JP2009219802A - 飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋の施錠時において、蓋の施錠状態を強固なものとするとともに、蓋の開放時に合鍵で施錠状態とされ該合鍵が抜かれた場合に、自動的にロックされて閉蓋される飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置を提供する。
【解決手段】容器本体と、蓋と、容器本体側に設けた係止受部に係脱自在に係止される係止部33を有するフック部31を垂設し、かつ蓋側に設けたロックレバー30とを備え、前記ロックレバー30の一端側には下面を円滑な当接面35aとした錠杆受体35を設ける一方、前記蓋側には、蓋の内部空間に臨ませて上面を円滑な当接面42aとした錠杆42と、合鍵の回動操作により前記錠杆42を施錠位置または解錠位置に回動するためのシリンダー41とからなる錠40を設け、該錠杆42の当接面42aとロックレバー30の錠杆受体35の当接面35aとで形成される隙間Sが最小になる位置に配置したことを特徴とする。
【選択図】図9
【解決手段】容器本体と、蓋と、容器本体側に設けた係止受部に係脱自在に係止される係止部33を有するフック部31を垂設し、かつ蓋側に設けたロックレバー30とを備え、前記ロックレバー30の一端側には下面を円滑な当接面35aとした錠杆受体35を設ける一方、前記蓋側には、蓋の内部空間に臨ませて上面を円滑な当接面42aとした錠杆42と、合鍵の回動操作により前記錠杆42を施錠位置または解錠位置に回動するためのシリンダー41とからなる錠40を設け、該錠杆42の当接面42aとロックレバー30の錠杆受体35の当接面35aとで形成される隙間Sが最小になる位置に配置したことを特徴とする。
【選択図】図9
Description
本発明は、エアーポットや電気ポットやジャー等の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置に関する。
従来より、この種の蓋つきの飲料又は食品用の容器において、いたずら等によって、容器本体内に異物や毒物が混入されないようにするため、蓋に錠を取り付けた飲料又は食品の保存容器が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
上記特許文献1(特許第3026955号公報)の飲料又は食品の保存容器は、容器本体に開閉自在に取付けた蓋に、容器本体の一部に係脱自在に係合するフックを設け、前記フックの操作レバーに指を掛けるための指挿入凹所を上記蓋に設け、前記指挿入凹所に錠を取り付けるとともに、指挿入凹所をスライド自在のシャッターによりカバーし、鍵の操作により回転される上記錠の錠ロック片を前記操作レバーに係合させることにより、上記蓋を錠止めするようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1の飲料又は食品の保存容器は、施錠する場合には、閉蓋状態で、シリンダー錠に鍵を挿入して施錠すると、錠ロック片が90度回動してシャッターの後端面に係合するため、シャッターを後退できず指挿入凹所を開放することができない。従って操作レバーを操作することができず、蓋の施錠状態が保持される。すなわち、シリンダー錠の錠ロック片をシャッターに係合させることにより、シャッター及び操作レバーを介してフックに錠ロック片を間接的に係合させて蓋の施錠状態を保持するものである。
このように、上記従来例のものでは、シャッターや操作レバー等が必要であるばかりか、錠ロック片は上記シャッター等の部材を介してフックに間接的に係合させるものであるため、構造が複雑となるなどの問題点があった。
また、上記従来例のものでは、錠としてシリンダー錠を使用した場合、合鍵により施解錠方向に回動するため、錠ロック片とシャッターや操作レバーとの間に多少の遊びが生じ、その遊びに起因して、操作レバーがガタつくなど施錠状態の安全性に対して不安感があった。
さらに、上記従来例のものでは、蓋の施解錠時には必ず合鍵を必要とするものであるため、例えば蓋の開放時において、施錠状態であるときは閉蓋と同時にロック状態にすることはできなかった。
