JP2011100057A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】TFTおよび画素電極と接続するソース電極を3層ではなく、2層構造とし、液晶表示装置の製造コストを低減する。
【解決手段】MoWによる第1金属層1071とAlによる第2の金属層1072で形成されるソース電極107の上に塗布型絶縁膜109が形成され、塗布型絶縁膜109の上にコモン電極110、層間絶縁膜111、画素電極112が形成されている。画素電極112はスルーホール130において、ソース電極107のうちの第1の金属層1071と接続している。スルーホールにおいて、Alによる第2の金属層1072は、塗布型絶縁膜109を現像するときの現像液によって除去される。ソース電極107を2層で形成できることと、スルーホール130におけるソース電極107の第2の金属層1072のエッチングプロセスを削減することができるので液晶表示装置の製造コストを低減することが出来る。
【選択図】図3

Description

本発明は表示装置に係り、特に表示品質に優れ、信頼性が高く、かつ、製造コストの低い液晶表示装置に関する。
液晶表示装置では画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等を有する画素がマトリクス状に形成されたTFT基板と、TFT基板に対向して、TFT基板の画素電極と対応する場所にカラーフィルタ等が形成された対向基板が配置され、TFT基板と対向基板の間に液晶が挟持されている。そして液晶分子による光の透過率を画素毎に制御することによって画像を形成している。
液晶表示装置では、多層配線が用いられている。多層配線に使用される材料としては、電気抵抗の小さいAlあるいは透明導電膜であるITO(Indium Tin Oxide)等の材料が用いられ、多層配線間は無機あるいは有機の層間絶縁膜にスルーホールを形成することによって導通がとられている。
多層配線の接続において、ITO配線とAl配線との接触が問題となる。すなわち、ITOは透明導電膜であり、画素電極あるいはコモン電極等に不可欠なものであるが、これは、金属酸化物である。ITOとAlが接触すると、Alが酸化され、接触面にアルミニウム酸化物(Al)が形成され、長期間が経過すると、Al配線とITOとの接触が不安定になる。
これを防止するために、従来は、Al膜の上にMoW膜等(キャップメタル)を形成し、このMoW膜等とITOを接触させ、接触抵抗の増加を防止していた。一方、Al配線は、プロセス中で温度を上げると、いわゆるヒロックが生じてこのヒロックが層間絶縁膜を破って下層の配線とショートしてしまうという問題があった。この問題を解決するために、Al配線の下にMoW膜等のベースメタルを形成していた。
このように、Al配線を用いる場合は、キャップメタルとベースメタルという2層の膜によって、Al配線をサンドイッチする必要があった。すなわち、ベースメタルとキャップメタルを成膜し、かつ、各々の膜をパターニングする必要がある。これは液晶表示装置の製造コストを押し上げるという問題を有していた。
この問題を対策するために、「特許文献1」に記載の技術では、Mo、Ti、Cr等で形成されたベースメタルの上にAl層を形成し、キャップメタルの代わりにAl層の表面にアルミニウム酸化層を形成してキャップメタルの代わりにする構成が記載されている。そして、スルーホール部におけるITOとの接触においては、アルミニウム酸化層およびAl層をエッチングによって除去し、ベースメタルとITOを接触させることによってAlが酸化することによる、スルーホールにおける接触抵抗の増加を防止する技術が記載されている。
特開2000−77669号公報
図8は、IPS(In Plane Switching)方式の液晶表示装置を例にとった場合の、従来技術における画素電極112とソース電極107との接触部であるスルーホール部130の断面図を示すものである。図8に示すTFTはいわゆるトップゲート型のTFTである。図8において、TFT基板100の上に第1下地膜101、第2下地膜102が形成されている。その上に半導体膜103が形成され、これを覆ってゲート絶縁膜104が形成され、さらにゲート電極105を形成することによって、TFTが形成されている。TFTを覆って、層間絶縁膜106が形成され、その上にソース電極107およびドレイン電極108が形成されている。
