JPS63213575A - 被膜形成性自動車用ワックス - Google Patents

被膜形成性自動車用ワックス

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JPS63213575A
JPS63213575A JP62046481A JP4648187A JPS63213575A JP S63213575 A JPS63213575 A JP S63213575A JP 62046481 A JP62046481 A JP 62046481A JP 4648187 A JP4648187 A JP 4648187A JP S63213575 A JPS63213575 A JP S63213575A
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water
reaction
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Nobuo Yoshida
吉田 信夫
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ISHIHARA YAKUHIN KK
Ishihara Chemical Co Ltd
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ISHIHARA YAKUHIN KK
Ishihara Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] 本発明は自然架橋型の被膜形成性組成物に関し、特に親
油性及び親水性の汚染性物質に対し優れた防汚持続性を
有し、且つ耐候性の優れた自然架橋型被膜を形成する組
成物に関するものである。
[従来の技術] 自動車ボディーを構成する塗装金属板等の汚染防止を目
的として多くの防汚ワックスが市販されている。ところ
がこれらのワックスはいずれも非架橋タイプであって、
風雨に曝らされると徐々に溶失するので防汚持続性が不
十分であり、しかも、ワックス被膜は若干の粘着性を有
しているの1で、その種類によっては汚染性物質の付着
により汚染がかえって加速されることもある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記の様な問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、耐候性に優れ防汚性を長期的に持続し
得る全く新しいタイプの自然架橋型被膜形成性組成物を
提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成することのできた本発明組成物の構成
は、 I:3価以上の金属アルコキシドと、 II:上記アルコキシドとの反応性を有する官能基を分
子中に有する有機質重合体、 との加熱反応物、あるいは 上記1.IIの成分と I!!二弗素系もしくはシリコン系の反応性界面活性剤 との加熱反応物であって未反応のアルコキシド基を残す
自然架橋型の組成物を有効成分として含有するところに
要旨を有するものである。
[作用] 防汚用ワックスに求められる要求特性としては(1)雨
だれや水あか等による汚れが生じないこと、 (2)被膜の持久性が良好であること、等が挙げられる
が、前述の如〈従来の防汚用ワックスはいずれも非架橋
タイプであり、ワックス被膜自体の粘着性あるいは該被
膜の風雨等による溶失がわざわいして十分な防汚持続性
が得られているとは言えない。
本発明者らは上記の様な事情に着目し、従来のワックス
を陵駕する防汚特性を得るためにはどの様な特性を考慮
すればよいか、という観点から、従来ワックスの特性に
拘泥されることなく考察を進めた。その結果、下記の特
性を有する組成物を得ることができれば目的を達成し得
るであろうとの推論に到達した。
■大気中で自然架橋性を有し、塗布後すみやかに架橋し
てピンホール等のない緻密な連続被膜を形成し得ること
■被膜は硬質で防汚性の優れたものであり、しかも適度
の柔軟性を有していること(亀裂等を生じないこと)。
■被膜は撥水・撥油性を有していること。
本発明者らはこうした推論を実現すべく様々の化合物を
原料とする組成物について性能評価を行なった。その結
果、前述の如く I:3価以上の金属アルコキシドと、 II:上記アルコキシドと反応性を有する官能基を分子
中に有する有機質重合体 との加熱反応物であって未反応のアルコキシド基を残す
組成物は、自動車外板等に塗布した後放置すると空気中
の水分の作用で未反応のアルコキシド基同士が反応して
架橋し、防汚性及び耐久性の卓越した硬化被膜を形成す
ること、また上記I、IIの成分に加えて !■二弗素系もしくはシリコン系の反応性界面活性剤 を加熱反応させることによって得られる組成物は、市販
の防汚ワックスに規定される撥水特性も十分に備えてお
り、非常に優れた防汚被膜を形成し得ることが確認され
