JP4187171B2 - 扉開閉用ハンドルの掛金装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、従来の安全脱出機構が付設された掛金装置は、構造的に複雑であり、構成部品点数が多いので製作加工コストが嵩むものであった。
ケース本体2の背面に固着したバックプレート10とケース本体2との間にストッパープレート11をフックレバー4の長さ方向に沿って摺動可能に収容し、ベース部材4Aの基端部背面に形成した第1の位置決め突起12が係脱する第1の制止突起13をストッパープレート11の基端部正面に形成し、フック部材4Bの基端部背面に形成した第2の位置決め突起14が係脱する第2の制止突起15をストッパープレート11の中間部正面に形成し、扉1の後面側から前方に向かって押される安全押棒16の受孔17を、扉開閉用ハンドル7が対面するケース本体2のエプロン部18に形成し、
ロックレバー4のベース部材4Aがケース本体の正面割溝部3内に倒伏し、フック部材4Bがベース部材4Aの長さ方向に沿って延在し、ベース部材4Aの第1の位置決め突起12がストッパープレート11の第1の制止突起13に係合し、フック部材4Bの第2の位置決め突起14がストッパープレート11の第2の制止突起15に係合した施錠位置において、ベース部材4Aの第1の位置決め突起12とストッパープレート11の第1の制止突起13との係合長さが、フック部材4Bの第2の位置決め突起14とストッパープレート11の第2の制止突起15との係合長さよりも長く設定されており、
正面割溝部3に近接させてケース本体2に埋設した錠前ユニット21のロータ22に駆動カム23を連動装備し、ストッパープレート11に駆動カム23と対面する受動カム部24を設け、ロータ22の回転によって駆動カム23で受動カム部24を押すことによって、フック部材4Bの第2の位置決め突起14とストッパープレート11の第2の制止突起15との係合長さ分だけストッパープレート11を第2のバネ部材19の付勢に抗して後退摺動させる一方、安全押棒16の先端でストパープレート11の先端カム面部20を押すことによって、ベース部材4Aの第1の位置決め突起12とストッパープレート11の第1の制止突起13との係合長さ分だけストッパープレート11を後退摺動させるようにしたものである。
扉1を閉鎖して前記ロックカムを前記カムキーパーに係合させた後、扉開閉用ハンドル7は基端部の水平枢軸ピン31を中心に下向きに回転させられ、ケース本体2のエプロン部18に沿ってフックレバー4の背面側に挿入される。この挿入の終端において、扉開閉用ハンドル7の側面7aがフック部材4Bの横断溝部8の溝壁面8aを押すことによって、フック部材4Bはベース部材4Aと一直線上に整列するように第2の水平枢軸6を中心に回転して、基端部から中間部までがケース本体2の正面割溝部3内に収納されることになり、図1及び図4に示したように扉開閉用ハンドル7は前記横断溝部8に深く係合することによって掛金装置に拘束される。
この起立回転の途中において、フック部材9の付勢方向は、ベース部材4Aとフック部材4Bの間の作用力点の位置の変化に対応して反転し、図9に示したように起立方向への回転付勢となるため、フックレバー4Bから指先を離してもフック部材4Bは斜めに起立した状態を保持する。そのため、扉開閉用ハンドル7は、フック部材4Bの先端フック部と干渉することなく、ケース本体2のエプロン部18に沿って掛金装置から引き出され、扉1の開放操作に使用される。
この押動操作によってストッパープレート11がバックプレート10に沿って第2のバネ部材19の付勢に抗して所定ストロークだけ下向きに後退摺動させられるため、図10に示したように最初にフック部材4Bの第2の位置決め突起14とストッパープレート11の第2の制止突起15との係合が解除され、引き続いてベース部材4Aの第1の位置決め突起12とストッパープレート11の第1の制止突起13との係合が解除される。
第2の水平枢軸6を中心にしてフック部材4Bがベース部材4Aに対して回転し、第1の水平枢軸5を中心にしてベース部材4Aがベース本体2に対して回転することによって、フックレバー4はベース本体2の正面割溝部3から大きく突出回転し、安全押棒16に押された扉開閉用ハンドル7はフック部材4Bの背面部に当接しながら、ベース本体2のエプロン部18から離間するように移動する。
たとえば、図8に示したように固定ピン35が前記作用反転基準線の前側にあるときは、フック部材4Bは第2の水平枢軸6を中心として反時計周り方向に回転付勢され、横断溝部8内に扉開閉用ハンドル7を拘束保持している。
バックプレート10はベース本体2の背面凹部42に嵌合され、ビス43によってベース本体2に固着されている。バックプレート10の前面側に形成された立ち上がり部44は第1の水平枢軸5の押さえ部材を構成しており、ビス45によってベース本体2に固着されれている。ベース本体2はエプロン部18の二個の透孔46と、主体部中央の透孔47をそれぞれ通るボルト48によって扉1に固着される。錠前ユニット21としては公知のシリンダー錠が使用されているが、錠機構の種別は限定されない。
ストッパープレート11の摺動が駆動カム23によって干渉されないように、前記切欠部52の上部には若干幅狭の逃げ溝部59が形成されている。ストッパープレート11は、ベース本体2のガイド用溝部60に嵌合されている。
2 ケース本体
3 正面割溝部
4 フックレバー
4A フックレバーのベース部材
4B フックレバーのフック部材
5 第1の水平枢軸
6 第2の水平枢軸
7 扉開閉用ハンドル
7a 扉開閉用ハンドルの側面
