JP2009215709A - 扉開閉装置及び自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】十分なロック強度を有する扉開閉装置及び自動販売機を提供する。
【解決手段】ケース31に回動可能に支持される施錠・開錠開始作動レバー32と第1のロックレバー33と第2のロックレバー34とを備えた。施錠・開錠開始作動レバー32は、フック12と当接し回動されて開錠状態の第1のロックレバー33との係合を離脱し、また、開扉時に前記フック12がケース31内より退出すると、第1の捩りばね35により付勢され回動されて、開錠状態に位置する第1のロックレバー33に係合しロックする。第2のロックレバー34は、施錠・開錠開始作動レバー32がフック12と当接し回動されると、第2の捩りばね36の付勢により回動されて、第1ロックピン33bを施錠状態となる位置まで押動して係合ロックし、また施錠状態よりケース31外の操作棹25の操作により第2の捩りばね36の付勢に抗して回動されると、第1のロックレバー33を開錠位置へ回動復帰させる。
【選択図】図2
【解決手段】ケース31に回動可能に支持される施錠・開錠開始作動レバー32と第1のロックレバー33と第2のロックレバー34とを備えた。施錠・開錠開始作動レバー32は、フック12と当接し回動されて開錠状態の第1のロックレバー33との係合を離脱し、また、開扉時に前記フック12がケース31内より退出すると、第1の捩りばね35により付勢され回動されて、開錠状態に位置する第1のロックレバー33に係合しロックする。第2のロックレバー34は、施錠・開錠開始作動レバー32がフック12と当接し回動されると、第2の捩りばね36の付勢により回動されて、第1ロックピン33bを施錠状態となる位置まで押動して係合ロックし、また施錠状態よりケース31外の操作棹25の操作により第2の捩りばね36の付勢に抗して回動されると、第1のロックレバー33を開錠位置へ回動復帰させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動販売機等の扉の複数位置に設けられ、別に設けられる錠前装置を操作して扉に設けられる操作棹を昇降し、この操作棹の昇降に連携して開閉される扉開閉装置及び該扉開閉装置を備える自動販売機に関するものである。
自動販売機等の扉を簡単に開けることができないようにするため、扉に設けられるこの種の扉開閉装置として、例えば、特許文献1の扉開閉装置が提案されている。ここに開示されている扉開閉装置は、シリンダ錠を回動して操作軸に昇降し、第1ロック装置及び扉開閉装置をそれぞれ扉の上部と下部に設けて、容器本体に設けるストライカとフックとの間で係合ロック及びロック解除を行うようになっている。
しかしながら、特許文献1の扉開閉装置は、ロック強度が低いといった課題がある上に、第1ロック装置と扉開閉装置をそれぞれ2個設けるので、低コスト化が難しいといった問題点があった。
本発明は、十分なロック強度を有し、自動販売機等の扉を簡単に開けることができないようにすることができる扉開閉装置及び自動販売機を提供することを課題としている。
本発明に係る扉開閉装置は、容器本体に備えられるフックに対向して扉の開閉側端に備えられ、かつ該扉に備えられる操作棹の昇降操作により前記フックとの間で施錠・開錠を行う扉開閉装置であって、ケースと、前記ケースに回動可能に支持され該ケース内に突入する前記フックにより回動される施錠・開錠開始作動レバーと、前記ケースに回動可能に支持され開錠位置より施錠位置に回動して前記フックの係合用溝に係合ロックする第1のロックレバーと、前記ケースに回動可能に支持され前記第1のロックレバーと係合すると共に前記操作棹と係合し該第1のロックレバーを施錠位置と開錠位置に移動する第2のロックレバーとを備え、前記施錠・開錠開始作動レバーは、閉扉時に前記フックが前記ケース内より突入すると、前記フックと当接し回動されて開錠状態の第1のロックレバーとの係合を離脱し、また、開扉時に前記フックが前記ケース内より退出すると、第1の捩りばねにより付勢され回動されて、開錠状態に位置する前記第1のロックレバーに係合しロックする構成であり、前記第2のロックレバーは、前記施錠・開錠開始作動レバーが前記フックと当接し回動されると、第2の捩りばねの付勢により回動されて、前記第1ロックピンを施錠状態となる位置まで押動して係合ロックし、また該施錠状態より前記ケース外の操作棒の操作により前記第2の捩りばねの付勢に抗して回動されると、前記第1のロックレバーを開錠位置へ回動復帰させる構成であることを特徴とする。
