JP2001085698A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2001085698A
JP2001085698A JP26207399A JP26207399A JP2001085698A JP 2001085698 A JP2001085698 A JP 2001085698A JP 26207399 A JP26207399 A JP 26207399A JP 26207399 A JP26207399 A JP 26207399A JP 2001085698 A JP2001085698 A JP 2001085698A
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Madoka Nakajima
まどか 中島
Nobuo Mukai
信夫 向井
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのマスクパターンを用いて、多層膜を
一括してパターニングする工程を含む、薄膜トランジス
タその他の半導体装置の製造方法において、段切れの形
成、及びこれに起因する不良の発生を充分に防止するこ
とができるものを提供する。 【解決手段】三層金属膜5(Mo/Al/Mo)、及び、三層非
金属膜6(na-Si:H層、a-Si:H層及び窒化シ
リコン膜)を、同一のレジストパターン下で、それぞれ
混酸を用いるウェットエッチング、及び、SFとHC
lとの混合ガスを用いたプラズマエッチングにより一括
してパターニングする。三層金属膜5を堆積する際、エ
ッチング速度の大きいボトムのMo層を約10nmまた
はそれ以下の薄層としておく。また、三層非金属膜6を
エッチングするプラズマエッチングの際、SF/HC
lの流量比を0.11〜0.25の範囲内に保つことに
より、na-Si:H層のアンダーカットを抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス型液晶表示装置のスイッチング素子等として用いら
れる半導体装置の製造方法に関する。特には、アレイ基
板上に薄膜トランジスタ(TFT)を製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTディスプレイに代わる表示
装置として、平面型の表示装置が盛んに開発されてお
り、中でも液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力等
の利点から注目を集めている。特には、各画素電極にス
イッチ素子が電気的に接続されて成るアクティブマトリ
ックス型液晶表示装置は、隣接画素間でクロストークの
ない良好な表示画像を実現できることから、液晶表示装
置の主流となっている。
【0003】しかし、液晶表示装置の製造コストは、未
だCRTディスプレイに比べてかなり高く、このことが
液晶表示装置をさらに普及させていく上での大きな課題
となっている。
【0004】液晶表示装置の製造コストにおいてアレイ
基板の製造コストの割合が高く、特には、アレイ基板上
に、スイッチ素子であるTFTを製造するための工程の
コストが大きな部分を占める。そのため、TFTの製造
工程を簡略化しコスト低減を図ることが重要となる。
【0005】そこで、TFTの製造を、より少ない数の
パターニングにより、すなわち、より少ない数のフォト
マスクにより行うことで製造プロセスを短縮し製造コス
トを削減しようとする試みが行われている。このよう
に、TFTを構成するのに必要なパターンを少ない数の
パターニングによって製造するためには、複数の相異な
る材料から成る多層膜を、一つのフォトマスクを用いて
一括してパターニングすることが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多層膜を同一
のエッチングによりパターニングする際、下方の膜のエ
ッチング速度がこれに接する上方の膜のエッチング速度
より大きいといった場合には、得られるパターンの端面
に凹部やオーバーハングが生じてしまうことがある。下
方の膜のサイドエッチングが上方の膜のそれより大きい
ために、レジストパターンの端縁から内側に引き込まれ