本発明は、上記従来の問題点を解決し、簡単な構造で、施錠時において蓋側のロックレバーの上下方向の遊び(ガタ)を少なくして、蓋の施錠状態を強固なものとするとともに、蓋の開放時に合鍵で施錠状態とされ該合鍵が抜かれた場合に、蓋を閉めることにより前記ロックレバーの係止部と容器本体側の係止受部とが自動的にロックされて閉蓋される飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置は、容器本体と、容器本体の上部開口を開閉する蓋と、容器本体側に設けた係止受部に係脱自在に係止される係止部を有するフック部を垂設し、かつ蓋側に設けたロックレバーとを備え、前記係止受部にロックレバーの係止部を係止することにより前記蓋を容器本体にロックし閉蓋するようにしてなる飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置において、
前記ロックレバーの一端側には下面を円滑な当接面とした錠杆受体を設ける一方、
前記蓋側または容器本体側には、蓋または容器本体の内部空間に臨ませて上面を円滑な当接面とした錠杆と、合鍵の回動操作により前記錠杆を施錠位置または解錠位置に回動するためのシリンダーとからなる錠を設け、
前記ロックレバーの錠杆受体の回転中心と錠の回転中心とは平行に設け、
ロックレバーの錠杆受体に当接して解錠方向への動きを阻止する前記錠の錠杆は、施錠時には、該錠杆の当接面とロックレバーの錠杆受体の当接面とで形成される隙間が最小になる位置に配置したことを特徴とする。
前記ロックレバーの一端側には下面を円滑な当接面とした錠杆受体を設ける一方、
前記蓋側または容器本体側には、蓋または容器本体の内部空間に臨ませて上面を円滑な当接面とした錠杆と、合鍵の回動操作により前記錠杆を施錠位置または解錠位置に回動するためのシリンダーとからなる錠を設け、
前記ロックレバーの錠杆受体の回転中心と錠の回転中心とは平行に設け、
ロックレバーの錠杆受体に当接して解錠方向への動きを阻止する前記錠の錠杆は、施錠時には、該錠杆の当接面とロックレバーの錠杆受体の当接面とで形成される隙間が最小になる位置に配置したことを特徴とする。
上記の如き簡単な構成により、閉蓋時に合鍵により錠の錠杆を施錠位置に回動することで、前記錠杆とロックレバーの錠杆受体とを係止させてロックし、蓋の上方からロックレバーを外部操作できないため、蓋を開放することができないため容器本体内に異物や毒物が混入されるのを防止できる。
一方、合鍵を解錠方向に回動操作して解錠状態としたときは、蓋上部のロックレバーの操作ができるので、このとき前記ロックレバーを操作して蓋の開閉操作ができる。
一方、合鍵を解錠方向に回動操作して解錠状態としたときは、蓋上部のロックレバーの操作ができるので、このとき前記ロックレバーを操作して蓋の開閉操作ができる。
前記錠のシリンダーは、合鍵を抜き差しできる鍵穴を有するものであって、その取材位置は、蓋の側面側や天面側、又は容器本体の下口部などの側面などでもよく、適宜設計変更できる。
本発明の請求項2記載の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置は、前記蓋の開放時に、合鍵により錠杆を施錠位置まで回動し施錠状態として前記合鍵を抜いても、当該蓋を閉めることにより、ロックレバーのフック部に形成した係止部が、容器本体側に設けた前記係止受部に係止される手段を設けている。
ここで、ロックレバーのフック部の係止部が、容器本体側の係止受部に係止される手段として、図10〜図13で示す実施形態の第2例では、ロックレバーに一体に垂設したロックレバー垂下体に、係止部を有するフック部を独立して付設するとともに、前記ロックレバー垂下体には、前記フック部の係止部を、常時は容器本体側に設けた係止受部に係合するように付勢したバネを設けている。
ここで、ロックレバーのフック部の係止部が、容器本体側の係止受部に係止される手段として、図10〜図13で示す実施形態の第2例では、ロックレバーに一体に垂設したロックレバー垂下体に、係止部を有するフック部を独立して付設するとともに、前記ロックレバー垂下体には、前記フック部の係止部を、常時は容器本体側に設けた係止受部に係合するように付勢したバネを設けている。