さらにソース電極107およびドレイン電極108を覆って無機パッシベーション膜120が形成され、その上に有機パッシベーション膜121が形成される。有機パッシベーション膜121の上にITOによるコモン電極110が形成され、その上に層間絶縁膜111が形成され、その上にITOによる画素電極112が形成される。画素電極112は層間絶縁膜111、有機パッシベーション膜121、無機パッシベーション膜120に形成されたスルーホール130を介してソース電極107と接続する。
ソース電極107およびドレイン電極108は3層構造となっている。すなわち、Al膜1072をベースメタル1071およびキャップメタル1073でサンドイッチしている。ベースメタル1071およびキャップメタル1073はMoWで形成されている。画素電極112であるITOはソース電極107のうちの、MoWで形成されたキャップメタル1073と接触しており、接触抵抗を安定化させている。しかし、このような構成では、ソース電極107およびドレイン電極108を3層構造にする必要があり、液晶表示装置の製造コストを押し上げる。
この問題を解決するために、「特許文献1」では図9に示すような構造を開示している。図9において、ゲート電極105の上にゲート絶縁膜104が形成され、その上に半導体膜103が形成されている。ゲート電極は下地金属1051とAl膜1052とAl酸化膜1053から形成されている。半導体膜103の両端には、金属とオーミックコンタクトをとるための、n+Si層1031が形成されている。n+Si層1031を覆って、片側には3層構造を有するドレイン電極108が、他の側には3層構造を有するソース電極107が形成されている。
ドレイン電極108あるいはソース電極107を形成するベースメタル1081、1071には、Mo、Cr、あるいはTi等が用いられているが、キャップメタル1083、1073にはアルミニウム酸化膜を使用し、キャップメタル1083、1073の製造コストを抑制している。ドレイン電極108およびソース電極107の上には無機パッシベーション膜120が形成されている。無機パッシベーション膜120の上にはITOによる画素電極112が形成され、画素電極112は無機パッシベーション膜120に形成されたスルーホール130を介してソース電極107と接続している。
図9の特徴は、画素電極112は、ソース電極107を構成する3層の金属のうち、Mo、CrあるいはTi等から形成されるベースメタル1071と接触している。「特許文献1」では、無機パッシベーション膜120にスルーホール130を形成したときに、アルミニウム酸化膜1073およびAl膜1072を乾式法、あるいは、乾式法と湿式法を併用することによりエッチングによって除去すると記載されている。
しかし、このような方法によると、スルーホール部130における接触抵抗を安定して小さくすることは困難である。すなわち、乾式法(ドライエッチング)では、エッチングによるダメージがベースメタル1071に加えられ、スルーホール130における接触抵抗が十分に小さくならないという問題を生ずる。一方、湿式法によるエッチングでは、HFが最も効果があるが、HFによると、Al膜1072が急速にエッチングされ、スルーホール130において、Al膜1072のサイドエッチングを生ずる。そうすると、画素電極112を形成したさい、Al膜1072のサイドエッチング部で画素電極112の断切れが生じ、接続不良をおこしてしまうという問題がある。
本発明は以上のような問題点を解決し、ドレイン電極108あるいはソース電極107を構成する金属の層数を3層から2層に減少させるとともに、スルーホール部130における画素電極112とソース電極107との電気的な接続を信頼性の高いものにすることである。
本発明は上記問題を克服するものであり、具体的な手段は次のとおりである。
(1)TFTのソース部と接続するソース電極の上に塗布型絶縁膜が形成され、前記塗布型絶縁膜の上方に画素電極が形成され、前記ソース電極と前記画素電極とがスルーホールを介して接続している液晶表示装置であって、前記ソース電極は第1の金属層と第2の金属層から構成され、前記スルーホールにおいては、前記第2の金属は除去されて、前記画素電極と前記第1の金属が接続しており、前記塗布型絶縁膜はSiによって形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(2)TFTのソース部と接続するソース電極の上に塗布型絶縁膜が形成され、前記塗布型絶縁膜の上方に画素電極が形成され、前記ソース電極と前記画素電極とがスルーホールを介して接続している液晶表示装置であって、前記ソース電極は第1の金属層と第2の金属層から構成され、前記スルーホールにおいては、前記第2の金属は除去されて、前記画素電極と前記第1の金属が接続しており、前記塗布型絶縁膜は前記スルーホールにおいて、前記第2の金属の端部の側部を覆っており、前記塗布型絶縁膜はSiによって形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(3)前記第1の金属は、Mo、W、Cr、Ti、あるいはこれらの合金によって形成され、前記第2の金属はAlまたはAl合金によって形成されていることを特徴とする(1)または(2)に記載の液晶表示装置。
