JPH07144386A - 合成樹脂複合体 - Google Patents

合成樹脂複合体

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JPH07144386A
JPH07144386A JP6124698A JP12469894A JPH07144386A JP H07144386 A JPH07144386 A JP H07144386A JP 6124698 A JP6124698 A JP 6124698A JP 12469894 A JP12469894 A JP 12469894A JP H07144386 A JPH07144386 A JP H07144386A
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JP
Japan
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weight
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resin
rubber
composite
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JP6124698A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yashima
裕之 八嶋
Katsuji Horio
勝司 堀尾
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L55/00Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
    • C08L55/02ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31678Of metal
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合ゴム含有スチレン系樹脂成形体とウレタ
ン発泡体から構成され、複合ゴム含有スチレン系樹脂成
形体に環境応力亀裂破壊が起き難く、かつ断熱材、制振
材、遮音剤等に好適な合成樹脂複合体を得る。 【構成】 ジエン系ゴム含有スチレン系樹脂100重量
部と、アクリル系ゴム状重合体の存在下でビニル系単量
体を重合して得たビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重
合体1〜50重量部からなる複合ゴム含有スチレン系樹
脂組成物の成形体とウレタン発泡体からなる合成樹脂複
合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジエン系ゴム含有スチレ
ン系樹脂と、アクリル系ゴム状重合体の存在下でビニル
系単量体を重合したビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状
重合体とからなる複合ゴム含有スチレン系樹脂組成物の
成形体とウレタン発泡体からなる、耐フロン性及び機械
的物性に優れた合成樹脂複合体に関する。
【0002】
【従来の技術】ABS樹脂に代表されるジエン系ゴム含
有スチレン系樹脂とウレタン発泡体とからなる断熱性を
有する合成樹脂複合体は、公知であり、例えば家庭用冷
蔵庫等に汎用されている。このような合成樹脂複合体は
ABS樹脂成形体の存在下で、ポリイソシアネート、ポ
リオール及び発泡剤を主成分とする混合物を反応させて
製造される。なお発泡剤としてフルオロカーボン、即ち
フロンが汎用される。
【0003】しかしながら、このようにして得られた合
成樹脂複合体では、ABS樹脂成形体に環境応力亀裂現
象に伴う割れが発生する場合がある。原因はウレタンの
発泡剤として使用されるフロンが、合成樹脂複合体の製
造工程中に加えられた応力によりABS樹脂成形体にで
きる多数の微細なボイドから浸透し、ポリマー鎖を切断
するためであると考えられている。
【0004】ところで現在発泡剤として使用されている
フロン11等の特定フロンは、オゾン層破壊原因物質と
して指摘され、地球環境保護の視点から製造の中止が計
画されている。そこで環境破壊の可能性のより少ない代
替フロンの使用が計画されているが、発泡剤として使用
が予定されているフロン141b(即ち1,1−ジクロ
ロ−1−フロロエタン)及びフロン123(即ち1,1
