JP2860710B2 - メモリの制御装置 - Google Patents

メモリの制御装置

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JP2860710B2
JP2860710B2 JP2408747A JP40874790A JP2860710B2 JP 2860710 B2 JP2860710 B2 JP 2860710B2 JP 2408747 A JP2408747 A JP 2408747A JP 40874790 A JP40874790 A JP 40874790A JP 2860710 B2 JP2860710 B2 JP 2860710B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アドレスカウンタを
用いてメモリのアドレスを指定するデータ処理回路に関
し、特にアドレスカウンタを駆動する信号とメモリを駆
動する信号とのタイミング合わせに関する。
【0002】
【従来の技術】メモリのアドレスを指定する回路として
は、ダウンカウンタやアップカウンタなどのカウンタが
用いられることが多い。図12にその従来構成を示す。
この従来装置において、発振回路100で発生された水
晶周波数の発振信号OSCはシステムクロック生成カウ
ンタ101、制御信号生成用カウンタ102及び制御信
号生成回路103に加えられる。システムクロック生成
カウンタ101は、発振信号OSCに同期したカウント
動作を行ない、その第2出力ビットをダウンカウンタ駆
動信号生成回路104を駆動するクロック信号CKとし
て出力する。制御信号生成用カウンタ102も発振信号
OSCに同期したカウント動作を行ない、その第2出力
ビットをアドレスダウンカウンタ105のクロック信号
CLKとして出力するとともにそのカウント出力を制御
信号生成回路103に入力する。制御信号生成回路10
3は前記発振信号OSCおよび制御信号生成用カウンタ
102のカウント出力に基ずきメモリ107の書き込み
信号(ライト信号)を形成し、これをメモリ107に印
加する。ダウンカウンタ駆動信号生成回路104は前記
クロック信号CK及びメモリ107に書き込み動作を行
うためのタスクスタート信号TSKSTなどに基ずきア
ドレスダウンカウンタ105の駆動信号(カウントダウ
ンイネーブル信号CDE、初期値ロード信号PE、制御
信号用カウンタ102のリセット信号Rなど)を形成
し、これを各回路に出力する。アドレス初期値設定回路
106はアドレスダウンカウンタ105のカウントダウ
ン初期値をロードするものである。アドレスダウンカウ
ンタ105は、各回路から入力された信号にしたがって
所定のダウンカウント動作を行い、そのカウント出力を
アドレス信号としてメモリ107に出力する。信号BR
Wはカウンタがカウントアップしたときに発生されるボ
ロー信号である。メモリ107は入力されたライト信号
Wおよびアドレス信号に従って書き込み動作を行なう。
【0003】かかる構成において、ダウンカウンタ駆動
信号生成回路104はタスクスタート信号TSKSTが
入力されると、カウントダウンイネーブル信号CDE、
初期値ロード信号PEを適宜出力してアドレスダウンカ
ウンタ105を駆動すると共にリセット信号Rを解除し
てライト信号Wを出力させる。さらにダウンカウンタ駆
動信号生成回路104はダウンカウンタ105のカウン
ト動作が最後まで終了したことを示すボロー信号BRW
が入力されるとカウントダウンイネーブル信号CDEの
送出を停止すると共に、前記リセット信号Rを復帰させ
ライト信号Wの出力を停止させる。また、割り込み信号
INTが入力されたときは、この割り込み信号INTの
入力と同時にメモリ107への書き込みを停止させると
ともに、割り込みの終了とともにメモリ107への書き
込みを復帰させるようにしていた
【0004】。
【発明が解決しようとする課題】かかる従来装置におい
ては、メモリ107のアドレスを形成するアドレスダウ
ンカウンタ105用の信号を形成するダウンカウンタ駆
動信号生成回路104と、メモリ107のライト信号W
を形成する制御信号生成回路103とを別個のカウンタ
101、102からの出力で動作させ、かつカウンタ1
02を常時動作させるにではなくダウンカウンタ駆動信
号生成回路104のリセット信号でリセット、リセット
解除することで停止、稼働を繰り返すようにさせていた
ので、これら両カウンタの位相のずれによってダウンカ
ウンタ駆動用信号(CDEやPE)とライト信号Wのタ
イミングが合わないことがあった。その状況を図13の
左半分部分に示す。
【0005】また、この従来装置においては、上記原因
などに起因して割り込みINTが生じた場合、割り込み
終了後前記ダウンカウンタ駆動用信号(CDEやPE)
とライト信号Wのタイミングが合わなくなる場合があっ
た。その状況を図13の右半分部分に示す。さらに、割
り込みが発生した場合、この割り込みによってメモリへ
の書き込み動作が途中で停止されるので、この割り込み
終了後書き込み動作を復帰させても割り込みの発生時期
によってはメモリ107に書き込まれるデータに抜けや
2重書き込みが発生する可能性があった。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、メモリに入力するライト信号とメモリに入力
するアドレス信号のタイミングを確実に同期させるメモ
リの制御装置を提供することを目的とする。
【0007】またこの発明では、割り込みが発生した
際、割り込み終了後もメモリに入力するライト信号とメ
