JPH07199980A - デジタル信号処理回路 - Google Patents

デジタル信号処理回路

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JPH07199980A
JPH07199980A JP5352248A JP35224893A JPH07199980A JP H07199980 A JPH07199980 A JP H07199980A JP 5352248 A JP5352248 A JP 5352248A JP 35224893 A JP35224893 A JP 35224893A JP H07199980 A JPH07199980 A JP H07199980A
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祐治 池ヶ谷
Shinichi Muramatsu
伸一 村松
Toru Shirayanagi
亨 白柳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な回路構成を採ることなく、畳み込み演
算用の係数を迅速に変更することができるDSPを提供
する。 【構成】 アドレスカウンタ312は、外部からカウン
ト値の初期値の書込みが行われる。以後、アドレスカウ
ンタ312は、所定のタイミング信号tim1をカウン
トする。このカウント値に基づいて係数RAM311の
書込みアドレスが決定され、外部から係数入力コントロ
ール信号が入力されることにより、外部からの係数が係
数RAM311における書込みアドレスに書込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、残響付与等、各種の
音響的効果をオーディオ信号に付与するデジタル信号処
理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】順次入力されて蓄積されるオーディオ信
号のサンプルデータ列に対し所定の係数列を畳み込む機
能を備えたDSP(デジタル信号処理回路)が知られて
いる。この種のDSPによれば、残響効果等、多様な音
響的効果をオーディオ信号に付与することができる。
【0003】さて、オーディオ信号に対して畳み込む係
数列を自由に変更することができれば、1個のDSPに
より多様な音響的効果をオーディオ信号に付与すること
が可能となる。また、目的とする音響的効果により、い
わゆるタップ数の長い畳み込み演算が必要となる場合が
ある。このような趣旨から、複数個使用することにより
タップ数の長い畳み込み演算器を構成することができ、
しかも畳み込み演算用の係数列を外部から書き換え得る
ようにしたDSPが現れた。
【0004】図5にこの種のDSPを複数を用いて構成
されたタップ数の長い畳み込み演算器の構成を例示す
る。同図において、A1〜Anは畳み込み演算機能を有す
るDSPである。これらのDSP A1〜Anは、各々、
入力インタフェースDIから所定のサンプリング周期毎
にオーディオ信号のサンプルデータを取り込む。ここ
で、各DSP Akに対しサンプルデータは1ビットずつ
シリアルに入力されるものであり、各DSP Akにはサ
ンプルデータの各ビットに同期したビットクロックBC
LKが入力される。また、各DSP Akにはサンプリン
グ周期の切り換わりを表わすサンプリング周波数同期信
号SYNCが入力される。各DSP Akでは、ビットク
ロックBCLKに同期してサンプルデータの各ビットが
取り込まれ、サンプリング周波数同期信号SYNCが与
えられることにより、その時点までに取り込まれた各ビ
ットからなる1ワード分のサンプルデータが組み立てら
れる。そして、各DSPでは、各サンプリング周期毎
に、このようにした入力された過去一定個数のサンプル
データ列に対し係数列が畳み込まれ、その結果が出力さ
れる。ここで、畳み込み演算に使用されたサンプルデー
タのうち最も古いサンプルデータは各DSP Akの出力
インタフェースDOから1ビットずつシリアルに出力さ
れ、次段のDSP Ak+1の入力インタフェースDIへ入
力される。そして、各DSP A1〜Anの畳み込み演算
結果は図示しない加算器により加算される。このように
して、各DSPのタップ数のn倍のタップ数の畳み込み
演算が行われ、加算器からその結果が出力される。
【0005】アドレスデコーダDECは、各DSP A1
〜Anのうち係数の書込みを行うべきDSPを指定する
アドレス情報を図示しないCPUからバスを介して受け
取り、このアドレス情報をデコードする。そして、各々
