JPS6074885A - 画像記録再生方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は画像信号をアナログ−ディジタル変換してメモ
リにストアし、該メモリから読出したデータをディジタ
ル−アナログ変換して画像信号を再生する画像記録再生
方式に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、画像信号（例えばＮＴＳＣ信号）をアナログ−デ
ィジタル変換してメモリにストアし、このメモリから読
出したデータをディジタル−アナログ変換して画像信号
を再生する方式が多用されている。従来のこの種画像記
録再生手段においては、画像記録時において、記録対象
となる画像信号の水平同期毎に、その水平同期信号の検
出タイミングをもとに実画像部（画素情報部分）の信号
をアナログ−ディジタル変換し、メモリにストアする。

又画像再生時は、上記メモリよシ読み出した画像データ
をディジタル−アナログ変換し、外部で生成した水平同
期信号と合成（ミキシング）して再生画像信号を得てい
た。一般には、上記メモリに一画面分の水平同期数に従
う実ｍ像データを記録し、静止画情報として再生出力す
る。

しかしながら、このような従来の画像記録再生手段にお
いては、記録再生の過程で、記録前の水平同期のずれが
再生後は画像の水平方向のズレとなってしまう。

このような欠点を解消するため、記録時に与えられる画
像信号の垂直同期をもとに一定周期の書込みタイミング
信号（以下変換イネイブル信号と称す）″ｆ：作シ、こ
の変換イネイブル信号によシ、水平同期間隔に近い時間
間隔で水平同期信号を含めた画像信号をアナログ−ディ
ジタル変換して、順次、メモリにストアし、このメモリ
にストアされた水平同期信号を含む画像信号によシ画像
再生を行なう画像記録再生手段が考えられていた。この
ような記録再生手段を採ることによシ画像信号中の水平
同期が多少ずれても再生画像のずれが生じることはなく
安定した静止画像を得ることができる。

この画像記録再生手段は、水平同期のずれが少ない場合
は、安定した画像を得られるが、水平同期が大きくずれ
た場合、メモリ番地の制御が困難となシ、成る水平走査
ラインＮの画像データが次のラインＮ＋１に対応するメ
モリ番地にストアされてしまうという欠点がある。これ
を幀１図（ａ）　、　（ｂ）に示す信号タイミング図を
参照して説明する。垂直同期からスタートした第１図（
ｂ）に示す変換イネイブル信号（ＣＯＮ　−ＥＮＡ　）
の周期ｉＴとし、ラインＮ１ラインＮ＋１、ラインＮ＋
２と、順次、メモリに、適当なサンプリングクロックで
、同図（、）に示す画像信号（ＶＩＤ　）をアナログ−
ディジタル変換し、記録するが、ここで画像信号の水平
同期間隔がｔ（Ｎ−Ｎ＋１）、を−Δｔ（Ｎ−１−１〜
Ｎ＋２）である際、ｔ〜Ｔであれば問題はないが時とし
て、ｔ−Δｔの如く、ずれが生じると図示する如く、記
録しようとする水平同期部分Ｈが切れたりする。画像信
号は出力機器の性格によって急にズしたり、徐々にΔｔ
が積み重なる事があシ、特にここでは後者に重点を置い
ている。第２図はΔｔが小さい場合で、１画面分を記録
したメモリマツプを示している。

この場合は、対応するメモリ番地に水平同期部及び実画
像の相対位置関係がそのままの状態で記録されておシ、
同期ずれの問題は生じない。

第３図はΔｔが大きく、画面上の下の方のラインは水平
同期の一部が欠如した形で記録されたものである。この
第３図に示すメモリマツプのデータを再生し、画像再生
装置にて再生すると、欠如した水平同期のため、画像ズ
レが生じることとなる。

このように垂直同期に同期した一定時間間隔（変換イネ
イブル係号）でメモリに画像データを書く方式において
、水平同期が大きくずれた場合、メモリ番地の制御が困
難となシ、再生画像に乱れが生じるという問題があった
。

