JPH0686827U - 板材搬送装置の位置決め装置 - Google Patents

板材搬送装置の位置決め装置

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JPH0686827U
JPH0686827U JP3199793U JP3199793U JPH0686827U JP H0686827 U JPH0686827 U JP H0686827U JP 3199793 U JP3199793 U JP 3199793U JP 3199793 U JP3199793 U JP 3199793U JP H0686827 U JPH0686827 U JP H0686827U
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JP
Japan
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plate material
positioning
feed roller
plate
conveying device
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JP3199793U
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渡 稲垣
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材加工機のテーブルに板材を搬入して位置
決めするにつき、位置決め動作を簡単な構成で行えるよ
うにする。また、板材加工機のワークホルダ等との干渉
が生じないように位置決め可能とする。 【構成】 架設レール3に沿って走行するローダ17
に、板材Wを吸着する複数の下向きの吸着パッド22を
設ける。このローダ17に、テーブル9上の板材Wの上
面に接して板材Wを移動させる送りローラ25を設け
る。送りローラ25は、昇降装置26で昇降可能とし、
内蔵の回転駆動装置28で回転させる。送りローラ25
によりテーブル9上で板材Wを斜めに移動させ、ワーク
ホルダ14およびエンドロケータ15に押し付けて位置
決めする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パンチプレス等の板材加工機のワークテーブル上に搬入された板 材を位置決めする板材搬送装置の位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パンチプレス等の板材加工機では、架設レールに沿って走行する吸着式 の板材搬送装置を用い、ワークテーブルへの板材の搬入と位置決めとを行ってい る。 この種の板材搬送装置として、図6に示すように、搬送用の多数の吸着パッド 51の他に、2個の位置決め用の吸着パッド52,53を設け、これらを斜め方 向の位置決めシリンダ54,55に取り付けたものがある。位置決めを行うとき は、ワークテーブル58上に板材Wを搬入した後、搬送用の吸着パッド51の吸 着を解除し、位置決め用の吸着パッド52,53を位置決めシリンダ54,55 で斜め方向(白矢印方向)に移動させる。これにより、板材Wの隣合う2辺が2 個のワークホルダ56およびエンドロケータ57にそれぞれ押し付けられ、位置 決めされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記構成の位置決め装置では、吸着パッド52,53に付帯する吸着 弁や圧力スイッチなどの多数の吸気系部材が必要で構成が複雑になる。しかも、 位置決め動作では吸着パッド52,53をワークホルダ56に接近させることに なるため、板材Wの寸法によってはワークホルダ56と干渉するなどの問題点が ある。
【0004】 この考案の目的は、構成が簡単で、板材加工機との干渉も生じない板材搬送装 置の位置決め装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の位置決め装置は、架設レールに沿って走行するローダに、板材を吸 着する複数の下向きの吸着パッドを設けた板材搬送装置において、テーブル上に 載せられた板材の上面に接してこの板材を移動させる送りローラを設けたもので ある。送りローラは、前記ローダに昇降可能に設置し、昇降装置で昇降させ、回 転駆動装置で回転させる。
【0006】
【作用】
ローダは、吸着パッドで板材を吸着して走行し、板材加工機等のテーブル上に 搬送する。このテーブル上で吸着パッドの吸引を解除して板材を降ろした後、送 りローラを下降させ、送りローラの回転により板材をテーブル上で移動させる。 この移動により、テーブル上に設けられた位置決め手段、例えばワークホルダや エンドロケータ等に板材を押し付け、板材の位置決めを行う。この場合に、送り ローラ自体は移動せず、テーブルの位置決め手段から離れた位置で送りを行える ため、位置決め手段との干渉を回避できる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図5に基づいて説明する。 図3はこの位置決め装置を装備した板材搬送装置が用いられる板材加工ライン の概略正面図である。板材加工機1と、板材Wを積載した材料台2とにわたって 、その上方間に支柱4で支持された架設レール3が設けられ、この架設レール3 に沿って走行自在に板材搬送装置5が設置されている。板材搬送装置5は、モー タ6に連結したチェーン7により走行駆動される。
【0008】 板材加工機1は、図4に平面図で示すタレットパンチプレスからなり、フレー ム8にタレット10が設けられ、その前方にワークテーブル9が設けられている 。ワークテーブル9は、中央の固定テーブル9aと、両側のスライドテーブル9 bとからなり、スライドテーブル9bはキャリッジ11と共に、ベッド12上を 前後(Y軸方向)に移動可能である。キャリッジ11にはクロススライド13が 横(X軸方向)に移動可能に搭載されており、クロススライド13に複数のワー クホルダ14が設けられている。これらキャリッジ11およびクロススライド1 3の移動により、ワークホルダ14に把持された板材Wの任意箇所を、パンチ位 置Pに送ることができる。ワークテーブル9の上面には多数の回転自在なトラン スファーボール16が分散配置されている。同図におけるワークテーブル9の左 端には、突没自在なピンからなるエンドロケータ15が設けられている。エンド ロケータ15は、板材Wの当接を通電等により検出する検出手段(図示せず)を 備えている。