DSP A1〜Anのうち該アドレス情報に対応したDS
Pに回路選択信号CSを送る。書込むべき係数は図示し
ないCPUからバスを介して各DSP A1〜Anの係数
入力インタフェースCIに与えられる。また、各DSP
1〜Anには係数書込み用のクロックが与えられる。
そして、これらのDSP A1〜Anのうち回路選択信号
CSの与えられた1個のDSPに対し係数が入力され
る。
【0006】このように図5に示す構成によれば、任意
のDSPに対し畳み込み演算のための係数を書込むこと
ができる。しかしながら、この構成は、以下の欠点を有
していた。 CPUのバスを介して係数、アドレス情報等を受け取
り、その処理を行うので、これらの情報を受け取るため
の多くの信号線が必要となる。 各DSP A1〜Anの中から係数書込みを行うDSP
を選択する回路が必要となる。
【0007】このような問題を解決するため、外部から
係数を順次取り込みこれらの係数を内部でシフトさせる
ことができるDSPが提案した。図6にかかるDSPを
複数用いて構成されたタップ数の長い畳み込み演算器を
例示する。図6において、B1〜Bnは係数入力および係
数のシフトが可能なDSPである。各DSP Bkは、サ
ンプルデータを受け取るデータ入力インタフェースD
I、サンプルデータを出力するデータ出力インタフェー
ス、サンプリング周波数同期信号SYNCおよびビット
クロックBCLKを受け取る端子の他、係数入力インタ
フェースCI、係数出力インタフェースCO、係数入力
コントロール信号のための入力インタフェースSCIお
よび出力インタフェースSCOを有している。
【0008】係数書込みを行う場合、初段のDSP B1
の係数入力インタフェースに対し、書込むべき係数が順
次入力され、この係数入力が行われる期間、係数入力コ
ントロール信号が入力インタフェースSCIに与えられ
る。このようにして入力された係数は、DSP B1内の
シフトレジスタに書込まれ、既にシフトレジスタ内に書
込まれた係数列は順次シフトされる。このシフトレジス
タ内の係数列はDSPB1において畳み込み演算用の係
数列として使用される。そして、シフトレジスタ最後段
から出力される係数が係数出力インタフェースCOを介
し出力され、次段のDSP B2の係数入力インタフェー
スCIへ入力される。これと同時にDSP B1の出力イ
ンタフェースSCOから係数入力コントロール信号が出
力され、次段のDSP B2の入力インタフェースSCI
へ入力される。このような動作が、各DSP B1〜Bn
について行われることにより、各DSP B1〜Bnの畳
み込み演算用の係数列が書き換えられる。なお、上記D
SP B1〜Bnに相当するものは、本出願人によって出
願された特願平2−13387号(特開平3−2171
12号公報)に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記図6に示すDSP
によれば、少ない信号線により各DSPの係数書き換え
のための回路を構成することができ、各DSPを選択す
る回路も不要である。しかしながら、上記図6に示すD
SPは以下の欠点を有していた。 図6のように構成した場合、畳み込み演算用の係数列
を所望の状態にするためには全DSPの全ての係数列を
書き換える必要があり、そのための制御が複雑なものと
なる。 各DSPのシフトレジスタ内の係数列をシフトさせる
ことにより畳み込み演算用の係数列を変更する方式であ
るので、係数列の変更が終るまでの長期間、全く意図し
ない畳み込み演算が行われてしまう。
【0010】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、複雑な回路構成を採ることなく、畳み込み演算
用の係数を迅速に変更することができるDSPを提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、サンプリン
グ周期毎にサンプルデータを取り込み、過去取り込んだ
一定個数のサンプルデータに対し所定の係数列を畳み込
むデジタル信号処理回路において、外部からの係数を取
り込む係数入力手段と、外部からカウント値の初期値の
書込みがなされ、所定のクロックをカウントし、そのカ
ウント値を書込みアドレスとして出力するアドレスカウ
ント手段と、前記係数列を記憶する係数記憶手段と、外
部から係数入力指示が入力されることにより、前記外部
からの係数を前記係数記憶手段における前記書込みアド
レスに対応した記憶領域に書込む書込み手段とを具備す
ることを特徴とするデジタル信号処理回路を要旨とす
