JP2697772B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔目 次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図4) 発明が解決しようとする課題(図5) 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例(図2,3) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置に関する
ものであり、更に詳しく言えば動作モード設定時のリセ
ットシーケンス期間の改善に関するものである。
【0003】近年、ユーザの使用態様から情報を高速処
理する1チップマイクロコンピータ等が使用されてい
る。
【0004】これによれば、当該装置の動作モードを設
定処理する場合、リセットシーケンス期間中に、リード
/ライト信号に基づいて読み出された動作モードデータ
が一旦、CPU等に入力され、また、数クロック後にリ
ード/ライト信号とソフト的に発生された書込み制御信
号とに基づいて該データをモードレジスタに書き込んで
いる。
【0005】このため、リード/ライト信号が立ち上が
ってから動作モードデータがモードレジスタに書き込ま
れるまでの時間が長く必要となり、CPU等がユーザプ
ログラムに早期に復帰することができず、高速データ処
理の妨げとなっている。
【0006】そこで、動作モードの設定処理をする際
に、基準クロック等によりハード的に発生した書込み制
御信号に基づいてその設定処理をし、リセットシーケン
ス期間の短縮化とそのデータ処理の高速化とを図ること
ができる装置が望まれている。
【0007】
【従来の技術】図4,5は、従来例に係る説明図であ
る。図4は従来例に係る情報処理装置の構成図を示して
いる。
【0008】図4において、動作モードの設定処理に基
づいて情報処理をする情報処理装置10は、外部端子制
御回路1,ROM(読出し専用メモリ)2A,RAM
(随時書込み読出し可能メモリ)2B,CPU3,クロ
ック生成回路4,その他の周辺回路5及びデータバス6
から成る。
【0009】なお、外部端子制御回路1にはモードレジ
スタ1Aが設けられ、それがCPU3と内部制御線Lを
介して接続されている。また、モードレジスタ1Aの機
能は、該CPU3から出力される書込み制御信号SCに
基づいて動作モードデータを取り込むものである。
【0010】当該装置の機能は、例えば、外部端子制御
回路1にリセット信号SRが入力されると、動作モード
データDmがROM2Aから読み出される。これによ
り、モードレジスタ1Aに書き込まれた動作モードに基
づいてユーザプログラム等が実行される。その結果デー
タがRAM2B等に記憶されたり、その他の周辺回路5
に出力されるものである。
【0011】なお、動作モードは様々のユーザプログラ
ム要求に対処するため、チップ内部のメモリのみを使用
するモードやチップ外部のメモリを使用するモード等が
設けられ、それがユーザのシステムによって決定される
ものである。また、動作モードが一度設定された場合に
は、ユーザプログラムの実行中に、その誤書込み等を起
こさないように動作モードデータDmが保持される。
【0012】例えば、動作モードデータDmをメモリ空
間に割り当てることなく、CPU3の内部レジスタと同
様に扱われる。また、通常の命令によりアクセスできな
ように、モードシーケンスに移行してから動作モードデ
ータDmがモードレジスタ1Aに書き込まれるまでの期
間(以下単にリセットシーケンス期間という)中のみに
より、モードレジスタ1Aにその書換えが許可され、具
体的にはCPU3内のプログラム可能論理回路(PL
A)で生成された書込み制御信号SCに基づいて行われ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来例によれ
ば、当該装置の動作モードを設定処理する場合、リセッ
トシーケンス期間中に、リード/ライト信号WEに基づ
いてROM2Aから読み出された動作モードデータDm
が一旦、CPU3に入力され、また、数クロック後にリ
ード/ライト信号WEと書込み制御信号SCとに基づい
て該データDmをモードレジスタ1Aに書き込まれてい
る。
【0014】このため、図5の動作タイミングチャート
に示すようにリード/ライト信号WEが立ち上がってか
ら動作モードデータDmがモードレジスタ1Aに書き込
まれるまでの時間(以下単に遅延時間という)Tdが長
く必要となり、CPU3がユーザプログラムに早期に復
