JPH10240496A - レジスタ回路 - Google Patents

レジスタ回路

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JPH10240496A
JPH10240496A JP9040608A JP4060897A JPH10240496A JP H10240496 A JPH10240496 A JP H10240496A JP 9040608 A JP9040608 A JP 9040608A JP 4060897 A JP4060897 A JP 4060897A JP H10240496 A JPH10240496 A JP H10240496A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路規模を増大させることなく、システムクロ
ックを停止して消費電力を削減することができるレジス
タ回路を提供すること。 【解決手段】グリッチ防止回路によって、CPUからの
書込信号とシステムクロックとを切り替えるときに、書
込クロックにグリッチが発生するのを防止しつつ、タイ
ミング発生回路によって、CPUからのデータを内部レ
ジスタに書き込むためのタイミング信号を発生し、セレ
クタ回路により、タイミング信号に応じて、CPUから
のデータまたは周辺デバイスの内部で発生されたデータ
のいずれか一方を書込データとして出力し、かつ、CP
Uからの書込信号またはシステムクロックのいずれか一
方を書込クロックとして出力し、書込クロックによっ
て、内部レジスタに書込データを書き込むことにより、
上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムクロック
に同期して動作する周辺デバイスの内部レジスタにデー
タを書き込むためのレジスタ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ハードディスクコントローラ等
の周辺デバイスの内部には、その動作を制御するための
様々な内部レジスタが設けられており、CPUから周辺
デバイスの内部レジスタにデータを設定する場合には、
周辺デバイスのシステムクロックに同期させて、CPU
のデータを周辺デバイスの内部レジスタに書き込んだ
り、あるいは、CPUのライト信号によって、CPUの
データを周辺デバイスの内部レジスタに直接書き込んで
いる。
【0003】ここで、図5に、従来のレジスタ回路の一
例の構成回路図を示す。このレジスタ回路78は、周辺
デバイスのシステムクロックに同期させて、CPUから
のデータを周辺デバイスの内部レジスタに書き込む場合
のレジスタ回路の一例を示したもので、図示例において
は、フリップフロップ80,82、アドレスデコーダ2
6、フリップフロップ84,86、ゲート88、AND
ゲート90、セレクタ92および内部レジスタ12を有
する。
【0004】一般的に、CPUから周辺デバイスの内部
レジスタ12にデータを書き込む場合、CPUからは、
内部レジスタ12にデータを書き込むためのストローブ
信号となるライト信号CPU_WRITEが立ち下がっ
た後、データを書き込む内部レジスタ12を指定するた
めのアドレスCPU_ADDRESSや、内部レジスタ
12に書き込むデータCPU_DATA等が出力され、
ライト信号CPU_WRITEが立ち上がる時点で、こ
れらの値は有効(Valid)になる。
【0005】図6のタイミングチャートに示されるよう
に、CPUのライト信号CPU_WRITEの立ち上が
りで、CPUから出力された有効なアドレスCPU_A
DDRESSとデータCPU_DATAが、それぞれの
フリップフロップ80,82に保持され、それぞれラッ
チアドレスLATCH_ADDRESSとラッチデータ
LATCH_DATAとして出力された後、ラッチアド
レスLATCH_ADDRESSが、アドレスデコーダ
26によってデコードされる。
【0006】また、CPUのライト信号CPU_WRI
TEが、周辺デバイスのシステムクロックSYSTEM
_CLOCKによって、フリップフロップ84,86に
順次シフトされる。その後、ゲート88によって、ライ
ト信号CPU_WRITEの立ち上がりが検出され、フ
リップフロップ82に保持されたラッチデータLATC
H_DATAを内部レジスタ12に書き込むための、1
クロックサイクルのハイレベルのタイミング信号が発生
される。
【0007】ここで、ラッチアドレスLATCH_AD
DRESSが、内部レジスタ12を指定するものであれ
ば、アドレスデコーダ26の出力はハイレベルとなり、
上述するタイミング信号が、ANDゲート90を経て、
同期ライト信号SYNC_WRITEとしてセレクタ9
2の選択入力端子に入力される。これにより、セレクタ
92から、ラッチデータLATCH_DATAが1クロ
ックサイクルの間出力され、システムクロックSYST
EM_CLOCKの立ち上がりで内部レジスタ12に書
き込まれる。
【0008】これに対し、ラッチアドレスLATCH_
ADDRESSが、内部レジスタ12を指定するもので
なければ、アドレスデコーダ26の出力はローレベルと
なり、ANDゲート90によって、同期ライト信号SY
NC_WRITEがローレベルに保持される。これによ
り、セレクタ92からは、内部レジスタ12に保持され