そのため、前記蓋の開放時に、不用意に、合鍵により錠杆を施錠位置まで回動し施錠状態として前記合鍵を抜いても、当該蓋を閉めることにより、前記ロックレバーのバネの作用でフック部の係止部が係止受部より係止解除する方向に瞬間的に逃げて、フック部に形成した係止部が、容器本体側に設けた前記係止受部に係止される。
本発明の請求項3記載の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置は、前記錠は、容器本体の後端部に回動自在に枢支した蓋の枢支部とは反対側の自由端側の蓋に設けられている。
この錠の取付位置は、前述したように、蓋や容器本体等の適所に設けられるが、錠を容器本体の肩部材を形成する下口に設けた場合には、該下口に錠取付用の穴を形成する必要があるとともに、該穴より内溶液が洩れないようにシール対策を必要とする。これに対し、本発明の上記構成では、錠が蓋に設けられているため、前記の如き下口に錠取付用の穴を形成することやシール性を考える必要がない。
この錠の取付位置は、前述したように、蓋や容器本体等の適所に設けられるが、錠を容器本体の肩部材を形成する下口に設けた場合には、該下口に錠取付用の穴を形成する必要があるとともに、該穴より内溶液が洩れないようにシール対策を必要とする。これに対し、本発明の上記構成では、錠が蓋に設けられているため、前記の如き下口に錠取付用の穴を形成することやシール性を考える必要がない。
本発明の請求項1の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置によれば、閉蓋時には合鍵により錠の錠杆を施錠位置に回動することで、前記錠杆とロックレバーの錠杆受体とを係止させてロックし、蓋の上方からロックレバーを外部操作できないため、蓋が開放されないため、容器本体内に異物や毒物等が混入されるのを防止できる。
しかも、前記錠の錠杆は、施錠時には、該錠杆の当接面とロックレバーの錠杆受体の当接面とで形成される隙間が最小になる位置に配置しているから、施錠時において蓋側のロックレバーの上下方向のガタつきが小さくなり、蓋の施錠状態が強固なものとなる。
しかも、前記錠の錠杆は、施錠時には、該錠杆の当接面とロックレバーの錠杆受体の当接面とで形成される隙間が最小になる位置に配置しているから、施錠時において蓋側のロックレバーの上下方向のガタつきが小さくなり、蓋の施錠状態が強固なものとなる。
本発明の請求項2の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置によれば、前記蓋の開放時に、合鍵により錠杆を施錠位置まで回動し施錠状態として前記合鍵を抜いても、当該蓋を閉めることにより、ロックレバーのフック部に形成した係止部が、容器本体側に設けた前記係止受部に係止される手段を設けているから、開蓋状態から蓋を閉めるだけで、ロックレバーの係止部と容器本体側の係止受部とが自動的にロックされて施錠・閉蓋状態とすることができる。
本発明の請求項3の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置によれば、前記錠は、容器本体の後端部に回動自在に枢支した蓋の枢支部とは反対側の自由端側の蓋に設けられているから、錠を下口に取り付けた場合に比べて、前述したように下口に錠取付用の穴を形成することやシール性を考慮する必要がない利点がある。
本発明の実施の形態の第1例を図1〜図9に基づいて以下に説明する。
この実施の形態の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置は、空気圧送式の液体容器に適用されたものが示されている。この空気圧送式の液体容器は、ステンレス鋼板製の内容器1Aと外容器1Bとで真空断熱空間1Cを形成してなる容器本体1と、容器本体1の後端部にヒンジ2で弧回動自在に枢支され、かつ容器本体1の上部開口1Dを開閉する蓋10と、蓋10内に収容されて内容器1A内に加圧空気を送り込むためのベローズ式のエアーポンプ11と、エアーポンプ11の作動により内容器1Aの内容液を器体の外部へ注出するようにした一連の液通路20と、器体を持ち運ぶための把手3とを備えている。
