JPH066354Y2 - 画像生成機 - Google Patents

画像生成機

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JPH066354Y2
JPH066354Y2 JP1986079541U JP7954186U JPH066354Y2 JP H066354 Y2 JPH066354 Y2 JP H066354Y2 JP 1986079541 U JP1986079541 U JP 1986079541U JP 7954186 U JP7954186 U JP 7954186U JP H066354 Y2 JPH066354 Y2 JP H066354Y2
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純一 ▲高▼松
和則 秋山
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三田工業株式会社
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Priority to DE3787289T priority patent/DE3787289T2/de
Priority to EP89117530A priority patent/EP0351894B1/en
Priority to EP89117529A priority patent/EP0351893B1/en
Priority to KR1019870005258A priority patent/KR900009114B1/ko
Priority to EP87107742A priority patent/EP0247602B1/en
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【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、画像生成機、更に詳しくは、下部支持枠体と
開位置と閉位置の間を移動自在に下部支持枠体に装着さ
れた上部支持枠体を具備する画像生成機に関する。
〈従来技術〉 当業者には周知の如く、静電写真感光体上に静電潜像を
形成し、次いでかかる静電潜像をトナー像に現像する形
式の、静電複写機又は静電印刷機の如き画像生成機が広
く実用に供されている。そして、かかる画像生成機の一
例としての静電複写機においては、下部支持枠体、前後
方向に延びる旋回中心軸線を中心として開位置と閉位置
の間を旋回自在に該下部支持枠体に装着された上部支持
枠体及び表面に静電写真感光体を有し且つ該上部支持枠
体に装着された可動感光体支持手段を備えたものが存在
する。かような静電複写機においては、一般に、上部支
持枠体を下部支持枠体に対して旋回せしめて開位置にせ
しめると、複写画像が形成される複写紙の搬送経路の少
なくとも相当部分が開放され、それ故に、上記搬送経路
において複写紙の紙詰まり(所謂ジャム)が発生した場
合に詰った複写紙を容易に取出することができる等の利
点を有する。
しかしながら、従来の静電複写機においては、上部支持
枠体を旋回せしめて上記開位置にせしめると、可動感光
体支持手段の下部が下部支持枠体と開位置にある上部支
持枠体との間から外部に露呈せしめられ、それ故に、詰
った複写紙の処理中等に、手が可動感光体支持手段の表
面に存在する感光体に触れたり、或いは腕時計等が上記
感光体に接触して上記感光体を損傷するおそれがあっ
た。
そこで、上述した不都合を解消するために、可動感光体
支持手段の一部を覆う被覆位置と可動感光体支持手段の
上記一部を開放する開放位置の間を移動自在であるカバ
ー部材を更に備えたものも提案されている。かかる改良
された静電複写機においては、上部支持枠体が上記閉位
置にあるときにはカバー部材は上記開放位置に保持さ
れ、一方上部支持枠体が上記開位置にせしめられるとカ
バー部材は移動して上記被覆位置にせしめられ、かくし
て上部支持枠体が開位置にあるときにはカバー部材によ
って可動感光体支持手段の上記一部が実質上覆われ、こ
れによって上述した感光体の損傷が防止される。
ところが、上述した静電複写機では、カバー部材は可動
感光体支持手段の移動方向と実質上同一方向に移動され
て上記被覆位置から上記開放位置に位置付けられる構成
であり、それ故に、このことに起因して、可動感光体支
持手段の表面に複写紙が巻付いた場合にこの巻付いた複
写紙を除去するのが比較的困難である。
〈考案の目的〉 本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その目
