JPH07157563A - 熱可塑性フルオロシリコーン樹脂及びその製造方法 - Google Patents

熱可塑性フルオロシリコーン樹脂及びその製造方法

Info

Publication number
JPH07157563A
JPH07157563A JP5340046A JP34004693A JPH07157563A JP H07157563 A JPH07157563 A JP H07157563A JP 5340046 A JP5340046 A JP 5340046A JP 34004693 A JP34004693 A JP 34004693A JP H07157563 A JPH07157563 A JP H07157563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
group
formula
sio
organosilicon compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5340046A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3024473B2 (ja
Inventor
Mitsuhiro Takarada
充弘 宝田
Yoshiteru Kobayashi
芳輝 小林
Takashi Kondo
隆 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP5340046A priority Critical patent/JP3024473B2/ja
Priority to US08/352,073 priority patent/US5624977A/en
Priority to EP94309019A priority patent/EP0657487B1/en
Priority to DE69423705T priority patent/DE69423705T2/de
Publication of JPH07157563A publication Critical patent/JPH07157563A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024473B2 publication Critical patent/JP3024473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/22Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen
    • C08G77/24Polysiloxanes containing silicon bound to organic groups containing atoms other than carbon, hydrogen and oxygen halogen-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K9/00Use of pretreated ingredients
    • C08K9/10Encapsulated ingredients
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2982Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
    • Y10T428/2984Microcapsule with fluid core [includes liposome]
    • Y10T428/2985Solid-walled microcapsule from synthetic polymer

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記平均組成式(1) (RfCH2CH2SiO1.5x(C65SiO1.5y(SiO2z …(1) (式中、Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル
基、x,y,zは0.2≦x≦0.95、0<y≦0.
8、0≦z≦0.05、x+y+z=1を満たす正数で
ある。)で表わされ、軟化点が50〜200℃である熱
可塑性フルオロシリコーン樹脂。 【効果】 本発明のフルオロシリコーン樹脂は、白金触
媒のマイクロカプセル化用レジンとして使用されて付加
型オルガノポリシロキサン組成物のポットライフを長く
することができ、また各種コーティング剤として使用さ
れて耐候性、耐汚染性、撥水性等に優れた被膜を形成で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白金触媒のマイクロカ
プセル化用レジン、カーワックス用コーティング剤、エ
ンジニアリングプラスチック用添加剤などとして有用な
熱可塑性フルオロシリコーン樹脂及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
