JP2695535B2 - タイマ入力制御回路及びカウンタ制御回路 - Google Patents

タイマ入力制御回路及びカウンタ制御回路

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JP2695535B2
JP2695535B2 JP3114015A JP11401591A JP2695535B2 JP 2695535 B2 JP2695535 B2 JP 2695535B2 JP 3114015 A JP3114015 A JP 3114015A JP 11401591 A JP11401591 A JP 11401591A JP 2695535 B2 JP2695535 B2 JP 2695535B2
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signal
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timer
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昇平 森脇
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals

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  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタイマ入力制御回路、
及びそのカウンタ制御回路に関し、特に、そのタイマ入
力信号がシステムクロックに非同期であってもカウンタ
値のリードオンザフライ及びライトオンザフライ動作を
可能とするものに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来技術によるタイマ入力制御回
路の構成を示した図で、2はタイマカウント許可/禁止
信号、3はタイマ入力信号、9はカウンタ入力信号を示
す。
【0003】図8は上記タイマ入力制御回路によるタイ
マのカウント動作波形を示した図で、1はシステムクロ
ック、2はタイマカウント許可/禁止信号、3はタイマ
入力信号、9はカウンタ入力信号、21はカウンタ動作
波形、22はひげ状カウンタ入力信号を示す。
【0004】次に動作について詳しく説明する。まず、
タイマ入力信号が入力され、その入力信号はタイマカウ
ント許可/禁止信号が有効の時に限りカウンタへカウン
タ入力信号として供給する。よって、例えばタイマ入力
信号立ち上がり直後にタイマカウント許可/禁止信号が
禁止状態となった場合、図8の22に示すようにひげ状
(スパイク状)のカウンタ入力信号を発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リップルカウンタによ
る従来のタイマではカウント入力信号がシステムクロッ
クと同期しない場合において、前記のひげ状のタイマカ
ウント出力信号はそのタイマカウンタの最下位ビットに
のみ影響を受けるが、カウント値の誤差は実用上問題な
い。この場合リップルカウンタであるためカウンタの各
ビットの変化タイミングにずれがあるためタイマカウン
ト値のリードオンザフライはできない。
【0006】仮に読み出しレジスタを設け、カウントソ
ースと読み出し制御信号をSRフリップフロップ等でカ
ウント値の読み出しレジスタへの転送を制御しても、カ
ウンタのビット数が大きいと動作周波数の上限が低くな
る。また、カウントソースにひげ状信号が来るため、前
記フリップフロップの動作が不安定などの問題があり、
用途に制限があった。
【0007】リードオンザフライ動作を実現するために
はカウント時に全ビットが一斉に更新される同期カウン
タが使用される。しかし、カウンタ動作の許可/禁止の
動作切り換えに、図7に示すようなカウント入力制御回
路を用いると、同期カウンタの各段のクロックに前記ひ
げ状のパルスが入り、カウント値が大きく狂う可能性が
ある。したがって、カウンタへの入力信号が入力制御回
路の動作と非同期では正常なカウント動作が行えない。
すなわち、カウンタへの入力信号は、入力制御回路を駆
動するシステムクロックでサンプルし、同期させる必要
があった。したがって、カウンタへの入力信号の周波数
はシステムクロックより高くすることができなかった。
このように、リードオンザフライ機能を有する従来のタ
