JP3143128B2 - プレスブレーキのフロントテーブル装置 - Google Patents

プレスブレーキのフロントテーブル装置

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JP3143128B2
JP3143128B2 JP03010028A JP1002891A JP3143128B2 JP 3143128 B2 JP3143128 B2 JP 3143128B2 JP 03010028 A JP03010028 A JP 03010028A JP 1002891 A JP1002891 A JP 1002891A JP 3143128 B2 JP3143128 B2 JP 3143128B2
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弘史 大成
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスブレーキの前側
で板状のワークを支持するフロントテーブル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプレスブレーキにおけるフロント
テーブル装置にワークを位置決めするゲージング方法
は、ワークを搬入するワークフレームの一側方にゲージ
を固定し、このゲージの固定位置に対応するワークフレ
ームの他側方に、図6に示すようにエアシリンダ101
を設けておき、ワークフレーム上に搬入されてきたワー
ク103をエアシリンダ101によってゲージ105側
に押圧し、ワーク103がゲージ105に当接して位置
決めされると、プレスブレーキの上型となるパンチ10
7とダイ109とによってワーク103に折曲加工を施
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、エアシリンダ101によってワーク
103の端部をゲージ105側に押圧するため、エアシ
リンダ101の押圧力が強くワーク103によっては中
間部に撓みを発生し、正確な位置決めができなくなると
いう問題点があった。
【0004】また、図7に示すように、ワーク103の
端面がダイ109上に載っている場合には、板厚が薄い
とエアシリンダ101によってゲージ105側に押圧す
ることができず、ワークが確実にゲージ105に突き当
てられず位置決めができなくなるという欠点があった。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、ワークの厚さに関係
なく正確に位置決めすることができるプレスブレーキの
フロントテーブル装置を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述のごとき問題に鑑み
て、本発明は、上型を備えた上部エプロンと下型を備え
た下部エプロンを備え、上部又は下部のエプロンの一方
を昇降自在に設けてなるプレスブレーキの前側において
板状のワークを支持するフロントテーブル装置におい
て、固定フレーム上に設けたワークフレームに、前後方
向に長い複数のパイプローラを左右方向に適宜間隔にか
つ回転自在に支持して設け、前記固定フレームに前後動
自在に支持された移動台に、前記複数のパイプローラ上
に支持されたワークを後方向へ押進するための複数のピ
ンゲージを、前記各パイプローラの間から上方に突出し
た状態に設け、かつ付勢装置を介して前記ピンゲージ側
へ付勢されるワーク吸着部材を設けた構成である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1にないし図5
によって説明する。
【0008】本実施例におけるプレスブレーキ1は図5
に示すように、上部エプロン3が固定側エプロンであ
り、下部エプロン5が可動側エプロンとなっているもの
で、下部エプロン5が上部エプロン3に対して昇降自在
となっている。
【0009】上部エプロン3はフレーム7の上側前面部
にボルト等によって固定されており、この上部エプロン
3の下端面には上型となるパンチ9が取付けられてい
る。
【0010】下部エプロン5はフレーム7の下側前面部
にボルト部材11により、前後に所定間隔をあけて取付
けられている支持板13および15間に支持されてお
り、支持板13および15に振れ止め用ローラ17が設
けてあって、下部エプロン5は振れ止め用ローラ17に
挾持された構成になっている。
【0011】この下部エプロン5はシリンダ19によっ
て昇降され、下部エプロン5の上端面には下型となるダ
イ21が取付けられ、シリンダ19の作動によってダイ
21は上昇し、前記上部エプロン3のパンチ9と圧接し
てワークに折曲加工を施すように構成されている。
【0012】図5には示していないが、前記下部エプロ
ン5の支持板13の前側(図5においては右側)には、
図1ないし図3に示すワークを搬入するための搬入支持
装置23が連結されるようになっている。
【0013】搬入支持装置23は床面25上に設けられ
た枠体形状の固定フレーム27と、この固定フレーム2
7上でリフタ29を介して設けられたワークフレーム3
1とより構成されている。そして固定フレーム27とプ