帰することができず、高速データ処理の妨げとなるとい
う問題がある。
【0015】すなわち、リセットシーケンスは、図5に
示すように、例えば、該装置の電源ONと共にリセット
信号SRが「H」レベルに立ち上がると、まず、クロッ
ク生成回路4により発生する基準クロックCLKのに同
期して立ち上がるリード/ライト信号WEに基づいて、
一旦ROM2Aから読み出された動作モードデータDm
がCPU3に入力される。また、基準クロックCLKの
に同期して立ち上がるリード/ライト信号WEとCPU
3から出力される書込み制御信号SCに基づいてデータ
バス6上の動作モードデータDmがモードレジスタ1A
に書き込まれる。このことで、数クロック後に動作モー
ドデータDmがモードレジスタ1Aに書き込まれること
から遅延時間Tdが長くなるものとなる。
【0016】なお、1チップマイクロコンピュータで
は、限られた半導体チップ内に様々な回路素子を設置す
るため、書込み制御信号SCを伝送する内部制御線Lが
該チップ内を専有し、チップ面積の増大の一因となるこ
とがある。また、一般に情報処理装置では、リセット解
除後、なるべく早くユーザプログラムに復帰させる必要
がある。このため、リセットシーケンスの期間をなるべ
く短くしなければならい。
【0017】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、その動作モードの設定処理をする
際に、制御手段等によりソフト的に発生された書込み制
御信号に基づいてその設定処理をすることなく、基準ク
ロック等によりハード的に発生した書込み制御信号に基
づいてその設定処理をし、リセットシーケンス期間の短
縮化とそのデータ処理の高速化とを図ることが可能とな
る情報処理装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1(a),(b)は、
本発明に係る情報処理装置の原理図を示している。
【0019】本発明の情報処理装置は、図1(a),
(b)に示すように、少なくとも、外部制御信号SR及
び動作モードデータDmの入出力を制御する入出力手段
11と、前記動作モードデータDmを記憶する記憶手段
12と、前記入出力手段11及び前記記憶手段12の入
出力を制御する制御手段13とを具備する情報処理装置
において、前記入出力手段11にモード設定手段14が
設けられ、前記モード設定手段14が、動作モードデー
タDmを保持するデータ保持手段14Aと、前記データ保
持手段14Aに書込み制御信号SWEを出力する論理ゲート
手段14Bと、前記書込み制御信号SWE、外部制御信号S
R及び第2の基準クロック信号CLK2 に基づいて帰還信
号SFを出力する帰還手段14Cとを有し、前記モード設
定手段14は、リセット解除後の最初のリード動作に基
づいてデータバス15の値を取り込むことを特徴とす
る。
【0020】
【0021】さらに、前記情報処理装置において、前記
モード設定手段14の論理ゲート手段14Bが第1の基準
クロック信号CLK1,書込み信号SRd及び帰還信号SF
の論理演算に基づいて前記書込み制御信号SWEを出力す
ることを特徴とする。
【0022】また、前記情報処理装置において、前記モ
ード設定手段14に入力される第1の基準クロック信号
CLK1の位相と第2の基準クロック信号CLK2の位相と
が異なることを特徴とする。
【0023】なお、前記情報処理装置において、前記モ
ード設定手段14の論理ゲート手段14Bが三入力否定論
理積回路から成ることを特徴とし、上記目的を達成す
る。
【0024】
【作用】本発明の情報処理装置によれば、図1(a)に
示すように、入出力手段11,記憶手段12及び制御手
段13が具備され、リセット解除後の最初のリード動作
に基づいてデータバス15の値が入出力手段11に設け
られたモード設定手段14により取り込まれる。
【0025】このため、書込み信号SRdが立ち上がって
から動作モードデータDmがデータ保持手段14Aに書き
込まれるまでの時間を従来例に比べて短くすることが可
能となる。すなわち、動作モードの設定処理をする際
に、図1(b)に示すように、第1の基準クロック信号
CLK1,書込み信号SRd及び帰還信号SFの三入力否定
論理積に基づく書込み制御信号SWEが論理ゲート手段14
Bからデータ保持手段14Aに出力され、該書込み制御信
号SWEに基づいて動作モードデータDmがデータ保持手
段14Aにより保持される。
【0026】なお、この際の帰還信号SFは、書込み制
御信号SWE,外部制御信号SR及び第1の基準クロック
信号CLK1に比べて1/2周期の位相のずれを有してい