イマではカウンタ動作の許可/禁止の制御を行う場合、
システムクロックより高い周波数のタイマ入力信号にお
いてカウントを行ったり、停止したりすることができな
かった。
【0008】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、ひげ状パルスを発生させないことによ
り、カウント値を狂わせることのないタイマ入力制御回
路を得るとともにカウンタへの入力信号をシステムクロ
ックに同期させる必要がなく、カウンタへの入力信号の
周波数をシステムクロックより高くでき、カウンタのリ
ードオンザフライ及びライトオンザフライ動作を可能に
するカウンタ制御回路を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明に係
わるタイマ入力制御回路は、タイマ入力信号がデータ入
力に導かれる直接リセット付きトランスペアレントラッ
チと、3入力を有し、第1のS入力にはカウンタ書き込
み信号が入力され、第2のS入力にはカウント許可とカ
ウント禁止の2値の信号より成るカウント許可/禁止信
号が入力され、R入力には上記タイマ入力信号が入力さ
れ、その出力が上記トランスペアレントラッチのゲート
入力に導かれるSRフリップフロップと、このSRフリ
ップフロップの出力信号をカウント動作に十分なクロッ
クパルス幅以上の遅延を持たせた信号とし、この信号と
システムクロックとの論理和をとり、また上記カウンタ
書き込み信号との論理積をとって上記トランスペアレン
トラッチの直接リセット入力に導くゲート付き遅延回路
とを有するものである。
【0010】また、第2の発明に係わるカウンタ制御回
路は、上記タイマ入力制御回路に付加して、このタイマ
入力制御回路のトランスペアレントラッチの出力である
カウンタ入力信号が入力されるカウンタと、上記カウン
タ書き込み信号に基づいて上記カウンタの初期値を設定
するリロードレジスタと、上記カウンタの値を取り出し
てデータバスに出力する読み出しレジスタと、上記カウ
ンタ入力信号とカウンタ読み出し信号に基づいて上記読
み出しレジスタのラッチを制御するSRフリップフロッ
プとを備えたものである。
【0011】さらに、第3の発明に係わるタイマ入力制
御回路は、タイマ入力信号がデータ入力に導かれる直接
リセット付きトランスペアレントラッチと、2入力を有
し、S入力にはカウント許可とカウント禁止の2値の信
号より成るカウント許可/禁止信号が入力され、R入力
には上記タイマ入力信号が入力され、その出力が上記ト
ランスペアレントラッチのゲート入力に導かれるSRフ
リップフロップと、このSRフリップフロップの出力信
号をカウント動作に十分なクロックパルス幅以上の遅延
を持たせた信号とし、この信号とシステムクロックとの
論理和をとり、上記トランスペアレントラッチの直接リ
セット入力に導く遅延回路とを有するものである。
【0012】
【作用】第1,第3の発明のタイマ入力制御回路によれ
ば、ひげ状のカウンタ入力信号が発生しない。
【0013】また第2の発明のカウンタ制御回路によれ
ば、カウンタ入力信号をシステムクロックに同期させる
必要がなくなる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1は本発明の第1の発明によるタイマ入力制御回
路の構成図であり、図において、1はシステムクロッ
ク、2はシステムクロック1に同期して変化するタイマ
カウント許可/禁止信号、3はタイマ入力信号、4はS
Rフリップフロップ、5はトランスペアレントラッチゲ
ート入力信号、7はトランスペアレントラッチ、8はト
ランスペアレントラッチリセット入力信号、9はカウン
タ回路の入力となるカウンタ入力信号、10はカウンタ
書き込み信号の反転信号、11はゲート付き遅延回路で
ある。
【0015】この回路をさらに詳述すると次のとおりで
ある。すなわち、タイマ入力信号3がデータD入力に導
かれる直接リセット付きトランスペアレントラッチ7
と、3入力を有し、第1のS1入力にはカウンタ書き込
み信号の反転信号が入力され、第2のS2入力にはカウ
ント許可とカウント禁止の2値の信号より成るカウント
許可/禁止信号2が入力され、R入力には上記タイマ入
力信号が入力され、その出力(トランスペアレントラッ
チゲート入力信号5)が上記トランスペアレントラッチ
7のゲートG入力に導かれるSRフリップフロップ4