レスブレーキ1とは図3に示すように、ボルト33を介
して床面25近辺で連結され、ワークフレーム31と前
記下部エプロン5とはダイ21の下側で連結されてお
り、ワークフレーム31は下部エプロン5の上昇もしく
は下降に同期して、ワークフレーム31と固定フレーム
27との間に介在された複数個のシリンダ35,35に
よって昇降されるようになっている。
【0014】このワークフレーム31の上面にはワーク
の搬入方向(図1の矢印方向,左右方向)に対して直角
方向(前後方向)に架設された複数本のパイプローラ3
7が回転自在に設けてある。すなわち、前後方向に長い
パイプローラ37は、図1に示すように左右方向に適宜
間隔に設けてある。そして、このパイプローラ37はチ
ェンなどによって巻回されており、このパイプローラ3
7の複数本中の1本にはエンコーダ付の駆動モータ39
が連動連結してあって、パイプローラ37上に載置され
たワークの長手方向(左右方向)のセンター合せが行え
るようになっている。この駆動モータ39はワークフレ
ーム31のフロント側に設けられた立設部41に取付け
られている。そして、この立設部41を設けたワークフ
レーム31の対応側(後側)は、前記パイプローラ37
のトップ面より僅かに低く形成され、パイプローラ37
のトップ面がパスライン(P.L)をなしている。した
がって、このパスラインP.Lの延長上にはダイ21の
上面が配された構成になっている(図3参照)。
【0015】前記固定フレーム27の長手方向の中心に
は、図2に示す台座43が左右対称的に振り分けられて
設けてあり、これらの台座43上には枠型フレーム45
が設けられており、このこの枠型フレーム45のパイプ
ローラ37と平行する方向の上端面には前後方向に長い
ガイドレール47が設けてあって、このガイドレール4
7上にはガイドレール47に沿って前後方向に移動する
移動台49が摺動自在に設けてある。この移動台49の
下側面には回転自在なボールネジ51のハウジング53
が固定してあり、ボールネジ51を伝達部材を介して駆
動モータ55で回転させることにより、前記移動台49
は前記ガイドレール47に沿って前後方向(図1におい
て上下方向)に移動されるように構成してある。
【0016】上記構成よりなる移動台49の上面には、
ワークの搬送方向に沿って適宜な間隔で複数個のピンゲ
ージ57が並設されており、その基準面側はワークの搬
入方向に沿って直線上に並設され、ピンゲージ57の先
端部は前記パスラインPL上に突設されている。このピ
ンゲージ57の突設は図1に示すように、並設されたパ
イプローラ37の中心部より左右側に振分けられ、パイ
プローラ37の中間に配設されており、その前面側は基
準面SLとなっておりワークに当接される。
【0017】この基準面SLの長手方向に対応するワー
クフレーム31上には、ワークの折曲げ加工時に、ワー
クの次第に上昇傾斜する部分を、上昇傾斜に追従して支
持するワークサポート59が左右に設けてある。このワ
ークサポート59は、一般に、いわゆる追従装置として
知られており、例えば、下型の肩部の部分を中心として
傾斜するもので、複数のリンク61をパンタグラフ状あ
るいは平行リンク状に組合せた構成部を、例えばエアー
シリンダによって作動することにより傾斜されるもので
ある。そして外枠31aには複数個の追従アーム63が
パイプローラ37の間に配設され、前記ワークサポート
59と一体的に作動してワークの傾斜に追従してワーク
を支持するように構成されている。なお、この種の追従
装置は良く知られているので、詳細な説明は省略する。
【0018】これらの追従アーム63の中心となるアー
ムの両側には吸着部材65が設けてある。この吸着部材
65は、例えば電磁石のようにワークを固定する時だけ
通電され吸着できるものであればよく、吸着パットによ
る負圧の吸着でも同様に用いることができる。
【0019】この吸着部材65は図4に示すように追従
アーム63にホルダ67を介して取付けられており、吸
着部材65の表面はパスラインPLと一致する高さに備
えられている。そして吸着部材65を取付けた前後動自
在のホルダ67はその一端に付勢装置としてのバネ69
を介してフロント側(ピンゲージ側)に常時付勢され、
ワークの吸着時にワークの端面をピンゲージ57に押し
付けるように作用している。
【0020】上述した構成よりなる本実施例の作動につ
いて以下に説明する。
【0021】駆動モータ39を駆動してパイプローラ3
7を回転させることにより図1のパイプローラ37上に
ワークが矢印で示したごとく、左右方向から搬入されて
くると、図2に示した駆動モータ55が駆動されボール
ネジ51を介して移動台49が後進(図1において上
方)し、ワークを基準位置SPに整列させる。この時同
時にエンコーダ付の駆動モータ39によってワークは長
手方向に中心を位置決めされる。
【0022】この状態より再度移動台49が後進し、ワ
ークの端面はピンゲージ57の基準面に押されてプレス
ブレーキ1の加工位置に移される。この際、ワークはワ
ークフレーム31上に枠外31a上を越えた状態とな
る。ここで、吸着部材65がオン状態となってワークを
吸着固定している。
【0023】次に、プレスブレーキ1の下部エプロン5
