JPH066360Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH066360Y2
JPH066360Y2 JP1987035510U JP3551087U JPH066360Y2 JP H066360 Y2 JPH066360 Y2 JP H066360Y2 JP 1987035510 U JP1987035510 U JP 1987035510U JP 3551087 U JP3551087 U JP 3551087U JP H066360 Y2 JPH066360 Y2 JP H066360Y2
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JP
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upper frame
protective cover
photosensitive drum
unit
image forming
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JP1987035510U
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JPS63141959U (ja
Inventor
康宏 河合
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三田工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、開放可能になった上部枠体と下部枠体とを有
するいわゆるクラムシェルタイプの画像形成装置に関す
る。
〈従来の技術〉 特開昭57−211181号公報記載には、感光体ドラ
ムの回転中心と同一の回転中心を有する一対の揺動アー
ムと、前記回転中心とは異なる回転中心を有する他の一
対の揺動アームと、前記2組の揺動アームの先端が回動
自在に支持されている保護カバーとが記載されている。
この保護カバー及び2組の揺動アームは、上部枠体に設
置されており、上部枠体を下部枠体から分離、すなわち
開放させると感光体ドラムを保護する保護カバーが感光
体ドラム方向に移動して感光体ドラムを完全に覆うよう
になっている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述した従来の画像形成装置には以下の
ように問題点がある。
すなわち、転写後の複写紙が完全に感光体ドラムから剥
離されず、当該複写紙の先端がクリーニング装置内に巻
き込まれるジャムが発生した場合、上部枠体を開放して
ジャム処理を行うが、上部枠体を開放することにより保
護カバーが感光体ドラムを完全に覆うため、複写紙が保
護カバーと感光体ドラムとの間に挟まれて感光体ドラム
の表面を傷付けることがある。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、複写紙の
先端がクリーニング装置内に巻き込まれるようなジャム
の処理時に保護カバーによる複写紙の挟み込みが発生せ
ず、従ってジャム処理時に感光体ドラムの表面を傷つけ
ることがない画像形成装置を提供することを目的として
いる。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係る画像形成装置は、開放可能になった上部枠
体と下部枠体とを有し、上部枠体に感光体ドラムを内蔵
するユニットが着脱自在に取り付けられる画像形成装置
であいて、前記ユニットは感光体ドラムを内蔵するユニ
ット本体と、このユニット本体に連動機構を介して取り
付けられる保護カバーとを有しており、当該ユニットを
上部枠体から取り外すと前記保護カバーは感光体ドラム
を露出させるユニット本体の開口部を完全に覆う位置に
移動し、当該ユニットを上部枠体に取り付け、当該上部
枠体を閉じると前記保護カバーは複写プロセスに干渉し
ない位置に移動し、前記上部枠体には上部枠体を開放す
ると、保護カバーが複写プロセスに干渉しない位置から
ユニット本体の開口部を完全に覆う位置にまで移動する
ことを阻止する移動阻止部材が設けられており、当該移
動阻止部材は、保護カバーが少なくとも感光体ドラムか
ら複写紙を剥離する剥離領域と感光体ドラムの残留トナ
ーを除去するクリーニング領域との間には到らない位置
に設けられている。
〈作用〉 上部枠体が下部枠体にセットされている場合には保護カ
バーは複写プロセスに干渉しない位置にある。
上部枠体を下部枠体から開放した場合には、保護カバー
は、移動阻止部材によって、少なくとも感光体ドラムか
ら複写紙を剥離する剥離領域と感光体ドラムの残留トナ
ーを除去するクリーニング領域との間には到らない。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は本考案に係る画像形成装置の連動機構を示す概
略部、第2図はこの画像形成装置の構成、動作を説明す
るとともに、保護カバーの位置を示す概略図、第3図は
第2図において上部枠体を下部枠体から開放した場合の
概略図、第4図は連動機構による保護カバーの動きを示
す概略図、第5図は第2図のA−A線断面図である。た
だし、第1図及び第5図では感光体ドラムは省略されて
いる。
まず、一般的な画像形成装置の動作、構成を説明した後