た。即ち本発明の組成物を従来の防汚ワックスと比較し
た場合、後者は単なる撥水性のみに防汚機能を期待する
非硬化タイプのものであるのに対し、前者は大気中の水
分を利用した自然架橋タイプのものである点で全く異質
のものと言うことができ、全く新しいタイプの防汚被膜
形成性組成物として位置付けられるものである。
本発明で使用される金属アルコキシドとは、一般式(R
O)、M(RGJアルキル基、Mは金属原子、Xは金属
原子の価数を表わす)で表わされる化合物を総称するも
ので、このうちアルキル基としてはメチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、ヘキシル、ヘプチル等が最も好ましく
、また金属原子としては、3価以上の金属原子、たとえ
ば、はう素、アルミニウム、インジウム、珪素、ゲルマ
ニウム、錫、鉛、チタン、ジルコニウム、バナジウム、
ニオブ、クロム、モリブデン、タングステン、マンガン
、鉄、コバルト、ニッケル等が挙げられるが、この中で
も最も好ましいのは珪素、アルミニウム、チタンである
。これらの金属は1種のみを選択して使用することも勿
論可能であるが、2種以上、特に上記珪素、アルミニウ
ム、チ。
タンの3種の金属を含むアルコキシドを使用し、これら
の下記の配合比率で併用したものは非常に優れた被膜特
性を発揮する。
アルコキシシラン   40〜93重量部アルコキシチ
タン    3〜35 〃アルコキシアルミニウム 2
〜238 次に上記の金属アルコキシドと反応性を有する官能基を
分子中に有する有機質重合体としては、エポキシ基、イ
ソシアネート基、カルボキシル基、水酸基等の官能基を
有するあらゆるタイプ有機質重合体(オリゴマーを含む
)を挙げることができるが、最も一般的なのはアクリル
系、エポキシ系、ポリエステル系、ポリウレタン系の重
合体およびその各種の変性物である。またこの有機質重
合体の中には金属アルコキシドと高い反応性を有するオ
ルガノシロキサンポリマーおよびオリゴマーも好ましい
ものとして包含される。
上記金属アルコキシドと有機質重合体の反応は、メチル
エチルケトンの如き有機溶媒を使用し、有機錫系化合物
や有機酸無水物の如く触媒の存在下少量の水を加えるこ
とによって行なわれる。この反応を一般式で示すと次の
様になる。
ORH +H20I         1 0ROH R +H,Ol −−M−0−C−N H−Po1y 1璽 ORO →  −M−〇 −Po1y  R 0R −M−OR+  HOOC−Po1y \OR R +H,Ol →   −M−0−C−Po1y 1璽 OR0 R +H20l 1 一−M−0−St−・・・ OR (式中R,R’はアルキル基又はプロトン、Mは金属原
子、Po1yはポリマーまたはオリゴマーを意味する) 上記一般式に示される原料物質自体は従来から公く知ら
れているが、得られる共重合体は本発明者らによっては
じめて得られた新規化合物である。
金属アルコキシドと有機質重合体の配合割合は、配合さ
れる各原料の種類や目的物に求められる要求特性等を考
慮して適宜選択して決定すればよいが、自然硬化性を留
保しつつ塗装の容易な液状及びワックス状物として得る
ためには、有機金属アルコキシドと有機質重合体を(9
8〜45): (2〜55)の重合比率で使用すること
が望まれる。ちなみに有機金属アルコキシドの配合量が
相対的に多過ぎる場合は、硬化被膜の柔軟性が不足気味
となる傾向があり、一方有機質重合体の配合量が相対的
に多過ぎる場合は、硬化被膜がやや硬度不足となり硬化
被膜が引かき力等によって簡単に損傷し表面保護作用を
失う。
また上記反応を進めるための好適反応条件も原料物質の
種類や組合せ等によって変わってくるので一律に規定す
ることはできないが、通常は50〜100℃で1〜15
時間、より一般的には60〜80℃で2〜10時間の範
囲から選択される。
この反応は、反応開始剤的作用を果たす水の添加量によ
ってコントロールされる。得られる反応生成物は反応溶
媒及び反応過程で生成したアルコール分を含む液状物で
あり、これはそのまま刷毛塗りやドクターブレード塗装
あるいはスプレー塗装に供することもでき、更には反応
溶媒やアルコールを留去して液状乃至ワックス状とし、
一般の防汚ワックスと同様の形態で商品化することもで
きる。
この様にして得られる組成物は、任意の基材上に塗布し
大気中に放置しておくだけで、該組成物中に含まれるア
ルコキシド基が大気中の水分と反応して分子内もしくは
分子間架橋反応を起こし、高硬度でしかも適度の柔軟性
を有する被膜を形成する。この被膜は耐候性に優れてい
るほか、耐すす汚れ性や水あか汚れ性においても非常に
優れたものであるところから、自動車外板用等に使用さ
れる全く新しいタイプの防汚被膜形成性組成物として卓
越した機能を発揮する。
ところで一般の自動車用防汚ワックスにおいては、性能
評価基準の1つとして発水性を規定しているものが多く
、この種の業界では最低限の発水性を有していることを
