JPH0629390Y2 - ラツチのキヤツチ装置 - Google Patents

ラツチのキヤツチ装置

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JPH0629390Y2
JPH0629390Y2 JP1988069250U JP6925088U JPH0629390Y2 JP H0629390 Y2 JPH0629390 Y2 JP H0629390Y2 JP 1988069250 U JP1988069250 U JP 1988069250U JP 6925088 U JP6925088 U JP 6925088U JP H0629390 Y2 JPH0629390 Y2 JP H0629390Y2
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B63/00Locks or fastenings with special structural characteristics
    • E05B63/24Arrangements in which the fastening members which engage one another are mounted respectively on the wing and the frame and are both movable, e.g. for release by moving either of them
    • E05B63/244Arrangements in which the fastening members which engage one another are mounted respectively on the wing and the frame and are both movable, e.g. for release by moving either of them the striker being movable for latching, the bolt for unlatching, or vice versa
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S292/00Closure fasteners
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T292/68Keepers
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    • Y10T292/702Pivoted or swinging

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、壁、床等の固定部に形成した開口部にドア、
扉、非常口、点検口、蓋等の可動部を枢支せしめて開閉
自在とし、前記可動部に設けたラツチと固定部に設けた
キヤツチとの係合により、ドア、扉、非常口、点検口、
蓋等の可動部により固定部に形成した開口部を閉塞せし
めるにあたつて、前記ラツチに係合するキヤツチ装置に
関するものであり、特に、緊急時に外側から開放できる
キヤツチ装置に関する。
[従来の技術] ラツチとキヤツチとの係合により開閉するドア、扉、非
常口あるいは点検口や蓋等において、ラツチが故障しラ
ツチとキヤツチとの係合がはずれなくなつた場合、ドア
や蓋等を本体に開閉自在に取付けている蝶番の取付け金
具を取り除くことによりドアや蓋等の開放をしていた。
さらに、一枚ドアの場合は180度拡開状態に取付ける
ため、ドア取付部分にはピアノヒンジしか使用できず、
ラツチが故障した場合、ラツチ部を斧等の工具により破
壊して開放していた。
しかし、ドアや蓋等の取り付け金具を取りはずす方法も
斧等の工具でラツチ部を破壊する方法も時間がかかり、
工具等を取りそろえておく必要があつて、緊急事態が生
じた場合には間に合わなかつたり、緊急の事態が解決後
の復修が困難であつたり、破壊してしまつた場合は新し
いものに換えなければならない不都合があつた。
[目的] そこで、本考案はラツチが故障してドア、扉、非常口、
点検口、蓋等が開放できなくなつた時、ドアや蓋を破壊
したり、工具を使つた操作をすることなしに容易にドア
や扉の外側からドアや蓋等のラツチとキヤツチの係止を
開放することができるキヤツチ装置を提供しようとする
ものである。
[構成] 本考案の開閉用ラツチを係止するために本体側に装着さ
れるラツチのキヤツチ装置は、アングル形状の金具であ
つて前記アングル形状の角部をはさむ両側板にラツチが
嵌入する切欠部を形成し、前記角部の上下縁から該角部