ているデータが出力され、システムクロックSYSTE
M_CLOCKの立ち上がりで再び内部レジスタ12に
取り込まれる。
【0009】続いて、図7に、従来のレジスタ回路の別
の例の構成回路図を示す。このレジスタ回路94は、C
PUのライト信号によって、CPUのデータを周辺デバ
イスの内部レジスタに直接書き込む場合のレジスタ回路
の一例を示したもので、図示例においては、アドレスデ
コーダ26、ゲート96および内部レジスタ12を有す
る。
【0010】図8のタイミングチャートに示されるよう
に、CPUのアドレスCPU_ADDRESSが、アド
レスデコーダ26によってデコードされ、アドレスCP
U_ADDRESSが、内部レジスタ12を指定するも
のであれば、ライト信号CPU_WRITEが、ゲート
96を経てレジスタライト信号REG_WRITEとし
て出力され、CPUのデータCPU_DATAが、レジ
スタライト信号REG_WRITEの立ち上がりで内部
レジスタ12に書き込まれる。
【0011】これに対し、アドレスCPU_ADDRE
SSが、内部レジスタ12を指定するものでなければ、
アドレスデコーダ26の出力はローレベルとなり、ゲー
ト96によって、レジスタライト信号REG_WRIT
Eがハイレベルに保持される。すなわち、レジスタライ
ト信号REG_WRITEが変化しないため、CPUの
データCPU_DATAは、内部レジスタ12には書き
込まれず、内部レジスタ12のデータは保持される。
【0012】ところで、CPUによって、周辺デバイス
の内部レジスタにデータが設定された後、周辺デバイス
の内部では、その内部レジスタに設定されたデータが参
照されるだけであれば、すなわち、周辺デバイスの内部
で、システムクロックに同期して、内部レジスタのデー
タを変更して使用する必要がないのであれば、上述する
いずれのレジスタ回路78,94の構成であってもよい
が、レジスタ回路94の方が、回路規模が小さいという
利点がある。
【0013】これに対し、周辺デバイスの内部で、CP
Uによって設定された内部レジスタのデータを変更する
必要がある場合、レジスタ回路94の構成では、周辺デ
バイスのシステムクロックに同期して、内部レジスタ1
2のデータを変更することができないため、回路規模は
増大するが、レジスタ回路78の構成のように、周辺デ
バイスのシステムクロックに同期して、内部レジスタ1
2にデータを書き込むような回路構成にする必要があ
る。
【0014】例えば、図9に、従来のレジスタ回路のさ
らに別の例の構成回路図を示す。図示例のレジスタ回路
98は、CPUによって内部レジスタに書き込まれたデ
ータを初期値として、周辺デバイスのシステムクロック
に同期して、CPUによって設定された内部レジスタの
データをカウントアップする場合のレジスタ回路の一例
を示したもので、図5に示されるレジスタ回路78にお
いて、さらに、インクリメンタ48およびセレクタ50
を有する。
【0015】レジスタ回路98においては、CPUから
内部レジスタ12にデータが書き込まれた後、インクリ
メンタ48によって、内部レジスタ12の値がインクリ
メント(+1)される。ここで、カウントアップ信号C
OUNT_UPがハイレベルであれば、インクリメント
された値が、セレクタ50,92を経て、システムクロ
ックSYSTEM_CLOCKの立ち上がりで内部レジ
スタ12に書き込まれ、内部レジスタ12のデータがカ
ウントアップされる。
【0016】これに対し、カウントアップ信号COUN
T_UPがローレベルのときには、内部レジスタ12に
保持されているデータが、セレクタ50,92を経て、
再度、システムクロックSYSTEM_CLOCKの立
ち上がりで内部レジスタ12に取り込まれる。すなわ
ち、内部レジスタ12のデータは保持される。なお、周
辺デバイスの内部で、内部レジスタ12のデータを変更
する必要があるのは、上述するカウントアップに限定さ
れるものではない。
【0017】ところで、例えばノートブック型のパーソ
ナルコンピュータ等のように、電池駆動の電子機器にお
いては、消費電力を削減して駆動時間を延長するため
に、例えば電源は投入されているが、所定の一定時間使
用されていない等のように、特定の条件を満足したとき
には、例えばハードディスクのコントローラLSIのシ
ステムクロックを停止させたいというように、周辺デバ
イスのシステムクロックを停止させたいという要求が多
くなっている。
【0018】しかしながら、レジスタ回路98の構成で
は、周辺デバイスのシステムクロックSYSTEM_C
LOCKに同期して、内部レジスタ12のデータを変更
することはできるが、システムクロックSYSTEM_
CLOCKを停止すると、CPUからのデータを周辺デ
バイスの内部レジスタ12に書き込むことができないた
め、単純には、システムクロックSYSTEM_CLO
CKを停止することができず、消費電力を削減するのが
困難であるという問題点があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点をかえりみて、回路規模を増大
させることなく、システムクロックを停止して消費電力
を削減することができるレジスタ回路を提供することに
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、システムクロックに同期して動作する周
