JP2002111004A - アレイ基板の製造方法 - Google Patents

アレイ基板の製造方法

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JP2002111004A
JP2002111004A JP2000302272A JP2000302272A JP2002111004A JP 2002111004 A JP2002111004 A JP 2002111004A JP 2000302272 A JP2000302272 A JP 2000302272A JP 2000302272 A JP2000302272 A JP 2000302272A JP 2002111004 A JP2002111004 A JP 2002111004A
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Haruaki Hirahara
東晃 平原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのマスクパターンを用いて、三層金属
膜(Mo/Al/Mo)及び多層非金属膜(SiNx/a-S
i:H/n+a-Si:H)を一括してパターニングする工
程を含むアレイ基板の製造方法において、多層膜パター
ンを覆う膜についての段切れの形成、及びこれに起因す
る不良の発生を充分に防止することができるものを提供
する。 【解決手段】まず、混酸を用いるウェットエッチングに
よりジャストエッチングの段階まで三層金属膜5をパタ
ーニングする(第1のエッチング)。次いで、同一のレ
ジストパターン9下で、プラズマエッチングにより、ボ
トムMo層51のエッチング残りを除去するとともに、
三層金属膜のパターンの端面におけるトップMo層53
の突き出し部54を除去する(第2のエッチングの第1
段階)。さらに、同一のレジストパターン9下で、プラ
ズマエッチングにより下方の三層非金属膜6をパターニ
ングする(第2のエッチングの第2段階)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等の
平面表示装置に用いられるアレイ基板の製造方法に関す
る。特には、画素ごとのスイッチ素子として薄膜トラン
ジスタ(TFT)を備えるアクティブマトリクス型表示
装置用アレイ基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTディスプレイに代わる表示
装置として、平面型の表示装置が盛んに開発されてお
り、中でも液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力等
の利点から注目を集めている。特には、各画素電極にス
イッチ素子が電気的に接続されて成るアクティブマトリ
クス型液晶表示装置は、隣接画素間でクロストークのな
い良好な表示画像を実現できることから、液晶表示装置
の主流となっている。
【0003】以下に、TFT(Thin Film Transistor)を
スイッチ素子とする光透過型のアクティブマトリクス型
液晶表示装置を例にとり説明する。
【0004】アクティブマトリクス型液晶表示装置は、
アレイ基板と対向基板との間に配向膜を介して液晶層が
保持されて成っている。アレイ基板においては、ガラス
や石英等の透明絶縁基板上に、複数本の信号線と複数本
の走査線とが絶縁膜を介して格子状に配置され、格子の
各マス目に相当する領域にITO(Indium-Tin-Oxide)等
の透明導電材料からなる画素電極が配される。そして、
格子の各交点部分には、各画素電極を制御するスイッチ
ング素子としてのTFTが配置される。TFTのゲート
電極は走査線に、ドレイン電極は信号線にそれぞれ電気
的に接続され、さらにソース電極は画素電極に電気的に
接続されている。
【0005】対向基板は、ガラス等の透明絶縁基板上に
ITOから成る対向電極が配置され、またカラー表示を
実現するのであればカラーフィルタ層が配置されて構成
されている。
【0006】このような液晶表示装置の製造コストにお
いてアレイ基板の製造コストの割合が高く、特には、ア
レイ基板上に、スイッチ素子であるTFTを製造するた