る寸法が、上方の膜よりも大きいことが原因である。
【0007】このように、得られる多層膜のパターンの
端面に凹部やオーバーハングといった被覆膜による被覆
が難しい部分が形成されると、この部分で被覆膜に亀裂
が走る、いわゆる「段切れ」という問題が生じる。被覆
膜が導電膜である場合には、段切れの個所で電気的な接
続が不良となる。
【0008】「段切れ」の形成を、図6に示す例によ
り、さらに説明する。
【0009】図6の例では、多層膜が、三層金属膜5
(Mo/Al/Mo)と、三層非金属膜6(上からna-Si:
H層、a-Si:H層及び窒化シリコン膜)とからなり、
三層金属膜のボトムのMo層51の個所、及び、三層非
金属膜6のトップのna-Si:H層61の個所で、パ
ターンの端面に凹部8を生じている。そして、この凹部
8の個所で、導電性被覆膜42aが不連続となり、ソー
ス電極23と、画素電極42との導通が不良となってい
る。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、一つのフォトマスクを用いて、多層膜を一括し
てパターニングする工程を含む、薄膜トランジスタの製
造方法において、段切れの形成、及びこれに起因する不
良の発生を充分に防止することができるものを提供す
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、金属
多層膜をウェットエッチングによりパターニングするウ
ェットエッチング工程と、この工程により得られた金属
多層膜パターンの端面をまたぐ領域に、該端面近傍を直
接被覆する、導電性または絶縁保護性の被覆膜を形成す
る工程と、前記ウェットエッチング工程に先立ち、第1
の金属層、及び、前記ウェットエッチングを受ける速度
が前記第1の金属層よりも小さい第2の金属層をこの順
に堆積させ、これら第1及び第2の金属層を含む前記金
属多層膜を形成する工程とを含む、薄膜トランジスタ等
の半導体装置の製造方法において、前記第1の金属層の
厚さが、前記被覆膜の厚さの1/2以下であることを特
徴とする。
【0012】上記構成によると、多層金属膜からなるパ
ターンの端面上における被覆膜の段切れを防止すること
ができる。
【0013】請求項5の発明は、前記金属多層膜を形成
する工程に先立ち、不純物を含む第1非単結晶シリコン
層、及び第2非単結晶シリコン層を含む非金属多層膜を
堆積する工程と、前記ウェットエッチング工程に引き続
き、この工程で用いたレジストパターンの下で、六フッ
化硫黄(SF)及び塩化水素(HCl)の混合ガスを
用いるプラズマエッチングにより前記非金属多層膜をパ
ターニングするドライエッチング工程とを含み、前記被
覆膜が、前記金属多層膜及び前記非金属多層膜からなる
パターンの端面を直接被覆するものであり、前記プラズ
マエッチングにおける、SFガスに対するHClガス
の混合体積比が0.11〜0.25であることを特徴と
する。
【0014】上記構成によると、リンドープアモルファ
スシリコン層等の、不純物を含む第1非単結晶シリコン
層を含む非金属多層膜と、これを覆う多層金属膜とから
なるパターンの端面上における被覆膜の段切れを防止す
ることができる。
【0015】請求項6の発明は、不純物を含む第1非単
結晶シリコン層及びその下方の第2非単結晶シリコン層
を含む非金属多層膜を堆積する工程と、この非金属多層
膜を覆う、金属膜を堆積する工程と、前記金属膜をウェ
ットエッチングによりパターニングするウェットエッチ
ング工程と、前記ウェットエッチング工程に引き続き、
この工程で用いたレジストパターンの下で、六フッ化硫
黄(SF)及び塩化水素(HCl)の混合ガスを用い
るプラズマエッチングにより前記非金属多層膜をパター
ニングするドライエッチング工程と、前記金属膜及び前
記非金属多層膜からなるパターンの端面をまたぐ領域
に、該端面近傍を直接被覆する、導電性または絶縁保護
性の被覆膜を形成する工程とを含み、前記プラズマエッ
チングにおける、SFガスに対するHClガスの混合
体積比が0.11〜0.25であることを特徴とする。
【0016】上記構成によると、リンドープアモルファ
スシリコン層等の、不純物を含む第1非単結晶シリコン
層を含む非金属多層膜と、これを覆う金属膜とからなる
