JP2924100B2 - 状態遷移回路 - Google Patents

状態遷移回路

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JP2924100B2
JP2924100B2 JP2156551A JP15655190A JP2924100B2 JP 2924100 B2 JP2924100 B2 JP 2924100B2 JP 2156551 A JP2156551 A JP 2156551A JP 15655190 A JP15655190 A JP 15655190A JP 2924100 B2 JP2924100 B2 JP 2924100B2
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千幸 古藤
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、半導体集積回路に関し、特に、LSIのリセ
ット時におけるLSI内部回路の状態遷移に関する。
従来の技術 通常LSIは、外部端子よりリセット信号を入力するこ
とにより、LSIの内部回路のデータを初期化している。
この場合、従来のリセット方法を第8図の従来例の状態
遷移回路を用いて説明する。なお、図中のDPLL(デジタ
ルPLL)6はシステムクロック発生回路の一例である。
▲▼入力端子1より入力されたリセット信
号は、入力バッファ3を介してリセット信号▲▼
8としてDPLL6及び状態制御回路7に入力される。ま
た、前記DPLL6では、CLK入力端子2より入力バッファ4
を介してCK9を入力し、CK9が数個に1つの割合でSCLK11
というシステムクロック信号を出力していて、このSCLK
11は、前記▲▼8と共に状態制御回路7の入力と
なっている。
次に、状態制御回路7について第9図と第1表を用い
て説明する。
第9図は状態制御回路7の回路図である。フリップフ
ロップF1〜F10は、▲▼8をリセット信号として
入力し、SCLK11をクロック信号として入力し、ゲートG1
〜G10の出力をそれぞれデータ信号として入力してい
る。また、フリップフロップF1〜F10の出力はそれぞれ
遷移状態S1〜S5及びそれに付随するビットa〜eであ
り、遷移条件1、…5′はそれぞれ遷移状態、データを
決めるための条件である。
また、第1表に状態制御回路7の遷移状態、データを
示す。状態制御回路7には状態S1〜S5が存在し、リセッ
ト時に遷移状態S2〜S5はすべて状態S1に遷移するが、そ
の場合、状態S2が状態S1に遷移する時にはビットbが立
ち、状態S3が状態S1に遷移する時にはビットcが立ち、
状態S4が状態S1に遷移する時にはビットdが立ち、状態
S5が状態S1に遷移する時にはビットeが立つ。このよう
に、状態遷移によって異なるビットが立たなければなら
ないが、第10図のタイミングチャートに示す通り、▲
▼8のレベルが高レベル(以下“1"と記す)から低
レベル(以下“0"と記す)に変化すると、状態制御回路
7の内部で使用されているフリップフロップは直接リセ
ットされてしまうために、状態制御回路7では充分な状
態遷移が行われず、リセット時に立つビットは一律に同
じになってしまう。
発明が解決しようとする課題 上述した従来の状態遷移回路では、▲▼入
力端子1よりリセット信号が入力されると状態制御回路
7の内部に使用されているフリップフロップがリセット
され、状態制御回路7の必要なデータ、遷移状態が保存
されないまま消えてしまうという課題があった。
本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであ
り、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記
課題を解決することを可能とした新規な状態遷移回路を
提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係る状態遷移回路
は、LSIのリセット時においてあらかじめ必要なマスタ
クロック数を設定しリセット信号の入力から前記マスタ
クロック数をカウントした後に前記リセット信号を遅延
させた信号を出力するリセット信号遅延回路と、前記リ
セット信号遅延回路の出力とマスタクロック信号を入力
しシステムクロック信号を出力するシステムクロック発
生回路と、前記システムクロック発生回路の出力と前記
リセット信号をリセット信号としてではなくデータ信号
として入力する状態制御回路とを備えて構成され、しか
