JPH07263700A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタの製造方法

Info

Publication number
JPH07263700A
JPH07263700A JP4743094A JP4743094A JPH07263700A JP H07263700 A JPH07263700 A JP H07263700A JP 4743094 A JP4743094 A JP 4743094A JP 4743094 A JP4743094 A JP 4743094A JP H07263700 A JPH07263700 A JP H07263700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
opening
etching
electrode
source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4743094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3281167B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Ozaki
喜義 尾崎
Yoshio Dejima
芳夫 出島
Shinya Kato
真也 加藤
Hidetoshi Ishiwari
秀敏 石割
Hiroyuki Shimada
裕行 嶋田
Atsushi Inoue
淳 井上
Shiro Hirota
四郎 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4743094A priority Critical patent/JP3281167B2/ja
Publication of JPH07263700A publication Critical patent/JPH07263700A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3281167B2 publication Critical patent/JP3281167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】液晶表示装置の液晶駆動に用いられる薄膜トラ
ンジスタの製造方法に関し、Al膜と透明導電膜との接
触抵抗のばらつきを抑制し、接触抵抗を小さく保持す
る。 【構成】透明基板21上に形成された薄膜トランジスタ
のソース/ドレイン電極33aであって、少なくとも上部
2層の導電膜が上層から順次Al膜31及び高融点金属
膜30となっているソース/ドレイン電極33aを被覆し
て絶縁膜35を形成する工程と、ソース/ドレイン電極
33a上の絶縁膜35に開口36bを形成する工程と、開口
36bを介してソース/ドレイン電極33aの最上層のAl
膜31をエッチングし、除去して下地の高融点金属膜3
0を表出する工程と、開口36b内の高融点金属膜30と
接触して透明導電膜37bを形成する工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタの製
造方法に関し、より詳しくは、液晶表示装置の液晶駆動
に用いられる薄膜トランジスタの製造方法に関する。近
年、ラップトップパーソナルコンピュータや壁掛けテレ
ビに使用する薄膜トランジスタ(TFT)マトリクス型
カラー液晶パネルの開発や商品化が進められている。T
FTマトリクス型カラー液晶パネルはその表示品質の点
でCRTと代替できることが認められつつあり、今後、
価格,信頼性及び製造歩留り等の更なる向上が望まれて
いる。
【0002】
【従来の技術】TFTマトリクス型カラー液晶パネルの
信頼性及び製造歩留り向上のための対策の一つとして、
TFTマトリクスの更なる改良が望まれている。図9
(a),(b)〜図10はTFTマトリクス型カラー液
晶パネルに用いられるTFTマトリクスの製造方法につ
いて説明する断面図である。
【0003】図9(a)は、各電極を被覆して層間絶縁
膜が形成された後、これらの電極と画素電極等とを接続
するためのビアホールを形成する前の状態を示す。図で
は、特に、ドレイン端子部,画素部及びゲート端子部を
示す。画素部では、透明基板1上にゲート電極2と補助
容量の下部電極3が形成され、これら電極2,3を被覆
してゲート絶縁膜5が形成されている。更に、ゲート電
極2上方にはゲート絶縁膜5を介してTFTが形成さ
れ、TFTは最上層部がAl膜となっているソース/ド
レイン電極6a,6bを有する。また、下部電極3の上
方にはゲート絶縁膜5を介して、最上層部がAl膜とな
っている補助容量の上部電極7が形成されている。更
に、ソース/ドレイン電極6a,6b及び上部電極7を
被覆して層間絶縁膜9が形成されている。
【0004】また、ドレイン端子部では、透明基板1上
にゲート絶縁膜5を介して最上層部がAl膜となってい
るドレイン端子8が形成されており、ドレイン端子8は
層間絶縁膜9により被覆されている。更に、ゲート端子
部では、透明基板1上にTiとAl膜の2層の導電膜か
らなるゲート端子4と、これを被覆してゲート絶縁膜5
と層間絶縁膜9が形成されている。
【0005】この後、図9(b)に示すように、レジス
トマスクに基づく選択エッチング工程を経て、ドレイン
端子8上の層間絶縁膜9と、画素部のソース電極6a上
の層間絶縁膜9と、上部電極7上の層間絶縁膜9と、ゲ
ート端子4上のゲート絶縁膜5及び層間絶縁膜9とにそ
れぞれ開口10a,10b,10c,10dを形成する。開口10
a〜10dの底部にはそれぞれAl膜が露出している。
【0006】次いで、図10に示すように、各開口10a
〜10dを被覆するように透明導電膜を形成した後、パタ
ーニングし、画素部のソース電極6a及び上部電極7と
接続して画素電極11bを形成するとともに、ドレイン端
子8及びゲート端子4と接続して引出し電極11a,11c
を形成する。これにより、TFTが完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のTFTの製造方
法においては、電極や、電極に接続した配線層の抵抗を
下げるため、Al膜を重ねて形成している。しかし、A
l膜上の層間絶縁膜9等に開口10a〜10dを形成し、こ
の開口10a〜10dを介して画素電極11bや引出し電極11
a,11cを形成した場合、画素電極11b等とAl膜との
コンタクトがとれにくく、接触抵抗がばらついて大きく
なるものがある。これは、Al膜の表面に自然酸化膜が
形成されたため、或いは、開口10a〜10dを形成するた
めのエッチングの際にエッチング残渣がAl膜の表面に
再付着したためと考えられる。
【0008】このため、液晶を駆動するためTFTを動
