JP3169022B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP3169022B2
JP3169022B2 JP12351591A JP12351591A JP3169022B2 JP 3169022 B2 JP3169022 B2 JP 3169022B2 JP 12351591 A JP12351591 A JP 12351591A JP 12351591 A JP12351591 A JP 12351591A JP 3169022 B2 JP3169022 B2 JP 3169022B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝送ラインに分岐接
続され、伝送ラインを介してデータ伝送を行うデータ伝
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、中大型店舗などでは、図6に
示すように、複数台のPOS端末(子機)をインライン
で接続し、親機との間でデータの伝送を行うPOS(P
oint of sales)システムが採用されてい
る。図6(A)はマスター/サテライト方式であり、ス
トアコントローラ103に親機として用いるPOS端末
100を伝送ライン14を介して接続し、この端末10
0に対して子機として用いる複数の端末101a〜10
1nを伝送ライン13を介して分岐接続している。また
同図(B)はコントローラシステム方式であり、ストア
コントローラ103に親機として用いるコントローラ1
02を接続し、コントローラ102に子機として用いる
複数の端末101a〜101nを伝送ライン13を介し
て分岐接続している。
【0003】このような、伝送ラインに複数の子機を分
岐接続したシステムでは、複数の子機から同時にデータ
伝送が行われるのを防止するために、親機側に専用の管
理テーブルなどを設けて子機の管理を行っている。ま
た、その機能を簡易に行う方法として、いわゆるポーリ
ング・セレクティング方式が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のポー
リング・セレクティング方式によるデータ伝送装置で
は、親機の管理テーブル(ポーリングテーブル)上にあ
る特定の端末番号を子機2台が誤って登録した場合、そ
の端末番号のポーリング時に2台の子機から応答データ
が伝送ラインに送出され、伝送ライン上でデータが衝突
し伝送できなくなる。これが頻繁に生じると装置内のト
ランシーバを構成している素子が破壊され、伝送不能と
なってシステムダウンすることさえあった。また、ひと
つのシステム上に複数の親機が存在するような登録が誤
ってなされた場合にも同様の事態に陥る。このような異
常状態になれば、どの端末(親機/子機)の端末番号が
誤っているのかの判別が非常に困難となり、復旧に時間
がかかる。
【0005】この発明の目的は、端末番号等のIDコー
ドを二重に登録しようとしてもシステムダウンを招くこ
となく、且つ、二重登録された装置を速やかに判別する
ことのできるデータ伝送装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、伝送ライン
に分岐接続され、伝送ラインを介してデータ伝送を行う
データ伝送装置であって、伝送ラインを介してデータの
送受信を行う送受信手段と、子機としてのIDコードを
登録するIDコード登録手段と、子機としての前記ID
コードの登録後、親機からの自装置に対する最初のポー
リング信号を検出したとき、該ポーリング信号に対して
レスポンスを返した他装置の有無を判別する判別手段
と、この判別手段により自装置と同一IDコードの他装
置が存在する異常状態を検知したとき、前記送受信手段
を前記伝送ラインから切り離すスイッチング手段と、前
記異常状態の発生を報知する報知手段と、を備え、 上記
判別手段は、前記IDコードの登録後、親機からの自装
置に対する最初のポーリング信号を検出したとき、該ポ
ーリング信号に対するレスポンスを禁止する手段を含
む。
【0007】
【0008】
【作用】この発明に係るデータ伝送装置では、IDコー
ド登録手段によって子機としてのIDコードが登録され
と、自装置に対する最初のポーリング信号を検出した
とき、該ポーリング信号に対してレスポンスを返す他装
置の有無を判別する。このとき、ポーリング信号に対す
るレスポンスが禁止される。もし、レスポンスを返す他
装置があれば、自装置と同一IDコードの登録された他
装置が存在している。自装置と同一IDコードの登録さ