して、前記状態制御回路の消去してはならないデータ、
遷移状態を保護することができる。
実施例 次に、本発明をその好ましい各実施例について図面を
参照して具体的に説明する。
第1図は本発明による基本的実施例を示すブロック構
成図である。尚、図中のDPLL(デジタルPLL)6はシス
テムクロック発生回路の一例である。
第1図において、▲▼入力端子1から入力
されたリセット信号は、入力バッファ3を介してリセッ
ト信号遅延回路5と状態制御回路7のRST入力8、及び
他の回路のリセット入力となる。一方、CLK入力端子2
から入力されたマスタクロック信号は、入力バッファ4
を介してCK9となり、リセット信号遅延回路5及びDPLL6
に入力される。リセット信号遅延回路5は、▲▼
8をあらかじめ設定されているマスタクロックの数だけ
遅延させて信号10を出力し、前記信号10を前記CK9
と共にDPLL6に入力しており、前記DPLL6ではCK9が数個
に1つの割合でSCLK11というシステムクロック信号を出
力して、このSCLK11を前記▲▼8と共に状態制御
回路7に入力している。
次に、状態制御回路7について第2図と第1表を用い
て説明する。
第2図は本発明に係る状態制御回路7の回路ブロック
構成図である。
第2図を参照するに、遷移条件1、…5′はそれぞれ
遷移状態、データを決めるための条件であるが、▲
▼8をこの遷移条件の1つとしてゲートG1〜G10に入
力し、ゲートG1〜G10の出力をフリップフロップF1〜F10
のそれぞれにデータ信号として入力している。また、フ
リップフロップF1〜F10は、SCLK11をクロック信号とし
て入力し、その出力を遷移状態S1〜S5及びそれに付随す
るa〜eとする。
また、第1表に状態制御回路7の遷移状態、データを
示す。状態制御回路7には状態S1〜S5が存在し、リセッ
ト時に状態S2〜S5はすべて状態S1に遷移するが、その場
合、状態S2が状態S1に遷移する時にはビットbが立ち、
状態S3が状態S1に遷移する時にはビットcが立ち、状態
S4が状態S1に遷移する時にはビットdが立ち、状態S5が
状態S1に遷移する時にはビットeが立つ。本発明の遷移
状態保護回路は、▲▼入力端子1からリセッ
ト信号を入力後、状態制御回路7の状態遷移が行われる
のに充分なマスタクロック数をあらかじめ設定し、▲
▼8が“1"から“0"になった場合には、▲▼
8を状態制御回路7の内部のフリップフロップのリセッ
ト端子に入力せずにデータとして入力し、第1表の状態
遷移を満たす回路にしている。
上記した本発明の回路の動作を第3図のタイミングチ
ャートを用いて説明する。
第3図を参照するに▲▼入力端子1から入
力されたリセット信号が“1"から“0"に変化すると、リ
セット信号遅延回路5は、あらかじめ設定されているシ
ステムクロックの数だけ遅延させて、その出力10を
“1"から“0"にする。DPLL6は、CLK入力端子2からのマ
スタクロックが数個に1つの割合で、SCLK11というシス
テムクロック信号を出力しているが、前記10をDPLL6
にリセット入力することにより、あらかじめ設定されて
いるシステムクロックの数だけ遅れてDPLL6にリセット
がかかり、状態制御回路7へのクロック入力SCLK11を
“0"の状態に保つ。
次に、リセット信号遅延回路5の動作を第4図、第5
図を用いて説明する。
第4図はリセット信号遅延回路の第1の実施例を示す
ブロック構成図、第5図は第4図に示した回路の動作タ
イミングチャートである。
第4図、第5図を参照するに、▲▼入力端子12
より入力されたリセット信号▲▼が“1"から“0"
に変化してから、CK入力端子13より入力されたクロック
信号を、あらかじめ設定しておいたクロック数と同じ数
で構成されているシフトレジスタ15で前記クロック数だ
けカウントすると、シフトレジスタ15の最終段の出力Q
が“1"から“0"に変化する。このシフトレジスタ15の最
終段の出力Qとリセット信号▲▼を入力とするOR
ゲート16で論理和をとり、その出力をとして出力端
子14に出力する。ORゲート16で論理和をとっていること
により、▲▼が“0"から“1"に変化した時にも
直ちに“0"から“1"に変化する。
上記第1の実施例において、リセット信号遅延回路5
を第6図のように変えたのが本発明の第2の実施例であ
る。第1の実施例ではあらかじめ設定しておくクロック
数が比較的少なかったので、第4図のようなシフトレジ
スタ15で実現可能であったが、クロックの周波数が高く
あらかじめ設定しておくクロック数が多くなると、シフ
トレジスタではなく第6図のようなバイナリ・カウンタ