の延長線上に突出する突起を形成するキヤツチ本体と、
前記キヤツチ本体の切欠部の背面にその両側縁で取り付
けられてキヤツチ本体との間に所定の空間を形成する基
板と、前記基板に対して前記空間内で固定される板ばね
と、前記板ばねに対して一側端縁においてヒンジ軸によ
り回動自在に取り付けられ、他側端縁に前記突起に係合
可能の係止爪を備えるキヤツチドアとよりなり、前記キ
ヤツチドアはその係止爪をキヤツチ本体の突起に係止し
たとき、前記切欠部の一部を閉鎖すると共に、前記板ば
ねは前記ヒンジ軸を前記キヤツチ本体の突起から遠ざけ
る方向に常時付勢しキヤツチドアを閉鎖状態に保持する
構成を具備する。
また、キヤツチ本体の切欠部の一部を閉鎖するキヤツチ
部材は、一端側縁を折曲して係止爪とし他端側に開口部
を有し、一端を基板に固定し他端を湾曲させる板ばねの
湾曲部にキヤツチ部材の開口部を係合し、係止爪をキヤ
ツチ本体の突起に係合する構成を具備するものである。
さらに、キヤツチ本体の切欠部の一部を閉鎖するキヤツ
チ部材は、フアスナーを貫通支持した取付部を一端とし
他端部に向けてほぼ直角に折曲する外板の他端先端を折
曲して係止爪を形成し、係止爪をキヤツチ本体の突起に
係合し、その取付部をフアスナーとキヤツチ本体の内側
に固着する受具とによりキヤツチ本体に取付ける構成を
具備するものである。
[実施例] 第1実施例 次に、本考案のラツチのキヤツチ装置をヒンジドアに使
用する第1実施例を第1図面乃至第7図により詳述す
る。
第1図、第2図はラツチとキヤツチ装置をドアに使用し
た場合の全体斜視図であつて、1枚ドア1は壁等の本体
4にヒンジ等の取付金具(図示せず)により180度拡
開自在に取付ける。ドア1側にはラツチ部2を、壁等の
本体4側にはキヤツチ装置3を、それぞれ対応した位置
に取付ける。ドア側のラツチ部2は第1図に示すような
ノブ形式あるいは第2図に示すようなハンドル形式のも
のがあるが、この考案のキヤツチ装置3はいずれの形式
のラツチ部にも対応できるキヤツチ装置である。
壁等の本体4のキヤツチ装置3取付箇所には、ラツチ1
1が充分嵌入できる大きさの凹部41を設ける。
キヤツチ装置3は、アングル形状金属板よりなるキヤツ
チ本体5とキヤツチドア6と板ばね7および板ばね取付
基板42等により構成する。
キヤツチ本体5は本体4の取付部分に合致する角度を有
するアングル形状鋼板であつて、そのほぼ中央部分に角
部51を形成する2個の側板(52,53)によつてア
ングル状に成形され、角部51を含む両側板(52,5
3)に、切欠部54を穿設する。この切欠部54の角部
51上縁・下縁からは突起55を前記角部の延長上に突
設し、切欠部54の背面に相当する位置に、板状材より
なる基板42の両側縁を側板(52,53)の裏面に縦
方行に固着して両側板(52,53)との間に適宜の空
間を形成させ、この基板42には後述するように板ばね
7を固着する。切欠部54はラツチ部2のラツチ11を
嵌入するに充分な大きさであると共に、上縁・下縁から
の突起55間の間隔はラツチ11が通過することができ
る寸法とする。さらに、切欠部54の側板52側の端縁
には、円弧状凹部56を形成する。
キヤツチドア6は、キヤツチ本体5の切欠部54の一部
を閉鎖するものであつて、キヤツチ本体5の側板52側
の切欠部全面を覆い、突起55に達するアングル状板体
である。キヤツチドア6の側板53側の切欠部に対応す
る一側縁には前記突起55に係合可能の係止爪61を設
け、その全縁にわたつて内側に曲げ形成し、側板52側
の切欠部に対応する他側縁には切欠部54の端縁に形成
した円弧状凹部56と対応する位置に舌片62を、内側
に屈曲した状態に取付ける。そして、舌片62取付側の
上・下縁にはヒンジ軸取付板63を内側に曲げ成形によ
り穿設する。
板ばね7は、ほぼ中央部で鈍角状に折曲した板体であつ
て、その一端は基板42に対して、貫通孔76を利用し
てリベツト71等の固着手段により固定し、他端は中央
に凹欠部74を形成して、該凹欠部74の上下に位置す
る端縁部を筒状に成形し、上下に分割する筒状部(7
2,73)に形成する。
このように構成するキヤツチドア6と板ばね7とは、板
ばね7の筒状部(72,73)に挿入したヒンジ軸8を
キヤツチドア6の上下のヒンジ軸取付板63で軸支し、
回動自在に連結する。ヒンジ軸8の上下の筒状部(7
2,73)への軸支部の間にはリターンスプリング81
を巻装し、リターンスプリング81の一端82はキヤツ
チドア6の内面に当接し、他端83は板ばね7の凹欠部
74を貫通して取付板42にあいている穴を通つて、本
体4側に突出している。
ヒンジ軸8の上下端をキヤツチドア6の上下縁に突設す
るヒンジ軸取付板63に軸支し、キヤツチドア6端の係