適性評価の前提とする風潮が見受けられる。これは撥水
性の良否によって雨水等による溶失速度、ひいては防汚
持続性の良否をある程度判断し得るためと考えられる。
これに対し本発明組成物は従来のワックスとは異質の自
然硬化型であり、雨水等による溶失の恐れは殆んどない
ので、撥水性を適性評価基準に加えること自体が必fし
も有益なことであるとは言えないが、前述の如き当業界
の風潮に適合させるべく適度の撥水性を付与しておくに
越したことはない。
そのためには、上記反応によって得られる組成物に適当
な界面活性剤を混合しておくだけでもよいが、この方法
では界面活性剤が被膜から徐々に溶失して撥水性を失う
ばかりでなく、界面活性剤の混入によって架橋硬化性あ
るいは硬化被膜の物性が阻害されるという問題も生じて
くる。
そこでこうした点についても改善すべく更に研究を進め
た結果、上記組成物を製造する際の反応当初から、もし
くは反応の途中から、反応性界面活性剤を共存させて、
これらを前記金属アルコキシド及び育機買重合体と一体
に反応させてやればその目的も兄事に達成され、適度の
発水性を兼備した防汚被膜が得られることを知った。か
かる効果を有する反応性界面活性剤としては反応性の官
能基を分子中に有し且つ撥水性付与硬化を有するすべて
の反応性界面活性剤を使用することができるが、特に弗
素系及びシリコン系の反応性界面活性剤はそれ自身非常
に優れた安定性を有するほか、硬化被膜の防汚性を更に
改善するという付随的効果も発揮するので最適である。
こうした反応性界面活性剤の効果を有効に発揮させるた
めの好ましい配合量は、上記金属アルコキシド及び有機
買電合体を含めた総置形成分中1〜15重量%、より好
ましくは2〜10重量%を占める量であり、lli量%
未満では硬化被膜に十分な発水性を付与することができ
ず、一方15重量%を超えてもそれ以上に撥水性は改善
されず、むしろ被膜強度を低下させる傾向が強くなるの
で好ましくない。
弗゛素系及びシリコン系反応性界面活性剤の具体例とし
てはたとえばヒドロキシパーフルオロアルキル、グリシ
ドキシブロピルテトラメチルシロキ→トゝツノ<−17
117÷vqLIIJL45ノSノa〜rJT+1.J
rキシアルキルジメチルシロキサンオリゴマー、アミノ
プロピルテトラエトキシシランの如く分子中に水酸基、
エポキシ基、アルコキシシラン基、カルボキシル基、ア
ミノ基等の反応性官能基を有する界面活性剤が挙げられ
る。
以上の様に本発明に係る被膜形成性組成物はそれ自身大
気中の水分による自然硬化特性を有するものであり、該
組成物を単独で使用することができるが、この他、必要
によっては研摩材やろう材、シリコンオイル、等の充填
剤や粘性調整剤、安定剤等を適量配合し、塗装性や被膜
特性を改善することもできる。またこの組成物は反応溶
媒等を除去し液状乃至ワックス状のものとして従来の防
汚用ワックスと同様の形態で使用し得るほか、反応溶媒
等を含んだ液状物のままで使用したり、更には一旦反応
溶媒を除去した後他の適当な溶媒で希釈して液状物とし
たり適当な分散剤を併用して水性エマルジョンタイプに
代えて使用することも勿論である。
Wに太憂叩の脊部り士白1h皇mB右9升ワッ々ズcイ
ーPわる高性能防汚被膜形成性組成物を得るところにあ
り、本発明組成物はその要求特性を充足するものである
が、該組成物によって形成される硬化被膜は前述の如く
適度の硬さと柔軟性を兼備したうえで卓越した防汚持続
性を発揮し得るものであり、こうした特性を有効に活用
すれば各種家電製品や事務用機器、デスク、キャビネッ
ト等の上塗り用防汚被覆剤や機能性コーティング剤等と
しても幅広く活用することができる。
[実施例] 実施例1 下記(A)〜(T)に示す原料(配合量は何れも重量部
)を所定量のメチルエチルケトンに溶解もしくは懸濁せ
しめ、これに触媒として所定量の有機錫系化合物又は有
機酸無水物を加え、更に純水を夫々所定量加えた後攪拌
下に80℃の温浴上で5〜10時間遠時間撹流した。
反応終了後メチルエチルケトンと反応により生じたアル
コールを減圧下に留去し、液状及びワックス状の組成物
を得た。
(A)テトラメトキシシラン      42.9テト
ラエトキシチタン       6.6トリ第2級ブト
キシアルミニューム3.3アクリルポリマー(注1 )
      6.6水               
       0.3ジーn−ブチル錫ジラウレート 
  0.7メチルエチルケトン       39.6
(B)テトラエトキシシラン      42.9テト
ラ−n−ブトキシチタン    6.6トリ第2級ブト
キシアルミニューム3.3アクリルポリマー(注t )
      e、a水               
       0.3無水メチル−4−シクロ ヘキセン−1,2−ジカルボン酸 0.7メチルエチル
ケトン       39.6(C)エチルシリケート
・オリゴマー  39.0テトラ−n−ブトキシチタン
    6.0トリ第2級ブトキシアルミニューム3.