モリに入力するアドレス信号のタイミングを確実に同期
させるとともに、メモリに対してアクセスするデータを
確実に保証するメモリの制御装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】第1発明では、
入力されたアドレス信号に対応するアドレスに対して入
力されたライト信号に基づくタイミングでデータを書き
込むよう動作するメモリと、カウントイネーブル信号が
有効のときに入力されたクロック信号に同期してカウン
ト動作を行ない、このカウント結果をアドレス信号とし
て前記メモリに入力するアドレスカウンタとを具え、入
力されたタスクスタート信号に基づいて前記メモリに対
する書き込み動作を実行するメモリの制御装置におい
て、所定周波数の信号を発生する発振回路と、この発振
回路の出力に同期して計数動作を行ない、その計数出力
1ビットを前記クロック信号として前記アドレスカウン
タに入力するカウンタ回路と、このカウンタ回路から出
力されるクロック信号に基づきライト信号用クロック信
号を形成するライト信号用クロック信号形成回路と、前
記タスクスタート信号を前記クロック信号でラッチする
第1のラッチ回路と、前記タスクスタート信号を前記ラ
イト信号用クロック信号でラッチする第2のラッチ回路
と、これら第1及び第2のラッチ回路の出力に基づき前
記ライト信号用クロック信号をマスクすることによりラ
イト信号を形成し、このライト信号を前記メモリに入力
するライト信号形成回路と、前記第1のラッチ回路の出
力を前記ライト信号形成回路から出力されるライト信号
でラッチし、このラッチ出力を用いて前記カウントイネ
ーブル信号を形成し、形成したカウントイネーブル信号
を前記アドレスカウンタに入力するカウントイネーブル
信号形成回路とを具えるようにしたことを特徴とする。
【0009】第3発明では、複数のノードとコントロー
ラとをループ接続し、前記コントローラから前記複数の
ノードに与えるデータを所定周期で一方向シリアル伝送
しかつノードからのデータを所定周期でシリアル受信す
るシステムにおいて、前記コントローラに、前記ノード
からの受信データを記憶する受信データメモリと、この
受信メモリのシリアル出力をパラレルデータに変換する
シリアルパラレル変換回路と、前記シリアルパラレル変
換回路からのパラレル受信データとノードに送信する送
信データを記憶する送受信データ共有メモリと、この送
受信データ共有メモリに記憶された送信データに基ずき
前記ノードに送信する送信データフレーム信号を形成す
る送信回路と、この送受信データ共有メモリ及び前記受
信データメモリのアドレスを共通指定し、そのカウント
周期ごとに前記受信データメモリから前記送受信データ
共有メモリへデータを前記シリアルパラレル変換回路を
介して伝送するアドレスカウンタと、所定周波数の信号
を発生する発振回路と、この発振回路の出力に同期して
カウント動作を行ない、そのカウント出力1ビットを前
記アドレスカウンタを駆動するクロック信号として出力
するカウンタ回路と、前記カウンタ回路の出力を用いて
前記受信データメモリおよび前記送受信データ共有メモ
リを駆動する信号の元になるメモリ駆動用基本信号を形
成するメモリ駆動基本信号形成回路と、前記クロック信
号及び前記メモリ用基本信号に基ずき、前記アドレスカ
ウンタを制御すると共に、前記送信回路からの割り込み
信号の開始によって前記アドレスカウンタを停止させか
つこの割り込みの終了後前記アドレスカウンタを初期設
定した後アドレスカウンタを再駆動するアドレスカウン
タ用制御信号を、形成する第1の論理回路と、前記クロ
ック信号及び前記メモリ用基本信号に基ずき前記受信デ
ータメモリおよび前記送受信データ共有メモリを駆動す
るメモリ用制御信号をそれぞれ形成すると共に、前記送
信回路からの割り込みがあった場合は前記アドレスカウ
ンタの初期設定の終了後前記メモリ用制御信号を有効と
出力させる第2の論理回路とを具えるようにする。
【0010】第4発明では、入力されたアドレス信号に
対応するアドレスに対して入力されたライト信号に基づ
くタイミングでデータを書き込むよう動作するメモリ
と、カウントイネーブル信号が有効のときに入力された
クロック信号に同期してカウント動作を行ない、このカ
ウント結果をアドレス信号として前記メモリに入力する
アドレスカウンタとを具え、外部から割り込み信号が入
力されると前記メモリに対する書き込み動作を中断する
ようにしたメモリの制御装置において、所定周波数の信
号を発生する発振回路と、この発振回路の出力に同期し
て計数動作を行ない、その計数出力1ビットを前記クロ
ック信号として前記アドレスカウンタに入力するカウン
タ回路と、このカウンタ回路から出力されるクロック信
号に基づきライト信号用クロック信号を形成するライト
信号用クロック信号形成回路と、前記外部から入力され
た割り込み信号を前記ライト信号用クロック信号でラッ
チするラッチ回路と、前記ライト信号用クロック信号を
前記ラッチ回路の出力によってマスクし、前記ラッチ回
路の出力信号が有効でないときに前記ライト信号用クロ
ック信号を通過させて前記メモリにライト信号として入
力する論理回路と、前記ラッチ回路の出力に基づき、割
り込み信号の開始に対応して前記アドレスカウンタを停
止させかつ割り込みの終了後前記アドレスカウンタを前
記割り込みによって停止された出力アドレスの次のアド
レスから再駆動するカウントイネーブル信号を、形成す
るカウンタイネーブル信号形成回路とを具えるようにし
ている。
【0011】第4発明では、割り込み信号を前記ライト
信号用クロック信号でラッチし、このラッチ出力に基づ