(4)前記塗布型絶縁膜はSiOによって形成されていることを特徴とする(1)から(3)の何れかに記載の液晶表示装置。
(5)第1の金属層と第2の金属層から形成されたソース電極がTFTと接続し、前記ソース電極を覆って塗布型絶縁膜が形成され、前記塗布型絶縁膜の上方に画素電極が形成され、前記画素電極がスルーホールにおいて前記ソース電極の前記第1の金属層と接続した構成を有する液晶表示装置の製造方法であって、前記ソース電極の上に前記塗布型絶縁膜を塗布し、仮焼成したあと、前記仮焼成した前記塗布型絶縁膜を露光し、現像して前記スルーホールを形成し、前記塗布型絶縁膜を現像する際、前記スルーホールにおいて、前記ソース電極の前記第2の金属層を同時にエッチングして除去し、その後、前記塗布型絶縁膜を本焼成することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
(6)第1の金属層と第2の金属層から形成されたソース電極がTFTと接続し、前記ソース電極を覆って塗布型絶縁膜が形成され、前記塗布型絶縁膜の上方に画素電極が形成され、前記画素電極がスルーホールにおいて前記ソース電極の前記第1の金属層と接続した構成を有する液晶表示装置の製造方法であって、前記ソース電極の上に前記塗布型絶縁膜を塗布し、仮焼成したあと、前記仮焼成した前記塗布型絶縁膜を露光し、現像して前記スルーホールを形成し、前記塗布型絶縁膜を現像する際、前記スルーホールにおいて、前記ソース電極の前記第2の金属層を同時にエッチングして除去し、その後、前記塗布型絶縁膜を第1の時間、第1の温度によって焼成して前記塗布型絶縁膜をリフローし、その後、前記塗布型絶縁膜を第2の時間、第2の温度によって焼成し、前記第1の時間は前記第2の時間よりも短く、前記第2の温度は前記第1の温度よりも低いことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
本発明によれば、TFTと接続するソース電極あるいはドレイン電極をベースメタルとなる第1の金属層と、AlまたはAl合金で形成される第2の金属層の2層構造とすることが出来るので、従来の3層構造の場合に比べて、液晶表示装置の製造コストを抑制することが出来る。
また、本発明によれば、スルーホールにおいて、ソース電極のうち、Al等で形成された第2の金属を、塗布型絶縁膜を露光後、現像するときに塗布型絶縁膜の現像液によって同時に除去することが出来るので、液晶表示装置の製造コストをさらに抑制することが出来る。
本発明が適用される液晶表示装置の断面図である。 画素電極およびコモン電極の平面図である。 本発明の第1の実施例を示す断面模式図である。 本発明の第2の実施例を示す断面模式図である。 本発明の第2の実施例における塗布型絶縁膜の焼成の温度プロファイルである。 本発明の第3の実施例を示す液晶表示装置断面である。 本発明の第4の実施例を示す液晶表示装置断面である。 従来例によるスルーホール部の断面図である。 他の従来例によるスルーホール部の断面図である。
以下に実施例を用いて本発明の内容を詳細に説明する。本発明は、いわゆるIPS方式の液晶表示装置の他に、TN(Twisted Nematic)方式等他の方式の液晶表示装置についても適用することが出来る。
図1は、本発明を用いた、表示領域における画素部の構造を示す断面図である。図1は、IPS方式液晶表示パネルの構造を例にとって本発明を説明するものである。図1において、ガラス基板100の上にSiNからなる第1下地膜101およびSiOからなる第2下地膜102がCVD(Chemical Vapor Deposition)によって形成される。第1下地膜101および第2下地膜102の役割はガラス基板100からの不純物が半導体層103を汚染することを防止することである。
第2下地膜102の上には半導体層103が形成される。この半導体層103は第2下地膜102に上にCVDによってa−Si膜を形成し、これをレーザアニールすることによってpoly−Si膜に変換したものである。このpoly−Si膜をフォトリソグラフィによってパターニングする。
