JPH08331162A - トークンパッシングリング故障検出方式 - Google Patents

トークンパッシングリング故障検出方式

Info

Publication number
JPH08331162A
JPH08331162A JP7161434A JP16143495A JPH08331162A JP H08331162 A JPH08331162 A JP H08331162A JP 7161434 A JP7161434 A JP 7161434A JP 16143495 A JP16143495 A JP 16143495A JP H08331162 A JPH08331162 A JP H08331162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
token
loss
pattern
request frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7161434A
Other languages
English (en)
Inventor
Terufumi Matsunaga
永 輝 史 松
Shinichi Kosaka
坂 信 一 幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7161434A priority Critical patent/JPH08331162A/ja
Publication of JPH08331162A publication Critical patent/JPH08331162A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】迅速な故障ノードの特定が可能なトークンパッ
シングリング故障検出方式を提供する。 【構成】二重化されたリングを介して環状に縦属接続さ
れた複数のノードのうち一つのノードがシステム管理ノ
ード1として指定され、各ノードは、トークンパターン
の紛失を検出するトークンパターン紛失検出手段11
と、トークンパターンの紛失が検出されたとき、自己の
ノードを指定する情報を少なくとも有する診断要求フレ
ームを送出する診断要求フレーム送出手段21を備え、
システム管理ノードが、診断要求フレームを受信、解読
してトークンパターンの紛失を検出したノードを認識
し、その認識結果に基づいて故障ノードを特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトークンパッシングリン
グ故障検出方式に関し、特に障害発生ノードの迅速な特
定が可能なトークンパッシングリング故障検出方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数のノードが環状に縦属接続され、且
つ二重化されたトークンパッシングリングにおいては、
一つのノードがシステム全体の故障状態を検出するシス
テム管理ノードとして機能している。
【0003】一般的なこの種のトークンパッシング二重
化リングの構成例が図4に示されている。システム管理
ノード1の他に、ノード2〜4がリングR0とR1を介
して縦属接続されている。システム管理ノード1は、ノ
ード2に起因するリング障害発生時、システム管理ノー
ド1が自ノード内で、トークンパターン受信タイムアウ
トを検出したり、リード3や4から正常リングR1を経
由してトークンパターン未受信情報を受信すると、正常
リングR1を経由して全てのノードに診断試験を実施す
る。
【0004】図5には、各ノードの構成ブロック図が示
されている。各ノードは、同一構成である0系ノードN
0と1系ノードN1により二重化されており、以下の説
明は、そのうちの一方のノード(N0)について説明す
る。リングを介して受信したデータは、受信部10に入
力され、内蔵されているトークンカウントレジスタ部1
2にセットされているデータと、一定時間内のトークン
パターン検出回数とに基づいてトークンパターンの紛失
があったか否かを判断する。データ記憶部30は、受信
部10からのデータを一時記憶する。制御部40は、デ
ータ記憶部30のデータをノード内のプロセツサに送出
して所定のノード内制御を行わせる。データ処理部50
は、データ記憶部30のデータに基づいて所定のデータ
処理、例えば受信データが自己ノードを送信先として送
出されている場合には、そのデータを取り込み、また自
己ノードと関連のないデータであれば、データ記憶部3
0を介して送信部20に送出し、更にリングを経由して
次のノードに送出する。類似の構成を有するトークンパ
ッシングリングに関する技術が特開平1−132245
号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
トークンパッシングリング故障検出方式は、システム管
理ノードや他のノードが検出するトークンパターン受信
タイムアウトによるトークンパターン紛失エラー情報に
基づいて、ノードやリングの異常個所を特定している。
【0006】しかしながら、システム管理ノード1が検
出するトークンパターン受信タイムアウトは、リングを
介した通信が不能となった結果を知るもので、また、他
のノード2〜4から送出されるトークンパターン紛失エ
ラー情報は、各ノード2〜4の各ノードにおける処理時
間(ソフトウエア処理時間)に差がある場合には、必ず
しもトークンパターン紛失を早く検出した順にシステム
管理ノード1が受信するとは限らない。
【0007】したがって、システム管理ノードは、トー