的は、上述した形態の画像生成機において可動感光体支
持手段にシート部材が巻付いた場合にも、カバー部材の
開放位置から被覆位置への移動により該カバー部材によ
って巻付いたシート部材を容易に除去することができる
とともに、カバー部材が開放位置に位置するときその一
部が複写紙搬送経路の一部として機能する、一層改良さ
れた画像生成機を提供することにある。
〈考案の要約〉 本考案によれば、下部支持枠体と、前後方向に延びる旋
回中心軸線を中心として開位置と閉位置との間を旋回自
在に該下部支持枠体に装着された上部支持枠体と、該上
部支持枠体に装着され且つ所定方向に移動される可動感
光体支持手段とを具備する画像生成機において、 該可動感光体支持手段の一部を覆う被覆位置と該可動感
光体支持手段の該一部を開放する開放位置との間を移動
自在に配設されたカバー部材を更に備え、該上部支持枠
体が該閉位置にあるときには該カバー部材は該開放位置
に保持されされるとともにその一部が複写紙搬送経路の
一部を規定し、一方該上部支持枠体を該閉位置から該開
位置にせしめると該カバー部材は該可動感光体支持手段
の移動方向と実質上同一方向に移動して該被覆位置にせ
しめる、ことを特徴とする画像生成機が提供される。
〈考案の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
第1図は、本考案に従って構成された画像生成機の一例
としての静電複写機を簡略に図示している。
第1図を参照して、図示の複写機は、全体を番号2で示
す略直方体形状のハウジングを具備している。このハウ
ジング2は、下部支持枠体4と上部支持枠体6とによっ
て規定されている。上部支持枠体6は、その右端部下部
が前後方向(第1図において紙面に垂直は方向)に延び
る軸8(旋回中心軸線を構成する)を介して下部支持枠
体4に旋回自在に連結されており、第1図及び第2図に
示す閉位置と第4図及び第5図に示す開位置との間を旋
回動され得る。
ハウジング2の上面、従って上部支持枠体6の上面に
は、原稿載置手段10が左右方向に往復動自在に装着さ
れている。この原稿載置手段10は、その上面に複写す
べき原稿が載置される透明板12と、透明板12及びそ
の上に載置される原稿を覆うための開閉自在な原稿カバ
ー(図示せず)を含んでいる。
上部支持枠体6には、ハウジング2の略中央に位置せし
められる全体を番号14で示す所謂プロセスユニットが
着脱自在に装着されている。上部支持枠体6には、左右
方向に間隔を置いて紙面に垂直な方向に延びる一対の支
持レール16及び18が固定されている。一方、上記プ
ロセスユニット14はプロセスユニット枠20を有し、
このユニット枠20の左右両端部には、紙面に垂直な方
向に延びる被支持部22及び24が設けられている。ユ
ニット枠20の被支持部22及び24を夫々上部支持枠
体6の支持レール16及び18上に位置せしめ、ユニッ
ト枠20を紙面に垂直な方向に滑動せしめることによっ
て、上部支持枠体6にプロセスユニット14が装着及び
離脱される。ユニット枠20の略中央部には、可動感光
体支持手段を構成する回転ドラム26が回転自在に装着
されている。回転ドラム26の周表面には、適宜の静電
写真感光体が配設されている。ユニット枠20には、更
に、矢印28で示す方向に回転駆動される回転ドラム2
6の周囲にその回転方向に見て順次に、充電用コロナ放
電器30、全体を番号32で示す現像装置及び全体を番
号34で示すクリーニング装置も装着され、現像装置3
2はユニット枠20の片側部(右部)に配置されると共
にクリーニング装置34はユニット枠20の他側部(左
部)に配置されている。現像装置32は、回転ドラム2
6の周表面に現像剤を施す磁気ブラシ機構36を具備
し、またクリーニング装置34は、回転ドラム26の周
表面に当接する弾性ブレード38とトナー回収室40を
具備している。このプロセスユニット14については、
後に更に説明する。
上部支持枠体6には、更に、上記プロセスユニット14
の上方に位置する、照射ランプ42、反射プレート44
及び光学系46も装着されている。光学系46は、上下
方向に延びる多数の細長い光学要素(例えば日本板硝子
株式会社から商品名「セルフォックマイクロレンズ」と
して販売されているロッド状レンズ)から構成されてい
る。また、反射プレート44の開口には、熱線吸収フィ
ルタの如きフィルタ部材48が配設されている。従っ
て、照射ランプ42からの光は透明板12を通してその
上に載置された原稿に照射され、原稿からの反射光は光
学系46及びユニット枠20の上壁に形成された露光開