いてメモリのライト信号およびアドレスカウンタのカウ
ントイネーブル信号を形成する。カウントイネーブル信
号は、割り込み信号の開始に対応してアドレスカウンタ
を停止させかつ割り込みの終了後前記アドレスカウンタ
を前記割り込みによって停止された出力アドレスの次の
アドレスから再駆動するよう機能する。
【0012】第5発明では、入力されたアドレス信号に
対応するアドレスに対して入力されたライト信号に基づ
くタイミングでデータを書き込むよう動作するメモリ
と、カウントイネーブル信号が有効のときに入力された
クロック信号に同期してカウント動作を行ない、このカ
ウント結果をアドレス信号として前記メモリに入力する
アドレスカウンタとを具え、外部から割り込み信号が入
力されると前記メモリに対する書き込み動作を中断する
ようにしたメモリの制御装置において、所定周波数の信
号を発生する発振回路と、この発振回路の出力に同期し
て計数動作を行ない、その計数出力1ビットを前記クロ
ック信号として前記アドレスカウンタに入力するカウン
タ回路と、このカウンタ回路から出力されるクロック信
号に基づきライト信号用クロック信号を形成するライト
信号用クロック信号形成回路と、前記外部から入力され
た割り込み信号を前記ライト信号用クロック信号でラッ
チするラッチ回路と、前記ライト信号用クロック信号を
前記ラッチ回路の出力によってマスクし、前記ラッチ回
路の出力信号が有効でないときに前記ライト信号用クロ
ック信号を通過させて前記メモリにライト信号として入
力する論理回路と、前記ラッチ回路の出力に基づき、割
り込み信号の開始に対応して前記アドレスカウンタを停
止させるとともに、割り込みの終了後前記アドレスカウ
ンタを初期設定しかつこの初期設定値からアドレスカウ
ンタを再駆動するカウントイネーブル信号を、形成する
カウンタイネーブル信号形成回路とを具えるようにして
いる。
【0013】第5発明では、割り込み信号を前記ライト
信号用クロック信号でラッチし、このラッチ出力に基づ
いてメモリのライト信号およびアドレスカウンタのカウ
ントイネーブル信号を形成する。カウントイネーブル信
号は、割り込み信号の開始に対応して前記アドレスカウ
ンタを停止させるとともに、割り込みの終了後前記アド
レスカウンタを初期設定しかつこの初期設定値からアド
レスカウンタを再駆動するよう機能する。
【0014】
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面にしたが
って詳細に説明する。
【0016】図1はこの発明の第1実施例を示すもの
で、この図1はアドレスダウンカウンタのカウント出力
をメモリAのアドレス信号A0〜Anとして入力するた
めの構成である。図2は各信号のタイムチャートであ
る。
【0017】発振回路1は水晶周波数の発振信号OSC
を発生しこの信号OSCを制御信号用カウンタ2及びラ
イト信号生成回路3に出力する。制御信号用カウンタ2
は発振信号OSCに同期したカウント動作を行ない、そ
の第2出力ビットQ1をこのシステムのクロック信号C
K(図2(a)参照)として出力する。このクロック信
号CKはインバータ4で論理反転された後アドレスカウ
ンタ10のクロック信号CLKとしてアドレスダウンカ
ウンタ10に入力されている。ライト基準信号発生回路
3は、制御信号用カウンタ2のカウント出力Q0〜Q4
に基ずき、メモリAに対する書き込み信号(ライト信
号)MCW の元に成るライト基準信号W を形成し、
このライト基準信号W (図2(b)参照)をゲート1
7に入力する。なお、この明細書では、信号MCW
信号W 等のように信号名の後に付した は論理反転
(バー)を示し、 が付された信号はLで有効であると
する。また、ライト基準信号発生回路3から出力される
もうひとつのライト基準信号WSD は、この後の図3
の実施例に用いられるものであり、この図1の実施例に
は関係ない。
【0018】タスクがスタートするとき、すなわちアド
レスダウンカウンタ10のカウント動作を開始するとき
(メモリAに対する書き込みが開始するとき)に入力さ
れるタスクスタート信号TSKST(図2(c)参照)
は、オアゲート5に入力される。オアゲート5、ゲート
6、およびフリップフロップ7からなる構成中の、ゲー
ト6には、アドレスダウンカウンタ10のボロー信号B
RW(図2(g)参照)の論理反転信号が入力されてい
るため、フリップフロップ7から出力されるタスク信号
TSK(図2(h)参照)は、タスクがスタートされて
からアドレスダウンカウンタ10の出力がオール0にな
ってボロー信号BRWが出力されるまでHとなって、タ
スク実行中であることを示している。このタスク信号T
SKが、インバータ13で論理反転された後、メモリA
のチップセレクト信号CS としてメモリAに入力され
ている。また、前記タスクスタート信号TSKSTは、
初期値ロード信号PEとしてアドレスダウンカウンタ1
0に入力されており、このためタスクスタート信号TS
KSTが入力されたときにまずアドレス初期値設定回路
14に設定されたアドレス初期値がアドレスダウンカウ
ンタ10にロードされる。
【0019】メモリAの実際のライト信号MCW (図
2(d)参照)は、フリップフロップ8、ゲート9及び
ゲート17によって作成されており、ゲート17に前記
ライト基準信号W 、タスク信号TSKおよびゲート9
の出力を入力することで前記ライト信号MCW を形成
している。
【0020】またアドレスダウンカウンタ10のカウン
トダウンイネーブル信号CDE(図2(e)参照)は、
フリップフロップ11およびアンドゲート12によって