に本考案の要旨を説明する。
コンタクトガラス420の上に載置された原稿Gは、原
稿押さえ410でコンタクトガラス420に密着させら
れる。
コンタクトガラス420と原稿押さえ410とから構成
される原稿載置手段が図示しない駆動手段によって図面
左右方向にスライドしている間に、露光ランプ112が
点灯し、スリット110を通過した光が原稿Gに照射さ
れ、その反射光がセルホックレンズ(商品名)160を
介して感光体ドラム210に投射される。
感光体ドラム210は、帯電装置220のコロナ放電に
よってその表面が一様に帯電させられている。前記反射
光が感光体ドラム210に投射されることによって、感
光体ドラム210の表面には原稿Gに対応した静電像が
形成される。
この静電像が形成された感光体ドラム210に現像装置
260から、感光体ドラム210の表面の電荷とは逆の
電荷を有するトナーが供給され、静電像はトナー像にな
る。
給紙ローラ320によって給紙カセット310から供給
された複写紙Pは、感光体ドラム210の下方に搬送さ
れ、転写装置230によって前記トナー像が転写される
とともに、剥離装置240によって感光体ドラム210
から剥離される。
その後、複写紙Pは定着装置350によってトナー像を
定着させられ、排紙トレイ430に排紙される。
なお、図面中250は感光体ドラム210の残留トナー
を除去するクリーニング装置、300は上部枠体100
と下部枠体200とを開放可能にヒンジ連結する支点で
ある。
本実施例に係る画像形成装置は、開放可能になった上部
枠体100と下部枠体200とを有し、上部枠体100
に感光体ドラム210を内蔵する有する600が着脱自
在に取り付けられる画像形成装置である。
前記ユニット600は、感光体ドラム210等の複写プ
ロセスを実行する各種装置を内蔵するユニット本体61
0と、このユニット本体610に連動機構510を介し
て取り付けられる保護カバー500とを有している。
前記ユニット本体610には、内蔵された感光体ドラム
210の一部が露出する開口部611が開設されてい
る。そして、ユニット本体610には、感光体ドラム2
10の他の各種装置、すなわち帯電装置220、現像装
置260及びクリーニング装置250が感光体ドラム2
10の周囲に設けられている。
保護カバー50は、感光体ドラム210に対応するよう
な略樋状に形成されている。従って、この保護カバー5
00は、開口部611から露出した感光体ドラム210
を完全に覆うことができるようになっている。また、当
該保護カバー500の先端近傍には、略台形状の突片5
01が突設されている。
前記連動機構510は、感光体ドラム210の回転中心
を用途を中心として第1揺動アーム511と、感光体ド
ラム210からみて複写紙Pの搬送方向(第2図におけ
る現像装置260側)に揺動中心を左右する第2揺動ア
ーム512と、第2揺動アーム512の揺動中心から第
2揺動アーム512に対して所定の角度をもって突設さ
れる作動レバー513と、第1揺動アーム511を第1
図に示す矢印A方向に弾発付勢するつる巻きばね514
とを有している。
さらに、上部枠体100を閉じた場合に前記作動レバー
513を上方に押し上げる略三角形状の突起515が下
部枠体200の底面から突設されている。
移動阻止部材520は、上部枠体100の内側側面から
突設されており、略直角三角形状に形成されている。こ
の移動阻止部材520は、上部枠体100を開放した場
合、前記突片501と当接して保護カバー500の移動
を阻止するものである。この移動阻止部材520は、上
部枠体100を開放すると、保護カバー500が少なく
とも剥離領域とクリーニング領域との間には到らないよ
うにする。
下部枠体200に上部枠体100がセットされている場
合、すなわち上部枠体100が閉じている状態(第1図
参照)では突起515が作動レバー513に当接し、保
護カバー500はつる巻きばね514の弾性力に抗しつ
つ、現像装置260側、すなわち複写プロセスに干渉し
ない位置にある。この状態では、画像形成、すなわち複
写を行うことができる。
通常よく起こりがちなジャム、つまり転写の終了した複
写紙Pの先端が剥離不良によってクリーニング装置25
0内に巻き込まれるジャムが発生した場合、上部枠体1
00を開放してジャム処理を行う。
上部枠体100を開放すると、突起515と作動レバー
513との当接状態が解除され、保護カバー500は第
1揺動レバー511を介してつる巻きばね514の弾性
力で第1図に示す矢印A方向に移動する。
しかし、第4図に示すように、移動阻止部材520と保
護カバー500の突片501とが当接し、保護カバー5
00の移動が阻止される。すなわち保護カバー500の
先端部分は、少なくとも剥離領域とクリーニング領域と
の間には到らない。従って、ユニット本体610の開口
部611から露出した感光体ドラム210は、保護カバ
ー500によって完全に覆われることはない。
すなわち、ジャムした複写紙Pは、上部枠体100を開
放することで、保護カバー500がクリーニング装置2
50側に移動してきても、第3図に示すように、感光体
ドラム210と保護カバー500との間に巻き込まれる
ことなく垂れ下がるから、複写紙Pが感光体ドラム21
0を傷付けることはない。
次に、ユニット600を上部枠体100から取り外す際
の動きについて説明する。
