JP2001340986A - レーザ加工システム及びレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工システム及びレーザ加工方法

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JP2001340986A
JP2001340986A JP2000161703A JP2000161703A JP2001340986A JP 2001340986 A JP2001340986 A JP 2001340986A JP 2000161703 A JP2000161703 A JP 2000161703A JP 2000161703 A JP2000161703 A JP 2000161703A JP 2001340986 A JP2001340986 A JP 2001340986A
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pallets
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JP2000161703A
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Yasunori Chabata
泰範 茶畑
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Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工用パレットに対して加工済のワークと加
工前のワークとの交換を行うための待機時間を取る必要
がなく、複数のワークを連続的に加工することができ、
作業能率を向上させることができるレーザ加工システム
を提供する。 【解決手段】 ワーク22を載置する一対の加工用パレ
ット23A,23Bを上下2段に配置し、それらの加工
用パレット23A,23Bを移動機構24により、ワー
ク交換位置P1と加工位置P2とに交互に移動させる。
いずれか一方の加工用パレット23A,23Bが加工位
置P2に移動された状態で、レーザ加工機25により加
工用パレット23A,23B上のワーク22にレーザ加
工を施す。このワーク22の加工中に、他方の加工用パ
レット23B,23Aがワーク交換位置P1に移動され
た状態で、ワーク交換機構26により加工用パレット2
3B,23Aに対して、加工済のワーク22と加工前の
ワーク22との交換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属板等のワー
クにレーザ光を照射して切断等の加工を施すレーザ加工
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のレーザ加工システムとしては、
例えば次のような構成のものが知られている。すなわ
ち、この従来構成においては、ワークを載置する1つの
加工用パレットが移動機構により、レーザ加工機に対応
する加工位置と、ワーク搬入出機構に対応するワーク搬
入出位置とに移動可能に配置されている。そして、加工
用パレットが加工位置に移動された状態で、レーザ加工
機により加工用パレット上のワークに対してレーザ加工
が施されるようになっている。また、加工用パレットが
ワーク搬入出位置に移動された状態で、ワーク搬入出機
構により加工用パレットに対して、加工済のワークの搬
出及び加工前のワークの搬入が行われるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のレー
ザ加工システムにおいては、1つの加工用パレットが加
工位置とワーク搬入出位置とに移動されて、それらの位
置でワークの加工及び搬入出が行われるようになってい
る。このため、加工用パレット上のワークの加工後に、
その加工用パレットが加工位置からワーク搬入出位置に
移動されて、加工済のワークと次に加工するワークとの
置き換えが同一位置で行われることになる。このため、
ワークの段取り替えに時間がかかり、複数のワークを連
続的に加工するには時間がかかりすぎて、作業能率が悪
いという問題があった。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、加工用パレットに対して加工済のワークと加工前の
ワークとの交換を行うための待機時間を短くして、段取
り替えを効率的に行うことができて、複数のワークを連
続的に加工することができ、作業能率を向上させること
ができるレーザ加工システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明では、ワー
クを載置する一対の加工用パレットと、それらの加工用
パレットをワーク交換位置と加工位置とに交互に移動さ
せる移動機構と、加工位置に移動された加工用パレット
上のワークにレーザ加工を施すレーザ加工機と、ワーク
が収納された素材用ストッカ及びその素材用ストッカか