形成されており、特にフリップフロップ11のクロック
端子CKにメモリAのライト信号MCW を入力するこ
とで、カウントダウンイネーブル信号CDEをライト信
号MCW に同期させている。これにより、アドレスカ
ウンタ10から出力されるメモリAのアドレスA0〜A
nとライト信号MCW のタイミングを完全に合わせる
ことができる。
【0021】以上の構成によって、アドレスダウンカウ
ンタ10はタスク開始と共にPE信号によってまず初期
値がロードされ、その後入力されるCDE信号によって
クロック信号CLKに同期した前記初期値からのカウン
トダウン動作を実行する。
【0022】このようにこの実施例では、メモリAのラ
イト信号MCW の元になるライト基準信号W とシス
テムのクロック信号CKを同一のカウンタ2により形成
し、さらに、前記ライト信号MCW で同期をとってア
ドレスダウンカウンタ10のカウントダウンイネーブル
信号CDEを形成しているので、アドレスカウンタ10
から出力されるメモリAのアドレスA0〜Anとライト
信号MCW のタイミングを完全に合わせることができ
る。
【0023】なおこの実施例において、アドレスカウン
タ10としてアップカウンタを用いるときは、初期値設
定はアドレスカウンタ10のリセットにより行われる。
【0024】図3は、この発明の第2実施例を示すもの
で、この図3においては図1の発振回路1、制御信号生
成用カウンタ2及びライト基準信号生成回路3の部分は
省略しており、図3におけるライト基準信号WSD
は、図1のライト基準信号生成回路3から出力されるも
のであり、クロック信号は図1の制御信号生成用カウン
タ2から出力されるものである。この図3においては、
シリアル/パラレル変換回路20を介したメモリBから
メモリCへのデータ転送を想定しており、メモリBはデ
ータ幅が1ビットのメモリ、メモリCはデータ幅が8ビ
ットのメモリとする。これら両メモリのアドレス指定は
1つのアドレスカウンタ10によって行なわれる。この
ためメモリBのアドレスにはアドレスカウンタ10の出
力データの全ビットが入力されるが、メモリCのアドレ
スにはアドレスカウンタ10の出力データの下位3ビッ
トが削除されて入力されるようになっている。
【0025】この図3の構成のタイムチャートは、図4
乃至図6に示されており、図4が割り込みがないときの
ものを、図5及び図6が割り込みが発生したときのもの
を示している。
【0026】図3において、タスクスタート信号TSK
ST(図4(l)参照)はオアゲート21に入力され
る。オアゲート21、ゲート22、およびフリップフロ
ップ23から成る構成中のゲート22には、アドレスダ
ウンカウンタ10のボロー信号BRWをフリップフロッ
プ41でラッチした信号を論理反転信号したものが入力
されているため、フリップフロップ23から出力される
タスク信号TSK(図4(c)、図5(c)、図6
(a)参照)は、タスクがスタートされてからアドレス
ダウンカウンタ10の出力がオール0になってボロー信
号BRWが出力されるまでHとなっている。
【0027】なお、後の説明で明らかになるが、割り込
み信号INTが入力されると、アドレスカウンタのカウ
ント動作は途中で停止されるため、ボロー信号BRWが
出力されなくなる。このため、タスク信号TSKはアド
レスカウンタのカウント動作が停止された後もLに下が
らなくなる。すなわち、このタスク信号TSKは、実際
のタスク期間は正確には示しておらず、タスクが完了し
たか否かを判断するために用いている。
【0028】割り込み信号INT(図5(d)、図6
(c)参照)はフリップフロップ29でクロック信号C
K(図4(a)、図5(a)参照)によりラッチされ
る。フリップフロップ30及びゲート31からなる構成
は割り込み信号INTの立ち下がり(割り込み終了)を
捕らえて、割り込み信号INTの立ち下がりの際に短時
間の間Hになる割り込み終了信号INTED(図5
(g)参照)を形成し、これをオアゲート25に出力す
る。この割り込み終了信号INTEDは、後の説明で明
らかになるが、割り込み終了後、この割り込みによって
中途停止したアドレスダウンカウンタ10のカウント動
作を自動的に最初から再実行させるために用いられる。
【0029】オアゲート25、ゲート26及びフリップ
フロップ27による構成は、正確なタスク実行期間を示
すタスク実行信号TSKE(図4(d)、図5(e)、
図6(b)参照)を形成するもので、割り込み期間中及
びタスクを実行していないときにはLとなり、割り込み
がなくて実際にタスクを実行させるときにのみHになる
TSKEを出力する。このタスク実行信号TSKEはイ
ンバータ28で論理反転された後、メモリBのチップセ
レクト信号CS としてメモリBに入力される。またこ
のタスク実行信号TSKEは、アドレスダウンカウンタ
10の各駆動信号PE、CDEおよびメモリCの書き込
み信号WEL (図4(g)参照)を形成するために用
いられる。また、図1に示した制御信号生成用カウンタ
2で形成されたクロック信号CKはインバータ32を介
してアドレスカウンタ10のクロック信号CLKとして
アドレスカウンタ10に入力される。
【0030】図1のライト基準信号生成回路3で形成し
たライト基準信号WSD (図4(b)、図5(b)参
照)は、フリップフロップ33でクロック信号CKによ
ってラッチされ、WSD1 信号(図4(j)参照)と
してフリップフロップ33から出力される。なお、この
WSD 信号は、アドレスカウンタ10の最下位ビット
A0が8回LからHまたはHからLへ変化する毎に(周
期でいえば4周期)1パルスが出力される。