作させると、接触抵抗のムラによって、液晶層にかかる
電圧が画素によってばらついたり、低下したりして、一
様な色調が得られなかったり、中間調表示の際に点欠陥
が生じたりして表示不良を招く場合がある。本発明は、
係る従来例の問題点に鑑みて創作されたものであり、A
l膜と透明導電膜との接触抵抗のばらつきを抑制し、接
触抵抗を小さく保持することができる薄膜トランジスタ
の製造方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、透
明基板上に形成された薄膜トランジスタのソース/ドレ
イン電極であって、少なくとも最上層の導電膜がAl膜
となっている前記ソース/ドレイン電極を被覆して絶縁
膜を形成する工程と、前記ソース/ドレイン電極上の前
記絶縁膜に開口を形成する工程と、前記開口を介して前
記開口内の前記Al膜をエッチングする工程と、前記開
口内の前記ソース/ドレイン電極と接触する透明導電膜
を形成する工程とを有する薄膜トランジスタの製造方法
によって達成され、第2に、前記ソース/ドレイン電極
は前記Al膜の下に高融点金属膜が形成されており、前
記Al膜のエッチングにより、下地の前記高融点金属膜
を表出することを特徴とする第1の発明に記載の薄膜ト
ランジスタの製造方法によって達成され、第3に、前記
Al膜のエッチングをウエットエッチングにより行い、
その後、前記開口の側壁の前記絶縁膜をサイドエッチン
グし、前記絶縁膜の前記開口を広げて前記開口内の前記
絶縁膜の側壁面と前記開口内のAl膜の側壁面とを合わ
せることを特徴とする第2の発明に記載の薄膜トランジ
スタの製造方法によって達成され、第4に、前記透明基
板上に形成された補助容量の上部電極であって、少なく
とも上部2層の導電膜が上層から順にAl膜及び高融点
金属膜となっている前記上部電極に対して、前記ソース
/ドレイン電極に対する前記工程を同時に適用し、前記
透明導電膜により前記上部電極と前記ソース/ドレイン
電極とを接続することを特徴とする第2又は第3の発明
に記載の薄膜トランジスタの製造方法によって達成さ
れ、第5に、前記Al膜のエッチングはAl膜の表層の
エッチングであることを特徴とする第1の発明に記載の
薄膜トランジスタの製造方法によって達成され、第6
に、前記絶縁膜に開口を形成する工程の後、前記開口を
被覆して導電膜を形成し、前記導電膜及び前記開口内の
前記Al膜の表層を連続してエッチングする工程を有す
る第1の発明に記載の薄膜トランジスタの製造方法によ
って達成され、第7に、前記ソース/ドレイン電極を被
覆して絶縁膜を形成する工程の後、前記開口を形成する
マスクとして用いた耐エッチング性膜を残したまま、前
記開口を介して前記開口内の前記Al膜の表層をエッチ
ングする工程と、前記開口を被覆して導電膜を形成し、
続いて、前記耐エッチング性膜を除去して前記開口内に
前記導電膜を残す工程と、前記開口内の前記導電膜と接
触する透明導電膜を形成する工程とを有する第1の発明
に記載の薄膜トランジスタの製造方法によって達成さ
れ、第8に、前記透明基板上に形成された補助容量の上
部電極であって、少なくとも最上層の導電膜がAl膜と
なっている前記上部電極に対して、前記ソース/ドレイ
ン電極に対する前記工程を同時に適用し、前記透明導電
膜により前記上部電極と前記ソース/ドレイン電極とを
接続することを特徴とする第5,第6又は第7の発明に
記載の薄膜トランジスタの製造方法によって達成され、
第9に、前記透明導電膜はITO膜又はZnO膜である
ことを特徴とする第1,第2,第3,第4,第5,第
6,第7又は第8の発明に記載の薄膜トランジスタの製
造方法によって達成される。
【0010】
【作用】本発明の薄膜トランジスタの製造方法によれ
ば、上部2層の導電膜が上層から順にAl膜及び高融点
金属膜となっているTFTのソース/ドレイン電極と透
明導電膜とを接続する前に、最上層のAl膜を除去し、
Al膜の下地の高融点金属膜を露出している。
【0011】高融点金属膜はAl膜に比較して透明導電
膜との間で良好なコンタクトが得られることが実験的に
確かめられている。従って、絶縁物等のエッチング残渣
がソース電極等の表面から除去されるとともに、透明導
電膜、例えばITO膜やZnO膜はコンタクト性の良い
高融点金属膜との接続が可能となる。
【0012】ところで、Al膜のエッチング時に高融点
金属膜との選択比をとるためAl膜をウエットエッチン
グすることがあるが、この場合、Al膜のウエットエッ
チングによりAl膜がサイドエッチングされるため、開
口内で段差が生じる。この場合でも、Al膜のウエット
エッチング後に、開口の側壁の絶縁膜をサイドエッチン
グし、絶縁膜の開口幅を広げて開口内の絶縁膜の側壁面
と開口内のAl膜の側壁面とを合わせているので、開口
内の段差が解消される。このため、開口を被覆して形成
される透明導電膜の断線の危険性が少なくなり、信頼性
の向上及び製造歩留りの向上を図ることができる。
【0013】更に、最上層がAl膜となっているTFT
のソース/ドレイン電極と透明導電膜とを接続する前に
Al膜の表層を除去し、或いは導電膜を形成した後導電
膜及びAl膜の表層を連続して除去し、或いはAl膜の
表層を除去した後導電膜を形成している。従って、絶縁
物等のエッチング残渣や自然酸化膜がAl膜の表面から
除去され、或いは、透明導電膜との接触面には導電膜、
例えば透明導電膜とコンタクト性の良いMo,Ti,T
a,Cr膜又はITO膜が露出しているので、透明導電
膜とソース/ドレイン電極の間の接触性が良くなる。
【0014】これにより、透明導電膜とソース/ドレイ
ン電極の間の接触抵抗のばらつきを抑制し、接触抵抗を
小さく保持することができる。
【0015】
【実施例】
(1)本発明の第1の実施例 図3は液晶表示パネルの透明基板上にTFTマトリクス
が形成された後の全体の構成を示す平面図である。図3
に示すように、透明なガラス基板上に同じ構成の複数の
画素がマトリクス状に縦方向及び横方向に整然と並んで
いる。ここでは、1つの画素とそれに接続するゲート端
子及びドレイン端子について説明する。
【0016】図3において、37bはITO膜(透明導電
膜)からなる画素電極で、画素電極37bはTFTのソー
ス電極(ソース/ドレイン電極)上の2つの開口36b等
を介してソース電極と接続する。23はTFTのゲート
電極と接続するゲートバスラインで、図面上縦方向に並
んでいる各画素のTFTのゲート電極がそれぞれ接続さ
れている。24はゲートバスライン23と接続するゲー
ト端子で、各ゲート端子24等毎に一つのゲートバスラ
イン23等が接続される。
【0017】38はTFTのドレイン電極を介してTF
Tと接続するドレインバスラインで、図面上横方向に並
んでいる各画素のTFTのドレイン電極がそれぞれ接続
されている。32はドレインバスライン38と接続する