る。
【0012】
【作用】上記発明によれば、アドレスカウント手段に対
し、外部からカウント値の初期値の書込みがなされる。
そして、アドレスカウント手段により所定のクロックの
カウントがなされ、そのカウント値が書込みアドレスと
して出力される。外部から係数入力指示が入力されるこ
とにより、外部からの係数が係数記憶手段における書込
みアドレスに対応した記憶領域に書込まれる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1はこの発明の一実施例によるDSP
の構成を示すブロック図である。まず、311は係数列
を記憶するための係数RAMである。この係数RAM3
11に記憶された係数列は、図示しない信号処理系によ
って読み出され、入力サンプルデータに対する畳み込み
演算に使用される。アドレスカウンタ312は、後述す
るタイミング信号tim1をカウントし、そのカウント
値を係数RAM311の書き込みアドレスとして出力す
る。このアドレスカウンタ312はアップカウント/ダ
ウンカウントの切り換えおよびカウント値の初期設定が
可能な構成となっている。また、アドレスカウンタ31
2は、カウントの結果、上限値(本実施例ではn)また
は下限値(本実施例では1)となった場合、キャリ信号
を出力する。コントロールレジスタ313は、アドレス
カウンタ312を制御するためのコントロール情報を記
憶するレジスタである。このコントロール情報は、アド
レスカウンタ311のカウント方向を指定するアップ/
ダウン情報、カウント値の初期設定値などからなるもの
であり、外部のCPUによりコントロールレジスタ31
3に書き込まれる。アドレスデコーダ314はアドレス
カウンタ312のカウント値をデコードし、カウント値
に対応した係数RAM311のアドレスを選択する。こ
のようにして選択された係数RAM311のアドレスに
ついてデータの書き込みが行われる。
【0014】タイミング発生部315は、入力オーディ
オ信号のサンプルデータのサンプリング周期に同期した
サンプリング周波数同期信号SYNCとサンプルデータ
を構成する各ビットに同期したビットクロックBCLK
が入力され、これらの入力信号に基づいて係数変更のた
めのタイミング信号tim1およびtim2を発生す
る。ラッチ321および322は、タイミング信号ti
m1が入力されることにより、外部から入力される係数
入力コントロール信号を順次ラッチする。また、ラッチ
323および324は、タイミング信号tim1が入力
されることにより、外部から入力される係数を順次ラッ
チする。また、ラッチ322および324は前述のアド
レスカウンタ312からキャリ信号が出力されることに
より出力イネーブル状態とされる。
【0015】ANDゲート326は、ラッチ321の出
力信号とタイミング信号tim2との論理積を出力す
る。このANDゲート326の出力信号が“1”になる
ことにより上記アドレスデコーダ314が出力イネーブ
ル状態となり、上記アドレスの選択が行われる。また、
ANDゲート326の出力信号が“0”である場合は上
記アドレス線の選択は行われず、係数RAM311のい
ずれのアドレスも書込みを行うことができない。ラッチ
325はANDゲート326の出力信号が“1”になる
ことによりラッチ323の出力データをラッチする。こ
のラッチ325の出力データが係数RAM311の各ア
ドレスのうちアドレスデコーダ314により選択された
アドレスに書き込まれる。
【0016】次に本実施例の動作について説明する。図
2に示すように、サンプリング周波数同期信号SYNC
はサンプリング周期の切り換わり目において所定時間
“0”となる。また、ビットクロックBCLKは1サン
プリング周期の間に複数個入力される。タイミング信号
tim1は、ビットクロックBCLKの立ち上がりに同
期したタイミングで1サンプリング周期内に複数回出力
され、タイミング信号tim2は、タイミング信号ti
m1よりもビットクロックBCLKの半周期相当遅れて
出力される。
【0017】図3は本実施例において行われる係数RA
M311に対する書込み処理を説明する図である。以
下、この図3および図1を参照し、書込み処理について
説明する。係数列の書込みを行う場合、最初の係数の書
込み先アドレス(以下、スタートアドレスmという)お
よびアドレスカウンタ312のカウント方向(アップカ
ウントかダウンカウントか)を示す情報からなるコント
ロール情報が、図示しないコントロールインタフェース
からのタイミング信号tim3に同期してコントロール