らワークを取り出すために昇降される昇降機構と、ワー
ク交換位置に移動された加工用パレットに対して、加工
済のワークと加工前のワークとの交換を行うワーク交換
機構とを備え、前記ワーク交換機構は、前記素材用スト
ッカから取り出された加工前のワークを加工用パレット
上に搬入するワーク搬入機構と、加工済のワークを加工
用パレット上から取り込んで製品用ストッカに搬出する
ワーク搬出機構とを含むことを特徴とするものである。
【0006】また、請求項4に記載の発明は、一対の加
工用パレットをワーク交換位置と加工位置とに交互に移
動させ、ワーク交換位置に移動された加工用パレットに
対して、加工済のワークと加工前のワークとの交換を行
うとともに、加工位置においてパレット上のワークに対
してレーザ加工を施すレーザ加工方法において、前記一
方のパレット上のワークに対するレーザ加工中に、他方
のパレットから加工済みワークを取り出すと同時に素材
用ストッカから取り出された加工前のワークを他方のパ
レットに載せるものである。
【0007】従って、この請求項1及び4に記載の発明
によれば、一対の加工用パレットがワーク交換位置と加
工位置とに交互に移動されながら、レーザ加工機により
加工位置の加工用パレット上のワークにレーザ加工が施
されると同時に、ワーク交換機構によりワーク交換位置
の加工用パレットに対して、加工済のワークと加工前の
ワークとの交換が行われる。よって、加工用パレット上
のワークの加工後に、加工用パレットに対して加工済の
ワークと加工前のワークとの交換を行うための待機時間
を取る必要がなく、複数のワークを連続的に加工するこ
とができて、作業能率を向上させることができる。そし
て、ワーク搬出機構により、加工用パレット上から加工
済のワークを搬出すると同時に、ワーク搬入機構によ
り、加工用パレット上に加工前のワークを搬入すること
ができる。よって、加工用パレットに対する加工済のワ
ークと加工前のワークとの交換を能率的に行うことがで
きる。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記一対の加工用パレットは、上下
2段に配置されていることを特徴とするものである。従
って、この請求項2に記載の発明によれば、一対の加工
用パレットを広いスペースを要することなく、加工位置
とワーク交換位置との間で移動可能に配置することがで
きて、システム全体をコンパクトにすることができる。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記ワーク搬入機構及びワーク搬出
機構は、ワーク交換位置を挟んで加工用パレットの移動
方向と交差する方向へ移動可能な移動フレームに一体移
動可能に支持され、ワーク搬入機構が加工前のワークを
受取るワーク搬入位置とワーク交換位置とに移動される
と同時に、ワーク搬出機構がワーク交換位置と加工済の
ワークを搬出するワーク搬出位置とに移動されるように
したことを特徴とするものである。
【0010】従って、この請求項3に記載の発明によれ
ば、ワーク搬入機構及びワーク搬出機構の移動を同期し
て行うことができて、加工用パレットに対する加工済の
ワークと加工前のワークとの交換を一層能率的に行うこ
とができる。
【0011】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載のレーザ加工方法において、素材用ストッカに収納さ
れた加工前のワークを順次一対の加工用パレットに載せ
てレーザ加工を行い、加工済みのワークを製品用ストッ
カに積載するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図面に基づいて説明する。 (全体の概略構成)まず、この実施形態のレーザ加工シ
ステムの全体構成及び動作について、概略的に説明す
る。図1〜図3に示すように、装置フレーム21上には
ワーク22を載置する一対の加工用パレット23A,2
3Bが上下2段に配設されている。
【0013】そして、これらの加工用パレット23A,
23Bが移動機構24により、左側のワーク交換位置P
1と右側の加工位置P2とに交互に移動される。なお、
この明細書では、図1及び図2の左右方向に従って左側
及び右側とする。
【0014】前記加工位置P2と対応するように、装置
フレーム21上にはレーザ加工機25が配設され、加工
位置P2に移動された加工用パレット23A,23B上
のワーク22にレーザ加工を施すようになっている。ワ
ーク交換位置P1と対応するように、装置フレーム21
上にはワーク交換機構26が配設され、ワーク交換位置
P1に移動された加工用パレット23A,23Bに対し
て、加工済のワーク22と加工前のワーク22との交換
が行われる。
【0015】前記ワーク交換機構26は、加工前のワー
ク22の吸着搬入を行うワーク搬入機構27と、加工済
のワーク22の搬出を行うワーク搬出機構28と、ワー
ク搬入機構27及びワーク搬出機構28と各加工用パレ
ット23A,23Bとの間でワーク22の受け渡しを行