辺デバイスの内部レジスタにデータを書き込むためのレ
ジスタ回路であって、CPUからの書込信号を前記シス
テムクロックに同期させることによって、前記CPUか
らのデータを前記内部レジスタに書き込むためのタイミ
ング信号を発生するタイミング発生回路と、前記タイミ
ング信号に応じて、前記CPUからのデータまたは前記
周辺デバイスの内部で発生されたデータのいずれか一方
を書込データとして出力する第1のセレクタ回路と、前
記タイミング信号に応じて、前記CPUからの書込信号
または前記システムクロックのいずれか一方を書込クロ
ックとして出力する第2のセレクタ回路と、前記CPU
からの書込信号と前記システムクロックとを切り替える
ときに、前記書込クロックにグリッチが発生するのを防
止するグリッチ防止回路とを有し、前記書込クロックに
よって、前記内部レジスタに前記書込データを書き込む
ことを特徴とするレジスタ回路を提供するものである。
【0021】ここで、上記レジスタ回路であって、さら
に、前記システムクロックが停止されたときに、前記第
1のセレクタ回路からは、前記CPUからのデータが前
記書込データとして出力され、かつ、前記第2のセレク
タ回路からは、前記CPUからの書込信号が書込クロッ
クとして出力されるように制御するクロック停止回路を
有するのが好ましい。
【0022】また、本発明は、システムクロックに同期
して動作する周辺デバイスの内部レジスタにデータを書
き込むためのレジスタ回路であって、CPUからのデー
タを保持するデータレジスタと、このデータレジスタに
前記CPUからのデータが保持されたことを示す書込フ
ラグを保持するフラグレジスタと、前記書込フラグを前
記システムクロックに同期させることによって、前記デ
ータレジスタに保持された前記CPUからのデータを前
記内部レジスタに書き込むためのタイミング信号を発生
し、かつ、前記フラグレジスタに保持された書込フラグ
をクリアするためのリセット信号を発生するタイミング
発生回路と、前記タイミング信号に応じて、前記データ
レジスタに保持されたデータまたは前記周辺デバイスの
内部で発生されたデータのいずれか一方を書込データと
して出力するセレクタ回路とを有し、前記タイミング信
号に応じて、前記システムクロックによって、前記内部
レジスタに前記書込データを書き込んだ後、前記リセッ
ト信号によって、前記フラグレジスタに保持された書込
フラグをクリアすることを特徴とするレジスタ回路を提
供するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明のレジスタ回路を詳細に説明す
る。
【0024】図1は、本発明のレジスタ回路の一実施例
の構成回路図である。このレジスタ回路10は、システ
ムクロックに同期して動作する周辺デバイスの内部レジ
スタにデータを書き込むためのレジスタ回路の一例を示
したもので、図示例においては、内部レジスタ12の
他、アドレスデコード回路14、タイミング発生回路1
6、セレクタ回路18、グリッチ防止回路20、クロッ
ク停止回路22およびカウントアップ回路24を有す
る。
【0025】ここで、アドレスデコード回路14は、C
PUからのアドレスCPU_ADDRESSおよびライ
ト信号CPU_WRITEから、内部レジスタ12にC
PUからのデータCPU_DATAを書き込むための書
込信号となるレジスタライト信号REG_WRITEを
発生するもので、CPUからのアドレスCPU_ADD
RESSをデコードするアドレスデコーダ26、およ
び、ゲート28を有する。
【0026】アドレスデコーダ26には、CPUからの
アドレスCPU_ADDRESSが入力され、その出力
は、ゲート28の一方の入力端子に入力されている。ま
た、ゲート28の他方の反転入力端子には、CPUから
のライト信号CPU_WRITEが入力され、その出力
は、CPUからのデータCPU_DATAを内部レジス
タ12に書き込むための書込信号となるレジスタライト
信号REG_WRITEとされている。
【0027】続いて、タイミング発生回路16は、CP
Uからの書込信号であるライト信号CPU_WRITE
をシステムクロックSYSTEM_CLOCKに同期さ
せることによって、CPUからのデータCPU_DAT
Aを内部レジスタ12に書き込むためのタイミング信号
CPU_WR_D1,CPU_WR_D2を発生するも
ので、図示例においては、直列接続された2つのフリッ
プフロップ30,32を有する。
【0028】フリップフロップ30のデータ入力端子に
は、CPUからのライト信号CPU_WRITEが入力
され、その出力は、タイミング信号CPU_WR_D1
とされている。また、フリップフロップ32のデータ入
力端子には、タイミング信号CPU_WR_D1が入力
され、その出力は、タイミング信号CPU_WR_D2
とされている。また、フリップフロップ30,32のク
ロック入力端子には、ともにシステムクロックSYST
EM_CLOCKが入力されている。
【0029】続いて、セレクタ回路18は、図示例にお
いては、タイミング信号REG_CK_SELに応じ
て、内部レジスタ12への書込データとなるレジスタデ
ータREG_DATA、および、内部レジスタ12の書
込クロックとなるレジスタクロックREG_CLOCK