この発明によれば、開扉状態では、第1のロックレバーが、第2のロックレバーにより開錠位置に回動されると共に、施錠・開錠開始作動レバーにより係合ロックされる。閉扉してフックがケース内より突入すると、施錠・開錠開始作動レバーが、フックと当接し回動され第1のロックレバーとの係合を離脱する。すると、第2のロックレバーは、第2の捩りばねの付勢と操作棹の重力作用により回動され第1ロックレバーを施錠方向に回動し、該第1のロックレバーがフックを係合ロックし、第2のロックレバーが第1のロックレバーの施錠状態をロックする。閉扉状態でシリンダ錠において開錠操作を行わないで扉を開こうとすると、条件によっては、第1のロックレバーを開錠方向に回動させる力が作用する。しかし、第2の捩りばねの付勢により第2のロックレバーが第1のロックレバーの背面への係合を維持されるので、第1のロックレバーによるフックに対する施錠が維持される。閉扉状態で、シリンダ錠に鍵を挿入し開錠方向に回して操作棹を上昇させると、第2のロックレバーが開扉方向に回動し、第2のロックレバーが第1のロックレバーを開扉方向に回動してフックに対して開錠する。このため、フックがケースから抜け出ることができるので開扉することができる。フックがケースから抜け出ると、施錠・開錠開始作動レバーが第1のロックレバーを係合ロックするので、開錠状態が保持される。
また、本発明に係る扉開閉装置は、前記第1のロックレバーが閉扉位置にあるときに、前記第1のロックレバーと前記第2のロックレバーとの係合接触点と前記第1のロックレバーの回動中心とを結ぶ辺と、前記係合接触点と前記第2のロックレバーの回動中心とを結ぶ辺とのなす角が略90度であるように構成されたことを特徴とする。
この発明によれば、第1のロックレバーから第2のロックレバーに向かって開錠方向に回動させる力が作用しても、第2のロックレバーには、作用点から該第2のロックレバーの回動中心に向かう力が作用し、開錠位置へ回動されるモーメント作用となる分力が生起しない。このため、閉扉状態で開錠操作をしないで扉を開く力を不正に作用させて、ケースからフックを引き抜く力を第1のロックレバーを開錠方向に回動させる力に変換させたとしても、第2のロックレバーには、開錠位置へ回動されるモーメントを生起しないから十分なロック機能を有する。
また、本発明に係る自動販売機は、上述の扉開閉装置を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、扉開閉装置が十分なロック強度を有するので、この扉開閉装置を自動販売機の扉の上下に2個設けることで扉を簡単に開けることができないようにすることができる。
本発明によれば、十分なロック強度を有し自動販売機等の扉を簡単に開けることができないようにすることができる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
〔発明の実施の形態1〕
本発明の実施の形態1に係る扉開閉装置を図1〜図5を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態1に係る扉開閉装置を図1〜図5を参照しながら説明する。
この実施形態の扉開閉装置は、例えば、図1に示す自動販売機100に用いられる。この自動販売機100は、容器本体10と、扉20とを有する。扉20は、容器本体10の片側にヒンジ(図示しない)を介して連結され片開き可能である。扉20には、開口側端の内部の上下配置に本発明に係る扉開閉装置30、30を備え、中間位置にシリンダ錠41を有する錠前装置40を備えている。容器本体10には、扉開閉装置30、30に対向してフック12、12を備えている。
以下、扉開閉装置30について詳述する。
図2に示すように、扉開閉装置30は、容器本体10の開閉側端11に備えられるフック12に対向して扉20の開閉側端21に備えられ、操作棹25により往復動されて前記フック12との間で施錠・開錠を行う。
図2に示すように、扉開閉装置30は、容器本体10の開閉側端11に備えられるフック12に対向して扉20の開閉側端21に備えられ、操作棹25により往復動されて前記フック12との間で施錠・開錠を行う。
扉開閉装置30は、容器本体10の開閉側端11に備えられるフック12に対応して扉20の開閉側端に固定されるケース31と、前記ケース31に回動可能に支持され該ケース31に設けられた開口31fを通して該ケース31内に突入する前記フック12により回動される施錠・開錠開始作動レバー32と、前記ケース31に回動可能に支持され開錠位置より施錠位置に回動して前記フック12の係合用溝12bに係合ロックする第1のロックレバー33と、前記第1のロックレバー33の後方に位置して前記ケース31に回動可能に支持され前記第1のロックレバー33と係合すると共に前記操作棹25と係合し該第1のロックレバー33を施錠位置と開錠位置に移動する第2のロックレバー34とを備えてなる。
ケース31は、外側ケース31aと内側ケース31bとを組みつけてなる。外側ケース31aと内側ケース31bは、ボックス空間31cを形成している。ケース31は、外側ケース31aと内側ケース31bの上部と下部に形成されたL形部分同士を重ねられて、扉20へ固定するためのフランジ31d、31eを備えている。ケース31は、このフランジ31d、31eを扉20の裏面に溶接により固定するブラケット(図示しない)に着座させてボルト(図示しない)により固定される。