上部枠体100を下部枠体200から開放すると、第5
図に実線で示しているように、移動阻止部材520と突
片501とが当接する。この状態では、保護カバー50
0は感光体ドラム210を完全に覆っていない。
この状態にあるユニット600を上部枠体100から取
り外す、すなわち第5図に示す矢印B方向に取り外す
と、移動阻止部材520が突片501の斜辺と当接しな
がら、徐々に保護カバー500が二点鎖線で示す位置に
移動する。すなわち、ユニット600を上部枠体100
から取り外すと、ユニット本体610の開口部611か
ら露出した感光体ドラム210は保護カバー500によ
って完全に覆われる。
ユニット600の上部枠体100への取り付けは、取り
外しとは逆になる。つまり、ユニット600を反矢印B
方向に移動させる(ユニット600を上部枠体100に
取り付ける)と、保護カバー500は二点鎖線で示す位
置に移動する。その後、上部枠体100を閉じると、突
起515と作動レバー513との当接により、保護カバ
ー500は複写プロセスに干渉しない位置に移動する。
これにより、複写を再開することができる。
〈考案の効果〉 本考案に係る画像形成装置によると、複写紙の剥離が不
十分でクリーニング装置の間に挟まった場合に、ジャム
処理のために上部枠体を開放しても、感光体ドラムと保
護カバーとの間に複写紙が巻き込まれることがないの
で、感光体ドラムの表面を傷付けることがない。
また、ユニットを上部枠体から取り外すと、保護カバー
がユニット本体から露出した感光体ドラムを完全に覆う
ので、感光体ドラムの損傷及び光による劣化が発生しな
いという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る画像形成装置の連動機構を示す概
略部、第2図はこの画像形成装置の構成、動作を説明す
るとともに、保護カバーの位置を示す概略図、第3図は
第2図において上部枠体を下部枠体から開放した場合の
概略図、第4図は連動機構による保護カバーの動きを示
す概略図、第5図は第2図のA−A線断面図である。た
だし、第1図及び第5図では感光体ドラムは省略されて
いる。 100……上部枠体、200……下部枠体、210……
感光体ドラム、500……保護カバー、510……連動
機構、520……移動阻止部材、600……ユニット、
610……ユニット本体、611……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開放可能になった上部枠体と下部枠体とを
    有し、上部枠体に感光体ドラムを内蔵するユニットが着
    脱自在に取り付けられる画像形成装置において、前記ユ
    ニットは感光体ドラムを内蔵するユニット本体と、この
    ユニット本体に連動機構を介して取り付けられる保護カ
    バーとを有しており、当該ユニットを上部枠体から取り
    外すと前記保護カバーは感光体ドラムを露出させるユニ
    ット本体の開口部を完全に覆う位置に移動し、当該ユニ
    ットを上部枠体に取り付け、当該上部枠体を閉じると前
    記保護カバーは複写プロセスに干渉しない位置に移動
    し、前記上部枠体には上部枠体を開放すると、保護カバ
    ーが複写プロセスに干渉しない位置からユニット本体の
    開口部を完全に覆う位置にまで移動することを阻止する
    移動阻止部材が設けられており、当該移動阻止部材は、
    保護カバーが少なくとも感光体ドラムから複写紙を剥離
    する剥離領域と感光体ドラムの残留トナーを除去するク
    リーニング領域との間には到らない位置に設けられてい
    ることを特徴とする画像形成装置。
JP1987035510U 1987-03-11 1987-03-11 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH066360Y2 (ja)

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JPS63141959U JPS63141959U (ja) 1988-09-19
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JPH066377Y2 (ja) * 1989-10-25 1994-02-16 ブラザー工業株式会社 感光体カートリッジ
JP4657682B2 (ja) * 2004-11-08 2011-03-23 京セラミタ株式会社 画像形成装置

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JPS58198054A (ja) * 1982-05-14 1983-11-17 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成装置に着脱自在なプロセスキツト
JPS59127073A (ja) * 1983-01-11 1984-07-21 Canon Inc 画像形成装置
JPS6149360U (ja) * 1984-08-31 1986-04-02
JPS61110168A (ja) * 1984-11-05 1986-05-28 Canon Inc 画像形成装置

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