ドレイン端子で、各ドレイン端子32等毎に一つのドレ
インバスライン38等が接続される。34はガラス基板
上にゲート絶縁膜を介してドレイン端子32及びソース
電極33a及びドレイン電極33bと同じ材料で、ドレイン
端子32と同時に形成された補助容量の上部電極で、帯
状に、かつゲートバスライン23に並行して形成されて
いる。
【0018】この上部電極34の下方には蓄積容量絶縁
膜を介して下部電極が形成されており、上部電極34と
下部電極とが重なっている領域は、上部電極34/蓄積
容量絶縁膜/下部電極からなるコンデンサとして機能す
る。また、上部電極34は2つの開口36c等を介して画
素電極37bと接続している。なお、画素電極37bと不図
示の液晶層を介して対向する不図示のコモン電極とは画
素電極37b/液晶層/コモン電極からなる寄生的なコン
デンサを構成する。従って、蓄積容量絶縁膜のコンデン
サはソース電極33aを共通にして液晶層のコンデンサと
並列に入ることになる。これにより、電圧依存性を有す
る液晶層のコンデンサの容量の減少を補償し、液晶層へ
の印加電圧の変動による色ずれ等が抑制される。
【0019】次に、上記図3のTFTマトリックスを作
成する、本発明の第1の実施例の製造方法について図1
(a),(b),図2(a),(b)を参照しながら説
明する。各図面には左からドレイン端子部,画素部,ゲ
ート端子部が示される。ドレイン端子部は図3のA−A
線断面図に相当し、画素部のTFT部は図3のB−B線
断面図に相当し、画素部の補助容量部は図3のC−C線
断面図に相当し、ゲート端子部は図3のD−D線断面図
に相当する。
【0020】図1(a)に示すように、透明なガラス基
板(透明基板)21上に、ゲート電極22と、ゲート電
極22と接続するゲートバスライン23と、ゲートバス
ライン23と接続するゲート端子24と、補助容量の下
部電極25とを形成する。これらのうちゲート電極22
はTi膜からなり、他はすべてTi膜及びこのTi膜を
被覆するAl膜の2層の導電膜からなる。
【0021】続いて、ゲート電極22,ゲートバスライ
ン23,ゲート端子24及び下部電極25を被覆して膜
厚約4000Åのシリコン窒化膜26をプラズマCVD法に
より形成する。なお、ゲート電極22上のシリコン窒化
膜26はゲート絶縁膜となり、下部電極25上のシリコ
ン窒化膜26は補助容量絶縁膜となる。次いで、膜厚約
150 〜500 Åのアモルファスシリコン膜(a−Si膜;
動作半導体層)27と膜厚約1200Åのシリコン窒化膜を
プラズマCVD法により連続的に形成する。
【0022】次に、回転塗布法により不図示のレジスト
膜を形成した後、露光マスクを用いて選択的に露光し、
現像してゲート電極22の上方に、かつゲート電極22
よりも狭い島状のレジスト膜を残す。次いで、塩素系又
はフッ素系の反応ガスを用いたリアクティブイオンエッ
チング(RIE)により、レジスト膜をマスクとしてシ
リコン窒化膜をエッチングし、除去してチャネル保護膜
28を形成する。なお、シリコン窒化膜は緩衝弗酸溶液
(BHF)を用いたウエットエッチングにより除去して
もよい。
【0023】次に、チャネル保護膜28及びa−Si膜
27上にCVD法により膜厚約800Åのn+ a−Si
膜29を形成した後、スパッタ法により膜厚約800Å
のTi膜30を形成し、続いて蒸着法等により、Ti膜
30上に膜厚約500ÅのAl膜31を形成する。次い
で、塩素系又はフッ素系の反応ガスを用いたリアクティ
ブイオンエッチング(RIE)により、新たに形成され
た不図示のレジスト膜をマスクとして、Al膜31とT
i膜30とn+ a−Si膜29とa−Si膜27とを連
続的にエッチングし、除去する。
【0024】これにより、a−Si膜27からなるトラ
ンジスタの動作半導体層27aと、動作半導体層27aに接
続されたn+ a−Si膜29/Ti膜30/Al膜31
からなるソース電極33a及びドレイン電極33bと、a−
Si膜27/n+ a−Si膜29/Ti膜30/Al膜
31からなるドレインバスラインと、a−Si膜27/
+ a−Si膜29/Ti膜30/Al膜31が積層さ
れたドレイン端子32とが形成される。
【0025】次に、ドレイン端子32,ドレインバスラ
イン,TFT,補助容量の上部電極34を被覆してプラ
ズマCVD法により層間絶縁膜としての膜厚約2000Åの
シリコン窒化膜(絶縁膜)35を形成する。次いで、図
1(b)に示すように、不図示のレジストマスクに基づ
いてSF6を用いたドライエッチングによりシリコン窒
化膜35を選択的にエッチングし、除去して、ドレイン
端子32,TFTのソース電極33a,上部電極34上の
シリコン窒化膜35に開口36a〜36cを形成するととも
に、ゲート端子24上のゲート絶縁膜26及びシリコン
窒化膜35に開口36dを形成する。これにより、開口36
a〜36cの底部にAl膜31が現れ、また開口36dの底
部にゲート端子24のAl膜が現れる。しかし、Al膜
の表面にはエッチング残渣が残る場合があり、また、大
気中に放置するとAl膜の表面には自然に酸化膜が形成
される場合がある。
【0026】このまま、ITO膜を形成した場合、コン
タクトが不十分になる危険性があるので、続いて、図2
(a)に示すように、各開口36a〜36dを介して底部の
Al膜をエッチングする。これにより、開口36a〜36c
の底部にTi膜30が表出し、また開口36dの底部にゲ
ート端子24のTi膜が現れる。このとき、Al膜のエ
ッチングとして、塩素系の反応ガスを用いたドライエッ
チングを用いるか、或いは加熱した燐酸を用いたウエッ
トエッチングを用いる。
【0027】次いで、膜厚約800ÅのITO膜又はZ
nO膜(透明導電膜)をスパッタ法により形成する。次
に、図2(b)に示すように、不図示のレジストマスク
を形成した後、該レジストマスクに基づいてITO膜又
はZnO膜を選択的にエッチングし、開口36a〜36dを
介してドレイン端子32と接続するドレイン引出し電極
37aと、ソース電極33a及び上部電極34と接続する画
素電極37bと、ゲート端子24と接続するゲート引出し
電極37cとを形成する。
【0028】以上のように、本発明の第1の実施例に係
るTFTマトリクスの製造方法によれば、図2(a)に
示すように、上部の2層がTi膜30/Al膜31とな
っているドレイン端子32,TFTのソース電極33a,
上部電極34及びゲート端子24とITO膜とを接続す
る前に、Al膜31等を除去し、Al膜31等の下地の
Ti膜30等を露出している。
【0029】Ti膜30等はAl膜31等に比較してI
TO膜37a〜37cとの間で良好なコンタクトが得られる
ことが実験的に確かめられている。従って、絶縁物等の
エッチング残渣がソース電極33a等の表面から除去され
るとともに、ITO膜37a〜37cはコンタクト性の良い
