JPH0673132B2 - Pos端末機のインライン異常検出回路 - Google Patents

Pos端末機のインライン異常検出回路

Info

Publication number
JPH0673132B2
JPH0673132B2 JP16855486A JP16855486A JPH0673132B2 JP H0673132 B2 JPH0673132 B2 JP H0673132B2 JP 16855486 A JP16855486 A JP 16855486A JP 16855486 A JP16855486 A JP 16855486A JP H0673132 B2 JPH0673132 B2 JP H0673132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
terminal
pos
abnormality
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16855486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6324456A (ja
Inventor
昭平 海野
Original Assignee
東京電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京電気株式会社 filed Critical 東京電気株式会社
Priority to JP16855486A priority Critical patent/JPH0673132B2/ja
Publication of JPS6324456A publication Critical patent/JPS6324456A/ja
Publication of JPH0673132B2 publication Critical patent/JPH0673132B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はPOSシステムに組込まれたPOS端末機に係わり、
特に伝送線が故障したのかPOS端末機本体が故障したの
かを直ちに判別できるPOS端末機のインライン異常検出
回路に関する。
[従来の技術] スーパーマーケット等にて採用されている POS(販売時点情報管理)システムにおいては、例えば
電子キャッシュレジスタ等からなる複数台のPOS端末機
をファイル制御部やストア制御部に伝送線で閉ループに
接続(インライン接続し)している。そして、売場に配
設されたPOS端末機から伝送線を介してこのPOS端末機で
販売した商品の品名,単価を問合わす商品コード等から
なる問合せデータや販売点数,販売金額等の販売データ
をファイル制御部へ送信する。ファイル制御部からは問
合せデータに対する該当商品の品名,単価等の応答デー
タを該当POS端末機へ返信する。
このようなPOSシステムにおける各POS端末機とファイル
制御部やストア制御部等のPOS制御部との間におけるデ
ータ伝送は、POS制御部から各POS端末機に対してポーリ
ング信号を送出することによって実行する。すなわち、
POS制御部から各POS端末機が閉ループに接続された伝送
線にポーリング信号を出力する。各POS端末機はPOS制御
部へデータを送信する必要が生じると、ポーリング信号
にて自己に割付けられたタイミングで送信データを伝送
線へ出力する。
このようなデータ伝送法を採用したPOSシステムにおい
ては、システムの電源が投入され、POS制御部からポー
リング信号を受信した各POS端末機はこのPOS端末機がPO
S制御部にインライン接続されたことを示すインライン
表示ランプを点灯する。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら上記のように構成されたPOS端末機におい
てもまだ次のような問題があった。すなわち、前述した
ようにPOS端末機がPOS制御部に対して正常にインライン
接続されたことはインライン表示ランプにて表示される
が、例えば何等かの原因にてインラインが正常に動作し
なかった場合は各POS端末機のインライン表示ランプが
消灯して何等かの異常が生じたことを操作者に告知す
る。しかし、操作者はインライン表示ランプの消灯を確
認したとしても、POS端末機が故障したのか、伝送線に
異常が生じたのかを直ちに特定できない問題がある。
特に、インライン伝送の故障が発生すると POSシステムに組込まれた全部のPOS端末機が一斉に使用
不能になり、販売業務に大きな支障を与えるので、早急
に故障箇所を特定して修理する必要がある。また、特定
のPOS端末機の故障によるのみであれば、早急に該当POS
端末機をPOSループから除外する必要がある。しかしな
がら、前述したインライン表示ランプの消灯のみでは故
障箇所が直ちに特定できないので、修理作業時間が増大
し、故障発生からインライン復旧までに要する時間が増
大する問題が生じる。