半導体膜103の上にはゲート絶縁膜104が形成される。このゲート絶縁膜104はTEOS(テトラエトキシシラン)によるSiO膜である。この膜もCVDによって形成される。その上にゲート電極105が形成される。ゲート電極105は走査信号線と同層で、同時に形成される。ゲート電極105は例えば、MoW膜によって形成される。ゲート配線105の抵抗を小さくする必要があるときはAl合金が使用される。
ゲート電極105はフォトリソグラフィによってパターニングされるが、このパターニングの際に、イオンインプランテーションによって、リンあるいはボロン等の不純物をpoly−Si層にドープしてpoly−Si層にソースSあるいはドレインDを形成する。また、ゲート電極105のパターニングの際のフォトレジストを利用して、poly−Si層のチャネル層と、ソースSあるいはドレインDとの間にLDD(Lightly Doped Drain)層を形成する。
その後、ゲート電極105を覆って層間絶縁膜106をSiOによって形成する。層間絶縁膜106はゲート配線105とソース電極107を絶縁するためである。層間絶縁膜106の上にソース電極107および図示しないドレイン電極が形成される。ソース電極107とドレイン電極は同じ構成となっている。以後の説明はソース電極107で代表させて説明する。ソース電極107は、スルーホール130を介して画素電極112と接続する。図1においては、ソース電極107は広く形成され、TFTを覆う形となっている。一方、TFTのドレインDは、図示しない部分においてドレイン電極と接続している。
ソース電極107はAl層1072とMoWで形成されるベースメタル層1071の2層構造となっている。本発明においては、ソース電極107にキャップメタルは使用されていない。後で説明するように、スルーホール部130においては、塗布型絶縁膜109にスルーホール130を形成するときの現像液によってAl層1072が除去され、画素電極112であるITOはベースメタル1071であるMoWと接続することになるので、接触抵抗を安定化するためのキャップメタルは必要としない。その分、製造コストを低下させることが出来る。
ソース電極107を覆って塗布型絶縁膜109が塗布によって形成される。この塗布型絶縁膜109は、パッシベーション膜と平坦化膜を兼用するものである。塗布型絶縁膜109は塗布で形成できるで、1〜4μm程度と厚く形成することが出来る。本実施例では2μmである。塗布型絶縁膜109の材料としては、ポリシラザンが用いられる。ポリシラザンは有機溶剤に可溶な無機ポリマーである。ポリシラザンの有機溶媒溶液をソース電極107等の上に塗布し、仮焼成して固化する。固化したポリシラザンをマスクを用いて露光する。前記ポリシラザンに感光性を持たせた場合、レジストを用いずにパターニングすることが出来る。すなわち、露光された部分のみが特定の現像液、例えば、TMAH(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド)等に可溶になる。
このTMAHは、アルカリ濃度が例えば2.38%なので、Al層1072のエッチング液としても好適である。TMAHは、HFのように、急速にAlをエッチングすることは無いので、Al層1072のサイドエッチングはほとんど生じず、後で形成される画素電極112がスルーホール130において断切れが生じて電気的な接触をとることが出来ないという現象は生じない。
このようにして、塗布型絶縁膜109をパターニングした後、焼成すると、高純度なSi膜(例えばSiO膜)を得ることが出来る。特に焼成温度を450℃程度にまで上げると、緻密なSi膜(例えばSiO膜)を得ることが出来る。すなわち、本実施例では、塗布方式によって、パッシベーション膜となる無機膜を、表面が平らになるように厚く形成することが出来る。また、塗布型絶縁膜109の現像と同時にソース電極107におけるAl層1072をエッチングすることによって、ベースメタル1071と画素電極112を直接接触させることが出来るので、スルーホール130における接触抵抗を低く、かつ、安定化させることが出来る。
このようにして形成された塗布型絶縁膜109の上面は平坦となっている。塗布型絶縁膜109の上にアモルファスITO(Indium Tin Oxide)をスパッタリングによって被着し、フォトレジストによって、パターニングした後、蓚酸でエッチングし、コモン電極110のパターニングを行う。コモン電極110はスルーホール130を避けて、平面ベタで形成される。その後、230℃で焼成して、ITOを多結晶化し、電気抵抗を低下させる。コモン電極110は透明電極であるITOによって形成され、厚さは例えば、77μmである。