耐熱塗料や耐候性塗料用ビヒクルとして、官能基として
シラノール基やアルコキシシリル基を含有するCH3
iO1.5,C65SiO1.5,(C65SiO1.5)・
〔(CH32SiO〕,(C65SiO1.5)・(n−
37SiO1.5)なる組成のシリコーンレジンが使用
されているが、従来のこれらのレジンは、熱硬化性であ
るため、塗料が経時でゲル化することがあった。
【0003】更に、これらのレジンを熱可塑性成形樹脂
に添加して離型性、難燃性、成形性等を向上させること
ができることも知られている。しかし、成形温度の高い
樹脂においては、熱硬化性シリコーンレジンの添加は好
ましくないため、残存シラノール基をキャッピングした
熱可塑性のシリコーンレジンが提案されている(特開平
5−2282号公報参照)。
【0004】一方、上記の如き熱可塑性シリコーンレジ
ンに白金触媒を担持させ、微細粉体としたものをメタノ
ールで洗浄してレジン外層に付着している白金触媒を除
去したものを使用して白金触媒使用付加型シリコーン組
成物の貯蔵安定化が試みられている(特開平2−483
3号公報)。
【0005】しかしながら、上記のシリコーンレジン
は、ビニルメチルポリシロキサンやメチルハイドロジェ
ンポリシロキサンに溶解するため、軟化点を高くして
も、貯蔵安定性の効果が少なく、特に夏季時においては
満足できるものではない。
【0006】そこで、ビニルメチルポリシロキサンやメ
チルハイドロジェンポリシロキサンに対する溶解性を乏
しくする目的で、特開平4−323223号公報では
(CF3CH2CH2SiO1.5n・((CH32Si
O)mなる熱可塑性シリコーンレジンが提案されてい
る。しかし、このレジンはD単位を有しているため軟化
点が低く、保存安定性はあまり改善されない。また、m
の値を小さくすることにより軟化点を高くすることがで
きるが、有機溶剤との相溶性が乏しくなり、白金触媒を
溶解状態で該レジンとブレンドするにはジエチルエーテ
ルやフロン113等、工業的に好ましくない溶剤が必要
となる。
【0007】更に、ビニルメチルポリシロキサンやメチ
ルハイドロジェンポリシロキサンに不溶のマイクロカプ
セル化白金触媒として、エチレン性重合物(アクリル樹
脂、ポリビニルアルコール、スチレン・アクリロニトリ
ル共重合体等)を用いることが提案されている(特開昭
64−47442号、同64−51140号公報)。し
かし、これらのビニル系重合体は、シロキサンには溶け
にくいが、硬化後の成形物を加熱するとビニル系重合体
が熱分解して成形物が部分的に変色するといった不具合
が生じる。
【0008】他方、カーワックス用樹脂として、メチル
系シリコーン樹脂を有機チタネートや有機錫触媒で硬化
させて、撥水性の高い被膜を形成させる方法が提案され
ている(特公平2−58305号公報)。しかし、これ
らのシリコーン被覆材は官能基がわずかに残存するた
め、このシラノール基或いはアルコキシシリル基に汚れ
が経時で付着して、光沢を失い易い。また、メチル系シ
リコーン樹脂は撥水性は高いものの、酸性雨に対して弱
く、耐酸性、耐汚染性に優れたカーワックス用レジンが
求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記従来技術の問題点を解決するため鋭意検討を行った結
果、下記一般式(2),(3),(4)の有機ケイ素化
合物又はそれらの部分加水分解物をモル比x:y:zの
割合で共加水分解し、重合することにより、下記組成式
(1)で示される軟化点が50〜200℃の熱可塑性フ
ルオロシリコーン樹脂が得られることを知見した。
【0010】
【化1】 (但し、式中、Rfは炭素数1〜10のパーフルオロア
ルキル基、x,y,zは0.2≦x≦0.95、0<y
≦0.8、0≦z≦0.05、x+y+z=1を満たす
正数である。なお、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜6
のアルコキシ基である。)
【0011】そして、上記軟化点50〜200℃の式
(1)の熱可塑性フルオロシリコーン樹脂は、これを白
金触媒と有機溶剤中で混合し、スプレードライしたもの
を白金付加型の硬化性組成物に添加した場合、本レジン
がメチルハイドロジェンポリシロキサンや、ビニルメチ
ルポリシロキサンに溶解しにくいため、室温で約1か月
保存しても粘度上昇がほとんど見られず、良好な貯蔵安
定性が得られること、また、本レジンは、カーワックス
用つや出し剤、撥水剤としても優れた性能を示し、特に
軟化点の高い樹脂は耐汚染性、耐候性に優れ、この場
合、パーフルオロアルキル基を適度に有するため、メチ
ル系シリコーンより撥水性や耐酸性が高く、水の接触角
も高いことを見い出し、本発明をなすに至った。
【0012】従って、本発明は、下記平均組成式(1) (RfCH2CH2SiO1.5x(C65SiO1.5y(SiO2z …(1) (式中、Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル
基、x,y,zは0.2≦x≦0.95、0<y≦0.
