JPH0574987B2 - - Google Patents

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JPH0574987B2
JPH0574987B2 JP59258273A JP25827384A JPH0574987B2 JP H0574987 B2 JPH0574987 B2 JP H0574987B2 JP 59258273 A JP59258273 A JP 59258273A JP 25827384 A JP25827384 A JP 25827384A JP H0574987 B2 JPH0574987 B2 JP H0574987B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は内部基準同期信号に対して非同期な
入力ビデオ信号を内部基準同期信号に同期化して
出力するフレームシンクロナイザーに関する。
〔従来の技術〕
フレームシンクロナイザーはフレームメモリを
有し、デジタル化された入力ビデオ信号が、この
入力ビデオ信号の同期信号(以下、必要に応じて
単に、基準信号という)で形成されたアドレスデ
ータによつてフレームメモリに書き込まれ、フレ
ームメモリに書き込まれた入力ビデオ信号が基準
同期信号(以下、内部基準信号という)で形成さ
れたアドレスデータによつてフレームメモリから
読み出されるように構成されている。すなわち、
フレームシンクロナイザーは、内部基準信号に対
して非同期な入力ビデオ信号を内部基準信号に同
期化して出力するものである。
このように入力ビデオ信号は一般に内部基準信
号とは非同期であるために、フレームメモリへの
データ書込み読出しの過程において、そのメモリ
容量が2フレーム程度ある場合には、フレームメ
モリは書込みを行つてから読出しを行なう必要が
あり、そのため1日に1回程度の割合で書込みと
読出しの競合が発生する。
これは、入力ビデオ信号用の基準信号発生器
(多くの場合、その基準発振器としては水晶発振
器が使用される)の精度、従つて水晶発振器の精
度と、内部基準信号発生器に設けられた水晶発振
器の精度が異なるからである。
従来では、この書込みと読出しの競合が発生し
た場合、例えば書込みが先行し過ぎた場合には書
込み用のフレームアドレス(若しくはフイールド
アドレス)を1フレーム期間停止して一画面分の
データを削除し、読出しが先行し過ぎた場合には
競合フレームから同じ画面のデータを再度読出し
を行うことにより、メモリの飛び越しが起こらな
いようにしている。
例えば、読出しタイミングに対し書込みタイミ
ングが遅れてくると、第7図A,Bのように書込
みタイミング(図は書込みアドレスデータで図
示)が読出しタイミングに次第に接近し、遂には
書込みと読出しタイミングが一致してしまう。そ
のため、このように書込みが遅れる傾向にある場
合には、データ読出しが不可能となる最小接近間
隔すなわち、最小タイミング間隔Taまで両タイ
ミングが接近したとき同一フレームデータの再読
出しモードに制御される。
上述とは逆に、読出しタイミングに対し書込み
タイミングが進んでくると、第7図C,Dのよう
に書込みタイミングが読出しタイミングに次第に
接近し、遂には書込みと読出しタイミングが一致
してしまう。そのため、このように書込みが進む
傾向にある場合には、データ書込みが不可能とな
る最小タイミング間隔Tbまで両タイミングが接
近したとき同一フレームデータの再書込みモード
に制御される。
このような書込み及び読出しモードの制御を行
なうため、書込みアドレスデータ及び読出しアド
レスデータから2フレーム周期のフレームパルス
FR,FW(第8図A,B)形成される。そして、書
込み側のフレームパルスFWの変化点を基準にし
て第8図C,Dに示すようなパルスRa,Rbが形
成され、一方のパルスはデータの再読出し検出用
に使用され、従つてそのパルス幅は上述したよう
にデータ読出しが不可能となる間隔Taに設定さ
れる。同様に、他方のパルスTbはデータの再書
込み検出用に使用され、そのパルス幅はTbに設
定される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来のフレームシンクロナイザーで
は、内部基準信号と非同期の状態で入力ビデオ信
号を同期化するようにしているため、電源オン時
の非同期の状態によつて上述した書込みと読出し
の競合発生タイミングが異なり、確定しない。
そのため、この競合が必要な画面のとき発生す