【0031】フリップフロップ34、35による構成
は、前記タスク実行信号TSKEをWSD1 信号の反
転信号のタイミングで2回ラッチすることで、アドレス
ダウンカウンタ10の初期値ロード信号PE及びカウン
トダウンイネーブル信号CDEを形成するためのTSK
E1信号(図4(k)参照)を形成する。 すなわち、
フリップフロップ34の出力は、タスク実行信号がHに
なった後1回目のライト基準信号WSD 信号の入力に
よりHになる信号を出力し、またTSKE1信号はタス
ク実行信号がHになった後2回目のライト基準信号WS
信号の入力によりHになる。ゲート37は、フリッ
プフロップ34の出力とTSKE1信号の論理反転信号
のアンドをとり、その出力をフリップフロップ39を介
して初期値ロード信号PE(図4(e)、図5(h)参
照)として出力している。すなわち、ゲート37により
TSKE信号がHになってから1回目のライト基準信号
WSD 信号に対応する期間のみにHを維持する初期値
ロード信号PEを形成して、この初期値ロード信号PE
によってアドレス初期値設定回路14の設定値をアドレ
スダウンカウンタ10にロードするようにしている。
【0032】また、ゲート38は、タスク実行信号TS
KE及びTSKE1信号のアンドをとり、これをカウン
トダウンイネーブル信号CDE((図4(f)、図5
(f)参照)としてアドレスダウンカウンタ10に入力
することで、2回目のライト基準信号WSD 信号が入
力されてからカウントダウンが終了するまでの間、また
は2回目のライト基準信号WSD 信号が入力されてか
ら割り込み信号INTが入力されるまでの間Hを維持す
るCDE信号を形成する。
【0033】フリップフロップ36、ゲート40及びオ
アゲート42は、前記タスク実行信号TSKE、TSK
E1信号及びライト基準信号WSD 信号によってメモ
リCに対するライト信号WEL_((図4(g))を形
成するもので、これらの構成より結果的にタスクスター
ト信号が入力されてから3回目以降のライト基準信号W
SD_信号をライト信号WEL_としてメモリCに入力
するようにしている。かかる構成において、タスク実行
中に割り込み信号INTが入力されたときは、タスク実
行信号TSKEがLに立ち下がり、これによりカウント
ダウンイネーブル信号CDEがLに立ち下がる。この結
果、アドレスダウンカウンタ10のカウント動作が停止
され、これによりメモリ10に対する書き込みは途中で
停止される。割り込みが終了すると割り込み信号INT
がLに立ち下がるので、割り込み終了信号INTEDが
Hに立ち上がる。この割り込み終了信号INTEDを用
いて、前記割り込みにより中途停止した前記メモリ10
に対する書き込み動作を自動的に最初から再実行させ
る。すなわち、この割り込み終了信号INTEDによ
り、タスク実行信号TSKEが再びHに立ち上がり、こ
れによりまず初期値ロード信号PEがアドレスダウンカ
ウンタ10に出力されてアドレス初期値設定回路14の
設定値がアドレスダウンカウンタ10にロードされる。
その後、カウントダウンイネーブル信号CDEがアドレ
スダウンカウンタ10に出力され、クロック信号CLK
に基ずくアドレスダウンカウンタ10ダウンカウント動
作が開始される。アドレスダウンカウンタ10の出力が
全ビット0になると、ボロー信号BRWが出力され、こ
れによって今回のタスクが終了する。
【0034】この図3に示す実施例によれば、先の実施
例同様、メモリCのライト信号WEL の元になるライ
ト基準信号WSD とシステムのクロック信号CKを同
一のカウンタ2により形成し、さらに前記ライト基準信
号WSD で(正確にはWSD1 信号で)同期をとっ
てアドレスダウンカウンタ10のカウントダウンイネー
ブル信号CDEを形成しているので、アドレスカウンタ
10から出力されるメモリAのアドレスA0〜Anとラ
イト信号WEL のタイミングを完全に合わせることがで
きる。
【0035】またこの実施例では、メモリに対する書き
込み中に割り込みが入った場合、割り込み終了後上記メ
モリに対する書き込み動作を自動的に最初からやり直さ
せるようにしたので、割り込みがあったときも正確な書
き込み動作をなし得る。
【0036】図7はこの発明の第3実施例を示すもの
で、上記図3に示した実施例を適用するシステムを示し
たものである。
【0037】この図7に示すシステムは、コントローラ
52および複数のノードをループ状に接続したローカル
エリヤネットワークシステムを示すものである。
【0038】コントローラ52は、上記複数のノードへ
周期的に送出されるデータフレーム信号を送受信制御す
るものであるが、この場合、送信データフレーム信号を
記憶するめもりと受信データフレーム信号を記憶するメ
モリを送受信データメモリCで共有するようにしてい
る。送信装置50は、送受信データメモリCに記憶され
た送信データにしたがって送信データフレーム信号を形
成してこれをノードへ出力する。受信装置51は、ノー
ドからの受信フレーム信号を一旦受信装置51内のメモ
リBに記憶し、これをS/P変換回路20を介して送受
信メモリCに記憶する。すなわち、この図7の各メモリ
B、CおよびS/P変換回路20と図3のメモリB、C
およびS/P変換回路20は完全に対応し、メモリ制御
回路52は図3のアドレスダウンカウンタ10を含む各
回路構成に対応している。
【0039】したがって、この場合は、送信側の処理を
受信側のS/P変換処理に対して優先とし、図3の割り
込み信号INTを送信側からメモリ制御装置52へ入力
するようにすれば、図3の回路構成をそのまま適用する
ことができる。
【0040】図8は、先の図1に示す構成に割り込み信