8、0≦z≦0.05、x+y+z=1を満たす正数で
ある。)で表わされ、軟化点が50〜200℃である熱
可塑性フルオロシリコーン樹脂、及び、下記一般式
(2) RfCH2CH2SiX3 …(2) (式中、Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル
基、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜6のアルコキシ基
を示す。)で示される有機ケイ素化合物又はその部分加
水分解物、下記一般式(3) C65SiX3 …(3) (式中、Xは上記と同様の意味を示す。)で示される有
機ケイ素化合物又はその部分加水分解物、下記一般式
(4) SiX4 …(4) (式中、Xは上記と同様の意味を示す。)で示される有
機ケイ素化合物又はその部分加水分解物をモル比x:
y:z(但し、x,y,zは、0.2≦x≦0.95、
0<y≦0.8、0≦z≦0.05、x+y+z=1を
満たす正数である)の割合で共加水分解し、重合するこ
とを特徴とする上記熱可塑性フルオロシリコーン樹脂の
製造方法を提供する。
【0013】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の熱可塑性フルオロシリコーン樹脂は、下記
組成式(1) (RfCH2CH2SiO1.5x(C65SiO1.5y(SiO2z …(1) で示されるものである。
【0014】ここで、RfCH2CH2SiO1.5単位にお
いて、Rf基は、Cn2n+1(n=1〜10)で表わされ
るパーフルオロアルキル基で、メチル系ポリシロキサン
と不相溶にするための必須の置換基である。また、離型
性、撥水性、潤滑性等を付与するための有機基でもあ
る。本発明の樹脂中に含まれるパーフルオロアルキル置
換基の含有量xは0.2〜0.95であり、特に0.5
〜0.9が良好な特性を与える。xが0.2未満の時は
メチル系ポリシロキサンと十分に相溶するため好ましく
なく、しかも被膜の撥水性、離型性も乏しい。xが0.
95を超えると軟化点が低くなり、SiO2単位を導入
しても、本発明の製造方法では50℃を超えないものに
なってしまう。
【0015】次に、本発明の樹脂は、C65SiO1.5
単位を含有し、この場合含有量yとしては、0<y≦
0.8の範囲、特に0.1〜0.5の範囲が好ましい。
このフェニル基は本発明の樹脂の軟化点を制御する上で
必須のもので、樹脂中の含有量yが0.8を越えると、
メチル系ポリシロキサンとの相溶性が高くなり、好まし
くない。
【0016】また、SiO2単位は、本発明の樹脂の軟
化点を高める上で含有させてもよいもので、含有量zは
0〜0.05である。zが0.05を超えると軟化点が
高くなりすぎて反応中に用いた溶媒を加熱留去する際ゲ
ル化することもある。
【0017】なお、上記x,y,zはモル比を表わし、
x+y+z=1てある。本発明の樹脂は、軟化点が50
〜200℃、より好ましくは70〜150℃である。軟
化点が50℃未満では、Pt触媒をマイクロカプセル化
した際に貯蔵安定性が悪くなり、コーティング剤として
用いた時は被膜が軟らかすぎて汚れがこびりつき易く、
カーワックス用途としては不適である。更に、軟化点が
200℃を越えると、白金触媒をマイクロカプセル化
し、付加型オルガノポリシロキサン組成物に添加しても
白金触媒が溶出しにくく、硬化不良を起こしてしまう。
【0018】この樹脂は、塩化メチレン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン等には溶解するが、ト
ルエン、ヘキサン、シリコーンオイル等には溶解しな
い。
【0019】本発明の熱可塑性フルオロシリコーン樹脂
のポリスチレン換算分子量は約1000〜100000
の範囲にあるものが好ましい。特に軟化点を50〜20
0℃に調節する上での分子量は2000〜50000程
度にするのが好ましい。平均分子量が1000未満では
軟化点が50℃未満になり、100000を超えると軟
化点が200℃を超え、加熱時でのメチル系ポリシロキ
サンへの溶解性が乏しくなる。
【0020】上記式(1)の樹脂は、下記式(2),
(3),(4)の有機ケイ素化合物又はそれらの部分加
