JPH068677Y2 - 自動袋詰め装置 - Google Patents
自動袋詰め装置Info
- Publication number
- JPH068677Y2 JPH068677Y2 JP1986169813U JP16981386U JPH068677Y2 JP H068677 Y2 JPH068677 Y2 JP H068677Y2 JP 1986169813 U JP1986169813 U JP 1986169813U JP 16981386 U JP16981386 U JP 16981386U JP H068677 Y2 JPH068677 Y2 JP H068677Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- cradle
- full
- posture
- filling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Threshing Machine Elements (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は穀物充填後の満杯袋を放出する袋放出装置によ
る放出位置にこの満杯袋を受止める袋受け台を設けてあ
るコンバイン等に搭載されて使用される自動袋詰め装置
に関する。
る放出位置にこの満杯袋を受止める袋受け台を設けてあ
るコンバイン等に搭載されて使用される自動袋詰め装置
に関する。
この種の自動袋詰め装置において、袋受け台上での満杯
袋の存在感知と袋放出装置との連係をとる手段として、
従来は、満杯袋が袋受け台にあることを感知するスイッ
チとこのスイッチの作動検出により袋放出装置を停止す
る制御手段があっただけであった(例えば特願昭61-547
5号)。
袋の存在感知と袋放出装置との連係をとる手段として、
従来は、満杯袋が袋受け台にあることを感知するスイッ
チとこのスイッチの作動検出により袋放出装置を停止す
る制御手段があっただけであった(例えば特願昭61-547
5号)。
しかし、このような制御手段を設けてはいても、袋受け
台を機体横外側方に突出する受止め姿勢と機体内方側に
格納する格納姿勢とに切換可能に構成して、畦際等での
刈取作業時に袋受け台を格納姿勢に退避させて袋受け台
の畦との接触を避け乍ら畦に近接して作業を行いたい場
合も、満杯袋は放出されることになるので、袋受け台が
受止め姿勢に突出されることになり、刈取作業に支障を
来すことになっていた。
台を機体横外側方に突出する受止め姿勢と機体内方側に
格納する格納姿勢とに切換可能に構成して、畦際等での
刈取作業時に袋受け台を格納姿勢に退避させて袋受け台
の畦との接触を避け乍ら畦に近接して作業を行いたい場
合も、満杯袋は放出されることになるので、袋受け台が
受止め姿勢に突出されることになり、刈取作業に支障を
来すことになっていた。
本考案の目的は畦際作業においても、袋受け台の姿勢と
袋放出装置との連係によって、支障なく行えるものを提
供する点にある。
袋放出装置との連係によって、支障なく行えるものを提
供する点にある。
本考案による特徴構成は、穀物充填後の満杯袋を、機体
横外側方へ送り出して放出する袋放出装置(C)による放
出位置に、この満杯袋を受け止める袋受け台(12)を設け
るとともに、この袋受け台(12)を機体横外側方に放出す
る受止め姿勢と格納する格納姿勢とに切換可能に機体に
取付け、かつ、この袋受け台(12)が格納姿勢にあること
を検出するセンサ(22)の検出作動に基づいて前記袋放出
装置(C)の作動を停止する制御手段(15)を設けてある点
にあり、その作用効果は次の通りである。
横外側方へ送り出して放出する袋放出装置(C)による放
出位置に、この満杯袋を受け止める袋受け台(12)を設け
るとともに、この袋受け台(12)を機体横外側方に放出す
る受止め姿勢と格納する格納姿勢とに切換可能に機体に
取付け、かつ、この袋受け台(12)が格納姿勢にあること
を検出するセンサ(22)の検出作動に基づいて前記袋放出
装置(C)の作動を停止する制御手段(15)を設けてある点
にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、袋受け台の姿勢を感知するスイッチを設けるこ
とによって、満杯袋が袋受け台上に無くかつ袋受け台が
格納姿勢にある場合にも、従来のように袋放出装置が作
動することがない。
とによって、満杯袋が袋受け台上に無くかつ袋受け台が
格納姿勢にある場合にも、従来のように袋放出装置が作
動することがない。
その結果、袋放出装置に対する発停制御がより詳細にか
つ作業状況に対応した形態が採れ、制御次元の高めたも
のにできる。
つ作業状況に対応した形態が採れ、制御次元の高めたも
のにできる。
自動袋詰め装置における袋繰出し装置(A)について詳述
する。左右一対の袋支持用回転軸(4),(4)を架設すると
ともに、これら両回転軸(4),(4)に、左右両端に鳩目
(2),(2)を形成した穀物収納袋(3)を、その鳩目(2),(2)
を介して挿通支持させて待機位置で重層支持し、これら
穀物収納袋(3)を回転軸(4),(4)先端のねじ溝(4A)に1袋
づつかみ込ませるべくスプリング(6)付勢している。こ
のスプリング付勢力によってなじ溝(4A)に嵌合した穀物
