JP3116872U - ハンドルロック器具のロック構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作性が良く、丈夫で確実に防犯可能なハンドルロック器具のロック構造を提供する。
【解決手段】 ロック桿1の横方向にロック芯2が設置され、ロック桿1には別に槽孔11が成形され、槽孔外側には停止桿12が設置される。またロック桿1の一端の内側に回転体3が設置され、回転体3は槽孔2に対応する位置に挟持体31が凸設され、槽孔11から出る。また回転体3はロック芯2によって動き、挟持体31を連動して槽孔11内で回転する。ロック芯2は連動塊21、ロック栓22を含み、ロック芯2は連動塊21によってロック栓22を連動し、回転体3を回転させたり、停止を解除したりする。回転体3は、ロック栓22に対応し、偏心孔331が成形され、そこからロック栓22が出入りする。回転体3に弾性体35を設置し、回転体3及び挟持体31を自動復位させる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ハンドルロック器具のロック構造に関し、特に回転体の挟持体によって、ハンドルの周辺縁を停止させるロック器具に関する。
今日のハンドルロック器具の構造は、大部分がロック桿上にロック芯を設置し、ロック桿内に伸縮桿を設置する。ロック芯によって、伸縮桿が上下に伸縮移動してロックする。ロック桿及び伸縮桿の一端は各々前後掛合板が設置され、その前後掛合板はハンドル周辺縁でロックされ、ハンドルを回転できなくする。
しかしながら、これらの構造は、ハンドル上でロックされている時、先ず伸縮桿をロック桿内から出さなければならないので、狭い車内の空間では、伸縮桿を引き出す時に注意を怠ると、車内の他の物品にぶつかってしまい、場合によってガラスを割ってしまい、怪我することもあり、使用上非常に不便であり、危険である。
別のハンドルロック器具として、ロック桿上に封鎖された半円状の停止桿を設置するものがある。ロック桿内には回転体を内に設置し、且つ回転体上にロック桿が突出し、桿体の挟持体を設置する。挟持体をハンドルに挟んで掛合し、ロック芯をロックすると、停止桿が挟持体外端で封鎖し、ハンドルをロックする。
前述のハンドルロック器具は、ロック桿に対して横向きにロック芯を設置し、ロック桿には槽孔が成形され、且つ槽孔外側には停止桿が設置される。またロック桿一端には中に回転体が設置され、その回転体ロック芯によって直接ロックしたり、ロックを解除したりする。使用者が回転体を回転させると、挟持体が連動して槽孔内で回転する。
しかしながら、このハンドルロック器具は、ロック芯のロック栓が径方向に直接回転体を停止させるため、操作時に鍵を完全に回転させなかったり、無理に回転させたりすると、壊れてしまうことがある。
解決しようとする問題点は、操作が不便であり、壊れやすく、確実な防犯ができない点である。
したがって本考案の目的は、操作性が良く、丈夫で確実に防犯可能なハンドルロック器具のロック構造を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本考案の請求項に記載のハンドルロック器具のロック構造は、ロック桿の横方向にロック芯が設置され、ロック桿には別に槽孔が成形され、且つ槽孔外側には停止桿が設置される。またロック桿の一端の内側に回転体が設置され、その回転体は槽孔に対応する位置に挟持体が凸設され、槽孔から出る。また回転体はロック芯によって動き、挟持体を連動して槽孔内で回転する。ロック芯は連動塊、ロック栓を含み、ロック芯は連動塊によってロック栓を連動し、回転体を回転させたり、停止を解除したりする。回転体は、更にロック栓に対応し、偏心孔が成形され、そこからロック栓が出入りする。回転体に弾性体を設置し、回転体及び挟持体を自動復位させることを最も主要な特徴とする。
本考案のハンドルロック器具のロック構造は、下述の利点がある。
本考案のロック栓は軸方向垂直に回転体をロックする。ロック栓が回転体から完全に出ていない場合、回転体は回転しないため、ロック芯を無理に回転させて壊してしまうことがない。
本考案は、弾性体によって、回転体及び挟持体を自動復位させる。ロック時、挟持体をハンドルに確実に停止させ、操作が簡易で、安全であり、更にハンドルは縦横移動ができないので、確実に防犯可能である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1から図3に示すように、本考案の第一実施例によるハンドルロック器具のロック構造は、ロック桿1にロック芯2を横向きに差し込む。ロック桿1には槽孔11が成形され、且つ槽孔11外側には停止桿12が設置される。ロック桿1の別端には先端蓋13が設置され、内面には嵌合管14及び固定ピン15、16が設置される。ロック桿1の一端から回転体3を入れて内に設置し、回転体3には槽孔11と対応する位置に挟持体31が設置され、槽孔11に差し込む。この回転体3及び挟持体31は、槽孔11内で回転する。