る可能性があるから、このような場合に従来のご
とく一画面分のデータを削除したり、同じ画面デ
ータを再度読出しすると、静止画の場合はあまり
目立たないが、動画の場合には不自然な動きとな
つてしまう。
そこで、この発明はこのような従来の問題点を
解決したものであつて、電源オンしてから少くと
も数時間の間はフレームメモリの飛び起しが発生
しないようにして、動画の場合でも不自然な動き
が起こらないようにしたものである。
なお、この発明は走査線数変換用のダウンコン
バータに用いられるフレームシンクロナイザーに
限らず、非同期の入力ビデオ信号を内部基準信号
に同期化するようなフレームシンクロナイザーに
も適用できる。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するため、この発明では第
1図に示すように、フレームシンクロナイザー1
0として必要不可欠なフレームメモリ3、書込み
アドレス発生器6及び読出しアドレス発生器13
のほかに、データ比較器16と書込み及び読出し
用の制御回路20が設けられる。
書込みアドレス発生器6と読出しアドレス発生
器13の夫々から得られる書込みアドレスデータ
と読出しアドレスデータのうち書込み及び読出し
スタートタイミングを示す書込みアドレスデータ
と読出しアドレスデータが比較器16に供給され
て書込み又は読出しタイミングのずれが検出され
る。このずれに対応した比較パルスPCが書込み
及び読出し用の制御回路20に供給され、比較パ
ルスPCのパルス幅が書込み又は読出し不可能な
最小タイミング間隔Ta,Tbよりも狭くなつたと
き、制御回路20の出力で書込み又は読出し状態
が制御される。
そして、少くとも電源オン時から一定時間(実
施例では1フレーム)だけ最小タイミング間隔が
大きくなるように(Ta→Tc,Tb→Td)、この例
では1フイールド期間が最小タイミング間隔Tc,
Tdとなるように強制的に変更される。
〔作用〕
このように、電源オン時に書込み又は読出し不
可能な最小タイミング間隔を強制的に変更すれ
ば、比較パルスPCのパルス幅が変更後の最小タ
イミング間隔よりも狭くなつているときには、直
ちに書込み又は読出し状態が制御されるために、
電源オン直後に一画面分のデータ削除若しくは同
一画面データの再読出しが実行される(第5図、
第6図参照)。
そのため、書込みと読出しの競合は、電源オン
時から少なくとも数時間の間は発生せず、必要な
画面のとき一画面分を削除したり、再利用するよ
うな事態は発生器しない。従つて、自然な動きを
もつ動画に変換できる。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係るフレームシンクロナイ
ザー10の一例を示す系統図である。
端子1に供給されたインターレース走査用の入
力ビデオ信号SIはA/D変換器2において例えば
8ビツトのデジタル信号に変換されたのちフレー
ムメモリ3に供給される。入力ビデオ信号SIはさ
らに同期分離回路4に供給されて水平及び垂直同
期パルスが分離され、これらが書込みクロツク発
生器5に供給されることにより、水平及び垂直パ
ルスに同期した所定周波数の書込みクロツクが形
成され、これが書込みアドレス発生器6に供給さ
れ、その書込みアドレスに基いてデイジタル変換
された入力ビデオ信号SIがフレームメモリ3に書
込まれる。
一方、端子11に供給された基準垂直同期信号
REF・Vが読出しクロツク発生器12に供給さ
れて所定周波数の読出しクロツクが生成され、こ
れが読出しアドレスの発生器13に供給されるこ
とにより所定の読出しアドレスが形成され、これ
に基づきフレームメモリ3が駆動されて、基準垂
直同期信号REF・Vに同期してデジタルビデオ
信号が読出される。読出されたデイジタルビデオ
信号は後段のD/A変換器14でアナログ変換さ
れ、内部基準信号に同期した出力ビデオ信号So
が端子15に得られる。
このようなフレームシンクロナイザー10にお
いて、この発明ではデータ比較器16と、フレー
ムメモリ3に対する書込み又は読出し制御用の制
御回路20が設けられる。
フレームメモリ3への書込み、読出しはフレー
ム単位で行われる。このフレーム単位を検出する
ために書込み及び読出しアドレス発生器6,13
から出力される夫々のアドレスデータのうち、フ
レーム単位を示すビツトデータ(この場合、
MSBビツトデータ)であるフレームパルスFW,
FR(第3図B,第3図C参照)が使用される。
これらのパルスFW,FRが排他的否論理和