クンパターン紛失エラー情報を検出または受信した後
に、全てのノードに対して診断試験を実施しなければな
らず、故障ノード特定にかなりな時間を要してしまうと
いう問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、迅速な故障ノー
ドの特定が可能なトークンパッシングリング故障検出方
式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるトークンパッシングリング故障検出方
式は、二重化されたリングを介して環状に縦属接続され
た複数のノードのうちいずれかのノードの故障を検出す
るトークンパッシングリング故障検出方式において、前
記各ノードは、トークンパターンの紛失を検出するトー
クンパターン紛失検出手段と、前記トークンパターンの
紛失が検出されたとき、自己のノードを指定する情報を
少なくとも有する診断要求フレームを送出する診断要求
フレーム送出手段とを備え、前記複数のノードのうちシ
ステム管理ノードとして指定されたノードは、前記診断
要求フレームを受信、解読して前記トークンパターンの
紛失を検出したノードを認識し、認識結果に基づいて、
故障ノードを特定するように構成される。
【0010】ここで、前記トークンパターン紛失検出ノ
ードが接続されたデータ発信元である上流接続先のノー
ドが故障ノードであると特定することができ、前記シス
テム管理ノードは、一番目に受信した診断要求フレーム
は処理対象とし、2番目以降に受信した診断要求フレー
ムは全て無視する。
【0011】また、前記トークン紛失検出手段は、受信
データと受信クロックに基づいてトークンパターンを検
出するトークンパターン検出部と、前記トークンパター
ン検出時にリセットされるタイマー部とを有し、前記診
断要求フレームは、送信先を指定する送信先種別フィー
ルド、発信先を示す発信元フィールド及びフレームチェ
ックフィールドを含むように構成され、前記送信先種別
フィールドには、全てのノードが受け取れる送信先種別
データを付加することができる。
【0012】
【作用】本発明では、二重化されたリングを介して環状
に縦属接続された複数のノードのうち一つのノードがシ
ステム管理ノードとして指定され、各ノードは、トーク
ンパターンの紛失を検出するトークンパターン紛失検出
手段と、トークンパターンの紛失が検出されたとき、自
己のノードを指定する情報を少なくとも有する診断要求
フレームを送出する診断要求フレーム送出手段を備え、
システム管理ノードが、診断要求フレームを受信、解読
してトークンパターンの紛失を検出したノードを認識
し、その認識結果に基づいて故障ノードを特定する。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明によるトークンパッシン
グリング故障検出方式の一実施例を示す各ノードの構成
ブロック図である。
【0014】本実施例における各ノードは、図4と同様
にリングR0とR1で二重化されて縦属接続されてお
り、ノード1がシステム管理ノードとして機能してい
る。また、0系ノードN0と1系ノードN1との間には
制御交路が設けられている。尚、以下の説明では0系ノ
ードN0についての構成、動作説明であるが、1系ノー
ドN1についても同様である。
【0015】リングを介して受信したデータはノード受
信部10にて受信される。ノード受信部10には、後述
する構成のトークンパターン紛失検出部11が設けられ
ており、ノード等の故障状態が検出される。また、送信
部20には、後述する診断要求フレーム送出部21が設
けられている。各ノードを構成するデータ記憶部30、
制御部40及びデータ処理部50の構成、動作は図5で
説明したものと同様である。
【0016】トークンパターン紛失検出部11は、例え
ば図2に示すように構成され、リングを介して受信した
受信データと受信クロックとに基づいてトークンパター
ンを検出するトークンパターン検出部111とタイマー
部112とから成る。トークンパターン検出部111か
らはタイマー112に対してタイマー用のパルス(タイ
マー供給パルス)P及びトークンパターン検出に応答し
てタイマー動作をリセットするタイマーリセット信号R
ESETが送出される。したがって、タイマー部112
からはトークン紛失情報が得られ、以下で説明する診断
要求フレーム送信部に対する起動信号DRVが出力され
る。
【0017】送信部20の診断要求フレーム送出部21
は、上記トークン紛失検出部11のタイマー部112か
らの起動信号を受信すると、図3に示すようなフォーマ
ット構成例を有する診断要求フレームを送出する。本実
施例における診断要求フレームは、通常のデータと制御
データとを識別するためのフラグF1、フレーム識別フ
ィールドF2、送信先を示す送信先種別フィールドF
3、データの発信源を示す発信元フィールドF4、フレ
ームチェックフィールドF5から成る。
【0018】以上のような構成において、ノード2が故
障である場合の動作について説明する。この場合、通常
リングR0内を循環するトークンパターンが壊れ、トー
クン紛失検出部11を備えた全てのノードのうち最先に
トークン紛失を検出したノード3の診断要求フレーム送
出部21から図3に示すような診断要求フレームが正常
リングR1内に送出される。送信先種別フィールドF3
には全てのノードが受信可能な送信先種別データを付加
して送出される。正常リングR1内に送出された診断要
求フレームは、システム管理ノード1で受信され、デー
タ処理部50で発信元フィールドF4に基づいて発信元