と、このSRフリップフロップ4の出力信号をカウント
動作に十分なクロックパルス幅以上の遅延を持たせた信
号とし、この信号とシステムクロック1との論理和をと
り、また上記カウンタ書き込み信号との論理積をとって
上記トランスペアレントラッチ7の直接リセットR入力
に導くゲート付き遅延回路11とから成る。
【0016】図2は図1のタイマ入力制御回路を組込ん
だ本発明の第2の発明によるカウンタ制御回路の構成図
であり、図において、1はシステムクロック、2はシス
テムクロック1に同期して変化するタイマカウント許可
/禁止信号、3はタイマ入力信号、9は上記タイマ入力
制御回路のトランスペアレントラッチ7の出力であるカ
ウンタ入力信号、10はシステムクロック1に同期して
変化するカウンタ書き込み信号の反転信号、12はシス
テムクロック1に同期して変化するカウンタ読み出し信
号、13は8ビットデータバス、14はカウンタ15の
初期値を設定する8ビットのトランスペアレントラッチ
から成るリロードレジスタ、15は設定時にカウンタ入
力信号が“0”であることが必要な立上がりアクティブ
のタイマカウンタ、16は読み出しレジスタ19のラッ
チを制御するSRフリップフロップ、17は読み出しレ
ジスタ出力信号、18はタイマカウンタ出力信号、19
は8ビットのトランスペアレントラッチと3ステート出
力バッファから成り、カウンタ15の値を取り出す読み
出しレジスタである。尚、20は図1におけるタイマ入
力制御回路である。
【0017】次に図1に示すタイマ入力制御回路及びこ
れを組込んだ図2のカウンタ制御回路の動作について図
1,図2及び図3〜図5のタイミングチャートに基づき
説明する。まず、カウンタ15に書き込まないときを考
える。図1において、カウンタ書き込み信号(反転)1
0は常に“1”と考えられる(図4)。次に、システム
クロック1の立ち上がりに同期して、タイマカウント許
可/禁止信号2が“0”になると、タイマカウントは禁
止となる。その結果、SRフリップフロップ4の出力、
すなわちトランスペアレントラッチゲート入力信号5は
“0”となり、トランスペアレントラッチ7はラッチ状
態となる。また、ゲート付き遅延回路11の出力、すな
わちトランスペアレントラッチ7の直接リセット入力8
はシステムクロック1が“1”の間は“1”となってい
るが、システムクロック1が“0”になるとともに
“0”となるので、トランスペアレントラッチ7の出
力、すなわちカウンタ入力信号9は、直接リセット入力
が“0”になるとともに“0”となる。しかし、タイマ
カウント許可/禁止信号2の立ち下がりの瞬間にタイマ
入力信号3が“0”であった場合は、トランスペアレン
トラッチ7の出力、すなわちカウンタ入力信号9は初め
から“0”となる。
【0018】次にシステムクロック1の立ち上がりに同
期して、タイマカウント許可/禁止信号2が“1”にな
ると、タイマカウントは許可となる。SRフリップフロ
ップ4の出力(トランスペアレントラッチゲート入力信
号5)は、タイマ入力信号3が“0”になるとともに
“1”となり、トランスペアレントラッチ7は、トラン
スペアレント状態となる。なお、このときトランスペア
レントラッチの直接リセット入力8は、SRフリップフ
ロップ4の出力5が、“1”の時、必ず“1”となり、
リセット状態にならない。このように、タイマカウント
を許可にするとカウンタ入力信号9は必ずタイマ入力信
号3の立ち上がりに同期して立ち上がり、また、タイマ
入力信号3が立ち上がった直後にタイマカウントを禁止
にするときにも、トランスペアレントラッチリセット入
力8には次のシステムクロック1の立ち下がりまで
“1”が入り、必ずシステムクロック1の“1”の期間
以上のパルス幅が得られるので、ひげ状のカウンタ入力
信号は発生しないことになる。この様子を図3のタイミ
ングチャートに示す。
【0019】次にカウンタ15に値を書き込む場合を図
4,図5のタイミングチャートを基にして説明する。カ
ウンタ書き込み信号(反転)10を“0”にして、カウ
ンタ15に書き込みを行う。このときトランスペアレン
トラッチ7の直接リセット入力8およびゲート入力5が
直ちに“0”となり、出力であるカウンタ入力信号9は
“0”となる。書き込み信号を解除すると、タイマカウ
ント禁止状態の場合は引き続きシステムクロック1が立
ち下がった後のタイマカウント禁止状態となり、タイマ
カウント許可状態の場合はタイマカウント許可状態にな
った直後と同じ状態となる。