施錠・開錠開始作動レバー32は、ケース31に両端支持されるピン軸37により回動可能に支持されていて、ケース31内に突入するフック12の先端12aと当接する対フック当接部32aと、第1のロックレバー33に係脱する対ロックレバー係合部32bとを有する。
施錠・開錠開始作動レバー32は、第1の捩りばね35により付勢され、第1のロックレバー33がフック12に対してロック解除するように、対ロックレバー係合部32bで第1のロックレバー33をロックする役目を果たす。
施錠・開錠開始作動レバー32は、第1の捩りばね35により付勢され、第1のロックレバー33がフック12に対してロック解除するように、対ロックレバー係合部32bで第1のロックレバー33をロックする役目を果たす。
第1のロックレバー33は、ケース31に両端支持されるピン軸37が通っていて該ピン軸37により回動可能に支持されるボス(符合付けず)に溶接された2枚の第1回動板部33aと、該2枚の第1回動板部33aの揺動側位置に貫通して設けられた第1ロックピン33bと、第2ロックレバー34に寄った端縁より回動中心に開かれているカム溝33cとを有してなる。
2枚の第1回動板部33aは、ケース31内に突入するフック12を挟むように位置する。第1のロックレバー33は、第1ロックピン33bを、ケース31内に突入するフック12の係合溝12bに侵入し係合させて施錠状態になり、また係合溝12bから離脱させて開錠状態になる。
第1のロックレバー33は、施錠状態のときに、2枚の第1回動板部33aの下面を、ケース31内に突入するフック12によって奥まった位置へ回動された施錠・開錠開始作動レバー32の対ロックレバー係合部32bに係合させる。
2枚の第1回動板部33aは、ケース31内に突入するフック12を挟むように位置する。第1のロックレバー33は、第1ロックピン33bを、ケース31内に突入するフック12の係合溝12bに侵入し係合させて施錠状態になり、また係合溝12bから離脱させて開錠状態になる。
第1のロックレバー33は、施錠状態のときに、2枚の第1回動板部33aの下面を、ケース31内に突入するフック12によって奥まった位置へ回動された施錠・開錠開始作動レバー32の対ロックレバー係合部32bに係合させる。
第2のロックレバー34は、ケース31に両端支持されるピン軸48が通っていて該ピン軸48により回動可能に支持されるボス(符合付けず)に溶接された2枚の第2回動板部34aと、前記2枚の第2回動板部34aの前記第1のロックレバー33に寄った位置に貫通して溶接された第2ロックピン34bと、前記2枚の第2回動板部34aに貫通して溶接された開錠操作ピン34cとを有してなる。第2回動板部34aの一側縁34dは、施錠状態に位置するときにケース31の内面に当接する。2枚の第2回動板部34aは、2枚の第1回動板部33aの内側に近接している。
第2のロックレバー34は、第2ロックピン33bを、第1のロックレバー33に形成されたカム溝33cに侵入しスライド係合させて、第1のロックレバー33を回動させるように構成されている。さらに第2のロックレバー34は、開錠操作ピン34cを、ケース31に開けられた円弧状スリット31gを通してケース31外へ突出し、ケース31に近接して設けられた操作棹25の横長のスリットに係合されている。第2のロックレバー34は、錠前装置40に鍵を挿し込んで回し操作棹25を昇降することにより開錠操作ピン34cを移動されて回動される。
第2のロックレバー34は、第2の捩りばね36により付勢され、前記施錠・開錠開始作動レバー32の対ロックレバー係合部32bが前記第1のロックレバー33から離脱した状態のときに、前記第1のロックレバー33の第1ロックピン33bが開錠状態の位置から前記ケース31内へ突入するフック12の係合溝12bに係合し閉錠状態となる位置へ、第2ロックピン34bとカム溝33cとのスライド係合を介して該第1のロックレバー33を押動する構成である。第2の捩りばね36は、ばね係止板34eとケース31の上面との間を突っ張って付勢力を生起している。
そして、図5に示すように、第1のロックレバー33が閉扉位置にあるときに、第1のロックレバー33と第2のロックレバー34との係合接触点と第1のロックレバーの回動中心とを結ぶ辺と、前記係合接触点と第2のロックレバー34の回動中心とを結ぶ辺とのなす角が略90度であるように構成されている。
施錠・開錠機能について説明する。
この実施の形態によれば、図5に示す開扉状態では、図1に示す操作棹25が上昇しており、操作棹25により、図5に示すように、開錠操作ピン34cが引き上げられ、第2のロックレバー34が第1のロックレバー33を開扉位置に回動させ、施錠・開錠開始作動レバー32の対ロックレバー係合部32bが第1の捩りばね35の付勢により回動されて開扉位置の第1のロックレバー33に対ロックレバー係合部32b係合ロックする。このため、第2のロックレバー34には施錠方向に操作棹25の重量と第2の捩りばね36の付勢力が作用するが、第1のロックレバー33と第2のロックレバー34は施錠・開錠開始作動レバー32により開錠位置に保持され施錠方向に回動不能である。施錠・開錠開始作動レバー32の対フック当接部32aがフック12が再び当接可能な斜めに垂下した状態になる。
