JP2653985B2 - 内装用枠付き扉およびその枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具 - Google Patents
内装用枠付き扉およびその枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具Info
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- JP2653985B2 JP2653985B2 JP6286582A JP28658294A JP2653985B2 JP 2653985 B2 JP2653985 B2 JP 2653985B2 JP 6286582 A JP6286582 A JP 6286582A JP 28658294 A JP28658294 A JP 28658294A JP 2653985 B2 JP2653985 B2 JP 2653985B2
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B15/00—Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
- E05B15/02—Striking-plates; Keepers; Bolt staples; Escutcheons
- E05B15/0205—Striking-plates, keepers, staples
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B17/00—Accessories in connection with locks
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- E05B15/00—Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
- E05B15/0006—Devices for aligning wing and frame; Anti-rattling devices
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内装用枠付き扉およ
びその枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具に関するもの
である。
びその枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、建屋内の居室の入口などに設けら
れる内装用枠付き扉としては、図8に示すような構成の
ものが知られている。この内装用枠付き扉は、建屋内の
扉嵌込み部の周壁に固定される枠体1に扉11を装着し
たもので、枠体1は、左右一対の縦枠2a,2bとこの
両縦枠2a,2bの上端を連結する上枠2cとからなっ
ており、扉11は、その一側縁の複数箇所(一般には上
下2箇所)において枠体1の一方の縦枠2aに丁番10
により枢支され、枠体1内に、その表側(図において手
前側)に開き回動可能に装着されている。
れる内装用枠付き扉としては、図8に示すような構成の
ものが知られている。この内装用枠付き扉は、建屋内の
扉嵌込み部の周壁に固定される枠体1に扉11を装着し
たもので、枠体1は、左右一対の縦枠2a,2bとこの
両縦枠2a,2bの上端を連結する上枠2cとからなっ
ており、扉11は、その一側縁の複数箇所(一般には上
下2箇所)において枠体1の一方の縦枠2aに丁番10
により枢支され、枠体1内に、その表側(図において手
前側)に開き回動可能に装着されている。
【0003】なお、上記枠体1の両縦枠2a,2bは、
その長さを建屋内の扉嵌込み部の高さに合わせて調整で
きるように、扉3の下縁よりある程度余裕をもって延出
する長さとされており、この両縦枠2a,2bの下端は
捨て枠3によって連結されている。
その長さを建屋内の扉嵌込み部の高さに合わせて調整で
きるように、扉3の下縁よりある程度余裕をもって延出
する長さとされており、この両縦枠2a,2bの下端は
捨て枠3によって連結されている。
【0004】また、上記扉11の他側縁側の内部には、
この扉11の側面に出没するラッチボルト(図示せず)
を備えた錠本体12が設けられており、この扉11の錠
本体12を設けた部分には、扉11の表側および裏側に
設けられる一対の解錠用ハンドル20a,20bのうち
の一方のハンドル20aに設けられている解錠軸(角
軸)21の挿通孔13が、前記錠本体13の軸通し孔
(図示せず)に合わせて設けられている。
この扉11の側面に出没するラッチボルト(図示せず)
を備えた錠本体12が設けられており、この扉11の錠
本体12を設けた部分には、扉11の表側および裏側に
設けられる一対の解錠用ハンドル20a,20bのうち
の一方のハンドル20aに設けられている解錠軸(角
軸)21の挿通孔13が、前記錠本体13の軸通し孔
(図示せず)に合わせて設けられている。
【0005】一方、枠体1の他方の縦枠2bの内側面に
は、上記扉11に設けた錠本体12から扉11の側面に
出没するラッチボルトを受けるストライク部材15が埋
込み状態で設けられている。
は、上記扉11に設けた錠本体12から扉11の側面に
出没するラッチボルトを受けるストライク部材15が埋
込み状態で設けられている。
【0006】このストライク部材15は、上記錠本体1
2のラッチボルトが嵌入係合するラッチボルト係合開口
を有しており、このラッチボルト係合開口は、枠体1に
対するストライク部材15の取付け位置がある程度上下
にずれても錠本体12のラッチボルトが確実に嵌入する
ように、縦幅がラッチボルトの径に対して充分余裕のあ
る縦長の開口とされている。
2のラッチボルトが嵌入係合するラッチボルト係合開口
を有しており、このラッチボルト係合開口は、枠体1に
対するストライク部材15の取付け位置がある程度上下
にずれても錠本体12のラッチボルトが確実に嵌入する
ように、縦幅がラッチボルトの径に対して充分余裕のあ
る縦長の開口とされている。
【0007】そして、この枠付き扉は、扉11を枠体1
の一方の縦枠2aに丁番10により枢支させ、扉11を
閉じてその錠本体12のラッチボルトを枠体1側のスト
ライク部材15に係合させるとともに、扉11の下縁を
上記捨て枠3の上に設けた柱状スペーサ4で支えさせた
状態で梱包され、付属品とともに出荷されている。
の一方の縦枠2aに丁番10により枢支させ、扉11を
閉じてその錠本体12のラッチボルトを枠体1側のスト
ライク部材15に係合させるとともに、扉11の下縁を
上記捨て枠3の上に設けた柱状スペーサ4で支えさせた
状態で梱包され、付属品とともに出荷されている。
【0008】なお、上記付属品は、上記解錠用ハンドル
20a,20bのほかに、枠体1の両縦枠2a,2bお
よび上枠2cの内側面に取付けられて扉3を裏側から受
ける戸当り材と、建屋内の扉嵌込み部の周壁と枠体1と
の間の隙間を覆い隠す表側および裏側化粧縁などであ
る。
20a,20bのほかに、枠体1の両縦枠2a,2bお
よび上枠2cの内側面に取付けられて扉3を裏側から受
ける戸当り材と、建屋内の扉嵌込み部の周壁と枠体1と
の間の隙間を覆い隠す表側および裏側化粧縁などであ
る。
【0009】上記枠付き扉は、次のようにして建屋内の
扉嵌込み部に据付けられている。まず、枠体1から扉1
1を取外し、その後、前記枠体1の両縦枠2a,2bの
下端部を所望の箇所において図8に一点鎖線で示した切
断線Aに沿って切り落として、この両縦枠2a,2bの
長さを建屋内の扉嵌込み部の高さに合わせて調整する。
扉嵌込み部に据付けられている。まず、枠体1から扉1
1を取外し、その後、前記枠体1の両縦枠2a,2bの
下端部を所望の箇所において図8に一点鎖線で示した切