めの工程のコストが大きな部分を占める。そのため、T
FT及びアレイ基板の製造工程を簡略化しコスト低減を
図ることが重要となる。
【0007】そこで、TFT及びアレイ基板の製造を、
より少ない数のパターニングにより、すなわち、より少
ない数のフォトマスクにより行うことで製造プロセスを
短縮し製造コストを削減しようとする試みが行われてい
る。このように、TFT及びアレイ基板を構成するのに
必要なパターンを少ない数のパターニングによって製造
するためには、例えば、複数の相異なる材料から成る多
層膜を、一つのフォトマスクを用いて、すなわわち同一
のレジストパターン等のエッチングパターンの下で、一
括してパターニングすることが考えられる。特願平8−
260572号においては、画素電極を最上層に配置
し、これに伴い信号線、ソース、ドレイン電極と共に、
半導体被膜等を同一のマスクパターンに基づいて一括し
てパターニングを行うことが提案されている。
【0008】一方、液晶表示装置の高精細化等に伴な
い、信号線の材料としてアルミニウム(Al)の単体ま
たは合金が用いられるようになって来ている。そして、
このようにアルミニウムからなる金属膜を信号線に用い
る場合に、製造工程中の加熱により金属膜にヒロックが
生じて被覆絶縁膜の絶縁性を低下させるなどの問題があ
った。そこで、特願平10−61107号においては、
アルミニウム層をモリブデン(Mo)層によりサンドイ
ッチ状に挟み込んだ三層金属膜とすることが提案されて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、生産効率面で
実用的なエッチャントを用いる場合に、アルミニウム層
とモリブデン膜とでは、エッチングを受ける速度(エッ
チングレート)が大きく異なることから、サイドエッチ
ングの程度に大きな差が生じてしまう。そのため、得ら
れる三層金属膜パターンの端面に凹部やオーバーハング
といった、被覆膜による被覆が難しい部分が形成され
る。この様子を図7及び8に示す。
【0010】図7に示す例では、多層膜のうち、モリブ
デンからなるトップ層及びボトム層が優先的にサイドエ
ッチングを受けるため、これらに挟まれるアルミニウム
層がトップ及びボトム層に対して外側へと膨出して、金
属層の端面が断面図において横倒しU字状ないしは横倒
しV字状をなしている。この上に絶縁保護膜等の被覆膜
が形成された場合、被覆膜にカバレッジ不良が生じる。
すなわち、被覆膜に亀裂が走る、いわゆる「段切れ」と
いう問題が生じる。図中には、被覆膜の亀裂に起因し
て、レジストの濡れ性が低下し、これにより、レジスト
91にピンホール81が生成した様子を示す。図示の例
では、レジスト91がコンタクトホール形成のためのも
のであり、レジストのピンホールにより、後工程におけ
るパターニングに際し、エッチャントが亀裂から侵入し
絶縁膜30にピンホールが生じ、短絡や絶縁不良を引き
起こすこととなる。
【0011】図8に示す例では、アルミニウム層が優先
的にサイドエッチングを受けて内側へと引き込んでしま
う。そのため、モリブデンからなるトップ層が外側にひ
さし(庇)状に突き出してオーバーハング状の突き出し
部54をなすこととなる。この上に被覆膜30,42a
が形成された場合にも、これらに段切れが生じる。図中
には、絶縁保護膜30を介して多層膜パターンの端面付
近を被覆する透明導電膜(ITO膜)42aに段切れ8
が生じた様子を示している。図示の例では、ITO膜4
2aが完全に断線している。
【0012】例えば、一括してパターニングするための
レジストパターンを形成後、リン酸、酢酸、硝酸及び水
からなるエッチング液を用いてレジストパターン領域外
にある三層金属膜を充分に除去した後、プラズマエッチ
ングによってその下方の低抵抗半導体膜、半導体膜及び
第2ゲート絶縁膜を除去することが行われていた。この
場合に、図7〜8中に示すようなオーバーハング及びこ
れに起因する段切れが生じることがあり問題となってい
た。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、一つのフォトマスクを用いて、多層金属膜及び
多層非金属膜を一括してパターニングする工程を含む、