止爪61をキヤツチ本体5の突起55に係合し、キヤツ
チ本体5を側板53の切欠部54より隔たつた部分に形
成したボルト孔31を利用してビス等により壁等の本体
4に固着する。キヤツチドア6は板ばね7によりヒンジ
軸8を突起55より遠ざける方向に矢印C方向に付勢さ
れ、リターンスプリング81により矢印D方向(ヒンジ
軸8の周りに時計方向)に付勢されている(第4図参
照)。
次に、本考案のキヤツチ装置の作用を説明する。
〔通常にラツチのキヤツチ装置として使用する場合〕
キヤツチドア6の係止爪61を板ばね7の弾力によりキ
ヤツチ本体5の突起55に係合すると、キヤツチ本体5
の側板53側の切欠部54とキヤツチドア6との間にラ
ツチ挿入口12が形成され、このラツチ挿入口12にラ
ツチ11を第4図の状態に挿入し、ドアを閉止状態とす
る。
この場合、板ばね7はヒンジ軸8をキヤツチ本体5の突
出部55から遠ざける方向に常時付勢しており、ヒンジ
軸8に連結するキヤツチドア6を第4図矢印C方向に付
勢しているので、キヤツチドア6の係止爪61とキヤツ
チ本体5の突起55との係合は確実なものとなつてお
り、キヤツチドア6はヒンジ軸8を中心として回転する
ことなく、係止爪61と突起55との係合により第4図
図示の位置を維持する。
〔緊急時等でドア外側からドアを開放する場合〕
キヤツチ本体5の円弧状凹部56より棒状物を差し込
み、キヤツチドア6をその係止爪61を突起55から離
脱する方向(第4図矢印C方向とは反対方向)に押しつ
つ、舌片62を押す。係止爪61が突起55から離脱す
る方向に移動し、突起55からキヤツチドア6の係止爪
61がはずれる。さらに、キヤツチドア6はリターンス
プリング81により矢印D方向に(ヒンジ軸8の周りに
時計方向に)回動し、第5図、第6図に示すようにキヤ
ツチドア6が拡開した状態となり、キヤツチ装置3から
ドア1のラツチ11を第6図矢印E方向に通過可能とす
る。
第2実施例 次に第8図乃至第11図に本考案の第2実施例を示す。
本実施例ではヒンジにより開閉するキヤツチドアにかえ
て取外しができるキヤツチ部材を備えている。
本実施例のキヤツチ装置100も壁等の本体4側に取付
けるためのアングル形状の金属板よりなり、アングル形
状の角部をはさむ両側板にラツチが嵌入する切欠部10
5を形成し、角部の上下縁からは角部の延長線上に突出
する突起108を形成するキヤツチ本体101を備えて
いて、ボルト孔102等を利用して図示しないビス等に
より本体側に固定される。キヤツチ本体101の裏側に
はドア又は蓋1のラツチ11を受入る空間を形成するよ
うに基板104が溶接等により固着されている。そして
この基板104には板ばね110がリベツト106等に
よりとりつけられていて、板ばね110の先端はキヤツ
チ本体101の側面より突出し、板厚方向に湾曲させて
折返してある。
一方、キヤツチ部材120は、第10図にも示すよう
に、長辺121と、長辺121から内側に折り曲げて形
成した短辺122と、短辺122の先端をさらに内側に
折り曲げて形成した係止爪123を有する板状のもの
で、長辺121には矩形の開口部124が形成してあ
る。
そこで、この開口部124を板ばね110の湾曲部11
2に係合し、キヤツチ部材120の係止爪123をキヤ
ツチ本体101の突起108に係合することにより、板
ばね110のばね力によつてキヤツチ部材120はキヤ
ツチ本体101に確実に装着される。
したがつて、第9図に示すように、ドアや蓋1のラツチ
11は、通常はキヤツチ部材120により係止され、ド
アや蓋を閉鎖状態に保持する。
ラツチ11が故障してドア側に引き込まれなくなつた際
には、第8図、第9図に示すように、板ばね110の先
端の湾曲部112を矢印F印方向に押しながら、キヤツ
チ部材120を矢印G方向に引き出せばね湾曲部112
と開口部124の係合は外れ、キヤツチ部材120をキ
ヤツチ本体101から離脱させることができる。そこ
で、ドア又は蓋1はラツチ11が突出したままであつて
も、キヤツチ本体101の突起108の間をラツチ11
が通過することができ、ドア又は蓋を開くことができ
る。
本実施例においては、部品点数も少なくてすみ、コスト
が低く、簡便なラツチのキヤツチ装置を提供することが
できる。
第3実施例 次に、第12図乃至第17図に本考案の第3実施例を示
す。
本実施例のキヤツチ装置150も、壁等の4側に取付け
るためのアングル形状の金属板よりなりアングル形状の
角部をはさむ両側板にラツチが嵌入する切欠部155を
形成し、角部の上下縁から角部の延長線上に突出する突
起158を有するキヤツチ本体151を備えていて、ボ
ルト孔152等を利用して図示しないビス等により本体