ロック芯2は、連動塊21、ロック栓22を含み、ロック芯2は連動塊21によってロック栓22が動く。ロック栓22には別に弾性部品221が設置され、常態時は出た状態で、ロック栓22によって回転体3を停止させたり、停止を解除したりする。本実施例中、回転体3はロック栓22に対応して偏心孔331に設置され、ロック栓22の移動により、回転体3の偏心孔331で伸縮し、回転体3を停止させたり、停止を解除したりする。
本考案の第一実施例による回転体3は、ロック芯台32、ロック栓カバー33を含む。更に回転体3にはロック芯2に対応して滑動槽34が設置され、他に穿孔35が設置される。ロック芯台32には偏心箇所に柱孔321が設置され、他に凸ピン322が設置される。また、ロック栓カバー33は、偏心孔331が設置される他に、ロック栓カバー33円周側に溝槽332が設置され、滑動槽34が伸びて滑動溝341が成形される。
これらによって、ロック芯台32とロック栓カバー33は共に回転体3内に挿入され、固定ピン16をロック桿1と滑動溝341に挿し込み、ロック芯台32をロック桿1に固定する。但し、回転体3は固定ピン16を滑動溝341に嵌合させて滑らせる状態にするので、ロック桿1は一定角度で回転する。他にロック芯台32は、凸ピン32をロック栓カバー33の溝槽332に嵌合滑動させ、固定ピン333を回転体3の穿孔に挿し込み、ロック栓カバー33を固定する。ロック芯台32とロック栓カバー33は相対して枢設回転する。
このため、ロック芯台32は、回転体3と相対して枢設され、ロック栓カバー33は回転体3に固定される。ロック芯台32は偏心位置に柱孔321によって、ロック芯2及び連動塊21、ロック栓2が納置され、ロック栓2横向き且つ偏心でロック芯台32に納置される。ロック栓カバー33には、前述の偏心孔331を設置し、ロック栓22で出し入れする。回転体3はロック芯2に対応して滑動槽34を設置し、ロック芯2を相対して滑動回転する。
回転体3は更に弾性体35を設置する。この弾性体35一端に回転体3の挟持体台36を掛合固定し、弾性体35の別一端には、ロック桿1の嵌合管14に固定して、回転体3を自動的に復位させる。
回転体3には、更に挟持体台36を設置し、その挟持体台36は、槽孔11の位置に対応して、ネジ孔361が設置され、そこに挟持体31のネジ紋311に螺設し、挟持体31を槽孔11から出す。
使用時、図4及び図5に示すように、ロックするハンドルAに対し、ロック芯2を開き、そのロック芯2は、連動塊21によって、ロック栓2が動き弾性部品221を押し、ロック栓カバー33の偏心孔331から出て、回転体3はロックが解かれた状態になる。そこで回転体3を回転させて弾性体35を捻り、二個の挟持体31を槽孔11で回転し、停止桿12を抜き、ロック桿1上の停止桿12をハンドルAの周辺縁上(図5参照)に掛合した後、回転体3を反対方向に回転して定位させる。もしくは本実施例中では回転体3を開くと、弾性体35が回転体3を復位し、二本の挟持体31が停止桿12箇所で停止し、鍵(図未提示)を緩めると、ロック芯2のロック栓2が弾性部品221によって復位する。またロック栓カバー33の偏心孔331まで伸ばし、ロック栓カバー33及び回転体3を停止させ、鍵を抜くと鍵がかかる。
この時、ハンドルAの補強凸は、二本の挟持体31の間で嵌合されているため、左右横向きに動かず、また上下縦方向にも動かない。そのため、このハンドルAは完全にロック桿1によってロックされ、任意に回転できないため、盗難防止効果を具える。
ロックを外す時は、鍵でロック芯2を回転させるだけで、ロック芯2のロック栓22によって回転体3を閉じないようにし、回転体3を再度回すと、二本の挟持体31が動いて槽孔11内で回転し、停止桿12を外す。ハンドルAの補強凸Bに二本の挟持体31が嵌合されなくなるので、ハンドルA周辺縁上に横向きに設置された停止桿12を取り外す。ロック桿1がハンドルAから外れると、簡単にロックが解かれる。
