JP4393894B2 - 把手兼用ロック体 - Google Patents

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Description

この発明は例えば蓋体のような回動部と、筐体のような非回動部とを有する収納ボックスのような開閉体に使用する把手兼用ロック体に関する。
図1はこの発明の把手兼用ロック体を開閉体に適用した一例を示す斜視図、図2はこの開閉体の回動部を開いたところを示す斜視図である。
この発明の把手兼用ロック体10を適用した開閉体である大型収納ボックス15は回動部である蓋体16と非回動部である筐体17とから構成されている。
図13、図14は従来のロック体の構成を示すもので、蓋体16にはベース2が固定され、筺体17にはフック3が固定されている。ベース2にはベースシャフト21に軸支されたリンク7を介してカバー1が取り付けられている。82はリンク7にカバー1を軸支するリンクシャフトである。カバー1の上端にはカバーシャフト81を介してアーム6が取り付けられている。そしてカバーシャフト81はアームスプリング64によって、ベース2の方へ付勢されている。
ロック体を閉鎖する時は、カバー1を反時計方向に回動すればリンク7を介してカバー1、ならびにアーム6はアームスプリング64に抗して上昇し、アーム6の先端係合部62はフック3の係合部32と係合し、カバー1の下端に取り付けられている仮止用レバー4の係合部41はフック3の係合部31と係合する。
ロック体を鎖錠する時は、鍵部9をキーによって操作し、図14のフックの正面図に示されるように、鍵の操作片92を90度回動させることにより、操作片92はフック3のU形溝35に入り、鎖錠される。
鎖錠状態からロック体を解放するには、キーの操作により、鍵の操作片92を図14で直立の状態にしてU形溝35から外し、仮止レバー4を時計方向に回動させて係合部41をフックの係合部31から外し、カバー1を時計方向に回動させればリンク7とアームスプリング64の作用により、カバー1とアーム6とは下方に摺動しながら外方に開き解放状態となる。
特開平9−96147号公報
従来のロック体は係止部が凡てフックに集中しており、鍵の操作片を係止するU形溝まで形成されているので、ロック体としての堅牢さや確実性に欠ける難点がある。又ロック体が閉鎖されているときに、キーによる鎖錠が行われているかどうかは、外部から見ただけでは判らないという不具合も免れない。
この発明は前記の課題を解決するために、鎖錠時にはキーの操作によって、仮止レバーをフックから外れないように抑止する標識兼閉鎖体をカバーに取り付け、カバーは解放時には外方に回動するので把手の機能も有し、さらにカバーが回動するとその上端部がアームの上端肩部と接触し、アームも同時に回動するように構成されている把手兼用ロック体を得たものである。
この発明は前記の構成によって、構造が堅牢で、ワンタッチで確実に閉鎖、開放ができ、鎖錠中であるかどうかも外部から判り、把手兼用であるから、蓋体のような回動部に突出物がなくて安全であるという多くの利点を有する把手兼用ロック体を得ることができた。
図3はこの発明の把手兼用ロック体10の正面図、図4は図3をF方向からみた側面図、図5は同じくロック体を解放した状態の側面図、図6は図4の側断面図、図7は図5の側断面図をそれぞれ示す。
図4、図5に示すように、蓋体16にベース2が固定され、筐体17にフック3が固定されている。ベース2のリンク支持体23にベースシャフト21によって軸支されたリンク7を介してカバー1がベース2に取り付けられている。又カバー1には上端にあるカバーシャフト81によってアーム6が回動可能に取り付けられている。82はカバー1とリンク7を連結するリンクシャフトである。さらにカバーシャフト81ベース2のスプリング係止部22に取り付けられたアームスプリング64によって、ベース2の方向に付勢されている。
又カバー1には鍵部9、キーの操作によって移動する標識兼閉鎖体5、ならびにレバースプリング44によって下方に付勢されている仮止用レバー4などが取り付けられている。
図8はベース2の側断面図、図9は仮止用レバー4の側断面図、図10はアーム6の側断面図、図11は標識兼閉鎖体5の正面図、図12は図11をF方向からみた断面図をそれぞれ示している。なお図6の断面図ではロック体10は閉鎖はしているが、キーによる鎖錠は行われていない状態を示している。