この実施の形態の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置は、空気圧送式の液体容器に適用されたものが示されている。この空気圧送式の液体容器は、ステンレス鋼板製の内容器1Aと外容器1Bとで真空断熱空間1Cを形成してなる容器本体1と、容器本体1の後端部にヒンジ2で弧回動自在に枢支され、かつ容器本体1の上部開口1Dを開閉する蓋10と、蓋10内に収容されて内容器1A内に加圧空気を送り込むためのベローズ式のエアーポンプ11と、エアーポンプ11の作動により内容器1Aの内容液を器体の外部へ注出するようにした一連の液通路20と、器体を持ち運ぶための把手3とを備えている。
容器本体1は、外容器1Bの胴部1aの上端部に載設して接続した下口部(肩部)4と、該胴部1aの下端部に接続した底体5とを備えている。前記下口部4は、容器本体1の上部にネジ6で固定してあるとともに、該下口部4の中央部には給液口となる開口4aが形成されている。
蓋10は、容器本体1の後端部の上部に形成したヒンジ受部2aに、該蓋10の後端部の下部に形成したヒンジ部2bをヒンジピン2cで回動自在に枢着してある。この蓋10の内部空間10aにベローズ式のエアーポンプ11が収容されている。また、この蓋10には、前記枢支部とは反対側の自由端側(前部)に蓋側くちばし部13を形成してあり、この蓋側くちばし部13は、上面と正面と左右両側面とを一体に連続形成したくちばし部本体13aと、底板部13bとで形成されている。そして、前記くちばし部本体13aと底板部13bとで囲まれた内部は内部空間14としてある。また、くちばし部本体13aの上面前部には前記内部空間14と連通した切欠き15を形成してある。前記底板部13bの略中央部には前後方向(図1で言えば左右方向)に長方形状の長穴16、16(図4参照)を間隔をおいて一対形成しているとともに、前記一対の長穴16、16の後端近傍には起立壁17を立設している。
前記起立壁17の上端部には、舌状のロックレバー30が弧回動自在に枢軸32で枢着されている。
すなわち、前記ロックレバー30は、該ロックレバー30の下面に一対のフック部31、31を一体に垂設しており、この一対のフック部31,31間に前記起立壁17が嵌合されるようにして、フック部31、31が起立壁17に対して弧回動自在に枢軸32で枢着されている。そして、前記フック部31、31は、その下端部には鉤状の係止部33が形成されているとともに、この係止部33より少し上部は、底板部13bに形成した長穴16内に挿入されて、前後方向に移動可能としてある。つまり、前記枢軸32にはコイルバネや板バネ等のバネ34を巻装しており、このバネ34により前記フック部31は常時は枢軸32を支点として反時計方向(図1で右方向)に付勢されている。
すなわち、前記ロックレバー30は、該ロックレバー30の下面に一対のフック部31、31を一体に垂設しており、この一対のフック部31,31間に前記起立壁17が嵌合されるようにして、フック部31、31が起立壁17に対して弧回動自在に枢軸32で枢着されている。そして、前記フック部31、31は、その下端部には鉤状の係止部33が形成されているとともに、この係止部33より少し上部は、底板部13bに形成した長穴16内に挿入されて、前後方向に移動可能としてある。つまり、前記枢軸32にはコイルバネや板バネ等のバネ34を巻装しており、このバネ34により前記フック部31は常時は枢軸32を支点として反時計方向(図1で右方向)に付勢されている。
一方、蓋10の枢支部とは反対側の自由端側の容器本体1(つまりこの実施形態では下口部4)には、蓋側くちばし部13に対向する下口部くちばし部4bが形成されている。この下口部くちばし部4bの上面の一部には、閉蓋時において、ロックレバー30のフック部31の係止部33が係合される係合孔7aを有する係止受部7が立設されている。
従って、開蓋状態の蓋を閉めると、ロックレバー30のフック部31に形成した係止部33が、下口部4に形成した係止受部7の係合孔7aに係止されて、蓋10が容器本体1にロックされ閉蓋される。この閉蓋状態時には、ロックレバー30は、図1に示すように蓋10の蓋側くちばし部13の上面と略同一面としてあるとともに、該ロックレバー30の他端(前端)は、閉蓋状態時には、切欠き15の前部に形成した段部18に係止し、ロックレバー30が開放されないようにしている。