パターンの端面上における被覆膜の段切れを防止するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、実施例の製造方法により得
られる薄膜トランジスタ(TFT)及びこれを含む表示
装置用アレイ基板について、図1〜2を用いて概略を説
明する。
【0018】図1は、TFT形成部及びその付近の構成
を模式的に示す断面斜視図である。図2は、TFTを含
む、アレイ基板上の各画素の構成を模式的に示す平面図
である。
【0019】アレイ基板10には、複数の信号線21と
複数の走査線11とが互いに直交するように配列され
る。走査線11及びゲート電極11aを含む下層の金属
配線パターンは、例えばモリブデン−タングステン(Mo-
W)により形成され、全体が第1ゲート絶縁膜15により
覆われる。
【0020】信号線21と走査線11とにより区画され
る画素開口ごとにおいて、信号線21と走査線11との
交差部近傍に、スイッチング素子としてのTFT7が配
置される。TFT7は、図1に示すように、逆スタガ・
バックチャネル型である。すなわち、ガラス基板18上
のゲート電極11aの上方に、ゲート絶縁膜15,25
及び半導体膜26を介して、谷溝状のバックチャネル部
45が位置し、このバックチャネル部45を挟んで、ソ
ース電極23及びドレイン電極22が配置される。ここ
で、チャネル保護膜は設けられず、半導体膜26が直
接、バックチャネル部45に露出している。
【0021】より詳しく述べると、走査線11の延在部
がTFT7のゲート電極11aをなしており、このゲー
ト電極11aを覆う個所に、第1及び第2ゲート絶縁膜
15,25を介して、アモルファスシリコン(a-Si:
H)からなる半導体膜26が配置される。この半導体膜
26の上には、バックチャネル部45の底面に相当する
個所を除き、リンドープアモルファスシリコン(n
-Si:H)からなる低抵抗半導体膜27が積層配置され
る。さらにこの上には、金属アルミニウム(Al)層を上下
の金属モリブデン(Mo)層で挟み込んだ三層金属膜5から
成る、ソース電極23及びドレイン電極22が配置され
る。
【0022】三層金属膜5にあって下方のMo層51
(ボトムMo層)は、画素電極42をなすITO(Indiu
m Tin Oxide)膜に比べてかなり薄く形成される。下方の
Mo層51の厚さは、画素電極42のITO膜の厚さの
1/2以下であり、好ましくは1/3以下、より好まし
くは1/4以下である。
【0023】画素電極42をなすITO膜の厚さが約4
0nmである場合、下方のMo層51の厚さは1〜15
μm、好ましくは1〜12μm、より好ましくは2〜1
0μmである。ITO膜の厚さは、典型的には20〜6
0nmであり、このとき、下方のMo層51の厚さは、
好ましくは2〜15nmである。
【0024】これに対して、Al層52は、信号線21
に充分な導電性を付与すべく充分に厚く形成される。A
l層52の厚さは、例えば、200〜500nmであ
る。
【0025】一方、図中に示されるように、第2ゲート
絶縁膜25、半導体膜26、低抵抗半導体膜27、及
び、三層金属膜5から成るソース電極23、ドレイン電
極22は、バックチャネル部45以外において、輪郭が
略一致している。また、ドレイン電極22に連続する信
号線21も、ソース電極23及びドレイン電極22と同
様、三層金属膜5からなり、下方には輪郭の略一致す
る、三層の非金属膜61,62,63が存在する。これ
ら非金属膜61,62,63は、それぞれ、TFTの第
2ゲート絶縁膜25、半導体膜26、及び低抵抗半導体
膜27をなす膜である。
【0026】すなわち、これら信号線21、ドレイン電
極22及びソース電極23は、三層金属膜5と、三層非
金属膜6が、一つのレジストパターン(エッチングマス
ク)の下で、一括してパターニングされて形成される。
【0027】以下に、実施例に係る、三層金属膜5及び
三層非金属膜6についてのパターニングについて説明す
る。
【0028】まず、三層金属膜5のエッチングは、リン
酸、酢酸及び硝酸、及び水からなる混酸を用いたウェッ
トエッチングにより行われる。好ましい混酸の組成は、
例えば、下記の酸水溶液を下記の範囲で混合したなら