Ti膜30等との接続が可能となる。
【0030】これにより、接触抵抗のばらつきを抑制
し、接触抵抗を小さく保持して、画素全体にわたって一
様に液晶層に電圧がかかるようにし、色調の変調や点欠
陥が生じるのを防止することができる。従って、信頼性
や製造歩留りの向上を図ることができる。 (2)本発明の第2の実施例 本発明の第2の実施例について図4(a)〜(c)を参
照しながら説明する。以下、画素部のみについて説明
し、他の部分については同様なので説明を省略する。
【0031】図2(a)に示す第1の実施例の、開口36
a〜36dを介してAl膜31等をエッチングし、除去す
る工程において、ドライエッチングではAl膜31等と
Al膜31等の下地のTi膜30等とはエッチングの選
択性がほとんどないため、Al膜31等のエッチングの
終点検出が困難になる。従って、特に、オーバエッチン
グの危険性が高く、その影響が大きいような場合には、
Al膜31をエッチングするため、加熱した燐酸により
ウエットエッチングする場合がある。
【0032】この場合、図4(b)に示すように、Al
膜31のサイドエッチングが生じ、層間絶縁膜35の開
口36b,36c幅よりも広くAl膜31が除去されて開口
36b,36c内の層間絶縁膜35の側壁から層間絶縁膜3
5の下の方までAl膜31の端部側壁が後退する。従っ
て、この部分で段差が生じるため、開口36b,36cを被
覆してITO膜が形成された場合、段差部でITO膜の
断線が起きやすくなる。
【0033】この危険性を回避するため、第2の実施例
では、図4(b)に示すように、ウエットエッチングに
より開口36b,36cを介してAl膜31をエッチングし
た後、CF4 +O2 ガスを用いたケミカルドライエッチ
ング(CDE)法により層間絶縁膜35のエッチングを
行う。これにより、開口36b,36c内の側壁の層間絶縁
膜35はサイドエッチングを受けて開口幅が広がり、適
当なエッチング時間の後、開口36e,36f内において既
に層間絶縁膜35の下の方まで後退しているAl膜31
の端部側壁面と層間絶縁膜35の側壁面とが一致するよ
うになる。
【0034】例えば、膜厚500ÅのAl膜31をジャ
ストエッチングよりも1.5倍程度オーバエッチングし
た場合、サイドエッチング量は片側約0.5μmとな
る。このとき、CDEを300Wで凡そ30秒行うこと
により、層間絶縁膜35の側壁は片側約0.5μm後退
し、Al膜31の端部側壁面と層間絶縁膜35の側壁面
とがほぼ一致するようになる。
【0035】従って、第2の実施例によれば、開口36
e,36fを被覆して形成されるITO膜の断線の危険性
が少なくなり、信頼性の向上及び製造歩留りの向上を図
ることができる。 (3)本発明の第3〜第5の実施例 本発明の第3〜第5の実施例について図5〜図8を参照
しながら説明する。第3〜第5の実施例では、第1及び
第2の実施例のようにAl膜を全部除去するかわりに、
Al膜の表層のみをエッチングする。以下の3つの方法
がある。以下、画素部のみについて説明し、ドレイン端
子部やゲート端子部については同様なので説明を省略す
る。
【0036】(A)第3の実施例 図5(a)〜(d)は第3の実施例について示す断面図
である。第1の実施例の図2(a)に示す開口36b,36
cを形成する工程の後、図5(a)に示すように、開口
36b,36cを形成したときのレジスト膜を除去し、その
後、図5(b)に示すように、Arイオンを用いたドラ
イエッチングにより開口36b,36cを介してAl膜31
の表層を20〜200Å程度エッチングする。
【0037】次いで、図5(c)に示すように、全面に
再びITO膜を形成した後、パターニングして画素電極
(透明導電膜)37bを形成する。以上の工程において、
Al膜31の表層のエッチングと、ITO膜37bの成膜
とは減圧中で連続して行うことが好ましい。これによ
り、エッチング後のAl膜の表面に自然酸化膜が再形成
されるのを防止することができるので、ITO膜37bと
Al膜31の良好な接触が得られる。
【0038】(B)第4の実施例 図6(a)〜(c)は第4の実施例について示す断面図
である。第1の実施例の図2(a)に示す開口36b,36
cを形成する工程の後、図6(a)に示すように、開口
36b,36cを形成したときのレジスト膜を除去し、その
後、図6(b)に示すように、全面にITO膜(導電
膜)41を形成する。
【0039】続いて、図6(c)に示すように、ITO
膜41の全てと50〜70Å程度のAl膜31の表層を
ウエットエッチングする。このようにすることにより、
Al膜31単体の処理だけでは除去することが困難なA
l膜31の表層の自然酸化膜を除去することが可能とな
る。次いで、図6(d)に示すように、全面に再びIT
O膜を形成した後、パターニングして画素電極(透明導
電膜)37bを形成する。
【0040】(C)第5の実施例 図7(a)〜(c)及び図8(a),(b)は第5の実
施例について示す断面図である。
【0041】第1の実施例の図2(a)に示す開口36
b,36cを形成する工程の後、図7(a)に示すよう
に、開口36b,36cを形成したときのレジスト膜(耐エ
ッチング性膜)42をそのまま残した状態で、図7
(b)に示すように、燐酸を含む溶液により、Al膜3
1の表層を20〜200Å程度ウエットエッチングす
る。次に、図7(c)に示すように、全面にMo膜,T
i膜,Ta膜,Cr膜又はITO膜からなる導電膜43
を形成する。
【0042】次いで、図8(a)に示すように、レジス
ト膜42を除去する。このとき、リフトオフによりレジ
スト膜42上の導電膜43のみが除去され、開口36b,
36c内に形成されていたMo膜,Ti膜,Ta膜,Cr
膜又はITO膜からなる導電膜43a,43bのみ残る。次
いで、図8(b)に示すように、全面に再びITO膜を
形成した後、パターニングして画素電極37bを形成す
る。このとき、開口36b,36c内のITO膜(透明導電
膜)37bは導電膜43a,43b上に形成されるため、良好
なコンタクトが得られる。
【0043】以上のように、本発明の第3〜第5の実施
例の薄膜トランジスタマトリクスの製造方法によれば、
最上層がAl膜31となっているTFTのソース電極33
a及び補助容量の上部電極34とITO膜37bとを接続
する前に、Al膜31の表層を除去し、或いはAl膜3
1の表層を除去した後Mo膜,Ti膜,Ta膜,Cr膜
又はITO膜からなる導電膜43a,43bを形成してい
る。
【0044】従って、絶縁物等のエッチング残渣や自然
酸化膜がソース電極33a等の表面から除去され、或いは
Al膜31上に導電膜41を形成した後この導電膜41
及びAl膜31の表層が連続して除去され、或いはIT
O膜37bはコンタクト性の良い膜,Ti膜,Ta膜,C
