係合部48に対する係合方向とは逆方向に指先等で押圧する(図2及び図6中の力F1参照)。そうすると、爪部56と係合片40cとの係合状態が強制解除され、受け部品42が固定部品40から離脱方向(図2及び図6中の矢印X2方向)へと移動する。その結果、受け部品42が固定部品40から分離され、ラッチ30と受け部品42の係止状態が解除されるため、扉14を開くことができる。
また、室外側から扉14を開く際は、例えば室外側から引寄せ片42dに指先等を引っ掛け、受け部品42を固定部品40からの離脱方向へと引き寄せる(図2及び図6中の力F2参照)。これによっても受け部品42が固定部品40から分離され、ラッチ30と受け部品42の係止状態が解除されるため、扉14を開くことができる。
図7~図9に示す変形例に係るラッチ受け60は、上記したラッチ受け36と比較して、固定部品40がブリッジ板40bから屈曲形成された補強板62を備える点が相違する。補強板62は、ブリッジ板40bにおける扉枠12の枠外側端部(一端部)から室外側に向かって屈曲した後、今度は枠内側へと屈曲した略L字状の板部である。補強板62は、脆弱部62aと、補助係止面62bとを有する。脆弱部62aは、ブリッジ板40bからの補強板62の屈曲部分の根元の板厚を薄くした切欠状の溝部である。補強板62は、固定部品40に受け部品42が装着された際、受け部品42のラッチ進退空間52内に収容される(図9参照)。この際、補強板62は、補助係止面62bを設けた先端側の板部が受け部品42の係止面52aに積層配置され、補助係止面62bがラッチ30の当接面30aと係止面52aとの間に介在する。
従って、当該ラッチ受け60は、閉じ位置にある扉14のラッチ30の当接面30aに対し、係止面52aに重なった補強板62の補助係止面62bが当接する。つまり補強板62は、受け部品42の係止面52aを補強している。このため、当該ラッチ受け60は、上記したラッチ受け36と同様に、閉じた状態にある扉14に対しレバー34を操作せずに開方向に過大な外力が付与された場合であっても、受け部品42が固定部品40から強制的に分離されることがなく、扉14の閉じ状態を確実に維持することができる。しかも、受け部品42が補強板62で補強されているため、よりラッチ30の当接面30aからのより大きな負荷を受け止めることができる。
一方、ラッチ錠装置31が不具合等を生じ、レバー34を操作してもラッチ30を退行させることができない事態が生じた非常時は、先ず、上記したラッチ受け36と同様に固定部品40から受け部品42を取り外す。次に、扉14を強制的に開くと、ラッチ30の補助係止面62bに対する押圧力によって補強板62が脆弱部62aから折れ曲がるため、扉14を開くことができる。
次に、第2の実施形態に係る建具10Aの構成を説明する。なお、第2の実施形態に係る建具10Aにおいて、上記第1の実施形態に係る建具10と同一又は同様な機能及び効果を奏する要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
建具10Aの扉14は、閉じた状態で扉枠12の枠内部分に配置され、室外側に向かって回動する外開きのインセットドアである。扉14は、扉枠12の枠内部分に配置され、室内側に向かって回動する内開きのインセットドアであってもよい。この場合は、例えば図10中の室内側と室外側とが入れ替わる。建具10Aは、上記した建具10と比較して、扉14の扉枠12に対する取付構造が上記のように異なる他、ラッチ受け36と構成の異なるラッチ受け68を備えている。
図10~図12に示すように、扉14は、板材等で構成された扉本体14aの一方の側縁部がヒンジ64を用いて扉枠12の縦枠12aと回動可能に連結される。扉14は、鉛直軸に沿ったヒンジ64の軸回りに回動することで、扉枠12の面外方向(室外側)に開閉可能である。本実施形態のヒンジ64は、縦枠12aの枠内側見込み面20と扉本体14aの側縁部との間を連結している。ラッチ30は、扉本体14aの他方の側縁部の戸先側見込み面26から出没可能に設けられている。当接面30aは、扉14が閉じられた状態で、縦枠12bの枠内側見込み面65と直交(又は略直交)する。扉枠12は、左右の縦枠12a,12bの各見込み面20,65のそれぞれにねじ66を用いてタイト材67が固定されている。各タイト材67は、扉14が扉枠12に対して閉じられた場合に、それぞれ扉本体14aの室内側面及び側縁部に当接し、扉14と扉枠12との間の隙間を塞いで気密する。
