JPH066569U - 手摺支柱の立設構造 - Google Patents

手摺支柱の立設構造

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JPH066569U
JPH066569U JP9411991U JP9411991U JPH066569U JP H066569 U JPH066569 U JP H066569U JP 9411991 U JP9411991 U JP 9411991U JP 9411991 U JP9411991 U JP 9411991U JP H066569 U JPH066569 U JP H066569U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成及び施工を簡単にし、且つ部品点数を減
少する。 【構成】 パラペット50に固設する固定金具固定アン
カー1と、固定金具固定アンカー1の両係合縁11と係
合する係合溝23と螺子ポート用長溝22を形成してな
る笠木固定金具2と、笠木固定金具2の弾性係着縁24
と係着する係合縁34を構成したトップカバー3と、支
柱5の下端に固着し取付縁42から挿通した螺子73を
トップカバー4を介して笠木固定金具2に締結して支柱
を樹立する支柱固定金具4とから構成した。支柱固定金
具4の底面側に、高さレベルLが笠木固定金具2の取付
面板部21の傾斜角度と対応する支持突条45を条設し
た。また取付縁42の底面側に出退する傾倒調節螺子4
4を螺合貫通したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ベランダの外周縁部等に設置する新規手摺支柱の立設構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ベランダの外周部に形成されたパラペット上に設置する手摺の設置 部構造は種々のものがあるが、一般に図7に示すものが使用され、立設施工され ている。パラペット50上端に埋設したアンカーボルト81に緊締してなるベー スプレート82に、支柱83の下端から挿入する足元金具84を溶接等によって 固着立設した部材を支持構造とすると共に、該足元金具84が挿通する透孔85 を穿設したトップカバー86を上記パラペット50に被設するようになるもので 、支柱83の下端に螺着したタッピングビス87を足元金具84の側面に螺合し て固着し、該部外周を化粧キャップ88によって被っている。また、ベースプレ ート82とトップカバー86の間には、足元金具84を囲繞し、一端をパラペッ ト50の内側に切欠した水受89が設けられ、トップカバー86の透孔85と支 柱83の間隙から侵入した水を排出するための排水樋を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
即ち、上記構成によれば支柱83を樹立固設するための足元金具84がパラペ ット50に固設されるため、トップカバー86に支柱83を挿通する透孔85が 穿設される。その結果、該透孔85と支柱83の間隙から侵入した水を排出する ための水受89を設けなければならなくなり、部品点数が増大するばかりでなく 、トップカバー86に対する透孔85の位置決め穿孔等の工数が多くなる等の問 題を有しており、現場施工に熟練を要するものであった。
【0004】 本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、支柱をトップカバーの上面に 固設して樹立することができる構成及び施工が簡単で、且つ部品点数を減少した 手摺支柱の立設構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る手摺支柱の立設構造は、躯体の縁部等に被設したトップカバー上 に手摺支柱を立設する構造において、躯体縁部上端に固設すると共に、両対向縁 に係合縁を形成してなる固定金具固定アンカーと、底面に前記固定金具固定アン カーの両係合縁と対向する係合溝を構成し、該部から躯体縁部の外側と内側に延 びる弾性係着縁を屈折成形すると共に、底面略中央に固定金具固定アンカーから 挿通した螺子と螺合する螺子ポート用長溝を形成してなる笠木固定金具と、逆溝 型断面を呈し、前記笠木固定金具の取付面板部に上板部を密接すると共に、両側 板部の縁部内面に該笠木固定金具の弾性係着縁と上方向からの押し込みによって 係止する弾性係着手段を形成してなるトップカバーと、支柱台部を支柱の下端に 固着すると共に、該支柱台部から延びる取付縁から挿通した螺子をトップカバー を介して笠木固定金具と締結して支柱を樹立する支柱固定金具とから構成したこ とを要旨とするものである。
【0006】 また上記支柱固定金具の底面側に、高さレベルが前記笠木固定金具の取付面板 部の傾斜角度と対応するようにした、それぞれ高さの異なる複数の支持突条を条 設し、底面側に出退する傾倒調節螺子を螺合貫通することが好ましい。