断線Aに沿って切り落として、この両縦枠2a,2bの
長さを建屋内の扉嵌込み部の高さに合わせて調整する。
【0010】次に、枠体1を扉嵌込み部に嵌め込んで位
置決めし、枠体1の両縦枠2a,2bおよび上枠2cの
外側面と前記扉嵌込み部の周壁との間の隙間にライナ材
を打ち込んだ後、枠体1を木ネジまたは釘により扉嵌込
み部の周壁に固定する。
置決めし、枠体1の両縦枠2a,2bおよび上枠2cの
外側面と前記扉嵌込み部の周壁との間の隙間にライナ材
を打ち込んだ後、枠体1を木ネジまたは釘により扉嵌込
み部の周壁に固定する。
【0011】この後は、取外しておいた扉11を再び枠
体1に枢支させ、枠体1の両縦枠2a,2bおよび上枠
2cの内側面に戸当り材を取付けるとともに、表側およ
び裏側化粧縁を枠体1または扉嵌込み部の周壁に取付
け、さらに扉3の表側および裏側に解錠用ハンドル20
a,20bを取付けて、扉嵌込み部への据付けを終了す
る。
体1に枢支させ、枠体1の両縦枠2a,2bおよび上枠
2cの内側面に戸当り材を取付けるとともに、表側およ
び裏側化粧縁を枠体1または扉嵌込み部の周壁に取付
け、さらに扉3の表側および裏側に解錠用ハンドル20
a,20bを取付けて、扉嵌込み部への据付けを終了す
る。
【0012】なお、上記解錠用ハンドル20a,20b
は、まず、一方のハンドル20aを、その解錠軸21を
扉11に設けた挿通孔13および錠本体12の軸通し孔
に挿通してハンドル座22aを扉26にネジ止めするこ
とにより扉11の一面に取付け、次いで他方のハンドル
20bを、扉11の他面に突出している前記解錠軸21
に嵌合させてハンドル座22bを扉11にネジ止めする
ことにより扉11の他面に取付けるとともに、この他方
のハンドル20bを止めネジにより前記解錠軸21に固
定して装着されている。
は、まず、一方のハンドル20aを、その解錠軸21を
扉11に設けた挿通孔13および錠本体12の軸通し孔
に挿通してハンドル座22aを扉26にネジ止めするこ
とにより扉11の一面に取付け、次いで他方のハンドル
20bを、扉11の他面に突出している前記解錠軸21
に嵌合させてハンドル座22bを扉11にネジ止めする
ことにより扉11の他面に取付けるとともに、この他方
のハンドル20bを止めネジにより前記解錠軸21に固
定して装着されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の枠
付き扉は、扉嵌込み部への据付けを、枠体1から扉11
を取外して、まず枠体1を扉嵌込み部に嵌め込んで固定
し、その後に扉11を枠体1に再び枢支させる手順で行
なわなければならないため、その据付け作業に手間と時
間がかかるという問題をもっていた。
付き扉は、扉嵌込み部への据付けを、枠体1から扉11
を取外して、まず枠体1を扉嵌込み部に嵌め込んで固定
し、その後に扉11を枠体1に再び枢支させる手順で行
なわなければならないため、その据付け作業に手間と時
間がかかるという問題をもっていた。
【0014】なお、上記枠付き扉は、本来、枠体1に扉
11を枢支させたまま扉嵌込み部に据付けるように設計
されたものであり、製造元が発行している据付け説明書
には枠体1に扉11を枢支させたまま据付ける作業手順
が説明されているが、実際の現場での施工では、枠体1
から扉11を取外して、枠体1を扉嵌込み部に嵌め込ん
でいるのが現状である。
11を枢支させたまま扉嵌込み部に据付けるように設計
されたものであり、製造元が発行している据付け説明書
には枠体1に扉11を枢支させたまま据付ける作業手順
が説明されているが、実際の現場での施工では、枠体1
から扉11を取外して、枠体1を扉嵌込み部に嵌め込ん
でいるのが現状である。
【0015】これは、枠体1に扉11を枢支させたまま
扉嵌込み部に据付けようとすると、その作業中に、扉1
1の重さによって枠体1が歪み変形し、枠体1と扉11
との間の嵌合クリアランスが不均一になってしまうため
である。
扉嵌込み部に据付けようとすると、その作業中に、扉1
1の重さによって枠体1が歪み変形し、枠体1と扉11
との間の嵌合クリアランスが不均一になってしまうため
である。
【0016】すなわち、上記枠付き扉の枠体1は、扉嵌
込み部の周壁に固定されてこの扉嵌込み部の周壁で支持
されるものであるため、この枠体1には、アルミサッシ
枠等のような枠単独でも枠形状を保持できる強度は要求
されていない。
込み部の周壁に固定されてこの扉嵌込み部の周壁で支持
されるものであるため、この枠体1には、アルミサッシ
枠等のような枠単独でも枠形状を保持できる強度は要求
されていない。
【0017】そして、上記枠付き扉は、その枠体1の下
端部に捨て枠3がある状態ではスペーサ4によって扉1
1の下縁が支持されているが、枠体1の両縦枠2a,2
bの下端部を切り落としてその長さを調整した状態では
前記捨て枠3およびその上のスペーサ4がなくなってい
るため、枠体1に扉11を枢支させたまま扉嵌込み部に
据付けようとすると、その作業中に、扉11の重さによ
って枠体1が歪み変形してしまう。
端部に捨て枠3がある状態ではスペーサ4によって扉1
1の下縁が支持されているが、枠体1の両縦枠2a,2
bの下端部を切り落としてその長さを調整した状態では
前記捨て枠3およびその上のスペーサ4がなくなってい
るため、枠体1に扉11を枢支させたまま扉嵌込み部に
据付けようとすると、その作業中に、扉11の重さによ
って枠体1が歪み変形してしまう。
【0018】この枠体1の歪み変形は、枠体1の両縦枠
2a,2bのうち、扉枢支側とは反対側の縦枠2bが扉
11に対して上下にずれることによって生じている。す
なわち、枠体1の一方の縦枠2aと扉11とは丁番10
によって連結されているため、この縦枠2aを扉11と
の位置関係は変化しないが、他方の縦枠2bは扉11に
対してフリーであるため、枠体1を立てた状態で床上に
置いたり持ち上げたりしたときに、扉11がその重さに
よって他方の縦枠2bに対し下方にずれ、相対的に前記
他方の縦枠2bが上方にずれるとともに上枠2cも傾い
て、枠体1が図8に鎖線で示すように歪み変形する。
2a,2bのうち、扉枢支側とは反対側の縦枠2bが扉
11に対して上下にずれることによって生じている。す
なわち、枠体1の一方の縦枠2aと扉11とは丁番10
によって連結されているため、この縦枠2aを扉11と
の位置関係は変化しないが、他方の縦枠2bは扉11に
対してフリーであるため、枠体1を立てた状態で床上に
置いたり持ち上げたりしたときに、扉11がその重さに
よって他方の縦枠2bに対し下方にずれ、相対的に前記
他方の縦枠2bが上方にずれるとともに上枠2cも傾い
て、枠体1が図8に鎖線で示すように歪み変形する。
【0019】なお、図8では、枠体1の歪み変形状態を
誇張して示しているが、この枠体1は、扉11に設けら
れている錠本体12のラッチボルトの上側面が、枠体1
に設けられているストライク部材15のラッチボルト係
合開口の上縁に当たるまで歪み変形する。
誇張して示しているが、この枠体1は、扉11に設けら
れている錠本体12のラッチボルトの上側面が、枠体1
に設けられているストライク部材15のラッチボルト係
合開口の上縁に当たるまで歪み変形する。
【0020】そして、このように枠体1が歪み変形する
と、枠体1と扉11との間の嵌合クリアランスが不均一
になるため、扉嵌込み部に取付けられた枠体1と、この
枠体1に枢支されている扉11とが互いに干渉し、扉1
1をスムーズに開閉することができなくなってしまう。
と、枠体1と扉11との間の嵌合クリアランスが不均一
になるため、扉嵌込み部に取付けられた枠体1と、この
枠体1に枢支されている扉11とが互いに干渉し、扉1
1をスムーズに開閉することができなくなってしまう。
【0021】そこで従来は、上述したように、枠体1か
ら扉11を取外してまず枠体1を扉嵌込み部に取付け、
その後に扉11を枠体1に再び枢支しているが、このよ