水分解物をモル比x:y:z(x,y,zは上記と同様
の意味を示す)で用いて共加水分解し、重合することに
よって得ることができる。
【0021】 RfCH2CH2SiX3 …(2) C65SiX3 …(3) SiX4 …(4)
【0022】この場合、Rfは上記と同様の意味を示
し、またXはハロゲン原子又は炭素数1〜6のアルコキ
シ基を示すが、特にXとしては該アルコキシ基が好まし
い。
【0023】上記式(2)のRfCH2CH2SiX3の有
機ケイ素化合物又はその部分加水分解物としては、具体
的にCF3CH2CH2SiCl3,CF3CH2CH2Si
(OCH33,CF3CH2CH2Si(OC253,C
49CH2CH2SiCl3,C49CH2CH2Si(O
CH33,C49CH2CH2Si(OC253,C8
17CH2CH2SiCl3,C817CH2CH2Si(OC
33,C817CH2CH2Si(OC253などが挙
げられる。
【0024】また、式(3)のC65SiX3の有機ケ
イ素化合物又はその部分加水分解物としては、具体的に
下記のものが例示される。
【0025】
【化2】
【0026】更に、式(4)のSiX4の有機ケイ素化
合物又はその部分加水分解物としては、具体的にSiC
4,Si(OCH34,Si(OC254,メチルポ
リシリケート、エチルポリシリケート等が例示される。
【0027】上記の原料(2)〜(4)としてXがクロ
ロ原子であるクロロシランを出発物質として加水分解す
る時は、無触媒で副生成する塩酸を触媒にして重合する
ことができ、加水分解の際、トルエン、キシレン、ヘキ
サン、ヘプタン、オクタン等の炭化水素系溶剤や塩化メ
チレン、クロロホルム、トリクロロエチレン、パークロ
ロエチレン等の塩素化溶剤を用いることが有効である。
また、助溶剤としてメタノール、エタノール、イソプロ
ピルアルコール、イソブチルアルコール、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチル
エーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン等の
極性溶剤を用いて、加水分解することもできる。
【0028】一方、Xがアルコキシ基であるアルコキシ
シラン或いはその部分加水分解物を原料にして本発明の
樹脂を製造する時は、上記有機溶剤中、酸触媒で加水分
解し、この酸を中和もしくは水洗除去し、次いで塩基性
触媒で重合することが推奨される。ここで、酸触媒とし
ては、塩酸、硫酸、メタンスルホン酸、酢酸、ギ酸、シ
ュウ酸、トリフルオロメタンスルホン酸、トルエンスル
ホン酸、パラトルエンスルホン酸等、塩基性触媒として
は、トリエチルアミン、酢酸ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、カリウムシリコネート、ピリジ
ン等が使用される。これら触媒の添加量としてはシロキ
サンに対して0.5〜10重量%が好ましく、加えた触
媒と等モルの中和剤で中和するかもしくは水洗により触
媒を除去することが好ましい。なお、加水分解及び重合
温度としては、室温〜120℃で行うのが適切である。
【0029】本発明のフルオロシリコーン樹脂は、上述
したように軟化点が50〜200℃であり、これは重合
時間、加水分解時のシロキサン濃度、SiO2単位含有
率等で調節することができる。
【0030】本発明において、上記のようにして得られ
たフルオロシリコーン樹脂に残存するシラノール基をキ
ャッピングする目的で、ヘキサメチルジシラザンやトリ
メチルオキシムシラン等でシリル化することができる。
特に、これは残存シラノール基とハイドロジェンポリシ
ロキサンが白金触媒によって脱水素する場合、このキャ
ッピングは有効であり、とりわけ軟化点の高い樹脂に対
し有効で、このキャッピングにより軟化点を下げること
ができ、またゲル化をより効果的に防止し得る。
【0031】このキャッピングに用いるシリル化剤とし
ては、下記式(5) (CH33SiY …(5) (式中、Yはハロゲン原子、アミノ基、ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、メチルエチルケトキシム基、イ