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであ
り、その目的とするところは、受信信号の異常と送信信
号の異常とを別々に検出することによって、インライン
異常発生時に故障発生箇所を直ちに特定でき、故障発生
からインライン復旧までに要する時間を短縮できるPOS
端末機のインライン異常検出回路を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明のPOS端末機のインライン異常検出回路は、伝送
線に接続された入力端子を介して入力されるポーリング
信号に同期した受信信号の信号レベルを受信信号異常検
出回路で常時チェックして、予め設定された規格電圧を
下回ったとき受信信号の異常を検出し、この受信信号異
常検出回路の異常検出信号に応動して伝送線異常表示器
にて伝送線異常を表示し、また、受信信号を受信してか
ら所定時間以内にPOS端末機本体から伝送線に接続され
た出力端子を介して受信信号を含む送信信号が送信され
るのを送信信号異常検出回路で監視して、送信されなか
ったときPOS端末機の異常を検出し、この送信信号異常
検出回路の異常検出信号に応動して端末機異常表示器に
POS端末機異常を表示する。さらに、入出力各端子とPOS
端末器本体との間にリレー回路を介挿する。このリレー
回路は通常時前記各端子とPOS端末機本体とを接続し、
送信信号異常検出回路からの異常検出信号が入力される
と、各端子とPOS端末機本体とを切離すとともに入出力
端子間を接続する。
[作用] このように構成されたPOS端末機のインライン異常検出
回路おいて、例えば各POS端末機およびPOS制御部を閉ル
ープに接続した伝送線に故障が生じた場合は各POS端末
機が受信する受信信号の信号レベルが規格電圧を下回る
異常が生じ、この異常は受信信号異常検出回路で検出さ
れ、伝送線異常表示器に伝送線異常が表示される。ま
た、POS端末機本体が故障すると、受信信号を受信して
から所定時間以内にPOS端末機本体から送信されるべき
送信信号が送信されない異常が生じ、この異常は送信信
号異常検出回路で検出され、端末機異常表示器にPOS端
末機異常が表示される。同時にリレー回路が作動して、
POS端末機本体を伝送線から切離すとともにこのPOS端末
機の伝送線の入出力端子間が接続される。したがって、
故障箇所を直ちに特定できるとともに故障したPOS端末
機は自動的にPOSループから切離される。
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第2図
は実施例のインライン異常検出回路を有するPOS端末機
を組込んだPOSシステム全体を示すブロック構成図であ
る。POS制御部としての1台のファイル制御部1に電子
キャッシュレジスタからなる複数台のPOS端末機2が伝
送線3で閉ループに接続されている。
各POS端末機2は例えば第3図のように構成されてい
る。すなわち、図中4は各種演算処理を実行するCPU
(中央処理装置)であり、このCPU4はバスライン5を介
して、制御プログラムを記憶するROM6,販売した商品の
販売データ等の各種可変データを記憶するRAM7,置数キ
ーや合計キー等の各種登録用キーが配列されたキーボー
ド8,品名や単価や合計金額等を表示する表示部9,伝送線
3を介してファイル制御部1との間でデータ伝送を行な
うためのI/Oインターフェース11,レシートへ品名や単価
や点数および合計金額を印字するプリンタ10等を制御す
る。
なお、上記CPU4,ROM6,RAM7,キーボードー8,表示部9,プ
リンタ10,I/Oインターフェース11等でPOS端末機本体12
を構成する。
伝送線3に接続された接続端子13へ入力した受信信号は
リレー回路14,ラインレシーバー15を介してI/Oインター
フェース11へ入力される。一方、POS端末機本体12のI/O
インターフェース11から出力された送信信号はラインド
ライバー16,前記リレー回路14,接続端子13を介して伝送
線3へ送出される。ラインレシーバー15へ入力される受
信信号は受信信号異常検出回路17へも入力され、受信信
号に異常が検出されると伝送線異常表示器としての表示
ランプ18が点灯する。また、ラインドライバー16へ入力
される送信信号およびラインレシーバー15からの受信信
号は送信信号異常検出回路19へも入力され、送信信号に
異常が検出されると、端末機異常表示器としての表示ラ
ンプ20が点灯する。同時にリレー回路14が元に復帰す
る。
なお、前記受信信号異常検出回路17,送信信号異常検出
回路19,表示ランプ18,20およびリレー回路14はインライ
ン異常検出回路を構成する。
第1図は上記インライン異常検出回路の詳細回路図であ
る。接続端子13の出力端子13a,13bはそれぞれリレー回
路14の接点14a,14bの共通端子に接続され、接続端子13
の入力端子13c,13dはそれぞれリレー回路14の接点14c,1