〔発明の目的〕

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、画像信号の垂
直同期に同期した一定時間間隔でメモリに画像データを
記録する画像記録再生手段において、画像信号の水平同
期が大きくずれても、そのずれを補正して、各ライン上
の対応するメモリ番地に実画像データを確実に記録でき
、画像の乱れをなくして、安定した再生画像を得ること
のできるようにした画像記録再生方式を提供することを
目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、画像信号の垂直同期に同期した一定時間間隔
でメモリに画像データを記録する画像記録再生手段にお
いて、もとの水平同期信号の間隔と上記一定時間間隔の
信号とのずれを監視して、水平ラインの移シ変わ多部分
とメモリアドレスとの対応を適切な位置に配置する回路
を持ち、ラインに対応するメモリ番地に実画像部を確実
に記録して、水平同期に大きなずれが生じても安定した
再生画像（静止画像）が得られるようにしたものである
。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第４
図は本発明の一実施例における要部の回路構成を示す回
路ブロック図、第５図（、）乃至（ｊ）はそれぞれ上記
第４図における各部の信号タイミングを示すタイムチャ
ートである。第４図において、１１は画像信号から分離
された第５図ａに示す水平同期信号Ｈと同図（ｂ）ＶＣ
示す変換イネイブル信号ＣＯＮ　−ＥＮＡとを受けて、
同図（Ｃ）に示す如く、セット、リセット動作を行なう
フリップフロップである。１２は第５図（ｃ）に示す上
記フリップフロップ１１のセット出力Ｑ信号と水平同期
信号Ｈをもとに生成される同図（ｄ）に示す検出クロッ
クＴ　−ＣＬＫとを受けて同図（ｅ）。

（ｆ）に示すような切換え制御信号ＳＡ　、　ＳＢを出
力するフリップ７０ツブである。１３は画像信号の垂直
同期に同期して、第５図（ｇ）乃至（ｊ）に示す一定周
期のタイミング信号ＴＡ　、　ＴＢ　、　ＴＣ、ＴＤを
出力するタイミング発生器である。１４Ａ。

１４Ｂはタイミング、発生器１３から発生されるタイミ
ング信号ＴＡ　、　ＴＢ　、　ＴＯ、ＴＤと、７リツプ
フロツゾ１２から出力される切換え制御信号ＳＡ　、　
ＳＢとを受け、切換え制御信号ＳＡ　、　ＳＨの出力状
態（即ち、水平同期信号Ｈと変換イネイブル信号ＣＯＮ
　−ＥＮＡとのずれの程度）に応じて、タイミング信号
ＴＡ／ＴＣ，ＴＢ／ＴＤを選択出方制御するダート回路
ＡＮＤ　−ＯＲ回路である。１５は上記ダート回路１４
に、１４Ｂの出力を受けて、第１図（ｂ）に示す変換イ
ネイブル信号ＣＯＮ　−ＥＮＡを出力するフリップフロ
ップである。

第６図は上記実施例において補正されたメモリ上の画像
信号記録状態を示すメモリマツプである。

ここで第４図乃至第６図を参照して一実施例の動作を説
明する。フリップフロップ１１は画像信号から分離され
た水平同期信号■と変換イネイブル信号ＣＯＮ　−ＥＮ
Ａとを受け、水平同期信号Ｈが第５図の前牛に示す如く
、変換イネイブル信号ＣＯＮ　−ＥＮＡの立上シ後、即
ちイネイブル状態と々った後に入力された場合（正常状
態）は、第５図（ｃ）に示す如く、水平同期信号Ｈの立
上シに同期してセットされ、変換イネイブル信号ＣＯＮ
　−ＥＮＡの立下りに同期してリセットされて、このセ
ット／リセット動作を繰返す。この際は、第５図（ｄ）
に示す検出クロ、りＴ　−ＣＬＫの入力時において、上
記７リツ７″７０ツｆｉｌが常にセット状態Ｑ＝１１１
にあることから、フリップフロップ１２が常にセット状
態となっておシ、従ってフリップフロップ１２のセット
出力による、第５図（、）に示す切換え制御信号ＳＡに
よシ、タイミング発生器１３から発生される第５図（ｇ
）　、　（ｈ）に示すタイミング信号ＴＡ　、　ＴＢが
ダート回路１４Ａ、１４Ｂによシ選択出力されて、この
タイミング信号ＴＡ　、　ＴＢに従った変換イネイブル
信号ＣＯＮ　−ＥＮＡが７リツプ７０ツブ１５よ多出力
される。又、第５図（ｂ）に示す変換イネイブル信号Ｃ
ＯＮ　−ＥＮＡに対し、水平同期信号Ｈが同図（ａ）の
中程に示す如く、早まった場合、即フリップフロップ１
１が同図（ｃ）の中程に示す如くセットされずリセット
状態となシ、その状態が第５図（ｄ）に示す検出クロッ
クＴ　−ＣＬＫに同期してフリップフロップ１２に読込
まれ、該フリップ７０．ゾ１２が第５図（ｅ）　ｐ　（
ｆ）に示す如くリセット状態となる。これによシ、ダー
ト回路１４Ａ、１４Ｂは、タイミング発生器１３−１Ｉ
ｈら発生される第５図（ｇ）　、　（ｈ）に示すタイミ
ング信号ＴＡ　、　ＴＢに代って、同図（１）　、　（
ｊ）に示すタイミング信号ＴＣ、ＴＤを選択出力し、こ
のタイミング信号ＴＣ、ＴＤに従った変換イネイブル信
号、ＣＯＮ　−ＥＮＡが第５図（ｂ）の後半に示す如く
フリップフロップ１５よ多出力される。即ち、水平同期
信号Ｈのタイミングが変換イネイブル信号ＣＯＮ　−Ｅ
ＮＡのイネイブルタイミングよシ早まる状態に陥ると、
これに伴って変換イネイブル信号ＣＯＮ　−ＥＮＡのタ
イミングがタイミング信号ＴＢ　、　ＴＤ　、ＴＡ　、
　ＴＢの時間差分だけ早められる（引き戻される）。従
って、水平同期信号Ｈが徐々時間差が大きくなると、検
出クロックＴ　−ＣＬＫ時点で、順次積み重なってきた
水平同期信号Ｈと変換イネイブル信号ＣＯＮ　−１ｉ１
：ＮＡとの関係を遠ざけることとなシ、メモリ上におけ
る記録画像のメモリマツプは第６図に示す如くとなる。