ば、または、さらに適量の水を添加したならば得られる
ものである。
【0029】 85%リン酸水溶液 71±20容量%(v/v%) 70%硝酸水溶液 1〜20容量% 90%酢酸水溶液 5〜30容量% ウェットエッチングは、ボトムMo層のサイドエッチン
グ(アンダーカット)を少なくすべく、シャワー方式に
より行う。ウェットエッチングにおけるオーバーエッチ
ングの時間は、ジャストエッチングまでの時間を基準と
して、すなわちほぼレジストパターンに沿った形にまで
エッチングされるまでのエッチング時間を基準として、
50〜150%、好ましくは70〜130%、より好ま
しくは90〜110%である。
【0030】三層金属膜5のエッチングに引き続いて、
三層非金属膜6のエッチングが、六フッ化硫黄(S
)及び塩化水素(HCl)からなる混合ガスを用い
てプラズマエッチングにより行われる。
【0031】詳しくは、第2ゲート絶縁膜25をなす窒
化シリコン(SiONx)膜61、TFTの半導体膜26をな
すアモルファスシリコン(n+a-Si:H)層62、及びTFT
の低抵抗半導体膜27をなすリンドープアモルファスシ
リコン(a-Si:H)層63についてのエッチングが、六フッ
化硫黄(SF)及び塩化水素(HCl)を反応性ガス
種とし、ヘリウム(He)を沈着物(デポ)防止用のキ
ャリアガスとしたプラズマエッチングにより行われる。
【0032】SFガスに対するHClガスの流量比、
すなわち、ガス混合の体積比は、好ましくは0.11〜
0.25であり、より好ましくは、0.15〜0.21
である。反応性ガス種の混合比をこのような範囲に保つ
ことにより、na-Si:H層62が受けるサイドエッ
チングと、a−Si:H層63及び窒化シリコン膜61
が受けるサイドエッチングとの差を最小限に抑えること
ができる。すなわち、得られるパターンの端面に、n
a-Si:H層62のところでアンダーカットが入り、凹
部やオーバーハングが形成されることを充分に防止する
ことができる。
【0033】このプラズマエッチングの際には、エンド
ポイントモニター(End point Monitor)を使用して約1
0%のオーバーエッチングを行う。すなわち、レジスト
パターンの輪郭までエッチングされるジャストエッチン
グの時間を基準として、約10%だけエッチング時間を
伸ばす。これにより、残留した不所望の膜を充分に除去
できるとともに、過度のサイドエッチングが生じるのを
防止することができる。
【0034】エンドポイントモニターは反射光量または
透過光量の変化を捕らえて、基板の下地(この場合、第
1ゲート絶縁膜15)が露出した時点を検出するもので
ある。
【0035】次に、実施例に係る薄膜トランジスタ及び
アレイ基板の製造方法についての、より詳細な例につい
て図3〜5を用いて説明する。
【0036】(1) 第1のパターニング ガラス基板18上に、スパッタ法によりモリブデン−タ
ングステン合金膜(MoW膜)を230nm堆積させ
る。そして、第1のマスクパターンを用いるパターニン
グにより、600本の走査線11、その延在部からなる
ゲート電極11a、及び、走査線11と略同数の補助容
量線12を形成する(図2、及び図5中央部を参照)。
同時に、アレイ基板10の接続用周縁部10aに走査線
接続パッド11bを形成する(図2、及び図5の右部参
照)。
【0037】(2) 第2のパターニング (2-1) 第1ゲート絶縁膜及び多層膜の堆積 CVD法により、第1ゲート絶縁膜15をなす350n
m厚の酸化シリコン膜を堆積し、さらに、第2ゲート絶
縁膜25をなす50nm厚の窒化シリコン膜63、TF
T7の半導体膜26を作成するための250nm厚のア
モルファスシリコン(a-Si:H)層62、及び、低抵
抗半導体膜27を作成するための50nm厚のリンドー
プアモルファスシリコン(na-Si:H)層61を、
大気に曝すことなく連続して成膜する。
【0038】この後、スパッタ法により、10nm厚の
Mo層51、350nm厚のAl層52、及び、50n
m厚のMo層53からなる三層金属膜5を堆積する。
【0039】(2-2) 多層膜のパターニング そして、第2のマスクパターンを用いて、レジストを露
光、現像した後、上記の窒化シリコン膜、a-Si:H
層、na-Si:H層、及び三層金属膜5を一括してパ