−ジクロロ−2,2,2−トリフロロエタン)の様な代
替フロンは、フロン11に比べて樹脂への浸透力が高
く、従って代替フロンを発泡剤として使用して製造され
た合成樹脂複合体においては、フロン11を用いた場合
よりもABS樹脂成形体に割れが発生する可能性が高
い。
【0005】アクリロニトリルの含有量を著しく高め
た、いわゆる高ニトリル樹脂を使用し耐フロン性の優れ
た冷蔵庫用断熱材を作る方法もあるが(特開昭62−2
28860号公報)、アクリロニトリル含有率の高い樹
脂は、樹脂が黄色味を帯びること、また熱安定性に劣る
等の問題点を抱えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、ジエン
系ゴム含有スチレン系樹脂成形体とウレタン発泡体から
なる合成樹脂複合体に係わる前述の問題点を解決するべ
く鋭意検討した結果、アクリル系ゴム状重合体の存在下
で一種類以上のビニル系単量体を重合することにより得
られたビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体とジエ
ン系ゴム含有スチレン系樹脂との複合ゴム含有スチレン
系樹脂組成物の成形体を用い、ウレタン発泡体と合成樹
脂複合体を作製することにより目的に到達した。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は(a)ジ
エン系ゴム含有スチレン系樹脂100重量部と、(b)
アクリル系ゴム状重合体100重量部の存在下で一種類
以上のビニル単量体1〜200重量部を重合することに
より得られたビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体
1〜50重量部とからなる複合ゴム含有スチレン系樹脂
組成物の成形体とウレタン発泡体とからなる合成樹脂複
合体とすることにある。
【0008】本発明の(a)ジエン系ゴム含有スチレン
系樹脂はジエン系ゴム成分を必須成分として含み、ゴム
成分としては、ブタジエン、イソプレン、ジメチルブタ
ジエン、クロロプレン、シクロペンタジエン等の共役ジ
エン単量体、及び2,5−ノルボルナジエン、4−エチ
リデンノルボルネン、1,4−シクロヘキサジエン等の
非共役ジエン単量体等の単独重合体、または、共役ジエ
ン単量体もしくは非共役ジエン単量体とスチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン等の芳香族ビニル単量
体、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン
化ビニル単量体、メチルアクリレート、エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート
等のアクリル酸エステル単量体、メチルメタクリレ−
ト、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヘ
キシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレ
ート、オクチルメタクリレート等のメタクリル酸エステ
ル単量体、エチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブ
チレン、2−ブテンなどのオレフィン単量体等を共重合
したものを用いることができる。
【0009】さらに、ジエン系ゴムは架橋用単量体とし
て多官能性ビニル単量体を共重合させた共重合体も使用
することができる。この多官能性ビニル単量としては、
ジビニルベンゼン、エチレングリコ−ルジメタクリレ−
ト、1,3−ブチレングリコ−ルジメタクリレ−ト、プ
ロピレングリコ−ルジメタクリレ−ト、シアヌル酸トリ
アリル、イソシアヌル酸トリアリル、アリルアクリレ−
ト、アリルメタクリレ−ト、ビニルアクリレ−ト、ビニ
ルメタクリレ−ト、グリシジルアクリレ−ト、グリシジ
ルメタクリレ−ト等がある。
【0010】また、(a)成分に用いるジエン系ゴム成
分は、グラフト活性点を有していることが必要であり、
具体的にはゴム成分中に炭素ー炭素二重結合を有してい
ることが好ましい。
【0011】前記の単量体の重合方法に特に制限はな
く、乳化重合、溶液重合などの公知の技術を用いること
ができる。また(a)成分のジエン系ゴム成分は一種類
である必要はなく、別途重合された二種類以上のゴム成
分の混合物であってもよい。
【0012】なお、(a)成分中のジエン系ゴム成分は
1〜40重量%で、さらに3〜30重量%が好ましい。