を切り替えるもので、第1および第2のセレクタとなる
2つのセレクタ34,36を有する。
【0030】セレクタ34は、CPUからのデータCP
U_DATA、または、カウントアップ回路24から出
力されるデータのいずれか一方を書込データであるレジ
スタデータREG_DATAとして出力するもので、そ
の入力端子1,0には、それぞれカウントアップ回路2
4の出力、および、CPUからのデータCPU_DAT
Aが入力され、その出力であるレジスタデータREG_
DATAは、内部レジスタ12のデータ入力端子に入力
されている。
【0031】セレクタ36は、CPUからの書込信号で
あるレジスタライト信号REG_WRITE、または、
システムクロックSYSTEM_CLOCKのいずれか
一方を書込クロックであるレジスタクロックREG_C
LOCKとして出力するもので、その入力端子1,0に
は、それぞれシステムクロックSYSTEM_CLOC
K、および、クロック停止回路22の出力が入力され、
その出力であるレジスタクロックREG_CLOCK
は、内部レジスタ12のクロック入力端子に入力されて
いる。
【0032】続いて、グリッチ防止回路20は、CPU
からの書込信号であるレジスタライト信号REG_WR
ITEとシステムクロックSYSTEM_CLOCKと
を切り替えるときに、書込クロックとなるレジスタクロ
ックREG_CLOCKにグリッチが発生するのを防止
するもので、図示例においては、ゲート38が用いられ
ている。ゲート38には、レジスタライト信号REG_
WRITEおよびタイミング信号CPU_WR_D2が
入力されている。
【0033】続いて、クロック停止回路22は、システ
ムクロックSYSTEM_CLOCKが停止されたとき
に、セレクタ回路18のセレクタ34からは、CPUか
らのデータCPU_DATAが書込データとして出力さ
れ、かつ、セレクタ36からは、CPUからの書込信号
であるレジスタライト信号REG_WRITEが書込ク
ロックとして出力されるように制御するもので、図示例
においては、フリップフロップ40、セレクタ42、お
よび、ゲート46を有する。
【0034】フリップフロップ40のクロック入力端子
には、システムクロックSYSTEM_CLOCKが入
力され、その出力は、クロックストップ信号CLOCK
_STOPとされている。なお、図示を省略している
が、フリップフロップ40のデータ入力端子には、シス
テムクロックSYSTEM_CLOCKを停止するため
の条件を満足したときに、システムクロックSYSTE
M_CLOCKを停止するための制御信号が与えられ
る。
【0035】また、セレクタ42の入力端子1,0に
は、それぞれレジスタライト信号REG_WRITE、
および、グリッチ防止回路20のゲート38出力が入力
され、その選択入力端子には、クロックストップ信号C
LOCK_STOPが入力され、その出力は、セレクタ
回路18のセレクタ36の入力端子0に入力されてい
る。また、ゲート46には、クロックストップ信号CL
OCK_STOPおよびタイミング信号CPU_WR_
D1が入力され、その出力は、セレクタ回路18のセレ
クタ34,36の選択入力端子に入力されている。
【0036】続いて、カウントアップ回路24は、カウ
ントアップ信号COUNT_UPに応じて、システムク
ロックSYSTEM_CLOCKに同期して、内部レジ
スタ12のデータをカウントアップするもので、図示例
においては、インクリメンタ48およびセレクタ50を
有する。インクリメンタ48には、内部レジスタ12の
出力が入力されている。セレクタ50の入力端子1,0
には、それぞれインクリメンタ48の出力および内部レ
ジスタ12の出力が入力され、その出力は、セレクタ回
路18のセレクタ34の入力端子1に入力されている。
【0037】レジスタ回路10において、システムクロ
ックSYSTEM_CLOCKが動作しているときに、
すなわち、図示例においては、クロックストップ信号C
LOCK_STOPがローレベルのときに、CPUから
内部レジスタ12にデータを書き込もうとした場合、図
2(a)のタイミングチャートに示されるように、ま
ず、CPUからのアドレスCPU_ADDRESSが、
アドレスデコード回路14のアドレスデコーダ26によ
ってデコードされる。
【0038】ここで、CPUのアドレスCPU_ADD
RESSが、内部レジスタ12を指定するものであれ
ば、アドレスデコーダ26の出力はハイレベルとなり、
CPUからのライト信号CPU_WRITEが、ゲート
28を経て、レジスタライト信号REG_WRITEと
して出力される。一方、CPUのアドレスCPU_AD
DRESSが、内部レジスタ12を指定するものでなけ
れば、アドレスデコーダ26の出力はローレベルとな
り、レジスタライト信号REG_WRITEはハイレベ
ルの状態に保持される。
【0039】また、レジスタ回路10においては、CP
Uからのライト信号CPU_WRITEが、タイミング
発生回路16の2つのフリップフロップ30,32によ
って、システムクロックSYSTEM_CLOCKに同
期して順次シフトされ、フリップフロップ30,32か
らは、それぞれCPUからのデータCPU_DATAを
内部レジスタ12に書き込むためのタイミング信号CP
U_WR_D1,CPU_WR_D2が出力される。