4dの共通端子に接続されている。リレー回路14の接点14
a,14bの常開端子はラインドライバー16の出力端に接続
され、接点14c,14dの常開端子はラインレシーバー15の
入力端に接続されている。接点14a,14cの常閉端子は互
いに接続され、接点14b,14dの常閉端子は互いに接続さ
れている。そして、このリレー回路14は駆動コイル14e
が通電されると各接点14a〜14dが常開端子側に接続され
る。
リレー回路14の接点14cの常開端子から入力された
(+)側受信信号は受信信号異常検出回路17内の比較器
17a,17cの一方の入力端へ入力され、接点14dの常開端子
から入力された(−)側受信信号は受信信号異常検出回
路17内の比較器17b,17dの一方の入力端へ入力される。
各比較器17a〜17dの他方の入力端には規定電圧が入力さ
れている。各比較回路17a〜17dの出力端にはプルアップ
電圧が印加されており、各出力信号はノアゲート17eへ
入力される。したがって、受信信号の信号レベルが規定
電圧を越えている限りノアゲート17eへLレベル信号が
入力される。ノアゲート17eの出力信号は単安定回路17f
のトリガ端子Tへ入力されるとともにインバータ17gを
介してオアゲート17hの一方の入力端へ入力される。単
安定回路17fの出力信号はオアゲート17hの他方の入力端
へ入力される。このオアゲート17hの出力信号はインバ
ータ17iを介して発光ダイオード(LED)で形成された前
記表示ランプ18へ入力される。
ラインレシーバー15から出力された受信信号はPOS端末
機本体12のI/Oインターフェース11へ入力されるととも
にシフトレジスタ19aのロード端子LDへ入力される。こ
のシフトレジスタ19aのクロック端子CKには送受信用ク
ロック信号CLKが入力されている。そして、このシフト
レジスタ19aは受信信号の最終位置にこの受信信号が終
了することを示す予め定められた連続規定数のパルス波
形からなるGAキャラクター(最終の伝送キャラクター)
を検出すると出力端子RCからHレベルの検出信号を次段
のフリップフロップ19bのトリガ端子Tへ送出して、こ
のフリップフロップ19bをセットする。このフリップフ
ロップ19bの出力信号は排他的論理和ゲート19cの一方の
入力端へ入力されるとともに単安定回路19dのトリガ端
子Bへ入力される。この単安定回路19dの出力信号はイ
ンバータ19eを介してアンドゲート19fの一方の入力端へ
入力される。
I/Oインターフェース11から受信信号を受領したPOS端末
機本体12のCPU4は、この受信信号に対して応答信号が必
要なときはこの応答信号と先の受信信号とを新たな送信
信号としてI/Oインターフェース11を介してラインドラ
イバー16へ送出する。また、受領した受信信号に対して
応答信号が必要なければ、受領した受信信号のみを新た
な送信信号としてI/Oインターフェース11を介してライ
ンドライバー16へ送出する。したがって、I/Oインター
フェース11から送出される送信信号には必ずラインレシ
ーバー15から出力された前述した受信信号が含まれる。
そして受信信号を含んだ送信信号はラインドライバー16
へ入力されるとともにシフトレジスタ19gのロード端子L
Dへ入力される。このシフトレジスタ19gは先のシフトレ
ジスタ19aと同一構成であり、送信信号に含まれる受信
信号のGAキャラクターを検出すると出力端子RCからHレ
ベルの出力信号をフリップフロップ19hへ送出して、こ
のフリップフロップ19hをセットする。このフリップフ
ロップ19hの出力信号は排他的論理和ゲート19cの他方の
入力端へ入力される。排他的論理和ゲート19cの出力信
号は前記アンドゲート19fの他方の入力端へ入力され
る。
各フリップフロップ19b,19hの各出力信号はナンドゲー
ト19i,オアゲート19jを介して各フリップフロップ19b,1
9hのリセット端子Rへ入力される。したがって、両方の
フリップフロップ19b,19hがセットされた時点で各フリ
ップフロップ19b,19hは同時にリセットされる。なお、
オアゲート19jの他方の入力端には手動又はCPU4の判断
にて各フリップフロップ19b,19hを強制的にリセットす
るためのリセット信号が入力される。
アンドゲート19fの出力端から出力される送信信号検出
回路19の出力信号はインバータ21を介して発光ダイオー
ドからなる前記表示ランプ20へ入力されるとともにナン
ドゲート22の一方の入力端へ入力される。このナントゲ
ート22の他方の入力端にはCPU4からリレー回路14を駆動
制御する制御信号が入力されている。ナンドゲート22の
出力信号はリレー回路14の駆動コイル14eを通電制御す
るトランジスタ23のベースへ入力されている。
次にこのように構成されたPOS端末機のインライン異常
検出回路の動作説明を行なう。まず、POS端末機2の電
源を投入しない状態においては、リレー回路14の駆動コ
イル14eは通電されていないので、リレー回路14の各接
