JPH06133007A - 障害監視方法 - Google Patents
障害監視方法Info
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- JPH06133007A JPH06133007A JP4283341A JP28334192A JPH06133007A JP H06133007 A JPH06133007 A JP H06133007A JP 4283341 A JP4283341 A JP 4283341A JP 28334192 A JP28334192 A JP 28334192A JP H06133007 A JPH06133007 A JP H06133007A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、装置内パッケージの電源が断のと
きでも、そのパッケージのFAILランプの点灯や、電
源監視機能動作を可能とする障害監視方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 装置内パッケージ20のFAILランプLP
1に電源を供給し、装置内パッケージ20からの障害情
報を受けて、該当パッケージにFAIL用命令を送出す
るFAIL監視部11を有する監視用パッケージ10
と、パッケージ20内で発生する障害情報を受け、FA
IL監視部11へ障害情報を送出する障害監視部21
と、監視用パッケージ10からFAIL用電源とのFA
IL命令を受ける警報用ランプLP1とを有する装置内
パッケージ20とで構成し、装置内パッケージ20にお
いて、障害が発生すると、該当パッケージ20のFAI
LランプLP1は監視用パッケージ10からの電源とF
AIL命令により、ランプを点灯するようにする。
きでも、そのパッケージのFAILランプの点灯や、電
源監視機能動作を可能とする障害監視方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 装置内パッケージ20のFAILランプLP
1に電源を供給し、装置内パッケージ20からの障害情
報を受けて、該当パッケージにFAIL用命令を送出す
るFAIL監視部11を有する監視用パッケージ10
と、パッケージ20内で発生する障害情報を受け、FA
IL監視部11へ障害情報を送出する障害監視部21
と、監視用パッケージ10からFAIL用電源とのFA
IL命令を受ける警報用ランプLP1とを有する装置内
パッケージ20とで構成し、装置内パッケージ20にお
いて、障害が発生すると、該当パッケージ20のFAI
LランプLP1は監視用パッケージ10からの電源とF
AIL命令により、ランプを点灯するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送装置等通信装置に
おける障害発生時の障害検出パッケージのFAILラン
プや、当該パッケージの電源障害監視部等への電源供給
に関する。
おける障害発生時の障害検出パッケージのFAILラン
プや、当該パッケージの電源障害監視部等への電源供給
に関する。
【0002】近年、伝送装置等通信装置における処理機
能の複雑化・高度化等により、使用するパッケージの増
加に伴い、障害発生をそれぞれのパッケージ毎に表示す
る方法が採用されているものがある。このような場合の
それぞれパッケージ内電源障害による警報表示ミスの低
減が強く要求されている。
能の複雑化・高度化等により、使用するパッケージの増
加に伴い、障害発生をそれぞれのパッケージ毎に表示す
る方法が採用されているものがある。このような場合の
それぞれパッケージ内電源障害による警報表示ミスの低
減が強く要求されている。
【0003】
【従来の技術】図6により、従来例について説明する。
従来の伝送装置は、装置を構成する各パッケージ(PK
G)の障害発生を知らせるランプ(FAILランプ)L
P1を点灯するのに、ランプの電源はそのパッケージの
電源部より供給し、また、各パッケージ内に有する障害
監視部21からのFAIL命令により点灯させていた。
従来の伝送装置は、装置を構成する各パッケージ(PK
G)の障害発生を知らせるランプ(FAILランプ)L
P1を点灯するのに、ランプの電源はそのパッケージの
電源部より供給し、また、各パッケージ内に有する障害
監視部21からのFAIL命令により点灯させていた。
【0004】また、従来の伝送装置では、監視系に各パ
ッケージの実装情報を送っており、パッケージ未実装時
には、そのパッケージの警報をマスクしていた。