側に固定される。キヤツチ本体151の裏側にはドア又
は蓋1のラツチ11を受入る空間を形成するように基板
154が溶接等により固着されている。
一方、本実施例のキヤツチ部材160は、第15図にも
示すように、一端部の取付部164から他端部に向けて
ほぼ直角に折り曲げられる外板161を有していて、外
板161の先端は内側に折り曲げられて係止爪162を
形成している。取付部164においては外板161の側
縁部は係止爪と同じ側に折り曲げられて側壁部166を
形成している。そしてこのキヤツチ部材の取付部164
には凹部168が形成してあつて、フアスナ170が貫
通取付けてある。
このフアスナ170は頭部にスリツト176をもつビス
状のもので、軸172の先端に一対の突起174を設け
てある。
キヤツチ本体151には、このフアスナ170のシヤフ
ト172と突起174が通過する開口部156が形成し
てある。そして、この開口部156の裏側には全体を符
号180で示す受け具がとりつけられる。受け具180
は脚部184とカム部182とを有し、脚部184をビ
ス等でキヤツチ本体151に固着する。カム部182は
フアスナの突起174と係合し、フアスナ170を受け
具180側へ引き込む形状のカム面を有するものであ
る。
したがつて、キヤツチ部材160の係止爪162をキヤ
ツチ本体の突起158に係止し、フアスナ170を第1
3図に示すように、受け具180を貫通した後に矢印W
方向に回動することにより、突起174がカム面184
に乗り上げ、キヤツチ部材160は壁面166の弾発力
によつてキヤツチ本体に強固に装着される。
ラツチ11に不具合が生じてラツチ11がドア又は蓋1
側に引き込まれなくなつたときには、フアスナ170を
ドライバ等により矢印Wとは反対側に回動すると、突起
174とカム面184の係合が外れ、フアスナ170を
受け具180から引き抜くことができる。
そこで、キヤツチ部材160の係止爪162をキヤツチ
本体の突起158から外し、キヤツチ部材160をとり
外せば、ラツチ11は突出したままで、ドア又は蓋1を
開放することができる。
なお、本実施例で使用するフアスナは例えば”カムロツ
クフアスナ”の商品名で市販されているものを用いるこ
とができる。このフアスナはキヤツチ部材160の貫通
孔をシヤフト172が通過した後に突起174を設ける
ことによつてフアスナ170がキヤツチ部材160から
離脱することがなくなり、キヤツチ部材160をとり外
したときにもフアスナ170を紛失するおそれがなくな
る。
[考案の作用・効果] 本考案は、キヤツチドアの一側端の係止爪を、キヤツチ
本体の角部をはさむ両側板にラツチが嵌入する切欠部を
形成し、この角部の上下縁から該角部の延長線上に突出
する突起に係止することで簡単にキヤツチ装置にラツチ
挿入口を形成することができる。また、キヤツチドアは
ヒンジ軸を常時キヤツチ本体の突起から遠ざかる方向に
付勢している板ばねの弾力により、キヤツチドアの係止
爪はキヤツチ本体の突起に確実に係合し、ラツチ挿入口
から挿入しているラツチの脱出方向への強い力に対して
もむやみに係合が解かれることがない。
さらに、ラツチが故障して動かなくなつたり、緊急事態
の発生によりドアの外側からラツチの係合を解く場合に
は、キヤツチドアを板ばねの力に抗して突起方向に少し
移動させ、キヤツチドアの係合爪をキヤツチ本体の突起
からはずし、キヤツチドアを拡開することによりラツチ
を突出した状態でキヤツチ装置から開放することができ
る。
また、キヤツチドアに相当するキヤツチ部材のキヤツチ
本体への着脱手段として、板ばね湾曲部との係合、ある
いはフアスナとその受け具との係合にすることにより、
部品点数を少なくでき、構成が簡単でコストが安く、か
つ、操作も簡単にキヤツチ装置が提供できる。
本考案は以上のように、ドアや蓋等を破壊したり、工具
を使つた操作をすることなしに故障して動かなくなつた
ラツチをキヤツチ装置から開放することができ、さら
に、緊急時にも簡単な動作で短時間にキヤツチ装置から
ラツチを開放することができる。また、キヤツチドア又
はキヤツチ部材をキヤツチ本体の突起に係合すれば、通
常のキヤツチ装置として再度使用でき、反覆繰返し利用
できる経済性をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はラツチとキヤツチ装置をドアに使用し
た場合の斜視図、 第3図は本考案のラツチのキヤツチ装置の通常使用状態
斜視図、 第4図はラツチを挿入した場合の第3図A−A線断面
図、 第5図は本考案のラツチのキヤツチ装置のキヤツチドア
開放状態の斜視図、 第6図はラツチを開放した場合の第5図B−B線断面
図、 第7図は、キヤツチ本体とキヤツチドアとヒンジ軸との