r膜又はITO膜からなる導電膜43a,43bと接続され
るので、ITO膜37bとソース電極33a等の間の電気的
接続性が良くなる。
【0045】これにより、ITO膜37bとソース電極33
a等の間の接触抵抗のばらつきを抑制し、接触抵抗を小
さく保持することができる。このため、TFTを動作さ
せた場合、画素全体にわたって一様に液晶層に電圧がか
かり、色調の変調や点欠陥が生じるのを防止することが
できる。従って、液晶表示装置の信頼性や製造歩留りの
向上を図ることができる。
【0046】なお、上記第1〜第5の実施例では、透明
電極としてITO膜37a〜37cを用いているが、ZnO
膜を用いることもできる。この場合も、ITO膜37a〜
37cと同様な効果を得ることができる。また、Al膜3
1の下の高融点金属膜としてTi膜30を用いている
が、その他Ta膜,Mo膜等を用いてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の薄膜トランジス
タマトリクスの製造方法においては、上部2層の導電膜
が上層から順にAl膜及び高融点金属膜となっているT
FTのソース/ドレイン電極とITO膜とを接続する前
に、最上層のAl膜を除去し、下地の高融点金属膜を露
出している。
【0048】従って、絶縁物等のエッチング残渣がソー
ス電極等の表面から除去されるとともに、透明導電膜は
コンタクト性の良い高融点金属膜との接続が可能とな
る。また、Al膜のウエットエッチング後に、開口の側
壁の絶縁膜をサイドエッチングし、絶縁膜の開口幅を広
げて開口内の絶縁膜の側壁面と開口内のAl膜の側壁面
とを合わせているので、Al膜のウエットエッチングに
より生じた開口内の段差が解消される。このため、開口
を被覆して形成される透明導電膜の断線の危険性が少な
くなり、信頼性の向上及び製造歩留りの向上を図ること
ができる。
【0049】更に、最上層がAl膜となっているTFT
のソース/ドレイン電極と透明導電膜とを接続する前
に、Al膜の表層を除去し、或いはAl膜の表層を除去
した後導電膜を形成している。従って、絶縁物等のエッ
チング残渣や自然酸化膜がAl膜の表面から除去され、
或いは、透明導電膜との接触面には導電膜、例えば透明
導電膜とコンタクト性の良いMo,Ti,Ta,Cr膜
又はITO膜が露出しているので、透明導電膜とソース
/ドレイン電極の間の接触性が良くなる。
【0050】これにより、透明導電膜とソース/ドレイ
ン電極の間の接触抵抗のばらつきを抑制し、接触抵抗を
小さく保持することができる。このため、TFTを動作
させた場合、画素全体にわたって一様に液晶層に電圧が
かかり、色調の変調や点欠陥が生じるのを防止すること
ができる。従って、液晶表示装置の信頼性や製造歩留り
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る薄膜トランジスタ
マトリクスの製造方法について示す断面図(その1)で
ある。
【図2】本発明の第1の実施例に係る薄膜トランジスタ
マトリクスの製造方法について示す断面図(その2)で
ある。
【図3】本発明の実施例に係る薄膜トランジスタマトリ
クスの構成について示す平面図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る薄膜トランジスタ
マトリクスの製造方法について示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る薄膜トランジスタ
マトリクスの製造方法について示す断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例に係る薄膜トランジスタ
マトリクスの製造方法について示す断面図である。
【図7】本発明の第5の実施例に係る薄膜トランジスタ
マトリクスの製造方法について示す断面図(その1)で
ある。
【図8】本発明の第5の実施例に係る薄膜トランジスタ
マトリクスの製造方法について示す断面図(その2)で
ある。
【図9】従来例に係る薄膜トランジスタマトリクスの製
造方法について示す断面図(その1)である。
【図10】従来例に係る薄膜トランジスタマトリクスの
製造方法について示す断面図(その2)である。
【符号の説明】
21 ガラス基板(透明基板)、 22 ゲート電極、 23 ゲートバスライン、 24 ゲート端子、 25 下部電極、 26 ゲート絶縁膜、 27 a−Si層(動作半導体層)、 28 保護絶縁膜、 29 n+ a−Si層、 30 Ti膜(高融点金属膜)、 31 Al膜、 32 ドレイン端子、 33a ソース電極、 33b ドレイン電極、 34 上部電極、 35 シリコン窒化膜(絶縁膜)、 36a〜36f 開口、 37a ドレイン引出し電極、 37b 画素電極(ITO膜;透明導電膜)、 37c ゲート引出し電極、 38 ドレインバスライン、 41 ITO膜(導電膜)、 42 レジスト膜(耐エッチング性膜)、 43,43a,43b 導電膜。
フロントページの続き (72)発明者 石割 秀敏 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 嶋田 裕行 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 井上 淳 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 廣田 四郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に形成された薄膜トランジス
    タのソース/ドレイン電極であって、少なくとも最上層
    の導電膜がAl膜となっている前記ソース/ドレイン電
    極を被覆して絶縁膜を形成する工程と、 前記ソース/ドレイン電極上の前記絶縁膜に開口を形成
    する工程と、 前記開口を介して前記開口内の前記Al膜をエッチング
    する工程と、 前記開口内の前記ソース/ドレイン電極と接触する透明
    導電膜を形成する工程とを有する薄膜トランジスタの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記ソース/ドレイン電極は前記Al膜
    の下に高融点金属膜が形成されており、前記Al膜のエ
    ッチングにより、下地の前記高融点金属膜を表出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の薄膜トランジスタの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記Al膜のエッチングをウエットエッ
    チングにより行い、その後、前記開口の側壁の前記絶縁
    膜をサイドエッチングし、前記絶縁膜の前記開口を広げ
    て前記開口内の前記絶縁膜の側壁面と前記開口内のAl