アレイ基板の製造方法において、多層膜パターンの端面
の個所での被覆膜の段切れ、及びこれに起因する不良の
発生を充分に防止することができるものを提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1のアレイ基板の
製造方法は、少なくとも一つの半導体層及び絶縁膜を含
む多層非金属膜、及びこれを覆う多層金属膜を堆積する
工程と、これら多層非金属膜と多層金属膜とからなる多
層膜について一つのレジストパターンの下で一括してパ
ターニングする多層膜連続エッチング工程と、前記多層
膜からなるパターンの端面をまたぐ領域に、該端面近傍
を直接被覆する、絶縁保護性または導電性の被覆膜を形
成する工程とを含むアレイ基板の製造方法において、前
記多層膜連続エッチング工程が、ウェットエッチングに
より、前記多層金属膜をジャストエッチングまたはその
直前までパターニングする第1エッチング工程と、ドラ
イエッチングにより、前記多層金属膜をさらに除去する
とともに、前記多層非金属膜をパターニングする第2エ
ッチング工程とからなることを特徴とする。
【0015】上記構成によると、多層膜パターンを覆う
膜についての段切れを防止することができる。
【0016】請求項3のアレイ基板の製造方法は、三層
金属膜(Mo/Al/Mo)のパターンの端面には前記第3金
属層が外側へとひさし状に突き出す突き出し部が形成さ
れ、前記第2エッチング工程の第1段階にて前記突き出
し部がプラズマエッチングにより除去され、前記第2エ
ッチング工程の第2段階にて、前記第1段階とは異なる
活性ガス種を用いたプラズマエッチングにより前記多層
非金属膜のパターニングが完了することを特徴とする。
【0017】このような構成であると、多層膜パターン
の端面について、容易に、なだらかなテーパー状とする
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、実施例の製造方法により得
られる薄膜トランジスタ(TFT)及びこれを含む表示
装置用アレイ基板について、図1〜2を用いて概略を説
明する。
【0019】図1は、TFT形成部及びその付近の構成
を模式的に示す縦断図(図2のA−A線図)である。図
2は、TFTを含む、アレイ基板上の各画素の構成を模
式的に示す平面図である。
【0020】アレイ基板10には、複数の信号線21と
複数の走査線11とが互いに直交するように配列され
る。走査線11及びゲート電極11aを含む下層の金属
配線パターンは、例えばモリブデン−タングステン(Mo-
W)により形成され、全体が第1ゲート絶縁膜15により
覆われる。
【0021】信号線21と走査線11とにより区画され
る画素開口ごとにおいて、信号線21と走査線11との
交差部近傍に、スイッチング素子としてのTFT7が配
置される。TFT7は、図示の具体例では、逆スタガ・
チャネル保護(エッチングストッパ)型である。すなわ
ち、ガラス基板18上のゲート電極11aの上方に、第
1及び第2ゲート絶縁膜15,25及び半導体膜26を
介して、島状のチャネル保護膜20が位置し、この上の
略中央部が、左右のソース電極23及びドレイン電極2
2を互いに離間する谷溝状のバックチャネル部45をな
す。
【0022】図中に示されるように、走査線11の延在
部がTFT7のゲート電極11aをなしており、このゲ
ート電極11aを覆う個所に、第1及び第2ゲート絶縁
膜15,25を介して、アモルファスシリコン(a-S
i:H)からなる半導体膜26が配置される。この半導
体膜26の上には、TFTのバックチャネル部の底面に
相当する個所を除き、リンドープアモルファスシリコン
(n+a-Si:H)からなる低抵抗半導体膜27が配置
され、チャネル保護膜20が介在する個所以外では半導
体膜26と直接積層される。低抵抗半導体膜27の上に
は、三層金属膜5から成るソース電極23及びドレイン
電極22が配置される。
【0023】三層金属膜5は、図示の具体例では、金属
アルミニウム(Al)層52を、金属アルミニウム(Al)
層よりも比較的薄い(例えば50nmの)、上下の金属
モリブデン(Mo)層51,53により挟み込んだものであ
る。
【0024】ここで、第2ゲート絶縁膜25、半導体膜