る第2の基準クロック信号CLK2に基づいて帰還手段14
Cにより発生したものである。このことで、従来例のよ
うなCPU3等によりソフト的に発生された書込み制御
信号SCに基づいて動作モードの設定処理をすることが
無くなり、第1,第2の基準クロック信号CLK1,CLK
2によりハード的に発生した書込み制御信号SWEに基づ
いて該動作モードの設定処理をすることが可能となる。
【0027】これにより、リセットシーケンスの期間の
短縮化が図られ、制御手段13がユーザプログラムに早
期に復帰することができ、データ処理の高速化を図るこ
とが可能となる。
【0028】なお、従来例のような入出力手段11と制
御手段13との間に設けられていた内部制御線Lが不要
となることからチップ面積の縮小化が図られる。このこ
とで、限られた半導体チップ内に様々な回路素子を設置
して高性能,高機能を有する1チップマイクロコンピュ
ータを製造することが可能となる。
【0029】
【実施例】次に図を参照しながら本発明の実施例につい
て説明をする。図2,3は、本発明の実施例に係る情報
処理装置を説明する図であり、図2は、本発明の実施例
に係る情報処理装置の構成図を示している。
【0030】図2において、例えば、動作モードの設定
処理に基づいて情報処理をする情報処理装置20は、外
部端子制御回路21,ROM(読出し専用メモリ)22
A,RAM(随時書込み読出し可能メモリ)22B,C
PU23,モードレジスタ24,クロック生成回路2
5,その他の周辺回路26及びデータバス27から成
る。
【0031】すなわち、外部端子制御回路21は入出力
手段11の一実施例であり、外部制御信号SRの一例と
なるリセット信号,動作モードデータDmやその他のデ
ータDの入出力を制御するものである。
【0032】ROM22A,RAM22Bは記憶手段1
2の一実施例を構成するものであり、動作モードデータ
Dmやその他のデータDを記憶するものである。
【0033】CPU23は制御手段13の一実施例であ
り、外部端子制御回路21,ROM22A,RAM22
Bの入出力を制御するものである。
【0034】モードレジスタ24はモード設定手段14
の一実施例であり、第1のデータラッチ回路24A,論理
ゲート回路24B及び信号帰還回路24Cから成る。すなわ
ち、第1のデータラッチ回路24Aはデータ保持手段14A
の一実施例であり、リセット解除後の最初のリード動作
に基づいてデータバス27の値を取り込み、その動作モ
ードデータDm(以下単にjと記述する)を保持するも
のである。
【0035】また、論理ゲート回路24Bは論理ゲート手
段14Bの一実施例であり、三入力否定論理積回路NAND
及びインバータINから成る。三入力否定論理積回路N
ANDは第1の基準クロック信号CLK1(以下単にaと記
述する),書込み信号SRd(以下単にリード信号dと記
述する)及び帰還信号SF(以下単にeと記述する)の
三入力否定論理積に基づいて演算結果信号fを出力し、
インバータINはそれを反転した書込み制御信号SWE
(以下単にgと記述する)を該論理ゲート回路24Bから
第1のデータラッチ回路24Aに出力するものである。
【0036】信号帰還回路24Cは帰還手段14Cの一実施
例であり、フリップ・フロップ回路FF,第2のデータ
ラッチ回路Latchから成る。フリップ・フロップ回路F
Fは書込み制御信号gをリセット信号SR(以下単にc
と記述する)に基づいて保持し、それを第2のデータラ
ッチ回路Latchに出力信号hとして出力する。また、該
ラッチ回路Latchは第2の基準クロック信号CLK2(以
下単にbと記述する)とリセット信号cに基づいて出力
信号hをラッチし、それを帰還信号eとして三入力否定
論理積回路NAND に出力するものである。
【0037】なお、クロック生成回路25は、第1,第
2の基準クロック信号a,bを発生し、少なくとも、第
1の基準クロック信号aを三入力否定論理積回路NAND
に出力し、第2の基準クロック信号bを第2のデータラ
ッチ回路Latchに出力する。また、第1,第2の基準ク
ロック信号a,bとは位相が異なり、例えば、第2の基
準クロック信号bが第1の基準クロック信号aに比べて
1/2周期の位相が遅れて発生するものである。
【0038】その他の周辺回路26及びデータバス27
は従来例と同様であるため説明を省略する。
【0039】次に、当該情報処理装置の動作モード処理
について説明をする。図3は、本発明の実施例に係る情
報処理装置の動作タイミングチャートを示している。
【0040】図3において、従来例と異なるのは本発明