ソプロペニルオキシ基又はアセトキシ基を示す。)で表
わされる有機ケイ素化合物が好適に使用され、具体的に
は下記のものが例示される。
【0032】
【化3】
【0033】これらの中では特にヘキサメチルジシラザ
ン、Me3SiNMe2がシリル化能が高く、効率的であ
る。
【0034】なお、上記キャッピング(シリル化)は常
法に従って行うことかでき、例えば上述の方法で加水分
解、重合して得られた樹脂を無溶剤或いは塩化メチレ
ン、トリクロロエチレン、フロン系溶剤等のハロゲン系
溶剤に溶解し、室温乃至これら溶剤の還流下に脱HY反
応させることにより得られる(Yは前述の有機基)。
【0035】本発明のフルオロシリコーン樹脂は、白金
触媒のマイクロカプセル化用レジンとして好適に用いら
れ、白金触媒を本樹脂に担持させることにより、夏季時
でも1か月以上のポットライフを有する付加型オルガノ
ポリシロキサン組成物を得ることができる。この場合、
白金触媒としては、塩化白金酸、ビニルシロキサンが配
位した0価の白金触媒、塩化白金酸を塩基性化合物で中
和し、塩素を除去した中性白金触媒等が主に使用され
る。本樹脂に対する担持量としては白金原子として1〜
50000ppm、好ましくは5〜10000ppmと
することがよい。なお、付加型オルガノポリシロキサン
組成物の成分、配合量等は公知のものとすることができ
る。
【0036】また、本発明の樹脂は、カーワックスなど
のコーティング剤として使用され、耐酸性、耐候性、耐
汚染性、撥水性に優れた被膜を形成すると共に、エンジ
ニアリングプラスチック用添加剤として用いられて離型
性、顔料分散性等の向上を計ることができ、更にフルオ
ロオレフィン系シュリンカチューブ用レジンの可塑剤と
しても有用である。
【0037】
【発明の効果】本発明のフルオロシリコーン樹脂は、白
金触媒のマイクロカプセル化用レジンとして使用されて
付加型オルガノポリシロキサン組成物のポットライフを
長くすることができ、また各種コーティング剤として使
用されて耐候性、耐汚染性、撥水性等に優れた被膜を形
成できる。また、本発明のフルオロシリコーン樹脂の製
造方法は、かかる樹脂を生産性よく容易に製造し得る。
【0038】
【実施例】以下、実施例と比較例及び参考例を示して本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。なお、下記の例で部は重量部を
示す。
【0039】〔実施例1〕下記式(a)で示される化合
物175部(Si分1モル)、下記式(b)で示される
化合物218部(Si分1モル)、メチルイソブチルケ
トン280部及びメタンスルホン酸13.9部の混合物
に水180部を室温下30分で滴下し、その後75℃で
2時間還流を行った。冷却後、トリエチルアミン33部
を添加し、75℃で2時間還流を行った。これを冷却
し、更にクエン酸45gを加え、室温で1時間混合し、
次いで水洗、溶剤留去して、シリコーン樹脂Aを得た。
【0040】得られた樹脂Aの軟化点は110℃で、シ
ラノール量は0.5重量%であり、またNMR,IR分
析より下記組成式(A)を有するものであることを確認
した。
【0041】
【化4】
【0042】なお、上記樹脂A0.1gをジメチルポリ
シロキサン(信越化学工業(株)製KF−96,粘度1
0000cs(25℃))99.9gに混合し、20〜
25℃で24時間撹拌したが、均一に溶解せず、微濁状
態であった。
【0043】〔実施例2〕実施例1において、式(b)
の化合物218部を用いる代わりに、式(b)の化合物
209部とテトラメトキシシラン〔Si(OCH34
6.1部を使用した以外は実施例1と同様にして、シリ
コーン樹脂Bを得た。
【0044】この樹脂Bの軟化点は118℃、シラノー
ル量は0.3重量%で、NMR,IR分析により下記組
成式(B)を有することが確認された。また、この樹脂
Bは、樹脂Aと同様に粘度10000csのジメチルポ
リシロキサンには溶解しないものであった。樹脂B (CF3CH2CH2SiO1.50.48(C65SiO1.50.5(SiO20.02 …(B)
【0045】〔実施例3〕実施例2で得られた樹脂Bを
塩化メチレンに溶解し、ヘキサメチルジシラザンで残存