本実施形態のラッチ受け68は、縦枠12bの枠内側見込み面65に取り付けられている。ラッチ受け68は、ラッチ30を係止し、扉枠12に対する扉14の面外方向への回動を規制する。ラッチ受け68は、固定部品70と、受け部品72とで構成されている。
図11~図16に示すように、固定部品70は、上記した固定部品40と縦枠12bに対する取付姿勢が異なる以外は略同様な構成である。すなわち、固定部品70は、ブリッジ板40bを挟んで室内外方向に並んだ一対の取付板40a,40aと、ブリッジ板40bと、一対の係合片40c,40cとを有する。固定部品70は、縦枠12bの枠内側見込み面65に対して各取付板40aが当接配置され、例えば2本のねじ44を用いて固定される。固定部品70のブリッジ板40bは、各取付板40aに対して枠内側見込み面65から離間する方向(枠内側)にオフセットした位置に配置されている。固定部品70の係合部48は、各取付板40aが枠内側見込み面65に当接してねじ止め固定された状態で、その枠外側開口が枠内側見込み面65によって閉塞される。その結果、係合部48は、ブリッジ板40bと枠内側見込み面65との間で枠内側見込み面65に沿って上下方向に貫通した穴部を形成する。固定部品70についても、ブリッジ板40bと対向する板部を追加することにより、この板部とブリッジ板40bとの間に係合部48を形成した構成としてもよい。
受け部品72は、例えば樹脂で成形された部品である。受け部品72は、固定部品70に対して着脱可能に連結される。受け部品72は、支持面72aと、ラッチ係止部72bと、一対のフック状突起42c,42cと、一対の引寄せ片72c,72cとを有する。
支持面72aは、縦枠12bの枠内側見込み面65に当接する面である。支持面72aは、ラッチ係止部72b、引寄せ片72c及び各フック状突起42cの裏面(枠外側面)に形成されている。
ラッチ係止部72bは、支持面72aから枠内側に起立した箱形状の部分である。ラッチ係止部72bは、縦枠12bの枠内方向と、フック状突起42cの突出方向(下方)とに向かって開口したラッチ進退空間74を有する。ラッチ係止部72bは、ラッチ進退空間74における室外側面に、室内側を向いた係止面52aを有する。ラッチ係止部72bは、扉14が閉じられた場合にラッチ進退空間74に進出したラッチ30の当接面30aを係止面52aで係止することでラッチ30の扉14の面外方向への回動を規制する。
受け部品72の各フック状突起42cは、ラッチ係止部42bの下端部から支持面72aに沿って下方に突出しており、室内外方向に並んだ棒状部材である。受け部品72のフック状突起42cは、各爪部56が各係合片40cに係合した状態で、その先端部54が係合部48内に配置される形状となっている(図16参照)。受け部品72のフック状突起42cについても、上記した受け部品42のフック状突起42cと同様、先端部54が係合部48を通過して固定部品70の外部に露出する構成としてもよい。
各引寄せ片72cは、支持面42aに沿ってラッチ係止部72bの室内外側にそれぞれ突出したブロック状部分である。これにより各引寄せ片72cは、ラッチ係止部72bの下端部を基準とすると、フック状突起42cの突出方向とは略方向(上方)に突出していることになる。各引寄せ片72cは、指先等を引っ掛けるのに適した操作凹部58を枠内側表面に有する。引寄せ片72cは、省略してもよい。
受け部品72は、各フック状突起42cを跨ぐように室内外方向に並んだ一対の支持片76,76を有する。各支持片76は、上記した受け部品42の連結凹部50の代わりとなる部分である。
ここで、ラッチ受け68を扉枠12に取り付ける手順の一例を説明する。この手順は、扉14を開いた状態とし、先ず、固定部品70の各取付板40aを縦枠12bの枠内側見込み面65の所定位置に当接させ、ねじ44を用いて枠内側見込み面65に固定する。続いて、受け部品72の支持面72aを固定部品70の上方から枠内側見込み面65に摺接させ、各フック状突起42cを図12及び図16中の矢印Z1方向(下方)に移動させて係合部48に挿入する。各爪部56が各係合片40cに摺接すると、各フック状突起42cが互いに近接する方向に多少弾性変形し、各爪部56が各係合片40cを乗り越えて係合する。これにより各フック状突起42cが係合部48に対して抜け止めされる。その結果、受け部品72が固定部品70に対して連結され、ラッチ受け68が扉枠12の枠内側見込み面65に取り付けられる。この際、受け部品72の各支持片76が係合部48に嵌合するため、受け部品72が固定部品70に対して一層がたつきなく連結される。