うに扉11を枠体1から取外したり再び取付けたりする
のでは、据付け作業に手間と時間がかかってしまう。
ら扉11を取外してまず枠体1を扉嵌込み部に取付け、
その後に扉11を枠体1に再び枢支しているが、このよ
うに扉11を枠体1から取外したり再び取付けたりする
のでは、据付け作業に手間と時間がかかってしまう。
【0022】この発明は、枠体に扉を枢支させたまま、
枠体を歪み変形させることなく扉嵌込み部に据付けるこ
とができる内装用枠付き扉を提供するとともに、あわせ
て、それに用いる枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具を
提供することを目的としたものである。
枠体を歪み変形させることなく扉嵌込み部に据付けるこ
とができる内装用枠付き扉を提供するとともに、あわせ
て、それに用いる枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具を
提供することを目的としたものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明の内装用枠付き
扉は、少なくとも左右一対の縦枠とこの両縦枠の上端を
連結する上枠とで構成された枠体と、一側縁を前記枠体
の一方の縦枠に丁番により枢支されて前記枠体内に開き
回動可能に取付けられた扉とからなり、かつ、前記扉の
他側縁側の内部には、この扉の側面に出没するラッチボ
ルトを備えた錠本体が設けられ、前記枠体の他方の縦枠
の内側面には、前記ラッチボルトが嵌入するラッチボル
ト係合開口を有するストライク部材が設けられていると
ともに、前記ストライク部材には、前記ラッチボルトを
その少なくとも上下から挟持するラッチ受け具が取外し
可能に仮装着されており、前記錠本体のラッチボルトと
前記ストライク部材とが前記ラッチ受け具を介して係合
して、枠体の他方の縦枠と扉との上下へのずれ動きを阻
止していることを特徴とするものである。
扉は、少なくとも左右一対の縦枠とこの両縦枠の上端を
連結する上枠とで構成された枠体と、一側縁を前記枠体
の一方の縦枠に丁番により枢支されて前記枠体内に開き
回動可能に取付けられた扉とからなり、かつ、前記扉の
他側縁側の内部には、この扉の側面に出没するラッチボ
ルトを備えた錠本体が設けられ、前記枠体の他方の縦枠
の内側面には、前記ラッチボルトが嵌入するラッチボル
ト係合開口を有するストライク部材が設けられていると
ともに、前記ストライク部材には、前記ラッチボルトを
その少なくとも上下から挟持するラッチ受け具が取外し
可能に仮装着されており、前記錠本体のラッチボルトと
前記ストライク部材とが前記ラッチ受け具を介して係合
して、枠体の他方の縦枠と扉との上下へのずれ動きを阻
止していることを特徴とするものである。
【0024】この発明の内装用枠付き扉においては、前
記枠体をその周囲に横巻きしたバンドにより緊縛し、こ
の枠体の他方の縦枠を、前記バンドの緊縛力によって扉
側に引き付けておいてもよい。
記枠体をその周囲に横巻きしたバンドにより緊縛し、こ
の枠体の他方の縦枠を、前記バンドの緊縛力によって扉
側に引き付けておいてもよい。
【0025】また、この発明の枠体と扉のずれ止め用ラ
ッチ受け具は、枠体に設けたストライク部材のラッチボ
ルト係合開口の上縁と下縁との間に挟持される受け具本
体に、錠本体のラッチボルトをその少なくとも上下から
挟持するラッチボルト嵌入部を設けてなることを特徴と
するものである。
ッチ受け具は、枠体に設けたストライク部材のラッチボ
ルト係合開口の上縁と下縁との間に挟持される受け具本
体に、錠本体のラッチボルトをその少なくとも上下から
挟持するラッチボルト嵌入部を設けてなることを特徴と
するものである。
【0026】
【作用】この発明の枠付き扉においては、枠体の一方の
縦枠と扉とが丁番によって相互の位置関係が変化しない
ように連結されるとともに、扉に設けた錠本体のラッチ
ボルトと枠体の他方の縦枠に設けたストライク部材とが
上述したラッチ受け具を介して係合して前記縦枠と扉と
の上下へのずれ動きを阻止しているため、枠体に扉を枢
支させたまま扉嵌込み部に据付けても、その作業中に扉
の重さによって枠体が歪み変形することはない。なお、
前記ラッチ受け具は、扉嵌込み部の周壁に枠体を固定し
た後に、錠本体を解錠して扉を開き、上記ストライク部
材から取外せばよい。
縦枠と扉とが丁番によって相互の位置関係が変化しない
ように連結されるとともに、扉に設けた錠本体のラッチ
ボルトと枠体の他方の縦枠に設けたストライク部材とが
上述したラッチ受け具を介して係合して前記縦枠と扉と
の上下へのずれ動きを阻止しているため、枠体に扉を枢
支させたまま扉嵌込み部に据付けても、その作業中に扉
の重さによって枠体が歪み変形することはない。なお、
前記ラッチ受け具は、扉嵌込み部の周壁に枠体を固定し
た後に、錠本体を解錠して扉を開き、上記ストライク部
材から取外せばよい。
【0027】さらに、この発明の枠付き扉において、前
記枠体をその周囲に横巻きしたバンドにより緊縛し、こ
の枠体の他方の縦枠(扉枢支側とは反対側の縦枠)を、
前記バンドの緊縛力によって扉側に引き付けておけば、
扉嵌込み部への据付け作業中に、前記他方の縦枠が扉か
ら離れるように広がり変形して上記ラッチボルトとスト
ライク部材に仮装着したラッチ受け具との係合が外れ、
前記縦枠と扉とが上下にずれ動くことはない。なお、前
記バンドは、扉嵌込み部の周壁に枠体を固定した後に抜
き取ればよい。
記枠体をその周囲に横巻きしたバンドにより緊縛し、こ
の枠体の他方の縦枠(扉枢支側とは反対側の縦枠)を、
前記バンドの緊縛力によって扉側に引き付けておけば、
扉嵌込み部への据付け作業中に、前記他方の縦枠が扉か
ら離れるように広がり変形して上記ラッチボルトとスト
ライク部材に仮装着したラッチ受け具との係合が外れ、
前記縦枠と扉とが上下にずれ動くことはない。なお、前
記バンドは、扉嵌込み部の周壁に枠体を固定した後に抜
き取ればよい。
【0028】また、この発明の枠体と扉のずれ止め用ラ
ッチ受け具は、枠体に設けたストライク部材のラッチボ
ルト係合開口の上縁と下縁との間に挟持される受け具本
体に、錠本体のラッチボルトをその少なくとも上下から
挟持するラッチボルト嵌入部を設けたものであるから、
前記ストライク部材のラッチボルト係合開口に嵌め込む
だけで仮装着することができるし、また、ラッチ受け具
を外方に引っ張るだけで取外すことができる。
ッチ受け具は、枠体に設けたストライク部材のラッチボ
ルト係合開口の上縁と下縁との間に挟持される受け具本
体に、錠本体のラッチボルトをその少なくとも上下から
挟持するラッチボルト嵌入部を設けたものであるから、
前記ストライク部材のラッチボルト係合開口に嵌め込む
だけで仮装着することができるし、また、ラッチ受け具
を外方に引っ張るだけで取外すことができる。
【0029】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図5を参
照して説明する。図1は枠付き扉の分解斜視図、図2は
枠体に扉を枢支させた状態の斜視図である。
照して説明する。図1は枠付き扉の分解斜視図、図2は
枠体に扉を枢支させた状態の斜視図である。
【0030】この実施例の枠付き扉の枠体1は、左右一
対の縦枠2a,2bとこの両縦枠2a,2bの上端を連
結する上枠2cとからなっており、扉11は、その一側
縁の複数箇所(この実施例では上下2箇所)において枠
体1の一方の縦枠2aに丁番10により枢支され、枠体
1内に、その表側(図2において手前側)に開き回動可
能に装着されている。
対の縦枠2a,2bとこの両縦枠2a,2bの上端を連
結する上枠2cとからなっており、扉11は、その一側
縁の複数箇所(この実施例では上下2箇所)において枠
体1の一方の縦枠2aに丁番10により枢支され、枠体