前記液通路20は、内部に液通路22を有する栓体21と、栓体21の下部に縦向きに取付けた揚水管23と、栓体21の上部に横向きに取り付けた注出管24と、注出管24の先端に取付けた吐出管25とで構成されている。
この液通路20を構成する栓体21、揚水管23,注出管24及び吐出管25をセットした状態で、栓体21は下口部4の開口4a及び容器本体1の上部開口1Dに出し入れ自在に嵌挿される。
この液通路20を構成する栓体21、揚水管23,注出管24及び吐出管25をセットした状態で、栓体21は下口部4の開口4a及び容器本体1の上部開口1Dに出し入れ自在に嵌挿される。
容器本体1の上部開口1D及び下口部4の開口4aを蓋10で閉鎖した閉蓋状態において、押し板12を押圧すると、エアーポンプ11よりの加圧空気が栓体21内の空気通路26を通って内容器1A内に吹き込まれる。この吹き込まれた加圧空気によって、内容器1A内の内容液は揚水管23,液通路22,注出管24を経て吐出管25より外部へ注出されるようにしてある。
以上の構成において、前記ロックレバー30の一端側には下面を円滑な当接面35aとした錠杆受体35を設ける一方、前記蓋10の側壁には、蓋10の内部空間14に臨ませて上面を円滑な当接面42aとした錠杆42と、合鍵(図示せず)をシリンダー41の鍵穴43に差し込んで回動操作により前記錠杆42を施錠位置または解錠位置に回動するためのシリンダー41とからなる錠40を設けてある。
また、前記ロックレバー30の錠杆受体35の回転中心LOと錠40(シリンダー41)の回転中心COとは平行に設け、ロックレバー30の錠杆受体35に当接して解錠方向への動きを阻止する前記錠40の錠杆42は、施錠時には、該錠杆42の当接面42aとロックレバー30の錠杆受体35の当接面35aとで形成される隙間Sが最小になる位置に配置してある。
また、前記ロックレバー30の錠杆受体35の回転中心LOと錠40(シリンダー41)の回転中心COとは平行に設け、ロックレバー30の錠杆受体35に当接して解錠方向への動きを阻止する前記錠40の錠杆42は、施錠時には、該錠杆42の当接面42aとロックレバー30の錠杆受体35の当接面35aとで形成される隙間Sが最小になる位置に配置してある。
錠40として、本実施形態では、公知のシリンダー錠を採用しているが、その構造については特に限定しない。例えば、図3、図5〜図9で一部が示されているように、鍵穴43と下ピンを嵌装した下ピン孔とを有する内筒44と、上ピンおよび上ピンばねを嵌挿した上ピン孔を有する外筒45と、内筒44の先端に直接又は間接に設けた錠杆42とを有するものでもよく、その他の構成でもよい。
上記錠40を前記図3、図5〜図9に基づいて以下に詳しく説明する。
すなわち、蓋側くちばし部13の側壁13cの一部に錠取付穴13dを穿設し、この錠取付穴13dに前記内筒44を嵌装した外筒45を嵌挿して蓋側くちばし部13の内部空間14まで臨ませ、該外筒45の先端をパッキン47を介してナット等の締付具46で側壁13cに固定している。前記錠杆42は、内筒44の先端に設けた略円板状の基板42bの一部外周に、奥側に位置するように一体に折り曲げた板状のものである。
なお、図3で、48はパッキン、49、50は締付具46の先端に形成したストッパーであって、錠杆42の基板42bに突設した突部51、52を係止する。つまり、錠杆42を回動して、施錠時には突部51をストッパー49に係止し、解錠時には突部52をストッパー50に係止し、それぞれの回り止めとしている。
すなわち、蓋側くちばし部13の側壁13cの一部に錠取付穴13dを穿設し、この錠取付穴13dに前記内筒44を嵌装した外筒45を嵌挿して蓋側くちばし部13の内部空間14まで臨ませ、該外筒45の先端をパッキン47を介してナット等の締付具46で側壁13cに固定している。前記錠杆42は、内筒44の先端に設けた略円板状の基板42bの一部外周に、奥側に位置するように一体に折り曲げた板状のものである。
なお、図3で、48はパッキン、49、50は締付具46の先端に形成したストッパーであって、錠杆42の基板42bに突設した突部51、52を係止する。つまり、錠杆42を回動して、施錠時には突部51をストッパー49に係止し、解錠時には突部52をストッパー50に係止し、それぞれの回り止めとしている。