0オルガノシロキサンポリマー(注2) 15.0水 
                     0.3ジ
ーn−ブチル錫ジラウレート   0.6メチルエチル
ケトン       36.1CD)テトラエトキシシ
ラン      31.1テトラ−n−ブトキシチタン
   12.4トリ第2級ブトキシアルミニューム6.
2エポキシポリマー(注3 )      9.3水 
                     0.6無
水メチル−4−シクロ ヘキセン−1,2−ジカルボン酸 3.1メチルエチル
ケトン       37.3(E)エチルシリケート
・オリゴマー  42.9テトラ−n−ブトキシチタン
    6.6トリ第2級ブトキシアルミニューム3.
3アクリルポリマー(注1 )      6.6水 
                     0.3ジ
ーn−ブチル錫ジラウレート   0.7メチルエチル
ケトン       39.6(F)テトラエトキシシ
ラン      29.1テトラ−n−ブトキシチタン
    2.2トリ第2級ブトキシアルミニューム 1
,6エボキシオリゴマー(注4 )    29.1水
                      0.3
無水メチル−4−シクロ ヘキセン−1,2−ジカルボン酸 0.6メチルエチル
ケトン       37.1(G)テトラエトキシシ
ラン      31.1エトラ−n−ブトキシチタン
   12.4モノ第2級ブトキシアルミニュー 6.
2ム・ジイソプロピレート ポリウレタン(注5 )        9.3水  
                   0.6ジーn
−ブチル錫ジラウレート3.1 メチルエチルケトン       37.3(H)テト
ラエトキシシラン      29,9テトラ−n−ブ
トキシチタン   12.0トリ第2級ブトキシアルミ
ニュー 6.0ム・ジイソプロピレート ポリエステル(注6 )        11.2水 
                     0.6ジ
ーn−ブチル錫ジラウレート3.O メチルエチルケトン       37.3(1)エチ
ルシリケート・オリゴマー  57.6テトラエトキシ
チタン       2.2トリ第2級ブトキシアルミ
ニュー 1.5ム・ジイソプロピレート アクリルボリマ−(注1 )      0.6水  
                    0.3無水
メチル−4−シクロ ヘキセン−1,2−ジカルボン酸 0.8メチルエチル
ケトン       37.2(J)エチルシリケート
・オリゴマー  29.1テトラエトキシチタン   
   19.5トリ第2級ブトキシアルミニュー 12
.7ム・ジイソプロピレート オルガノシロキサンポリマー(注2) 0.6水   
                   0.3無水メ
チル−4−シクロ ヘキセン−1,2−ジカルボン酸 0.6メチルエチル
ケトン       37.2(K)テトラメトキシシ
ラン      37.2テトラエトキシチタン   
    5.7トリ第2級ブトキシアルミニューム2.
9アクリルポリマー(注1 )      5.7水酸
基含有弗素系オリゴマー(注7) 2.9カルボキシア
ルキルジメチル シロキチンオリゴマー   1.7 水                      0.