図6に示すように本考案の第二実施例によるハンドルロック器具のロック構造は、ロック桿1A、ロック芯2A、回転体3Aを含む。ロック桿1Aには槽孔11Aが成形され、且つ槽孔11A外側には停止桿12Aが設置される。ロック桿1Aには別に先端蓋13Aが設置され、ロック桿1A内側には嵌合管14Aが成形される。またロック桿1A一端付近には筒体17Aが設置され、そこにロック芯2Aが設置される。このロック芯2Aは連動塊21A、ロック栓22Aを含み、且つロック芯2Aは連動塊21Aによってロック栓22Aが動く。ロック栓22Aには別に弾性部品221Aが設置されて常態時出ている。またロック栓22Aには掛合槽222Aが設置され、回転体3Aを停止させたり、停止を解除したりする。尚、本実施例中、回転体3Aはロック栓22A及びその掛合槽222Aに対応して滑動槽34Aに設置する。またロック栓22Aを回転し、掛合槽222Aが回転体3Aの滑動槽34Aを引き入れ、ロック栓22Aが滑動槽34Aに於いて滑動移動したり、停止を解除したりする。ロック栓22Aが回転し、掛合槽222Aが向きを変えると、ロック栓22Aは滑動槽22Aないで掛合し、回転体3Aによって掛合される。
回転体3Aには、挟持体台36A及びそのネジ孔361Aが設置され、槽孔11A位置に対応して挟持体31Aを設置し、槽孔11Aに差し込む。この回転体3Aは、槽孔11A内で回転し、且つ回転体3Aには弾性体35Aも設置される。この弾性体35A一端には回転体3Aの挟持体台36Aが固定され、弾性体35A別一端はロック桿1Aの嵌合管14Aに固定され、回転体3が自動復位する。
本考案の第一実施例によるハンドルロック器具のロック構造を示す分解図である。 本考案の第一実施例によるハンドルロック器具のロック構造を示す立体図である。 本考案の第一実施例によるハンドルロック器具のロック構造の局部断面(閉鎖)を示す図である。 本考案の第一実施例によるハンドルロック器具のロック構造の開放状態を示す図である。 本考案の第一実施例によるハンドルロック器具のロック構造の使用状態を示す図である。 本考案の第二実施例によるハンドルロック器具のロック構造を示す分解図である。
符号の説明
1 ロック桿、2 ロック芯、3 回転体、11 槽孔、12 停止桿、13 先端蓋、14 嵌合管、15 固定ピン、16 固定ピン、21 連動塊、22 ロック栓、31 挟持体、32 ロック芯台、33 ロック栓カバー、34 滑動槽、35 弾性体、36 挟持体台、37 穿孔、221 弾性部品、311 ネジ紋、321 柱孔、322 凸ピン、331 偏心孔、332 溝槽、341 滑動溝、361 ネジ孔、A ハンドル、B 補強凸、1A ロック桿、2A ロック芯、3A 回転体、11A 槽孔、12A 停止桿、13A 嵌合管、17A 筒体、21A 連動塊、22A ロック栓、31A 挟持体、34A 滑動槽、35A 弾性体、36A 挟持体台、221A 弾性部品、222A 掛合槽、361A ネジ孔

Claims (6)

  1. ロック桿横方向にロック芯が設置され、ロック桿には別に槽孔が設置され、槽孔外側には停止桿が設置され、ロック桿一端の内側に回転体が設置され、回転体の槽孔に対応する位置には挟持体が凸設され、槽孔から取り出し可能であり、回転体は挟持体に連動して槽孔内で回転するハンドルロック器具のロック構造であって、
    ロック芯は連動塊、ロック栓を備え、ロック芯は連動塊によってロック栓を動かし、回転体を停止させたり、停止を解除したりすることを特徴とするハンドルロック器具のロック構造。
  2. 前記回転体には、ロック栓に対応して偏心孔を設置し、ロック栓によって移動して回転体の偏心孔に出入することを特徴とする請求項1記載のハンドルロック器具のロック構造。
  3. 前記回転体は、内部にロック芯台、ロック栓カバーを有し、ロック芯台は回転体に相対して枢設され、ロック栓カバーは回転体に固定され、ロック芯台にロック芯及び連動塊、ロック栓が納置されて対応し、ロック栓は横向きであり、ロック芯台に偏心納置され、ロック栓カバーは偏心孔に対応して設置され、そこにロック栓が入って出入可能であり、回転体はロック芯に対応して滑動槽が設置され、底にロック芯が入って滑動回転することを特徴とする請求項1記載のハンドルロック器具のロック構造。
  4. 前記回転体は、弾性体を設置し、回転体が自動復位することを特徴とする請求項1記載のハンドルロック器具のロック構造。
  5. 前記回転体は、挟持体台を設置し、挟持体台は槽孔位置に対応して挟持体を凸設し、槽孔から出すことを特徴とする請求項1記載のハンドルロック器具のロック構造。
  6. 前記ロック栓は、掛合槽を設置して回転体を停止し、回転体はロック栓及び掛合槽に対応して滑動槽を設置し、ロック栓が回転することによって掛合槽が回転体の滑動槽に入り、ロック栓が滑動槽で滑動したり、停止を解除し、ロック栓で回転し、掛合槽を回転させ、ロック栓が滑動槽内に掛合され、回転体が停止されることを特徴とする請求項1記載のハンドルロック器具のロック構造。
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