前記錠40の錠杆42は、施錠時には、該錠杆42の当接面42aとロックレバー30の錠杆受体35の当接面35aとで形成される隙間Sが最小になる位置に配置してあるが、ここで言う「隙間Sが最小になる位置」について、本願発明者は、図7〜図9に示す如き比較実験を行った。
図7は、(A)の施錠状態に示すように、錠杆受体35の回転中心LOと錠40(シリンダー41)の回転中心COは平行で、かつ前者が後者より右側位置にある(換言すれば、錠杆受体35の当接面35aが錠40の回転中心COより右側位置にある)場合は、(B)の解錠状態における錠杆42の当接面42aが錠杆受体35の当接面35aに接触しない隙間Sを0.5mmとする。そして、合鍵でシリンダー41(内筒44)を時計方向に回動して(A)の如く施錠状態とすると、錠杆受体35の当接面35aと錠杆42の当接面42aとの隙間Sは2mmとなった。この隙間Sが2mmになると、指や針金などの不正部材を使用して蓋を不正に開かれる虞れがあると共に、ロックレバー30がガタ付くなどの問題があった。
なお、図7(C)は、錠40(シリンダー41)の回転中心COより左側位置に錠杆42を配置した場合を示し、この場合でも前記隙間Sは2.71mmとなって、上記の場合と同様の問題があった。
図8は、(A)の施錠状態に示すように、錠杆受体35の回転中心LOと錠40(シリンダー41)の回転中心COとが同一軸線上にある場合は、(B)の解錠状態時の錠杆42の当接面42aと錠杆42の当接面42aとの隙間Sを0.5mmのとき、上記(A)の如く施錠状態とすると、錠杆受体35の当接面35aと錠杆42の当接面42aとの隙間Sは1.22mmとなり、この図8の場合も図7の場合と同様の問題があった。
図9は、(A)の施錠状態に示すように、錠杆受体35の回転中心LOと錠40(シリンダー41)の回転中心COは平行で、かつ前者が後者より左側位置にある(換言すれば、錠杆受体35の当接面35aが錠40の回転中心COより左側位置にある)場合は、(B)の解錠状態における錠杆42の当接面42aが錠杆受体35の当接面35aに接触しない隙間Sを0.5mmとする。そして、合鍵でシリンダー41(内筒44)を時計方向に回動して(A)の如く施錠状態とすると、錠杆受体35の当接面35aと錠杆42の当接面42aとの隙間Sは0.5mmとなった。この施錠状態時の隙間Sは0.3〜0.5mmにすることもでき、このような隙間Sが最小になると、図7や図8のように指や針金などの不正部材を使用して蓋を不正に開かれる虞れが防止されると共に、ロックレバー30がガタ付くなどの問題が解消された。
なお、図9(C)は、錠40(シリンダー41)の回転中心COより右側位置に錠杆42をずらして配置した場合を示し、この場合でも前記隙間Sは0.5mmとなって、上記の場合と同様の効果があった。
第1実施形態の作用について以下に説明する。
閉蓋状態から蓋10を閉めると、ロックレバー30のフック部31の係止部33の下端部は傾斜面としてあるため、この傾斜面が、下口部くちばし部4bに形成された係止受部7(凹部)の上端縁の傾斜面をガイド面として、該係止部33はバネ34の付勢力に抗して係止部33を一旦前部方向に移動されてから係止受部7に自動的に係止される(図1、図3,図5参照)。
閉蓋状態から蓋10を閉めると、ロックレバー30のフック部31の係止部33の下端部は傾斜面としてあるため、この傾斜面が、下口部くちばし部4bに形成された係止受部7(凹部)の上端縁の傾斜面をガイド面として、該係止部33はバネ34の付勢力に抗して係止部33を一旦前部方向に移動されてから係止受部7に自動的に係止される(図1、図3,図5参照)。
上記閉蓋状態から蓋10を開放する場合には、ロックレバー30の後部を人間の指でバネ34の付勢力に抗して前方方向に押圧すると、係止部33が係止受部7より係止解除されるので、蓋10を自由に開けることができる(図3、図6参照)。
閉蓋状態でロックレバー30が係止状態の場合において、錠40つまりシリンダー41の鍵穴43に合鍵である鍵を差し込み施錠方向に回動すると、錠40の錠杆42の当接面42aが、図3の実線42、図5、図9の(A)に示すように、ロックレバー30の錠杆受体35の当接面35aに当接ないし近接して、ロックレバー30を解放方向へ手で押そうとしても、前記錠杆42の当接面42aに、錠杆受体35の当接面35aが当接するため、係止部33を係止受部7より係止解除することができず、蓋10は勝手に開けることができない。