ッケージの実装情報を送っており、パッケージ未実装時
には、そのパッケージの警報をマスクしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような方法
では、パッケージの電源が断になったときには、FAI
Lランプが点灯しないため、そのパッケージの電源が断
になっているのか否かについては装置を見ただけでは判
断できない。
では、パッケージの電源が断になったときには、FAI
Lランプが点灯しないため、そのパッケージの電源が断
になっているのか否かについては装置を見ただけでは判
断できない。
【0006】また、監視系に各パッケージの実装情報を
送っている場合、パッケージが未実装のときに、そのパ
ッケージの電源が断になると、警報が発生しなくなると
いう問題があったため、パッケージ内電源が断になった
ときでも、監視系に警報を送出する必要があった。
送っている場合、パッケージが未実装のときに、そのパ
ッケージの電源が断になると、警報が発生しなくなると
いう問題があったため、パッケージ内電源が断になった
ときでも、監視系に警報を送出する必要があった。
【0007】パッケージ内電源が断になったとき、警報
を監視系に送出する手段として、パッケージ内電源でリ
レーを動作させておき、電源が断になったときの接点閉
塞による地気を用いるのが簡単であるが、リレーの使用
は、消費電力が大きいと言う欠点がある。
を監視系に送出する手段として、パッケージ内電源でリ
レーを動作させておき、電源が断になったときの接点閉
塞による地気を用いるのが簡単であるが、リレーの使用
は、消費電力が大きいと言う欠点がある。
【0008】なお、実装情報はパワーオンリセット回路
を使用しており、電源断時には未実装に見えてしまうと
いう別の問題もあった。本発明は、係る問題を解決する
もので、装置内パッケージの電源が断のときでも、その
パッケージのFAILランプの点灯や、電源監視機能動
作を可能とする障害監視方法を提供することを目的とす
る。
を使用しており、電源断時には未実装に見えてしまうと
いう別の問題もあった。本発明は、係る問題を解決する
もので、装置内パッケージの電源が断のときでも、その
パッケージのFAILランプの点灯や、電源監視機能動
作を可能とする障害監視方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の障害監
視方法の第1の実施例である。図中、10は監視用パッ
ケージ(PKG)、11はFAIL監視部、20は装置
内パッケージ(PKG)、21は障害監視部、LP1は
FAILランプである。
視方法の第1の実施例である。図中、10は監視用パッ
ケージ(PKG)、11はFAIL監視部、20は装置
内パッケージ(PKG)、21は障害監視部、LP1は
FAILランプである。
【0010】本発明は、伝送装置等通信装置で、装置内
パッケージ20に有する障害監視部21で検出した障害
情報を基に、該装置内パッケージ20に搭載するFAI
LランプLP1を点灯して障害発生を知らせる障害監視
方法において、該装置内パッケージ20内の該FAIL
ランプLP1に電源を供給すると共に、該障害監視部2
1で検出した該障害情報を受けて、該FAILランプL
P1にFAIL命令を与えるFAIL監視部11を有す
る監視用パッケージ10を設ける。
パッケージ20に有する障害監視部21で検出した障害
情報を基に、該装置内パッケージ20に搭載するFAI
LランプLP1を点灯して障害発生を知らせる障害監視
方法において、該装置内パッケージ20内の該FAIL
ランプLP1に電源を供給すると共に、該障害監視部2
1で検出した該障害情報を受けて、該FAILランプL
P1にFAIL命令を与えるFAIL監視部11を有す
る監視用パッケージ10を設ける。
【0011】また、該装置内パッケージ20では該障害
監視部21が受信する該障害情報を該FAIL監視部1
1に送出し、かつ、該FAILランプLP1には電源を
該監視用パッケージ10のパッケージ内電源から供給
し、また、該FAILランプLP1は該FAIL監視部
11からのFAIL命令により点灯する構造とする。
監視部21が受信する該障害情報を該FAIL監視部1
1に送出し、かつ、該FAILランプLP1には電源を
該監視用パッケージ10のパッケージ内電源から供給
し、また、該FAILランプLP1は該FAIL監視部
11からのFAIL命令により点灯する構造とする。
【0012】そして、該装置内パッケージ20内で障害
が発生すると、該FAIL監視部11は該障害監視部2