号が入力される場合を想定したものであり、破線で示し
た部分のみが追加されたもので、これ以外は先の図1の
構成と基本的には同じであり、重複する説明は省略す
る。図9は図8の構成の各信号のタイムチャートであ
る。
【0041】すなわちこの場合は、割り込みINTが入
った場合は、メモリAに対する書き込みを途中で中断す
ることは先の図3の実施例と同様であるが、割り込み終
了後メモリAに対する書き込みは先の図3の実施例のよ
うに最初から再実行させるのではなく、中途停止したア
ドレスの次のアドレスから再開させるのである。
【0042】図8において、割り込み信号INT(図9
(c)参照)はフリップフロップ70に入力され、この
フリップフロップ70によって前記ライト基準信号W
のタイミングでラッチされ、MSK信号(図9(d)参
照)として出力される。このMSK信号の論理反転信号
をカウントダウンイネーブル信号CDE(図9(f)参
照)を形成するアンドゲート12へ入力することで、割
り込みの開始でアドレスダウンカウンタ10のカウント
動作を停止させるとともに、割り込みの終了でアドレス
ダウンカウンタ10のカウント動作を途中から再開させ
る。また、メモリ10のチップセレクト信号CS を形
成するインバータ13の手前にゲート71を挿入し、こ
のゲート71にMSK信号の論理反転信号を入力するこ
とによってチップセレクト信号CS の割り込みによる
中断及び再開を制御する。また、メモリ10に対するラ
イト信号MCW (図9(d)参照)についても同様で
あり、ゲート72を挿入し、このゲート72にMSK信
号の論理反転信号を入力することによってライト信号M
CW の前記割り込みによる中断及び再開を制御する。
【0043】すなわち、前記割り込み信号INTは、メ
モリAのライト信号の元になるライト基準信号W でラ
ッチされ、このラッチ信号MSKによってアドレスダウ
ンカウンタ10の停止、再開およびメモリ10に対する
チップセレクト信号CS 及びライト信号MCW の停
止、再開を決定しているために実際にメモリAに対する
書き込みを行っているまっ最中に割り込みが開始された
ときでも、この書き込みが終了してからアドレスダウン
カウンタ10のカウント動作が中途停止されると共に、
割り込みが終了した後は先に中途停止したカウント値の
次のカウント値からカウント出力がアドレスダウンカウ
ンタ10から出力されることになり、アドレスダウンカ
ウンタ10のカウント値が1つ飛ばされたり、カウント
値のダブりが発生するようなことはなくなる。
【0044】因みに、図10に割り込み信号INTを前
記ライト基準信号W とは位相のずれたクロック信号C
Kの立ち下がりでラッチした場合のタイムチャートを示
し、また図11に割り込み信号INTをクロック信号C
Kの立ち上りでラッチした場合のタイムチャートを示
す。図10のように割り込み信号INTをクロック信号
CKの立ち下がりでラッチした場合は、カウントダウン
イネーブル信号CDEがクロック信号CKの立下がりで
変化するため、アドレスダウンカウンタの10の出力A
0(この場合は最下位ビットA0のみを示す)が図10
の破線で示すように変化することがあり、このような場
合は割り込み終了後に最初に発生したライト信号MCW
のときに、アドレスが1つ飛ばされてメモリAに入力
されることになる。
【0045】また、図11のように割り込み信号INT
をクロック信号CKの立ち上りでラッチした場合は、図
11の(g)に示すようにライト信号MCW のパルス
幅が半分になって出力されることがあり、このようなと
きは確実にデータをメモリAに書き込める保証がなくな
る。
【0046】これに対し、図8のように割り込み信号I
NTを前記ライト基準信号W の立ち上がりで判断する
ようにすれば、上記図10や図11のような不具合は確
実に防止される。
【0047】なお、この発明上記実施例を適宜変更し得
るものであり、例えば各実施例の回路構成は同等の機能
を達成されるものであれば変更も可能である。また、メ
モリに対するアドレス指定用としてアップカウンタを用
いるようにしてもよい。また、実施例では、主にメモリ
の書き込み制御に本発明を用いたが、メモリからの読み
出し制御に本発明を用いるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
常時駆動されるカウンタ回路を用いてアドレスカウンタ
を駆動するクロック信号及びメモリを駆動する信号の元
になるメモリ駆動用基本信号とを形成すると共に、前記
クロック信号及び前記メモリ用基本信号を用いて前記ア
ドレスカウンタを制御するアドレスカウンタ用制御信号
と前記メモリを駆動するメモリ用制御信号を形成し、さ
らに前記アドレスカウンタを制御するアドレスカウンタ
用制御信号は前記メモリを駆動する信号の元になるメモ
リ駆動用基本信号に同期してアドレスカウンタに入力す
るようにしているので、メモリに入力されるメモリ用制
御信号とメモリに入力されるアドレスのタイミングは完
全に同期し、これにより正確なメモリアクセス動作をな
し得る。
【0049】またこの発明では、割り込みが入った場合
は、割り込みの開始と共に前記アドレスカウンタ用制御
信号及び前記メモリ用制御信号を停止させてメモリに対
するアクセスを停止させ、割り込み終了後はまず前記ア
ドレスカウンタを初期設定し、この後アドレスカウンタ
を再駆動するようにしかつメモリ用制御信号は前記アド
レスカウンタの初期設定の終了後有効とさせるようにし
たので、割り込みが発生した場合も正確なメモリへのア
クセスをなし得る。
【0050】またこの発明では、メインコントローラに