受け部品72は、固定部品70に対して上方からではなく、下方から着脱される構成としてもよい。但し、受け部品72が固定部品70に対して上方から着脱される構成であると、誤って爪部56が係合片40cから脱落し、受け部品72が固定部品70から脱落する不具合を生じることをより確実に防止できる。
この場合、本実施形態に係るラッチ受け68は、受け部品72の固定部品70からの離脱方向(図12及び図16中の矢印Z2方向)が、ラッチ30の当接面30aの受け部品72の係止面52aに対する当接方向(図2及び図6中の矢印Y1方向)と異なる。従って、当該ラッチ受け68は、閉じた状態にある扉14に対しレバー34を操作せずに開方向に過大な外力が付与された場合であっても、受け部品72が固定部品70から強制的に分離されることがなく、扉14の閉じ状態を確実に維持することができる。特に、本実施形態の場合、上記した離脱方向と、当接方向とが直交又は略直交しているため、固定部品70に対する受け部品72の装着動作及び離脱動作が一層容易となる。
一方、ラッチ錠装置31が不具合等を生じ、レバー34を操作してもラッチ30を退行させることができない事態が生じた非常時を考える。この場合、当該建具10Aでは、室内側から扉14を開く際は、室内側から縦枠12bに取り付けられているタイト材67を抜去し或いは捲る。そして、縦枠12bの枠内側見込み面65と扉本体14aの戸先側見込み面26との間に指先等を差し入れて室内側の引寄せ片72cに指先等を引っ掛け、受け部品72を固定部品70からの離脱方向へと引き寄せる(図12及び図16中の力F3参照)。これにより受け部品72が固定部品70から分離され、ラッチ30と受け部品72の係止状態が解除されるため、扉14を開くことができる。
また、室外側から扉14を開く際は、室外側から縦枠12bの枠内側見込み面65と扉本体14aの戸先側見込み面26との間に指先等を差し入れて室外側の引寄せ片72cに指先等を引っ掛け、受け部品72を固定部品70からの離脱方向へと引き寄せる(図12及び図16中の力F3参照)。これによっても受け部品72が固定部品70から分離され、ラッチ30と受け部品72の係止状態が解除されるため、扉14を開くことができる。
このようなラッチ受け68についても、上記したラッチ受け60と同様、固定部品70に脆弱部62a及び補助係止面62bを持った補強板62を形成した構成としてもよい。また、図17に示すように、ラッチ受け68は、固定部品70にフック状突起42cを設け、受け部品72に係合部48を設けたラッチ受け68Aとして構成してもよく、上記したラッチ受け36,60についても同様である。
以上のように、本発明に係るラッチ受けは、扉に設けられたラッチを係止することで前記扉の扉枠に対する面外方向への移動を規制するラッチ受けであって、前記扉枠に固定される固定部品と、前記ラッチと当接することで前記扉の面外方向への移動を規制する係止面を有し、前記固定部品に対して着脱可能に連結される受け部品と、を備え、前記ラッチの前記係止面に対する当接方向と、前記受け部品の前記固定部品からの離脱方向とが、異なる。
このような構成によれば、閉じた状態にある扉に対してラッチを退行させるレバー等を操作せずに開方向に過大な外力が付与された場合であっても、受け部品が固定部品から強制的に分離されることがなく、扉の閉じ状態を確実に維持することができる。また、ラッチを備えるラッチ錠装置が不具合等を生じ、レバー等を操作してもラッチを退行させることができない非常時には、指先等で受け部品を固定部品から分離する。そうすると、ラッチと受け部品の係止状態が解除されるため、扉を開くことができる。
本発明に係るラッチ受けにおいて、前記受け部品及び前記固定部品の一方は、爪部が設けられたフック状突起を有し、前記受け部品及び前記固定部品の他方は、前記フック状突起が挿入された場合に前記爪部と係合する係合部を有し、前記フック状突起が前記係合部に係合することで、前記受け部品が前記固定部品に対して着脱可能に連結される構成としてもよい。そうすると、簡素な構成で受け部品を固定部品に対して着脱可能に構成することができる。
