JPH05314373A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH05314373A
JPH05314373A JP11424592A JP11424592A JPH05314373A JP H05314373 A JPH05314373 A JP H05314373A JP 11424592 A JP11424592 A JP 11424592A JP 11424592 A JP11424592 A JP 11424592A JP H05314373 A JPH05314373 A JP H05314373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transmission
station
line
transmission data
Prior art date
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Pending
Application number
JP11424592A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Motoike
克彦 本池
Haruki Ekimori
晴樹 益守
Kazuyoshi Haruhara
一義 春原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP11424592A priority Critical patent/JPH05314373A/ja
Publication of JPH05314373A publication Critical patent/JPH05314373A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ送信時に送信データの衝突を簡単にロ
ジックで検出する。 【構成】 伝送制御部18は他局へデータを送信した
り、この送信データを記憶し、更に自局あるいは他局か
らのデータを予め設定されている判定値にしたがって受
信する。ここで、受信データの判定値は自局のデータ送
信時のみ変化させる。CPU11は送信データと受信デ
ータとを比較することにより自局の送信データが他局か
らの送信データと衝突したか否かを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、POS(ポ
イントオブセールス)システムを構築する電子式キャッ
シュレジスタ(ECR)等のデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、POSシステムはインラインを介
してPOSターミナルとしての複数台のECRが接続さ
れており、そして、コンテンション方式にしたがって回
線制御を行うものにおいては、各ECRは主局にも属局
にもなれる複合局として機能する。ここで、各ECRは
データ送信時に回線の空き状態を検出し、回線が空いて
いればデータ転送を開始し、回線が空いていなければ空
くのを待ってデータ転送を行うようにしていた。このよ
うにコンテンション方式はポーリング方式のように送信
権を持たすという方式ではないので、2台以上のECR
が同時にデータ転送を開始すると、データが回線上で衝
突してしまう。ここで、図8に示す様にマシンNo
「1」のECRがデータ転送中において、他のマシンN
o「2」、「4」のECRで転送すべきデータが揃った
ものとすると、マシンNo「2」、「4」のECRは、
マシンNo「1」のECRにおけるデータ転送が終了す
るのを待ってデータ転送をそれぞれ開始する為、回線上
でデータの衝突が起きる。この場合、衝突したデータを
回線に送信し続けると、無駄にインライン回線を使って
しまう為、データが衝突したら直ちにデータ転送を止め
て再送しようとするコリジョンコトンロールを行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コリジョンコトンロールは回線上の電流を検出し、デー
タが衝突したときの電流増加でデータ転送を止める方式
である為、検出回路が複雑となり、コスト高となる等の
欠点があった。そこで、データの衝突をロジック的に検
出することも考えられる。ここで、図5は正常時の回線
上のデータ波形とデータ衝突時の回線上のデータ波形と
を示し、例えばレシーバで回線上のデータを受信し、そ
の受信波形(例えばパルス幅)に基づいてデータの衝突
を検出しようとしてもデータが衝突した時、データはレ
シーバの不定領域に入り、検出不可能になってしまう。
ここでレシーバの不定領域から外れるようにデータの判
定値(ローレベル/ハイレベルを判定する電圧レベル)
を上げたり、下げたりすると、今度は自局から遠距離に
ある他局からの送信データを受信した際、受信波形は図
6(c)に示す様に減衰して大きくなり、振幅が小さく
なる為、判定値を変化させると受信不可能となってしま
う。この発明の課題は、データ送信時に送信データの衝
突を簡単にロジックで検出できるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。データ送信手段1(図1の機能ブロック図を
参照、以下同じ)は、POSシステム等において、他局
へデータを送信する。送信データ記憶手段2はこのデー
タ送信手段1から送信される送信データを記憶するメモ
リである。データ受信手段3は自局あるいは他局からの