その後、コモン電極110を覆って、層間絶縁膜111をCVDによって成膜する。このときのCVDの温度条件は、230℃程度であり、これは低温CVDと呼ばれる。その後、フォトリソグラフィ工程によって、層間絶縁膜111のパターニングを行い、スルーホール130内に層間絶縁膜111の開口部を形成する。層間絶縁膜111のパターニングを行うと、ソース電極107のうちのベースメタル1071が露出することになる。
層間絶縁膜111の上にアモルファスITOをスパッタリングし、フォトリソグラフィ工程によって、櫛歯状の画素電極112を形成する。画素電極112はスルーホール130を介してソース電極107と接続する。画素電極112には信号電圧が印加され、コモン電極110との間に発生する電界によって、液晶分子を回転させ、画素毎に液晶層の光の透過量を制御し、画像を形成する。画素電極112は透明導電膜であるITOによって形成され、膜厚は、例えば、40nmから70nm程度である。
図2は、櫛歯状の画素電極112と平面ベタで形成されたコモン電極110の関係を示す平面図である。図2において、画素電極112は、図示していない層間絶縁膜を挟んでコモン電極110の上に配置されている。画素電極112の櫛歯1121と櫛歯1121の間のスリット1122を通して、図1に示すように、画素電極112上面からコモン電極110に電気力線が伸び、この電気力線によって液晶分子を回転させる。
図1において、液晶層300を挟んで対向基板200が配置されている。対向基板200の内側には、カラーフィルタ201が形成されている。カラーフィルタ201は画素毎に、赤、緑、青のカラーフィルタが形成されており、カラー画像が形成される。カラーフィルタ201とカラーフィルタ201の間にはブラックマトリクス202が形成され、画像のコントラストを向上させている。なお、ブラックマトリクス202はTFTの遮光膜としての役割も有し、TFTに光電流が流れることを防止している。
カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202を覆ってオーバーコート膜203が形成されている。カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202の表面は凹凸となっているために、オーバーコート膜203によって表面を平らにしている。オーバーコート膜203の上には、液晶の初期配向を決めるための配向膜113が形成されている。なお、図1はIPSであるから、対向電極110はTFT基板100側に形成されており、対向基板200側には形成されていない。
図1に示すように、IPSでは、対向基板200の内側には導電膜が形成されていない。そうすると、対向基板200の電位が不安定になる。また、外部からの電磁ノイズが液晶層300に侵入し、画像に対して影響を与える。このような問題を除去するために、対向基板200の外側に外部導電膜210が形成される。外部導電膜210は、透明導電膜であるITOをスパッタリングすることによって形成される。
図3は本発明が関係するスルーホール部130付近のみを示す断面模式図である。図3は、図面を簡単にするために、ゲート絶縁膜104と層間絶縁膜106に形成されたスルーホールと塗布型絶縁膜109に形成されたスルーホール130とはほぼ同じ場所に形成されているとしている。図3において、ソース電極107は半導体層103のソース部Sと接続し、ドレイン電極108は半導体層103のドレイン部Dと接続する。ソース電極107は塗布型絶縁膜109に形成されたスルーホール130において、画素電極112と接続している。一方、ドレイン電極108は、図示しない部分において映像信号線と接続する。ソース電極107とドレイン電極108は同じ構成なので、以後説明はソース電極107を用いて行う。
ソース電極107はMoWで形成されるベースメタル1071とAl層1072の2層構造となっている。すなわち、本発明ではキャップメタルを使用していない。ベースメタル1071は半導体層のソース部Sと接続している。また、ITOによって形成された画素電極112もベースメタル1071と接続している。MoWはITOによって酸化されることは無いので、スルーホール130における接触抵抗は安定して低く維持することが出来る。