【0020】次にこのカウンタブロックの動作について
説明する。カウンタ書き込み信号の反転信号10、カウ
ンタ読み出し信号12、タイマカウント許可/禁止信号
2は、システムクロックに同期している。まずカウンタ
15に初期値を設定する際について説明する。カウンタ
読み出し信号12は“0”になっている。このため読み
出しレジスタ19の出力はディスエーブルになってお
り、外部からデータバス13に設定値データが乗せら
れ、システムクロック1に同期してカウンタ書き込み信
号(反転)10が“0”になる。カウンタ入力信号9は
“0”となり(図4)、またリロードレジスタ14には
データバス13の値が取り込まれるとともに、カウンタ
15にこの値が設定される。なお読み出しレジスタ19
のトランスペアレントラッチは、G入力が“1”となっ
ているためトランスペアレント状態になっており、初期
値が取り込まれている。最後にカウンタ書き込み信号
(反転)10が“1”になり、初期設定動作が完了す
る。
【0021】次にカウント動作について説明する。タイ
マカウント許可/禁止信号2とタイマ入力信号3に従
い、カウンタ入力信号9が制御される。この信号9に
は、カウンタ15の誤動作を引き起こすようなひげ状の
“1”パルスが現れることがない。また、タイマカウン
ト許可/禁止信号2、カウンタ書き込み信号10ともシ
ステムクロック1に同期しているのでカウンタ入力信号
9はタイマ誤動作を引き起こすようなひげ状の“0”パ
ルスも現れることがない。したがってカウンタ15は、
常に正常に動作する。また、カウンタオーバフローが生
じたときは、リロードレジスタ14の値を取り込み、引
き続きカウントを続行する。
【0022】次にカウンタ読み出し動作について説明す
る。読み出しでない状態の時、カウンタ読み出し信号1
2は“0”になっており読み出しレジスタ19には、最
新の値が入っており、またレジスタ19の出力バッファ
はディスエーブルになっている。カウンタ読み出し動作
に入ると、カウンタ読み出し信号12が“1”になり、
読み出しレジスタ19の出力バッファがイネーブルとな
る。このときカウンタ入力信号9が“0”であればSR
フリップフロップ16の出力は“0”となり、読み出し
レジスタ19のトランスペアレントラッチはラッチ状態
になる。また、カウンタ読み出し動作に入ったときカウ
ンタ入力信号9が“1”の場合、SRフリップフロップ
16の出力は、カウンタ入力信号が“0”になるまで
“1”が出力される。カウンタ15はカウンタ入力信号
9の立ち下がりではカウントが進まないのでカウンタ入
力信号が“1”の間は読み出しレジスタ19のトランス
ペアレントラッチはトランスペアレント状態であっても
出力データ値は安定している。また、カウンタ入力信号
9が、“0”の場合はラッチ状態になるので、いつカウ
ンタ入力信号9が立ち上がっても出力データ値は変化せ
ず安定した読み出しが行われる。このようにしてカウン
タ読み出し中であっても正常な値が読み出せるリードオ
ンザフライ機能が達成される。なおカウンタ読み出し信
号2が“0”にもどると、読み出しレジスタ19の出力
バッファはディスエーブル状態にもどり、トランスペア
レントラッチは直ちにトランスペアレント状態にもど
る。こうしてカウンタ読み出し動作が完了する。
【0023】図3は本発明のタイマ入力制御回路の実施
例におけるタイマのカウント動作波形を示した図で、1
はシステムクロック、2はシステムクロック1に同期し
て変化するタイマカウント許可/禁止信号、3はタイマ
入力信号、5はトランスペアレントラッチゲート入力信
号、8はトランスペアレントラッチリセット入力信号、
9はカウンタ入力信号、21はカウンタ動作波形であ
る。
【0024】図4は本発明のタイマ入力制御回路の実施
例においてタイマ入力信号がシステムクロックに非同期
な場合のタイマのカウンタ動作および書き込み動作波形
を示した図で、1はシステムクロック、2はシステムク
ロック1に同期して変化するタイマカウント許可/禁止
信号、3はタイマ入力信号、5はトランスペアレントラ
ッチゲート入力信号、8はトランスペアレントラッチリ
セット入力信号、9はカウンタ入力信号、10はカウン
タ書き込み信号の反転信号、21はカウンタ動作波形で
ある。
【0025】図5は本発明のカウンタ制御回路の実施例
におけるタイマのカウンタ値読み出し動作波形を示した
図で、1はシステムクロック、2はシステムクロック1