口を通して露光域50において回転ドラム26の周表面
に投射される。
下部支持枠体4の略中央部には、転写域52において上
記回転ドラム26の周表面に対向する転写用コロナ放電
器54、及び転写用コロナ放電器54に隣接してその下
流側に位置する剥離手段56が配設されている。剥離手
段56は所定方向に回動するローラ58と、ローラ58
と協働する剥離コロ60から構成されている。
更に、下部支持枠体4の右端部には、全体を番号62で
示す複写紙供給手段が配設されており、下部支持枠体4
の左端部には、複写紙受皿64が配設されている。そし
て、複写紙供給手段62と複写紙受皿64との間には、
上記転写域52を通じて複写紙を搬送するための全体を
番号66で示す複写紙搬送系が配設されている。複写紙
供給手段62は、カセット受部68及びこのカセット受
部68に着脱自在に装着された複写紙カセット70を備
え、カセット受部68の上方には送出ローラ72が配設
されている。従って、送出ローラ72が矢印74で示す
方向に回動されると、この送出ローラ72の作用によっ
てカセット70内の複写紙層76における最上位の複写
紙が送出され、そしてかかる複写紙が案内板対78間を
通って複写紙搬送系66に供給される。複写紙搬送系6
6は、搬送ローラ対80、下案内板82、案内突条7
4、案内突条84と協働する搬送ローラ86、加熱定着
ローラ対88、下案内板90及び排出ローラ対92を含
んでおり、これらの構成要素によって複写紙供給手段6
2から送給された複写紙を複写紙受皿64に導く複写紙
搬送経路94を規定する。加熱定着ローラ対88の上加
熱ローラ96内には、適宜の加熱手段98が配設されて
いる。また、上加熱ローラ96には、複写紙の巻付きを
防止するための剥離部材100が付設されている。
上述した静電複写機においては、回転ドラム26が矢印
28で示す方向に回転駆動せしめられる間に、充電用コ
ロナ放電器30が回転ドラム26上の感光体を特定極性
に実質上均一に充電し、次いで、露光域50において、
透明板12上の原稿の像が感光体上に投射され、かくし
て感光体上に原稿の像に対応した静電潜像が形成され
る。原稿の走査露光の際には、原稿載置手段10は第1
図において左から右に移動される。しかる後、感光体上
の静電潜像が現像装置32によってトナー像に現像され
る。次いで、複写紙供給手段62から供給され複写紙搬
送系66によって搬送される複写紙が、転写域52にお
いて回転ドラム26の周表面に密接され、転写用のコロ
ナ放電器54の作用によって感光体上のトナー像が複写
紙上に転写される。しかる後に、剥離手段56の作用に
よって回転ドラム26から複写紙が剥離される。剥離さ
れた複写紙は加熱定着ローラ対88を通して搬送され、
この間に複写紙上のトナー像が加熱定着される。一方、
回転ドラム26は更に回転を続け、クリーニング装置3
4の弾性ブレード38の作用によって転写後に感光体上
に残留するトナーが感光体上から除去される。除去され
たトナーはトナー回収室44内に収集される。
次に、主として第2図及び第3図を参照して、具体例に
おけるプロセスユニット14及びそれに関連する要素に
ついて説明する。
図示のプロセスユニット14は、上部支持枠体6が上記
閉位置と上記開位置の間を移動自在であることに関連し
てカバー部材102を含んでいる。例えば合成樹脂材料
から形成することができるカバー部材102は縦断面が
略円弧状であるプレート状部材から構成されていおる。
主として第3図を参照して、上部支持枠体6に着脱自在
に装着されるプロセスユニット枠20は前後方向に間隔
を置いて配設された前壁104(第2図,第3図)及び
後壁106(第1図)を有し、上記前壁104及び後壁
106に回転ドラム26の軸部108及び110が回転
自在に支持されている。軸部108は前壁104を貫通
して前方(第3図において左下方)に突出しており、か
かる前突出端部に揺動アーム112が旋回自在に装着さ
れている。また、他方の軸部110は後壁106を貫通
して後方(第3図において右上方)に突出しており、か
かる後突出端部にも揺動アーム114が旋回自在の装着
されている。そして、片方の揺動アーム112の先端部
にピン部材116を介してカバー部材102の長手方向
一端における円弧方向片端部(第3図においてカバー部
材102の左下角部)が旋回自在に連結され、また他方
の揺動アーム114の先端部にピン部材(図示せず)を
介してカバー部材102の長手方向他端における円弧方
向片端部(第3図においてカバー部材102の左上角
部)が旋回自在に連結されている。更に、ユニット枠2
0の右部には、回転ドラム26の軸線と実質上平行に延