【0040】ここでは、クロックストップ信号CLOC
K_STOPがローレベルであるため、タイミング信号
CPU_WR_D1が、ゲート46を経て、セレクタ回
路18の2つのセレクタ34,36の選択入力端子に入
力される。
【0041】これにより、タイミング信号CPU_WR
_D1がローレベルの間、セレクタ34からは、CPU
からのデータCPU_DATAが、書込データとなるレ
ジスタデータREG_DATAとして出力され、セレク
タ36からは、グリッチ防止回路20のゲート38、ク
ロック停止回路22のセレクタ42を経て、書込クロッ
クとなるレジスタライト信号REG_WRITEが出力
され、レジスタデータREG_DATAは、レジスタク
ロックREG_CLOCKの立ち上がりで内部レジスタ
12に書き込まれる。
【0042】なお、グリッチ防止回路20において、ゲ
ート38でレジスタライト信号REG_WRITEとタ
イミング信号CPU_WR_D2の論理和を取っている
ことにより、タイミング信号CPU_WR_D1によっ
て、レジスタライト信号REG_WRITEとシステム
クロックSYSTEM_CLOCKを切り替えるときの
両者のレベルがいずれもハイレベルとなるため、レジス
タクロックREG_CLOCKにグリッチが発生するの
を防止することができ、回路の誤動作を防止することが
できる。
【0043】続いて、CPUから内部レジスタ12にデ
ータが書き込まれ、CPUからのライト信号CPU_W
RITEがハイレベルになると、システムクロックSY
STEM_CLOCKに同期して、タイミング信号CP
U_WR_D1,CPU_WR_D2はいずれもハイレ
ベルとなり、セレクタ回路18のセレクタ34からは、
レジスタデータREG_DATAとして、カウントアッ
プ回路24の出力が出力され、セレクタ36からは、レ
ジスタクロックREG_CLOCKとして、システムク
ロックSYSTEM_CLOCKが出力される。
【0044】従来技術の説明において既に述べたよう
に、カウントアップ回路24においては、インクリメン
タ48によって、内部レジスタ12のデータがインクリ
メント(+1)される。ここで、カウントアップ信号C
OUNT_UPがハイレベルであれば、インクリメント
されたデータが、セレクタ50,34を経て、システム
クロックSYSTEM_CLOCKの立ち上がりで内部
レジスタ12に再度書き込まれ、内部レジスタ12のデ
ータがカウントアップされる。
【0045】ここで、システムクロックSYSTEM_
CLOCKを停止する条件を満足したときに、クロック
停止回路22のフリップフロップ40のデータ入力端子
に、システムクロックSYSTEM_CLOCKを停止
するための制御信号が入力されると、図2(b)のタイ
ミングチャートに示されるように、フリップフロップ4
0からは、システムクロックSYSTEM_CLOCK
に同期して、クロックストップ信号CLOCK_STO
Pが出力される。
【0046】システムクロックSYSTEM_CLOC
Kが停止された後、すなわち、図示例においては、クロ
ックストップ信号CLOCK_STOPがハイレベルと
された後、CPUから内部レジスタ12にデータを書き
込もうとした場合、クロックストップ信号CLOCK_
STOPがハイレベルであるため、ゲート46によっ
て、セレクタ回路18の2つのセレクタ34,36の選
択入力端子はローレベルとされる。
【0047】これにより、セレクタ34からは、CPU
からのデータCPU_DATAが、書込データとなるレ
ジスタデータREG_DATAとして出力され、セレク
タ36からは、クロック停止回路22のセレクタ42を
経て、レジスタライト信号REG_WRITEが、書込
クロックとなるレジスタクロックREG_CLOCKと
して出力される。このレジスタデータREG_DATA
は、レジスタクロックREG_CLOCKの立ち上がり
で内部レジスタ12に書き込まれる。
【0048】次いで、図3に、本発明のレジスタ回路の
別の実施例の構成回路図を示す。レジスタ回路52は、
システムクロックに同期して動作する周辺デバイスの内
部レジスタにデータを書き込むためのレジスタ回路の別
の例を示したもので、図示例においては、内部レジスタ
12の他、アドレスデコード回路14、データレジスタ
54、フラグレジスタ58、タイミング発生回路62、
セレクタ回路74、および、カウントアップ回路24を
有する。
【0049】ここで、データレジスタ54は、CPUか
らのデータCPU_DATAを一時的に保持するための
もので、図示例においては、フリップフロップ56が用
いられている。フリップフロップ56のデータ入力端子
には、CPUからのデータCPU_DATAが入力さ
れ、そのクロック入力端子には、アドレスデコード回路
14によって発生される、CPUからの書込信号となる
レジスタライト信号REG_WRITEが入力されてい
る。
【0050】続いて、フラグレジスタ58は、CPUか
らのライト信号CPU_WRITEによって、データレ
ジスタ54にCPUからのデータCPU_DATAが保
持されたことを示す書込フラグを保持するもので、図示
例においては、フリップフロップ60が用いられてい
る。フリップフロップ60のデータ入力端子は電源に接
続され、そのクロック入力端子には、レジスタライト信