3ジーn−ブチル錫ジラウレート0.6 メチルエチルケトン       43.0(いテトラ
エトキシシラン      37.2テトラ−n−ブト
キシチタン    5.7トリ第2級ブトキシアルミニ
ューム2.9アクリルポリマー(注1 ’)     
 5.7水酸基含有弗素系オリゴマー(注7) 2.9
水                     0.3
ジーn−ブチル錫ジラウレート   0.6メチルエチ
ルケトン       43.0(M)エチルシリケー
ト・オリゴマー  31.5テトラ−n−ブトキシチタ
ン    4.8トリ!2級ブトキシアルミニューム2
.4オルガノシロキサンポリマー(注2) 12.2メ
トキシシラン基含有弗素系オリ  4.8ゴマ−(注8
) 水                      0.
2ジーn−ブチル錫ジラウレート   0.5メチルエ
チルケトン       43.6(N)エチルシリケ
ート・オリゴマー  37.2テトラ−n−ブトキシチ
タン   5.7トリ第2級ブトキシアルミニューム2
.9アクリルポリマー(注1 )      5.7水
酸基含有弗素系オリゴマー(注8) 2.9カルボキシ
アルキルジメチル シロキサンオリゴマー  1.7 水                      0.
3ジーn−ブチル錫ジラウレート   0.6メチルエ
チルケトン       43.0(0)テトラエトキ
シシラン      24.9テトラ−n−ブトキシチ
タン   10.0トリ第2級ブトキシアルミニューム
5.0エポキシポリマー(注3 )      7.5
水酸基含有弗素系オリゴマー(注7) 2.5アミノプ
ロピルテトラ エトキシシラン   2.5 水                     0.5
無水メチル−4−シクロ ヘキセン−1,2−ジカルボン酸 2.5メチルエチル
ケトン       44.6(P)テトラエトキシシ
ラン      24,9テトラ−n−ブトキシチタン
   10.0トリ第2級ブトキシアルミニューム5.
0エポキシオリゴマー(注4 )     7.5水酸
基含有弗素系オリゴマー(注7) 2.5グリシドキシ
プロビルテトラ メチルシロキサン 2.5 水                      0.
5メチルエチルケトン       44.6(Q)テ
トラエトキシシラン      18.8テトラ−n−
ブトキシチタン    7.5モノ第2級ブトキシアル
ミニュー 3.8ム・ジイソプロピレート ポリウレタン(注5)    ’    ts、。
水酸基含有弗素系オリゴマー(注8) 1.9アミノプ
ロピルテトラ エトキシシラン   1.9 水                      0.
4無水メチル−4−シクロ ヘキセン−1,2−ジカルボン酸 1.9メチルエチル
ケトン       48.8(R)テトラエトキシシ
ラン      23.7テトラーn−ブトキシチタン
   9.5トリ第2級ブトキシアルミ二二−4,7ム
・ジイソプロピレート ポリエステル(注6 )        11.8水酸
基含有弗素系オリゴマー(注8) 2.4カルボキシア
ルキル ジメチルシロキサン   2.4 水                      0.
5ジーn−ブチル錫ジラウレート2.4 メチルエチルケトン       42.6(S)エチ
ルシリケート・オリゴマー  52.7テトラエトキシ
チタン       1.7トリ第2級ブトキシアルミ
二二−1,1ム・ジイソプロピレート アクリルポリマー(注L ’)      0.6メト
キシシラン含有弗素系オリ   0.6ゴマー(注9) 水                      0.