1から送られてくる該障害情報を受けて、該FAILラ
ンプLP1にFAIL命令を送出し、該FAILランプ
LP1を点灯することにより、目的を達成することがで
きる。
が発生すると、該FAIL監視部11は該障害監視部2
1から送られてくる該障害情報を受けて、該FAILラ
ンプLP1にFAIL命令を送出し、該FAILランプ
LP1を点灯することにより、目的を達成することがで
きる。
【0013】また、前記装置内パッケージ20内に有す
る電源監視部23で検出した電源障害発生を、外部の警
報表示部へ知らせる障害監視方法においては、該装置内
パッケージ20内の該電源監視部23に電源を供給する
と共に、該電源監視部23からの電源障害情報を受け
て、該電源障害発生を外部の該警報表示部へ知らせる電
源障害監視部12を有する監視用パッケージ10を設け
る。
る電源監視部23で検出した電源障害発生を、外部の警
報表示部へ知らせる障害監視方法においては、該装置内
パッケージ20内の該電源監視部23に電源を供給する
と共に、該電源監視部23からの電源障害情報を受け
て、該電源障害発生を外部の該警報表示部へ知らせる電
源障害監視部12を有する監視用パッケージ10を設け
る。
【0014】また、該電源監視部23が受ける電源障害
情報を、該監視用パッケージ10の該電源障害監視部1
2に送出する。また、該装置内パッケージ20内の実装
情報部24からの実装情報も該電源障害監視部12に送
出する。
情報を、該監視用パッケージ10の該電源障害監視部1
2に送出する。また、該装置内パッケージ20内の実装
情報部24からの実装情報も該電源障害監視部12に送
出する。
【0015】かつ、該装置内パッケージ20内の該電源
監視部23の電源を該監視用パッケージ10のパッケー
ジ内電源から供給する構造とする。そして、該装置内パ
ッケージ20内で電源断障害が発生すると、該電源障害
監視部11は、該電源監視部23から送られてくる電源
障害情報を受けて、外部の警報表示部に該電源障害情報
を送出するようにすることにより、目的を達成すること
ができる。
監視部23の電源を該監視用パッケージ10のパッケー
ジ内電源から供給する構造とする。そして、該装置内パ
ッケージ20内で電源断障害が発生すると、該電源障害
監視部11は、該電源監視部23から送られてくる電源
障害情報を受けて、外部の警報表示部に該電源障害情報
を送出するようにすることにより、目的を達成すること
ができる。
【0016】更に、前記装置内パッケージ20に有する
前記障害監視部21で検出した障害情報を基に、該装置
内パッケージ20に搭載する前記FAILランプLP1
を点灯して障害発生を知らせる障害監視方法において
は、該FAILランプLP1に供給する電源を、該装置
内パッケージ20のパッケージ内電源にダイオードD3
を接続し、かつ、該監視用パッケージ10のパッケージ
内電源にダイオードD1,D2を接続し、かつ、該ダイ
オードD3と該ダイオードD2とを接続した点より供給
する構造としてもよい。
前記障害監視部21で検出した障害情報を基に、該装置
内パッケージ20に搭載する前記FAILランプLP1
を点灯して障害発生を知らせる障害監視方法において
は、該FAILランプLP1に供給する電源を、該装置
内パッケージ20のパッケージ内電源にダイオードD3
を接続し、かつ、該監視用パッケージ10のパッケージ
内電源にダイオードD1,D2を接続し、かつ、該ダイ
オードD3と該ダイオードD2とを接続した点より供給
する構造としてもよい。
【0017】また、前記装置内パッケージ20内に有す
る前記電源監視部23で検出する電源障害発生を外部の
警報表示部へ知らせる障害監視方法においては、該電源
監視部23に供給する電源を、該装置内パッケージ20
のパッケージ内電源にダイオードD6を接続し、かつ、
該監視用パッケージ10のパッケージ内電源にダイオー
ドD4,D5を接続し、かつ、該ダイオードD6と該ダ
イオードD5とを接続した点より供給する構造としても
よい。
る前記電源監視部23で検出する電源障害発生を外部の
警報表示部へ知らせる障害監視方法においては、該電源
監視部23に供給する電源を、該装置内パッケージ20
のパッケージ内電源にダイオードD6を接続し、かつ、
該監視用パッケージ10のパッケージ内電源にダイオー
ドD4,D5を接続し、かつ、該ダイオードD6と該ダ
イオードD5とを接続した点より供給する構造としても
よい。
【0018】
【作用】本発明は、装置内パッケージ20内に有する障
害監視部21で検出した障害情報でランプLP1を点灯