びる軸部材118が配設されている。軸部材118は前
壁104及び後壁106に回転自在に装着されている。
軸部材118の一端部(前端部)は前壁104を貫通し
て前方に突出し、かかる前突出端部に回動アーム120
がボルト等により固定され、更に回動アーム120の装
着部位より前方の前突出端には作動レバー122がボル
ト等により固定されている(第2図も参照されたい)。
また、軸部材11の他端部(後端部)は後壁106を貫
通して後方に突出し、かかる後突出端部にも回動アーム
124がボルト等により固定されている。そして、片方
の回動アーム120の先端部にピン部材126を介して
カバー部材102の長手方向一端における円弧方向他端
部(第3図においてカバー部材102の右下角部)が旋
回自在に連結され、また、他方の回動アーム124の先
端部にピン部材(図示せず)を介してカバー部材102
の長手方向他端における円弧方向他端部(第3図におい
てカバー部材102の右上角部)が旋回自在に連結され
ている。従って、上述したカバー部材102は、後述す
る如く、第1図乃至第3図に示す開放位置と第4図及び
第5図に示す被覆位置との間を移動自在にユニット枠2
0に装着されている。かかるカバー部材102に関連し
て、偏倚手段及び停止片128(第2図)が付設されて
いる。図示の偏倚手段は揺動アーム112に設けられた
ボス部112aに被嵌されているねじりコイルばね13
0から構成され、ねじりコイルばね130の一端部がユ
ニット枠120の前壁104の外面(前面)に設けられ
た係止部132に係止され、その他端部が揺動アーム1
12に係止されている。かかるねじりコイルばね130
は揺動アーム112を第2図及び第3図において時計方
向に、従ってカバー部材102を上記被覆位置に向けて
偏倚せしめる。また、停止片128はユニット枠20の
前壁104の外面の所定部位に設けられており、揺動ア
ーム112に当接して第2図及び第3図において時計方
向の旋回、言い換えるとカバー部材102の上記被覆位
置を越える移動を阻止する。具体例においては、片方の
揺動アーム112に対応して偏倚手段及び停止片128
が設けられているが、これとは反対に、他方の揺動アー
ム114に対応して偏倚手段及び停止片を設けてもよ
く、また、双方の揺動アーム112及び114に対応し
てこれらを設けてもよい。
一方、プロセスユニット14に設けられた作動レバー1
22に対応して、この作動レバー122に作用し得る作
用突起134が設けられている。図示の具体例では、作
用突起134は下部支持枠体4の底壁の前部上面に設け
られ、細長くさび状に上方に突出している。尚、上記作
動レバー122は軸部材118の後突出端部に設けても
よく、かかる場合には、作用突起134は下部支持枠体
4の底壁の後部上面に設けられる。従って、上部支持枠
体4を上記開位置から上記閉位置に向けて矢印136
(第4図、第5図)で示す方向に旋回せしめると、作用
突起134の先端部が作動レバー122に当接してこれ
を矢印138(第5図)で示す方向(第5図において反
時計方向)に回動せしめ、これによって軸部材118と
一体に回動アーム120及び124が矢印138で示す
方向に回動される。
具体例においては、更に、カバー部材102の片側部外
面(回転ドラム26の周表面に対向する面とは反対の
面)に長手方向(従って、上記前後方向)に間隔を置い
て複数個の案内リブ140(主として第1図及び第3
図)が設けられている。図示の具体例では、複数個の案
内リブ140はカバー部材102と一体に形成されてい
る。
かかる構成の静電複写機においては、上部支持枠体6を
旋回させて上記開位置にせしめると、第4図及び第5図
に示すようにカバー部材102は被覆状態になる。即
ち、上部支持枠体6を上記開位置にせしめると、作動レ
バー122が下部支持枠体4の作用突起134から離脱
する。かくすると、揺動アーム112がねじりコイルば
ね130の作用によって第5図において時計方向に偏倚
され、これに伴ってカバー部材102を介して回動アー
ム120及び124も第5図において時計方向に回動さ
れ、従って、カバー部材102は第4図及び第5図に示
す被覆位置に位置付けられる。カバー部材102が上記
被覆位置に位置付けられると、揺動アーム112がユニ
ット枠20の前壁104に設けられた停止片128に当
接し、これによってカバー部材102の上記被覆位置を
越えると移動が確実に阻止される。カバー部材102が
上記被覆位置にあるときには、第4図から容易に理解さ
れる如く、このカバー部材102が回転ドラム26の下
方に位置し、回転ドラム26の上部支持枠体6の下面開