レジスタ313に書込まれる。ここで、コントロールイ
ンタフェースは外部のCPU(図示略)からの要請によ
り上記タイミング信号tim3の出力および上記コント
ロール情報の出力を行うものである。
【0018】次に係数コントロール入力信号および係数
RAM311に書込むべき入力係数がラッチ321およ
び323に与えられる。その後、タイミング信号tim
1が出力されると、このタイミング信号tim1により
上記スタートアドレスが初期カウント値としてアドレス
カウンタ312に設定される。また、係数コントロール
入力信号および入力係数がタイミング信号tim1によ
りラッチ321および323に各々書込まれる。その
後、タイミング信号tim2が出力されると、このタイ
ミング信号tim2とラッチ321から出力される係数
入力コントロール信号がANDゲート326に入力され
ることによりANDゲート326の出力信号が“1”に
立ち上がる。この結果、アドレスデコータ314により
アドレスカウンタ312のカウント値(この場合、スタ
ートアドレスm)がデコードされ、係数RAM311に
おけるこのカウント値に対応したアドレスが書込み先ア
ドレスとして選択される。また、ANDゲート326の
出力信号が“1”になることにより、その時点において
ラッチ323から出力されている係数がラッチ325に
書込まれ、さらに上記選択された書込み先アドレスmに
書込まれる(図3における矢印1)。
【0019】その後、さらに係数コントロール入力信号
および係数RAM311に書込むべき入力係数がラッチ
321および323に与えられると、これらの入力情報
は以下のように取り扱われる。
【0020】まず、コントロールレジスタ313内のコ
ントロール情報によりカウント方向としてアップカウン
トが指定されている場合、タイミング信号tim1が出
力されることによりアドレスカウンタ312のカウント
値が上記スタートアドレスから1だけインクリメントさ
れる。そして、上記と同様、係数コントロール入力信号
および入力係数がタイミング信号tim1によりラッチ
321および323に各々書込まれ、その後、タイミン
グ信号tim2が出力され、ANDゲート326の出力
信号が“1”に立ち上がことにより、アドレスカウンタ
312のカウント値(この場合、m+1)に対応した係
数RAM311のアドレスに入力係数が書込まれる(図
3における矢印2)。
【0021】その後、さらに係数コントロール入力信号
および入力係数が与えられた場合も同様であり、m+
2、m+3、…というように、係数RAM311に順次
書込まれてゆく。そして、アドレスカウンタ312のカ
ウント値が上限値に達した場合、上記と同様、係数の書
込みが行われるが(図3における矢印i)、この場合は
キャリ信号が出力されることによりラッチ322および
324が出力イネーブル状態とされる。そして、その
後、入力される係数入力コントロール信号および入力係
数はタイミング信号tim1に同期してラッチ322お
よび324から出力され、次段のDSP(図1に示すも
のと同じ構成のもの)のラッチ321および323へ入
力される。
【0022】コントロールレジスタ313内のコントロ
ール情報によってダウンカウントが指定されている場合
も上記と同様であり、順次入力される入力係数は、係数
RAM311のアドレスm、m−1、…、1に順次書込
まれ(図3における矢印2’〜j’)、アドレス1に対
する書込みが行われた後は、キャリ信号が出力され、係
数入力コントロール信号および入力係数は次段のDSP
へ送られる。
【0023】このように本実施例に係るDSPによれ
ば、DSPの処理対象たるサンプルデータと同様、サン
プリング周期に同期して係数を入力することができるの
で、係数入力のための周辺回路を簡単な構成にすること
ができる。また、1サンプリング周期内に複数回に亙っ
て発生されるタイミング信号tim1に同期し、複数の
係数を入力することができる。図4に1サンプリング周
期内に4個の係数を入力可能にした場合の係数入力例を
示す。本実施例の場合、1サンプリング周期内に入力さ
れる係数列は係数RAM311内の連続したアドレスに
書込まれる。従って、多チャネルに対応した畳み込み演
算を行う必要がある場合は、アドレス4L(L=0,
1,2,…)の係数は第0チャネル用、アドレス4L+
1の係数は第1チャネル用、アドレス4L+2の係数は
第2チャネル用、アドレス4L+3の係数は第3チャネ
ル用という具合に、係数RAM311内の係数を使用す
る信号処理系の方で各チャネルに対応したアドレスをア
クセスするようにする。また、本実施例に係るDSPに