して障害を知らせる方法においては、監視用パッケージ
10を設けて、パッケージ20内のFAILランプLP
1に電源を供給すると共に、FAIL監視部11で装置
内パッケージ20内の該障害監視部21から障害情報を
受けると、装置内パッケージ20のFAILランプLP
1にFAIL命令を与えるようにする。
害監視部21で検出した障害情報でランプLP1を点灯
して障害を知らせる方法においては、監視用パッケージ
10を設けて、パッケージ20内のFAILランプLP
1に電源を供給すると共に、FAIL監視部11で装置
内パッケージ20内の該障害監視部21から障害情報を
受けると、装置内パッケージ20のFAILランプLP
1にFAIL命令を与えるようにする。
【0019】また、装置内パッケージ20では、障害監
視部21が受信する障害情報を監視用パッケージ10の
FAIL監視部11に送出するようにする。このように
することにより、装置内パッケージ20内で障害が発生
すると、監視用パッケージ10のFAIL監視部11は
装置内パッケージ20の障害監視部21から送られてく
る障害情報を受けて、FAILランプLP1にFAIL
命令を送出して、監視用パッケージ10から供給する電
源により、FAILランプLP1を点灯するようにする
ので、装置内パッケージ20の電源が断になってもラン
プ表示が可能となる。
視部21が受信する障害情報を監視用パッケージ10の
FAIL監視部11に送出するようにする。このように
することにより、装置内パッケージ20内で障害が発生
すると、監視用パッケージ10のFAIL監視部11は
装置内パッケージ20の障害監視部21から送られてく
る障害情報を受けて、FAILランプLP1にFAIL
命令を送出して、監視用パッケージ10から供給する電
源により、FAILランプLP1を点灯するようにする
ので、装置内パッケージ20の電源が断になってもラン
プ表示が可能となる。
【0020】また、装置内パッケージ20内に有する電
源監視部23で検出したパッケージ内の電源障害発生を
知らせる方法の場合には、装置内パッケージ20内の電
源監視部23に電源を供給すると共に、電源監視部23
からの電源障害情報を受けて、電源障害発生を外部の警
報表示部へ知らせる電源障害監視部12を有する監視用
パッケージ10を設ける。
源監視部23で検出したパッケージ内の電源障害発生を
知らせる方法の場合には、装置内パッケージ20内の電
源監視部23に電源を供給すると共に、電源監視部23
からの電源障害情報を受けて、電源障害発生を外部の警
報表示部へ知らせる電源障害監視部12を有する監視用
パッケージ10を設ける。
【0021】また、装置内パッケージ20内の電源監視
部23が受ける電源障害情報を、監視用パッケージ10
の電源障害監視部12に送出するようにする。また、装
置内パッケージ20内の実装情報部24からの実装情報
もFAIL監視部11に送出するようにする。
部23が受ける電源障害情報を、監視用パッケージ10
の電源障害監視部12に送出するようにする。また、装
置内パッケージ20内の実装情報部24からの実装情報
もFAIL監視部11に送出するようにする。
【0022】また、装置内パッケージ20内の電源監視
部24の電源を監視用パッケージ10のパッケージ内電
源から供給するようにする。このようにすることによ
り、装置内パッケージ20内において、電源障害が発生
した場合、電源監視部23は監視用パッケージ10から
電源の供給を受けるので、正常に動作することができ
る。
部24の電源を監視用パッケージ10のパッケージ内電
源から供給するようにする。このようにすることによ
り、装置内パッケージ20内において、電源障害が発生
した場合、電源監視部23は監視用パッケージ10から
電源の供給を受けるので、正常に動作することができ
る。
【0023】更に、装置内パッケージ20内のFAIL
ランプLP1に供給する電源に関しては、装置内パッケ
ージ20のパッケージ内電源にダイオードD3を接続
し、かつ、監視用パッケージ10のパッケージ内電源に
ダイオードD1,D2を接続し、そのダイオードD3と
D2との接続点より供給する構造とすることにより、先
ず、装置内パッケージ20から供給を受け、装置内パッ
ケージ20の電源断のときは、監視用パッケージ10か
ら警報用ランプLP1に電源供給を受けるようにするこ
とが可能となる。
ランプLP1に供給する電源に関しては、装置内パッケ
ージ20のパッケージ内電源にダイオードD3を接続
し、かつ、監視用パッケージ10のパッケージ内電源に
ダイオードD1,D2を接続し、そのダイオードD3と