【0009】 図1および図2は、ワークホルダ14およびエンドロケータ15と、板材搬送 装置5との関係を各々示す斜視図および破断側面図である。ワークホルダ14は 、固定アーム14aと可動アーム14bとの間で板材Wの端部を挟持するもので あり、固定アーム14aには板材Wの端面を当接させる位置決め面14cが設け られている。また、ワークホルダ14には、前記位置決め面14cに板材Wが当 接したことを検出する近接スイッチまたはタッチスイッチ等の検出器(図示せず )が付設されている。
【0010】 板材搬送装置5は、架設レール3に沿って走行するローダ17を有し、ローダ 17には昇降枠用昇降シリンダ18およびガイドロッド19からなる昇降機構2 0で昇降駆動される昇降枠21が設けられている。この昇降枠21には、板材W を吸着する搬送用の複数の吸着パッド22が前後左右に並べて各々昇降自在に取 り付けられると共に、各吸着パッド22に対応する複数のパッド用昇降シリンダ 23が取り付けられている。各吸着パッド22の軸部22aと、これに対応する パッド用昇降シリンダ23のピストンロッド23aとはそれぞれ連結材24で連 結され、パッド用昇降シリンダ23により吸着パッド22が昇降駆動される。
【0011】 昇降枠21には、さらに位置決め用の送りローラ25が設けてある。送りロー ラ25は、支持枠27により回転自在に支持され、ローラに内蔵のモータ28に よって回転駆動される。支持枠27は、昇降枠21に設置したローラ用昇降シリ ンダ26のピストンロッド26aの下端に水平揺動自在に取付けられている。送 りローラ25の揺動方向は、その軸が板材Wのワークホルダ14に当接する1辺 と、エンドロケータ15に当接する1辺とにまたがる斜め方向に向くように2本 のばね部材29で規制されている。すなわち、昇降枠21と支持枠27とを2本 のばね部材29で連結し、前記斜め方向となる中立位置に送りローラ25の方向 を弾性的に規制している。
【0012】 上記板材搬送装置5を用いた板材Wの搬入および位置決め動作を説明する。板 材搬送装置5は、図3の材料台2の上方で各吸着パッド22により板材Wを吸着 し、昇降枠21を上昇させて板材Wを持ち上げる。ついで、板材搬送装置5を板 材加工機1の上方まで走行させ、昇降枠21を下降させて板材Wを図5(A)の ようにワークテーブル9上に載置する。
【0013】 この後、次のように位置決め動作を行う。搬送用の各吸着パッド22は吸着を 解除し、各パッド用昇降シリンダ23の駆動により少し上昇させる。一方、ロー ラ用昇降シリンダ26の駆動により送りローラ25を降下させて板材Wの上面に 押付ける。 ついで、送りローラ25に内蔵されたモータ28によって送りローラ25を図 5(B)に矢印Rで示すように回転駆動させる。これにより、板材Wは斜め方向 (白矢印方向)に押されて、図5(C)のようにその1辺がワークホルダ14に 、他の1辺がエンドロケータ15にそれぞれ押し付けられ、板材Wの位置決めが 行われる。送りローラ25の軸方向はばね部材29でほぼ所定の斜め方向に規制 されているが、その斜め方向の角度はばね部材の付勢力に抗してある程度修正可 能であるため、板材Wの1辺がワークホルダ14およびエンドロケータ15のい ずれか一方に先に押し付けられ後、なおも送りローラ25の回転駆動を続けるこ とにより、板材Wの2辺がそれぞれワークホルダ14とエンドロケータ15の両 方に押し付けられる状態まで板材Wを移動させることができる。
【0014】 この位置決め動作において、送りローラ25はワークホルダ14やエンドロケ ータ15から離れた位置で回転駆動するだけであるため、ワークホルダ14等と 干渉することがない。このように、送りローラ25により板材Wの位置決めが行 えるため、従来の位置決め用吸着パッドを用いるものと異なり、位置決め用吸着 パッドの吸着バルブや、その吸着制御用の圧力スイッチ等が不要となり、簡単な 構成で済む。また、送りローラ25の回転駆動装置をローラに内蔵のモータ28 としたため、コンパクトで簡単な構成となる。なお、送りローラの回転駆動装置 は支持枠27等に設置しても良い。
【0015】
【考案の効果】
この考案の板材搬送装置の位置決め装置は、テーブル上に載せられた板材の上 面に接する昇降可能な送りローラを設け、その送りローラを回転駆動させること により板材を移動させて位置決めするようにしたため、斜め移動可能な吸着パッ ドで位置決めする従来のものに比べて、空圧系等が簡略化されて全体構造が簡単 になり、しかも板材加工機との干渉も回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その破断側面図である。
【図3】その実施例を応用した板材加工ラインの概略正
面図である。
【図4】その板材加工機の平面図である。
【図5】その実施例による位置決め動作の説明図であ
る。
【図6】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
3…架設レール、5…板材搬送装置、9…ワークテーブ
ル、17…ローダ、18…昇降枠用昇降シリンダ、19
…ガイドロッド、20…昇降機構、21…昇降枠、22
…吸着パッド、25…送りローラ、26…ローラ用昇降
シリンダ、27…支持枠、28…モータ(ローラの回転
駆動装置)、W…板材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架設レールに沿って走行するローダに、
    板材を吸着する複数の下向きの吸着パッドを設けた板材
    搬送装置において、テーブル上に載せられた板材の上面
    に接してこの板材を移動させる送りローラを、前記ロー
    ダに昇降可能に設置し、かつこの送りローラの回転駆動
    装置および昇降装置を設けた板材搬送装置の位置決め装
    置。
JP3199793U 1993-05-20 1993-05-20 板材搬送装置の位置決め装置 Pending JPH0686827U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006159270A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Fukagawa:Kk ダクト素板の自動調芯供給装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006159270A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Fukagawa:Kk ダクト素板の自動調芯供給装置
JP4680579B2 (ja) * 2004-12-10 2011-05-11 株式会社フカガワ ダクト素板の自動調芯供給装置

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