取付状態説明図、 第8図は本考案の第2実施例のキヤツチ装置の斜視図、 第9図は第8図のX−X線断面図、 第10図は第2実施例におけるキヤツチ部材をとり外し
たキヤツチ本体の斜視図、 第11図は第2実施例におけるキヤツチ部材の斜視図、 第12図は第3実施例のキヤツチ装置の斜視図、 第13図は第12図のY−Y線断面図、 第14図は第3実施例のキヤツチ装置におけるキヤツチ
部材を取外したキヤツチ本体の斜視図、 第15図は第3実施例のキヤツチ装置におけるキヤツチ
部材の斜視図、 第16図はフアスナの斜視図、 第17図は受け具の斜視図、である。 1……ドア、 2……ラツチ部、 3,100,150……キヤツチ装置、 4,101……本体、 5,151……キヤツチ本体、 6……キヤツチドア、 7,110……板ばね、 8……ヒンジ軸、 42,104,154……基板、 51……角部、 52,53……両側面、 54,105,155……切欠部、 55,108,158……突起、 61,123,162……係止爪、 120,160……キヤツチ部材、 124……開口部、 161……外板、 164……取付部、 170……フアスナ、 180……受け具。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉用ラツチを係止するために本体側に装
    着されるラツチのキヤツチ装置において、 前記キヤツチ装置はアングル形状の金具であつて前記ア
    ングル形状の角部をはさむ両側板にラツチが嵌入する切
    欠部を形成し、前記角部の上下縁から該角部の延長線上
    に突出する突起を形成するキヤツチ本体と、 前記キヤツチ本体の切欠部の背面にその両側縁で取り付
    けられてキヤツチ本体との間に所定の空間を形成する基
    板と、 前記基板に対して前記空間内で固定される板ばねと、 前記板ばねに対して一側端縁においてヒンジ軸により回
    動自在に取り付けられ、他側端縁に前記突起に係合可能
    の係止爪を備えるキヤツチドアとよりなり、 前記キヤツチドアはその係止爪をキヤツチ本体の突起に
    係止したとき、前記切欠部の一部を閉鎖すると共に、前
    記板ばねは前記ヒンジ軸を前記キヤツチ本体の突起から
    遠ざける方向に常時付勢しキヤツチドアを閉鎖状態に保
    持していることを特徴とするラツチのキヤツチ装置。
  2. 【請求項2】開閉用ラツチを係止するために本体側に装
    着されるラツチのキヤツチ装置において、 前記キヤツチ装置はアングル形状の金具であつて前記ア
    ングル形状の角部をはさむ両側板にラツチが嵌入する切
    欠部を形成し、前記角部の上下縁から該角部の延長線上
    に突出する突起を形成するキヤツチ本体と、 前記キヤツチ本体の切欠部の背面にその両側縁で取り付
    けられてキヤツチ本体との間に所定の空間を形成する基
    板と、 前記基板に対して前記空間内でその一端を固定し、他端
    を湾曲させる板ばねと、 一端側縁を折曲して係止爪とし、他端側に開口部を有す
    るキヤツチ部材とよりなり、 前記キヤツチ部材はその開口部を板ばね湾曲部に係合
    し、その係止爪をキヤツチ本体の突起に係合したとき、
    キヤツチ本体の切欠部の一部を閉鎖することを特徴とす
    るラツチのキヤツチ装置。
  3. 【請求項3】開閉用ラツチを係止するために本体側に装
    着されるラツチのキヤツチ装置において、 前記キヤツチ装置はアングル形状の金具であつて前記ア
    ングル形状の角部をはさむ両側板にラツチが嵌入する切
    欠部を形成し、前記角部の上下縁から該角部の延長線上
    に突出する突起を形成し、内側にフアスナーの受け具を
    固着したキヤツチ本体と、 前記キヤツチ本体の切欠部の背面にその両側縁で取り付
    けられてキヤツチ本体との間に所定の空間を形成する基
    板と、 フアスナーを貫通支持した取付部を一端とし、他端部に
    向けてほぼ直角に折曲する外板の他端先端を折曲して係
    止爪を形成するキヤツチ部材とよりなり、 前記キヤツチ部材はその係止爪を前記キヤツチ本体の突
    起に係合し、前記取付部をフアスナーと受け具とにより
    キヤツチ本体に取付けたとき、キヤツチ本体の切欠部の
    一部を閉鎖することを特徴とするラツチのキヤツチ装
    置。
JP1988069250U 1988-05-27 1988-05-27 ラツチのキヤツチ装置 Expired - Lifetime JPH0629390Y2 (ja)

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