JPH07120940B2 - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JPH07120940B2
JPH07120940B2 JP62273559A JP27355987A JPH07120940B2 JP H07120940 B2 JPH07120940 B2 JP H07120940B2 JP 62273559 A JP62273559 A JP 62273559A JP 27355987 A JP27355987 A JP 27355987A JP H07120940 B2 JPH07120940 B2 JP H07120940B2
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JP
Japan
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output
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JP62273559A
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毅 岡元
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Canon Inc
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報の書込み、読出しの際に必要なクロック
パルス等を生成する発振回路に関するものである。
〔従来の技術〕
画像信号等をサンプリングしてメモリに書込んだり、メ
モリからその情報を読出したりする際には、時間制御の
ためのクロックパルスが必要である。従来、このクロッ
クパルスを得るために、例えば第3図に示すような発振
回路が使用されている。この発振回路は、ナンド(NAN
D)ゲート1にディレイライン(遅延線)2を組合せて
発振部(イ)を構成したものであり、ナンドゲート1の
一方の入力側は外部からの制御ゲートパルスの入力端子
3と接続され、他方の入力側は遅延時間τのディレイ
ライン2を介して出力側と接続されている。また、ナン
ドゲート1の出力側はバッファ回路4を通してクロック
パルスの出力端子5と接続されている。
ここで、上記ナンドゲート1とバッファ回路4には、そ
れぞれ信号の応答に遅延時間がある。すなわち、ナンド
ゲート1において、“H"(高)レベルの信号が入力され
てから、“L"(低)レベルの信号を出力するまでにτ
の遅延時間があり、“L"レベルの信号が入力されてから
“H"レベルの信号を出力するまでにτの遅延時間があ
る。また、バッファ回路4においても、“L"レベルの信
号および“H"レベルの信号が入力されてからそれぞれ
“L"レベルおよび“H"レベルの信号を出力するまでにτ
4の遅延時間がある。
上記構成の発振回路は、入力端子3に印加される制御ゲ
ートパルスにより発振の開始および停止が制御される
が、その際第4図のタイムチャートに示すように、パル
スの立上りで発振停止、立下りで発振開始となる。第4
図は第3図の各点(a,b,c,d)におけるパルスのタイミ
ングを示したものである。
入力端子3に印加されている制御ゲートパルスが“L"レ
ベルになると、ナンドゲート1の出力はτ時間後に
“H"レベルとなり、この状態が保持される。従って、出
力端子5もパルス立上り後“H"レベルが保持され、発振
停止状態となる。次に、上記制御ゲートパルスが“H"レ
ベルに変化すると、τ時間後にナンドゲート1の出力
は“L"レベルとなる。この時、ナンドゲート1の出力側
と入力側はディレイライン2によって接続されているの
で、ナンドゲート1の出力が“L"レベルになってからτ
時間後にナンドゲート1の入力は“L"レベルになる。
そして、“L"レベルになってτ時間後にはまたナンド
ゲート1の出力が“H"レベルになる。そして、このレベ
ル変化が繰り返されて発振状態となり、出力端子5から
周期T(T=2τ+τ+τ)のクロックパルスが
出力される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記のような従来の発振回路にあっては、
第4図に示すように発振開始時は制御ゲートパルスの立
上りから発振し始めるので出力クロックパルスのデュー
ティ(パルス幅)は一定になるが、発振停止時には制御
ゲートパルスの立下りのタイミングによっては停止直前
のクロックパルスのデューティが変化する(小さくな
る)場合があるという問題点があった。このため、例え
ば画像信号をA/D(アナログ/ディジタル)変換してメ
モリに書込んだり、メモリからそのデータを読出したり
する際に、カウンタが誤動作したり、メモリのアクセス
時間が短かくなって記憶データを破壊してしまうことが
あった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、発振停止時に出力クロックパルスのデューティが変
化することのない発振回路を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の発振回路は、制御信号により発振の開始および
停止が制御されるものにおいて、前記制御信号と該発振
回路の出力信号との同期をとる同期回路を設け、発振停
止時にその同期信号により発振を停止させるようにした
ものである。
〔作用〕
本発明の発振回路においては、発振を制御する制御信号
と出力信号との同期をとる同期回路が設けられ、その同
期信号により発振停止の制御が行われる。このため、発
振停止時においても、その停止直前の出力信号のデュー
ティが小さくなることはない。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す回路図であり、第3図
と同一符号は同一構成要素を示している。この発振回路
は、発振部(イ)と同期回路(ロ)を有しており、発振