ノード情報を認識して記憶する。他のノード2〜4は、
受信部20で診断要求フレームは受信するが、そのフレ
ームは破棄される。
【0019】システム管理ノード1は、正常リング内に
接続された全てのノードから診断要求フレームは送出さ
れるものの、先頭の診断要求フレームの発信元フィール
ドF4から読み取られる発信元ノードを登録し、2番目
以降の診断要求フレームは全て無視する。
【0020】診断要求フレームを受信したシステム管理
ノード1は、診断要求フレーム内の発信元フィールドF
4に基づいて発信元ノードを知り、一つ手前のノードを
故障ノードと認知し、リングR0と故障ノード2をアウ
トサービスとするとともに、リングR1経由でノード2
に対して診断試験を実施する。このように、本実施例で
は、故障ノードのすぐ下流のノードが必ず最初にトーク
ンパターン紛失を検出し、診断要求フレームを送出して
いる。
【0021】トークンパッシング二重化リング保守者
は、診断実行結果より診断リストに従って故障箇所の交
換をするとともに、故障ノード2の再度の結果を見て、
正常であれば、故障ノード2とリングR0をインサービ
スとする。この処理は、制御系により自動的に行うこと
ができることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトークン
パッシングリング故障検出方式によれば、迅速な故障ノ
ードの特定が容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトークンパッシングリング故障検
出方式の一実施例を示す各ノードの構成ブロック図であ
る。
【図2】図1におけるトークン紛失検出部11の構成例
を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例における診断要求フレームの構
成を示す図である。
【図4】一般的なトークンパッシング二重化リングの構
成例を示す図である。
【図5】従来の各ノードの構成ブロック図である。
【符号の説明】
10 ノード受信部 11 トークンパターン紛失検出部 20 送信部 21 診断要求フレーム送出部 30 データ記憶部 40 制御部 50 データ処理部 111 トークンパターン検出部 112 タイマー部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二重化されたリングを介して環状に縦属接
    続された複数のノードのうちいずれかのノードの故障を
    検出するトークンパッシングリング故障検出方式におい
    て、前記各ノードは、トークンパターンの紛失を検出す
    るトークンパターン紛失検出手段と、前記トークンパタ
    ーンの紛失が検出されたとき、自己のノードを指定する
    情報を少なくとも有する診断要求フレームを送出する診
    断要求フレーム送出手段とを備え、 前記複数のノードのうちシステム管理ノードとして指定
    されたノードは、前記診断要求フレームを受信、解読し
    て前記トークンパターンの紛失を検出したノードを認識
    し、認識結果に基づいて、故障ノードを特定することを
    特徴とするトークンパッシングリング故障検出方式。
  2. 【請求項2】前記トークンパターン紛失検出ノードが接
    続されたデータ発信元である上流接続先のノードが故障
    ノードであると特定する請求項1に記載のトークンパッ
    シングリング故障検出方式。
  3. 【請求項3】前記システム管理ノードは、一番目に受信
    した診断要求フレームは処理対象とし、2番目以降に受
    信した診断要求フレームは全て無視する請求項1に記載
    のトークンパッシングリング故障検出方式。
  4. 【請求項4】前記トークン紛失検出手段は、受信データ
    と受信クロックに基づいてトークンパターンを検出する
    トークンパターン検出部と、前記トークンパターン検出
    時にリセットされるタイマー部とを有する請求項1に記
    載のトークンパッシングリング故障検出方式。
  5. 【請求項5】前記診断要求フレームは、送信先を指定す
    る送信先種別フィールド、発信先を示す発信元フィール
    ド及びフレームチェックフィールドを含む請求項1に記
    載の。トークンパッシングリング故障検出方式
  6. 【請求項6】前記送信先種別フィールドには、全てのノ
    ードが受け取れる送信先種別データが付加されている請
    求項1に記載のトークンパッシングリング故障検出方
    式。
JP7161434A 1995-06-05 1995-06-05 トークンパッシングリング故障検出方式 Pending JPH08331162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7161434A JPH08331162A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 トークンパッシングリング故障検出方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7161434A JPH08331162A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 トークンパッシングリング故障検出方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08331162A true JPH08331162A (ja) 1996-12-13