点14a〜14dは常閉端子側に接続されたままである。した
がって、この状態においては、接続端子13に接続された
伝送線3とPOS端末機本体12とは完全に切離された状態
である。さらに、接続端子13の入力端子13c,13dはそれ
ぞれ出力端子13a,13bに接続されている。
次にPOS端末機2の電源が投入されると、CPU4は各種の
初期処理を実行したのち、インライン異常検出回路のナ
ンドゲート22へLレベルのリレー制御信号を送出する。
すると、トランジスタ23が導通して、駆動コイル14eが
通電される。その結果、リレー回路14が作動し、各接点
14a〜14dは常開端子側に接続される。しかして、伝送線
3とPOS端末機本体12とはラインレシーバー15又はライ
ンドライバー16を介して接続される。POSシステム全体
の電源が投入され、ファイル制御部1からポーリング信
号に同期して入力端子13c,13dへ受信信号が入力される
と、この受信信号はラインレシーバー15を介してPOS端
末機本体12へ入力されるとともに受信信号異常検出回路
17へ入力される。この受信信号の信号レベルが規定電圧
を越える正しい信号レベルであれば、ノアゲート17eの
出力信号は常時Hレベルである。したがって、単安定回
路17fおよびインバータ17gの出力信号はLレベルとな
る。その結果、伝送線異常を示す表示ランプ18が点灯す
ることはない。
また、ラインレシーバー15から出力された受信信号は送
信信号異常検出回路19のシフトレジスタ19aへ入力さ
れ、するとこのシフトレジスタ19aは受信信号のGAキャ
ラクターを検出した時点でHレベル信号を送出してフリ
ップフロップ19bをセットする。フリップフロップ19bが
セットされると、単安定回路19dからHレベルの出力信
号が抵抗およびコンデンサの時定数で定まる猶予時間T
だけ出力される。その結果、アンドゲート19fの一方の
入力端へLレベル信号が入力される。同時に排他的論理
和ゲート19cが成立してアンドゲート19fへHレベル信号
を送出する。しかし、この時点ではアンドゲート19fは
成立しない。
一方、受信信号を受領したPOS端末機本体12のCPU4は前
述したように受信信号を含む送信信号をラインドライバ
ー16へ送出する。シフトレジスタ19gは送出された送信
信号をロード端子LDへ入力すると、この送信信号に含ま
れる受信信号のGAキャラクターを検出した時点で、Hレ
ベルの出力信号をフリップフロップ19hへ送出して、こ
のフリップフロップ19hをセットする。フリップフロッ
プ19がセットされると、Hレベル信号を排他的論理和ゲ
ート19cへ送出する。すると排他的論理和ゲート19cの成
立が解除されてアンドゲート19fへの出力信号をLレベ
ルへ戻す。したがって、この時点でもアンドゲート19f
は成立しない。また、ナンドゲート19iが成立して各フ
リップフロップ19b,19hはリセットされる。
猶予時間Tが経過すると単安定回路19dの出力信号はH
レベルからLレベルへ戻り、アンドゲート19fの一方の
入力端がHレベルになるが、先に排他的論理和ゲート19
cの出力信号がLレベルへ変化しているので、アンドゲ
ート19fは成立しない。その結果、POS端末機異常を示す
表示ランプ20が点灯することはない。
次に伝送線3に故障が生じて受信信号の信号レベルが規
格電圧を下回った場合は、受信信号異常検出回路17のノ
アゲート17eの出力信号がLレベルに変化して表示ラン
プ18が点灯する。
また、POS端末機本体12が故障した場合は、受信信号を
受領したとしても送信信号をラインドライバー16へ送出
することはない。したがって、受信信号を受信してシフ
トレジスタ19aがGAキャラクターを検出してフリップフ
ロップ19bをセットしたとしても、もう一方のシフトレ
ジスタ19gがGAキャラクターを検出することは無いの
で、フリップフロップ19hがセットされることはない。
その結果、排他的論理和ゲート19cの出力信号はHレベ
ルを維持する。したがって、フリップフロップ19bがセ
ットされてから猶予時間Tを経過した時点で、単安定回
路19dの出力信号レベルがLレベルへ変化し、アンドゲ
ート19fが成立する。アンドゲート19fが成立すると、PO
S端末機異常を示す表示ランプ20が点灯する。
また、アンドゲート19fからHレベルの異常検出信号が
送出されるとナンドゲート22の成立が解除され、トラン
ジスタ23が遮断される。トランジスタ23が遮断される
と、リレー回路14の駆動コイル14eの通電が遮断され、
リレー回路14の各接点14a〜14dは常閉端子側に接続され
る。その結果、この故障したPOS端末機本体12は伝送線
3と完全に切離される。同時に、接続端子13の入力端子
13c,13dと出力端子13a,13bとが接続される。したがっ
て、POSシステム全体としては、故障したPOS端末機2を
POSループから切離した状態で、他のPOS端末機2を用い
て正常にインライン伝送を実行できる。
このように、伝送線3に故障が発生してポーリング信号