    膜の側壁面とを合わせることを特徴とする請求項2記載
    の薄膜トランジスタの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記透明基板上に形成された補助容量の
    上部電極であって、少なくとも上部2層の導電膜が上層
    から順にAl膜及び高融点金属膜となっている前記上部
    電極に対して、前記ソース/ドレイン電極に対する前記
    工程を同時に適用し、前記透明導電膜により前記上部電
    極と前記ソース/ドレイン電極とを接続することを特徴
    とする請求項2又は請求項3記載の薄膜トランジスタの
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記Al膜のエッチングはAl膜の表層
    のエッチングであることを特徴とする請求項1記載の薄
    膜トランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記絶縁膜に開口を形成する工程の後、 前記開口を被覆して導電膜を形成し、前記導電膜及び前
    記開口内の前記Al膜の表層を連続してエッチングする
    工程を有する請求項1記載の薄膜トランジスタの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記ソース/ドレイン電極を被覆して絶
    縁膜を形成する工程の後、 前記開口を形成するマスクとして用いた耐エッチング性
    膜を残したまま、前記開口を介して前記開口内の前記A
    l膜の表層をエッチングする工程と、 前記開口を被覆して導電膜を形成し、続いて、前記耐エ
    ッチング性膜を除去して前記開口内に前記導電膜を残す
    工程と、 前記開口内の前記導電膜と接触する透明導電膜を形成す
    る工程とを有する請求項1記載の薄膜トランジスタの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記透明基板上に形成された補助容量の
    上部電極であって、少なくとも最上層の導電膜がAl膜
    となっている前記上部電極に対して、前記ソース/ドレ
    イン電極に対する前記工程を同時に適用し、前記透明導
    電膜により前記上部電極と前記ソース/ドレイン電極と
    を接続することを特徴とする請求項5,請求項6又は請
    求項7記載の薄膜トランジスタの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記透明導電膜はITO膜又はZnO膜
    であることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項
    3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7又は請求
    項8記載の薄膜トランジスタの製造方法。
JP4743094A 1994-03-17 1994-03-17 薄膜トランジスタの製造方法 Expired - Lifetime JP3281167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4743094A JP3281167B2 (ja) 1994-03-17 1994-03-17 薄膜トランジスタの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4743094A JP3281167B2 (ja) 1994-03-17 1994-03-17 薄膜トランジスタの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07263700A true JPH07263700A (ja) 1995-10-13
JP3281167B2 JP3281167B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=12774941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4743094A Expired - Lifetime JP3281167B2 (ja) 1994-03-17 1994-03-17 薄膜トランジスタの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3281167B2 (ja)

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09197433A (ja) * 1995-12-30 1997-07-31 Samsung Electron Co Ltd 液晶表示装置の製造方法
JP2001109019A (ja) * 1999-05-13 2001-04-20 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置用薄膜トランジスタアレイ基板及びその製造方法
JP2002214638A (ja) * 2000-10-31 2002-07-31 Samsung Electronics Co Ltd 制御信号部及びその製造方法とこれを含む液晶表示装置及びその製造方法
JP2003005220A (ja) * 2001-03-21 2003-01-08 Lg Phillips Lcd Co Ltd 2層構造のソース電極及びドレイン電極を有する液晶表示素子及びその製造方法
JP2003043508A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Hitachi Ltd 液晶表示装置
KR20030042080A (ko) * 2001-11-21 2003-05-28 삼성전자주식회사 박막 트랜지스터 기판 및 그 제조 방법
EP1380880A1 (en) * 1995-12-28 2004-01-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for manufacturing liquid crystal display
JP2004056153A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Samsung Electronics Co Ltd 薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法
KR100434310B1 (ko) * 1998-09-02 2004-06-05 엘지.필립스 엘시디 주식회사 저저항 배선으로써 알루미늄을 이용한 박막트랜지스터기판 및 그것을 이용한 액정표시장치.