データを予め設定されている判定値にしたがって受信す
る。判別手段4は送信データ記憶手段2内の送信データ
とデータ受信手段3からの受信データを比較することに
より自局の送信データが他局からの送信データと衝突し
たか否かを判別する。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、自局が他局のデータを送信する際、データ受信手段
3に予め設定されている判定値を変化させて第1の設定
値から第2の設定値に切り換えておく。ここで、データ
送信手段1が他局へデータを送信した際、判別手段4は
送信データ記憶手段2内の送信データとデータ受信手段
3からの受信データを比較することにより自局の送信デ
ータが他局からの送信データと衝突したか否かを判別す
る。したがって、データ送信時に送信データの衝突を簡
単にロジックで検出することができる。
【0006】
【実施例】以下、図2〜図7を参照して一実施例を説明
する。図2はPOSターミナルとしてのECRの構成を
示したブロック図である。CPU11はROM12内の
各種プログラムにしたがってこのECRの全体動作を制
御するもので、CPU11にはその周辺デバイスとして
の入力部13、伝送制御部14、ランダムタイマ15、
印字部17、ドロア18が接続され、それらの入出力動
作を制御する。
【0007】入力部13はそのキーボード上にテンキー
AK、ファンクションキーBK、モードスイッチMS等
を有している。モードスイッチMSはその切換位置に応
じて「P(設定)」、「REG(登録)」、「OFF
(電源オフ)」、「X(点検)」、「Z(精算)」の各
モードを切り換える。ここで、モードスイッチMSが
「REG」の位置にセットされている登録モードにおい
て、入力部13から入力された売上データは入力制御部
19を介してCPU11に取り込まれると共に、表示駆
動部20、印字制御部21に送られ、表示部16から表
示出力されたり、印字部17にセットされているレシー
ト/ジャーナルに印字出力され、更にはRAM22内の
合計器に登録される。
【0008】伝送制御部14は図3に示す如く構成され
ている。なお、本実施例においてはコンテンション方式
にしたがってデータ伝送を行うもので、そのインライン
回線にはドライバ14−1、レシーバ14−2が接続さ
れ、データ転送部14−3からのデータはドライバ14
−1を介して他局へ送信され、また、自局あるいは他局
からの送信データはレシーバ14−2を介してデータ受
信部14−4に取り込まれる。送信データ記憶部14−
5はCPU11からのデータを送信データとして一時記
憶するもので、その内容はデータ転送部14−3に送ら
れて他局へ送信されると共に、CPU11に返送され
る。なお、この場合、CPU11は送信データ記憶部1
4−5からの送信データとドライバ14−1によって受
信した受信データとを比較することによって自局の送信
データが他局からの送信データと回線上で衝突したか否
かの検出を行う。ここで、CPU11は回線上でデータ
が衝突したことを検出した場合には、図2に示すランダ
ムタイマ15をスタートさせて所定時間経過後、データ
を再送する。
【0009】次に、本実施例の動作を説明する。図4は
送信データが揃った段階で割込でスタートする送信動作
を示したフローチャートである。先ず、本実施例はコン
テンション方式を採用している為、送信データが揃う
と、通常の方法にしたがって回線が使用中かどうかをチ
ェックする(ステップS1)。ここで、回線が使用中で
あれば、ステップS1に戻り、回線が空くまで待機す
る。いま、回線が使用中でなければ、ステップS2に進
み、レシーバ14−2の判定値を変化させたのちデータ
転送を開始する(ステップS3)。つまり、予め設定さ
れているレシーバ14−2の判定値を下げて他の判定値
に切り換えてからデータ転送を開始する。この場合、C
PU11からのデータは送信データ記憶部14−5に送
られて保持されると共に、データ転送部14−3に送ら
れてドライバ14−1から送信される。ここで、データ
転送中は自局が発信したデータをレシーバ14−2、デ
ータ受信部14−4を介して受信し、送信データ記憶部
14−5内のデータとデータ受信部14−4からのデー
タとを比較する(ステップS4)。その結果、自局の送
信データが他局の送信データと衝突したか否かを監視す
る(ステップS5)。
【0010】いま、図6(A)に示す様な自局の送信デ
ータをそのまま受信すると、レシーバ14−2の出力は
同図(B)に示す如くとなる。一方、自局の送信データ
と他局の送信データとが回線上で衝突すると、回線上の
データは図7(A)に示す様に大きく振れるが、この場
合、レシーバ14−2の判定値を予め図中破線で示す位
置に下げてある為、レシーバ14−2の出力は同図
(B)に示す如くとなる。ここで、正常時のレシーバ出
力と衝突時のレシーバ出力とはローレベル(GNDレベ
ル)の幅とハイレベル(Vccレベル)の幅とが極端に
相違するようになる為、その変化を基準としてデータの
衝突検出を行う。
【0011】ここで、データ衝突が無ければステップS
6に進み、送信データ終了かをチェックし、終了でなけ
れば、ステップS4に戻り、データ衝突を検出しなが
ら、データ送信を続ける。いま、ステップS5でデータ
衝突が検出されると、ステップS8に進み、ランダムタ
イマ15をセットし、時間計測動作をスタートさせ(ス
テップS8)、所定時間が経過するまで待機する(ステ