その後、コモン電極110を成膜し、パターニングを行い、その後、層間絶縁膜111を低温CVDで形成する。このとき、層間絶縁膜111はスルーホール130におけるソース電極107のベースメタルの上にも形成される。その後、層間絶縁膜111をパターニングしてスルーホール部に開口を形成するとソース電極107のベースメタル1071が露出する。その後、画素電極112を層間絶縁膜109の上およびスルーホール部130に被着する。そして、画素電極112に必要なパターニングをおこなうとともに、スルーホール部130を介して画素電極112とソース電極107の接続を行う。
本発明の特徴は、ソース電極107あるいはドレイン電極108をベースメタル1071とAl層1072で構成し、キャップメタルを使用しなくともよいことであり、キャップメタルの成膜とパターニングの工程を省略することが出来、製造コストを低減させることが出来る。また、図3に示すように、ソース電極107を構成するAl層1072は、塗布型絶縁膜109をマスクとしてエッチングされている。このAl層1072のエッチングは、塗布型絶縁膜109を露光後、現像するときの現像液であるTMAHによって行われる。したがって、スルーホール130において、別途Al層1072を除去する工程は生じないので、追加工程を必要とせずに、スルーホール130における接触抵抗を安定化させることが出来る。
実施例1で説明したように、本発明の特徴はソース電極107あるいはドレイン電極108(以後ソース電極107で代表させる)をベースメタル1071とAl層1072の2層で形成する。そして、スルーホール130において、ソース電極107のAl層1072を、塗布型絶縁膜109をマスクとして用いて、塗布型絶縁膜109の現像液であるTMAHによってエッチングすることである。このとき、Al層1072にサイドエッチングが生ずる、あるいは、Al部分において、段差が急峻になる可能性がある。そうすると、ITOで形成された画素電極112がこの部分で断切れを生じる可能性がある。つまり、画素電極を構成するITOは40nm程度と薄く形成されることもあるので、このような断切れが生じやすい。
本実施例では、ソース電極107との接続部におけるこのような、画素電極112の断切れを防止する構成を与えるものである。図4は本実施例の断面図である。実施例1を示す図3と異なるところは、スルーホール部130において、塗布型絶縁膜109がAl層1072の端部の側面を覆っていることである。その他の構成は図3と同様である。図4に示す構成は次のようにして形成することが出来る。
図4において、ソース電極107をパターニング後、塗布型絶縁膜109を塗布し、仮焼成して、塗布型絶縁膜109をパターニングするところまでは、実施例1と同じである。本実施例では、その後の本焼成のプロセスが実施例1とは異なっている。図5は本実施例における塗布型絶縁膜109の本焼成における温度プロファイルである。
図5において、縦軸Tは温度であり、横軸tは時間である。塗布型絶縁膜109の本来の焼成温度はT2で焼成時間はt2であるとする。例えば、T2は450℃で、t2は60分である。本実施例においては、図5に示すように、焼成の最初に時間t1の間、本来の焼成温度よりも高い温度T1で焼成し、その後、本来の焼成温度T2によって(t2−t1)の間焼成する。図5において、t1は例えば、10分、T1は例えば、500℃である。塗布型絶縁膜109の性質として、最初に本来の焼成温度よりも高温で焼成すると、仮焼成をした形状に対してリフローが生ずる。
このようにして生じた塗布型絶縁膜109のリフローは、ソース電極107のAl層1072の端部を覆うことになる。そうすると、仮に、Al層1072の端部が急峻になっていたり、Al層1072にサイドエッチングが生じてオーバーハングが生じていたりしても、この部分はリフローした塗布型絶縁膜109によって覆われ、なだらかな面となるので、後で形成される画素電極112が断切れを生ずるということは無い。また、塗布型絶縁膜109に生ずるリフローは、図4に示すように、スルーホールの開口部の全体を覆うことは無いので、ソース電極107と画素電極112との導通抵抗を上昇させることは無い。
このように、本実施例によれば、塗布型絶縁膜109の本焼成の温度プロファイルを管理するだけで、ソース電極107と画素電極112との導通の信頼性をさらに向上させることが出来る。
実施例1および実施例2では、本発明がトップゲート型のTFTを使用した構成の場合について説明した。しかし、本発明は、トップゲート型のTFTの場合のみでなく、ボトムゲート型のTFTに対しても同様に適用することが出来る。