シラノール基をトリメチルシリル化し、樹脂Cを得た。
この樹脂Cの軟化点は105℃でシラノール基は検出さ
れず、分析的には樹脂Bと実質的に同じ組成式を有し、
上記ジメチルポリシロキサンには溶解しないものであっ
た。
【0046】〔実施例4〕実施例1において、式(a)
の化合物の使用量を70部に、式(b)の化合物の使用
量を349部に代えた以外は実施例1と同様にして、シ
リコーン樹脂Dを得た。
【0047】この樹脂Dの軟化点は74℃で、シラノー
ル量は0.3重量%であり、 NMR,IR分析により
下記組成式(D)を有するものであることを確認した。
また、この樹脂Dは上記ジメチルポリシロキサンには溶
解しないものであった。樹脂D (CF3CH2CH2SiO1.50.8(C65SiO1.50.2 …(D)
【0048】〔比較例1〕トリフェニルクロロシラン1
48部、プロピルトリクロロシラン53部、トルエン2
00部の混合物をイソプロピルアルコール100部及び
水500部に室温で約2時間かけて滴下し、70℃で3
0分熟成し、水洗、トルエン留去を行って、軟化点75
℃、シラノール量4.0重量%のシリコーン樹脂Eを得
た。この樹脂Eは、上記ジメチルポリシロキサンにほぼ
完全に溶解し、均一な溶液が得られた。
【0049】〔比較例2〕メチルメトキシポリシロキサ
ン(信越化学工業(株)製KC−89)100部にブチ
ルチタネートホモポリマー(日本曹達(株)製TBT−
700)5部を加え、混合して、樹脂Fを得た。
【0050】次に、上記樹脂A〜Fを用い、下記の実験
を行った。 〔参考例1〕上記樹脂A〜Eを使用し、各樹脂10部、
白金触媒(信越化学工業(株)製CAT PL−50
T)10部及び塩化メチレン50部(但し、樹脂Dの場
合はメチルイソブチルケトン50部)を混合し、均一な
溶液にした後、スプレードライヤーにて白金原子として
約0.5重量%含有する粒径1〜3μmの白金触媒含有
マイクロカプセルを得た。
【0051】次に、このマイクロカプセル0.12部を
下記組成物に添加し、万能混合機で均一分散させたもの
の25℃の粘度(ポイズ)を表1に調製直後の粘度とし
て示した。これの硬化特性及び25℃,1か月の貯蔵安
定性を表1に示す。
【0052】また、比較のため、マイクロカプセルを使
用する代わりに上記白金触媒(PL−50T)0.12
部を用い、同様にして硬化特性、貯蔵安定性を調べた。
【0053】
【化5】 ヘキサメチルジシラザンで処理したヒュームドシリカ 20部 1−エチニル−1−シクロヘキサノールの50%トルエン溶液 0.02部
【0054】
【表1】 *硬化性はレオメーターを用い、150℃において組成
物がヒドロシリル化を開始してからトルク最大値の10
%に達成するまでの時間T10を測定し、またトルクが最
大値の90%に達するまでの時間T90を測定した。
【0055】表1の結果より、本発明に係るシリコーン
樹脂(A〜D)を用いて白金触媒をマイクロカプセル化
することによって、付加型オルガノポリシロキサン組成
物の硬化性を損なわず、保存安定性を顕著に改善し得る
ことが認められる。
【0056】〔参考例2〕樹脂A,C,D,Eを使用
し、各種20部、メチルイソブチルケトン80部を混合
したものを鉄板に流し塗りし、乾燥膜厚約5μmのシリ
コーン被膜を得た。これの初期及びサンシャインウエザ
オメーターで1000時間曝露した後の水の接触角を測
定した。結果を表2に示す。
【0057】比較のため、樹脂Fを鉄板に流し塗りし、
同様にして水の接触角を測定した。
【0058】
【表2】
【0059】表2の結果より、本発明に係るシリコーン
樹脂(A,C,D)は優れた耐候性を有することが認め
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 隆 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記平均組成式(1) (RfCH2CH2SiO1.5x(C65SiO1.5y(SiO2z …(1) (式中、Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル
    基、x,y,zは0.2≦x≦0.95、0<y≦0.