ターニングする。この第2のパターニングにより、80
0×3本の信号線21と、各信号線21から延在するド
レイン電極22と、未だドレイン電極22に連続したま
まのソース電極23とを作成する(図5の左下部参
照)。また、図には示さないが、アレイ基板10の周縁
接続領域においては、信号線21から引き出された信号
線パッド(信号線21からの引き出し線を含む)が同時
に作成される。
【0040】(2-2-a) 第1のエッチング(三層金属膜
5に対するエッチング) まず、三層金属膜5について、硝酸、リン酸、及び酢酸
からなる含水混酸によりエッチングを行った(図3)。
【0041】含水混酸としては、85%リン酸水溶液、
70%硝酸水溶液、90%酢酸水溶液及び水を、77/
3/15/5の体積比で混合したものを用いた。また、
三層金属膜5のパターニングのためには、基板上にこの
ようなエッチング液を吹き付ける操作を、二つのエッチ
ング室にてそれぞれ60秒間ずつ、連続して行った。す
なわち、シャワー方式によるウェットエッチングを都合
120秒間行った。
【0042】(2-2-b) 第2のエッチング(三層非金属
膜に対するエッチング) 次に、窒化シリコン膜、a-Si:H層、na-Si:H
層について、SF、HCl、及びHeの混合ガスを用
いるプラズマエッチングによりパターニングした(図
4)。
【0043】エッチングチャンバーに導入する混合ガス
は、流量75SCCMのSF、流量425SCCMの
HCl、及び流量300SCCMのHeを混合したもの
である。すなわち、導入ガスの混合体積比は、SF
HCl/He=75/425/300、HCl/SF
=約0.18である。
【0044】プラズマエッチングの際、エッチングチャ
ンバー内の圧力を26.7Pa、高周波入力電力(パワ
ー)を400W、電極間の間隔(ギャップ)を40mm
に保った。また、エンドポイントモニターを使用し、ジ
ャストエッチングまでの時間の10%の時間だけオーバ
ーエッチングを行った。
【0045】(3) 第3のパターニング 第3のマスクパターンを用いて、走査線パッド部11b
の上面を露出させるスルーホール31を作成する(図5
右部参照)。この際、バッファードフッ酸(BHF)を
用いるウェットエッチングにより、走査線パッド部11
b上の第1ゲート絶縁膜15を除去する。
【0046】(4) 第4のパターニング スパッタ法により40nm厚のアモルファスのITO層
を堆積する。
【0047】第4のマスクパターンを用いるパターニン
グ(図5)により、まず、信号線21及びドレイン電極
22の輪郭と略一致する保護ITO膜41と、画素電極
42及びその延在部42aとを作成する。画素電極から
の延在部42aは、ソース電極23、及びその画素電極
側の端面を被覆することにより、ソース電極23と画素
電極42との間の導通を行う。
【0048】このパターニングの際、アレイ基板10の
周縁接続領域においては、各走査線パッド11bを覆う
パッド部ITO膜43(図5右部)と、各信号線パッド
をそれぞれ覆うパッド部ITO膜とが形成される。
【0049】次いで、ITO膜41,42,42a,4
3をマスクとして、TFTのバックチャネル部45を形
成するためのエッチングを行う。すなわち、ドレイン電
極22とソース電極23とを分離してTFT7を完成す
るように、溝状に、三層金属膜5(Mo/Al/Mo)及びn
a-Si:H層を除去する。
【0050】この際、三層金属膜5(Mo/Al/Mo)は、上
記第2のパターニングと同様、リン酸、酢酸及び硝酸か
らなる混酸を用いたウェットエッチングにより除去す
る。一方、na-Si:H層61は、SF、及び酸素
(O)からなる混合ガスを用いて除去する。
【0051】レジストの除去の後、加熱によるアニール
を施し、ITO膜をアモルファス状態から微結晶状態に
変換する。このアニールにより、同時に、TFT特性が
安定化される。
【0052】以上に説明した実施例の製造方法によれ
ば、4回のみのパターニングにより、表示装置用アレイ
基板を製造することができる。特には、三層金属膜5及
び三層非金属膜6を一括してパターニングする際に、得
られるパターンの端面における凹部やオーバーハングの
形成を充分に防止することができる。そのため、ソース