れた他装置が存在していれば、スイッチング手段によっ
て送受信手段が伝送ラインから切り離され、報知手段に
よってその異常状態が報知される。
【0009】以上の作用によって、伝送ラインに既に分
岐接続されている子機のIDコードと同一のIDコード
を誤って登録したとしても、その子機は自動的に伝送ラ
インから切り離されるとともに異常状態が報知される。
このことにより伝送不能状態に陥ることなく、システム
ダウンが防止される。またIDコードの二重登録があっ
たことおよびその装置を速やかに判別することができ、
オペレータは迅速に対応できるようになる。しかも、す
でに伝送ラインに接続されていた同一のIDコードの子
機については伝送ラインから切り離されないので、伝送
ラインを介したデータ伝送が行えない装置の台数が抑え
られ、システムの稼働率を低下させることがない。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】以下、この発明のデータ伝送装置の一実施例
をPOS端末を例に説明する。なお、「IDコード」と
して「端末番号」を例とする。
【0013】先ず、POSシステムで、ある一つの子機
としての端末番号を二重登録した場合の例を図1に示
す。図1において子機Aは端末番号として01、子機B
は端末番号として02、子機Nは端末番号として31が
登録されている。また親機には端末番号として00が登
録されている。この状態で新たな子機C を伝送ライン
13に接続して使用する際、誤って端末番号02を登録
した場合、子機Bの端末番号02と二重登録状態となる
が、後述する各端末の機能により、誤って二重登録され
た子機Cは伝送ライン13から切り離される。
【0014】また親機としての端末番号を二重登録した
場合の例を図2に示す。この例のように子機Nの端末番
号として00を登録した場合、親機の二重登録状態が判
別され、子機Nは伝送ライン13から自動的に切り離さ
れる。
【0015】次に、親機が伝送ラインに送出するポーリ
ング信号と、それに応答する各子機の応答信号の例を図
4に示す。親機はTで示す周期で端末番号01から31
まで順次ポーリング信号を送出し、これを繰り返す。子
機は、伝送ライン上のポーリング信号を検出し、自分の
端末装置に登録された端末番号のポーリングに対し応答
する。
【0016】図3はこの発明の実施例であるPOS端末
を分岐接続して構成したPOSシステムを示す概略ブロ
ック図である。図3においてPOSシステムは伝送ライ
ン13に親機を含めて分岐接続された例えば32台のP
OS端末1を含む。伝送ライン13には例えばストアコ
ントローラが接続される。
【0017】POS端末1は、メインCPU2、伝送用
サブCPU3、ウォッチドッグタイマー(図示ではWD
T)4、トランシーバー部5、表示部8、周辺インタフ
ェース9、ROM10、RAM11およびキーボード1
2とを含む。
【0018】ROM10には、メインCPU2の実行す
べきプログラムを予め書き込んでいる。RAM11はI
Dコードを記憶し、また送信データおよび受信データを
一時的に記憶する。キーボード12はIDコードの入力
などを行う。メインCPU2はROM10に予め書き込
まれているプログラムを実行して周辺インターフェース
9の動作制御などを行う。周辺インタフェース9は伝送
用サブCPU3とメインCPU2との間で入出力を行
う。トランシーバー部5は伝送ライン13を介してデー
タの送受信を行うものであり、トランシーバー6とスイ
ッチ素子7とを含む。伝送用サブCPU3はトランシー
バー部5の動作を制御する。伝送ライン13からポーリ
ング信号を受信したとき、送信すべきデータが存在する
場合には、そのPOS端末1からのデータ送信を可能と
するために、伝送用サブCPU3はゲートイネーブル信
号をトランシーバー6に出力する。送信データは伝送用
サブCPU3からトランシーバー6を介して伝送ライン
13に出力される。受信データはこの経路と逆経路で受
信される。ウオッチドッグタイマー4はメインCPU2
および伝送用サブCPU3の動作を監視する。表示部8
はIDコードの二重登録が行われた異常状態の時、その
異常状態を報知し、また、ウオッチドッグタイマー4が
メインCPU2または伝送用サブCPU3の動作が異常
になった時もその異常状態を報知する。
【0019】次に、各POS端末の処理手順の主要部を
フローチャートとして図5に示す。
【0020】POS端末は、動作開始時に端末番号登録
モードであれば、先ずキーボードから入力される端末番
号を読み取る(n1→n2)。後に述べるように、端末