に同期した受信信号の信号レベルが規格電圧以下に低下
すると、その故障箇所より下流側にあるPOS端末機2の
表示ランプ18が点灯する。これにより、操作者は表示ラ
ンプ18が点灯したPOS端末機2のうち最も上流側にあるP
OS端末機2の入力端子に接続される伝送線でインライン
異常が発生していることを直ちに認識できる。また、PO
S端末機本体12に故障が発生してそのPOS端末機本体12が
前記受信信号を受信してから所定時間内に送信信号を送
信できないと、そのPOS端末機2の表示ランプ20が点灯
する。これにより、操作者は表示ランプ20が点灯したPO
S端末機2にてインライン異常が発生していることを直
ちに認識できる。従って、操作者はインライン異常が発
生した場合に故障箇所を直ちに特定できるので、修理作
業に要する時間を短縮できる。その結果、故障発生から
インライン復旧までの時間を短縮でき、販売業務に与え
る影響を最小限に抑制できる。
さらに、故障箇所がPOS端末機本体12であった場合は、
表示ランプ20が点灯するとともに故障したPOS端末機本
体12が伝送線3から自動的に切離される。そして、他の
正常なPOS端末機2でPOSループを構成するので、インラ
イン異常は故障発生と同時に復旧し、正常なPOS端末機
2を用いて販売業務を継続できる。一方、故障したPOS
端末機本体12を時間をかけて修理したとしても販売業務
に大きな支障が生じることはない。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、POSループに別途接続されているストア制
御部から定期的に伝送線3に対して点検指令を送出し
て、故障が発生してPOSループから自動的に切離されたP
OS端末機2を検索することが可能である。
[発明の効果] 本発明は、入力端子を介して入力されるポーリング信号
に同期した受信信号の信号レベルを受信信号異常検出回
路で常時チェックして、予め設定された規格電圧を下回
ったとき受信信号の異常を検出して伝送線異常表示器を
点灯し、また受信信号を受信してから所定時間以内にPO
S端末機本体から出力端子に受信信号を含む送信信号が
送信されるのを送信信号異常検出回路で監視して、送信
されなかったときPOS端末機の異常を検出して端末機異
常表示器を点灯し、さらにPOS端末機異常時にはリレー
回路により各入出力端子とPOS端末機本体とを切離すよ
うにしている。したがって、インライン異常発生時に故
障発生箇所を直ちに特定でき、故障発生からインライン
復旧までに要する時間を短縮できる。また、故障したPO
S端末機本体がPOSループから自動的に切離されるので、
POSシステム全体のインライン故障時間をさらに短縮で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わるPOS端末機のインラ
イン異常検出回路を示す図、第2図は同実施例を組込ん
だPOSシステム全体を示すブロック図、第3図は同実施
例を組込んだPOS端末機の概略構成を示すブロック図で
ある。 1……ファイル制御部、2……POS端末機、3……伝送
線、4……CPU、11……I/Oインターフェース、12……PO
S端末機本体、13……接続端子、13a,13b……出力端子、
13c,13d……入力端子、14……リレー回路、15……ライ
ンレシーバー、16……ラインドライバー、17……受信信
号異常検出回路、17f,19d……単安定回路、18,20……表
示ランプ、19……送信信号異常検出回路、19a,19g……
シフトレジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】POS制御部に伝送線を介して閉ループに接
    続されるとともに、前記POS制御部から送出されるポー
    リング信号に応動して前記POS制御部との間でデータ伝
    送を実行するPOS端末機において、前記伝送線に接続さ
    れた入力端子を介して入力される前記ポーリング信号に
    同期した受信信号の信号レベルを常時チェックし、予め
    設定された規格電圧を下回ったとき受信信号の異常を検
    出する受信信号異常検出回路と、この受信信号異常検出
    回路の異常検出信号に応動して伝送線異常を表示する伝
    送線異常表示器と、前記受信信号を受信してから所定時
    間以内にPOS端末機本体から前記伝送線に接続された出
    力端子を介して前記受信信号を含む送信信号が送信され
    るのを監視し、送信されなかったときPOS端末機の異常
    を検出する送信信号異常検出回路と、この送信信号異常
    検出回路の異常検出信号に応動してPOS端末機異常を表
    示する端末機異常表示器と、前記入出力各端子と前記PO
    S端末機本体との間に介挿され、通常時は前記各端子と
    前記POS端末機本体とを接続し、前記送信信号異常検出
    回路からの異常検出信号入力に応動して前記各端子と前