送受信データ共有のメモリを備え、この送受信メモリの
アクセスは送信側が優先としているので、送信フレーム
の送出周期を変えることなく送受信メモリを共有でき
る。
【0051】またこの発明では、割り込み終了後はこの
割り込みによって停止された出力アドレスの次のアドレ
スからアドレスカウンタを再駆動するようにした場合に
おいて、割り込みの開始終了をメモリに対する書き込み
制御信号によって判断するようにしたので、割り込み前
後でアドレスが1つ飛されたり、書き込みデータが不安
定になるような事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す論理回路図。
【図2】第1実施例の作用を説明するタイムチャート。
【図3】この発明の第2実施例を示す論理回路図。
【図4】割り込みがない場合の第2実施例の作用を説明
するタイムチャート。
【図5】割り込みがある場合の第2実施例の作用を説明
するタイムチャート。
【図6】割り込みがある場合の第2実施例の作用を説明
するタイムチャート。
【図7】この発明の第3実施例を示す図。
【図8】この発明の第4実施例を示す論理回路図。
【図9】第4実施例の作用を説明するタイムチャート。
【図10】第4実施例に対応する従来技術を示す図。
【図11】第4実施例に対応する他の従来技術を示す
図。
【図12】従来技術を示す図。
【図13】従来技術の作用を説明するタイムチャート。
【符号の説明】
1…発振回路 10…アドレスダウンカウンタ 20…S/P変換回路 A,B,C…メモリ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたアドレス信号に対応するアドレ
    スに対して入力されたライト信号に基づくタイミングで
    データを書き込むよう動作するメモリと、 カウントイネーブル信号が有効のときに入力されたクロ
    ック信号に同期してカウント動作を行ない、このカウン
    ト結果をアドレス信号として前記メモリに入力するアド
    レスカウンタと、 を具え、入力されたタスクスタート信号に基づいて前記
    メモリに対する書き込み動作を実行するメモリの制御装
    置において、 所定周波数の信号を発生する発振回路と、 この発振回路の出力に同期して計数動作を行ない、その
    計数出力1ビットを前記クロック信号として前記アドレ
    スカウンタに入力するカウンタ回路と、 このカウンタ回路から出力されるクロック信号に基づき
    ライト信号用クロック信号を形成するライト信号用クロ
    ック信号形成回路と、 前記タスクスタート信号を前記クロック信号でラッチす
    る第1のラッチ回路と、 前記タスクスタート信号を前記ライト信号用クロック信
    号でラッチする第2のラッチ回路と、 これら第1及び第2のラッチ回路の出力に基づき前記ラ
    イト信号用クロック信号をマスクすることによりライト
    信号を形成し、このライト信号を前記メモリに入力する
    ライト信号形成回路と、 前記第1のラッチ回路の出力を前記ライト信号形成回路
    から出力されるライト信号でラッチし、このラッチ出力
    を用いて前記カウントイネーブル信号を形成し、形成し
    たカウントイネーブル信号を前記アドレスカウンタに入
    力するカウントイネーブル信号形成回路と、 を具えるようにしたことを特徴とするメモリの制御装
    置。
  2. 【請求項2】記憶されたデータをシリアル出力する第1
    のメモリと、 この第1のメモリのシリアル出力をパラレルデータに変
    換するシリアルパラレル変換回路と、 前記シリアルパラレル変換回路からのパラレル変換デー
    タを記憶する第2のメモリと、 前記第1および第2のメモリのアドレスを共通指定し、
    そのカウント周期ごとに前記第1のメモリから前記第2
    のメモリへデータを前記シリアルパラレル変換回路を介
    して伝送するアドレスカウンタと、 所定周波数の信号を発生する発振回路と、 この発振回路の出力に同期してカウント動作を行ない、
    そのカウント出力1ビットを前記アドレスカウンタを駆
    動するクロック信号として出力するカウンタ回路と、 前記カウンタ回路の出力を用いて前記第1の及び第2の
    メモリを駆動する信号の元になるメモリ駆動用基本信号
    を形成するメモリ駆動基本信号形成回路と、 前記クロック信号及び前記メモリ用基本信号に基ずき、
    前記アドレスカウンタを制御すると共に、外部から入力
    された割り込み信号の開始によって前記アドレスカウン
    タを停止させかつこの割り込みの終了後前記アドレスカ
    ウンタを初期設定した後アドレスカウンタを再駆動する
    アドレスカウンタ用制御信号を、形成する第1の論理回
    路と、 前記クロック信号及び前記メモリ用基本信号に基ずき前
    記第1及び第2のメモリを駆動するメモリ用制御信号を
    それぞれ形成すると共に、前記割り込みがあった場合は
    前記アドレスカウンタの初期設定の終了後前記メモリ用
    制御信号を有効として出力させる第2の論理回路と、 を具えるメモリの制御装置。
  3. 【請求項3】複数のノードとコントローラとをループ接
    続し、前記コントローラから前記複数のノードに与える
    データを所定周期で一方向シリアル伝送しかつノードか
    らのデータを所定周期でシリアル受信するシステムにお
    いて、 前記コントローラに、 前記ノードからの受信データを記憶する受信データメモ
    リと、 この受信メモリのシリアル出力をパラレルデータに変換