19を使った方が簡単で実際的である。
第6図はリセット信号遅延回路の第2の実施例を示す
ブロック構成図、第7図は第6図に示した回路の動作タ
イミングチャートである。
第6図、第7図を参照するに、▲▼入力端子12
より入力されたリセット信号が“1"から“0"に変化する
と、微分回路17で▲▼の立ち下がりを検出し、R
−Sフリップフロップ(以下R−SFFと記す)18の入力
Sを“0"から“1"にする。すると、R−SFF18の出力Q
は“0"から“1"になるが、これは▲▼と共にORゲ
ート21の入力となっているので、出力端子14の出力
は“1"のままである。一方、R−SFF18の出力Qはバイ
ナリ・カウンタ19のリセット入力にもなっているので、
出力Qが“0"から“1"になると、バイナリ・カウンタ19
は、CK入力端子13より入力されるクロック数をカウント
し始める。クロック数のカウントが終わって、バイナリ
・カウンタ19の最終段の出力Qが“1"から“0"になる
と、微分回路20でバイナリ・カウンタ19の最終段の出力
Qの立ち下がりを検出し、R−SFF18の入力Rを“0"か
ら“1"にする。すると、R−SFF18の出力Qは“1"から
“0"になるので、ORゲート21の出力、つまり出力端子
14の出力は“1"から“0"になる。また、前記した第1
の実施例と同様にORゲート21で論理和をとっていること
により、▲▼が“0"から“1"に変化した時にも
直ちに“0"から“1"に変化する。
発明の効果 以上説明したように、本発明の状態遷移回路によれ
ば、LSIのリセット時において、あらかじめ必要なマス
タクロック数を設定し、リセット信号遅延回路でリセッ
ト信号の入力から前記マスタクロック数をカウントした
後に前記リセット信号を遅延させた信号を出力し、前記
リセット信号遅延回路の出力とマスタクロック信号をシ
ステムクロック発生回路に入力し、前記システムクロッ
ク発生回路の出力と前記リセット信号をリセット信号と
してではなくデータ信号として状態制御回路に入力する
ことによって、前記状態制御回路の消去してはならない
データ、遷移状態を保護することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図本発明の基本的実施例を示す回路ブロック構成
図、第2図は第1図に示した本発明の状態制御回路の詳
細を示すブロック構成図、第3図は本発明の動作タイミ
ングチャート、第4図は本発明に係るリセット信号遅延
回路の第1の実施例を示すブロック構成図、第5図は本
発明に係るリセット信号遅延回路の第1の実施例のタイ
ミングチャート、第6図は本発明に係るリセット信号遅
延回路の第2の実施例を示すブロック構成図、第7図は
本発明に係るリセット信号遅延回路の第2の実施例のタ
イミングチャート、第8図は従来例の回路ブロック図、
第9図は従来例における状態制御回路のブロック図、第
10図は従来例のタイミングチャートである。 1……▲▼入力端子、2……CLK(マスタク
ロック)入力端子、3、4……入力バッファ、5……▲
▼信号遅延回路、6……DPLL、7……状態制
御回路、8……▲▼信号、9……CK信号、10……
信号、11……SCLK(システムクロック)信号、12……
▲▼入力端子、13……CK入力端子、14……
出力端子、15……シフトレジスタ、16、21……ORゲー
ト、17、20……微分回路、18……R−Sフリップフロッ
プ、19……バイナリカウンタ、G1〜G10……状態制御回
路のゲート、F1〜F10……状態制御回路のフリップフロ
ップ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LSIのリセット時においてあらかじめ必要
    なマスタクロック数を設定しリセット信号の入力から前
    記マスタクロック数をカウントした後に前記リセット信
    号を遅延させた信号を出力するリセット信号遅延回路
    と、前記リセット信号遅延回路の出力とマスタクロック
    信号を入力しシステムクロック信号を出力するシステム
    クロック発生回路と、前記システムクロック発生回路の
    出力と前記リセット信号をデータ信号として入力する状
    態制御回路とを有することを特徴とする状態遷移回路。
JP2156551A 1990-06-14 1990-06-14 状態遷移回路 Expired - Lifetime JP2924100B2 (ja)

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