うワーク受渡機構29とを備えている。前記ワーク搬入
機構27及びワーク搬出機構28は、ワーク交換位置P
1を挟んで加工用パレット23A,23Bの移動方向
(左右方向)と直交する前後方向へ移動可能な移動フレ
ーム30に一体移動可能に支持されている。
【0016】そして、ワーク搬入機構27が加工前のワ
ーク22を受取るワーク搬入位置P3とワーク交換位置
P1とに移動されると同時に、ワーク搬出機構28がワ
ーク交換位置P1と加工済のワーク22を搬出するワー
ク搬出位置P4とに移動される。
【0017】前記ワーク交換位置P1の上方に位置する
ように、装置フレーム21には素材用ストッカ31が配
設されている。素材用ストッカ31内には複数段の素材
パレット32が後方へ引き出し可能に収容され、それら
の素材パレット32上には複数枚の加工前のワーク22
が積層保持されている。素材用ストッカ31の後部には
昇降体33が昇降可能に支持され、加工前のワーク22
が素材パレット32とともに素材用ストッカ31内から
昇降体33上に引き出された後、昇降体33の下降によ
りワーク搬入位置P3の下方に移動配置されるようにな
っている。前記昇降体33上の素材パレット32に積層
保持された加工前のワーク22の右端縁と対応するよう
に、昇降体33の右側上部にはワーク磁化機構34が配
設されている。
【0018】そして、素材パレット32上の加工前のワ
ーク22の右端縁が、このワーク磁化機構34によりプ
ラス,マイナスいずれか一方の磁極に磁化されて、その
磁極同志の反発力により、ワーク22が1枚ずつ容易に
分離される。
【0019】以上の構成において、前記ワーク搬入機構
27がワーク搬入位置P3に移動配置された状態で、昇
降体33上の素材パレット32に積層保持された加工前
のワーク22の最上部の1枚が、ワーク搬入機構27に
より吸着される。このとき、ワーク搬出機構28がワー
ク交換位置P1に移動配置され、ワーク交換位置P1の
加工用パレット23A,23B上に載置されている加工
済のワーク22がリフタ装置を備えたワーク受渡機構2
9を介してワーク搬出機構28に取り込まれる。
【0020】その後、ワーク搬入機構27がワーク搬入
位置P3からワーク交換位置P1に移動されると、加工
前のワーク22がワーク交換位置P1に搬入され、ワー
ク受渡機構29を介してワーク交換位置P1の加工用パ
レット23A,23B上に受け渡される。このとき、ワ
ーク搬出機構28がワーク交換位置P1からワーク搬出
位置P4に移動されて、加工済のワーク22がワーク搬
出位置P4に配設された製品用ストッカ35に搬出され
る。
【0021】加工前のワーク22を載置した加工用パレ
ット23Aまたは23Bは、レーザ加工機25に搬送さ
れ、そこで適宜のレーザ加工が施される。レーザ加工が
終了すると、加工済みワーク22を載置した加工用パレ
ット23Bまたは23Aはワーク交換位置P1に搬送さ
れ、次いで前述のように製品用ストッカ35に搬出され
る。
【0022】以下に、各部の機構及び動作について詳述
する。 (ワーク磁化機構34)次に、前記ワーク磁化機構34
の構成及び動作について詳細に説明する。
【0023】図4及び図5に示すように、昇降体33の
右側上部にはブラケット38が取り付けられ、このブラ
ケット38にはホルダ39が一対のガイドロッド40を
介して移動可能に支持されている。昇降体33上の素材
パレット32に積層保持された加工前のワーク22の右
端縁と接離可能に対応するように、ホルダ39には3つ
の永久磁石41が所定間隔おきに取り付けられている。
前記ブラケット38にはシリンダ42が配設され、その
ピストンロッドがホルダ39に連結されている。
【0024】そして、図4及び図5に示すように、シリ
ンダ42が突出動作されることにより、ホルダ39が加
工前のワーク22側に接近移動され、各永久磁石41が
ワーク22の右端縁に接合されて、そのワーク22の右
端縁がプラス,マイナスいずれか一方の磁極に磁化され
る。これにより、各ワーク22間にプラス,マイナスい
ずれかの磁極同志の反発力が生じて、その後のワーク搬
入機構27による吸着搬入時に、ワーク22が1枚ずつ
容易に分離されるようになっている。
【0025】(加工用パレット23A,23B及び移動
機構24)次に、前記加工用パレット23A,23B及
び移動機構24の構成及び動作について詳細に説明す
る。
【0026】図6〜図8に示すように、装置フレーム2
1の前後両側の内側には上下各一対のローラ45A,4
5Bが敷設されている。そして、各加工用パレット23
A,23Bがこれらのローラ45A,45Bに沿って、
ワーク交換位置P1と加工位置P2との間で移動され
る。
【0027】前記上下2段の加工用パレット23A,2
3B間において、それらの後側縁に沿って延びるよう
に、装置フレーム21には移動機構24を構成する無端
状の移動用チェーン46が一対のスプロケット47を介
して張設されている。移動用チェーン46上には一対の
駆動突片48が突設され、各加工用パレット23A,2
3B上の被動片49に係合されるようになっている。