    記POS端末機本体とを切離すとともに前記入出力端子間
    を接続するリレー回路とを備えたことを特徴とするPOS
    端末機のインライン異常検出回路。
JP16855486A 1986-07-17 1986-07-17 Pos端末機のインライン異常検出回路 Expired - Lifetime JPH0673132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16855486A JPH0673132B2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17 Pos端末機のインライン異常検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16855486A JPH0673132B2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17 Pos端末機のインライン異常検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6324456A JPS6324456A (ja) 1988-02-01
JPH0673132B2 true JPH0673132B2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=15870177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16855486A Expired - Lifetime JPH0673132B2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17 Pos端末機のインライン異常検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0673132B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03124059U (ja) * 1990-03-30 1991-12-17

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4266271A (en) * 1978-10-10 1981-05-05 Chamoff Martin E Reconfigurable cluster of data-entry terminals
JPS5719870A (en) * 1980-07-08 1982-02-02 Tokyo Electric Co Ltd On-line pos system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6324456A (ja) 1988-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0771104B2 (ja) Pos端末機のインライン異常検出回路
JPH0651802A (ja) バックアップ機能を有するプログラマブル・コントローラ
JPH0673132B2 (ja) Pos端末機のインライン異常検出回路
US5058057A (en) Link control system communicating between terminals
JP2505386B2 (ja) 信号灯制御システム
JP2012068907A (ja) バス接続回路及びバス接続方法
JPS5824812B2 (ja) 入出力装置管理方式
JPH0716190B2 (ja) 通信システムの通信異常監視装置
JPS63163597A (ja) Posシステム
JPH01130276A (ja) Posシステム
JP2603778B2 (ja) 多重伝送システムの端末器
JPH0733079Y2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP3169022B2 (ja) データ伝送装置
JPH0991211A (ja) 端末装置の入出力インタフェース
JPS6373341A (ja) 計算機装置の自己診断方法
JP2749994B2 (ja) 数値制御装置
JPS63211495A (ja) インラインシステム
JPH1069592A (ja) 警備装置
JPH07325731A (ja) システムバス診断装置
JPH09259008A (ja) アラーム監視システム
JPH0346980A (ja) エレベータの伝送装置
JPH05314373A (ja) データ処理装置
JPH01233663A (ja) Pos端末機
JPH0624381B2 (ja) Posシステムのポーリング制御方法
JPH056316A (ja) 周辺機器のエラ−処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term