番号が00であれば親機、01〜31であれば子機とし
て動作する。キーボードから入力された数値が01〜3
1の範囲であれば子機とみなして、その端末番号のポー
リングに応答する装置が存在するか否かを監視する(n
3→n4→n5)。すなわち最初のポーリングには自端
末からはレスポンスを返さず、他端末がレスポンスを返
すか否かをチェックする。もしそのポーリングに応答す
る他の端末が無ければ、その端末番号の登録を完了し、
子機としての動作を開始する(n6→n7)。もし、登
録した端末番号のポーリングに応答する他の端末を検出
したなら、図3に示したスイッチ素子7を開成して端末
を伝送ラインから切り離す(n6→n11)。その後表
示部8を用いて、端末番号の二重登録による異常である
ことを報知する(n12)。また、もし端末番号として
00が登録されたなら、伝送ライン上に他の親機による
ポーリング信号が存在するか否かを判別する(n3→n
8→n9)。図4に示したように、ポーリング信号は一
定時間Tの周期で伝送ラインに送出されるため、もしこ
の時間T内に正常なポーリング信号があれば、親機の二
重登録状態として検知することができる。親機の二重登
録状態であれば、親機として登録されたその端末を伝送
ラインから切り離し、異常報知を行う(n9→n11→
n12)。他の親機からのポーリング信号が無ければ、
端末番号の登録を完了し、親機としての動作を開始する
(n9→n10)。
【0021】以上に示した実施例では、子機としての端
末番号の二重登録を判別して二重登録時に伝送ラインか
ら切り離す機能と、親機としての二重登録を判別して、
二重登録時に伝送ラインから切り離す機能とを備えたた
め、同じ端末を親機または子機のいずれにも選択使用可
能となる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、データ伝送装置に登
録されるIDコードが、子機として既に登録されている
他のデータ伝送装置のIDコードと同一である場合に
は、これが異常状態として自動判別され、その異常時に
データ伝送装置が伝送ラインから切り離され、且つ異常
状態の報知が行われる。このため、データの衝突による
伝送不能およびシステムダウンを防止することができ、
二重登録されたデータ伝送装置を速やかに判別できるよ
うになる。しかも簡易な構成で装置の制御・管理が容易
且つ誤りなくできるため、従来の大掛かりな親機および
コントローラ側での対応が不要となり、コストダウンも
図れる。さらに、すでに伝送ラインに接続されていた同
一IDコードの子機や親機が伝送ラインから切り離され
ることがなく、システムの稼働率を低下させることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】子機としての端末番号の二重登録の状態を示す
POSシステムのブロック図である。
【図2】親機としての端末番号の二重登録の状態を示す
POSシステムのブロック図である。
【図3】POS端末内部の構成を示すPOSシステムの
概略ブロック図である。
【図4】ポーリング信号と応答信号の関係を示す図であ
る。
【図5】POS端末の処理手順の主要部を示すフローチ
ャートである。
【図6】一般的なPOSシステムの構成を示すブロック
図である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/00 - 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送ラインに分岐接続され、伝送ライン
    を介してデータ伝送を行うデータ伝送装置において、 伝送ラインを介してデータの送受信を行う送受信手段
    と、 子機としてのIDコードを登録するIDコード登録手段
    と、子機としての前記IDコードの登録後、親機からの自装
    置に対する最初のポーリング信号を検出したとき、該ポ
    ーリング信号に対してレスポンスを返した 他装置の有無
    を判別する判別手段と、 この判別手段により自装置と同一IDコードの他装置が
    存在する異常状態を検知したとき、前記送受信手段を前
    記伝送ラインから切り離すスイッチング手段と、 前記異常状態の発生を報知する報知手段と、を備え、 上記判別手段は、前記IDコードの登録後、親機からの
    自装置に対する最初のポーリング信号を検出したとき、
    該ポーリング信号に対するレスポンスを禁止する手段を
    含む データ伝送装置。
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