図6は、ボトムゲート型のTFTを用いた液晶表示装置に本発明を適用した場合の、画素部の断面図である。TFTの構成を除いては、実施例1で説明した図1と同様である。図6において、TFT基板100の上にはゲート電極105が形成されている。ゲート電極105を覆って、ゲート絶縁膜104が形成されている。ゲート絶縁膜104を介してゲート電極105の上には、半導体層103が形成されている。
図6において、ゲート電極105はガラス基板100の上に直接形成され、図1で説明したような下地膜は形成されていない。ガラスからの不純物はゲート電極105によってブロックされ、半導体層103には到達しないからである。図6に示す半導体層103には、a−Siが使用される場合が多い。この場合の半導体層103の厚さは150nm程度である。半導体層103のソース部およびドレイン部にはソース電極107およびドレイン電極108が接続している。なお、半導体層103とソース電極107、あるいは、ドレイン電極108との間には、オーミックコンタクトを取るための図示しないn+Si層が50nm程度の厚さで形成される。
ソース電極107あるいはドレイン電極108(以後ソース電極107で代表させる)は、ベースメタル1071とAl層1072との2層で形成されており、キャップメタルは形成されていない。ソース電極107を覆って、塗布型絶縁膜109を塗布し、仮焼成をした後、露光、現像を行う。塗布型絶縁膜109を現像するときに、ソース電極107のAl層1072を同時にエッチングすることは実施例1および実施例2と同様である。そして、塗布型絶縁膜109の本焼成を行う。本焼成の温度プロファイルは、実施例1の方法でも実施例2の方法でもよい。塗布型絶縁膜109の本焼成以後のプロセスは実施例1で説明したのと同様である。
実施例1から実施例3においては、IPS方式の液晶表示装置に本発明を適用した場合について説明した。しかし、本発明はIPS方式の液晶表示装置に限らず、TN方式、VA(Vertical Alignment)方式等、他の方式の液晶表示装置についても適用することが出来る。
図7は、TN方式の液晶表示装置について、本発明を適用した場合の断面図を示す。図7においては、TFTがボトムゲート型の場合を示している。したがって、TFT部分の断面は実施例3で説明したのと同様である。図7では、半導体層103の両側に形成されたn+Si層1031が明示されている。TFT部分についてのその他の点は実施例3で説明したのと同様であるので、説明を省略する。
図7において、ソース電極107を覆って塗布型絶縁膜109が形成されている。塗布型絶縁膜109を仮焼成して露光、現像する。塗布型絶縁膜109を現像するときに、ソース電極107のAl層1072を同時にエッチングすることは、実施例1および実施例2で説明したのと同様である。その後、塗布型絶縁膜109を本焼成する。本焼成における温度プロファイルは実施例1あるいは実施例2で説明したいずれについても適用することが出来る。
その後、画素電極112を形成し、その上に配向膜113を形成する。TN方式では、IPS方式とは異なり、対向電極110は対向基板200側に形成される。そして、TFT基板100に形成された画素電極112と対向基板200に形成された対向電極110との間の縦電界によって液晶分子を制御し、画像を形成する。また、TN方式では、対向基板200側に対向電極110が形成されているので、IPS方式における図1に示すような対向基板200の外側に形成する外部導電膜210は必要無い。
以上のように、本発明はIPS方式、TN方式、いずれについても、まったく問題なく適用することが出来る。また、以上で説明した、IPS方式あるいは、TN方式は例であり、他の方式の液晶表示装置についても本発明を適用することが出来る。
以上の説明では、ソース電極107あるいはドレイン電極108にはAl層を用い、ベースメタルとしてMoWを用いた例で説明した。しかし、本発明はこのような材料に限らず、ソース電極107あるいはドレイン電極108にAl―SiのようなAl合金層を使用し、ベースメタルに他の金属、例えば、Cr、Ti、Mo、Wあるいはこれらの合金を用いることも出来る。また、塗布型絶縁膜109の例としてポリシラザンを用いた例を説明したが、塗布型絶縁膜109としてポリシロキサンを使用した場合にも本発明を適用することが出来る。