1内に、その表側(図2において手前側)に開き回動可
能に装着されている。
【0031】なお、上記枠体1の両縦枠2a,2bは、
その長さを建屋内の扉嵌込み部の高さに合わせて調整で
きるように、扉3の下縁よりある程度余裕をもって延出
する長さとされており、この両縦枠2a,2bの下端は
捨て枠3によって連結されている。
その長さを建屋内の扉嵌込み部の高さに合わせて調整で
きるように、扉3の下縁よりある程度余裕をもって延出
する長さとされており、この両縦枠2a,2bの下端は
捨て枠3によって連結されている。
【0032】また、上記扉11の他側縁側の内部には、
この扉11の側面に出没するラッチボルト12aを備え
た錠本体12が設けられており、この扉11の錠本体1
2を設けた部分には、扉11の表側および裏側に設けら
れる一対の解錠用ハンドル20a,20bのうちの一方
のハンドル20aに設けられている解錠軸(角軸)21
の挿通孔13が、前記錠本体12の軸通し孔12b(図
3参照)に合わせて設けられている。
この扉11の側面に出没するラッチボルト12aを備え
た錠本体12が設けられており、この扉11の錠本体1
2を設けた部分には、扉11の表側および裏側に設けら
れる一対の解錠用ハンドル20a,20bのうちの一方
のハンドル20aに設けられている解錠軸(角軸)21
の挿通孔13が、前記錠本体12の軸通し孔12b(図
3参照)に合わせて設けられている。
【0033】一方、枠体1の他方の縦枠2bの内側面に
は、上記扉11に設けた錠本体12から扉11の側面に
出没するラッチボルトを受けるストライク部材15が埋
込み状態で設けられており、このストライク部材15に
は、枠体1と扉11とのずれ止め用ラッチ受け具30が
仮装着されている。
は、上記扉11に設けた錠本体12から扉11の側面に
出没するラッチボルトを受けるストライク部材15が埋
込み状態で設けられており、このストライク部材15に
は、枠体1と扉11とのずれ止め用ラッチ受け具30が
仮装着されている。
【0034】図3は枠体1のストライク部材15を設け
た部分の拡大縦断正面図、図4は図3のIV−IV線に沿う
断面図、図5は前記ストライク部材15とラッチ受け具
30の斜視図であり、ストライク部材15は、扉11と
の対向面が開放するとともにその開放端の上下にフラン
ジ部を有するストライクボックス16と、上記錠本体1
2のラッチボルト12aが嵌入係合するラッチ係合開口
17aを有するストライクプレート17とからなってい
る。
た部分の拡大縦断正面図、図4は図3のIV−IV線に沿う
断面図、図5は前記ストライク部材15とラッチ受け具
30の斜視図であり、ストライク部材15は、扉11と
の対向面が開放するとともにその開放端の上下にフラン
ジ部を有するストライクボックス16と、上記錠本体1
2のラッチボルト12aが嵌入係合するラッチ係合開口
17aを有するストライクプレート17とからなってい
る。
【0035】なお、上記ラッチボルト係合開口17a
は、枠体1に対するストライク部材15の取付け位置が
ある程度上下にずれても錠本体12のラッチボルト12
aが確実に嵌入するように、縦幅がラッチボルト12a
の径に対して充分余裕のある縦長の開口とされている。
は、枠体1に対するストライク部材15の取付け位置が
ある程度上下にずれても錠本体12のラッチボルト12
aが確実に嵌入するように、縦幅がラッチボルト12a
の径に対して充分余裕のある縦長の開口とされている。
【0036】このストライク部材15は、枠体1の縦枠
2bに設けた凹入部にストライクボックス16を嵌込
み、その前面にストライクプレート17を重ねて、この
ストライクプレート17とストライクボックス16のフ
ランジ部とを、前記縦枠2bの内側面に木ネジ18によ
り固定することによって枠体1に取付けられている。
2bに設けた凹入部にストライクボックス16を嵌込
み、その前面にストライクプレート17を重ねて、この
ストライクプレート17とストライクボックス16のフ
ランジ部とを、前記縦枠2bの内側面に木ネジ18によ
り固定することによって枠体1に取付けられている。
【0037】一方、上記ラッチ受け具30は、上記スト
ライクプレート17のラッチボルト係合開口17aの上
縁と下縁との間に挟持される受け具本体31に、上記錠
本体12のラッチボルト12aをその少なくとも上下か
ら挟持するラッチボルト嵌入部を設けたものであり、こ
の実施例では、ラッチ受け具30として、上記ストライ
クプレート17の外面に接面する板状部の裏面にストラ
イクプレート17のラッチボルト係合開口17aにほぼ
密に嵌合する凸部31aを一体に形成した受け具本体3
1に、前記凸部31aのほぼ中央に位置させて、上記ラ
ッチボルト12aがほぼ密に嵌入する円形のラッチボル
ト嵌入孔32を、受け具本体31の表裏面に貫通させて
穿設したものを用いている。
ライクプレート17のラッチボルト係合開口17aの上
縁と下縁との間に挟持される受け具本体31に、上記錠
本体12のラッチボルト12aをその少なくとも上下か
ら挟持するラッチボルト嵌入部を設けたものであり、こ
の実施例では、ラッチ受け具30として、上記ストライ
クプレート17の外面に接面する板状部の裏面にストラ
イクプレート17のラッチボルト係合開口17aにほぼ
密に嵌合する凸部31aを一体に形成した受け具本体3
1に、前記凸部31aのほぼ中央に位置させて、上記ラ
ッチボルト12aがほぼ密に嵌入する円形のラッチボル
ト嵌入孔32を、受け具本体31の表裏面に貫通させて
穿設したものを用いている。
【0038】なお、このラッチ受け具30は、塩化ビニ
ル等からなる樹脂成型品であり、受け具本体31の板状
部は、上記ストライクプレート17とほぼ同じ大きさ
(面積)のものとされている。
ル等からなる樹脂成型品であり、受け具本体31の板状
部は、上記ストライクプレート17とほぼ同じ大きさ
(面積)のものとされている。
【0039】このラッチ受け30は、その受け具本体3
1の凸部31aをストライクプレート17のラッチボル
ト嵌入孔17aに嵌込んでストライク部材15に仮装着
されている。
1の凸部31aをストライクプレート17のラッチボル
ト嵌入孔17aに嵌込んでストライク部材15に仮装着
されている。
【0040】そして、この枠付き扉は、扉11を枠体1
の一方の縦枠2aに丁番10により枢支させ、扉10を
閉じてその錠本体12のラッチボルト12aを枠体1の
ストライク部材15に上記ラッチ受け具30を介して係
合させることによって、枠体1の他方の縦枠2bと扉1
1との上下へのずれ動きを阻止し、さらに図2に示すよ
うに枠体1をその周囲に横巻きしたバンドBにより緊縛
して、この枠体1の扉枢支側とは反対側の縦枠2bを前
記バンドBの緊縛力によって扉11側に引き付けた状態
で梱包され、付属品とともに出荷されている。
の一方の縦枠2aに丁番10により枢支させ、扉10を
閉じてその錠本体12のラッチボルト12aを枠体1の
ストライク部材15に上記ラッチ受け具30を介して係
合させることによって、枠体1の他方の縦枠2bと扉1
1との上下へのずれ動きを阻止し、さらに図2に示すよ
うに枠体1をその周囲に横巻きしたバンドBにより緊縛
して、この枠体1の扉枢支側とは反対側の縦枠2bを前
記バンドBの緊縛力によって扉11側に引き付けた状態
で梱包され、付属品とともに出荷されている。
【0041】上記バンドBは、梱包用バンドとして用い
られているテープ状の樹脂バンド(一般にPPバンドと
呼ばれているもの)であり、このバンドBは、枠体1の
周囲に緊張状態で巻き付けられ、溶着あるいは市販のバ
ンド止め具によりバンド両端を連結されている。
られているテープ状の樹脂バンド(一般にPPバンドと
呼ばれているもの)であり、このバンドBは、枠体1の
周囲に緊張状態で巻き付けられ、溶着あるいは市販のバ
ンド止め具によりバンド両端を連結されている。
【0042】また、上記付属品は、上記解錠用ハンドル