この実施の形態によれば、図5に示す開扉状態では、図1に示す操作棹25が上昇しており、操作棹25により、図5に示すように、開錠操作ピン34cが引き上げられ、第2のロックレバー34が第1のロックレバー33を開扉位置に回動させ、施錠・開錠開始作動レバー32の対ロックレバー係合部32bが第1の捩りばね35の付勢により回動されて開扉位置の第1のロックレバー33に対ロックレバー係合部32b係合ロックする。このため、第2のロックレバー34には施錠方向に操作棹25の重量と第2の捩りばね36の付勢力が作用するが、第1のロックレバー33と第2のロックレバー34は施錠・開錠開始作動レバー32により開錠位置に保持され施錠方向に回動不能である。施錠・開錠開始作動レバー32の対フック当接部32aがフック12が再び当接可能な斜めに垂下した状態になる。
この開扉状態から閉扉させると、図4に示すように、フック12がケース31内より突入する。このため、施錠・開錠開始作動レバー32の対フック当接部32aが、フック12と当接し第2の捩りばね36の付勢に抗して回動される。このため、該施錠・開錠開始作動レバー32の対ロックレバー係合部32bは、開錠状態の第1のロックレバー33との係合を離脱する。すると、第2のロックレバー34は、第2の捩りばね36の付勢により回動されて、第2ロックピン33bとカム溝33cとの係合を介して、第1ロックピン33bを施錠状態となる位置まで押動する。これにより、第1のロックレバー33は、第1ロックピン33bによりフック12の係合用溝12aに係合ロックする。そして、第2のロックレバー34は、第2ロックピン34bとカム溝33cとのスライド係合を介して施錠状態に位置する第1のロックレバー33の背面に係合ロックして施錠位置にロックする。
この閉扉状態(図2に示す状態)で錠前装置40のシリンダ錠に鍵を挿し込んで開錠操作を行うことをしないで扉を開こうとすると、フック12にはケース31から引き抜こうとする力が作用する。この力は、自動販売機100を揺らしたり、その他の行為などにもたらされる条件によっては、第1のロックレバー33を開錠方向に回動させる力に変換される。しかし、第2ロックピン34bとカム溝33cとのスライド係合を介して第1のロックレバー33と第2のロックレバー34が係合し、これに加えて、第2の捩りばね36の付勢により第2のロックレバー34が第1のロックレバー33の背面への係合を維持されるので、第1のロックレバー33によるフック12に対する施錠が維持される。
そしてこのとき、第1のロックレバー33と第2のロックレバー34との係合接触点と第1のロックレバーの回動中心とを結ぶ辺と、前記係合接触点と第2のロックレバー34の回動中心とを結ぶ辺とのなす角が略90度であるので(図2参照)、第1のロックレバー33から第2のロックレバー34に向かって開錠方向に回動させる力が作用しても、第2のロックレバー34には、作用点から該第2のロックレバー34の回動中心に向かう力が作用し、開錠位置へ回動されるモーメント作用となる分力が生起しない。このため、閉扉状態で開錠操作をしないで扉20を開く力を不正に作用させて、ケース31からフック12を引き抜く力を第1のロックレバー33を開錠方向に回動させる力に変換させたとしても、第2のロックレバー34には、開錠位置へ回動されるモーメントを生起しないから十分なロック機能を有する。
そしてこの閉扉状態で、図1に示す錠前装置40のシリンダ錠41に鍵を挿入し開錠方向に回して操作棹25を上昇させると、図5に示すように、開錠操作ピン34cが引き上げられ、第2のロックレバー34が第2の捩りばね36の付勢に抗して開扉方向に回動し、第2ロックピン34bとカム溝33cとのスライド係合を介して第2のロックレバー34が第1のロックレバー33を開扉方向に回動して第1ロックピン33bがフック12の係合溝12bから離脱し開錠する。このため、フック12がケース31から抜け出ることができるので開扉することができる。フック12がケース31から抜け出ると、施錠・開錠開始作動レバー32の対ロックレバー係合部32bが第1のロックレバー33を係合ロックするので、開錠状態が保持される。
上述してきた扉開閉装置30を備えた自動販売機100は、図2に示す閉扉状態において、錠前装置40を開錠することにより操作棹25を上昇させると、図5に示す扉開閉装置30、30が開錠状態になり、開扉させることができる。反対に、図5に示す開扉状態から図4に示す閉扉状態にすると、図2に示す施錠状態になる。