【0028】前記装置フレーム21上にはモータ50が
配設され、そのモータ軸が一方のスプロケット47に連
結されている。そして、このモータ50が図6の反時計
方向または時計方向に回転されることにより、スプロケ
ット47を介して移動用チェーン46が回転され、各駆
動突片48及び被動片49の係合を介して、各加工用パ
レット23A,23Bがワーク交換位置P1と加工位置
P2とに交互に移動される。
【0029】図6〜図8に示すように、前記各加工用パ
レット23A,23Bは、四角枠状の外枠51と、その
外枠51内に前後方向へ所定間隔おきに配設された複数
の横桟52と、それらの横桟52上に左右方向へ所定ピ
ッチで配列された複数の支持板53とから構成されてい
る。そして、各支持板53の上端縁には鋸刃状の突部5
3aが形成され、これらの突部53aの頂部において加
工前のワーク22が支持される。
【0030】図6、図7、図9及び図10に示すよう
に、前記各加工用パレット23A,23Bにおける外枠
51の前端上部には、複数の前部規制体54が配設され
ている。外枠51の右端上部には複数のワーククランプ
機構55が配設され、それらのホルダ56の一部には側
部規制体57が設けられている。
【0031】そして、前記ワーク搬入機構27からワー
ク受渡機構29を介してワーク交換位置P1の加工用パ
レット23A,23B上に加工前のワーク22が搬入さ
れる際、そのワーク22が図示しないワーク押付機構に
よって右側前方に押付けられる。これにより、ワーク2
2の前端縁及び右端縁が前部規制体54及び側部規制体
57に当接されて、ワーク22が加工用パレット23
A,23B上の所定位置に位置決めされる。
【0032】図9及び図10に示すように、前記各ワー
ククランプ機構55のホルダ56は、外枠51の右端上
部に取付板58を介して取り付けられ、そのホルダ56
の左側面に前記側部規制体57及び固定クランプ体59
が突設されている。ホルダ56にはクランプ軸60が上
下動可能及び回動可能に挿通支持され、その上端には可
動クランプ体61が固定クランプ体59と接離可能に対
応するように取り付けられている。クランプ軸60の下
端外周には螺旋溝62が形成され、この螺旋溝62と係
合するようにホルダ56には係合ピン63が固定されて
いる。
【0033】前記ホルダ56とクランプ軸60との間に
はバネ64が介装され、このバネ64によりクランプ軸
60が下方に向かって移動付勢されている。そして、図
9及び図10に実線で示すように、バネ64の付勢力に
よりクランプ軸60が下方に移動された状態では、螺旋
溝62と係合ピン63との係合を介してクランプ軸60
が時計方向に回動されて、可動クランプ体61が固定ク
ランプ体59に接近対応したクランプ位置に配置され
る。これにより、加工用パレット23A,23B上に搬
入されたワーク22が、両クランプ体59,61間でク
ランプされる。
【0034】図6及び図10に示すように、前記ワーク
交換位置P1における装置フレーム21には複数の解除
用シリンダ65が配設され、それらのピストンロッドの
上端には解除体66が設けられている。そして、加工用
パレット23A,23Bがワーク交換位置P1に移動配
置されたとき、各ワーククランプ機構55のクランプ軸
60が各解除体66の上方に対向配置される。
【0035】この状態で、各解除用シリンダ65が突出
動作されることにより、解除体66を介して各クランプ
軸60が上方に移動され、螺旋溝62と係合ピン63と
の係合を介してクランプ軸60が反時計方向に回動され
る。これにより、図9及び図10に鎖線で示すように、
可動クランプ体61が固定クランプ体59から離間した
解除位置に配置されて、両クランプ体59,61間での
ワーク22のクランプが解除される。
【0036】(レーザ加工機25)次に、前記レーザ加
工機25の構成及び動作について詳細に説明する。図1
及び図2に示すように、加工位置P2の装置フレーム2
1上には加工テーブル70が左右方向へ移動可能に装備
されている。そして、加工前のワーク22を載置した加
工用パレット23A,23Bが移動機構24によりワー
ク交換位置P1から加工位置P2に移動されたとき、そ
の加工用パレット23A,23Bが加工テーブル70上
に引き込まれて、図示しないパレットクランプ機構によ
り所定位置にクランプされる。前記加工テーブル70の
上方において装置フレーム21には、加工ヘッド71が
前後方向及び上下方向へ移動可能に配設されている。
【0037】そして、加工テーブル70が左右方向へ移
動されるとともに、加工ヘッド71が前後方向に移動さ
れることによって、加工ヘッド71が加工用パレット2
3A,23B上のワーク22の所定加工部に対向配置さ
れる。この状態で、レーザ発振器72にて発振されたレ
ーザ光が加工ヘッド71からワーク22に照射されて、
ワーク22の所定加工部に切断等の加工が施される。そ
の後、加工済のワーク22を支持した加工用パレット2
3A,23Bが移動機構24により、加工位置P2から
ワーク交換位置P1に移動される。