D2との接続点より供給する構造とすることにより、先
ず、装置内パッケージ20から供給を受け、装置内パッ
ケージ20の電源断のときは、監視用パッケージ10か
ら警報用ランプLP1に電源供給を受けるようにするこ
とが可能となる。
【0024】また、装置内パッケージ20内に有する電
源監視部23で検出する電源障害発生を知らせる障害監
視方法においては、装置内パッケージ20内の電源監視
部23に供給する電源を装置内パッケージ20のパッケ
ージ内電源にダイオードD6を接続し、かつ、監視用パ
ッケージ10のパッケージ内電源にダイオードD4,D
5を接続し、そのダイオードD6とD5との接続点より
供給する構造とすることにより、先ず、装置内パッケー
ジ20から供給を受け、装置内パッケージ20の電源断
のときは、監視用パッケージ10から電源監視部23に
電源供給を受けるようにすることが可能となる。
源監視部23で検出する電源障害発生を知らせる障害監
視方法においては、装置内パッケージ20内の電源監視
部23に供給する電源を装置内パッケージ20のパッケ
ージ内電源にダイオードD6を接続し、かつ、監視用パ
ッケージ10のパッケージ内電源にダイオードD4,D
5を接続し、そのダイオードD6とD5との接続点より
供給する構造とすることにより、先ず、装置内パッケー
ジ20から供給を受け、装置内パッケージ20の電源断
のときは、監視用パッケージ10から電源監視部23に
電源供給を受けるようにすることが可能となる。
【0025】
【実施例】次に、実施例について、図1〜図5を用いて
説明する。図1は本発明の障害監視方法の第1の実施例
で、図2は本発明の障害監視方法の第2の実施例で、図
3は本発明の障害監視方法の第3の実施例で、図4は本
発明の障害監視方法の第4の実施例で、また、図5は本
発明の実施例における電源監視部の具体例である。
説明する。図1は本発明の障害監視方法の第1の実施例
で、図2は本発明の障害監視方法の第2の実施例で、図
3は本発明の障害監視方法の第3の実施例で、図4は本
発明の障害監視方法の第4の実施例で、また、図5は本
発明の実施例における電源監視部の具体例である。
【0026】図中、図6と同じ符号は同じものを示し、
10は監視用パッケージ、11はFAIL監視部、12
は電源障害監視部、22は電源部、23は電源監視部、
24は実装情報部である。また、LP1はFAILラン
プ、D1〜D6はダイオード、C1はコンデンサ、R
1,R2は抵抗である。
10は監視用パッケージ、11はFAIL監視部、12
は電源障害監視部、22は電源部、23は電源監視部、
24は実装情報部である。また、LP1はFAILラン
プ、D1〜D6はダイオード、C1はコンデンサ、R
1,R2は抵抗である。
【0027】第1から第4の実施例まで、装置内パッケ
ージ20は、通常複数で使用されるが、説明を簡単にす
るために1台として説明する。先ず、第1の実施例につ
いて図1を用いて説明する。
ージ20は、通常複数で使用されるが、説明を簡単にす
るために1台として説明する。先ず、第1の実施例につ
いて図1を用いて説明する。
【0028】装置内パッケージ20において、各種の機
能動作に何らかの障害が発生すると、例えば、クロック
を例にとれば、正常動作時には、”L”の信号が送出し
ていたものが、クロックが停止すると、”H”の信号が
送出するとかいった障害情報が障害監視部21に送られ
て来る。このようにして送られて来た障害情報は、監監
視用パッケージ10のFAIL監視部11に送られる。
これに対して、FAIL監視部11では、送られて来た
障害情報を基にして、障害情報が送られて来た装置内パ
ッケージ20の発光ダイオード等の警報用ランプLP1
に対して、FAIL命令を送出し、ランプを点灯させる
ものである。
能動作に何らかの障害が発生すると、例えば、クロック
を例にとれば、正常動作時には、”L”の信号が送出し
ていたものが、クロックが停止すると、”H”の信号が
送出するとかいった障害情報が障害監視部21に送られ
て来る。このようにして送られて来た障害情報は、監監
視用パッケージ10のFAIL監視部11に送られる。
これに対して、FAIL監視部11では、送られて来た
障害情報を基にして、障害情報が送られて来た装置内パ
ッケージ20の発光ダイオード等の警報用ランプLP1
に対して、FAIL命令を送出し、ランプを点灯させる
ものである。
【0029】次に、第2の実施例は、障害監視の対象と
して、電源について行うものであり、電源部22から装
置内パッケージ20の各機能に供給する電源を電源監視