    するシリアルパラレル変換回路と、 前記シリアルパラレル変換回路からのパラレル受信デー
    タとノードに送信する送信データを記憶する送受信デー
    タ共有メモリと、 この送受信データ共有メモリに記憶された送信データに
    基ずき前記ノードに送信する送信データフレーム信号を
    形成する送信回路と、 この送受信データ共有メモリ及び前記受信データメモリ
    のアドレスを共通指定し、そのカウント周期ごとに前記
    受信データメモリから前記送受信データ共有メモリへデ
    ータを前記シリアルパラレル変換回路を介して伝送する
    アドレスカウンタと、 所定周波数の信号を発生する発振回路と、 この発振回路の出力に同期してカウント動作を行ない、
    そのカウント出力1ビットを前記アドレスカウンタを駆
    動するクロック信号として出力するカウンタ回路と、 前記カウンタ回路の出力を用いて前記受信データメモリ
    および前記送受信データ共有メモリを駆動する信号の元
    になるメモリ駆動用基本信号を形成するメモリ駆動基本
    信号形成回路と、 前記クロック信号及び前記メモリ用基本信号に基ずき、
    前記アドレスカウンタを制御すると共に、前記送信回路
    からの割り込み信号の開始によって前記アドレスカウン
    タを停止させかつこの割り込みの終了後前記アドレスカ
    ウンタを初期設定した後アドレスカウンタを再駆動する
    アドレスカウンタ用制御信号を、形成する第1の論理回
    路と、 前記クロック信号及び前記メモリ用基本信号に基ずき前
    記受信データメモリおよび前記送受信データ共有メモリ
    を駆動するメモリ用制御信号をそれぞれ形成すると共
    に、前記送信回路からの割り込みがあった場合は前記ア
    ドレスカウンタの初期設定の終了後前記メモリ用制御信
    号を有効と出力させる第2の論理回路と、を具えるメモ
    リの制御装置。
  4. 【請求項4】入力されたアドレス信号に対応するアドレ
    スに対して入力されたライト信号に基づくタイミングで
    データを書き込むよう動作するメモリと、 カウントイネーブル信号が有効のときに入力されたクロ
    ック信号に同期してカウント動作を行ない、このカウン
    ト結果をアドレス信号として前記メモリに入力するアド
    レスカウンタと、 を具え、外部から割り込み信号が入力されると前記メモ
    リに対する書き込み動作を中断するようにしたメモリの
    制御装置において、 所定周波数の信号を発生する発振回路と、 この発振回路の出力に同期して計数動作を行ない、その
    計数出力1ビットを前記クロック信号として前記アドレ
    スカウンタに入力するカウンタ回路と、 このカウンタ回路から出力されるクロック信号に基づき
    ライト信号用クロック信号を形成するライト信号用クロ
    ック信号形成回路と、 前記外部から入力された割り込み信号を前記ライト信号
    用クロック信号でラッチするラッチ回路と、 前記ライト信号用クロック信号を前記ラッチ回路の出力
    によってマスクし、前記ラッチ回路の出力信号が有効で
    ないときに前記ライト信号用クロック信号を通過させて
    前記メモリにライト信号として入力する論理回路と、 前記ラッチ回路の出力に基づき、割り込み信号の開始に
    対応して前記アドレスカウンタを停止させかつ割り込み
    の終了後前記アドレスカウンタを前記割り込みによって
    停止された出力アドレスの次のアドレスから再駆動する
    カウントイネーブル信号を、形成するカウンタイネーブ
    ル信号形成回路と、 を具えるメモリの制御装置。
  5. 【請求項5】入力されたアドレス信号に対応するアドレ
    スに対して入力されたライト信号に基づくタイミングで
    データを書き込むよう動作するメモリと、 カウントイネーブル信号が有効のときに入力されたクロ
    ック信号に同期してカウント動作を行ない、このカウン
    ト結果をアドレス信号として前記メモリに入力するアド
    レスカウンタと、 を具え、外部から割り込み信号が入力されると前記メモ
    リに対する書き込み動作を中断するようにしたメモリの
    制御装置において、 所定周波数の信号を発生する発振回路と、 この発振回路の出力に同期して計数動作を行ない、その
    計数出力1ビットを前記クロック信号として前記アドレ
    スカウンタに入力するカウンタ回路と、 このカウンタ回路から出力されるクロック信号に基づき
    ライト信号用クロック信号を形成するライト信号用クロ
    ック信号形成回路と、 前記外部から入力された割り込み信号を前記ライト信号
    用クロック信号でラッチするラッチ回路と、 前記ライト信号用クロック信号を前記ラッチ回路の出力
    によってマスクし、前記ラッチ回路の出力信号が有効で
    ないときに前記ライト信号用クロック信号を通過させて
    前記メモリにライト信号として入力する論理回路と、 前記ラッチ回路の出力に基づき、割り込み信号の開始に
    対応して前記アドレスカウンタを停止させるとともに、
    割り込みの終了後前記アドレスカウンタを初期設定しか
    つこの初期設定値からアドレスカウンタを再駆動するカ
    ウントイネーブル信号を、形成するカウンタイネーブル
    信号形成回路と、 を具えるメモリの制御装置。
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