20a,20bのほかに、枠体1の両縦枠2a,2bお
よび上枠2cの内側面に取付けられて扉3を裏側から受
ける戸当り材と、建屋内の扉嵌込み部の周壁と枠体1と
の間の隙間を覆い隠す表側および裏側化粧縁(いずれも
図示せず)などである。
20a,20bのほかに、枠体1の両縦枠2a,2bお
よび上枠2cの内側面に取付けられて扉3を裏側から受
ける戸当り材と、建屋内の扉嵌込み部の周壁と枠体1と
の間の隙間を覆い隠す表側および裏側化粧縁(いずれも
図示せず)などである。
【0043】なお、上記枠体1の両縦枠2a,2bは、
その長さを建屋内の扉嵌込み部の高さに合わせて調整で
きるように、扉11の下縁よりある程度余裕をもって延
出する長さとされており、また、上記戸当り材および表
裏の化粧縁のうち、縦の戸当り材および化粧縁も、その
長さを調整できるように、ある程度余裕のある長さのも
のとされている。
その長さを建屋内の扉嵌込み部の高さに合わせて調整で
きるように、扉11の下縁よりある程度余裕をもって延
出する長さとされており、また、上記戸当り材および表
裏の化粧縁のうち、縦の戸当り材および化粧縁も、その
長さを調整できるように、ある程度余裕のある長さのも
のとされている。
【0044】上記枠付き扉は、枠体1に扉11を枢支さ
せたまま建屋内の扉嵌込み部に据付けられるものであ
り、その据付けは次のようにして行なわれる。まず、枠
体1の両縦枠2a,2bの下端部を所望の箇所において
図2に一点鎖線で示した切断線Aに沿って切り落とし、
この両縦枠2a,2bの長さを建屋内の扉嵌込み部の高
さに合わせて調整する。
せたまま建屋内の扉嵌込み部に据付けられるものであ
り、その据付けは次のようにして行なわれる。まず、枠
体1の両縦枠2a,2bの下端部を所望の箇所において
図2に一点鎖線で示した切断線Aに沿って切り落とし、
この両縦枠2a,2bの長さを建屋内の扉嵌込み部の高
さに合わせて調整する。
【0045】次に、枠体1を扉11を枢支した状態のま
ま扉嵌込み部に嵌め込んで位置決めし、枠体1の両縦枠
2a,2bおよび上枠2cの外側面と前記扉嵌込み部の
周壁との間の隙間にライナ材を打ち込んだ後、枠体1を
木ネジまたは釘により扉嵌込み部の周壁に固定する。
ま扉嵌込み部に嵌め込んで位置決めし、枠体1の両縦枠
2a,2bおよび上枠2cの外側面と前記扉嵌込み部の
周壁との間の隙間にライナ材を打ち込んだ後、枠体1を
木ネジまたは釘により扉嵌込み部の周壁に固定する。
【0046】この場合、枠体1の一方の縦枠2aと扉1
1とが丁番10によって相互の位置関係が変化しないよ
うに連結されるとともに、扉11に設けた錠本体12の
ラッチボルト12aと枠体1の他方の縦枠2bに設けた
ストライク部材15とが上述したラッチ受け具30を介
して係合して前記縦枠2bと扉11との上下へのずれ動
きを阻止しているため、枠体1に扉11を枢支させたま
ま扉嵌込み部に据付けても、その作業中に扉11の重さ
によって枠体1が歪み変形することはない。
1とが丁番10によって相互の位置関係が変化しないよ
うに連結されるとともに、扉11に設けた錠本体12の
ラッチボルト12aと枠体1の他方の縦枠2bに設けた
ストライク部材15とが上述したラッチ受け具30を介
して係合して前記縦枠2bと扉11との上下へのずれ動
きを阻止しているため、枠体1に扉11を枢支させたま
ま扉嵌込み部に据付けても、その作業中に扉11の重さ
によって枠体1が歪み変形することはない。
【0047】また、上記のように枠体1の両縦枠2a,
2bの下端部を切り落としてその長さを調整すると、両
縦枠2a,2bの下端を連結していた捨て枠3がなくな
ってしまうが、この実施例の枠付き扉においては、枠体
1をその周囲に横巻きしたバンドBにより緊縛し、この
枠体1の扉枢支側とは反対側の縦枠2bを、前記バンド
Bの緊縛力によって扉11側に引き付けられているた
め、扉嵌込み部への据付け作業中に、前記縦枠2bが扉
11から離れるように広がり変形して上記ラッチボルト
12aとストライク部材15に仮装着したラッチ受け具
30との係合が外れ、前記縦枠2bと扉11とが上下に
ずれ動くことはない。
2bの下端部を切り落としてその長さを調整すると、両
縦枠2a,2bの下端を連結していた捨て枠3がなくな
ってしまうが、この実施例の枠付き扉においては、枠体
1をその周囲に横巻きしたバンドBにより緊縛し、この
枠体1の扉枢支側とは反対側の縦枠2bを、前記バンド
Bの緊縛力によって扉11側に引き付けられているた
め、扉嵌込み部への据付け作業中に、前記縦枠2bが扉
11から離れるように広がり変形して上記ラッチボルト
12aとストライク部材15に仮装着したラッチ受け具
30との係合が外れ、前記縦枠2bと扉11とが上下に
ずれ動くことはない。
【0048】このようにして枠体1を扉嵌込み部の周壁
に固定した後は、まず、枠体1を緊縛しているバンドB
を任意の箇所で切り離し、このバンドBをその一端側
(バンド両端の連結部がある側)を引っ張って抜き取
る。
に固定した後は、まず、枠体1を緊縛しているバンドB
を任意の箇所で切り離し、このバンドBをその一端側
(バンド両端の連結部がある側)を引っ張って抜き取
る。
【0049】この場合、上記バンドBは枠体1の周囲に
横巻きされているが、枠体1と扉嵌込み部の周壁との間
の隙間に打ち込む上記ライナ材の前記バンドBと対応す
る部分を切欠しておくか、あるいは、このライナ材をバ
ンドBと対応する部分を避けて打ち込んでおけば、枠体
1を扉嵌込み部の周壁に固定した後でも、バンドBを無
理なく容易に抜き取ることができる。
横巻きされているが、枠体1と扉嵌込み部の周壁との間
の隙間に打ち込む上記ライナ材の前記バンドBと対応す
る部分を切欠しておくか、あるいは、このライナ材をバ
ンドBと対応する部分を避けて打ち込んでおけば、枠体
1を扉嵌込み部の周壁に固定した後でも、バンドBを無
理なく容易に抜き取ることができる。
【0050】次に、扉11の錠本体12を解錠して扉1
1を開き、枠体1側のストライク部材15に仮装着して
あるラッチ受け具30を取外す。この場合、上記ラッチ
受け具30は、枠体1に設けたストライク部材15のス
トライクプレート17に設けられているラッチボルト係
合開口17aに嵌め込んで仮装着されているため、この
ラッチ受け具30は、それを外方に引っ張るだけで取外
すことができる。
1を開き、枠体1側のストライク部材15に仮装着して
あるラッチ受け具30を取外す。この場合、上記ラッチ
受け具30は、枠体1に設けたストライク部材15のス
トライクプレート17に設けられているラッチボルト係
合開口17aに嵌め込んで仮装着されているため、この
ラッチ受け具30は、それを外方に引っ張るだけで取外
すことができる。
【0051】なお、上記錠本体12の解錠は、適当な角
棒またはマイナス型ドライバ等の工具を錠本体12の軸
通し孔12bに挿入して解錠方向に回すことによって行
なってもよいが、一対の解錠用ハンドル20a,20b
のうちの、解錠軸21を有するハンドル20aを利用し
て解錠するのが便利である。
棒またはマイナス型ドライバ等の工具を錠本体12の軸
通し孔12bに挿入して解錠方向に回すことによって行
なってもよいが、一対の解錠用ハンドル20a,20b
のうちの、解錠軸21を有するハンドル20aを利用し
て解錠するのが便利である。
【0052】この後は、枠体1の両縦枠2a,2bおよ
び上枠2cの内側面に戸当り材を取付けるとともに、表
側および裏側化粧縁を枠体1または扉嵌込み部の周壁に
取付け、さらに扉3の表側および裏側に解錠用ハンドル
20a,20bを取付けて、扉嵌込み部への据付けを終
了する。
び上枠2cの内側面に戸当り材を取付けるとともに、表
側および裏側化粧縁を枠体1または扉嵌込み部の周壁に
取付け、さらに扉3の表側および裏側に解錠用ハンドル
20a,20bを取付けて、扉嵌込み部への据付けを終