なお、本発明は、上記一実施形態に限られるものではなく、その趣旨と技術思想の範囲を逸脱しない範囲でさらに種々の変形が可能である。上記実施の形態では、自動販売機の扉の扉開閉装置に適用したが、他の扉にも適用できる。
10 容器本体
12 フック
12b 係合用溝
20 扉
21 開閉側端
25 操作棹
30 扉開閉装置
31 ケース
32 施錠・開錠開始作動レバー
33 第1のロックレバー
33 第2のロックレバー
35 第1の捩りばね35
36 第2の捩りばね
12 フック
12b 係合用溝
20 扉
21 開閉側端
25 操作棹
30 扉開閉装置
31 ケース
32 施錠・開錠開始作動レバー
33 第1のロックレバー
33 第2のロックレバー
35 第1の捩りばね35
36 第2の捩りばね
Claims (3)
- 容器本体に備えられるフックに対向して扉の開閉側端に備えられ、かつ該扉に備えられる操作棹の昇降操作により前記フックとの間で施錠・開錠を行う扉開閉装置であって、
ケースと、
前記ケースに回動可能に支持され該ケース内に突入する前記フックにより回動される施錠・開錠開始作動レバーと、
前記ケースに回動可能に支持され開錠位置より施錠位置に回動して前記フックの係合用溝に係合ロックする第1のロックレバーと、
前記ケースに回動可能に支持され前記第1のロックレバーと係合すると共に前記操作棹と係合し該第1のロックレバーを施錠位置と開錠位置に移動する第2のロックレバーと、を備え、
前記施錠・開錠開始作動レバーは、閉扉時に前記フックが前記ケース内より突入すると、前記フックと当接し回動されて開錠状態の第1のロックレバーとの係合を離脱し、また、開扉時に前記フックが前記ケース内より退出すると、第1の捩りばねにより付勢され回動されて、開錠状態に位置する前記第1のロックレバーに係合しロックする構成であり、
前記第2のロックレバーは、前記施錠・開錠開始作動レバーが前記フックと当接し回動されると、第2の捩りばねの付勢により回動されて、前記第1ロックピンを施錠状態となる位置まで押動して係合ロックし、また該施錠状態より前記ケース外の操作棒の操作により前記第2の捩りばねの付勢に抗して回動されると、前記第1のロックレバーを開錠位置へ回動復帰させる構成であることを特徴とする、
扉開閉装置。 - 前記第1のロックレバーが閉扉位置にあるときに、前記第1のロックレバーと前記第2のロックレバーとの係合接触点と前記第1のロックレバーの回動中心とを結ぶ辺と、前記係合接触点と前記第2のロックレバーの回動中心とを結ぶ辺と、のなす角が略90度であるように構成されたことを特徴とする、
請求項1に記載の扉開閉装置。 - 請求項1または2に記載の扉開閉装置を備えたことを特徴とする自動販売機。
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JP2008057137A JP2009215709A (ja) | 2008-03-07 | 2008-03-07 | 扉開閉装置及び自動販売機 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010045440A1 (de) | 2009-09-17 | 2011-04-14 | Tsubakimoto Chain Co., Nakanoshima | Zahnkette |
CN106088878A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-11-09 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 一种自动存取款机前面板锁定装置及自动存取款机 |
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2008
- 2008-03-07 JP JP2008057137A patent/JP2009215709A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010045440A1 (de) | 2009-09-17 | 2011-04-14 | Tsubakimoto Chain Co., Nakanoshima | Zahnkette |
CN106088878A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-11-09 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 一种自动存取款机前面板锁定装置及自动存取款机 |
CN106088878B (zh) * | 2016-08-16 | 2018-01-02 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 一种自动存取款机前面板锁定装置及自动存取款机 |
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