これによシ、前述したような水平同期部分の欠如はなく
なシ、再生時に画像が水平方向にずれるという不都合が
回避され、画像信号の水平同期のずれが成る程度大きく
なっても、これに対応する画像を確実にディジタル量の
信号としてメモリに記録でき、安定した再生画像（静止
画像）を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上詳記したように本発明の画像記録再生方式によれば
、画像信号の垂直同期に同期した一定時間間隔でメモリ
に画像データを記録する画像記録再生手段において、画
像信号の水平同期が大きくずれても、そのずれを補正し
て、各ライン上の対応するメモリ番地に実画像データを
確実に記録でき、画像の乱れをなくして、安定した再生
画像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（＝）　、　（ｂ）は本発明で対象とする画像記
録再生手段における変換イネイブル信号と画像信号との
関係を示す信号波形図、第２図、及び第３図はそれぞれ
上記第１図に示す信号のずれが生じた際の記録画像のメ
モリマツプ、第４図は本発明の一実施例を示す回路プロ
、り図、第５図（、）乃至（ｊ）はそれぞれ上記実施例
における各部の信号状態を示すタイムチャート、第６図
は上記実施例における記録画像メモリマツプである。 １１．１２．１５・・・フリップフロップ、１３・・・
タイミング発生器、１４に、１４Ｂ・・・ダート回路、
Ｈ・・・水平同期信号、ＣＯＮ　−ＥＮＡ・・・変換イ
ネイブル信号、Ｔ−ＣＬＫ・・・検出クロック、ＴＡ。 ＴＢ　、　ＴＣ、ＴＤ・・・タイミング信号。 出願人代理人・　弁理士　鈴　江　武　彦特許庁長官　
若　杉　和　夫　殿 １．事件の表示 特願昭５８−１８２６５３号 ２、発明の名称 画像記録再生方式 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 （３０７）　東京芝浦電気株式会社 ４、代理人 昭和５９年１月３１日 ６、補正の対象 明細書 ７、補正の内容 （１）　明細書第１２頁Ｉ８８行目乃至同頁第９行目に
「第５図（ａｌ乃至（ｊ）は」とあるな「第５図は」と
訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像信号に含まれる水平期間毎の実画像信号をアナログ
   −ディジタル変換し、メモリにストアして、該メモリの
   読出しデータから再生画像を得る装置において、前記画
   像信号の垂直同期に従い所定の時間差をもつ一定周期の
   複数組のタイミング信号を発生するタイミング発生器と
   、このタイミング発生器の出力から１組のタイミング信
   号を選択し出力するダート回路、及びこのダート回路よ
   シ出力されるタイミング信号により水平期間における水
   平同期信号を含む画像信号を取出すための変換イネイブ
   ル信号を生成する変換イネイブル信号出力回路と、との
   変換イネイブル信号出力回路の出力信号と前記画像信号
   からの分離した水平同期信号とを入力し、その入力信号
   の所定時間幅以上の時間差有無を判別する判別回路と、
   この判別回路の出力信号によシ前記ｆｆ−）回路を切換
   制御する手段とを有し、前記変換イネイブル信号を、前
   記水平同期信号に対し、常に一定の時間差内に留めるこ
   とを特徴とした画像記録再生方式。