収納袋(3)は両回転軸(4),(4)を駆動するモータ(M),(M)
の同調作動によって、穀物充填位置に繰出される。
する。左右一対の袋支持用回転軸(4),(4)を架設すると
ともに、これら両回転軸(4),(4)に、左右両端に鳩目
(2),(2)を形成した穀物収納袋(3)を、その鳩目(2),(2)
を介して挿通支持させて待機位置で重層支持し、これら
穀物収納袋(3)を回転軸(4),(4)先端のねじ溝(4A)に1袋
づつかみ込ませるべくスプリング(6)付勢している。こ
のスプリング付勢力によってなじ溝(4A)に嵌合した穀物
収納袋(3)は両回転軸(4),(4)を駆動するモータ(M),(M)
の同調作動によって、穀物充填位置に繰出される。
次に、袋充填機構(B)について詳述する。第1図及び第
3図に示すように、前記穀物充填所定位置上方に、ホッ
パー(8)を設け、このホッパー(8)の底部に穀物吐出口
(5)及びこの穀物吐出口(5)に穀物収納袋(3)開口部(1)内
と吐出口(5)とを上下動可能な可動吐出口(5A)を設けて
ある。そして、穀物吐出口(5)にはスライド式の第1シ
ャッタ(7)が設けてあり、このシャッタ(7)は図示してい
ないが閉塞方向にスプリング付勢されるとともに、この
スプリング付勢力に抗して開口状態を維持するロック機
構が設けてある。又、第1シャッタ(7)の下方でかつ穀
物吐出口(5)の下端には軸心(X)周りで揺動開閉する左右
一対の第2シャッタ(10)が枢支され、この第2シャッタ
(10),(10)の先端部は閉塞状態で互いに咬合するノコ歯
状のものに形成されている。この穀物吐出口(5)の近傍
に回動チェーン(19)を装備したチェーンケース(21)を装
備し、この回動チェーン(19)に対して、可動吐出口(5A)
の上下動を司るベルクランク式の駆動部材(5a)に作用す
る第1アーム(16)、及び、第1シャッタ(7)を開口作動
させるべく第1シャッタ(7)に連係された操作部材(7a)
に作用する第2アーム(17)、並びに、穀物収納袋(3)の
上端開口部に設けられたファスナー(20)に付属のスライ
ダ(9)を係止してファスナー(20)を閉塞する第3アーム
(18)とを一体化して、取付けてある。そして、これら駆
動部材(5a)、操作部材(7a)、スライダ(9)に対して第1
アーム(16)、第2アーム(17)、第3アーム(18)がタイム
チャートに従って作用すべくチェーン(19)を回動制御し
て、穀物充填所定位置に繰出された穀物収納袋(3)に対
して充填作業を行うように構成してある。
3図に示すように、前記穀物充填所定位置上方に、ホッ
パー(8)を設け、このホッパー(8)の底部に穀物吐出口
(5)及びこの穀物吐出口(5)に穀物収納袋(3)開口部(1)内
と吐出口(5)とを上下動可能な可動吐出口(5A)を設けて
ある。そして、穀物吐出口(5)にはスライド式の第1シ
ャッタ(7)が設けてあり、このシャッタ(7)は図示してい
ないが閉塞方向にスプリング付勢されるとともに、この
スプリング付勢力に抗して開口状態を維持するロック機
構が設けてある。又、第1シャッタ(7)の下方でかつ穀
物吐出口(5)の下端には軸心(X)周りで揺動開閉する左右
一対の第2シャッタ(10)が枢支され、この第2シャッタ
(10),(10)の先端部は閉塞状態で互いに咬合するノコ歯
状のものに形成されている。この穀物吐出口(5)の近傍
に回動チェーン(19)を装備したチェーンケース(21)を装
備し、この回動チェーン(19)に対して、可動吐出口(5A)
の上下動を司るベルクランク式の駆動部材(5a)に作用す
る第1アーム(16)、及び、第1シャッタ(7)を開口作動
させるべく第1シャッタ(7)に連係された操作部材(7a)
に作用する第2アーム(17)、並びに、穀物収納袋(3)の
上端開口部に設けられたファスナー(20)に付属のスライ
ダ(9)を係止してファスナー(20)を閉塞する第3アーム
(18)とを一体化して、取付けてある。そして、これら駆
動部材(5a)、操作部材(7a)、スライダ(9)に対して第1
アーム(16)、第2アーム(17)、第3アーム(18)がタイム
チャートに従って作用すべくチェーン(19)を回動制御し
て、穀物充填所定位置に繰出された穀物収納袋(3)に対
して充填作業を行うように構成してある。
次に袋放出装置(C)について詳述する。第1図及び第2
図に示すように、この袋放出装置(C)は前記回転軸(4),
(4)で兼用されており、満杯後前記モータ(M),(M)が起動
して回転軸(4),(4)先端から機体横外側方に向けて満杯
袋を放出する。この満杯袋の放出位置には機体フレーム
(11)に対して前後軸心周りで上下揺動可能な袋受け台(1
2)が枢支され、機体横外側方に突出する受止め姿勢と機
体内方側に格納される格納姿勢とに切換可能に構成され
ている。この袋受け台(12)には袋受け面上に突出付勢さ
れた感知部材(13)が枢支され、この感知部材(13)が放出
満杯袋によって感知変位されると袋感知用リミットスイ
ッチ(14)が作動して制御手段の一例である制御装置(15)
から前記モータ(M)停止指令が発せられるように構成さ
れている。又、前記袋受け台(12)が格納姿勢になると作
動する検出センサとしての第2リミットスイッチ(22)を
設け、この第2リミットスイッチ(22)が作動すると同様
にモータ(M),(M)の作動を停止すべく構成してある。