電極23のパターンを覆うITO膜42aが該端面を覆
う個所で段切れを起こすことがなく、ソース電極23と
画素電極42との電気的な接続が確実に行われる。
【0053】上記実施例においては、低抵抗の金属アル
ミニウム(Al)層を上下の金属モリブデン(Mo)層で挟み込
む構成としたが、金属モリブデン(Mo)層に代えて他の高
融点金属層を用いることもできる。この際、金属アルミ
ニウム層の下方に配置する高融点金属層は、リンドープ
アモルファスシリコン(na-Si:H)層等の半導体
層に対する良好なオーミックコンタクトが得られるもの
であれば良い。
【0054】また、画素電極等を構成する透明導電膜と
して、ITO膜に代えてIZO(Indium Zinc Oxide)等
を用いてもほぼ同様である。
【0055】さらに、上記実施例においては、半導体の
活性層及びオーミックコンタクト層がそれぞれアモルフ
ァスシリコン層及びリンドープアモルファスシリコン層
であるとして説明したが、半導体の活性層が多結晶シリ
コン層であっても良く、オーミックコンタクト層は、他
の不純物を含むアモルファスシリコン層や、リンその他
の不純物を含む多結晶シリコン層であっても良い。
【0056】一方、上記実施例においては、得られるパ
ターンの端面が導電膜により被覆される場合について説
明したが、絶縁保護膜により被覆される場合についても
全く同様である。
【0057】また、液晶表示装置用アレイ基板の場合を
例にとり説明したが、他の用途に用いられる薄膜トラン
ジスタの製造であっても同様の方法により行うことがで
きる。さらには、本発明の製造方法を、薄膜トランジス
タ以外の半導体装置についても適用することが可能であ
る。
【0058】
【発明の効果】一つのマスクパターンを用いて、多層膜
を一括してパターニングする工程を含む、薄膜トランジ
スタの製造方法において、段切れの形成、及びこれに起
因する不良の発生を充分に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る、アレイ基板上のTFT形成部及
びその付近の構成を模式的に示す断面斜視図である。
【図2】実施例に係る、アレイ基板上のアレイ基板上の
各画素の構成を模式的に示す平面図である。
【図3】第1のエッチングの後、すなわち、三層金属膜
(Mo/Al/Mo)をエッチングした後の様子を示す模式的な
縦断面図である。
【図4】第2のエッチングの後、すなわち、三層非金属
膜(na-Si:H層、a-Si:H層及び窒化シリコン
膜)をエッチングした後の様子を示す、図3に対応する
模式的な縦断面図である。
【図5】アレイ基板の完成時の様子を示す、図3に対応
する模式的な縦断面図である。
【図6】従来の技術により生ずる「段切れ」について説
明するための、アレイ基板上の薄膜トランジスタについ
ての縦断面図である。
【符号の説明】
10 アレイ基板 11 走査線 11a 走査線から延在されたゲート電極 11b 走査線外周部のパッド部 12 補助容量線 21 信号線 22 信号線から延在されたドレイン電極 23 ソース電極 15 第1ゲート絶縁膜 25 第2ゲート絶縁膜 26 TFTの半導体膜 27 低抵抗半導体膜 41 信号線と輪郭が略一致する保護ITO膜 42 画素電極 42a 画素電極から延在してソース電極のパターンを覆
うITO膜 43 パッド用ITO膜 45 TFTのバックチャネル部 5 三層金属膜(Mo/Al/Mo) 6 三層非金属膜(na-Si:H層、a-Si:H層及
び窒化シリコン膜) 7 TFT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 HA28 JA24 KA04 MA18 MA19 NA16 NA29 4M104 AA09 BB02 BB16 BB18 BB36 CC01 DD09 DD37 GG09 GG14 5F043 AA11 AA20 AA24 AA26 AA27 AA35 BB16 DD13 DD15 DD25 EE07 FF01 GG04 GG10 5F110 BB01 CC07 DD02 EE06 EE44 FF02 FF03 FF09 FF29 GG02 GG13 GG14 GG15 GG24 GG44 HK03 HK04 HK07 HK09 HK14 HK16 HK22 HK25 HK33 HM18 NN73 QQ05 QQ09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属多層膜をウェットエッチングによりパ