【0007】
【作用】
上記構成では、躯体縁部(パラペット)上端に配設した笠木固定金具に対して 、該笠木固定金具の上面に係着したトップカバーを介して、支柱の下端に固設し た支柱固定金具をタッピングビス等による螺子手段によって固着する構造になる 。従って、トップカバーに支柱挿通用の透孔を穿設加工する必要がなくなり、現 場加工を省略することができる。また、該透孔が廃止されるため、この構造に伴 う支柱との隙間からトップカバー内に侵入する雨水などがないため、水受等の従 来の構造を省略することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明に係る手摺支柱の立設構造の一実施例を図1乃至図6に従って説 明する。
【0009】 符号1は、パラペット50上端に固設した矩形板状体の固定金具固定アンカー であり、両対向縁に後述する笠木固定金具2と係合するための係合縁11,11 を形成すると共に、両端部近傍にパラペット50の上端にボルト71等により固 設するための長孔12,12を穿設し、且つ中央に笠木固定金具2と固着するた めの取付螺子挿通孔13を穿設してなる。
【0010】 符号2は、アルミ材料を引物加工した比較的短幅の笠木固定金具であり、該部 材の中央部に位置する取付面板部21はパラペット50の内側に向かって僅かに 傾斜するように成形してなり、該取付面板部21の中央に製造時の引方向に延び る螺子ポート用長溝22を形成すると共に、該螺子ポート用長溝22と平行に、 前記固定金具固定アンカー1の両係合縁11,11と対向する係合溝23,23 を構成し、該部からパラペット50の外側と内側に延びる弾性係着縁24,24 を屈折成形してなる。
【0011】 符号3はアルミ材料を引物加工したトップカバー(笠木)であり、内側に向か って僅かに傾斜した上板部31の前後に屈折して側板部32,33を形成した逆 溝型断面を呈する構成になり、上記笠木固定金具2の取付面板部21に上板部3 1を密接すると共に、両側板部32,33の縁部内面に構成した係合縁34,3 4を笠木固定金具の弾性係着縁24,24と上方向からの押し込みによって弾性 的に係着してなる。
【0012】 符号4は、後述する支柱5の下端に固着した後、上記トップカバー3の上板部 31を介して笠木固定金具2の取付面板部21の上面に固設して支柱4を立設す る支柱固定金具であり、アルミ材料を引物加工して成形してなる。該支柱固定金 具4は、支柱5の略端面形状をなす支柱台部41の前後端に取付用螺子挿通孔4 3,43…を穿設した取付縁42,42を形成すると共に、該各取付縁42,4 2の中央に傾倒調節螺子44,44を螺合貫通してなる。また、該部材の底面側 には、高さレベルLが前記笠木固定金具2の取付面板部21の傾斜角度と対応す るようにした、それぞれ高さの異なる複数の支持突条45,45…が条設される と共に、上記支柱台部41に支柱5に形成した螺子ポート51,51…と対応す る位置に支柱固設螺子挿通孔46,46…を穿設してなる。
【0013】 上記支柱5は、アルミ材料を引物加工した柱状体(実施例では角物である。) であり、該内腔部には前記支柱固定金具4の支柱固定螺子挿通孔46,46…と 対応する位置に螺子ポート51,51…を加工成形してなる。
【0014】 尚、符号6は支柱5の脚部に外挿し、支柱固定金具4を被うようにトップカバ ー3の上面に載設した化粧キャップであり、該化粧キャップは、二分割した雌雄 嵌合構造を有する分割部材61,62からなり、支柱5の立設手摺取付後に所定 位置に取り付けることができる。
【0015】 次に、上記構成部材による手摺支柱の立設方法を説明する。 (1)固定金具固定アンカー1の係合縁11,11に対して、横方向から笠木固 定金具2の係合溝23,23を滑り込ませると共に、取付螺子挿通孔13から挿 通した固定螺子72を螺子ポート用長溝22に螺合し、一体化する。このとき螺 子ポート用長溝22に対する固定螺子72の螺合位置を調節することにより、パ ラペット50の長手方向位置を調節することができる。 (2)パラペット50上端に固定金具固定アンカー1を固設する。例えば、長孔 12,12から挿通したボルト71,71をパラペット50を形成する骨材部に 螺合締結するもので、長孔12,12に対する挿通位置を調節することにより、 パラペット50の幅方向位置を調節し、支柱5の立設位置に配置してなる。 (3)トップカバー3を笠木取付金具2に被せ、上板部31を笠木固定金具2の 取付面板部21に密接するように押え込む。これによって両側板部32,33の 縁部内面に構成した係合縁34,34が笠木固定金具の弾性係着縁24,24と 弾性的に係着し、外れなくなる。 (4)支柱5の下端に支柱固定金具4を固着する。支柱5の螺子ポート51,5 1…に支柱固定金具4の支柱固定螺子挿通孔46,46…から挿通した支柱固定 ビス73,73…を螺合し、締結して固着一体化する。 (5)支柱5を建て込む。トップカバー3の上板部31を介して笠木固定金具2 の取付面板部21位置に支柱固定金具4を配置し、取付縁42,42の取付用螺 子挿通孔43,43…から挿通したタッピングビス74,74をトップカバー3 を介して笠木取付金具2の取付面板部21に螺合締結する。 (6)上記タッピングビス74,74…締結の際、支柱固定金具4の取付縁42 ,42に螺合した傾倒調節螺子44,44を回動することによって、該傾倒調節 螺子44,44の突出量が可変し、支柱5の樹立角度を微調整することができる 。(7)樹立した支柱5,5間に笠木,下枠及び立て子等の手摺構造を組み付け た後、化粧キャップ6の分割部材61,62を支柱5の脚部の両側から嵌合して 外挿し、支柱固定金具4を被うようにトップカバー3の上面に載設して作業の全 工程を終了する。
【0016】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係る手摺支柱の立設構造によれば、パラペット上 端に配設した笠木固定金具に対して、該笠木固定金具の上面に係着したトップカ バー(笠木)を介して、支柱の下端に固設した支柱固定金具をタッピングビス等 による螺子手段によって固着する構造になるため、トップカバーに支柱挿通用の 透孔を穿設加工する必要がないだけでなく、該透孔の構造に伴う水受等の従来の 構造を省略することができ、構成部品を省略し且つ作業性を改善する特徴を有す るものであり、本発明実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手摺支柱の立設構造を示す組立状
体の縦断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】固定金具固定アンカーの平面図(a)と断面図
(b)である。
【図5】笠木固定金具の平面図(a)と端面図(b)で
ある。
【図6】支柱固定金具の平面図(a)と端面図(b)で
ある。
【図7】従来の手摺支柱の立設構造を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
50 パラペット 1 固定金具固定アンカー 11 係合縁 2 笠木固定金具 22 螺子ポート用長溝 23 係合溝 24 弾性係着縁 3 トップカバー 34 係合縁 4 支柱固定金具 42 取付縁 43 取付用螺子挿通孔 44 傾倒調節螺子 45 支持突条 5 支柱 6 化粧キャップ 71 ボルト 72 固定螺子 73 ビス 74 タッピングビス

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体の縁部等に被設したトップカバー上
    に手摺支柱を立設する構造において、 躯体縁部上端に固設すると共に、両対向縁に係合縁を形
    成してなる固定金具固定アンカーと、 底面に前記固定金具固定アンカーの両係合縁と対向する
    係合溝を構成し、該部から躯体縁部の外側と内側に延び
    る弾性係着縁を屈折成形すると共に、底面略中央に固定
    金具固定アンカーから挿通した螺子と螺合する螺子ポー
    ト用長溝を形成してなる笠木固定金具と、 逆溝型断面を呈し、前記笠木固定金具の取付面板部に上
    板部を密接すると共に、両側板部の縁部内面に該笠木固
    定金具の弾性係着縁と上方向からの押し込みによって係
    止する弾性係着手段を形成してなるトップカバーと、 支柱台部を支柱の下端に固着すると共に、該支柱台部か
    ら延びる取付縁から挿通した螺子をトップカバーを介し
    て笠木固定金具と締結して支柱を樹立する支柱固定金
    具、 とから構成したことを特徴とする手摺支柱の立設構造。
  2. 【請求項2】 前記支柱固定金具の底面側に、高さレベ
    ルが前記笠木固定金具の取付面板部の傾斜角度と対応す
    るようにした、それぞれ高さの異なる複数の支持突条を
    条設したことを特徴とする請求項1記載の手摺支柱の立
    設構造。
  3. 【請求項3】 前記支柱固定金具の取付縁に底面側に出
    退する傾倒調節螺子を螺合貫通したことを特徴とする請
    求項1記載の手摺支柱の立設構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60174735U (ja) * 1984-04-26 1985-11-19 赤坂 通夫 笠木上への手摺柱取付用下金具
JPS61286449A (ja) * 1985-06-13 1986-12-17 理研軽金属工業株式会社 手摺笠木
JPS62149528U (ja) * 1986-03-12 1987-09-21

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