の実施例ではリセット信号cがアクテイブ(活性化,
「H」レベル)になるとフリップ・フロップ回路FFの
出力信号hと第2のデータラッチ回路Latchの出力信号
eとが「H」レベルになる。その後、リセット信号cが
ノンアクテイブ(不活性化)になっても、フリップ・フ
ロップ回路FFがセットした状態を継続するものであ
る。
【0041】これにより、三入力否定論理積回路NAND
の一つの入力には「H」レベルが入力され、他の入力に
はリード信号dがリセット期間中に「H」になっても第
1のデータラッチ回路24Aではデータバス27の値が取
まれず、最初のリード信号dがアクテイブになった状態
であって、第1のクロック信号aの立ち上がりに同期
して、三入力否定論理積回路NAND の出力信号fがで
「L」レベルになる。この際に、三入力否定論理積回路
NANDでは、第1の基準クロック信号a,リード信号d
及び帰還信号eの三入力否定論理積に基づいて演算結果
信号fを出力し、インバータINによりそれを反転した
書込み制御信号gが論理ゲート回路24Bから第1のデー
タラッチ回路24Aに出力される。
【0042】なお、フリップ・フロップ回路FFでは書
込み制御信号gがリセット信号cに基づいて保持され、
それが第2のデータラッチ回路Latchに出力信号hとし
て出力され、また、該ラッチ回路Latchでは第1の基準
クロック信号aに比べて1/2周期の位相が遅れて発生
した第2の基準クロック信号bと、最初のリセット信号
cとに基づいて出力信号hがラッチされ、それが帰還信
号eとして三入力否定論理積回路NAND に出力される。
【0043】このことで、書込み制御信号gに基づいて
第1のデータラッチ回路24Aにデータバス27の値が読
み込まれる。
【0044】なお、リード信号dの2番目の「H」レベ
ルでは、帰還信号e及び書込み制御信号gが共に「L」
レベルになり、三入力否定論理積回路NANDのゲート出
力信号fが「H」レベルになることから第1のデータラ
ッチ回路24Aにはデータバス27の値が読み込まれな
い。これにより、チップ内部のメモリのみを使用するモ
ードやチップ外部のメモリを使用するモード等の動作モ
ードが第1のデータラッチ回路24Aに一度設定された場
合には、それ以降の誤書込み等を阻止することが可能と
なる。
【0045】このようにして、本発明の実施例に係る情
報処理装置によれば図2に示すように、外部端子制御回
路21,ROM22A,RAM22B,CPU23,モ
ードレジスタ24,クロック生成回路25,その他の周
辺回路26及びデータバス27が具備され、リセット解
除後の最初のリード動作に基づいてデータバス27の値
が外部端子制御回路21に設けられたモードレジスタ2
4の第1のデータラッチ回路24Aにより取り込まれる。
【0046】このため、リード信号dが立ち上がってか
ら動作モードデータjが第1のデータラッチ回路24Aに
書き込まれるまでの時間を従来例に比べて短くすること
が可能となる。これは、動作モードの設定処理をする際
に、図3に示すように、リセット解除後の最初のリード
信号d,第1の基準クロック信号a及び帰還信号eの三
入力否定論理積に基づく書込み制御信号gが論理ゲート
回路24Bから第1のデータラッチ回路24Aに出力され、
該書込み制御信号gに基づいて動作モードデータjが第
1のデータラッチ回路24Aにより保持されるためであ
る。
【0047】なお、この際の帰還信号eは、書込み制御
信号g,リセット信号c及び第1の基準クロック信号a
に比べて1/2周期の位相のずれを有している第2の基
準クロック信号bに基づいて信号帰還回路24Cにより発
生したものである。このことで、従来例のようなCPU
3等によりソフト的に発生された書込み制御信号SCに
基づいて動作モードの設定処理をすることが無くなり、
第1,第2の基準クロック信号a,bによりハード的に
発生した書込み制御信号gに基づいて該動作モードの設
定処理をすることが可能となる。
【0048】これにより、リセットシーケンスの期間の
短縮化が図られ、CPU23がユーザプログラムに早期
に実行着手することができ、データ処理の高速化を図る
ことが可能となる。
【0049】なお、従来例のような外部端子制御回路2
1とCPU3との間に設けられていた内部制御線Lが不
要となることからチップ面積の縮小化が図られる。この
ことで、限られた半導体チップ内に様々な回路素子を設
置して高性能,高機能を有する1チップマイクロコンピ
ュータを製造することが可能となる。
【0050】また、本発明の実施例では書込み制御信号
gをリセット解除後の最初のリード動作に基づいてハー