部23に取込み、電源電圧が一定値以上瞬断したり、低
下した場合、電源断障害情報を送出するようにしたもの
である。当然のことながら、電源が異常になると電源監
視部23が正常動作しないため、監視用パッケージ10
より、電源の供給を受けるようにしている。
して、電源について行うものであり、電源部22から装
置内パッケージ20の各機能に供給する電源を電源監視
部23に取込み、電源電圧が一定値以上瞬断したり、低
下した場合、電源断障害情報を送出するようにしたもの
である。当然のことながら、電源が異常になると電源監
視部23が正常動作しないため、監視用パッケージ10
より、電源の供給を受けるようにしている。
【0030】ここで、電源監視部23の具体例として、
図5の例に示すような回路を用いて実現することができ
る。即ち、IC(MB3771)25を用いて、図5の
例に示すように回路を構成し、IC25の7ピンに監視
用パッケージ10からの電源を接続し、電源を監視する
電源部22に電源監視入力を接続すると、8ピンから電
源断情報を得ることができる。例えば、コンデンサC1
を100,000pF、抵抗R1を91KΩ、抵抗R2
を36KΩとすると、監視電圧として、+5Vが+4.
3V以下に低下すると、8ピンにより、それまで”H”
であった信号が”L”に変化するので、電圧の低下を検
出することができる。
図5の例に示すような回路を用いて実現することができ
る。即ち、IC(MB3771)25を用いて、図5の
例に示すように回路を構成し、IC25の7ピンに監視
用パッケージ10からの電源を接続し、電源を監視する
電源部22に電源監視入力を接続すると、8ピンから電
源断情報を得ることができる。例えば、コンデンサC1
を100,000pF、抵抗R1を91KΩ、抵抗R2
を36KΩとすると、監視電圧として、+5Vが+4.
3V以下に低下すると、8ピンにより、それまで”H”
であった信号が”L”に変化するので、電圧の低下を検
出することができる。
【0031】ここで、抵抗R1,R2の値を変えること
により、監視電圧を任意に設定することができる。ま
た、監視用パッケージ10の電源情報監視部12では、
装置内パッケージ20からの実装情報部24からの実装
情報、例えば、”H”ならば、パッケージ未実装、”
L”ならば、実装のような情報とを併用して判断し、電
源断情報が真の電源断か、パッケージ未実装による電源
断なのかを区別することができる。
により、監視電圧を任意に設定することができる。ま
た、監視用パッケージ10の電源情報監視部12では、
装置内パッケージ20からの実装情報部24からの実装
情報、例えば、”H”ならば、パッケージ未実装、”
L”ならば、実装のような情報とを併用して判断し、電
源断情報が真の電源断か、パッケージ未実装による電源
断なのかを区別することができる。
【0032】例えば、電源情報監視部12での監視結
果、該当するパッケージが表1の例に示すどの状態にあ
るかにより、そのパッケージの状態を判定することがで
きる。
果、該当するパッケージが表1の例に示すどの状態にあ
るかにより、そのパッケージの状態を判定することがで
きる。
【0033】
【表1】 第3の実施例は、第1の実施例において、警報用ランプ
LP1に供給する電源を監視用パッケージ10と自パッ
ケージ20の電源から供給するようにしたものである。
LP1に供給する電源を監視用パッケージ10と自パッ
ケージ20の電源から供給するようにしたものである。
【0034】両方の電源が正常なときは、ダイオードD
3を1つだけが挿入されていて、ダイオードD1,D2
と2つ挿入されている監視用パッケージ20側と比較し
て電圧降下が小さい自パッケージ20の電源から供給す
るが、自パッケージ20の電源が低下、或るは断になる
と、監視用パッケージ10の電源から供給するようにし
たものである。
3を1つだけが挿入されていて、ダイオードD1,D2
と2つ挿入されている監視用パッケージ20側と比較し
て電圧降下が小さい自パッケージ20の電源から供給す
るが、自パッケージ20の電源が低下、或るは断になる
と、監視用パッケージ10の電源から供給するようにし
たものである。
【0035】第4の実施例は、第2の実施例において、
電源監視部23に供給する電源を監視用パッケージ10
と自パッケージ20の電源から供給するようにしたもの
である。第3の実施例と同様に、両方の電源が正常なと
きは、ダイオードD6を1つだけが挿入されていて、ダ
イオードD4,D5と2つ挿入されている監視用パッケ
ージ20側と比較して電圧降下が小さい自パッケージ2