号REG_WRITEが入力され、その出力は、ライト
フラグ信号WR_FLAGとされている。
【0051】続いて、タイミング発生回路62は、書込
フラグとなるライトフラグ信号WR_FLAGをシステ
ムクロックSYSTEM_CLOCKに同期させること
によって、データレジスタ54に保持されたCPUから
のデータCPU_DATAを内部レジスタ12に書き込
むためのタイミング信号である同期ライト信号SYNC
_WRITEを発生し、かつ、フラグレジスタ58のフ
リップフロップ60に保持されたライトフラグ信号WR
_FLAGをクリアするためのリセット信号となるフラ
グリセット信号FLAG_RSTを発生するものであ
る。
【0052】図示例のタイミング発生回路62は、フリ
ップフロップ64,66、ゲート68、フリップフロッ
プ70、および、インバータ72を有する。フリップフ
ロップ64のデータ入力端子には、ライトフラグ信号W
R_FLAGが入力され、その出力は、フリップフロッ
プ66のデータ入力端子に入力されている。ゲート68
には、フリップフロップ64,66の出力が入力され、
その出力は、同期ライト信号SYNC_WRITEとさ
れている。
【0053】また、フリップフロップ70のデータ入力
端子には、同期ライト信号SYNC_WRITEが入力
され、その出力は、インバータ72に入力されている。
インバータ72の出力は、フラグリセット信号FLAG
_RSTとされ、フラグレジスタ58のフリップフロッ
プ60のリセット入力端子に入力されている。また、フ
リップフロップ64,66,70のクロック入力端子に
は、ともにシステムクロックSYSTEM_CLOCK
が入力されている。
【0054】続いて、セレクタ回路74は、タイミング
信号である同期ライト信号SYNC_WRITEに応じ
て、データレジスタ54のフリップフロップ56に保持
されたCPUからのデータCPU_DATA、または、
カウントアップ回路24から出力されるデータのいずれ
か一方を書込データとして出力するもので、図示例にお
いては、セレクタ76が用いられている。セレクタ76
の入力端子1,0には、それぞれデータレジスタ54の
フリップフロップ56に保持されたCPUからのデータ
CPU_DATA、および、カウントアップ回路24の
出力が入力され、その選択入力端子には、同期ライト信
号SYNC_WRITEが入力されている。
【0055】また、内部レジスタ12のデータ入力端子
には、セレクタ回路74のセレクタ76の出力が入力さ
れ、そのクロック入力端子には、システムクロックSY
STEM_CLOCKが入力されている。なお、アドレ
スデコード回路14およびカウントアップ回路24は、
図1に示される本発明のレジスタ回路10において使用
されているものと全く同じものであるから、同一の構成
要素には同一符号を付し、ここでは、その詳細な説明を
省略する。
【0056】レジスタ回路52において、例えばシステ
ムクロックSYSTEM_CLOCKが停止された後、
CPUから内部レジスタ12にデータを書き込もうとし
た場合、図4のタイミングチャートに示されるように、
CPUのアドレスCPU_ADDRESSが、内部レジ
スタ12を指定するものであれば、CPUからのライト
信号CPU_WRITEが、ゲート28を経て、レジス
タライト信号REG_WRITEとして出力される。
【0057】これにより、CPUからのデータCPU_
DATAが、レジスタライト信号REG_WRITEの
立ち上がりで、データレジスタ54のフリップフロップ
56に保持されるのと同時に、フラグレジスタ58のフ
リップフロップ60が、レジスタライト信号REG_W
RITEの立ち上がりで、電源に接続されたデータ入力
端子のハイレベルを保持することにより、書込フラグと
なるライトフラグ信号WR_FLAGがハイレベルとな
る。
【0058】その後、システムクロックSYSTEM_
CLOCKが動作を開始すると、フラグレジスタ58の
フリップフロップ60のライトフラグ信号WR_FLA
Gが、タイミング発生回路62の2つのフリップフロッ
プ64,66によって、システムクロックSYSTEM
_CLOCKに同期して順次シフトされ、ゲート68に
よって、ライトフラグ信号WR_FLAGがハイレベル
にセットされていることが検出され、同期ライト信号S
YNC_WRITEが出力される。
【0059】これにより、同期ライト信号SYNC_W
RITEがハイレベルの間、セレクタ回路74のセレク
タ76からは、書込データとして、データレジスタ54
のフリップフロップ56に保持されているCPUからの
データCPU_DATAが出力され、システムクロック
SYSTEM_CLOCKの立ち上がりで、内部レジス
タ12に書き込まれるのと同時に、同期ライト信号SY
NC_WRITEのハイレベルが、フリップフロップ7
0に保持される。
【0060】続いて、フリップフロップ70に保持され
た同期ライト信号SYNC_WRITEのハイレベル
は、インバータ72によって反転され、リセット信号と
なるフラグリセット信号FLAG_RSTとして、フラ
グレジスタ58のフリップフロップ60のリセット入力
端子に入力される。フリップフロップ60は、このフラ
グリセット信号FLAG_RSTによってリセットさ
れ、ライトフラグ信号WR_FLAGがローレベルとな
る。