了する。
【0053】このように、上記枠付き扉は、枠体1に扉
11を枢支させたまま扉嵌込み部に据付けることができ
るものであり、したがって扉嵌込み部への据付けを作業
性良く行なうことができるし、また枠体1を歪み変形さ
せることなく扉嵌込み部に据付けることができるため、
扉11と枠体1とが干渉しあって扉11をスムーズに開
閉することができなくなってしまうようなことはない。
11を枢支させたまま扉嵌込み部に据付けることができ
るものであり、したがって扉嵌込み部への据付けを作業
性良く行なうことができるし、また枠体1を歪み変形さ
せることなく扉嵌込み部に据付けることができるため、
扉11と枠体1とが干渉しあって扉11をスムーズに開
閉することができなくなってしまうようなことはない。
【0054】さらに、上記枠付き扉においては、枠体1
をその周囲に横巻きしたバンドBにより緊縛し、この枠
体1の他方の縦枠(扉枢支側とは反対側の縦枠)2b
を、前記バンドBの緊縛力によって扉11側に引き付け
ているため、扉嵌込み部への据付け作業中に、前記他方
の縦枠2bが扉11から離れるように広がり変形するこ
とはなく、したがって、上記ラッチボルト12aとスト
ライク部材15に仮装着したラッチ受け具30との係合
が外れて前記縦枠2bと扉11とが上下にずれ動くこと
はない。なお、前記バンドBは、扉嵌込み部の周壁に枠
体1を固定した後に抜き取ることにより除去できる。
をその周囲に横巻きしたバンドBにより緊縛し、この枠
体1の他方の縦枠(扉枢支側とは反対側の縦枠)2b
を、前記バンドBの緊縛力によって扉11側に引き付け
ているため、扉嵌込み部への据付け作業中に、前記他方
の縦枠2bが扉11から離れるように広がり変形するこ
とはなく、したがって、上記ラッチボルト12aとスト
ライク部材15に仮装着したラッチ受け具30との係合
が外れて前記縦枠2bと扉11とが上下にずれ動くこと
はない。なお、前記バンドBは、扉嵌込み部の周壁に枠
体1を固定した後に抜き取ることにより除去できる。
【0055】また、上記ラッチ受け具30は、枠体1に
設けたストライク部材15のラッチボルト係合開口17
aの上縁と下縁との間に挟持される受け具本体31に、
ラッチボルト嵌入孔32を設けたものであるから、前記
ストライク部材15のラッチボルト係合開口17aに嵌
め込むだけで容易に仮装着することができるし、また、
ラッチ受け具30を外方に引っ張るだけで簡単に取外す
ことができる。
設けたストライク部材15のラッチボルト係合開口17
aの上縁と下縁との間に挟持される受け具本体31に、
ラッチボルト嵌入孔32を設けたものであるから、前記
ストライク部材15のラッチボルト係合開口17aに嵌
め込むだけで容易に仮装着することができるし、また、
ラッチ受け具30を外方に引っ張るだけで簡単に取外す
ことができる。
【0056】なお、上記実施例では、ラッチ受け具30
として、ストライク部材15の前面板であるストライク
プレート17の外面に接面する板状部の裏面に前記スト
ライクプレート17のラッチボルト係合開口17aにほ
ぼ密に嵌合する凸部31aを突設した受け具本体31に
ラッチボルト嵌入孔32を穿設したものを用いている
が、このラッチ受け具30は、枠体1に設けたストライ
ク部材15のラッチボルト係合開口17aの上縁と下縁
との間に挟持される受け具本体に、錠本体12のラッチ
ボルト12aをその少なくとも上下から挟持するラッチ
ボルト嵌入部を設けたものであれば、どのような構成の
ものであってもよい。
として、ストライク部材15の前面板であるストライク
プレート17の外面に接面する板状部の裏面に前記スト
ライクプレート17のラッチボルト係合開口17aにほ
ぼ密に嵌合する凸部31aを突設した受け具本体31に
ラッチボルト嵌入孔32を穿設したものを用いている
が、このラッチ受け具30は、枠体1に設けたストライ
ク部材15のラッチボルト係合開口17aの上縁と下縁
との間に挟持される受け具本体に、錠本体12のラッチ
ボルト12aをその少なくとも上下から挟持するラッチ
ボルト嵌入部を設けたものであれば、どのような構成の
ものであってもよい。
【0057】図6および図7はラッチ受け具30を変形
例を示す斜視図であり、図6の(a)および(b)は第
1および第2の変形例を示し、図7の(a)および
(b)は第3および第4の変形例を示している。
例を示す斜視図であり、図6の(a)および(b)は第
1および第2の変形例を示し、図7の(a)および
(b)は第3および第4の変形例を示している。
【0058】図6の(a)に示したラッチ受け具30
は、塩化ビニル等からなる樹脂成型品であり、上記スト
ライクプレート17の外面に接面する板状部の裏面に、
前記ストライクプレート17のラッチボルト係合開口1
7aの上縁と下縁とにこの開口17aの内側からそれぞ
れ当接する上下一対のストライク部材装着片33a,3
3bと、前記ラッチボルト係合開口17aの両側縁にそ
れぞれ係合する左右2つずつの掛止爪片33c,33c
とを一体に突設した受け具33のほぼ中央に、その表裏
面に貫通するラッチボルト嵌入孔34を設けたものであ
る。
は、塩化ビニル等からなる樹脂成型品であり、上記スト
ライクプレート17の外面に接面する板状部の裏面に、
前記ストライクプレート17のラッチボルト係合開口1
7aの上縁と下縁とにこの開口17aの内側からそれぞ
れ当接する上下一対のストライク部材装着片33a,3
3bと、前記ラッチボルト係合開口17aの両側縁にそ
れぞれ係合する左右2つずつの掛止爪片33c,33c
とを一体に突設した受け具33のほぼ中央に、その表裏
面に貫通するラッチボルト嵌入孔34を設けたものであ
る。
【0059】図6の(b)に示したラッチ受け具30も
樹脂成型品であり、上記ストライクプレート17の外面
に接面する板状部の裏面に、前記ストライクプレート1
7のラッチボルト係合開口17aの上縁と下縁とにこの
開口17aの内側からそれぞれ当接する上下一対のスト
ライク部材装着片35a,35aを一体に突設した受け
具35のほぼ中央に、その表裏面に貫通するラッチボル
ト嵌入溝36を、受け具35の一側縁に開放させて設け
るとともに、前記ストライク部材装着片35a,35a
に、前記ラッチボルト係合開口17aの縁部に係合する
掛止爪aを形成したものである。なお、図において、3
5bはラッチボルト嵌入溝36の上下縁を補強する突出
片である。
樹脂成型品であり、上記ストライクプレート17の外面
に接面する板状部の裏面に、前記ストライクプレート1
7のラッチボルト係合開口17aの上縁と下縁とにこの
開口17aの内側からそれぞれ当接する上下一対のスト
ライク部材装着片35a,35aを一体に突設した受け
具35のほぼ中央に、その表裏面に貫通するラッチボル
ト嵌入溝36を、受け具35の一側縁に開放させて設け
るとともに、前記ストライク部材装着片35a,35a
に、前記ラッチボルト係合開口17aの縁部に係合する
掛止爪aを形成したものである。なお、図において、3
5bはラッチボルト嵌入溝36の上下縁を補強する突出
片である。
【0060】図7の(a)に示したラッチ受け具30
は、金属板をプレスおよび曲げ加工したものであり、上
下両端に上記ストライクプレート17の外面に接面する
鍔部37a,37aを有し、これら鍔部37a,37a
の端部より若干中央側の裏面に、前記ストライクプレー
ト17のラッチボルト係合開口17aの上縁と下縁とに
この開口17aの内側からそれぞれ当接する上下一対の
ストライク部材装着片37b,37bを突設した受け具
本体37の中央部に、前記ラッチボルト係合開口17a
内に入り込むU字状の凹入部38を形成し、この凹入部
38をラッチボルト嵌入部としたものである。
は、金属板をプレスおよび曲げ加工したものであり、上
下両端に上記ストライクプレート17の外面に接面する
鍔部37a,37aを有し、これら鍔部37a,37a