0の電源から供給するが、自パッケージ20の電源が低
下、或るは断になると、監視用パッケージ10の電源か
ら供給するようにしたものである。
電源監視部23に供給する電源を監視用パッケージ10
と自パッケージ20の電源から供給するようにしたもの
である。第3の実施例と同様に、両方の電源が正常なと
きは、ダイオードD6を1つだけが挿入されていて、ダ
イオードD4,D5と2つ挿入されている監視用パッケ
ージ20側と比較して電圧降下が小さい自パッケージ2
0の電源から供給するが、自パッケージ20の電源が低
下、或るは断になると、監視用パッケージ10の電源か
ら供給するようにしたものである。
【0036】なお、第1の実施例と第2の実施例、或い
は、第3の実施例と第4の実施例とを、同時に用いるよ
うにしてもよいのは当然である。
は、第3の実施例と第4の実施例とを、同時に用いるよ
うにしてもよいのは当然である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、別
パッケージからの電源を用いることにより、自パッケー
ジの電源が断になっても、FAILランプを点灯するこ
とができる。そのため,装置のFAILランプの表示を
見ただけで故障パッケージを特定することが可能とな
る。
パッケージからの電源を用いることにより、自パッケー
ジの電源が断になっても、FAILランプを点灯するこ
とができる。そのため,装置のFAILランプの表示を
見ただけで故障パッケージを特定することが可能とな
る。
【0038】また、パッケージの電源が断になっても、
監視回路は動作することができるため、そのパッケージ
の状態を容易に特定することが可能となる。また、本発
明の第1の実施例と第2の実施例、或いは、第3の実施
例と第4の実施例とを併用することにより、障害発生
時、即座にパッケージ動作障害か、電源障害か、実装抜
けかの区別が可能となり、運用保守に大きく貢献するこ
とができる。
監視回路は動作することができるため、そのパッケージ
の状態を容易に特定することが可能となる。また、本発
明の第1の実施例と第2の実施例、或いは、第3の実施
例と第4の実施例とを併用することにより、障害発生
時、即座にパッケージ動作障害か、電源障害か、実装抜
けかの区別が可能となり、運用保守に大きく貢献するこ
とができる。
【図1】本発明の障害監視方法の第1の実施例である。
【図2】本発明の障害監視方法の第2の実施例である。
【図3】本発明の障害監視方法の第3の実施例である。
【図4】本発明の障害監視方法の第4の実施例である。
【図5】本発明の実施例における電源監視部の具体例で
ある。
ある。
【図6】従来の障害監視方法例である。
10 監視用パッケージ 11 FAIL監視部 12 電源障害監視部 20 装置内パッケージ 21 障害監視部 22 電源部 23 電源監視部 24 実装情報部 25 IC(MB3771) LP1 FAILランプ D1〜D6 ダイオード C1 コンデンサ R1,R2 抵抗
Claims (4)
- 【請求項1】 伝送装置等通信装置で、装置内パッケー
ジ(20)に有する障害監視部(21)で検出した障害
情報を基に、該装置内パッケージ(20)に搭載するF
AILランプ(LP1)を点灯して障害発生を知らせる
障害監視方法において、 該装置内パッケージ(20)内の該FAILランプ(L
P1)に電源を供給すると共に、該障害監視部(21)
で検出した該障害情報を受けて、該FAILランプ(L
P1)にFAIL命令を与えるFAIL監視部(11)
を有する監視用パッケージ(10)を設け、 該装置内パッケージ(20)では、該障害監視部(2
1)が受信する該障害情報を該FAIL監視部(11)
に送出し、 かつ、該FAILランプ(LP1)には、電源を該監視
用パッケージ(10)のパッケージ内電源から供給し、
また、該FAILランプ(LP1)の点灯を該FAIL
監視部(11)からのFAIL命令による構造とし、 該装置内パッケージ(20)内で障害が発生すると、該
FAIL監視部(11)は該障害監視部(21)から送
られてくる該障害情報を受けて、該FAILランプ(L
P1)にFAIL命令を送出し、該FAILランプ(L
P1)を点灯することを特徴とする障害監視方法。 - 【請求項2】 前記装置内パッケージ(20)内に有す
る電源監視部(23)で検出した電源障害発生を、外部
の警報表示部へ知らせる障害監視方法において、 該装置内パッケージ20)内の該電源監視部(23)に
電源を供給すると共に、該電源監視部(23)からの電