(エクスクルーシブ・ノア)回路であるデータ比
較器16に供給される。そして、このデータ比較
器16により書込みタイミングと読出しタイミン
グの差が比較パルスPc(第3図D参照)として検
出される。この場合、比較パルスPcのローレベ
ル期間が書込みと読出しの開始タイミングの差及
び終了タイミングの差を示している。このタイミ
ング差を表す比較パルスPcが制御回路20に供
給される。
制御回路20は書込みアドレス制御部21と読
出しアドレス制御部22を有すると共に、書込み
及び読出し不可能なタイミング間隔を設定するタ
イミング間隔設定部23を有する。
アドレス制御部21,22はいずれもナンド回
路21N,22NとD形フリツプフロツプ21
F,22Fとで構成され、ナンド回路21N,2
2Nには比較パルスPCが共通に供給されると共
に、設定部23で設定された所定のパルス幅を有
する第1〜第4のパルスPa〜Pdが転換的に供給
される。
そのため、タイミング間隔設定部23は第1及
び第2のパルス形成部25,26を有し、第1の
パルス形成部25では読出し不可能領域を示す最
小タイミング間隔Taに設定された第1のパルス
Pa(第8図C)と、書込み不可能領域を示す最小
タイミング間隔Tbに設定された第2のパルスRb
(第8図)が形成される。これらパルスRa,Rb
の発生タイミングは第8図に示すようにパルス
FWの変化点を基準にして進相側及び遅相側に形
成される。最小タイミング間隔Ta,Tbはいずれ
も1水平周期程度の長さに選ばれており、それら
は同一でも相違してもよい。この例は同一の場合
を示す。
第2のパルス形成部26では電源オン時に使用
する書込み及び読出し不可能領域を示すタイミン
グ間隔Tc,Td(第7図E〜H)に設定された第
3及び第4のパルスRc,Rdが生成される。この
例では最小タイミング間隔Ta,Tbと同様に、
Tc=Tdに設定される。このようなことから、第
1及び第2のパルス形成部25,26はいずれも
モノマルチ等で構成することができる。
第1〜第4のパルスRa〜Rdはスイツチング回
路27に供給されて、第1及び第3のパルスRa,
Rcがナンド回路22Nに、第2及び第4のパル
スRb,Rdが他方のナンド回路21Nに夫々転換
的に供給されるようにスイツチング制御される。
第3及び第4のパルスRc,Rdは電源オン時に供
給される。
そのため、このスイツチング回路27には電源
オンパルス形成回路28からのオンパルスPoが
供給される。オンパルスPoは電源オン時よりも
一定の期間、例えば1〜数フイールドの期間に亘
つて発生するようになされている。
この例では、さらに電源オン後の任意の時間に
第1、第2のパルスRa,Rbに代えて第3及び第
4のパルスRc,Rdを選択できるように構成され
ている。このとき使用するスイツチング制御パル
スをリセツトパルスPRとすれば、このリセツト
パルスPRはオンパルスPoと共に、オアゲート2
9を介してスイツチング制御回路27に供給され
る。
リセツトパルスPRは操作者の手動操作によつ
て発生し、その発生している期間はオンパルス
Poと同じく1〜数フイールドの期間に設定でき
る。
なお、この手動切換は後述する書込みと読出し
の競合状態を事前に検出するための競合検出回路
40を付設した場合に使用して好適である。
ナンド出力NW,NRは夫々対応するフリツプフ
ロツプ21F,22Fに供給されて、対応する書
込み及び読出し用のエネーブルパルスEW,ER
形成され、これによつて書込み又は読出し状態が
コントロールされる。フリツプフロツプ21F,
22Fに対するクロツクは読出しアドレスデータ
形成用の互に逆相関係にあるクロツクCK,が
利用される。これらフレーム周期のクロツクCK,
CKはクロツク発生器25で形成される。36は
インバータである。
さて、このように構成されたフレームシンクロ
ナイザー10の動作を競合状態を中心に説明する
すると、第3図は書込みアドレスが遅れている状
態で、実線図示は再読出しモードに制御される前
の波形図を、破線図示は再読出しモードに制御さ
れたときの波形図を示す。
比較器16に供給されるパルスFR(第3図B)
はフレームクロツクCK(読出しアドレスデータの
うちMSBデータと同期している)と同期して生
成されるが、時間的には若干遅れて出力される。
書込み及び読出し間隔がτまで接近したパルス
FR,FW(第3図B,C)が供給されると比較器1
6からは夫々の変化点を示す比較パルスPC(同図
D)が出力される。
一方、通常の動作モードではスイツチング回路