【0038】(ワーク交換機構26のワーク搬入機構2
7)次に、前記ワーク交換機構26のワーク搬入機構2
7の構成及び動作について詳細に説明する。
【0039】図11、図12及び図18に示すように、
前記装置フレーム21には左右一対のガイドレール75
が延長配置されている。そして、このガイドレール75
間に前述したほぼ四角枠状の移動フレーム30が複数の
ガイドローラ76を介して移動可能に支持され、その移
動フレーム30の後部下面にワーク搬入機構27が垂設
されるとともに、前部下面にワーク搬出機構28が垂設
されている。
【0040】前記各ガイドレール75内の前後両端間に
は、駆動用チェーン77が固定位置で張設されている。
移動フレーム30の左右両側面には各一対のガイドスプ
ロケット78が支持板79を介して回転可能に支持さ
れ、駆動用チェーン77に噛合されている。両支持板7
9間には駆動軸80が回転可能に支持され、その両端に
は駆動用チェーン77に噛合する駆動スプロケット81
が取り付けられている。前記移動フレーム30の中央上
面には駆動用モータ82が配設され、歯車機構83を介
して駆動軸80に連結されている。
【0041】そして、駆動用モータ82にて駆動軸80
が回転されることにより、駆動スプロケット81と駆動
用チェーン77との噛合を介して、移動フレーム30が
後方または前方に移動される。これにより、ワーク搬入
機構27が後方のワーク搬入位置P3に移動されると同
時に、ワーク搬出機構28が中央のワーク交換位置P1
に移動され、またはワーク搬入機構27が中央のワーク
交換位置P1に移動されると同時に、ワーク搬出機構2
8が前方のワーク搬出位置P4に移動される。
【0042】図11及び図13〜図15に示すように、
前記ワーク搬入機構27の支持枠84は、移動フレーム
30の後部下面に複数の球軸受85を介して前後方向及
び左右方向へ移動自在に垂下支持されている。支持枠8
4の下面には複数の吸盤86が前後及び左右に所定の間
隔をおいて配設され、図示しない吸引源にそれぞれ接続
されている。
【0043】そして、図11に鎖線で示すように、ワー
ク搬入機構27がワーク搬入位置P3に移動配置された
状態で、前記昇降体33が下方位置から上昇されること
により、昇降体33上の素材パレット32に積層保持さ
れた加工前のワーク22の上面が各吸盤86に接合され
る。この状態で、吸引源からの吸引空気流により、最上
部に位置する1枚のワーク22が吸盤86の下面に吸着
される。その後、図11に実線で示すように、昇降体3
3が下方位置まで移動復帰されるとともに、移動フレー
ム30が前方に移動されて、ワーク搬入機構27に吸着
支持されたワーク22がワーク交換位置P1に搬入され
る。
【0044】図13及び図14に示すように、前記複数
の吸盤86の内で、右側前部寄りに配置された適数の吸
盤86上には振動用シリンダ87が連結配置されてい
る。そして、吸盤86により素材パレット32上から1
枚のワーク22が吸着される際に、振動用シリンダ87
の出没動作によりワーク22に振動が付与される。これ
により、1枚目のワーク22に2枚目以降のワーク22
が接合している場合に、その2枚目以降のワーク22が
振り落とされて、1枚のワーク22のみが確実に吸着さ
れる。
【0045】前記支持枠84の前端縁及び右端縁と対応
するように、移動フレーム30の下面には複数の位置規
制体88が突設されている。支持枠84の後端縁及び左
端縁と対応するように、移動フレーム30には複数の位
置決め用シリンダ89が配設され、それらのピストンロ
ッドが支持枠84に連結されている。
【0046】そして、吸盤86により素材パレット32
上から1枚のワーク22が吸着された後、位置決め用シ
リンダ89の突出動作により、支持枠84が前方及び右
側方に向かって押付けられる。これにより、ワーク22
の前端縁及び右端縁が位置規制体88に当接されて、ワ
ーク22が移動フレーム30の下面の所定位置に位置決
めされる。
【0047】図13及び図16に示すように、前記支持
枠84のほぼ中央には支持ロッド90が取付金具91を
介して垂設され、その下端には光センサ等よりなるワー
ク有無検出用センサ92が取り付けられている。そし
て、吸盤86により素材パレット32上から1枚のワー
ク22が吸着された後、このワーク有無検出用センサ9
2によって、ワーク22の有無が検出確認される。
【0048】図13及び図17に示すように、前記支持
枠84の前端縁と対応して、移動フレーム30の下面に
は昇降用シリンダ93がブラケット94を介して配設さ
れ、そのピストンロッドの下端には取付板95が取り付
けられている。取付板95の下面には移動用シリンダ9
6が配設され、そのピストンロッドの先端には支持板9
7が取り付けられている。支持板97には支持アーム9
8が上下方向へ相対移動可能に支持され、その下部には
取付板95の上面のガイド溝99に係合可能なガイドロ
ーラ100が設けられている。
【0049】前記支持アーム98の下部には、第1接触
ローラ101が回転可能に支持されている。支持アーム