源障害情報を受けて、該電源障害発生を外部の該警報表
示部へ知らせる電源障害監視部(12)を有する監視用
パッケージ(10)を設け、 該電源監視部(23)が受ける電源障害情報を、該監視
用パッケージ(10)の該電源障害監視部(12)に送
出し、 また、該装置内パッケージ(20)内の実装情報部(2
4)からの実装情報も該電源障害監視部(12)に送出
し、 かつ、該装置内パッケージ(20)内の該電源監視部
(23)の電源を該監視用パッケージ(10)のパッケ
ージ内電源から供給する構造とし、 該装置内パッケージ(20)内で電源断障害が発生する
と、該電源障害監視部(11)は、該電源監視部(2
3)から送られてくる電源障害情報を受けて、外部の警
報表示部に該電源障害情報を送出することを特徴とする
障害監視方法。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記装置内パッケージ(20)内の前記FAILランプ
(LP1)に供給する電源を、該装置内パッケージ(2
0)のパッケージ内電源にダイオード(D3)を接続
し、また、該監視用パッケージ(10)のパッケージ内
電源にダイオード(D1,D2)を接続し、かつ、該ダ
イオード(D3)と該ダイオード(D2)とを接続した
点より供給する構造としたことを特徴とする障害監視方
法。 - 【請求項4】 請求項2において、 前記装置内パッケージ(20)内の前記電源監視部(2
3)に供給する電源を、該装置内パッケージ(20)の
パッケージ内電源からダイオード(D6)を接続し、ま
た、該監視用パッケージ(10)のパッケージ内電源に
ダイオード(D4,D5)を接続し、かつ、該ダイオー
ド(D6)と該ダイオード(D5)とを接続した点より
供給する構造としたことを特徴とする障害監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04283341A JP3079805B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 障害監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04283341A JP3079805B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 障害監視方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133007A true JPH06133007A (ja) | 1994-05-13 |
JP3079805B2 JP3079805B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=17664235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04283341A Expired - Fee Related JP3079805B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 障害監視方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3079805B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7825799B2 (en) | 2006-09-29 | 2010-11-02 | Hitachi, Ltd. | Method and apparatus for monitoring power supply failure |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP04283341A patent/JP3079805B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7825799B2 (en) | 2006-09-29 | 2010-11-02 | Hitachi, Ltd. | Method and apparatus for monitoring power supply failure |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3079805B2 (ja) | 2000-08-21 |
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