に同期して変化するタイマカウント許可/禁止信号、3
はタイマ入力信号、9はカウンタ入力信号、12はシス
テムクロック1に同期して変化するカウンタ読み出し信
号、17は読み出しレジスタ出力信号、18はカウンタ
値読み出し信号である。
【0026】なお図2の例では8ビットカウンタ15に
値を設定する場合、カウンタ入力信号は“0”である必
要があったが、このような必要のないカウンタを用いる
場合は図2のタイマ入力制御回路20におけるカウンタ
書き込み信号(反転)による制御が不要となる。そのよ
うなタイマ入力制御回路の動作としては図2の回路でカ
ウンタに書き込まないときと同様になる。このための簡
略化されたタイマ入力制御回路の構成例を図6に示す。
【0027】図6はこのような本発明によるタイマ入力
制御回路の他の実施例を示す構成図で、1はシステムク
ロック、2はシステムクロック1に同期して変化するタ
イマカウント許可/禁止信号、3はタイマ入力信号、4
0はSRフリップフロップ、5はトランスペアレントラ
ッチゲート入力信号、6はカウント動作に十分なクロッ
クパルス幅以上の遅延を作り出すトランスペアレントラ
ッチリセット信号の遅延回路、7はトランスペアレント
ラッチ、8はトランスペアレントラッチリセット入力信
号、9はカウンタ入力信号である。
【0028】この回路を詳述すると次のとおりである。
すなわち、タイマ入力信号3がデータD入力に導かれる
直接リセット付きトランスペアレントラッチ7と、2入
力を有し、S入力にはカウント許可とカウント禁止の2
値の信号より成るカウント許可/禁止信号2が入力さ
れ、R入力には上記タイマ入力信号3が入力され、その
出力が上記トランスペアレントラッチ7のゲートG入力
に導かれるSRフリップフロップ40と、このSRフリ
ップフロップ40の出力信号をカウント動作に十分なク
ロックパルス幅以上の遅延を持たせた信号とし、この信
号とシステムクロックとの論理和をとり、上記トランス
ペアレントラッチ7の直接リセットR入力に導く遅延回
路6とから成る。尚、動作は図1の回路とほぼ同様なの
で省略する。
【0029】なお、上記実施例ではシステムクロックを
用いてカウンタ入力信号の立ち下がりタイミングの遅延
を得ているがディレイ回路等を用いたタイマ入力制御回
路を用いてもよい。
【0030】また、上記実施例ではタイマ入力信号とカ
ウンタ入力信号は立ち上がりで動作するタイプ、カウン
タ書き込み信号は“0”アクティブ、カウンタ読み出し
信号は“1”アクティブ、タイマカウント許可/禁止信
号は“1”で許可、“0”で禁止となっているが、極性
はどちらであっても良く、また正論理でも負論理でもよ
い。
【0031】また、上記実施例では8ビットカウンタ、
8ビットバスのものを示したが、それぞれ他のビット長
であってもよい。
【0032】また、上記実施例では特に断らなかった
が、カウンタはリードオンザフライで一般に使用される
同期式カウンタの他、例えばリップルキャリ式非同期カ
ウンタを用いてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1,
第3の発明のタイマ入力制御回路によれば、ひげ状のパ
ルスが出力として発生しないので、カウント値が狂うと
いう欠点を解消でき、第2の発明による上記タイマ入力
制御回路を組込んだカウンタ制御回路によればカウンタ
に入力する入力信号をシステムクロックに同期させる必
要がなく、カウンタへの入力信号の周波数をシステムク
ロックより高くすることができ、タイマ入力信号がシス
テムクロックに非同期であってもリードオンザフライあ
るいはライトオンザフライ動作を可能とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイマ入力制御回路の一実施例を示す
構成図である。
【図2】図1のタイマ入力制御回路を組込んだ本発明の
カウンタ制御回路の一実施例を示す構成図である。
【図3】本発明のタイマ入力制御回路の一実施例におけ
るタイマのカウント動作波形を示した図である。
【図4】本発明のタイマ入力制御回路の一実施例におけ
るタイマ入力信号がシステムクロックに非同期な場合の
タイマのカウント動作波形を示した図である。
【図5】本発明のカウンタ制御回路の一実施例における
タイマのカウント値リードオンザフライ動作波形を示し
た図である。
【図6】本発明のタイマ入力制御回路の他の実施例を示
す構成図である。