26、低抵抗半導体膜27、及び、金属膜5から成るソ
ース電極23、ドレイン電極22は、バックチャネル部
45以外において、輪郭が略一致している。また、ドレ
イン電極22に連続する信号線21も、ソース電極23
及びドレイン電極22と同様、三層金属膜5からなり、
信号線21と輪郭の略一致する三層の非金属膜6の上に
重ねられている。
【0025】これら信号線21、ドレイン電極22及び
ソース電極23は、三層金属膜5と、三層非金属膜6
が、一つのレジストパターン(エッチングマスク)の下
で、一括してパターニングされて形成されるものであ
る。
【0026】一つのレジストパターンの下でのパターニ
ングは、以下の(a)〜(c)に説明するように、ウェット
エッチングによる第1エッチング工程と、ドライエッチ
ングによる第2エッチング工程とからなり、第1エッチ
ング工程は、三層金属膜5についてのジャストエッチン
グまたはその直前まで行われる。また、第2エッチング
工程は、三層金属膜5をさらに除去して金属膜のエッチ
ング残りを完全に除去する第1段階と、三層非金属膜6
のエッチングを完了させる第2段階とからなる。
【0027】(a) 第1エッチング工程(図3) まず、リン酸、酢酸及び硝酸、及び水からなる混酸を用
いたウェットエッチングにより三層金属膜5をパターニ
ングする。
【0028】好ましい混酸の組成は、例えば、下記の酸
水溶液を下記の範囲で混合したならば、または、さらに
適量の水を添加したならば得られるものである。
【0029】 85%リン酸水溶液 70〜80容量%(v/v%) 70%硝酸水溶液 1〜 5容量% 90%酢酸水溶液 10〜20容量% このような組成の混酸をエッチング液として用いた場合
には、Al層52に対するエッチングの速度が、ボトム
Mo層51及びトップMo層53に対するエッチングの
速度よりも大きくなる。したがって、トップMo層53
がひさし状に突き出して突き出し部54を形成する。
【0030】このエッチングの際には、エンドポイント
モニター(End point Monitor)を使用してジャストエッ
チングまでエッチング処理を行う。エンドポイントモニ
ターは反射光量または透過光量の変化を捕らえて、基板
の下地(この場合、低抵抗半導体膜27をなすためのn
+a-Si:H層61)が露出した時点を検出するもので
ある。または、レジストパターン9の外でAl層52が
完全に除去された時点、すなわち三層金属膜5のうちボ
トムMo層51のみが全面または一部に残る時点までエ
ッチング処理を行なう。この時点は、例えば、アルミニ
ウム金属の表面反射率とモリブデン金属の表面反射率の
違いにより、同様にエンドポイントモニターにより検出
することが可能である。
【0031】なお、エッチング処理の時間は、ジャスト
エッチングまでの時間を把握した後、例えば、ジャスト
エッチングの時間よりも所定時間だけ短い処理時間を採
用するという具合に設定することもできる。
【0032】ウェットエッチングは、ディッピング方式
で行うこともできるが、サイドエッチング(アンダーカ
ット)の量を少なくできるシャワー方式が、より好まし
い。
【0033】上記のようにジャストエッチングまたはそ
の直前までウェットエッチングを行なうならば、レジス
トパターンの縁からAl層52が引き込まれるサイドエ
ッチングの寸法を所定範囲内に収めることができ、後の
工程(第2エッチング工程の第1段階)において、トッ
プMo層53からなる突き出し部54を容易に除去する
ことができる。
【0034】(b) 第2エッチング工程の第1段階(図
4) 次に、プラズマエッチング等のドライエッチングによ
り、上記突き出し部54を除去するとともに、レジスト
パターン9の外側に残留するボトムMo層51のエッチ
ング残渣を完全に除去する。
【0035】この際、反応性ガス種その他の条件の選択
により、Mo層に対するエッチングの速度がAl層52
に対するそれよりも充分に大きくなるようにする。例え
ば、六フッ化硫黄(SF6)のみを反応性ガス種とした
プラズマエッチングとし、キャリアガスその他の条件を
適宜選択する。
【0036】このような第1段階のドライエッチングに
おいて、一般には、低抵抗半導体膜27及び半導体膜2