98の上部には検出用シリンダ102が配設され、その
ピストンロッドの下端には第1接触ローラ101と接離
可能に対応する第2接触ローラ103が回転可能に支持
されている。検出用シリンダ102の外側にはワーク枚
数検出用センサ104が配設され、検出用シリンダ10
2の出没動作量に基づいて、ワーク22の枚数が検出さ
れるようになっている。
【0050】そして、吸盤86により素材パレット32
上からワーク22が吸着保持された後、昇降用シリンダ
93及び移動用シリンダ96の突出動作により、第1接
触ローラ101がワーク22の前端上面に接触される。
この状態で、検出用シリンダ102の没入動作により、
第2接触ローラ103がワーク22の前端下面に接触さ
れる。このとき、検出用シリンダ102の出没動作量に
基づいて、ワーク枚数検出用センサ104によりワーク
22の枚数が検出され、2枚以上のワーク22が吸着保
持されている場合には、その後のワーク22の搬入動作
が中断される。
【0051】(ワーク交換機構26のワーク受渡機構2
9)次に、前記ワーク受渡機構29の構成及び動作につ
いて詳細に説明する。図6〜図8及び図11に示すよう
に、ワーク受渡機構29の昇降枠107は、ワーク交換
位置P1に移動配置された加工用パレット23A,23
Bの下方部に、パンタグラフ108を介して昇降可能に
配設されている。昇降枠107の上面には複数のリフト
板109が前後方向及び左右方向に所定の間隔をおいて
突設され、パンタグラフ108により昇降枠107が上
昇されたとき、これらのリフト板109が加工用パレッ
ト23A,23Bの横桟52間及び支持板53間の隙間
を貫通して上方に突出されるようになっている。
【0052】そして、図11に示すように、前記ワーク
搬入機構27の吸盤86に吸着保持された加工前のワー
ク22がワーク交換位置P1に搬入された後、ワーク受
渡機構29のリフト板109が、ワーク交換位置P1に
移動配置されている一方の加工用パレット23A,23
Bを貫通して上方に突出される。この状態で、吸盤86
によるワーク22の吸着が解放されて、ワーク22がリ
フト板109上に取り込まれる。その後、リフト板10
9が加工用パレット23A,23Bの下方位置まで下降
されて、ワーク22がリフト板109上から加工用パレ
ット23A,23Bの支持板53上に受け渡される。
【0053】一方、前記レーザ加工機25により、加工
用パレット23A,23B上のワーク22の加工が終了
した後、加工済のワーク22を支持した加工用パレット
23A,23Bがワーク交換位置P1に移動配置された
場合にも、ワーク受渡機構29のリフト板109が加工
用パレット23A,23Bを貫通して上方に突出され
る。これにより、加工済のワーク22が加工用パレット
23A,23Bの支持板53上からリフト板109上に
取り込まれて、後述するワーク搬出機構28の支持アー
ム112上に受け渡される。
【0054】(ワーク交換機構26のワーク搬出機構2
8及び製品用ストッカ35)次に、前記ワーク搬出機構
28及び製品用ストッカ35の構成及び動作について詳
細に説明する。
【0055】図3、図6、図11及び図18に示すよう
に、ワーク搬出機構28の取付バー110は移動フレー
ム30の前端下面に複数の取付脚111を介して支持さ
れている。取付バー110には複数の支持アーム112
が後方に向かって突設され、加工用パレット23A,2
3Bの支持板53と同一ピッチで配列されている。
【0056】前記製品用ストッカ35の製品支持台11
3は、ワーク搬出位置P4の下部にパンタグラフ114
を介して昇降可能に配設されている。製品支持台113
の前端上部には複数の取込ピン115が所定間隔おきで
突設され、パンタグラフ114により製品支持台113
が上昇されたとき、これらの取込ピン115がワーク搬
出位置P4に移動配置されたワーク搬出機構28の支持
アーム112間の隙間を貫通して上方に突出されるよう
になっている。
【0057】そして、前記ワーク交換位置P1におい
て、ワーク受渡機構29のリフト板109の上昇によ
り、加工済のワーク22が加工用パレット23A,23
Bの支持板53上からリフト板109上に取り込まれた
状態で、ワーク搬出機構28が前方のワーク搬出位置P
4から中間のワーク交換位置P1に移動される。これに
より、ワーク搬出機構28の支持アーム112がリフト
板109間の隙間に挿入されて、ワーク22の下方に配
置される。
【0058】この状態で、ワーク受渡機構29のリフト
板109が下降されることにより、加工済のワーク22
がリフト板109上から支持アーム112上に受け渡さ
れる。その後、ワーク搬出機構28が中間のワーク交換
位置P1から前方のワーク搬出位置P4に移動されて、
支持アーム112に支持された加工済のワーク22が製
品用ストッカ35と対応するワーク搬出位置P4に搬出
される。
【0059】続いて、製品用ストッカ35の製品支持台
113が上昇されて、図11に鎖線で示すように、取込
ピン115がワーク搬出機構28の支持アーム112間