ップS9)。そして、所定時間が経過する、ステップS
3に戻り、再びデータ転送を開始する。一方、回線上で
データの衝突もなく、データを全て正常に送信し終る
と、レシーバ14−2の判定値を元の値に戻しておく
(ステップS7)。
【0012】このように本実施例においては、自局のデ
ータ送信時のみレシーバ14−2の判定値を下げておく
ことにより、データ衝突時でも受信可能となり、データ
が衝突した時、図7に示す如く受信データのローレベル
の幅がハイレベルの幅よりも極端に少なくなるので、こ
れを検出基準とすることでデータの衝突をロジックで検
出することが可能となる。なお、遠距離の他局からの送
信データを受信した場合、レシーバ14−2の判定値は
元の位置に戻されるので、遠距離データを正常に受信す
ることが可能となる。図6(c)、(d)はこの場合の
状態を示し、自局と距離のある他局からの送信データは
図6(c)に示す如く減衰して振幅が小さくなるが、レ
シーバ14−2の判定値は元の状態に戻されているの
で、レシーバ14−2の出力は図6の(d)に示す様な
波形となり、遠距離データの受信が可能となる。
【0013】なお、上記実施例はPOSシステムにおい
てインライン伝送を示したが、伝送媒体としてはオンラ
インでも無線でも可能である。また、マスタの他にバッ
クアップマスタを備えたマスタ/スレーブ方式の伝送シ
ステムにおいて、マスタ装置が何らかの原因でダウン
し、バックアップマスタ装置が主局として動作している
時、マスタ装置が回復すると、マスタ装置、バックアッ
プマスタ装置が共に主局として動作してしまうタイミン
グが存在する。この場合、ポーリング方式にしたがって
マスタ装置とバックアップマスタ装置とがスレーブ操作
とを同時に選択指定すると、双方の指定データが回線上
で衝突することがある。このようなマスタ同士の衝突を
上記実施例と同様に検出するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、データ送信時に送信
データの衝突を簡単にロジックで検出することができる
ので、コリジョンコントロールを簡単に効率良く行い得
る等、実用性に富んだものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機能ブロック図。
【図2】POSターミナルであるECRのブロック図。
【図3】図2で示した伝送制御部14の構成図。
【図4】データ送信時の動作を示したフローチャート。
【図5】正常時とデータ衝突時における回線上のデータ
を示した図。
【図6】自局の送信データあるいは遠距離にある他局か
らの長距離データを受信した際のデータ波形を示した
図。
【図7】データ衝突時における受信波形を示した図。
【図8】従来例のコンテンション方式を説明する為の
図。
【符号の説明】
11 CPU 12 ROM 14 伝送制御部 14−1 ドライバ 14−2 レシーバ 14−3 データ転送部 14−4 データ受信部 14−5 送信データ記憶部 22 RAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】他局へデータを送信するデータ送信手段
    と、 このデータ送信手段から送信される送信データを記憶す
    る送信データ記憶手段と、 自局あるいは他局からのデータを予め設定されている判
    定値にしたがって受信するデータ受信手段と、 前記送信データ記憶手段内の送信データと前記データ受
    信手段からの受信データを比較することにより自局の送
    信データが他局からの送信データと衝突したか否かを判
    別する判別手段と、 を備え、前記データ受信手段に予め設定されている判定
    値を自局のデータ送信時のみ変化させて第1の設定値か
    ら第2の設定値に切り換えるようにしたことを特徴とす
    るデータ処理装置。
JP11424592A 1992-04-08 1992-04-08 データ処理装置 Pending JPH05314373A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11424592A JPH05314373A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 データ処理装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11424592A JPH05314373A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 データ処理装置

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JPH05314373A true JPH05314373A (ja) 1993-11-26

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ID=14632928

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JP11424592A Pending JPH05314373A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 データ処理装置

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