27は図示のように切換えられているので、第1
及び第2のパルスRa,Rbが対応するナンド回路
21N,22Nに比較パルスPCと共に供給され
るため、パルス幅τがパルスRaのパルス幅Ta
(第3図E)よりも狭いときには、ナンド回路2
2Nからナンド出力NR(同図F)が出力され、こ
のときフリツプフロツプ22Fには位相反転され
たクロツク信号(同図G)が供給されている
ため、その立上りエツジで入力データが取込まれ
るものとすれば、フリツプフロツプ出力たるエネ
ーブルパルスER“L”に反転する(同図H)。
このエネーブルパルスERの反転によつて読出
しアドレス発生器13が制御されて期間に続い
て期間も同一フレーム、この例では偶数フレー
ムの読出しモードにコントロールされる(同図B
破線図示)。
その結果、期間では比較パルスPCが“L”
で、ナンド出力NR“H”に変化するので(同図
D,F破線図示)、エネーブルパルスER“は“H”
に反転し、期間のみ再読出しモードにコントロ
ールされる。
このように書込みタイミングが次第に遅くな
り、比較パルスPCのパルス幅τが最小タイミン
グ間隔Taより狭くなると、直ちにエネーブルパ
ルスERが反転して、読出しアドレス発生器13
を再読出しモードにコントロールする。従つて、
書込みタイミングが遅れているときは、読出しア
ドレス制御部22のみ動作し、書込みアドレス制
御部21は動作しない。これに対し、書込みタイ
ミングが次第に進むような傾向にある場合で、第
4図に示すように比較パルスPCが最小タイミン
グ間隔Tbよりも狭くなると、そのとき得られる
ナンド出力NWがクロツクCKの立上りタイミング
で取込まれるために、エネーブルパルスEW
“L”に反転して書込みアドレス発生器6が期間
の間だけ再書込みモードにコントロールされ、
これによつて結果的には1フレーム分の情報が捨
てられることになる。
さて、電源オン時には書込みタイミングと読出
しタイミングの相対的関係は不定であるから、こ
のときは次のような動作が実行される。
まず、電源オン時にはオンパルスPoが得られ
て所定の期間スイツチング回路27は図示とは反
対側に切換えられるから、その間は第3及び第4
のパルスRc,Rdがナンド回路21N,22Nに
供給される。
従つて、例えば今予め設定された第3のパルス
Rcのパルス幅(この例では1フイールドの期間)
Tcに対し、書込み及び読出しタイミング差τが
1フイールド以内である場合、例えば第5図B,
Cに示すように書込みタイミングが遅れて1フイ
ールド以内のタイミング差τとなつているときに
は、同図Dの比較パルスPcが得られる。このよ
うに、第3のパルスRCパルス幅Tc(第5図E)
よりも比較パルスPcのパルス幅τ(同図D)が狭
くなると、クロツクで取込まれるナンド出力
NR(同図F,G)が“L”であるため、エネーブ
ルパルスERが“L”に反転する(同図H)。
書込みタイミングが進んで1フイールド以内の
タイミング差τとなつているときは、書込みアド
レス制御部21が動作する。その動作説明に供す
る波形図を第6図に示す。ただし、その詳細な説
明は割愛する。
従つて、電源オン時には強制的に変更されたタ
イミング間隔Tc以内に書込み及び読出しタイミ
ング差がある場合にも、書込みあるいは読出しモ
ードが制御されるから、少くとも電源オンしてか
ら数時間の間は書込みと読出しの競合関係は発生
しない。
ところで、このように電源オンの直後に1度だ
け書込み若しくは読出しモードをコントロールす
れば、それ以後数時間の間は書込みと読出しの競
合関係は発生しない。しかし、全く発生しないと
も限らないし、それより長く時間を考えれば競合
関係の発生する確率が高くなる。
このような場合には、数時間後に競合が起り得
ることを予め操作者に知らせることができれば、
操作者は不必要な画面のとき一画面の削除、一画
面の再読出しを実行できるので、非常に便利であ
る。
第1図に示すフレームシンクロナイザー10で
はこのようなことも考慮して競合表示手段が設け
られている。この手段は競合検出回路40とその
表示装置50とで構成される。
競合検出回路40は第1及び第2の競合パルス
形成部41,42を有し、前者は書込みタイミン
グが遅れているときの競合状態が検出され、後者
は逆に進んでいるときの競合状態が検出される。
そして、これらは、書込み及び読出しアドレス制
御部21,22の構成と同じく夫々ナンド回路4
1N,42Nとフリツプフロツプ41F,42F
とを有し、ナンド回路41N,42Nには比較パ
ルスPcが共通に供給されると共に、パルス形成