JP2004199074A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Samsung Electronics Co Ltd 薄膜トランジスタアレイ基板及びこれを含む液晶表示装置
JP2006293301A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Lg Phillips Lcd Co Ltd パッド電極形成方法及びこれを用いた液晶表示素子の製造方法並びに該方法により製造された液晶表示素子
JP2006301560A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Quanta Display Japan Inc 液晶表示装置とその製造方法
JP2006309028A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Sanyo Epson Imaging Devices Corp 表示装置および表示装置の製造方法
JP2007047516A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Quanta Display Japan Inc 液晶表示装置とその製造方法
US7189998B2 (en) * 1998-10-29 2007-03-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Thin film transistor array panel for a liquid crystal display
JP2007127837A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Mitsubishi Electric Corp 薄膜トランジスタアレイ及びその製造方法、半透過型液晶表示装置
KR100729764B1 (ko) * 2000-11-15 2007-06-20 삼성전자주식회사 액정 표시 장치용 박막 트랜지스터 기판의 제조 방법
JP2007522670A (ja) * 2004-02-11 2007-08-09 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 接触部及びその製造方法、薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法
US7414692B2 (en) 2000-12-13 2008-08-19 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display panel comprising data lines having alternately different extended lengths to data pads at respectively different levels above the substrate
JP2009069852A (ja) * 2001-11-02 2009-04-02 Samsung Electronics Co Ltd 反射−透過型液晶表示装置の製造方法
JP2009124152A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Samsung Electronics Co Ltd アレイ基板及びこれの製造方法
JP2010108000A (ja) * 1996-12-30 2010-05-13 Lg Display Co Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
USRE41363E1 (en) 1995-11-21 2010-06-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Thin film transistor substrate
US7733446B2 (en) 2004-04-02 2010-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semitransmissive liquid crystal display device and manufacturing method thereof
US7787087B2 (en) 1998-05-19 2010-08-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display having wide viewing angle
JP2011100057A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
US8003989B2 (en) 1999-08-12 2011-08-23 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Thin film semiconductor device having a terminal portion
WO2011132353A1 (ja) * 2010-04-19 2011-10-27 シャープ株式会社 表示装置及びその製造方法
US8203683B2 (en) 2007-03-27 2012-06-19 Sony Corporation Electro-optic device having terminal section and pixel section with particular multilayer structures
JP2013101232A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Mitsubishi Electric Corp 配線構造及びそれを備える薄膜トランジスタアレイ基板並びに表示装置
JP2014064008A (ja) * 2008-09-19 2014-04-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
US9041891B2 (en) 1997-05-29 2015-05-26 Samsung Display Co., Ltd. Liquid crystal display having wide viewing angle

Cited By (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE41363E1 (en) 1995-11-21 2010-06-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Thin film transistor substrate
EP1380880A1 (en) * 1995-12-28 2004-01-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for manufacturing liquid crystal display
USRE39211E1 (en) 1995-12-28 2006-08-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for manufacturing a liquid crystal display
JPH09197433A (ja) * 1995-12-30 1997-07-31 Samsung Electron Co Ltd 液晶表示装置の製造方法
JP2010108000A (ja) * 1996-12-30 2010-05-13 Lg Display Co Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
US9041891B2 (en) 1997-05-29 2015-05-26 Samsung Display Co., Ltd. Liquid crystal display having wide viewing angle
US8711309B2 (en) 1998-05-19 2014-04-29 Samsung Display Co., Ltd. Liquid crystal display having wide viewing angle
US8054430B2 (en) 1998-05-19 2011-11-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display having wide viewing angle
US7787086B2 (en) 1998-05-19 2010-08-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display having wide viewing angle
US8400598B2 (en) 1998-05-19 2013-03-19 Samsung Display Co., Ltd. Liquid crystal display having wide viewing angle
US7787087B2 (en) 1998-05-19 2010-08-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Liquid crystal display having wide viewing angle
KR100434310B1 (ko) * 1998-09-02 2004-06-05 엘지.필립스 엘시디 주식회사 저저항 배선으로써 알루미늄을 이용한 박막트랜지스터기판 및 그것을 이용한 액정표시장치.