本発明に係るラッチ受けにおいて、前記受け部品は、前記固定部品からの離脱方向に向かって突出した引寄せ片を有する構成としてもよい。そうすると、受け部品を固定部品から強制的に分離する際、引寄せ片に指先等を引っ掛けて引き寄せることで、フック状突起を係合部から容易に抜去することができる。
本発明に係るラッチ受けにおいて、前記フック状突起は、前記受け部品に設けられ、前記係合部は、前記固定部品に設けられると共に、前記フック状突起を挿入可能な穴部を有し、前記爪部が前記係合部に係合した状態で、前記フック状突起の先端部は、前記穴部を通過して前記固定部品の外部に露出する構成としてもよい。そうすると、受け部品を固定部品から強制的に分離する際、固定部品の外部に露出したフック状突起の先端部を指先等で押圧することにより、フック状突起を係合部から容易に抜去することができる。
本発明に係るラッチ受けにおいて、前記固定部品は、その一端部から屈曲して形成され、前記受け部品が連結された状態で、前記係止面と前記ラッチとの間に介在する補強板を有し、前記補強板の前記一端部からの屈曲部分には、脆弱部が形成された構成としてもよい。そうすると、通常時には、受け部品の当接面を補強板で補強することができる一方、非常時には、扉を強制的に開くことで補強板を脆弱部から容易に折り曲げて扉を開くことができる。
本発明に係るラッチ受けにおいて、前記当接方向と前記離脱方向とが、互いに直交又は略直交した構成としてもよい。そうすると、固定部品に対する受け部品の装着動作及び離脱動作が容易となる。
本発明に係る建具は、上記構成のラッチ受けを設けた前記扉と、該扉がヒンジを用いて回動可能に取り付けられる前記扉枠と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る建具において、前記固定部品は、前記扉枠の室外側又は室内側の見付け面に対して固定され、前記受け部品の前記固定部品に対する着脱方向は、前記扉枠の前記見付け面に沿った方向であってもよい。そうすると、非常時に固定部品から受け部品を分離する際、扉枠の見付け面に沿って容易に受け部品を抜去することができ、取扱いが一層容易となる。
本発明に係る建具において、前記固定部品は、前記扉枠の見込み面に対して固定され、前記受け部品の前記固定部品に対する着脱方向は、前記扉枠の前記見込み面の長手方向に沿った方向であってもよい。そうすると、非常時に固定部品から受け部品を分離する際、扉枠の見込み面に沿って容易に受け部品を抜去することができ、取扱いが一層容易となる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10,10A 建具、12 扉枠、12a,12b 縦枠、14 扉、18,64 ヒンジ、20,65 枠内側見込み面、24,32 室外側見付け面、30 ラッチ、30a 当接面、30b 案内面、31 ラッチ錠装置、36,60,68,68A ラッチ受け、40,70 固定部品、40c 係合片、42,72 受け部品、48 係合部、42c フック状突起、42d,72c 引寄せ片、52a 係止面、54 先端部、56 爪部、62 補強板、62a 脆弱部

Claims (9)

  1. 扉に設けられたラッチを係止することで前記扉の扉枠に対する面外方向への移動を規制するラッチ受けであって、
    前記扉枠に固定される固定部品と、
    前記ラッチと当接することで前記扉の面外方向への移動を規制する係止面を有し、前記固定部品に対して着脱可能に連結される受け部品と、
    を備え、
    前記ラッチの前記係止面に対する当接方向と、前記受け部品の前記固定部品からの離脱方向とが、異なるものであり、
    前記受け部品及び前記固定部品の一方は、爪部が設けられたフック状突起を有し、
    前記受け部品及び前記固定部品の他方は、前記フック状突起が挿入された場合に前記爪部と係合する係合部を有し、
    前記フック状突起が前記係合部に係合することで、前記受け部品が前記固定部品に対して着脱可能に連結されることを特徴とするラッチ受け。