部(イ)はナンドゲート1、ディレイライン2およびバ
ッファ回路4で構成されており、同期回路(ロ)はD−
フリップ・フロップ(以下DFFという)6で構成されて
いる。
上記同期回路(ロ)は、入力端子3からの制御ゲートパ
ルス(制御信号)と出力端子5の出力クロックパルス
(出力信号)との同期をとる回路であり、その同期信号
は発振開始,停止を制御するゲート信号としてDFF6から
ナンドゲート1に入力されるようになっている。すなわ
ち、制御ゲートパルスが印加される入力端子3はDFF6の
D(データ)端子とCL端子に接続され、出力端子5はDF
F6のCK(クロック)端子と接続されている。そして、こ
のDFF6のCL端子の信号が変化してから出力が変化する
までにτの遅延時間があり、CK(クロック)端子の信
号が変化してから出力が変化するまでにτの遅延時
間がある。また、発振部(イ)においても前述したよう
に、各信号の応答にτ〜τの遅延時間がある。
次に、第2図のタイムチャートを参照しながら動作につ
いて説明する。第2図は第1図の各点(e,f,g,h,i)に
おけるパルスのタイミングを示したものである。
第1図の入力端子3に印加されている制御ゲートパルス
が“H"レベルになると発振停止となる。その際、制御ゲ
ートパルスが“H"レベルに立上ってから直ぐにはDFF6の
出力が“L"レベルとならず、第2図に示すようにDFF6
のCK端子に入力されている出力クロックパルスが“H"レ
ベルに立上ってからτ時間後に出力が“L"レベルと
なる。そして、この出力パルスと同期をとられた“L"レ
ベルの信号が発振部(イ)のナンドゲート1に発振停止
信号として入力される。この時、発振部(イ)では前述
のようにT=2τ+τ+τの周期で発振してお
り、上記“L"レベルの信号が入力されるとτ時間後に
ナンドゲート1の出力が“H"レベルになり、この“H"レ
ベルの状態がパルス立上り後続いて保持され、発振停止
状態となる。ここで、上述のようにDFF6の出力は出力
クロックパルスと同期がとられているので、上記発振停
止直前のクロックパルスのデューティは変化せず、第2
図の点線で示すように小さくなることはない。従って、
画像信号の処理の際など、カウンタが誤動作したり、メ
モリのアクセス時間が短くなってデータが破壊されたり
することがない。
そして、上記入力端子3からの制御ゲートパルスが“H"
レベルの間発振停止状態が続くが、制御ゲートパルスが
“L"レベルになると発振開始となる。すなわち、制御ゲ
ートパルスが“L"レベルになるとτ時間後DFF6の出
力が反転して“H"レベルになり、この信号が発振開始信
号として発振部(イ)に入力される。この時、ナンドゲ
ート1の入力は共に“H"レベルとなるので、上記DFF6の
出力が“H"レベルに反転してからτ時間後にナンド
ゲート1の出力は“L"レベルとなる。そして、ナンドゲ
ート1にディレイライン2でτ時間遅延された出力信
号が入力されるので、τ時間後に“L"レベルの信号が
入力されるとτ時間後にナンドゲート1の出力は再び
“L"レベルから“H"レベルに変化し、これらの状態が繰
り返され、入力端子3の制御ゲートパルスが“L"レベル
の間発振状態が持続される。
なお、第2図からも明らかなように、各信号の応答の遅
延時間τ〜τは次の条件を満たしていることが必要
である。
n(2τ+τ+τ)<τ+τ <n(2τ+τ+τ)+τ+τ (n=0,1,2.……) 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、発振の開始およ
び停止を制御する信号と出力信号との同期をとる回路を
設け、発振停止時にその同期信号により発振を停止させ
るようにしたため、発振停止時に出力クロックパルスの
デューティが変化することがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はその
動作を示すタイムチャート、第3図は従来例を示す回路
図、第4図はその動作を示すタイムチャートである。 (イ)……発振部 (ロ)……同期回路 1……ナンド回路 2……ディレイライン 3……入力端子 4……バッファ回路 5……出力端子 6……D−フリップ・フロップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御信号により発振の開始および停止が制
    御される発振回路において、前記制御信号と該発振回路
    の出力信号との同期をとる同期回路を設け、発振停止時
    にその同期信号により発振を停止させることを特徴とす
    る発振回路。
JP62273559A 1987-10-30 1987-10-30 発振回路 Expired - Lifetime JPH07120940B2 (ja)

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JP62273559A JPH07120940B2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 発振回路

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JP62273559A JPH07120940B2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30 発振回路

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JPH01117419A JPH01117419A (ja) 1989-05-10
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CN103944560A (zh) * 2013-01-17 2014-07-23 成都前锋电子仪器有限责任公司 一种可触发变频振荡器

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