図に示すように、この袋放出装置(C)は前記回転軸(4),
(4)で兼用されており、満杯後前記モータ(M),(M)が起動
して回転軸(4),(4)先端から機体横外側方に向けて満杯
袋を放出する。この満杯袋の放出位置には機体フレーム
(11)に対して前後軸心周りで上下揺動可能な袋受け台(1
2)が枢支され、機体横外側方に突出する受止め姿勢と機
体内方側に格納される格納姿勢とに切換可能に構成され
ている。この袋受け台(12)には袋受け面上に突出付勢さ
れた感知部材(13)が枢支され、この感知部材(13)が放出
満杯袋によって感知変位されると袋感知用リミットスイ
ッチ(14)が作動して制御手段の一例である制御装置(15)
から前記モータ(M)停止指令が発せられるように構成さ
れている。又、前記袋受け台(12)が格納姿勢になると作
動する検出センサとしての第2リミットスイッチ(22)を
設け、この第2リミットスイッチ(22)が作動すると同様
にモータ(M),(M)の作動を停止すべく構成してある。
イ この種の自動袋詰め装置はコンバイン等に適用可能
である。
である。
ロ 袋放出装置(C)としては回転軸(4)とは別に専用のも
のを設けてもよい。
のを設けてもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係る自動袋詰め装置の実施例を示し、第
1図は全体斜視図、第2図は袋感知用リミットスイッチ
及び第2リミットスイッチの取付け状態を示す側面図、
第3図は全体正面図である。 (C)……袋放出装置、(12)……袋受け台、(15)……制御
手段、(22)……センサ。
1図は全体斜視図、第2図は袋感知用リミットスイッチ
及び第2リミットスイッチの取付け状態を示す側面図、
第3図は全体正面図である。 (C)……袋放出装置、(12)……袋受け台、(15)……制御
手段、(22)……センサ。
フロントページの続き (72)考案者 杉本 茂文 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭57−12926(JP,A) 特開 昭61−217306(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】穀物充填後の満杯袋を、機体横外側方へ送
り出して放出する袋放出装置(C)による放出位置に、こ
の満杯袋を受け止める袋受け台(12)を設けるとともに、
この袋受け台(12)を機体横外側方に突出する受止め姿勢
と格納する格納姿勢とに切換可能に機体に取付け、か
つ、この袋受け台(12)が格納姿勢にあることを検出する
センサ(22)の検出作動に基づいて前記袋放出装置(C)の
作動を停止する制御手段(15)を設けてある自動袋詰め装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986169813U JPH068677Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | 自動袋詰め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986169813U JPH068677Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | 自動袋詰め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6375135U JPS6375135U (ja) | 1988-05-19 |
JPH068677Y2 true JPH068677Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31103964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986169813U Expired - Lifetime JPH068677Y2 (ja) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | 自動袋詰め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068677Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5712926A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 | Iseki Agricult Mach | Receiving table of grain bag in combined harvester |
JPS61217306A (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-26 | 株式会社クボタ | 穀物の袋詰め装置 |
-
1986
- 1986-11-04 JP JP1986169813U patent/JPH068677Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6375135U (ja) | 1988-05-19 |
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