1重量%未満では、衝撃強度が十分でなく、また40重
量%を越えると剛性が不十分となる。
【0013】本発明の(a)ジエン系ゴム含有スチレン
系樹脂の樹脂成分を構成する単量体としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチル
スチレン等の芳香族ビニル単量体とアクリロニトリル、
メタクリロニトリル等のシアン化ビニル単量体が必須で
あり、これらの単量体だけでもよいが、これらと更にメ
チルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリ
レート、ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、オクチルアクリレート等のアクリル酸エス
テル単量体、メチルメタクリレ−ト、エチルメタクリレ
ート、ブチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタクリレート、オクチルメタ
クリレート等のメタクリル酸エステル単量体等を単独ま
たは併用して共重合させてもよい。
【0014】上記のとおり、(a)成分の樹脂成分には
芳香族ビニル単量体とシアン化ビニル単量体の含有が必
須で、さらにはシアン化ビニル単量体が20〜50重量
%含まれることが好ましい。特に好ましいのは25〜4
5重量%である。20重量%未満であると合成樹脂複合
体の耐フロン性が十分でなく、50重量%を越えると複
合ゴム含有スチレン系樹脂が成形加工時の熱履歴により
黄変してしまう。
【0015】本発明で用いる(a)成分は、前記のよう
にジエン系ゴム成分と樹脂成分からなるが、粒子状構造
をとるジエン系ゴム成分と連続相である樹脂成分との界
面に、グラフト構造を介在していることが必要である。
このような構造は、ゴム成分の存在下で樹脂成分を構成
する単量体の一部あるいは全部を重合する所謂グラフト
重合法により達成されることは公知であるが、本発明の
(a)成分も公知のグラフト重合技術により製造でき
る。
【0016】(a)成分中に含有されるジエン系ゴム成
分の含有率を調節するためには、(a)成分に別途重合
された樹脂成分を混合することも可能であるが、別途重
合された樹脂成分はグラフト重合で得られた樹脂成分と
同一組成である必要はない。例えばポリブタジエンの存
在下でアクリロニトリル−スチレンをグラフト重合して
得た(a)成分にアクリロニトリル−スチレンを共重合
して得た樹脂成分を混合することが出来る。
【0017】本発明で用いる(a)成分の具体例を示す
と、ABS(アクリロニトリルーブタジエンースチレ
ン)樹脂、耐熱ABS(アクリロニトリルーブタジエン
ーα−メチルスチレン)樹脂、AES(アクリロニトリ
ルーEPDMースチレン)樹脂、MBS(メチルメタク
リレートーブタジエンースチレン)樹脂等がある。
【0018】本発明で用いる(b)成分中のアクリル系
ゴム状重合体としては、例えばメチルアクリレート、エ
チルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘキシルアク
リレ−ト、2−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘ
キシルアクリレート、オクチルアクリレート、ドデシル
アクリレ−ト、ステアリルアクリレート、2−エトキシ
エチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト等のアクリル酸エステル単量体の単独重合体又は共重
合体、及びヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシ
ルメタクリレート、オクチルメタクリレート、ヘキサデ
シルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、デシル
メタクリレート、オクタデシルメタクリレート、ステア
リルメタクリレート及びペンチルメタクリレートから選
ばれたメタクリル酸エステル単量体の単独重合体又は共
重合体、並びに、アクリル酸エステル単量体とメチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタク
リレ−ト、ブチルメタクリレ−ト、シクロヘキシルメタ
クリレート、ヒドロキシメタクリレ−ト、及び上記メタ
クリル酸エステル単量体等の1種もしくは2種類以上の
単量体を共重合して得られるガラス転移温度が20℃以