8 フック部材の横断溝部
8a 横断溝部の溝壁面
9 第1のバネ部材
10 バックプレート
11 ストッパープレート
12 第1の位置決め突起
13 第1の制止突起
14 第2の位置決め突起
15 第2の制止突起
16 安全押棒
17 受孔
18 ベース本体のエプロン部
19 第2のバネ部材
20 ストッパープレートの先端カム面部
21 錠前ユニット
22 ロータ
23 駆動カム
24 受動カム部
25 第1の平坦面
26 第2の平坦面
27 デテント部材
28 第3のバネ部材
29 円弧面
30 ロックシャフト
31 水平枢軸ピン
32 鍵孔
33 扉の貫通孔
34 バネ受け凹部
35 固定ピン
36 バネガイド
36a バネガイドの先端溝部
37 フック部材の先端フック部
38 第1の規制溝
39 第1の規制突起
40 第2の規制溝
41 第2の規制突起
42 ベース本体の背面凹部
43 ビス
44 バックプレートの立ち上がり部
45 ビス4
46 エプロン部の透孔
47 主体部中央の透孔
48 ボルト
49 バックプレートのガイドピン
50 逃げ用スロット
51 取付筒部
52 ストッパープレートの切欠部
53 第2のバネ部材の収容孔
54 切欠部の上部内面
55 受溝
56 ロータの小判型断面部分
57 第1の平面部
58 第2の平面部
59 逃げ溝部
60 ベース本体のガイド用溝部
Claims (2)
- 扉1に固着されるケース本体2の正面割溝部3に嵌め入れたフックレバー4をベース部材4Aとフック部材4Bとに分割して構成し、ベース部材4Aの基端部を第1の水平枢軸5によってケース本体2に起伏自在に枢着し、フック部材4Bの基端部を第2の水平枢軸6によってベース部材4Aの先端部に相対回転可能に枢着し、フック部材4Bの先端部背面に扉開閉用ハンドル7が係脱する横断溝部8を形成し、ベース部材4Aとフック部材4Bの間に作用力点の位置に対応してフック部材4Bを倒伏方向または起立方向に回転付勢する第1のバネ部材9を設け、
ケース本体2の背面に固着したバックプレート10とケース本体2との間にストッパープレート11をフックレバー4の長さ方向に沿って摺動可能に収容し、ベース部材4Aの基端部背面に形成した第1の位置決め突起12が係脱する第1の制止突起13をストッパープレート11の基端部正面に形成し、フック部材4Bの基端部背面に形成した第2の位置決め突起14が係脱する第2の制止突起15をストッパープレート11の中間部正面に形成し、扉1の後面側から前方に向かって押される安全押棒16の受孔17を、扉開閉用ハンドル7が対面するケース本体2のエプロン部18に形成し、
ロックレバー4のベース部材4Aがケース本体の正面割溝部3内に倒伏し、フック部材4Bがベース部材4Aの長さ方向に沿って延在し、ベース部材4Aの第1の位置決め突起12がストッパープレート11の第1の制止突起13に係合し、フック部材4Bの第2の位置決め突起14がストッパープレート11の第2の制止突起15に係合した施錠位置において、ベース部材4Aの第1の位置決め突起12とストッパープレート11の第1の制止突起13との係合長さが、フック部材4Bの第2の位置決め突起14とストッパープレート11の第2の制止突起15との係合長さよりも長く設定されており、
正面割溝部3に近接させてケース本体2に埋設した錠前ユニット21のロータ22に駆動カム23を連動装備し、ストッパープレート11に駆動カム23と対面する受動カム部24を設け、ロータ22の回転によって駆動カム23で受動カム部24を押すことによって、フック部材4Bの第2の位置決め突起14とストッパープレート11の第2の制止突起15との係合長さ分だけストッパープレート11を第2のバネ部材19の付勢に抗して後退摺動させる一方、安全押棒16の先端でストパープレート11の先端カム面部20を押すことによって、ベース部材4Aの第1の位置決め突起12とストッパープレート11の第1の制止突起13との係合長さ分だけストッパープレート11を後退摺動させるようにした扉開閉用ハンドルの掛金装置。 - ロックレバー4のベース部材4Aがケース本体2の正面割溝部3内に収納されているとき、ベース部材4Aの基端部の第1の平坦面25に当接してベース部材4Aを倒伏状態に保持する一方、安全押棒16の突き押し操作によってベース部材4Aが正面割溝部3外に起立したとき、ベース部材4Aの基端部の第2の平坦面26に当接してベース部材4Aを起立状態に保持するデテント部材27をバックプレート10に装備し、第3のバネ部材28によってデテント部材27をベース部材4Aの基端部に向かって移動付勢し、第1の平坦面25と第2の平坦面26の間を、第1の水平枢軸5を中心とする円弧面29で連絡してなることを特徴とする請求項1に記載の扉開閉用ハンドルの掛金装置。
Priority Applications (1)
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JP2005341264A JP4187171B2 (ja) | 2005-11-25 | 2005-11-25 | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 |
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JP2005341264A JP4187171B2 (ja) | 2005-11-25 | 2005-11-25 | 扉開閉用ハンドルの掛金装置 |
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