    8、0≦z≦0.05、x+y+z=1を満たす正数で
    ある。)で表わされ、軟化点が50〜200℃である熱
    可塑性フルオロシリコーン樹脂。
  2. 【請求項2】 下記一般式(2) RfCH2CH2SiX3 …(2) (式中、Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル
    基、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜6のアルコキシ基
    を示す。)で示される有機ケイ素化合物又はその部分加
    水分解物、下記一般式(3) C65SiX3 …(3) (式中、Xは上記と同様の意味を示す。)で示される有
    機ケイ素化合物又はその部分加水分解物、下記一般式
    (4) SiX4 …(4) (式中、Xは上記と同様の意味を示す。)で示される有
    機ケイ素化合物又はその部分加水分解物をモル比x:
    y:z(但し、x,y,zは、0.2≦x≦0.95、
    0<y≦0.8、0≦z≦0.05、x+y+z=1を
    満たす正数である)の割合で共加水分解し、重合するこ
    とを特徴とする請求項1記載の熱可塑性フルオロシリコ
    ーン樹脂の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記式(2),(3),(4)のXがい
    ずれも炭素数1〜6のアルコキシ基であり、共加水分解
    を酸触媒の存在下に行うと共に、重合を塩基性触媒の存
    在下で行う請求項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 重合後、下記一般式(5) (CH33SiY …(5) (但し、Yはハロゲン原子、アミノ基、ジメチルアミノ
    基、ジエチルアミノ基、メチルエチルケトキシム基、イ
    ソプロペニルオキシ基又はアセトキシ基を示す。)で示
    される有機ケイ素化合物によりフルオロシリコーン樹脂
    中に残存するシラノール基をシリル化する請求項2又は
    3記載の製造方法。
JP5340046A 1993-12-07 1993-12-07 熱可塑性フルオロシリコーン樹脂及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3024473B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5340046A JP3024473B2 (ja) 1993-12-07 1993-12-07 熱可塑性フルオロシリコーン樹脂及びその製造方法
US08/352,073 US5624977A (en) 1993-12-07 1994-11-30 Thermoplastic fluorosilicone resin and method of making
EP94309019A EP0657487B1 (en) 1993-12-07 1994-12-05 Thermoplastic fluorosilicone resins, their manufacture and use
DE69423705T DE69423705T2 (de) 1993-12-07 1994-12-05 Thermoplastische Fluorsilikonharze, ihre Herstellung und Verwendung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5340046A JP3024473B2 (ja) 1993-12-07 1993-12-07 熱可塑性フルオロシリコーン樹脂及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07157563A true JPH07157563A (ja) 1995-06-20
JP3024473B2 JP3024473B2 (ja) 2000-03-21

Family

ID=18333213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5340046A Expired - Fee Related JP3024473B2 (ja) 1993-12-07 1993-12-07 熱可塑性フルオロシリコーン樹脂及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5624977A (ja)
EP (1) EP0657487B1 (ja)
JP (1) JP3024473B2 (ja)
DE (1) DE69423705T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002532595A (ja) * 1998-12-11 2002-10-02 ワツカー−ケミー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング オルガノポリシロキサン樹脂
JP2007009216A (ja) * 2006-07-25 2007-01-18 Shin Etsu Chem Co Ltd 被膜形成用組成物用フロロオルガノポリシロキサン樹脂の製造方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19539940A1 (de) * 1995-10-26 1997-04-30 Wacker Chemie Gmbh Fluorsiloxanhaltige Pflegemittel
TW376408B (en) * 1995-12-01 1999-12-11 Nissan Chemical Ind Ltd Coating film having water repellency and low refractive index
WO2004043591A1 (en) * 2002-11-07 2004-05-27 Tufts University Catalyst having metal in reduced quantity and reduced cluster size
US8038770B2 (en) * 2008-12-01 2011-10-18 Eaton Corporation Separator for degassing fluid
KR101603749B1 (ko) * 2013-08-20 2016-03-15 주식회사 이지센싱 나노 이리듐 산화물 및 고분자 수지의 복합 재료로 이루어진 표면 재생 가능한 수소 이온 전극, 이를 이용하는 pH 센서 및 그 제조방법
CN104151885A (zh) * 2014-06-30 2014-11-19 永利电子铜陵有限公司 一种自洁型印制电路板用三防漆