の隙間を貫通して上方に突出される。この状態で、ワー
ク搬出機構28がワーク搬出位置P4よりもさらに前方
の位置に移動されることにより、支持アーム112上に
支持されている加工済みのワーク22が取込ピン115
により掻き取られて、製品支持台113上に搬出され
る。
【0060】従って、この実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)このレーザ加工システムにおいては、ワーク22
を載置する一対の加工用パレット23A,23Bが装備
され、それらの加工用パレット23A,23Bが移動機
構24により、ワーク交換位置P1と加工位置P2とに
交互に移動されるようになっている。そして、いずれか
一方の加工用パレット23A,23Bが加工位置P2に
移動された状態で、レーザ加工機25により加工用パレ
ット23A,23B上のワーク22にレーザ加工が施さ
れるようになっている。また、このワーク22の加工中
に、他方の加工用パレット23B,23Aがワーク交換
位置P1に移動された状態で、ワーク交換機構26によ
り加工用パレット23A,23Bに対して、加工済のワ
ーク22と加工前のワーク22との交換が行われるよう
になっている。
【0061】このため、一対の加工用パレット23A,
23Bがワーク交換位置P1と加工位置P2とに交互に
移動されながら、レーザ加工機25により加工位置P2
の加工用パレット23A,23B上のワーク22にレー
ザ加工を施すことができると同時に、ワーク交換機構2
6によりワーク交換位置P1の加工用パレット23A,
23Bに対して、加工済のワーク22と加工前のワーク
22との交換を行うことができる。よって、加工用パレ
ット23A,23B上のワーク22の加工後に、加工用
パレット23A,23Bに対して加工済のワーク22と
加工前のワーク22との交換を行うための待機時間を取
る必要がなく、複数のワーク22を連続的に加工するこ
とができて、作業能率を向上させることができる。
【0062】(2)このレーザ加工システムにおいて
は、前記一対の加工用パレット23A,23Bが上下2
段に配置されている。このため、一対の加工用パレット
23A,23Bを広いスペースを要することなく、加工
位置P2とワーク交換位置P1との間で移動可能に配置
することができて、システム全体をコンパクトにするこ
とができる。
【0063】(3)このレーザ加工システムにおいて
は、前記ワーク交換機構26が、加工前のワーク22を
吸着して加工用パレット23A,23B上に搬入するワ
ーク搬入機構27と、加工済のワーク22を加工用パレ
ット23A,23B上から取り込んで製品用ストッカ3
5に搬出するワーク搬出機構28とを備えている。この
ため、ワーク搬出機構28により、加工用パレット23
A,23B上から加工済のワーク22を搬出すると同時
に、ワーク搬入機構27により、加工用パレット23
A,23B上に加工前のワーク22を搬入することがで
きる。よって、加工用パレット23A,23Bに対する
加工済のワーク22と加工前のワーク22との交換を能
率的に行うことができる。
【0064】(4)このレーザ加工システムにおいて
は、前記ワーク搬入機構27及びワーク搬出機構28
が、ワーク交換位置P1を挟んで加工用パレット23
A,23Bの移動方向と直交する方向へ移動可能な移動
フレーム30に一体移動可能に支持されている。そし
て、ワーク搬入機構27が加工前のワーク22を受取る
ワーク搬入位置P3とワーク交換位置P1とに移動され
ると同時に、ワーク搬出機構28がワーク交換位置P1
と加工済のワーク22を搬出するワーク搬出位置P4と
に移動されるようになっている。
【0065】このため、ワーク搬入機構27及びワーク
搬出機構28の移動を同期して行うことができて、加工
用パレット23A,23Bに対する加工済のワーク22
と加工前のワーク22との交換を一層能率的に行うこと
ができる。
【0066】(変更例)なお、この実施形態は、次のよ
うに変更して具体化することも可能である。このように
構成した場合でも、前記実施形態に記載の効果とほぼ同
様の効果を得ることができる。
【0067】・前記実施形態では、一対の加工用パレッ
ト23A,23Bが上下2段に配置されているが、この
加工用パレット23A,23Bを一平面上において、ワ
ーク交換位置P1と加工位置P2とに交互に移動される
ように配置すること。
【0068】・前記実施形態では、ワーク交換機構26
にワーク受渡機構29が設けられ、そのワーク受渡機構
29を介して、ワーク搬入機構27及びワーク搬出機構
28と加工用パレット23A,23Bとの間でワーク2
2の受け渡しが行われるようになっているが、このワー
ク受渡機構29を省略して、ワーク搬入機構27及びワ
ーク搬出機構28と加工用パレット23A,23Bとの
間でワーク22の受け渡しを直接行うように構成するこ
と。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のレーザ加工システムを示す正面
図。