下であるゴム状重合体などが挙げられる。
【0019】また、(b)成分中のアクリル系ゴム状重
合体は、アクリル系ゴム状重合体の重合に際し多官能性
ビニル単量体を用いたものでも用いないものでもよい。
多官能性ビニル単量体としては、エチレングリコールジ
メタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレ
ート、プロピレングリコールジメタクリレート、グリシ
ジルメタクリレート、ジビニルベンゼン、アリルアクリ
レート、アリルメタクリレート、ビニルアクリレート、
ビニルメタアクリレート等が挙げられる。多官能性ビニ
ル単量体単位がアクリル系ゴム状重合体中に存在する
と、ビニル系単量体を重合した際グラフト活性点となり
グラフト重合する。なお、グラフト重合においては、通
常単量体全量がゴム状重合体にグラフトすることは困難
であり、未グラフト重合体も副生産される。また多官能
性ビニル単量体単位は8重量%以下であることが望まし
く、8重量%を越えると得られる(b)成分のビニル系
樹脂含有アクリル系ゴム状重合体を用いた樹脂組成物は
耐フロン性が低下して好ましくない。
【0020】上記のアクリル系ゴム状重合体はガラス転
移温度が20℃以下であることが必要で、さらに10℃
以下であることが好ましい。ガラス転移温度が20℃を
越えると、耐フロン性及び耐衝撃性が悪くなる。
【0021】本発明の(b)成分は前記のアクリル系ゴ
ム重合体の存在下でビニル系単量体を重合するが、具体
的にはスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、t−ブチルスチレン等の芳香族ビニル単量体、アク
リロニトリル、メタクリロニトル等のシアン化ビニル単
量体、メチルメタクリレ−ト、エチルメタクリレート、
ブチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、2−
エチルヘキシルメタクリレート、オクチルメタクリレー
ト、ドデシルメタクリレート、ステアリルメタクリレー
ト等のメタクリル酸エステル単量体、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘキシ
ルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、オ
クチルアクリレート、ドデシルアクリレート、ステアリ
ルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、2
−エトキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエエチ
ルアクリレート等のアクリル酸エステル単量体等であ
る。なお、(b)成分のビニル系樹脂含有アクリル系ゴ
ム状重合体中のビニル系樹脂成分はガラス転移温度が2
0℃を越えることが好ましい。
【0022】本発明の(b)成分のビニル系樹脂含有ア
クリル系ゴム状重合体の重合方法には、特に制限がなく
公知の技術を用いることができる。具体的にはまず乳化
重合方法によりアクリル系ゴム状重合体ラッテクスを作
製する。次にこのラッテクスの存在下で先に述べたビニ
ル系単量体を一括、回分、または連続添加して重合を行
うことで(b)成分のビニル系樹脂含有アクリル系ゴム
状重合体を得ることができる。
【0023】本発明の(b)成分はアクリル系ゴム状重
合体100重量部の存在下でビニル系単量体を1〜20
0重量部重合して得られるが、好ましいビニル系単量体
は50〜160重量部である。ビニル単量体が200重
量部を越えると耐フロン性が悪くなり、1重量部未満で
は、(a)成分と(b)成分の相溶性が不充分である。
【0024】本発明の(a)ジエン系ゴム含有スチレン
系樹脂と(b)アクリル系ゴム状重合体の存在下でビニ
ル系単量体を重合したビニル系樹脂含有アクリル系ゴム
状重合体からなる複合ゴム含有スチレン系樹脂組成物の
混合比は、(a)成分100重量部と、(b)成分1〜
50重量部であるが、特に好ましい混合比は(a)成分
100重量部に対し(b)成分は1〜35重量部であ
る。(b)成分が1重量部未満だと耐フロン性が悪くな
り、(b)成分が50重量部を越える機械的強度が不足
する。
【0025】本発明の複合ゴム含有スチレン系樹脂組成
物は(a)成分と(b)成分を溶融混合して得られる
が、その方法には特に制限がない。例えばヘンシェルミ
キサーあるいはタンブラー等で配合後、スクリュー式押
出機、ブラベンダー、バンバリーミキサー、コニーダ、