6のパターンをなすための、n+a-Si:H層61及び
a-Si:H層62のエッチングも進行する。
【0037】この第1段階のドライエッチングは、トッ
プMo層53からの突き出し部54が完全に除去され
て、三層金属膜5の端面が充分になだらかテーパー状と
なる時点まで行う。
【0038】(c) 第2エッチング工程の第2段階(図
5) 引き続くドライエッチングにより、三層非金属膜6のパ
ターニングを完了させる。
【0039】この際には、窒化シリコン膜63と、a-
Si:H層62及びn+a-Si:H層61とからなる三層
非金属膜6を一括してパターニングするのに適したエッ
チング条件を選択する。例えば、塩化水素(HCl)及
び六フッ化硫黄(SF6)からなる混合ガスを反応性ガ
ス種とするプラズマエッチングにより行われる。この
際、ヘリウム(He)を沈着物(デポ)防止用のキャリ
アガスとした。
【0040】第2段階のドライエッチングは、好ましく
は、エンドポイントモニター(End point Monitor)を使
用してオーバーエッチング、例えば約10%のオーバー
エッチングを行う。すなわち、レジストパターンの輪郭
までエッチングされるジャストエッチングの時間を基準
として、約10%だけエッチング時間を伸ばす。
【0041】このように約10%だけのオーバーエッチ
ングを行うことにより、三層非金属膜6のボトム層であ
る窒化シリコン膜63が部分的に残留するのを充分に防
止できるとともに、三層非金属膜6に過度のサイドエッ
チングが生じるのを防止することができる。特には、三
層非金属膜6のトップ層であるn+a-Si:H層61に
過度のサイドエッチングが生じるのを防止することがで
きる。
【0042】上記のように、窒化シリコン膜63、a-
Si:H層62及びn+a-Si:H層61からなる三層非
金属膜6を一括してエッチングするようなエッチング条
件においては、通常、n+a-Si:H層61のエッチン
グ速度が他の層のエッチング速度に比べてかなり大きく
なってしまう。そのため、図5中に示すように、低抵抗
半導体膜27をなすn+a-Si:H層61のパターンの
端面が、レジストパターン9の端面、及び、同時に生成
される他の非金属層62,63のパターンの端面よりも
パターンの内側に引き込まれる。
【0043】しかし、本実施例においては、n+a-S
i:H層61の次に堆積されたボトムMo層51からな
るパターンが上記の第1段階のドライエッチングにより
適当なサイドエッチングを受けているため、ボトムMo
層51のパターンの端面はn+a-Si:H層61のパタ
ーンの端面よりパターン内側に位置するか、またはほぼ
重なる個所に位置する。したがって、n+a-Si:H層
61のところで、多層膜パターンの端面に凹部が生じる
ことが防止されている。
【0044】次に、実施例に係る薄膜トランジスタ及び
アレイ基板の製造方法に関する、より詳細な例について
図3〜5を用いて説明する。
【0045】(1) 第1のパターニング ガラス基板18上に、スパッタ法によりモリブデン−タ
ングステン合金膜(MoW膜)を250nm堆積させ
る。そして、第1のマスクパターンを用いるパターニン
グにより、600本の走査線11、その延在部からなる
ゲート電極11a、及び、走査線11と略同数の補助容
量線12を形成する(図2、及び図6左部を参照)。同
時に、アレイ基板10の接続用周縁部10aに走査線接
続パッド11bを形成する(図2、及び図6の右部参
照)。
【0046】(2) 第2のパターニング (2-1) CVD法による連続堆積 まず、第1ゲート絶縁膜15をなす175nm厚の、酸
化シリコン膜(SiOx膜)または酸化・窒化シリコン
膜(SiONx膜)を堆積する。表面をフッ酸で処理し
た後、さらに、第2ゲート絶縁膜25を形成するための
50nm厚の窒化シリコン膜(SiNx膜)63、TF
T7の半導体膜26を作成するための50nm厚のアモ
ルファスシリコン(a-Si:H)層62、及び、TFT
7のチャネル保護膜20を形成するための膜厚300n
mの窒化シリコン膜(SiNx膜)を、大気に曝すこと
なく連続して成膜する。
【0047】(2-2) チャネル保護膜20の作成 レジスト層を塗布した後、走査線11及びゲート電極1