US7189998B2 (en) * 1998-10-29 2007-03-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Thin film transistor array panel for a liquid crystal display
JP2001109019A (ja) * 1999-05-13 2001-04-20 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置用薄膜トランジスタアレイ基板及びその製造方法
US8023055B2 (en) 1999-08-12 2011-09-20 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the semiconductor device
US8003989B2 (en) 1999-08-12 2011-08-23 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Thin film semiconductor device having a terminal portion
US9640630B2 (en) 1999-08-12 2017-05-02 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the semiconductor device
US9041875B2 (en) 1999-08-12 2015-05-26 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the semiconductor device
JP2002214638A (ja) * 2000-10-31 2002-07-31 Samsung Electronics Co Ltd 制御信号部及びその製造方法とこれを含む液晶表示装置及びその製造方法
US7583328B2 (en) 2000-10-31 2009-09-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Control signal unit for a liquid crystal display and a method for fabricating the same
JP2011242785A (ja) * 2000-10-31 2011-12-01 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置の製造方法
KR100729764B1 (ko) * 2000-11-15 2007-06-20 삼성전자주식회사 액정 표시 장치용 박막 트랜지스터 기판의 제조 방법
US7414692B2 (en) 2000-12-13 2008-08-19 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display panel comprising data lines having alternately different extended lengths to data pads at respectively different levels above the substrate
JP2003005220A (ja) * 2001-03-21 2003-01-08 Lg Phillips Lcd Co Ltd 2層構造のソース電極及びドレイン電極を有する液晶表示素子及びその製造方法
JP2003043508A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2009069852A (ja) * 2001-11-02 2009-04-02 Samsung Electronics Co Ltd 反射−透過型液晶表示装置の製造方法
KR20030042080A (ko) * 2001-11-21 2003-05-28 삼성전자주식회사 박막 트랜지스터 기판 및 그 제조 방법
JP4644417B2 (ja) * 2002-07-19 2011-03-02 三星電子株式会社 薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法
JP2004056153A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Samsung Electronics Co Ltd 薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法
JP2004199074A (ja) * 2002-12-17 2004-07-15 Samsung Electronics Co Ltd 薄膜トランジスタアレイ基板及びこれを含む液晶表示装置
US7768601B2 (en) 2002-12-17 2010-08-03 Samsung Electronics Co., Ltd Thin film transistor array panel and liquid crystal display including the panel
JP2007522670A (ja) * 2004-02-11 2007-08-09 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 接触部及びその製造方法、薄膜トランジスタ表示板及びその製造方法
US7733446B2 (en) 2004-04-02 2010-06-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semitransmissive liquid crystal display device and manufacturing method thereof
JP2006301560A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Quanta Display Japan Inc 液晶表示装置とその製造方法
JP2006293301A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Lg Phillips Lcd Co Ltd パッド電極形成方法及びこれを用いた液晶表示素子の製造方法並びに該方法により製造された液晶表示素子
JP4657915B2 (ja) * 2005-04-11 2011-03-23 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド パッド電極形成方法及びこれを用いた液晶表示素子の製造方法並びに該方法により製造された液晶表示素子
US7777853B2 (en) 2005-04-11 2010-08-17 Lg Display Co., Ltd. Method for forming pad electrode, method for manufacturing liquid crystal display device using the same, and liquid crystal display device manufactured by the method
US7692751B2 (en) 2005-04-11 2010-04-06 Lg Display Co., Ltd. Method for forming pad electrode, method for manufacturing liquid crystal display device using the same, and liquid crystal display device manufactured by the method
JP2006309028A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Sanyo Epson Imaging Devices Corp 表示装置および表示装置の製造方法
JP2007047516A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Quanta Display Japan Inc 液晶表示装置とその製造方法
JP4663485B2 (ja) * 2005-11-04 2011-04-06 三菱電機株式会社 薄膜トランジスタアレイ及びその製造方法、半透過型液晶表示装置
JP2007127837A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Mitsubishi Electric Corp 薄膜トランジスタアレイ及びその製造方法、半透過型液晶表示装置
US8203683B2 (en) 2007-03-27 2012-06-19 Sony Corporation Electro-optic device having terminal section and pixel section with particular multilayer structures
JP2009124152A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Samsung Electronics Co Ltd アレイ基板及びこれの製造方法
JP2014064008A (ja) * 2008-09-19 2014-04-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置
US9478597B2 (en) 2008-09-19 2016-10-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
US11139359B2 (en) 2008-09-19 2021-10-05 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
JP2011100057A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
WO2011132353A1 (ja) * 2010-04-19 2011-10-27 シャープ株式会社 表示装置及びその製造方法
JP2013101232A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Mitsubishi Electric Corp 配線構造及びそれを備える薄膜トランジスタアレイ基板並びに表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3281167B2 (ja) 2002-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3281167B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
KR100293760B1 (ko) Ito 막 접촉 구조, tft 기판 및 그 제조방법
US6562645B2 (en) Method of fabricating fringe field switching mode liquid crystal display
KR100583979B1 (ko) 액정 표시장치 제조방법 및 그 제조방법에 따른액정표시장치
US20040036070A1 (en) Thin film transistor array substrate and manufacturing method thereof
JP2000241832A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
KR100264112B1 (ko) 액티브 매트릭스 기판 및 그 제조 방법
JP2010147494A (ja) 薄膜トランジスタ及びその製造方法
JP2000002892A (ja) 液晶表示装置、マトリクスアレイ基板およびその製造方法
JPH1164887A (ja) 薄膜トランジスタ型液晶表示装置およびその製造方法
JPH11202365A (ja) 液晶表示パネル及びその製造方法
JPH05323373A (ja) 薄膜トランジスタパネルの製造方法
JPH1010576A (ja) 薄膜トランジスタアレイ基板およびその製造方法
US6862051B2 (en) Liquid crystal display device and method of manufacturing the same
JP3433632B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
US6806933B2 (en) Array substrate with multi-layer electrode line
JP2002111004A (ja) アレイ基板の製造方法
JPH08330592A (ja) 薄膜トランジスタおよび液晶表示装置
JPH1082997A (ja) アクティブマトリクス液晶表示装置の製造方法及びアクティブマトリクス液晶表示装置
JPH06102528A (ja) 薄膜トランジスタマトリックスの製造方法
JP2809153B2 (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP2000029066A (ja) 表示装置用アレイ基板、及びその製造方法
JPH10170951A (ja) 液晶表示装置の製造方法
JP2820064B2 (ja) 薄膜トランジスタとこれを用いた液晶表示装置
JPH0815733A (ja) 薄膜トランジスタパネルとその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020212

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term