の端部より若干中央側の裏面に、前記ストライクプレー
ト17のラッチボルト係合開口17aの上縁と下縁とに
この開口17aの内側からそれぞれ当接する上下一対の
ストライク部材装着片37b,37bを突設した受け具
本体37の中央部に、前記ラッチボルト係合開口17a
内に入り込むU字状の凹入部38を形成し、この凹入部
38をラッチボルト嵌入部としたものである。
【0061】図7の(b)に示したラッチ受け具30
は、塩化ビニル等からなる樹脂成型品であり、その受け
具本体39を、上記ストライクプレート17の外面に接
面する板状部の裏面に前記ストライクプレート17のラ
ッチボルト係合開口17aの上部と下部とにそれぞれに
ほぼ密に嵌合する一対の角筒状凸部39a,39aを一
体に突設した構成とし、前記一対の凸部39a,39a
の間に、角孔状のラッチボルト嵌入孔40を設けたもの
である。
は、塩化ビニル等からなる樹脂成型品であり、その受け
具本体39を、上記ストライクプレート17の外面に接
面する板状部の裏面に前記ストライクプレート17のラ
ッチボルト係合開口17aの上部と下部とにそれぞれに
ほぼ密に嵌合する一対の角筒状凸部39a,39aを一
体に突設した構成とし、前記一対の凸部39a,39a
の間に、角孔状のラッチボルト嵌入孔40を設けたもの
である。
【0062】また、上記実施例の枠付き扉は、枠体1の
両縦枠2a,2bの下端を捨て枠3によって連結したも
のであるが、上記実施例では、枠体1をその周囲に横巻
きしたバンドBにより緊縛しているため、前記捨て枠3
はなくてもよい。
両縦枠2a,2bの下端を捨て枠3によって連結したも
のであるが、上記実施例では、枠体1をその周囲に横巻
きしたバンドBにより緊縛しているため、前記捨て枠3
はなくてもよい。
【0063】また、枠体1の両縦枠2a,2bの下端を
捨て枠3によって連結しておく場合は、枠体1をその周
囲を上記バンドBで緊縛しておかなくてもよく、その場
合は、枠体1の両縦枠2a,2bの下端部を切り落とし
てその長さを調整した後の扉嵌込み部への嵌め込み作業
を、扉枢支側とは反対側の縦枠2bを扉11の側面に押
し付けながら行なえばよい。
捨て枠3によって連結しておく場合は、枠体1をその周
囲を上記バンドBで緊縛しておかなくてもよく、その場
合は、枠体1の両縦枠2a,2bの下端部を切り落とし
てその長さを調整した後の扉嵌込み部への嵌め込み作業
を、扉枢支側とは反対側の縦枠2bを扉11の側面に押
し付けながら行なえばよい。
【0064】
【発明の効果】この発明の内装用枠付き扉は、扉に設け
た錠本体のラッチボルトと枠体の扉枢支側とは反対側の
縦枠に設けたストライク部材とをラッチ受け具を介して
係合させ前記縦枠と扉との上下へのずれ動きを阻止した
ものであるため、枠体に扉を枢支させたまま扉嵌込み部
に据付けても、その作業中に扉の重さによって枠体が歪
み変形することはなく、したがって、枠体に扉を枢支さ
せたまま、枠体を歪み変形させることなく扉嵌込み部に
据付けることができる。
た錠本体のラッチボルトと枠体の扉枢支側とは反対側の
縦枠に設けたストライク部材とをラッチ受け具を介して
係合させ前記縦枠と扉との上下へのずれ動きを阻止した
ものであるため、枠体に扉を枢支させたまま扉嵌込み部
に据付けても、その作業中に扉の重さによって枠体が歪
み変形することはなく、したがって、枠体に扉を枢支さ
せたまま、枠体を歪み変形させることなく扉嵌込み部に
据付けることができる。
【0065】さらに、この発明の枠付き扉において、前
記枠体をその周囲に横巻きしたバンドにより緊縛し、こ
の枠体の扉枢支側とは反対側の縦枠を、前記バンドの緊
縛力によって扉側に引き付けておけば、扉嵌込み部への
据付け作業中に、前記他方の縦枠が扉から離れるように
広がり変形して上記ラッチボルトとストライク部材に仮
装着したラッチ受け具との係合が外れ、前記縦枠と扉と
が上下にずれ動くことはない。
記枠体をその周囲に横巻きしたバンドにより緊縛し、こ
の枠体の扉枢支側とは反対側の縦枠を、前記バンドの緊
縛力によって扉側に引き付けておけば、扉嵌込み部への
据付け作業中に、前記他方の縦枠が扉から離れるように
広がり変形して上記ラッチボルトとストライク部材に仮
装着したラッチ受け具との係合が外れ、前記縦枠と扉と
が上下にずれ動くことはない。
【0066】また、この発明の枠体と扉のずれ止め用ラ
ッチ受け具は、枠体に設けたストライク部材のラッチボ
ルト係合開口の上縁と下縁との間に挟持される受け具本
体に、錠本体のラッチボルトをその少なくとも上下から
挟持するラッチボルト嵌入部を設けたものであるから、
前記ストライク部材のラッチボルト係合開口に嵌め込む
だけで仮装着することができるし、また、ラッチ受け具
を外方に引っ張るだけで取外すことができる。
ッチ受け具は、枠体に設けたストライク部材のラッチボ
ルト係合開口の上縁と下縁との間に挟持される受け具本
体に、錠本体のラッチボルトをその少なくとも上下から
挟持するラッチボルト嵌入部を設けたものであるから、
前記ストライク部材のラッチボルト係合開口に嵌め込む
だけで仮装着することができるし、また、ラッチ受け具
を外方に引っ張るだけで取外すことができる。
【図1】この発明の一実施例を示す枠付き扉の分解斜視
図。
図。
【図2】同じく枠体に扉を枢支させた状態の斜視図。
【図3】枠体のストライク部材を設けた部分の拡大縦断
正面図。
正面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】ストライク部材とラッチ受け具の斜視図。
【図6】ラッチ受け具の第1および第2の変形例を示す
斜視図。
斜視図。
【図7】ラッチ受け具の第3および第4の変形例を示す
斜視図。
斜視図。
【図8】従来の枠付き扉の斜視図。
【符号の説明】 1…枠体 2a,2b…縦枠 2c…上枠 3…捨て枠 10…丁番 11…扉 12…錠本体 12a…ラッチボルト 15…ストライク部材 17…ストライクプレート 17a…ラッチボルト係合開口 30…ラッチ受け具 31,33,35,37,39…受け具本体 32,34,36,38,40…ラッチボルト嵌入部 B…バンド
Claims (3)
- 【請求項1】建屋内に据付けされる内装用枠付き扉であ
って、 少なくとも左右一対の縦枠とこの両縦枠の上端を連結す
る上枠とで構成された枠体と、一側縁を前記枠体の一方
の縦枠に丁番により枢支されて前記枠体内に開き回動可
能に取付けられた扉とからなり、 かつ、前記扉の他側縁側の内部には、この扉の側面に出
没するラッチボルトを備えた錠本体が設けられ、前記枠
体の他方の縦枠の内側面には、前記ラッチボルトが嵌入
するラッチボルト係合開口を有するストライク部材が設
けられているとともに、前記ストライク部材には、前記
ラッチボルトをその少なくとも上下から挟持するラッチ
受け具が取外し可能に仮装着されており、 前記錠本体のラッチボルトと前記ストライク部材とが前
記ラッチ受け具を介して係合して、前記枠体の他方の縦
枠と前記扉との上下へのずれ動きを阻止していることを
特徴とする内装用枠付き扉。 - 【請求項2】枠体は、その周囲に横巻きしたバンドによ
り緊縛されており、この枠体の他方の縦枠が、前記バン
ドの緊縛力によって扉側に引き付けられていることを特
徴とする請求項1に記載の内装用枠付き扉。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の内装用枠
付き扉に用いる枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具であ
って、 ストライク部材のラッチボルト係合開口の上縁と下縁と
の間に挟持される受け具本体に、錠本体のラッチボルト
をその少なくとも上下から挟持するラッチボルト嵌入部