6ジーn−ブチル錫ジラウレート   0.3メチルエ
チルケトン       42.4(T)エチルシリケ
ート・オリゴマー  22.7テトラエトキシチタン 
     19.8トリ第2級ブトキシアルミニュー 
13.。
ム・ジイソプロピレート オルガノシロキサンポリマー(注2) 0.6水酸基含
有弗素系オリゴマー(注8) 0.6水       
               0.6ジーn−ブチル
錫ジラウレート   0.3メチルエチルケトン   
    42.4但し、上記配合成分中に示した(注1
)〜(注8)は次の通りである。
(注1)ニアクリルポリマー 大日本インキ化学社製商品名(ファ インディック・シリーズ、アクリ ディック・シリーズ) 三菱レーヨン社製商品名(ダイヤ ナール・シリーズ) (注2):オルガノシロキサンポリマー信越化学工業社
製商品名(X−40 −175,−9740) (注3):エポキシポリマー シェルエポキシ社製商品名(エピ コート・シリーズ) 旭電化工業社製商品名(アデカレジ ン・シリーズ) (注4) :エポキシオリゴマー 旭電化工業社製商品名(アデカED シリーズ) (注5):ポリウレタン 日本ポリウレタン工業社製商品名 (ユウキャスト・シリーズ) 旭電化工業社製商品名(アデカボン タイターIIシリーズ) (注6):ポリエステル 大日本インキ化学社製商品名(ベッ コゾール・シリーズ) (注7):反応性界面活性剤 大日本インキ化学工業社製、水酸基 含有パーフルオロアルキル(商品名 DEFENSA・シリーズ) (注8):反応性界面活性剤 信越化学工業社製、メトキシシラン 基含有弗素系オリゴマー(商品名 KP・シリーズ) (注9):反応性界面活性剤 東芝シリコン社製、エポキシ基、カ ルボキシ基及びアミノ基含有シリコ ン系オリゴマー(商品名 TSL・ シリーズ、YF・シリーズ) 得られた反応生成物より溶媒及び反応により生成したア
ルコールを減圧留去し、ワックス状の組成物を得た。
得られた各ワックス状組成物を、自動車外板用塗装鋼板
(メラミン/アルキド、メラミン/アクリル・ウレタン
型塗料使用)の表面に布を用いて薄く塗装し、常温大気
中で24時間放置して硬化被膜を形成した後、下記の方
法で表面硬度、撥水性及び防汚持続性を調べた。
表面硬度:三菱ユニ、B、HB、H1〜5を用いて表面
硬度を求める。
撥水性 ;試料塗布1日後、水をシャワー状にスプレー
して、塗装面に吹きつけ、 塗装面上にのっている水滴の状態を 観察する。球状に近い状態を良好と する。
O・・・市販固型ワックスの状態 △・・・市販固型ワックスより球形が悪い状態×・・・
全く水滴が見られない状態 防汚持続性:各試料鋼板を屋外に1ケ月間曝露した後、
表面を布で軽く拭き清 め、汚れの程度を目視判定した。
O・・・変色、汚れ共に全くなし △・・・わずかに黄色帯びた汚れあり ×・・・部分的に著しい汚れあり 結果を第1表に一括して示す。
実施例2 実施例1の配合組成Cにより得た液状組成物19重量部
とメトキシシラン基含有弗素系オリゴマー(信越化学工
業社製、反応性界面活性剤)1重量部をケロシン80重
量部に溶解し、溶剤型の被膜形成組成物を得た。このも
のを実施例1と同じ塗装鋼板の表面に塗布し、自然乾燥
にて、24時間放置して溶剤の揮発除去と被膜の硬化を
行なった。その後硬化被膜の性能を実施例1と同様の方
法で調べたところ、鉛筆硬度は3Hであり、防汚持続性
は極めて優れたものであることが確認された。
実施例3 実施例1の配合組成Cにより得た液状組成物を使用し、
これを下記配合成分と共に混合して強力に攪拌し水分散
型のエマルジョン状組成物を得た。
液状組成物(C)        6.0メトキシシラ
ン基含有 弗素系オリゴマー   0.3 ケロシン           25.4脂肪酸   
         3.2有機アミン        
  1,6水                   
 3.5この組成物を用い実施例2と同様にして塗装鋼
板に塗布し、乾燥・硬化後被膜特性を調べたところ、実
施例2とほぼ同様の結果が得られた。
[発明の効果] 本発明は以上の様に構成されており、大気中の水分の作
用を受けて硬化し硬度、柔軟性及び防汚特性の卓越した
硬化被膜を形成するので、全く新しいタイプの防汚ワッ
クス組成物として、従来の非硬化型ワックスでは到底得
ることのできない防汚特性を発揮する。また本発明組成
物によって形成される硬化被膜は上記の如く優れた機械
的特性を有しているばかりでなく耐候性等においても非
常に優れたものであるから、各種外装部材の防汚用上塗
り塗料、更には機能性コーテイング材等としての用途に
も適用し得るなど、極めて有用なものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) I :3価以上の金属アルコキシドと、II:上記
    アルコキシドとの反応性を有する 官能基を分子中に有する有機質重合 体、 との加熱反応体であって未反応のアルコキ シド基を残す反応生成物を有効成分として 含むことを特徴とする被膜形成性組成物。
  2. (2) I :3価以上の金属アルコキシドと、II:上記
    アルコキシドとの反応性を有する 官能基を分子中に有する有機質重合 体、および III:弗素系もしくはシリコン系の反応性界 面活性剤 との加熱反応体であって未反応のアルコキ シド基を残す反応生成物を有効成分として 含むことを特徴とする被膜形成性組成物。
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