【図2】 図1のレーザ加工システムの平面図。
【図3】 図1のレーザ加工システムの左側面図。
【図4】 図2におけるワーク磁化機構を拡大して示す
要部平面図。
【図5】 図4のワーク磁化機構の要部正面図。
【図6】 図1における加工用パレット及びワーク受渡
機構を拡大して示す要部正面図。
【図7】 図6の加工用パレット及びワーク受渡機構の
要部平面図。
【図8】 図6の加工用パレット及びワーク受渡機構の
要部拡大側面図。
【図9】 図7におけるワーククランプ機構を示す要部
拡大平面図。
【図10】 図10のワーククランプ機構の要部断面
図。
【図11】 図3におけるワーク交換機構を拡大して示
す要部側面図。
【図12】 図11のワーク交換機構の要部平断面図。
【図13】 図11におけるワーク搬入機構を拡大して
示す要部平面図。
【図14】 図13のワーク搬入機構をさらに拡大して
示す要部側面図。
【図15】 図13のワーク搬入機構をさらに拡大して
示す要部正面図。
【図16】 図13におけるワーク有無検出用センサの
要部拡大側面図。
【図17】 図13におけるワーク枚数検出用センサの
要部拡大側面図。
【図18】 図11におけるワーク搬出機構及び製品用
ストッカを拡大して示す要部正面図。
【符号の説明】
21…装置フレーム、22…ワーク、23A,23B…
加工用パレット、24…移動機構、25…レーザ加工
機、26…ワーク交換機構、27…ワーク搬入機構、2
8…ワーク搬出機構、29…ワーク受渡機構、30…移
動フレーム、31…素材用ストッカ、32…素材パレッ
ト、33…昇降体、35…製品用ストッカ、45A,4
5B…ローラ、46…移動用チェーン、50…モータ、
55…ワーククランプ機構、70…加工テーブル、71
…加工ヘッド、75…ガイドレール、82…駆動用モー
タ、84…支持枠、86…吸盤、88…位置規制体、8
9…位置決め用シリンダ、92…ワーク有無検出用セン
サ、104…ワーク枚数検出用センサ、107…昇降
枠、109…リフト板、112…支持アーム、113…
製品支持台、115…取込ピン、P1…ワーク交換位
置、P2…加工位置、P3…ワーク搬入位置、P4…ワ
ーク搬出位置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを載置する一対の加工用パレット
    と、 それらの加工用パレットをワーク交換位置と加工位置と
    に交互に移動させる移動機構と、 加工位置に移動された加工用パレット上のワークにレー
    ザ加工を施すレーザ加工機と、 ワークが収納された素材用ストッカ及びその素材用スト
    ッカからワークを取り出すために昇降される昇降機構
    と、 ワーク交換位置に移動された加工用パレットに対して、
    加工済のワークと加工前のワークとの交換を行うワーク
    交換機構とを備え、 前記ワーク交換機構は、前記素材用ストッカから取り出
    された加工前のワークを加工用パレット上に搬入するワ
    ーク搬入機構と、加工済のワークを加工用パレット上か
    ら取り込んで製品用ストッカに搬出するワーク搬出機構
    とを含むことを特徴とするレーザ加工システム。
  2. 【請求項2】 前記一対の加工用パレットは、上下2段
    に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレ
    ーザ加工システム。
  3. 【請求項3】 前記ワーク搬入機構及びワーク搬出機構
    は、ワーク交換位置を挟んで加工用パレットの移動方向
    と交差する方向へ移動可能な移動フレームに一体移動可
    能に支持され、ワーク搬入機構が加工前のワークを受取
    るワーク搬入位置とワーク交換位置とに移動されると同
    時に、ワーク搬出機構がワーク交換位置と加工済のワー
    クを搬出するワーク搬出位置とに移動されるようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工システ
    ム。
  4. 【請求項4】 一対の加工用パレットをワーク交換位置
    と加工位置とに交互に移動させ、ワーク交換位置に移動
    された加工用パレットに対して、加工済のワークと加工
    前のワークとの交換を行うとともに、加工位置において
    パレット上のワークに対してレーザ加工を施すレーザ加
    工方法において、 前記一方のパレット上のワークに対するレーザ加工中
    に、他方のパレットから加工済みワークを取り出すと同
    時に素材用ストッカから取り出された加工前のワークを
    他方のパレットに載せることを特徴としたレーザ加工方
    法。
  5. 【請求項5】 素材用ストッカに収納された加工前のワ
    ークを順次一対の加工用パレットに載せてレーザ加工を
    行い、加工済みのワークを製品用ストッカに積載する請
    求項4に記載のレーザ加工方法。
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