図6に示す閉鎖状態(上記の如くキーによる鎖錠は行われていない。)では、アーム6の先端係合部62はフック3の係合部32と係合しており、又係止用レバー4の係合部41はフック3の係合部31と係合している。そしてキーによる鎖錠が行われていない時は標識兼閉鎖体5は上方にあがっていて、仮止用レバー4は下端の押圧部42を指で押してレバースプリング44に抗して上方に押し上げることによって、係合部41をフック3の係合部31との係合を外すことができる。キーを鍵部9の鍵孔91に挿し込んで鎖錠を行えば標識兼閉鎖体5は下降し、その下方押圧部51は仮止用レバー4の上端部43に衝接し、仮止用レバー4の上方への移動を抑止する。又同時に鍵部の係止片がベース2に設けられた溝に入り、カバー1の回動を阻止する。
図11、図12に示すように、標識兼閉鎖体5の下方部分は鎖錠状態標示部52となっており、上方が鎖錠状態標示部53、下方が非鎖錠状態標示部54となっていて、それぞれに適切な色か文字などで標示されている。図6に示す非鎖錠状態では標識兼閉鎖体5が上方にあがっているので下方の標示部54がカバー1の窓12からみえている。キーによって鎖錠すれば前述の如く標識兼閉鎖体5が下降するので上方の標示部53が窓12からみえる。
ロック体10の鎖錠状態を解除するにはキーを鍵部9の鍵孔91に挿し込んで操作することにより、前述のべース2との係止を解放するとともに標識兼閉鎖体5を図6に示すように上昇させて仮止用レバー4を押し上げ、係合部41をフック3の係合部3の係合部31から外す。そしてカバー1を時計方向に回動すればリンク7とアームスプリング64の作用により、カバー1は外方(時計方向)に開きながら下降する。カバーシャフト81が下降するので、軸支されているアーム6も下降しその先端の係合部62もフック3の係合部32から外れる。
ある程度カバー1が回動するとその上端部11がアーム6の上端肩部61に接し、カバー1の回動につれてアーム6も時計方向に回動し、図7の状態になる。
この発明の把手兼用ロック体10は図7の状態になると、仮止用レバー4の係合部41も、アーム6の先端の係合部62もボックス15の筐体17に固着したフック3の係合部から外れ、又カバー1は外方に開き、把手の機能も有している。それでカバー1を把手として蓋体16を図2に示すように開くことができる。そのため蓋体に突出物等を設ける必要がないので、安全であり、又フック3はキーによる鎖錠とは関係がなく、構造を堅牢にすることができる。
この発明の把手兼用ロック体はワンタッチで開閉でき、カバーが把手の機能を有して、把手となる突出物もないので、二輪車などに積載する配達用の大型収納ボックスなどに使用するのに好適である。
この発明のロック体を使用した収納ボックスの斜視図 収納ボックスの蓋体を開いたところを示す斜視図 ロック体の正面図 図3をF方向からみた側面図 ロック体を解放した状態を示す側面図 閉鎖状態のロック体の側断面図 解放状態のロック体の側断面図 一部断面で示したベースの側面図 仮止用レバーの側面図 アームの側面図 標識兼閉鎖体の正面図 図11をF方向からみた側面図 従来のロック体の解放状態を示す断面図 従来のロック体のフックの正面図
符号の説明
1 カバー
2 ベース
3 フック
4 仮止用レバー
5 標識兼閉鎖体
6 アーム
7 リンク
9 鍵部
10 把手兼用ロック体
11 カバー上端部
12 カバーの窓
15 収納ボックス
16 蓋体
17 筐体
21 ベースシャフト
22 スプリング係止部
23 リンク支持体
24 シャフト孔
31 係合部
32 係合部
35 U形溝
41 係合部
42 押圧部
43 上端部
44 レバースプリング
51 下方押圧部
52 標示部
53 鎖錠状態標示部
54 非鎖錠状態標示部
61 上端肩部
62 先端係合部
63 シャフト孔
64 アームスプリング
81 カバーシャフト
82 リンクシャフト
91 鍵孔
92 鍵の係止片

Claims (1)

  1. 筐体と蓋体からなる収納ボックスの蓋体に取り付けられたベースと、前記筐体に取り付けられたフックと、前記ベースに取り付けられたリンクと、中央部が前記リンクに取り付けられて前記ベースに対して一方の端部が摺動しながらカバー本体が回動する把手兼用のカバーと、前記カバーの一方の端部に回動可能に末端が軸支されて前記カバーの閉鎖時には前記フックに先端係合部が係合するアームと、前記カバーの他方の端部に摺動可能に取り付けられていて前記カバーの閉鎖時には前記フックと係合する仮止用レバーと、キー操作による移動が可能なように前記カバーに取り付けられていて鎖錠状態では前記仮止用レバーが前記フックから外れないように維持する標識兼閉鎖体とを具備し、前記アームは、前記カバーの開放方向への回動の途中に前記先端係合部が前記フックから外れてから前記カバーとともに開放方向に回動するように前記カバーの一方の端部に押される肩部を、前記末端に有することを特徴とするワンタッチで開閉可能な把手兼用ロック体。
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