  2. 請求項1に記載のラッチ受けであって、
    前記受け部品は、前記固定部品からの離脱方向に向かって突出した引寄せ片を有することを特徴とするラッチ受け。
  3. 請求項1又は2に記載のラッチ受けであって、
    前記フック状突起は、前記受け部品に設けられ、
    前記係合部は、前記固定部品に設けられると共に、前記フック状突起を挿入可能な穴部を有し、
    前記爪部が前記係合部に係合した状態で、前記フック状突起の先端部は、前記穴部を通過して前記固定部品の外部に露出することを特徴とするラッチ受け。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のラッチ受けであって、
    前記固定部品は、その一端部から屈曲して形成され、前記受け部品が連結された状態で、前記係止面と前記ラッチとの間に介在する補強板を有し、
    前記補強板の前記一端部からの屈曲部分には、脆弱部が形成されていることを特徴とするラッチ受け。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のラッチ受けであって、
    前記当接方向と前記離脱方向とが、互いに直交又は略直交していることを特徴とするラッチ受け。
  6. 扉に設けられたラッチを係止することで前記扉の扉枠に対する面外方向への移動を規制するラッチ受けであって、
    前記扉枠に固定される固定部品と、
    前記ラッチと当接することで前記扉の面外方向への移動を規制する係止面を有し、前記固定部品に対して着脱可能に連結される受け部品と、
    を備え、
    前記ラッチの前記係止面に対する当接方向と、前記受け部品の前記固定部品からの離脱方向とが、異なるものであり、
    前記固定部品は、その一端部から屈曲して形成され、前記受け部品が連結された状態で、前記係止面と前記ラッチとの間に介在する補強板を有し、
    前記補強板の前記一端部からの屈曲部分には、脆弱部が形成されていることを特徴とするラッチ受け。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載のラッチを設けた前記扉と、前記ラッチ受けが設けられ、前記扉がヒンジを用いて回動可能に取り付けられる前記扉枠と、を備えることを特徴とする建具。
  8. 扉に設けられたラッチを係止することで前記扉の扉枠に対する面外方向への移動を規制するラッチ受けを備える建具であって、
    前記ラッチ受けは、
    前記扉枠に固定される固定部品と、
    前記ラッチと当接することで前記扉の面外方向への移動を規制する係止面を有し、前記固定部品に対して着脱可能に連結される受け部品と、
    を備え、
    前記ラッチの前記係止面に対する当接方向と、前記受け部品の前記固定部品からの離脱方向とが、異なるものであり、
    当該建具は、前記ラッチを設けた前記扉と、前記ラッチ受けが設けられ、前記扉がヒンジを用いて回動可能に取り付けられる前記扉枠と、を備え、
    前記固定部品は、前記扉枠の室外側又は室内側の見付け面に対して固定され、
    前記受け部品の前記固定部品に対する着脱方向は、前記扉枠の前記見付け面に沿った方向であることを特徴とする建具。
  9. 扉に設けられたラッチを係止することで前記扉の扉枠に対する面外方向への移動を規制するラッチ受けを備える建具であって、
    前記ラッチ受けは、
    前記扉枠に固定される固定部品と、
    前記ラッチと当接することで前記扉の面外方向への移動を規制する係止面を有し、前記固定部品に対して着脱可能に連結される受け部品と、
    を備え、
    前記ラッチの前記係止面に対する当接方向と、前記受け部品の前記固定部品からの離脱方向とが、異なるものであり、
    当該建具は、前記ラッチを設けた前記扉と、前記ラッチ受けが設けられ、前記扉がヒンジを用いて回動可能に取り付けられる前記扉枠と、を備え、
    前記固定部品は、前記扉枠とは別体の部品であって、前記扉枠の見込み面に対して固定され、
    前記受け部品の前記固定部品に対する着脱方向は、前記扉枠の前記見込み面の長手方向に沿った方向であることを特徴とする建具。
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