よれば、各DSPにおいて書込みきれない係数が生じた
場合、係数入力コントロール信号および書込みきれなか
った係数が自動的に後段のDSPへと送られる。従っ
て、初段のDSPに係数入力コントロール信号および入
力係数を与えるのみにより、各DSPの係数RAM31
1内の任意のアドレスに係数を書込むことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るDS
Pによれば、係数書込みのための複雑な回路構成を必要
とせず、DSP内の係数記憶手段の所望のアドレスに対
し迅速に係数を書込むことができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるDSPの構成を示
すブロック図である。
【図2】 同実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図3】 同実施例の動作を説明する図である。
【図4】 同実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図5】 従来のDSPの使用例を説明するブロック図
である。
【図6】 従来のDSPの使用例を説明するブロック図
である。
【符号の説明】
10……データ入力制御部、20……畳み込み演算部、
30……係数処理部、40……係数変更制御部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このような問題を解決するため、外部から
係数を順次取り込みこれらの係数を内部でシフトさせる
ことができるDSPを提案した。図6にかかるDSPを
複数用いて構成されたタップ数の長い畳み込み演算器を
例示する。図6において、Bl〜Bnは係数入力および
係数のシフトが可能なDSPである。各DSP Bk
は、サンプルデータを受け取るデータ入力インタフェー
スDI、サンプルデータを出力するデータ出力インタフ
ェース、サンプリング周波数同期信号SYNCおよびヒ
ットクロックBCLKを受け取る端子の他、係数入力イ
ンタフェースCI、係数出力インタフェースCO、係数
入力コントロール信号のための入力インタフェースSC
Iおよび出力インタフェースSCOを有している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、サンプリン
グ周期毎にサンプルデータを取り込み、過去取り込んだ
一定個数のサンプルデータに対し所定の係数列を畳み込
むデジタル信号処理回路において、外部からのサンプル
データと同様な形式で係数を取り込む係数入力手段と、
外部からカウント値の初期値の書き込みが可能で、所定
のクロックをカウントし、そのカウント値を書き込みア
ドレスとして出力するアドレスカウント手段と、 前記
係数列を記憶する係数記憶手段と、外部から係数入力指
示が入力されることにより、前記外部からの係数を前記
係数記憶手段における前記書き込みアドレスに対応した
記憶領域に書き込む書込手段とを備えたことを特徴とす
るデジタル信号処理回路を要旨とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【作用】上記発明によれば、アドレスカウント手段に対
し、外部からカウント値の初期値の書き込みが可能であ
る。そして、アドレスカウント手段により所定のクロッ
クのカウントがなされ、そのカウント値が書き込みアド
レスとして出力される。外部から係数入力指示が入力さ
れることにより、外部からの係数が係数記憶手段におけ
る書き込みアドレスに対応した記憶領域に書き込まれ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプリング周期毎にサンプルデータを
    取り込み、過去取り込んだ一定個数のサンプルデータに
    対し所定の係数列を畳み込むデジタル信号処理回路にお
    いて、 外部からの係数を取り込む係数入力手段と、 外部からカウント値の初期値の書込みがなされ、所定の
    クロックをカウントし、そのカウント値を書込みアドレ
    スとして出力するアドレスカウント手段と、 前記係数列を記憶する係数記憶手段と、 外部から係数入力指示が入力されることにより、前記外
    部からの係数を前記係数記憶手段における前記書込みア
    ドレスに対応した記憶領域に書込む書込み手段とを具備
    することを特徴とするデジタル信号処理回路。
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