混合ロール等の公知の溶融混合方法を用いて得ることが
できる。
【0026】また、本発明の複合ゴム含有スチレン系樹
脂は、必要に応じて他の熱可塑性樹脂、分散剤、滑剤、
酸化防止剤、抗菌剤、顔料等を添加することも可能であ
る。
【0027】本発明の合成樹脂複合体は予め成形加工さ
れた複合ゴム含有スチレン系樹脂成形体の存在下で、ポ
リイソシアネート、ポリオール、及び発泡剤を主成分と
する混合物を反応させて製造されるが、本発明のウレタ
ン発泡体の組成及び製法には特に制限がない。
【0028】ウレタン発泡体の製造に用いられるポリイ
ソシアネートの具体例にはトリレンジイソシアネート、
o−トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−
4,4−ジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソ
シアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、
1−メチルシクロヘキサン−2,4−ジイソシアネート
等がある。またポリオールの具体例には1,4−ブタン
ジオール、エチレングリコ−ル、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコ−
ル、ポリ(エチレンオキサイド−プロピレンオキサイ
ド)共重合体、α,ω−ポリカプロラクトンジオール、
α,ω−ポリブタジエンジオール等のジオ−ル類、グリ
セリン、トリメチロールプロパン等のトリオール類、ペ
ンタエリスリト−ル、メチルグリコシド、ソルビトー
ル、シュークローズ等があり、またエチレンオキサイド
あるいはプロピレンオキサイドとこれらのポリオールと
の付加物がある。
【0029】また発泡剤としてはフロン11、フロン1
2、フロン113、フロン123、フロン141b、塩
化メチレン等がある。
【0030】ウレタン発泡体の製造に際して、化学的発
泡剤として作用する水、有機スズ化合物、3級アミンに
代表される触媒、気泡安定剤として作用する界面活性剤
等を使用することは公知であり、これらの使用方法につ
いて多数の技術が開示されているが、本発明ではウレタ
ン発泡処方については特に制限はない。
【0031】
【実施例】次に実施例、比較例をあげて本発明を更に詳
細に説明する。なお例中の部およよび%は重量基準で示
した。
【0032】実施例1 ブタジエン15%、アクリロニトリル25.5%、スチ
レン59.5%からなるABS樹脂(連続相のアクリロ
ニトリル含有率は30%)100重量部に対し、ノルマ
ルブチルアクリレート95%及びエチレングリコ−ルジ
メタクリレ−ト5%からなるアクリルゴム100重量部
の存在下でアクリロニトリル30重量部とスチレン70
重量部をグラフト重合してなるビニル系樹脂含有アクリ
ル系ゴム状重合体を20重量部を加え、二軸押出機で約
230℃で溶融混練して複合ゴム含有スチレン系樹脂組
成物を得た。当該樹脂組成物をTダイ付き単軸押出機に
供給して約220℃で溶融して平均肉厚1mmの平板に
加工した。得られた平板を予備乾燥し、プラグアシスト
式圧空真空成形機で平板の表面温度を約160℃に制御
しつつ成形加工して、図1に示した無蓋箱状の複合ゴム
含有スチレン系樹脂成形体を得た。
【0033】この成形体を図1に示した無蓋箱状の鋼製
の成形体と組み合わせ、両成形体で囲まれた空間にトリ
レンジイソシアネート110部、メチルグリコシドとプ
ロピレンオキサイドとの付加物(水酸基当量110)1
00部、フロン141b30部、水3.5部、ジ−n−
オクチルスズラウレート0.4部、テトラメチルグアニ
ジン0.2部からなる混合物を注入し、50℃で30分
間反応させて合成樹脂複合体を得た。得られた合成樹脂
複合体を恒温槽内に置き、−10℃/3時間〜40℃/
3時間の冷熱サイクルを2回繰り返した。冷熱サイクル
試験後の合成樹脂複合体から複合ゴム含有スチレン系樹
脂組成物成形体を取り外し、その外観を観察したところ
いずれの複合ゴム含有スチレン系樹脂成形体での割れは
認められなかった。
【0034】なお、図1の合成樹脂複合体の寸法は幅1
75mm×長さ256mm×高さ30mmで、ウレタン
発泡体の厚みは5mmである。
【0035】実施例2 実施例1で用いたABS樹脂100重量部に対し、イソ
ブチルアクリレート99.5%及びアリルメタクリレー
ト0.5%からなるアクリルゴム100重量部の存在下
でアクリロニトリル37.5重量部とスチレン112.