ド的に発生させる場合について説明をしたが、チップ面
積に制限されなければ、リセット解除後の最初のリード
動作の際に、CPU23のプログラム可能論理回路PL
A等によりソフト的に生成された書込み制御信号gを直
接,第1のデータ保持回路24Aに出力しても良い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置によれば入出力手段,記憶手段及び制御手段が具備
され、リセット解除後の最初のリード動作に基づいてデ
ータバスの値が入出力手段に設けられたモード設定手段
により取り込まれる。
【0052】このため、動作モードの設定処理をする際
に、第1の基準クロック信号,書込み信号及び帰還信号
の三入力否定論理積に基づく書込み制御信号が論理ゲー
ト手段からデータ保持手段に出力され、該書込み制御信
号に基づいて動作モードデータがデータ保持手段により
保持される。このことで、第1,第2の基準クロック信
号によりハード的に発生した書込み制御信号に基づいて
該動作モードの設定処理をすることが可能となる。
【0053】これにより、リセットシーケンスの期間の
短縮化が図られ、制御手段がユーザプログラムに早期に
復帰することができ、データ処理の高速化を図ることが
可能となる。また、従来例のような内部制御線が不要と
なることからチップ面積の縮小化が図られ、高密度,高
集積化された1チップマイクロコンピュータを製造する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の原理図である。
【図2】本発明の実施例に係る情報処理装置の構成図で
ある。
【図3】本発明の実施例に係る情報処理装置の動作タイ
ミングチャートである。
【図4】従来例に係る情報処理装置の構成図である。
【図5】従来例に係る問題点を説明する動作タイミング
チャートである。
【符号の説明】
11…入出力手段、 12…記憶手段、 13…制御手段、 14…モード設定手段、 14A…データ保持手段、 14B…論理ゲート手段、 14C…帰還手段、 15…データバス、 CLK1,CLK1…第1,第2の基準クロック信号、 SF…帰還信号、 SWE…書込み制御信号、 SRd…書込み信号、 SR…外部制御信号、 Dm…動作モードデータ、 D…その他のデータ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、外部制御信号(SR)及び
    動作モードデータ(Dm)の入出力を制御する入出力手
    段(11)と、 前記動作モードデータ(Dm)を記憶する記憶手段(1
    2)と、 前記入出力手段(11)及び前記記憶手段(12)の入
    出力を制御する制御手段(13)とを具備する情報処理
    装置において、 前記入出力手段(11)にモード設定手段(14)が設
    けられ、 前記モード設定手段(14)が、 動作モードデータ(Dm)を保持するデータ保持手段
    (14A)と、 前記データ保持手段(14A)に書込み制御信号(SWE)
    を出力する論理ゲート手段(14B)と、 前記書込み制御信号(SWE)、外部制御信号(SR)及
    び第2の基準クロック信号(CLK2 )に基づいて帰還信
    号(SF)を出力する帰還手段(14C)とを有し、 前記モード設定手段(14)は、リセット解除後の最初
    のリード動作に基づいてデータバス(15)の値を取り
    込むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 前記モード設定手段(14)の論理ゲート手段(14B)
    が第1の基準クロック信号(CLK1 )、書込み信号(S
    Rd)及び帰還信号(SF)との論理演算に基づいて前記
    書込み制御信号(SWE)を出力することを特徴とする情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 前記モード設定手段(14)に入力される第1の基準ク
    ロック信号(CLK1 )の位相と前記帰還手段(14C)に
    入力される第2の基準クロック信号(CLK2 )の位相と
    が異なることを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、 前記モード設定手段(14)の論理ゲート手段(14B)
    が三入力否定論理積回路からなることを特徴とする情報
    処理装置。
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