を設けてなることを特徴とするラッチ受け具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6286582A JP2653985B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 内装用枠付き扉およびその枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具 |
US08/701,119 US5718082A (en) | 1994-11-21 | 1996-08-21 | Door apparatus |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6286582A JP2653985B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 内装用枠付き扉およびその枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具 |
US08/701,119 US5718082A (en) | 1994-11-21 | 1996-08-21 | Door apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08144637A JPH08144637A (ja) | 1996-06-04 |
JP2653985B2 true JP2653985B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=26556375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6286582A Expired - Fee Related JP2653985B2 (ja) | 1994-11-21 | 1994-11-21 | 内装用枠付き扉およびその枠体と扉のずれ止め用ラッチ受け具 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5718082A (ja) |
JP (1) | JP2653985B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU196289U1 (ru) * | 2019-12-17 | 2020-02-25 | Общество с ограниченной ответственностью "Т.Б.М." | Наличник |
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SE9703798D0 (sv) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | Borealis As | Electric cable and a method an composition for the production thereof |
US6357181B1 (en) * | 2000-02-22 | 2002-03-19 | Dennis J. Triemstra | Door hanging alignment plug |
USD435115S (en) * | 2000-04-13 | 2000-12-12 | Ruey-Jeng Jean | Framed shutter |
DE20314843U1 (de) * | 2003-09-25 | 2003-11-27 | Carl Fuhr Gmbh & Co. Kg | Leiste, insbesondere Schließleiste |
US7581352B2 (en) * | 2005-04-25 | 2009-09-01 | Klingbyle Scott G | Pre-hung door assembly installation kit |
IT1393735B1 (it) | 2009-04-28 | 2012-05-08 | Alban Giacomo Spa | Contro-piastra, per serrature a scrocco |
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AU350920S (en) * | 2013-06-20 | 2013-09-20 | Centor Design Pty Ltd | Stile |
US9482016B2 (en) * | 2014-11-21 | 2016-11-01 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Shipment and installation of pre-hung doors device and method |
CN110945203B (zh) * | 2017-05-26 | 2022-07-15 | 李祯祥 | 易于拆装的门装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US2929495A (en) * | 1958-01-27 | 1960-03-22 | Robert F Simonsen | Packaging for assembled door and frame |
US4483101A (en) * | 1982-11-15 | 1984-11-20 | Spelts-Schultz Lumber Co. | Retaining strap for pre-hung doors |
US4967905A (en) * | 1987-05-07 | 1990-11-06 | Steves & Sons, Inc. | Door unit installation kit with packaging and display container |
US4850141A (en) * | 1988-05-31 | 1989-07-25 | Pacca Stephen R | Automatic expander window |
US5209017A (en) * | 1992-01-30 | 1993-05-11 | Ridge Jimmy D | Pre-hung door retaining device |
US5365697A (en) * | 1992-06-02 | 1994-11-22 | Vanderpan Ronald E | Door framing device for pre-hung door assemblies and method |
US5562315A (en) * | 1995-02-06 | 1996-10-08 | Sales; Charles R. | Door retainer for pre-hung door |
-
1994
- 1994-11-21 JP JP6286582A patent/JP2653985B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-08-21 US US08/701,119 patent/US5718082A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU196289U1 (ru) * | 2019-12-17 | 2020-02-25 | Общество с ограниченной ответственностью "Т.Б.М." | Наличник |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08144637A (ja) | 1996-06-04 |
US5718082A (en) | 1998-02-17 |
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