【0061】その後、図示例のレジスタ回路52におい
ては、カウントアップ回路24によって、カウントアッ
プ信号COUNT_UPに応じて、内部レジスタ12の
データが適宜カウントアップされる。なお、レジスタ回
路52においては、システムクロックSYSTEM_C
LOCKが動作中の場合であっても、同じように、CP
Uから内部レジスタ12へデータを書き込むことができ
るのは言うまでもないことである。
【0062】このように、本発明のレジスタ回路におい
ては、図1に示されるレジスタ回路10、および、図3
に示されるレジスタ回路52のいずれの構成の場合であ
っても、システムクロックが動作中にはもちろん、シス
テムクロックが停止されていたとしても、CPUから周
辺デバイスの内部レジスタにデータを書き込むことがで
きるし、かつ、内部レジスタのデータをシステムクロッ
クに同期させて変更することもできる。
【0063】また、本発明のレジスタ回路は、例えば図
9に示される従来のレジスタ回路98と比較して、CP
Uからのアドレスやデータを保持するための数十個のフ
リップフロップが必要ないため、回路規模を削減するこ
とができるという利点もある。また、従来のレジスタ回
路では、システムクロックを停止することはできなかっ
たが、本発明のレジスタ回路においては、システムクロ
ックを停止することができるため、消費電力を削減する
ことができる。
【0064】例えば、パーソナルコンピュータ等の補助
記憶装置として使用されるハードディスクの標準インタ
ーフェースであるIDE(Intelligent Drive Electron
ics)インターフェースのコントローラLSIにおいて
は、CPUから、転送セクタ数、セクタ番号、シリンダ
番号、ヘッド番号を所定のレジスタに設定した後、読み
出しまたは書き込みのコマンドを所定のレジスタに書き
込むことによって、データの読み出しまたは書き込みが
行われる。
【0065】また、コマンドの実行時には、1セクタの
データの読み出しまたは書き込みが終了する毎に、例え
ば転送セクタ数がデクリメント(−1)され、セクタ番
号がインクリメント(+1)される。このように、ID
EインターフェースのコントローラLSIにおいては、
まず、CPUによって各レジスタに初期値が設定された
後、コントローラLSIの内部で、CPUによって設定
された各レジスタの値が変更されて使用される。
【0066】ここで、IDEインターフェースのコント
ローラLSIにおいては、例えば消費電力を削減するた
めに、コントローラLSIのシステムクロックを停止し
た場合であっても、CPUからコントローラLSIの各
内部レジスタへのデータの書き込みは可能でなければな
らない。また、読み出しまたは書き込みのコマンドが所
定のレジスタに書き込まれると、システムクロックが再
起動され、コントローラLSIの動作が再開されなけれ
ばならない。
【0067】しかしながら、既に述べたように、図9に
示される従来のレジスタ回路98の構成では、システム
クロックを停止すると、CPUからのデータを内部レジ
スタ12に書き込むことができないため、単純にシステ
ムクロックを停止することはできないが、本発明のレジ
スタ回路10,52の構成であれば、システムクロック
を停止しても、内部レジスタ12にデータを書き込むこ
とができるため、システムクロックを停止して消費電力
を削減することができる。
【0068】このように、本発明のレジスタ回路は、例
えばCPUおよび周辺デバイスの両方からデータが書き
込まれる内部レジスタを有する周辺デバイスにおいて、
システムクロックを停止する必要のある場合に好適に用
いることができる。なお、上記実施例においては、周辺
デバイスの内部で、内部レジスタの値が変更される場合
の一例として、カウントアップ回路を例示しているが、
これに限定されるものではない。
【0069】以上、本発明のレジスタ回路について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本発
明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更
をしてもよいのはもちろんである。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のレ
ジスタ回路においては、周辺デバイスのシステムクロッ
クが動作しているときはもちろん、停止されているとき
でも、CPUから周辺デバイスの内部レジスタにデータ
を書き込むことができるし、周辺デバイスの内部で、シ
ステムクロックに同期して内部レジスタの値を変更する
こともできる。このため、本発明のレジスタ回路によれ
ば、特定の条件を満足したときに、周辺デバイスのシス
テムクロックを停止して消費電力を削減することができ
る。また、本発明のレジスタ回路によれば、従来のレジ
スタ回路のように、CPUからのアドレスやデータを一
旦保持しておく必要がないため、回路規模を大幅に削減
することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレジスタ回路の一実施例の構成回路
図である。
【図2】 (a)および(b)は、ともに図1に示され
る本発明のレジスタ回路の動作を表す一実施例のタイミ
ングチャートである。
【図3】 本発明のレジスタ回路の別の実施例の構成回