と搬入支持装置23のワークフレーム31が上昇し、プ
レスブレーキ1の上部エプロン3のパンチ9にダイ21
が圧接しワークの曲げ加工が開始されると、エアーシリ
ンダが作動され、ワークを載置固定したワークフレーム
31の外枠31aが、ワークサポート59の作動で追従
アーム63とともに傾斜してワークの折曲げられた部分
を支持することになる。
【0024】このようにして、ワークの折曲げ加工が終
了すると、ワークサポート59およびワークフレーム3
1とダイ21は徐々に下降し、ワークはその一部が折曲
げされた状態でワークフレーム31上に置かれる。そし
て、下降の際、吸着部材65がワークを吸着しており、
吸着部材65がワークの吸着を解放すると、再度、エン
コーダ付の駆動モータ39と移動台49の作動によって
次工程へ移送される。
【0025】すなわち、本実施例においてはワークが搬
入支持装置23上に搬入されることにより、エンコーダ
付の駆動モータ39とピンゲージ57との位置決めによ
って自動的に折曲げ加工のための位置決めが行われるの
で、従来問題となっていたワークの厚さによる撓みの発
生はなく、またワークをエアシリンダによって押圧する
工程もなく、極めて迅速に折曲げ加工のための位置決め
が行える効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本発明は、上型を備えた上部エプロ
ン(3)と下型を備えた下部エプロン(5)を備え、上
部又は下部のエプロンを昇降自在に設けてなるプレスブ
レーキの前側において板状のワークを支持するフロント
テーブル装置において、固定フレーム(27)上に設け
たワークフレーム(31)に、前後方向に長い複数のパ
イプローラ(37)を左右方向に適宜間隔にかつ回転自
在に支持して設け、前記固定フレーム(27)に前後動
自在に支持された移動台(49)に、前記複数のパイプ
ローラ(37)上に支持されたワークを後方向へ押進す
るための複数のピンゲージ(57)を、前記各パイプロ
ーラ(37)の間から上方に突出した状態に設け、かつ
付勢装置を介して前記ピンゲージ(57)側へ付勢され
るワーク吸着部材(67)を設けたものである。
【0027】したがって、パイプローラ37上に左右方
向から搬送された板状のワークを複数のピンゲージ57
でもって後方向へ移動でき、ワークの左右方向の搬送停
止から前後方向の位置決めの一連の動作を迅速に行うこ
とができ、プレスブレーキに対するワークの搬入,位置
決めの自動化が容易であり、加工能率向上を図ることが
できるものである。
【0028】また、前記複数のピンチゲージ57でもっ
てワークを後方向へ押進するとき、ワーク吸着部材65
でもってワークを吸着でき、かつ付勢装置でもって付勢
されることにより、ワークの接続部に複数の各ピンゲー
ジ57を確実に当接できて、ワークを正確に後方向へ移
動位置決めできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線の拡大断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例のプレスブレーキの側面図で
ある。
【図6】従来のフロントテーブル装置におけるワークを
位置決めする説明図である。
【図7】従来のフロントテーブル装置におけるワークを
位置決めする説明図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 3 上部エプロン 5 下部エプロン 9 パンチ 21 ダイ 27 固定フレーム 31 ワークフレーム 31a ワークフレームの外枠 37 パイプローラ 39 駆動モータ 47 ガイドレール 49 移動台 51 ボールネジ 57 ピンゲージ 59 ワークサポート 65 吸着部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型を備えた上部エプロン(3)と下型
    を備えた下部エプロン(5)を備え、上部又は下部のエ
    プロンの一方を昇降自在に設けてなるプレスブレーキの
    前側において板状のワークを支持するフロントテーブル
    装置において、固定フレーム(27)上に設けたワーク
    フレーム(31)に、前後方向に長い複数のパイプロー
    ラ(37)を左右方向に適宜間隔にかつ回転自在に支持
    して設け、前記固定フレーム(27)に前後動自在に支
    持された移動台(49)に、前記複数のパイプローラ
    (37)上に支持されたワークを後方向へ押進するため
    の複数のピンゲージ(57)を、前記各パイプローラ
    (37)の間から上方に突出した状態に設け、かつ付勢
    装置を介して前記ピンゲージ(57)側へ付勢されるワ
    ーク吸着部材(65)を設けたことを特徴とするプレス
    ブレーキのフロントテーブル装置。
JP03010028A 1991-01-30 1991-01-30 プレスブレーキのフロントテーブル装置 Expired - Fee Related JP3143128B2 (ja)

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