口を通して露呈する下部がこのカバー部材102によっ
て実質上覆われる。また、上記開状態においては、第4
図に示す如く、複写紙搬送経路94の大部分が開放さ
れ、かかる複写紙搬送経路94に紙詰りが発生した場合
に詰った紙を容易に除去することができる。かかる複写
紙の除去の際には、回転ドラム26の下部がカバー部材
102によって覆われている故に、操作者の手等が回転
ドラム26の感光体表面に接触することが確実に防止さ
れる。
一方、上部支持枠体6を上述したとは反対に矢印136
(第4図及び第5図)で示す方向に旋回せしめて上記閉
位置にせしめると、第1図乃至第3図に示す開状態にな
る。上部支持枠体6を上記閉位置に向けて旋回せしめる
と、作動レバー122が作用突起134の先端に当接
し、上記上部支持枠体6の上述した旋回に伴って作用突
起134の作用によって作動レバー122が第2図及び
第3図において反時計方向に旋回される。かくすると、
軸部材118と一体に回動アーム120及び124も反
時計方向に回動され、カバー部材102は回転ドラム2
6の矢印28(第1図)で示す回転方向とは実質上反対
方向に、言い換えると現像装置32が配設されている側
にねじりコイルばね130の偏倚力に抗して後退せしめ
られる。そして、上部支持枠体6を上記閉位置にせしめ
る(上記閉位置にせしめると、図示していない解除自在
なロック手段によって上部支持枠体6は上記閉位置位置
に保持される)と、作用突起124及び作動レバー12
2の作用によってカバー部材102が上記開放位置に位
置付けられる。かかる開放位置に位置付けられると、第
1図に示す通り、カバー部材102はプロセスユニット
14の略中央部から右部、更に詳しくは回転ドラム26
の下方から現像装置32の下方に移動せしめられ、かく
して回転ドラム26の下部が開放され、複写紙搬送経路
94を通して搬送される複写紙が転写域52において回
転ドラム26の感光体表面に密接される。また、カバー
部材102が上記開放位置にあるときには、第1図に明
確に示す如く、カバー部材102の片側部が案内板82
の上方に位置し、このカバー部材102に設けられた複
数個の案内リブ140が下方に突出するようになる。従
って、複数個の案内リブ140の下面は複写紙搬送経路
94の一部の上側を規定し、搬送ローラ対80によって
搬送される複写紙は案内板82と複数個の案内リブ14
0間を通って上記転写域52に導かれる。
また、上述した静電複写機においては、上部支持枠体6
を閉位置から開位置にせしめるとカバー部材102が回
転ドラム26の回転方向と実質上同一方向に移動して上
記被覆位置に位置付けられる構成であり、それ故に、こ
のことに関連して更に次の通りの利点が存在する。即
ち、カバー部材が従来のように回転ドラムの回転方向と
反対方向に移動して被覆位置に位置付けられる構成の場
合は、回転ドラムに巻付いた複写紙を除去するために上
部支持枠体を閉位置から開位置に旋回させると、カバー
部材が回転ドラムに巻付いている複写紙の先端側から後
端側に向けて移動するので、複写紙は回転ドラムとカバ
ー部材との間に入る形となり、複写紙を除去することが
困難となる。これに対して、上述した静電複写機におい
ては、上部支持枠体6を閉位置から開位置にせしめると
カバー部材102が回転ドラム26の回転方向と実質上
同一方向に移動して上記被覆位置に位置付けられるよう
に構成されているので、回転ドラム26に複写紙が巻付
いた場合には、カバー部材102が被覆位置への移動に
より回転ドラム26と複写紙との間に割って入る形とな
るため、回転ドラムに巻付いた複写紙を容易に除去する
ことができる。
また、上述した静電複写機においては、作動レバー12
2が作用突起134から離脱するとカバー部材102が
上記被覆位置に保持される構成であり、それ故に、上部
支持枠体6からプロセスユニット14を離脱せしめると
このカバー部材102は上記被覆位置に保持され、かく
して保管時等においても回転ドラム26の下部がカバー
部材102によって覆われ外部に露呈せしめられること
はない。
以上、本考案に従って構成された画像生成機の単なる一
例として静電複写機に適用して説明したが、静電複写機
に限定されることなく、例えば静電印刷機の如き他の種
類の画像生成機にも適用することができる。
〈考案の効果〉 本考案による画像生成機は、可動感光体支持手段の一部
を覆う被覆位置と可動感光体支持手段の該一部を開放す
る開放位置との間を移動自在に配設されたカバー部材を
備え、上部支持枠体が閉位置にあるときには該カバー部
材は該開放位置に保持されされ、一方上部支持枠体を閉
位置から開位置にせしめるとカバー部材は被覆位置にせ