100…TFT基板、 101…第1下地膜、 102…第2下地膜、 103…半導体層、 104…ゲート絶縁膜、 105…ゲート電極、 106…層間絶縁膜、 107…ソース電極、 108…ドレイン電極、 109…塗布型絶縁膜、 110…コモン電極、 111…層間絶縁膜、 112…画素電極、 113…配向膜、 120…無機パッシベーション膜、 121…有機パッシベーション膜、 130…スルーホール、 200…対向基板、 201…カラーフィルタ、 202…ブラックマトリクス、 203…オーバーコート膜、 210…外部導電膜、 300…液晶層、 301…液晶分子、 1071…ソース電極ベースメタル、 1072…ソース電極Al層、 1072…ソース電極キャップメタル、 1081…ドレイン電極ベースメタル、 1082…ドレイン電極Al層、 1083…ドレイン電極キャップメタル、 S…ソース部、 D…ドレイン部。

Claims (6)

  1. TFTのソース部と接続するソース電極の上に塗布型絶縁膜が形成され、前記塗布型絶縁膜の上方に画素電極が形成され、前記ソース電極と前記画素電極とがスルーホールを介して接続している液晶表示装置であって、
    前記ソース電極は第1の金属層と第2の金属層から構成され、前記スルーホールにおいては、前記第2の金属は除去されて、前記画素電極と前記第1の金属が接続しており、
    前記塗布型絶縁膜はSiによって形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. TFTのソース部と接続するソース電極の上に塗布型絶縁膜が形成され、前記塗布型絶縁膜の上方に画素電極が形成され、前記ソース電極と前記画素電極とがスルーホールを介して接続している液晶表示装置であって、
    前記ソース電極は第1の金属層と第2の金属層から構成され、前記スルーホールにおいては、前記第2の金属は除去されて、前記画素電極と前記第1の金属が接続しており、
    前記塗布型絶縁膜は前記スルーホールにおいて、前記第2の金属の端部の側部を覆っており、
    前記塗布型絶縁膜はSiによって形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 前記第1の金属は、Mo、W、Cr、Ti、あるいはこれらの合金によって形成され、前記第2の金属はAlまたはAl合金によって形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記塗布型絶縁膜はSiOによって形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の液晶表示装置。
  5. 第1の金属層と第2の金属層から形成されたソース電極がTFTと接続し、前記ソース電極を覆って塗布型絶縁膜が形成され、前記塗布型絶縁膜の上方に画素電極が形成され、前記画素電極がスルーホールにおいて前記ソース電極の前記第1の金属層と接続した構成を有する液晶表示装置の製造方法であって、
    前記ソース電極の上に前記塗布型絶縁膜を塗布し、仮焼成したあと、前記仮焼成した前記塗布型絶縁膜を露光し、現像して前記スルーホールを形成し、
    前記塗布型絶縁膜を現像する際、前記スルーホールにおいて、前記ソース電極の前記第2の金属層を同時にエッチングして除去し、
    その後、前記塗布型絶縁膜を本焼成することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  6. 第1の金属層と第2の金属層から形成されたソース電極がTFTと接続し、前記ソース電極を覆って塗布型絶縁膜が形成され、前記塗布型絶縁膜の上方に画素電極が形成され、前記画素電極がスルーホールにおいて前記ソース電極の前記第1の金属層と接続した構成を有する液晶表示装置の製造方法であって、
    前記ソース電極の上に前記塗布型絶縁膜を塗布し、仮焼成したあと、前記仮焼成した前記塗布型絶縁膜を露光し、現像して前記スルーホールを形成し、
    前記塗布型絶縁膜を現像する際、前記スルーホールにおいて、前記ソース電極の前記第2の金属層を同時にエッチングして除去し、
    その後、前記塗布型絶縁膜を第1の時間、第1の温度によって焼成して前記塗布型絶縁膜をリフローし、その後、前記塗布型絶縁膜を第2の時間、第2の温度によって焼成し、
    前記第1の時間は前記第2の時間よりも短く、前記第2の温度は前記第1の温度よりも低いことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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