回路44からの第5のパルスReがナンド回路4
1Nに、第6のパルスRfがナンド回路42Nに
供給される。
パルスRe,Rfは第1及び第2のパルスRa,
Rbと同じく書込みタイミングを示すパルスFW
変化点を基準にして形成されるもので、書込みタ
イミングの遅れを検出する第5のパルスReのパ
ルス幅Te(図示せず)及び書込みタイミングの進
みを検出する第6のパルスRfのパルス幅Tfは
夫々 Ta<Te≦Tc ……(1) Tb<Tf≦Td ……(2) のように選ばれる。この例では、 Te=Tf=1/2Tc(=1/2Td) ……(3) 従つて、0.5フイールドの期間に設定される。
フリツプフロツプ41F,42Fにはフレーム
周期のクロツクCK,が供給され、フリツプフ
ロツプ41F,42Fの各フリツプフロツプ出力
である競合検出パルスFe,Ffがノアゲート45、
ドライバー46を介して表示装置50に供給され
る。
表示装置50は少くとも表示灯を有し、競合状
態が検出されたとき表示灯が点灯若しくは点滅制
御される。表示灯のほかにブザー等の警報手段を
同時に駆動してもよい。
競合表示手段をこのように構成した場合には、
例えば書込みタイミングが次第に遅れてタイミン
グ差τが、 Ta<τ≦Te ……(4) になると、上述した説明から明らかなように競合
検出パルスFeが得られ、これにより表示装置5
0が駆動されて競合状態がやがて発生するのが表
示される。
従つて、このような場合、適当なタイミングに
リセツトパルスPRをスイツチング回路27に供
給して、第1及び第2のパルスRa,Rbに代えて
第3及び第4のパルスRc,Rdを供給すれば、τ
<Tcであることから、このとき再読出しモード
となる。1度強制的に再読出しモードに制御すれ
ば、以後数時間は少くとも競合状態は発生しな
い。
書込みタイミングが次第に進んでくる場合も、
同様な理由に基づき競合状態を表示できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によればフレー
ムシンクロナイザー10の使用の都度書込みと読
出しの競合が発生するタイミングが相違しても、
所定の期間内に書込みと読出しのタイミング差が
含まれる場合には、電源オンに同期して強制的に
競合状態を排除するようにしたので、電源をオン
してから少くとも数時間の間は競合状態が発生し
ない。そのため、この競合が必要な画面のときに
発生する確率が極めて少なくなり、必要な画面の
削除、再利用等は起きない。その結果、動画でも
自然な動きとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るフレームシンクロナイ
ザーの一例を示す系統図、第2図はこのフレーム
シンクロナイザーに使用される競合検出回路の一
例を示す系統図、第3図〜第6図は夫々この発明
の動作説明に供する波形図、第7図及び第8図は
夫々従来のフレームシンクロナイザーの動作説明
に供する図である。 10はフレームシンクロナイザー、3はフレー
ムメモリ、6,13はアドレス発生器、16は比
較器、20は制御回路、21,22はアドレス制
御部、28は電源オンパルス形成回路、40は競
合検出回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 書込みアドレス発生器と読出しアドレス発生
    器の夫々から得られる書込みアドレスデータと読
    出しアドレスデータによつて入力信号の書込み及
    び読出しが制御されるメモリを有し、書込み及び
    読出しスタートタイミングを示す書込みアドレス
    データと読出しアドレスデータが比較器に供給さ
    れて書込み又は読出しタイミングのずれが検出さ
    れ、このずれに対応した比較パルスが書込み及び
    読出し用の制御回路に供給され、上記比較パルス
    のパルス幅が書込み又は読出し不可能な最小タイ
    ミング間隔よりも狭くなつたとき、上記制御回路
    の出力で書込み又は読出し状態が制御されると共
    に、少くとも電源オン時から一定時間だけ上記最
    小タイミング間隔が大きくなるように強制的に変
    更されるようになされたフレームシンクロナイザ
    ー。
JP59258273A 1984-12-06 1984-12-06 フレ−ムシンクロナイザ− Granted JPS61136384A (ja)

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