しめるように構成したので、詰まった複写紙を除去する
際等において操作者の手等が可動感光体支持手段を構成
する回転ドラムの感光体表面に接触することが確実に防
止される。
また、前記カバー部材は上部支持枠体を閉位置から開位
置にせしめると可動感光体支持手段の移動方向と実質上
同一方向に移動して被覆位置にせしめるように構成した
ので、可動感光体支持手段を構成する回転ドラムに複写
紙が巻付いた場合にも、カバー部材が被覆位置への移動
により回転ドラムと複写紙との間に割って入る形となる
ため、回転ドラムに巻付いた複写紙を容易に除去するこ
とができる。
更に本考案によれば、前記カバー部材は上部支持枠体が
閉位置にあるときには開放位置に保持されされるととも
にその一部が複写紙搬送経路の一部を規定するように構
成さいたので、カバー部材が案内板として機能するた
め、複写紙搬送経路を構成する部品点数を削減すること
ができ、安価で且つコンパクトな画像生成機を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従って構成された画像生成機の一例
としての静電複写機を簡略化して示す断面図。 第2図は、第1図の静電複写機の一部を切欠いて示す側
面図。 第3図は、第1図の静電複写機におけるカバー部材及び
これに関連する要素を示す斜視図。 第4図は、第1図の静電複写機における上部支持枠体が
開位置にある状態を簡略化して示す断面図。 第5図は、第4図に示す状態を一部切欠いて示す側面
図。 2……ハウジング 4……下部支持枠体 6……上部支持枠体 8……軸 14……プロセスユニット 20……プロセスユニット枠 26……回転ドラム 32……現像装置 34……クリーニング装置 102……カバー部材 140……案内リブ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部支持枠体と、前後方向に延びる旋回中
    心軸線を中心として開位置と閉位置との間を旋回自在に
    該下部支持枠体に装着された上部支持枠体と、該上部支
    持枠体に装着され且つ所定方向に移動される可動感光体
    支持手段とを具備する画像生成機において、 該可動感光体支持手段の一部を覆う被覆位置と該可動感
    光体支持手段の該一部を開放する開放位置との間を移動
    自在に配設されたカバー部材を更に備え、該上部支持枠
    体が該閉位置にあるときには該カバー部材は該開放位置
    に保持されるとともにその一部が複写紙搬送経路の一部
    を規定し、一方該上部支持枠体を該閉位置から該開位置
    にせしめると該カバー部材は該可動感光体支持手段の移
    動方向と実質上同一方向に移動して該被覆位置にせしめ
    る、ことを特徴とする画像生成機。
  2. 【請求項2】該カバー部材の外面には、該前後方向に間
    隔を置いて複数個の案内リブが設けられており、該複数
    個の案内リブはカバー部材が該開放位置にあるときに該
    複写紙搬送経路の一部を規定する、実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の画像生成機。
  3. 【請求項3】該可動感光体支持手段は該上部支持枠体に
    着脱自在に装着されるプロセスユニット枠に装着され、
    該プロセスユニット枠に該カバー部材が移動自在に配設
    されている、実用新案登録請求の範囲第1項又は2項に
    記載の画像生成機。
  4. 【請求項4】該プロセスユニット枠には現像装置及びク
    リーニング装置が配置され、該現像装置は該プロセスユ
    ニット枠の片側部に配置され、一方該クリーニング装置
    は該プロセスユニット枠の他側部に配置されており、該
    上部支持枠体を該開位置から該閉位置にせしめると該カ
    バー部材は該現像装置側に後退して該開位置にせしめら
    れる、実用新案登録請求の範囲第3項に記載の画像生成
    機。
  5. 【請求項5】該カバー部材に関連して、該カバー部材を
    該被覆位置に向けて偏倚せしめる偏倚手段及び該カバー
    部材の該被覆位置を越える移動を阻止する停止片が設け
    られている、実用新案登録請求の範囲第1項乃至第4項
    に記載の画像生成機。
JP1986079541U 1986-05-28 1986-05-28 画像生成機 Expired - Lifetime JPH066354Y2 (ja)

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