上記錠40による施錠状態から解錠して開蓋する場合には、錠40(シリンダー41)の鍵穴43に鍵を差し込み解錠方向に回動すると、錠杆42が、図3の鎖線、図9(B)で示すように、ロックレバー30の係止部33が係止受部7から離間し、図9(B)に示すようになって、ロックレバー30の係止部33と係止受部7の係止離脱が支障なく行える。そこで、閉蓋状態から蓋10を開放する場合として、前述したようにロックレバー30の後部を人間の手で押圧すると係止部33が係止受部7より係止解除されて、蓋10が自由に解放される。
本発明の実施の形態の第2例を図10〜図13に基づいて以下に説明する。
この第2実施形態のものは、蓋10の開放時に、合鍵により錠杆42を施錠位置まで回動し施錠状態として前記合鍵を抜いても、当該蓋10を閉めることにより、ロックレバー30のフック部31に形成した係止部33が、容器本体1側に設けた係止受部7に係止される手段を設けていることに特徴があり、その他の構成は第1実施形態のものと同様としているので、詳細は第1実施形態の説明を参照するとよい。
この第2実施形態のものは、蓋10の開放時に、合鍵により錠杆42を施錠位置まで回動し施錠状態として前記合鍵を抜いても、当該蓋10を閉めることにより、ロックレバー30のフック部31に形成した係止部33が、容器本体1側に設けた係止受部7に係止される手段を設けていることに特徴があり、その他の構成は第1実施形態のものと同様としているので、詳細は第1実施形態の説明を参照するとよい。
ロックレバー30のフック部31の係止部33が、容器本体1側の係止受部7に係止する手段として、第1実施形態ではロックレバー30の下面に一体に垂設したフック部31に係止部33を形成しているに対し、第2実施形態では、係止部33を有するフック部31は、ロックレバー30に一体に垂設したロックレバー垂下体36に独立して付設するとともに、前記ロックレバー垂下体36には、前記フック部31の係止部33を、常時は容器本体1側に設けた係止受部7に係合するように付勢したバネ34を設けている。
このような構成を採用しているので、図13に示すように蓋10が開放されている時に、合鍵により錠杆42を施錠位置まで回動し施錠状態(図11の実線42参照)として前記合鍵を抜いても、当該蓋10を閉めることにより、前記ロックレバー垂下体36に設けたバネ34の作用で、フック部31の係止部33が係止受部7より係止解除する方向に瞬間的に逃げて、フック部31の係止部33が容器本体1側に設けた前記係止受部7に係止される(図12参照)。
この第2実施形態の場合も、錠40は蓋側くちばし部13の側壁に設けてある(図11参照)。また、第2実施形態の作用は、上述の点を除けば、第1実施形態の作用と同様であるので、それを参照するとよい。
上記各実施形態では、いずれもエアーポットについて説明したが、電気ポット、器体を傾けて注液する通常の魔法瓶、ジャー等の容器についても適用することができる。
1 容器本体
4 下口部
4b 下口部くちばし部
7 係止受部
10 蓋
11 エアーポンプ
13 蓋側くちばし部
14 内部空間
16 長穴
20 液通路
21 栓体
25 吐出管
30 ロックレバー
31 フック部
32 枢軸
33 係止部
34 バネ
35 錠杆受体
35a 当接面
36 ロックレバー垂下体
40 錠
41 シリンダー
42 錠杆
42a 当接面
43 鍵穴
44 内筒
45 外筒
CO 錠(シリンダー)の回転中心
LO 錠杆受体の回転中心
S 隙間
4 下口部
4b 下口部くちばし部
7 係止受部
10 蓋
11 エアーポンプ
13 蓋側くちばし部
14 内部空間
16 長穴
20 液通路
21 栓体
25 吐出管
30 ロックレバー
31 フック部
32 枢軸
33 係止部
34 バネ
35 錠杆受体
35a 当接面
36 ロックレバー垂下体
40 錠
41 シリンダー
42 錠杆
42a 当接面
43 鍵穴
44 内筒
45 外筒
CO 錠(シリンダー)の回転中心
LO 錠杆受体の回転中心
S 隙間
Claims (3)