【図7】従来技術によるタイマ入力制御回路の構成を示
した図である。
【図8】従来技術におけるタイマのカウント動作波形を
示した図である。
【符号の説明】
1 システムクロック 2 タイマカウント許可/禁止信号 3 タイマ入力信号 4 SRフリップフロップ 5 トランスペアレントラッチゲート入力信号 6 遅延回路 7 トランスペアレントラッチ 8 トランスペアレントラッチリセット入力信号 9 カウンタ入力信号 10 カウンタ書き込み信号(反転) 11 ゲート付き遅延回路 12 カウンタ読み出し信号 13 8ビットデータバス 14 リロードレジスタ 15 カウンタ 16 SRフリップフロップ 17 読み出しレジスタ出力信号 18 タイマカウンタ出力信号 19 読み出しレジスタ 20 図1におけるタイマ入力制御回路 40 SRフリップフロップ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイマ入力信号がデータ入力に導かれる
    直接リセット付きトランスペアレントラッチと、3入力
    を有し、第1のS入力にはカウンタ書き込み信号が入力
    され、第2のS入力にはカウント許可とカウント禁止の
    2値の信号より成るカウント許可/禁止信号が入力さ
    れ、R入力には上記タイマ入力信号が入力され、その出
    力が上記トランスペアレントラッチのゲート入力に導か
    れるSRフリップフロップと、このSRフリップフロッ
    プの出力信号をカウント動作に十分なクロックパルス幅
    以上の遅延を持たせた信号とし、この信号とシステムク
    ロックとの論理和をとり、また上記カウンタ書き込み信
    号との論理積をとって上記トランスペアレントラッチの
    直接リセット入力に導くゲート付き遅延回路とを有する
    ことを特徴とするタイマ入力制御回路。
  2. 【請求項2】 タイマ入力信号がデータ入力に導かれる
    直接リセット付きトランスペアレントラッチと、3入力
    を有し、第1のS入力にはカウンタ書き込み信号が入力
    され、第2のS入力にはカウント許可とカウント禁止の
    2値の信号より成るカウント許可/禁止信号が入力さ
    れ、R入力には上記タイマ入力信号が入力され、その出
    力が上記トランスペアレントラッチのゲート入力に導か
    れるSRフリップフロップと、このSRフリップフロッ
    プの出力信号をカウント動作に十分なクロックパルス幅
    以上の遅延を持たせた信号とし、この信号とシステムク
    ロックとの論理和をとり、また上記カウンタ書き込み信
    号との論理積をとって上記トランスペアレントラッチの
    直接リセット入力に導くゲート付き遅延回路とを有する
    タイマ入力制御回路と、上記トランスペアレントラッチ
    の出力であるカウンタ入力信号が入力されるカウンタ
    と、上記カウンタ書き込み信号に基づいて上記カウンタ
    の初期値を設定するリロードレジスタと、上記カウンタ
    の値を取り出してデータバスに出力する読み出しレジス
    タと、上記カウンタ入力信号とカウンタ読み出し信号に
    基づいて上記読み出しレジスタのラッチを制御するSR
    フリップフロップとを備えたことを特徴とするカウンタ
    制御回路。
  3. 【請求項3】 タイマ入力信号がデータ入力に導かれる
    直接リセット付きトランスペアレントラッチと、2入力
    を有し、S入力にはカウント許可とカウント禁止の2値
    の信号より成るカウント許可/禁止信号が入力され、R
    入力には上記タイマ入力信号が入力され、その出力が上
    記トランスペアレントラッチのゲート入力に導かれるS
    Rフリップフロップと、このSRフリップフロップの出
    力信号をカウント動作に十分なクロックパルス幅以上の
    遅延を持たせた信号とし、この信号とシステムクロック
    との論理和をとり、上記トランスペアレントラッチの直
    接リセット入力に導く遅延回路とを有することを特徴と
    するタイマ入力制御回路。
JP3114015A 1991-04-18 1991-04-18 タイマ入力制御回路及びカウンタ制御回路 Expired - Lifetime JP2695535B2 (ja)

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