1a等の金属パターンをマスクとした裏面露光技術によ
り、自己整合的な露光を行う。次いで、TFT7に対応
する領域のみに該窒化シリコン膜のパターンが残るよう
に、第2のマスクパターンを用いる表側(図では上面
側)からの露光を行う。この後、現像及びエッチング処
理を行うことにより、島状のチャネル保護膜20を得
る。
【0048】(3) 第3のパターニング (3-1) n+a-Si:H層及び三層金属膜(Mo/Al/Mo)
の堆積 良好なオーミックコンタクトが得られるように、アモル
ファスシリコン(a-Si:H)層62の露出する表面を
フッ酸で処理した後、低抵抗半導体膜27を作成するた
めの50nm厚のリンドープアモルファスシリコン(n
+a-Si:H)層61を上記と同様のCVD法により堆
積する。
【0049】この後、スパッタ法により、50nm厚の
ボトムMo層51、250nm厚のAl層52、及び、
50nm厚のトップMo層53からなる三層金属膜(Mo
/Al/Mo)5を堆積する。
【0050】(3-2) 多層膜のパターニング そして、第3のマスクパターンを用いて、レジスト9を
露光、現像した後、上記の窒化シリコン膜63、a-S
i:H層62、n+a-Si:H層61、及び三層金属膜5
を一括してパターニングする。この第3のパターニング
により、800×3本の信号線21と、各信号線21か
ら延在するドレイン電極22と、未だドレイン電極22
に連続したままのソース電極23とを作成する(図5参
照)。また、図には示さないが、アレイ基板10の周縁
接続領域においては、信号線21から引き出された信号
線パッド(信号線21からの引き出し線を含む)が同時
に作成される。
【0051】(3-2-a) 第1のエッチング(図3) 三層金属膜5について、まず、ウェットエッチングを施
した。エッチング液としては、85%リン酸水溶液、7
0%硝酸水溶液、90%酢酸水溶液及び水を、75/2
/17/5の体積比で混合したものを用いた。また、基
板上にこのようなエッチング液を吹き付けるシャワー方
式によりジャストエッチングの時点までエッチングを行
なった。
【0052】(3-2-b) 第2のエッチングの第1段階
(図4) 次に、窒化シリコン膜、a-Si:H層、n+a-Si:H
層について、SF6、HCl、及びHeの混合ガスを用
いるプラズマエッチングによりパターニングした。
【0053】エッチングチャンバーに導入する混合ガス
は、流量300SCCMのSF6、流量300SCCM
のHe、及び流量50SCCMのN2を混合したもので
ある。すなわち、導入ガスの混合体積比は、SF6/H
e/N2=300/300/50である。
【0054】プラズマエッチングの際、エッチングチャ
ンバー内の圧力を28.8Pa、高周波入力電力(パワ
ー)を1800Wに保った。このような条件により、1
40nm/min以上のエッチング速度が得られた。
【0055】(2-2-c) 第2のエッチングの第2段階
(図5) 次に、窒化シリコン膜、a-Si:H層、n+a-Si:H
層について、HCl、SF6、及びHeの混合ガスを用
いるプラズマエッチングによりパターニングした。
【0056】エッチングチャンバーへの導入ガスの混合
体積比を、HCl/SF6/He=300/200/3
00とし、エッチングチャンバー内の圧力を26.7P
a、高周波入力電力(パワー)を1000Wに保った。
また、エンドポイントモニターを使用し、ジャストエッ
チングまでの時間の10%の時間だけオーバーエッチン
グを行った。
【0057】(4) 第4のパターニング 上記のように得られた多層膜パターンの上に、200n
m厚の窒化シリコン膜からなる層間絶縁膜30を堆積す
る。
【0058】第4のマスクパターンによる露光、現像の
後、バッファードフッ酸(BHF)を用いるウェットエ
ッチングにより、ソース電極23上の層間絶縁膜30を
除去してコンタクトホール41を作成する。また、走査
線パッド部11b上の第1ゲート絶縁膜15及び層間絶
縁膜30を除去してコンタクトホール41を作成する。
【0059】(5) 第5のパターニング DCスパッタ法により40nm厚のITO層を堆積す
る。この際、スパッタ雰囲気として、アルゴン(Ar)
ガス及びクリプトン(Kr)ガスのうちの少なくともい