路図である。
【図4】 図3に示される本発明のレジスタ回路の動作
を表す一実施例のタイミングチャートである。
【図5】 従来のレジスタ回路の一例の構成回路図であ
る。
【図6】 図5に示される従来のレジスタ回路の動作を
表す一例のタイミングチャートである。
【図7】 従来のレジスタ回路の別の例の構成回路図で
ある。
【図8】 図7に示される従来のレジスタ回路の動作を
表す一例のタイミングチャートである。
【図9】 従来のレジスタ回路のさらに別の例の構成回
路図である。
【符号の説明】
10,52,78,94,98 レジスタ回路 12 内部レジスタ 14 アドレスデコード回路 16,62 タイミング発生回路 18,74 セレクタ回路 20 グリッチ防止回路 22 クロック停止回路 24 カウントアップ回路 26 アドレスデコーダ 30,32,40,56,60,64,66,70,8
0,82,84,86フリップフロップ 34,36,42,50,76,92 セレクタ 48 インクリメンタ 54 データレジスタ 58 フラグレジスタ 90 ANDゲート 72 インバータ 28,38,46,68,88,96 ゲート CPU_ADDRESS CPUアドレス CPU_DATA CPUデータ CPU_WRITE ライト信号 SYSTEM_CLOCK システムクロック CPU_WR_D1,CPU_WR_D2,REG_C
K_SEL タイミング信号 CLOCK_STOP クロックストップ信号 REG_WRITE レジスタライト信号 REG_DATA レジスタデータ REG_CLOCK レジスタクロック COUNT_UP カウントアップ信号 SYNC_WRITE 同期ライト信号 WR_FLAG ライトフラグ信号 FLAG_RST フラグリセット信号 LATCH_ADDRESS ラッチアドレス LATCH_DATA ラッチデータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムクロックに同期して動作する周辺
    デバイスの内部レジスタにデータを書き込むためのレジ
    スタ回路であって、 CPUからの書込信号を前記システムクロックに同期さ
    せることによって、前記CPUからのデータを前記内部
    レジスタに書き込むためのタイミング信号を発生するタ
    イミング発生回路と、前記タイミング信号に応じて、前
    記CPUからのデータまたは前記周辺デバイスの内部で
    発生されたデータのいずれか一方を書込データとして出
    力する第1のセレクタ回路と、前記タイミング信号に応
    じて、前記CPUからの書込信号または前記システムク
    ロックのいずれか一方を書込クロックとして出力する第
    2のセレクタ回路と、前記CPUからの書込信号と前記
    システムクロックとを切り替えるときに、前記書込クロ
    ックにグリッチが発生するのを防止するグリッチ防止回
    路とを有し、 前記書込クロックによって、前記内部レジスタに前記書
    込データを書き込むことを特徴とするレジスタ回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のレジスタ回路であって、 さらに、前記システムクロックが停止されたときに、前
    記第1のセレクタ回路からは、前記CPUからのデータ
    が前記書込データとして出力され、かつ、前記第2のセ
    レクタ回路からは、前記CPUからの書込信号が書込ク
    ロックとして出力されるように制御するクロック停止回
    路を有することを特徴とするレジスタ回路。
  3. 【請求項3】システムクロックに同期して動作する周辺
    デバイスの内部レジスタにデータを書き込むためのレジ
    スタ回路であって、 CPUからのデータを保持するデータレジスタと、この
    データレジスタに前記CPUからのデータが保持された
    ことを示す書込フラグを保持するフラグレジスタと、前
    記書込フラグを前記システムクロックに同期させること
    によって、前記データレジスタに保持された前記CPU
    からのデータを前記内部レジスタに書き込むためのタイ
    ミング信号を発生し、かつ、前記フラグレジスタに保持
    された書込フラグをクリアするためのリセット信号を発
    生するタイミング発生回路と、前記タイミング信号に応
    じて、前記データレジスタに保持されたデータまたは前
    記周辺デバイスの内部で発生されたデータのいずれか一
    方を書込データとして出力するセレクタ回路とを有し、 前記タイミング信号に応じて、前記システムクロックに
    よって、前記内部レジスタに前記書込データを書き込ん
    だ後、前記リセット信号によって、前記フラグレジスタ
    に保持された書込フラグをクリアすることを特徴とする
    レジスタ回路。
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CN108052483A (zh) * 2017-12-29 2018-05-18 南京地平线机器人技术有限公司 用于数据统计的电路单元、电路模块和装置

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