- 容器本体と、容器本体の上部開口を開閉する蓋と、容器本体側に設けた係止受部に係脱自在に係止される係止部を有するフック部を垂設し、かつ蓋側に設けたロックレバーとを備え、前記係止受部にロックレバーの係止部を係止することにより前記蓋を容器本体にロックし閉蓋するようにしてなる飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置において、
前記ロックレバーの一端側には下面を円滑な当接面とした錠杆受体を設ける一方、
前記蓋側または容器本体側には、蓋または容器本体の内部空間に臨ませて上面を円滑な当接面とした錠杆と、合鍵の回動操作により前記錠杆を施錠位置または解錠位置に回動するためのシリンダーとからなる錠を設け、
前記ロックレバーの錠杆受体の回転中心と錠の回転中心とは平行に設け、
ロックレバーの錠杆受体に当接して解錠方向への動きを阻止する前記錠の錠杆は、施錠時には、該錠杆の当接面とロックレバーの錠杆受体の当接面とで形成される隙間が最小になる位置に配置したことを特徴とする飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置。 - 前記蓋の開放時に、合鍵により錠杆を施錠位置まで回動し施錠状態として前記合鍵を抜いても、当該蓋を閉めることにより、ロックレバーのフック部に形成した係止部が、容器本体側に設けた前記係止受部に係止される手段を設けている請求項1に記載の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置。
- 前記錠は、容器本体の後端部に回動自在に枢支した蓋の枢支部とは反対側の自由端側の蓋に設けられている請求項1または2に記載の飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008070284A JP2009219802A (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | 飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置 |
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JP2008070284A JP2009219802A (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | 飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置 |
Publications (1)
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JP2009219802A true JP2009219802A (ja) | 2009-10-01 |
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ID=41237236
Family Applications (1)
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JP2008070284A Pending JP2009219802A (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | 飲料又は食品用容器の蓋の施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009219802A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2020000639A1 (zh) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | 中山市金广家庭电器制造有限公司 | 一种具有新型锁盖结构的电压力锅 |
-
2008
- 2008-03-18 JP JP2008070284A patent/JP2009219802A/ja active Pending
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