5重量部をグラフト重合してなるビニル系樹脂含有アク
リル系ゴム状重合体を15重量部加え、実施例1と同様
に溶融混練して複合ゴム含有スチレン系樹脂組成物を得
た。これを用いて実施例1に準拠して合成樹脂複合体を
製造し、冷熱サイクル試験を行ったところ、いずれの複
合ゴム含有スチレン系樹脂成形体でも異常は認められな
かった。
【0036】実施例3 実施例1で用いたABS樹脂100重量部に対し、ノル
マルブチルアクリレ−ト79.6%、メチルメタクリレ
−ト20%及びアリルメタクリレート0.4%からなる
アクリルゴム100重量部の存在下でアクリロニトリル
36重量部とスチレン84重量部をグラフト重合してな
るビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体を30重量
部加え、実施例1と同様に溶融混練して複合ゴム含有ス
チレン系樹脂組成物を得た。これを用いて実施例1に準
拠して合成樹脂複合体を製造し、冷熱サイクル試験を行
ったところ、いずれの複合ゴム含有スチレン系樹脂成形
体でも異常は認められなかった。
【0037】実施例4 実施例1で用いたABS樹脂100重量部に対し、イソ
ブチルアクリレート100%のアクリルゴム100重量
部の存在下でアクリロニトリル37.5重量部とスチレ
ン112.5重量部を重合してなるビニル系樹脂含有ア
クリル系ゴム状重合体を15重量部加え、実施例1と同
様に溶融混練して複合ゴム含有スチレン系樹脂組成物を
得た。これを用いて実施例1に準拠して合成樹脂複合体
を製造し、冷熱サイクル試験を行ったところ、いずれの
複合ゴム含有スチレン系樹脂成形体でも異常は認められ
なかった。
【0038】実施例5 実施例1で用いたABS樹脂100重量部に対し、ノル
マルブチルアクリレ−ト80%とメチルメタクリレ−ト
20%からなるアクリルゴム100重量部の存在下でア
クリロニトリル36重量部とスチレン84重量部を重合
してなるビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体を3
0重量部加え、実施例1と同様に溶融混練して複合ゴム
含有スチレン系樹脂組成物を得た。これを用いて実施例
1に準拠して合成樹脂複合体を製造し、冷熱サイクル試
験を行ったところ、いずれの複合ゴム含有スチレン系樹
脂成形体でも異常は認められなかった。
【0039】実施例6 実施例1で用いたABS樹脂100重量部に対し、ノル
マルブチルアクリレート100%からなるアクリルゴム
100重量部の存在下でアクリロニトリル30重量部と
スチレン70重量部を重合してなるビニル系樹脂含有ア
クリル系ゴム状重合体を20重量部を加え、実施例1と
同様に溶融混練して複合ゴム含有スチレン系樹脂組成物
を得た。これを用いて実施例1に準拠して合成樹脂複合
体を製造し、冷熱サイクル試験を行ったところ、いずれ
の複合ゴム含有スチレン系樹脂成形体でも異常は認めら
れなかった。
【0040】実施例7 実施例1で用いたABS樹脂100重量部に対し、イソ
ブチルアクリレート80%エチルアクリレ−ト20%の
アクリルゴム100重量部の存在下でアクリロニトリル
37.5重量部と スチレン112.5重量部を重合し
てなるビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体15重
量部を加え、実施例1と同様に溶融混練して複合ゴム含
有スチレン系樹脂組成物を得た。これを用いて実施例1
に準拠して合成樹脂複合体を製造し、冷熱サイクル試験
を行ったところ、いずれの複合ゴム含有スチレン系樹脂
成形体でも異常は認められなかった。
【0041】実施例8 実施例1で用いたABS樹脂100重量部に対し、ノル
マルブチルアクリレ−ト90%とメチルメタクリレ−ト
10%からなるアクリルゴム100重量部の存在下でア
クリロニトリル36重量部とスチレン84重量部を重合
してなるビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体を3
0重量部加え、実施例1と同様に溶融混練て複合ゴム含
有スチレン系樹脂組成物を得た。これを用いて実施例1
に準拠して合成樹脂複合体を製造し、冷熱サイクル試験
を行ったところ、いずれの複合ゴム含有スチレン系樹脂
成形体でも異常は認められなかった。
【0042】実施例9 ブタジエン20%、アクリロニトリル24%、スチレン
56%からなるABS樹脂(連続相のアクリロニトリル
含有率は30%)100重量部に対し、ノルマルブチル
アクリレート80%とメチルメタクリレ−ト20%から
なるアクリルゴム100重量部の存在下でアクリロニト
リル36重量部とスチレン84重量部を重合してなるビ
ニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体を10重量部を
加え、実施例1と同様に溶融混練て複合ゴム含有スチレ
ン系樹脂組成物を得た。これを用いて実施例1に準拠し
て合成樹脂複合体を製造し、冷熱サイクル試験を行った
ところ、いずれの複合ゴム含有スチレン系樹脂成形体で
も異常は認められなかった。
【0043】実施例10 ブタジエン20%、アクリロニトリル36%、スチレン
44%からなるABS樹脂(連続相のアクリロニトリル
含有率は45%)100重量部に対し、ノルマルブチル
アクリレート90%とメチルメタクリレ−ト10%から
なるアクリルゴム100重量部の存在下でアクリロニト
リル36重量部とスチレン84重量部を重合してなるビ
ニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体を30重量部を
加え、実施例1と同様に溶融混練て複合ゴム含有スチレ
ン系樹脂組成物を得た。これを用いて実施例1に準拠し
て合成樹脂複合体を製造し、冷熱サイクル試験を行った
ところ、いずれの複合ゴム含有スチレン系樹脂成形体で
も異常は認められなかった。
【0044】比較例1 ブタジエン20%、スチレン56%、アクリロニトリル
24%からなるABS樹脂(連続相のアクリロニトリル
含有率は30%)を用い、実施例1に準拠して合成樹脂
複合体を製造し、実施例1の方法で冷熱サイクル試験を
行ったところ、ABS樹脂成形体に大小の割れが観察さ
れた。
【0045】比較例2 比較例1で用いたABS樹脂100重量部に対し、ノル
マルブチルアクリレート80%とメチルメタクリレート
20%からなるアクリルゴム100重量部のラテックス
の存在下でアクリロニトリル90重量部とスチレン21
0重量部を重合してなるビニル系樹脂含有アクリル系ゴ
ム状重合体を15重量部加え、実施例1と同様に溶融混
練して複合ゴム含有スチレン系樹脂組成物を得た。これ
を用いて実施例1に準拠して合成樹脂複合体を製造し、
冷熱サイクル試験を行ったところ、複合ゴム含有スチレ
ン系樹脂成形体に大小の割れが確認された。
【0046】比較例3 比較例1で用いたABS樹脂100重量部に対し、ノル
マルブチルアクリレート79.6%、メチルメタクリレ
−ト20%及びアリルメタクリレート0.4%からなる
アクリルゴム100重量部の存在下でアクリロニトリル
90重量部とスチレン210重量部をグラフト重合して
なるビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体を15重
量部加え、実施例1と同様に溶融混練して複合ゴム含有
スチレン系樹脂組成物を得た。これを用いて実施例1に
準拠して合成樹脂複合体を製造し、冷熱サイクル試験を
行ったところ、複合ゴム含有スチレン系樹脂成形体に大
小の割れが確認された。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり、ジエン系ゴム含有スチレ
ン系樹脂とビニル系樹脂含有アクリル系ゴム状重合体か
らなる複合ゴム含有スチレン系樹脂の成形体とウレタン
発泡体かなる合成樹脂複合体は、冷熱サイクル等の使用
環境下でのクラックの発生が抑制されるため、断熱材、
制振材、遮音材等の用途に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は複合ゴム含有スチレン系樹脂の成形体
の断面図を示す。(b)は合成樹脂複合体上面図を示
す。(c)は上記(b)の合成樹脂複合体のA−A’断
面図を示す。
【符号の説明】
1:複合ゴム含有スチレン系樹脂の成形体 2:鋼の成形体 3:ウレタン発泡体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 75:00 105:04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ジエン系ゴム含有スチレン系樹脂
    100重量部と、(b)アクリル系ゴム状重合体100
    重量部の存在下で一種類以上のビニル系単量体1〜20
    0重量部を重合することにより得られたビニル系樹脂含
    有アクリル系ゴム状重合体1〜50重量部とからなる複
    合ゴム含有スチレン系樹脂組成物の成形体とウレタン発
    泡体からなることを特徴とする合成樹脂複合体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の合成樹脂複合体と鋼板か
    らなる断熱鋼板−合成樹脂複合体
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