ずれかを主として用い、さらにH2Oを導入することに
より、アモルファスのITO層が形成されるようにす
る。
【0060】第5のマスクパターンを用いる露光、現像
の後、シュウ酸系の有機エッチング液により画素電極4
1を形成する。この後、230℃以上の加熱を行うこと
によりITO層を結晶化させる。
【0061】以上に説明した実施例の製造方法によれ
ば、多層金属膜及び多層非金属膜を一括してパターニン
グする際にも、得られる多層膜パターンの端面に凹部や
オーバーハングが形成されるのを防止することができる
ので、該端面を覆う被覆膜に段切れ、及びこれに起因す
る不良が発生するのを充分に防止することができる。
【0062】上記実施例においては、得られるパターン
の端面が絶縁保護膜を介して導電膜により被覆される場
合について説明したが、導電膜により直接被覆される場
合や、絶縁保護膜のみにより被覆される場合についても
全く同様である。
【0063】また、光透過型液晶表示装置用アレイ基板
の場合を例にとり説明したが、反射型液晶表示装置用ア
レイ基板や有機EL用アレイ基板等の他の用途に用いら
れる薄膜トランジスタの製造であっても同様の方法によ
り行うことができる。
【0064】
【発明の効果】一つのマスクパターンを用いて、多層膜
を一括してパターニングする工程を含むアレイ基板の製
造方法において、多層膜パターンを覆う膜についての段
切れの形成、及びこれに起因する不良の発生を充分に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る、アレイ基板上のTFT形成部の
構成を模式的に示す縦断面図である(図2のA−A線
図)。
【図2】実施例に係る、アレイ基板上のアレイ基板上の
各画素の構成を模式的に示す平面図である。
【図3】第1のエッチングの後の様子、すなわち、ウェ
ットエッチングにより、三層金属膜(Mo/Al/Mo)をジャ
ストエッチングの時点までパターニングした後の様子を
示すTFT形成部の模式的な縦断面図である。
【図4】第2のエッチングの第1段階の後の様子、すな
わち、プラズマエッチングにより、三層金属膜(Mo/Al/
Mo)の端面から突き出るトップMo層の突き出し部、及
びボトムMo層のエッチング残り部を除去した後の様子
を示す、図3に対応する模式的な縦断面図である。
【図5】第2のエッチング終了後の様子を示す、図3に
対応する模式的な縦断面図である。すなわち、引き続い
てのプラズマエッチングにより三層非金属膜(n+a-S
i:H層、a-Si:H層及び窒化シリコン膜)のパター
ニングを完了した後の様子を示す模式図である。
【図6】アレイ基板の完成時における補助容量形成部
(図2のB−B線図)及び走査線パッド部(図2のC−
C線図)についての模式的な縦断面図である。
【図7】従来の技術により生ずるレジストのピンホール
について説明するためのTFT形成部の縦断面図であ
る。
【図8】他の従来の技術により生ずるITO膜の段切れ
について説明するためのTFT形成部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10 アレイ基板 11 走査線 11a 走査線から延在されたゲート電極 11b 走査線外周部のパッド部 12 補助容量線 20 チャネル保護膜 21 信号線 22 信号線から延在されたドレイン電極 23 ソース電極 15 第1ゲート絶縁膜(SiNOx膜) 25 第2ゲート絶縁膜(SiNx膜) 26 TFTの半導体膜 27 低抵抗半導体膜 42 画素電極 42a 画素電極延在部としてのITO膜 5 三層金属膜(Mo/Al/Mo) 6 三層非金属膜(n+a-Si:H層、a-Si:H層及