    ターニングするウェットエッチング工程と、 この工程により得られた金属多層膜パターンの端面をま
    たぐ領域に、該端面近傍を直接被覆する、導電性または
    絶縁保護性の被覆膜を形成する工程と、 前記ウェットエッチング工程に先立ち、第1の金属層、
    及び、前記ウェットエッチングを受ける速度が前記第1
    の金属層よりも小さい第2の金属層をこの順に堆積さ
    せ、これら第1及び第2の金属層を含む前記金属多層膜
    を形成する工程とを含む、薄膜トランジスタ等の半導体
    装置の製造方法において、 前記第1の金属層の厚さが、前記被覆膜の厚さの1/2
    以下であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第1の金属層が高融点金属層であり、
    前記第2の金属層が金属アルミニウム(Al)層である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】前記第1の金属層の厚さが2〜15nmで
    あり、前記被覆膜が厚さ20〜60nmの透明導電膜で
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造
    方法。
  4. 【請求項4】前記ウェットエッチング工程は、エッチン
    グ液を基板に吹き付けるシャワー方式にて行われ、オー
    バーエッチングの時間が、ジャストエッチングまでのエ
    ッチング時間の50〜150%であることを特徴とする
    請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記金属多層膜を形成する工程に先立ち、
    不純物を含む第1非単結晶シリコン層、及び第2非単結
    晶シリコン層を含む非金属多層膜を堆積する工程と、 前記ウェットエッチング工程に引き続き、この工程で用
    いたレジストパターンの下で、六フッ化硫黄(SF
    及び塩化水素(HCl)の混合ガスを用いるプラズマエ
    ッチングにより前記非金属多層膜をパターニングするド
    ライエッチング工程とを含み、 前記被覆膜が、前記金属多層膜及び前記非金属多層膜か
    らなるパターンの端面を直接被覆するものであり、 前記プラズマエッチングにおける、SFガスに対する
    HClガスの混合体積比が0.11〜0.25であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】不純物を含む第1非単結晶シリコン層及び
    その下方の第2非単結晶シリコン層を含む非金属多層膜
    を堆積する工程と、 この非金属多層膜を覆う、金属膜を堆積する工程と、 前記金属膜をウェットエッチングによりパターニングす
    るウェットエッチング工程と、 前記ウェットエッチング工程に引き続き、この工程で用
    いたレジストパターンの下で、六フッ化硫黄(SF
    及び塩化水素(HCl)の混合ガスを用いるプラズマエ
    ッチングにより前記非金属多層膜をパターニングするド
    ライエッチング工程と、 前記金属膜及び前記非金属多層膜からなるパターンの端
    面をまたぐ領域に、該端面近傍を直接被覆する、導電性
    または絶縁保護性の被覆膜を形成する工程とを含み、 前記プラズマエッチングにおける、SFガスに対する
    HClガスの混合体積比が0.11〜0.25であるこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記ドライエッチング工程におけるオーバ
    ーエッチングの時間が、ジャストエッチングまでのエッ
    チング時間の約10%であることを特徴とする請求項5
    または6記載の半導体装置の製造方法。
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