JP6918017B2 (ja) 2016-05-04 2021-08-11 ヘンケル アイピー アンド ホールディング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 低屈折率および低誘電定数用の反応性樹脂および配合物

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63213575A (ja) * 1987-02-27 1988-09-06 Ishihara Yakuhin Kk 被膜形成性自動車用ワックス
US5009957A (en) * 1987-07-20 1991-04-23 Dow Corning Corporation Microencapsulated platinum-group metals and compounds thereof
US4784879A (en) * 1987-07-20 1988-11-15 Dow Corning Corporation Method for preparing a microencapsulated compound of a platinum group metal
US4874667A (en) * 1987-07-20 1989-10-17 Dow Corning Corporation Microencapsulated platinum-group metals and compounds thereof
JP2630993B2 (ja) * 1988-06-23 1997-07-16 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 ヒドロシリル化反応用白金系触媒含有粒状物およびその製造方法
JP3153265B2 (ja) * 1991-04-24 2001-04-03 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 フルオロシリコーンレジンおよびその製造方法
JPH052282A (ja) * 1991-06-24 1993-01-08 Toshiba Silicone Co Ltd 静電荷像現像剤
JP2526187B2 (ja) * 1991-11-21 1996-08-21 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 フルオロシリコ―ンレジンおよびその製造方法
US5494750A (en) * 1993-05-10 1996-02-27 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Heat-curable silicone elastomer composition

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002532595A (ja) * 1998-12-11 2002-10-02 ワツカー−ケミー ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング オルガノポリシロキサン樹脂
JP2007009216A (ja) * 2006-07-25 2007-01-18 Shin Etsu Chem Co Ltd 被膜形成用組成物用フロロオルガノポリシロキサン樹脂の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0657487A3 (en) 1996-02-21
US5624977A (en) 1997-04-29
EP0657487B1 (en) 2000-03-29
DE69423705D1 (de) 2000-05-04
EP0657487A2 (en) 1995-06-14
JP3024473B2 (ja) 2000-03-21
DE69423705T2 (de) 2000-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101403207B1 (ko) 내찰상성 코팅 조성물 및 피복 물품
US3328481A (en) Organosilicon resins
JP2004075970A (ja) ハードコート剤及びハードコート膜が形成された物品
JP2810760B2 (ja) 液体シリコーン樹脂組成物およびその製造方法
JPH08208840A (ja) シリコーンレジン、これを含む組成物およびその硬化方法
JP6678589B2 (ja) 確定された反応性の反応性官能基を有するアルコキシ基含有シリコーン
JP2012056098A5 (ja)
JPH0748560A (ja) コーティング用組成物
US20020099161A1 (en) Process for producing sol-gel condensates based on polyfunctional organosilanes
JPH0820646A (ja) 加水分解性官能基含有オルガノポリシロキサンの製造方法及び硬化性樹脂組成物
US5013800A (en) Room temperature-curable organopolysiloxane-based coating composition
JPS63205359A (ja) 硬化性フツ素シリコ−ン組成物
US4160858A (en) Solventless silicone resins
JP3024473B2 (ja) 熱可塑性フルオロシリコーン樹脂及びその製造方法
JP2002212503A (ja) 膜形成用組成物及びその製造方法、並びに多孔質膜の形成方法及び多孔質膜
KR102088691B1 (ko) 유리막 코팅용 조성물 및 유리 코팅막 제조방법
JPH07300528A (ja) 有機改質熱硬化性シリコーン樹脂の製造方法及びこれにより得られた樹脂
TW593441B (en) Film-forming silicone resin composition
JP2004535503A (ja) アルコキシ基により架橋されるrtv−1シリコーンゴム混合物
JP3801208B2 (ja) 硬化性ポリメチルシルセスキオキサン組成物
JPH07278497A (ja) 被覆用塗料組成物
JPH1060279A (ja) 硬化性ポリメチルシルセスキオキサン組成物
JP3540452B2 (ja) 硬化性シリコーン組成物
JPH03275726A (ja) シリコーン系ブロックポリマーの製造方法
JP2000086765A (ja) 有機ケイ素組成物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees