JP2001241250A - パチン錠 - Google Patents

パチン錠

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JP2001241250A
JP2001241250A JP2000053595A JP2000053595A JP2001241250A JP 2001241250 A JP2001241250 A JP 2001241250A JP 2000053595 A JP2000053595 A JP 2000053595A JP 2000053595 A JP2000053595 A JP 2000053595A JP 2001241250 A JP2001241250 A JP 2001241250A
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JP
Japan
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lever
opening
locking
pedestal
snap
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JP2000053595A
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English (en)
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Masateru Yamaguchi
正輝 山口
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C & C Products Kk
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C & C Products Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば、トランクやバッグなどの
筐体の蓋止め部材として使用されるパチン錠に関し、衝
撃により安易にロック解除されないようにすることが課
題である。 【解決手段】 台座20と、該台座に回動自在に支持さ
れる開閉レバー21と、該開閉レバーに回動自在に支持
される係止レバー22とでなるパチン錠Aにおいて、当
該パチン錠が閉蓋された際に前記台座の先端部と開閉レ
バーの先端部とを係止するロック手段(1,2)を設け
てなるパチン錠Aとすることである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、トランク
やバッグなどの筐体の蓋止め部材として使用されるパチ
ン錠に係り、更に詳しくは、衝撃により安易にロック解
除されないように改良したパチン錠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、筐体等の蓋止め部材であるパチン
錠は、図5(イ)、(ロ)に示すように、台座20と、
該台座20の後端部にコ字状に立設されている支持部2
0aの間に横架された回転軸20bに支持される開閉レ
バー21と、該開閉レバー21に横架された回転軸21
aに支持される係止レバー22と、から概略構成されて
いる。
【0003】前記台座20が筐体23の本体側にボルト
等で固定されており、係止レバー22の係止腕部22a
を筐体の蓋部材23aに係止部に引っかけて、前記開閉
レバー21のレバー部21bを矢印方向に押し倒すこと
で、筐体23の蓋部材23aが蓋止めされるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記パ
チン錠においては、図5(ロ)に示すように、レバー部
21bを筐体23に対して上方向に引き上げるような力
(図中、一点鎖線で示す)が不意に働くと、開閉レバー
21の回転軸21aの上下方向の位置が回転軸20bよ
りも上位置になることがあり、解錠されて蓋部材23a
が開いてしまう、という課題がある。
【0005】また、このような不都合を解消するため
に、例えば、パチン錠本体にカム、ラッチ、板バネ等を
設けて錠前の操作により前記ラッチをパチン錠本体から
突出させてラッチ受け部に係合させるようにしたもの
(特開平11−13326号)が知られている。しかし
ながら、その構造が複雑となって製造コストが嵩み、錠
前用の鍵が必要となり利便性に欠けるという課題があ
る。本発明に係るパチン錠は、このような課題を解消す
るために提案されるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るの上記課題
を解決するための要旨は、台座と、該台座に回動自在に
支持される開閉レバーと、該開閉レバーに回動自在に支
持される係止レバーとでなるパチン錠において、当該パ
チン錠が閉蓋された際に前記台座の先端部と開閉レバー
の先端部とを係止するロック手段を設けてなることであ
る。
【0007】前記ロック手段は、開閉レバー側の係止部
と台座側の係止部との係止状態が、開閉レバーが開方向
に付勢されると、食いつき方向に係止するように形成さ
れていること、;また、前記開閉レバー側におけるロッ
ク手段を構成するリリーフレバーは、係止解除操作部が
開閉レバーの外周面から外側に突出されていること、;
更に、前記ロック手段における開閉レバー側に設けられ
たリリーフレバーの係止部と台座側の係止部との係止構
造は、開閉レバーが開状態から閉状態に作動されると、
前記リリーフレバーの係止部が弾性部材に付勢されて自
動的に台座側の係止部に係止されることである。
【0008】本発明に係るパチン錠によれば、パチン錠
が閉蓋された際に台座の先端部と開閉レバーの先端部と
を係止するロック手段があることで、開閉レバーに不用
意に開ける方向へ力が加わっても、台座の係止部と開閉
レバー側の係止部とが食いつき方向に係止されていて、
容易に外れることが無く、蓋部材が開いてしまうことが
ない。そして、このパチン錠を開けるには、開閉レバー
側のリリーフレバーを手動操作にて係止解除操作部を解
除方向に押して、開閉レバーを押し上げてできるもので
ある。また、開閉レバーを閉蓋作用させるだけで、リリ
ーフレバーの係止部が自動的に台座の係止部に係止され
ることとなり、操作性が良い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチン錠につ
いて図面を参照して説明する。なお、発明の理解の容易
のため従来例に対応する部分には従来例と同一符号を付
けて説明する。
【0010】本発明のパチン錠Aは、図1に示すよう
に、前述した従来例と基本構造が同じであって、台座2
0と、該台座20の後端部にコ字状に立設されている支
持部20aの間に横架された回転軸20bに支持される
開閉レバー21と、該開閉レバー21に横架された回転
軸21aに支持される係止レバー22と、から概略構成
されている。
【0011】そして、前記台座20の先端部側には、上
方向に起立され更にその先端を下向きに屈曲された係止
部20cが形成されている。この先端部の孔20dは、
例えば筐体の表面にビス等で取付固定するためのもので
ある。
【0012】一方、前記開閉レバー21の、図1におい
て上側(閉蓋された状態では先端側)には、前記台座2
0の係止部20cに係止される、リリーフレバー1が回
転軸21cに回転自在に支持されて設けられている。
【0013】前記回転軸21cは、開閉レバー21の両
側壁間に架設されている。前記リリーフレバー1の構造
詳細は、図2に示すように、レバー本体1aの後側上方
向に延設させて、係止解除操作部1bが形成され、本体
1a中央部には弾性部材であるトーションバネ2を突出
させる開口部1cが設けられ、先端側下方向に延設され
て係止部1dが形成され、その途中に支持腕部1eが形
成されている。この支持腕部1e,1eに前記回転軸2
1cが遊嵌して挿通されるものである。
【0014】また、前記トーションバネ2は、図2に示
すように、前記回転軸21cに嵌装され、端部がそれぞ
れ図1に示すように、開閉レバー21のレバー部21b
とリリーフレバー1の垂設部1fに係合するものであ
る。これにより、リリーフレバー1を、常に係止部1d
が係止部20cに係合し食い込むように、付勢するもの
である。
【0015】このように構成された本発明のパチン錠A
は、図3に示すように、開閉レバー21を台座20側へ
閉蓋させると、リリーフレバー1の係止部1dが、台座
の係止部20cに係合する。リリーフレバー1は、トー
ションバネ2により、常に係合方向へ(食いつき方向)
へ付勢されている。この状態で、例えば、開閉レバー2
1のレバー部21bに解錠方向への力(一点鎖線で示
す)が不意に加わっても、前記両係止部1d,20cが
更に食いつくので、パチン錠Aが開いてしまうことがな
い。
【0016】また、開閉レバー21を開いた状態から閉
蓋させると、係止部1dの下面が係止部20cの上面2
0dに当接して摺接し、トーションバネ2の付勢力に抗
してリリーフレバー1が反時計方向に回転する。その
後、更に所要の閉蓋力で押し込まれることによって前記
係止部1dが、滑動していた前記上面20dの先端から
外れる。すると、前記トーションバネ2の付勢力によっ
てリリーフレバー1が、時計方向に回転せしめられて、
前記係止部1dが係止部20cの下面に自動的に係合す
るものである。
【0017】このパチン錠Aを解錠させるには、図4に
示すように、例えば、人の指先でリリーフレバー1の係
止解除操作部1bを反時計方向に回転軸21cを中心に
して回転させる。すると、当該リリーフレバー1の係止
部1dが、台座20の係止部20cから外れる。この外
れた状態でレバー部21bを上方向に押し上げること
で、パチン錠Aが解錠されるものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るパチ
ン錠は、台座と、該台座に回動自在に支持される開閉レ
バーと、該開閉レバーに回動自在に支持される係止レバ
ーとでなるパチン錠において、当該パチン錠が閉蓋され
た際に前記台座の先端部と開閉レバーの先端部とを係止
するロック手段を設けてなるので、パチン錠が確実に施
錠され、不意に解錠されることがなくなり、安全性及び
確実性が更に高まるという優れた効果を奏するものであ
る。
【0019】前記ロック手段は、開閉レバー側の係止部
と台座側の係止部との係止状態が、開閉レバーが開方向
に付勢されると、食いつき方向に係止するように形成さ
れているので、施錠状態の確実性及び信頼性が高まると
いう優れた効果を奏するものである。更に、開閉レバー
側におけるロック手段を構成するリリーフレバーは、係
止解除操作部が開閉レバーの外周面から外側に突出され
ていること、または、ロック手段における開閉レバー側
に設けられたリリーフレバーの係止部と台座側の係止部
との係止構造は、開閉レバーが開状態から閉状態に作動
されると、前記リリーフレバーの係止部が弾性部材に付
勢されて自動的に台座側の係止部に係止されるので、簡
易な構成で施錠・開場操作が可能となるという優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチン錠の解錠状態の全体斜視図
である。
【図2】同本発明に係るパチン錠における、リリーフレ
バーの斜視図である。
【図3】同本発明に係るパチン錠の施錠状態の断面図で
ある。
【図4】同本発明に係るパチン錠の施錠状態から解錠さ
せようとする場合を示す説明図である。
【図5】従来例に係るパチン錠の解錠状態と施錠状態の
各々の説明図(イ)、(ロ)である。
【符号の説明】
1 リリーフレバー、1a レバー本体、1b 係止解
除操作部、1c 開口部、1d 係止部、1e、支持腕
部、1f 垂設部、2 トーションバネ、20 台座、
20a 支持部、20b 回転軸、20c 係止部、2
1 開閉レバー、21a 回転軸、21b レバー部、
21c 回転軸、20d 上面、22 係止レバー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台座と、該台座に回動自在に支持される開
    閉レバーと、該開閉レバーに回動自在に支持される係止
    レバーとでなるパチン錠において、 当該パチン錠が閉蓋された際に前記台座の先端部と開閉
    レバーの先端部とを係止するロック手段を設けてなるこ
    と、 を特徴とするパチン錠。
  2. 【請求項2】ロック手段は、開閉レバー側の係止部と台
    座側の係止部との係止状態が、開閉レバーが開方向に付
    勢されると、食いつき方向に係止するように形成されて
    いること、 を特徴とする請求項1に記載のパチン錠。
  3. 【請求項3】開閉レバー側におけるロック手段を構成す
    るリリーフレバーは、係止解除操作部が開閉レバーの外
    周面から外側に突出されていること、 を特徴とする請求項1または2に記載のパチン錠。
  4. 【請求項4】ロック手段における開閉レバー側に設けら
    れたリリーフレバーの係止部と台座側の係止部との係止
    構造は、開閉レバーが開状態から閉状態に作動される
    と、前記リリーフレバーの係止部が弾性部材に付勢され
    て自動的に台座側の係止部に係止されること、 を特徴とする請求項3に記載のパチン錠。
JP2000053595A 2000-02-29 2000-02-29 パチン錠 Pending JP2001241250A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007230292A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Teito Sangyo Kk 宅配用ボックスの開閉機構
KR101174041B1 (ko) 2011-01-18 2012-08-16 이희수 도어용 드로와 래치
JP2012167441A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Sankyo Kinzoku Kk パチン錠
KR200465429Y1 (ko) * 2012-10-18 2013-02-19 (주)디에스이 박스용 록커의 탄력장치
CN106320839A (zh) * 2016-11-14 2017-01-11 陈圣局 一种箱包电子锁

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