Family

ID=15735045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7161434A Pending JPH08331162A (ja) 1995-06-05 1995-06-05 トークンパッシングリング故障検出方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08331162A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010074515A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Toshiba Corp ネットワークシステム
JP2011061623A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Toshiba Corp ネットワークシステム、ハブ装置および障害ノード特定方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02277341A (ja) * 1989-04-18 1990-11-13 Fujitsu Ltd 障害処理方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02277341A (ja) * 1989-04-18 1990-11-13 Fujitsu Ltd 障害処理方式

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010074515A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Toshiba Corp ネットワークシステム
JP2011061623A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Toshiba Corp ネットワークシステム、ハブ装置および障害ノード特定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0263773B1 (en) Symmetrization for redundant channels
JPH0339422B2 (ja)
JPH01293450A (ja) 障害装置特定システム
US20080313426A1 (en) Information Processing Apparatus and Information Processing Method
US5706422A (en) Method of locating fault of communication system
JPH08331162A (ja) トークンパッシングリング故障検出方式
EP0412035A1 (en) Method for selecting a leader terminal in a token ring system
JPH01217666A (ja) マルチプロセッサシステムの障害検出方式
JP2518517B2 (ja) 通信バス監視装置
US20050172167A1 (en) Communication fault containment via indirect detection
JPH05134998A (ja) マルチプロセツサシステム
JPH0435251A (ja) リングネットワークの障害監視方式
JPH05204692A (ja) 情報処理装置の故障検出・切離方式
JPS63212238A (ja) 伝送誤り検出方式
JP2002170177A (ja) 火災報知システム
JPH02281368A (ja) 制御装置の故障検出機構
JPH05260062A (ja) 二重アドレス検出方式及び二重アドレス回避方式
JPH07334433A (ja) バス制御装置
JPH04321342A (ja) トークンアクセス法での障害検出方法
JPH03232056A (ja) マルチプロセッサシステム診断方式
JPH0247947A (ja) 共通バス障害プロセッサ検出方式
JPS61230447A (ja) ル−プネツトワ−クの試験方式
JPH053486A (ja) データ伝送システム
JPS60128744A (ja) 2重アドレスチエツク方式
JPS58123255A (ja) 一重ル−プ伝送システムの障害箇所検出方式

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970701