び窒化シリコン膜) 7 TFT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/3065 H01L 21/88 C 5G435 21/3213 29/78 616U 616J Fターム(参考) 2H092 HA04 JA26 JA36 JA44 JA46 JB57 KA05 KB24 KB25 MA05 MA07 MA14 MA15 MA17 MA27 MA42 NA15 NA27 5C094 AA42 AA43 BA03 BA29 BA43 CA19 DA15 EA04 EA07 5F004 AA11 CB18 DA00 DA18 DA22 DA25 DA30 DB00 DB02 DB07 DB08 5F033 HH22 HH38 JJ01 JJ38 KK08 KK09 KK20 MM08 PP15 QQ08 QQ09 QQ10 QQ12 QQ19 QQ21 QQ35 QQ37 RR06 VV15 XX02 5F110 AA26 BB01 EE06 EE44 FF02 FF03 FF04 FF09 FF28 GG02 GG15 GG25 GG44 HK03 HK04 HK09 HK16 HK22 HK25 HK34 HK41 HL07 HL23 NN04 NN14 NN24 QQ04 QQ05 QQ09 QQ12 5G435 AA17 BB12 CC09 HH13 KK05 KK09 KK10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの半導体層及び絶縁膜を含
    む多層非金属膜、及びこれを覆う多層金属膜を堆積する
    工程と、 これら多層非金属膜と多層金属膜とからなる多層膜につ
    いて一つのレジストパターンの下で一括してパターニン
    グする多層膜連続エッチング工程と、 前記多層膜からなるパターンの端面をまたぐ領域に、該
    端面近傍を直接被覆する、絶縁保護性または導電性の被
    覆膜を形成する工程とを含むアレイ基板の製造方法にお
    いて、 前記多層膜連続エッチング工程が、 ウェットエッチングにより、前記多層金属膜をジャスト
    エッチングまたはその直前までパターニングする第1エ
    ッチング工程と、 ドライエッチングにより、前記多層金属膜をさらに除去
    するとともに、前記多層非金属膜をパターニングする第
    2エッチング工程とからなることを特徴とするアレイ基
    板の製造方法。
  2. 【請求項2】前記多層金属膜が、モリブデン(Mo)か
    らなる第1金属層と、これを覆うアルミニウム(Al)
    の単体または合金からなる第2金属層と、さらにこれを
    覆うモリブデン(Mo)からなる第3金属層との三層金
    属膜であることを特徴とする請求項1記載のアレイ基板
    の製造方法。
  3. 【請求項3】前記第1エッチング工程により、前記三層
    金属膜のパターンの端面には前記第3金属層が外側へと
    ひさし状に突き出す突き出し部が形成され、 前記第2エッチング工程の第1段階にて前記突き出し部
    がプラズマエッチングにより除去され、 前記第2エッチング工程の第2段階にて、前記第1段階
    とは異なる活性ガス種を用いたプラズマエッチングによ
    り前記多層非金属膜のパターニングが完了することを特
    徴とする請求項2記載のアレイ基板の製造方法。
  4. 【請求項4】前記多層非金属膜に含まれる絶縁膜が窒化
    シリコンからなる膜であることを特徴とする請求項1ま
    たは3記載のアレイ基板の製造方法。
  5. 【請求項5】基板上に配置される走査線と、 この上に配置される第1及び第2絶縁膜、この上に配置
    される半導体膜及び低抵抗半導体膜、前記低抵抗半導体
    膜を介して前記半導体膜に電気的に接続されるソース電
    極及びドレイン電極とを含む薄膜トランジスタと、 前記ドレイン電極から導出されて前記走査線と略直交す
    る信号線と、 この信号線と前記ソース電極及びドレイン電極とを被覆
    する第3絶縁膜と、 前記ソース電極の上面の一部が露出するように前記第3
    絶縁膜に設けられたコンタクトホールと、 該コンタクトホールを覆う導電層を介して前記ソース電
    極と電気的に接続される画素電極とをアレイ基板上に備
    え、 前記多層非金属膜が、前記第2絶縁膜と前記半導体膜及
    び低抵抗半導体膜との積層膜であり、 前記多層金属膜が前記ソース電極及びドレイン電極をな
    す金属膜であることを特徴とする請求項1記載のアレイ
    基板の製造方法。
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