JP2634431B2 - 複写機用の給紙装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、供給するシートのスタックを保持するカセ
ットを備えた複写機用の給紙装置に関するものである。

発明が解決しようとする課題 複写機の分野において、給紙カセットは周知であり、
一般に、供給するシートのスタックを支持する台板が入
っている上面開放ハウジングで構成されている。

たとえば米国特許第4,106,763号は、台板の後縁が傾
かせることができるようにカセット・ハウジングの底面
に取り付けられており、機械操作式アクチュエータのア
ームをカセット・ハウジングの底にある穴に挿入して台
板をカセット・ハウジング内で上方に傾けて、シート・
スタックをカセット・ハウジング内に伸びている上側シ
ート給送装置に接触させるように構成された給紙カセッ
トを開示している。また米国特許第4,487,406号は、カ
セットを複写機から引き出すときレバーを回して押し部
材を引っ込めることができるようになっており、カセッ
トを複写機に挿入すると、レバーと押し部材がそれぞれ
の引込み位置から解除されて、カセット内のシートが給
送ローラーに押し付けられるようになっているカセット
式給紙装置を開示している。

従来のカセットの中には、上記の代わりに、台板の下
のカセット内に設置した圧縮ばねで台板を上側シート給
送手段に向かって押すやり方が知られている。

カセット・ハウジングの内部寸法とその中に収容され
るシートの寸法は、びったり合っているのがカセット構
造の特徴である。このように厳しい交差のために、シー
ト・スタックをカセットに装入するのが難しく、個々の
シートを損傷させるおそれがある。オペレータは、すべ
てのシートを確実にカセット内に正しく積み重ねるに
は、大きなスタックをより小さいサブスタックに分け、
それらのサブスタックを１っづつ装入しなければならな
いことに気づくこともままあるであろう。

課題を解決する手段 本発明によれば、給送するシートのスタックを保持す
るカセットを備え、該カセットは、シート・スタックを
支持する台板を備えた、上部が開いたハウジングを有し
ている複写機用の給紙装置であって、カッセトにシート
を装填するのを容易にするように、ハウジングから台板
の少なくとも一部を持ち上げるための、手動操作可能な
アクチュエータを備え、該アクチュエータは、台板の少
なくとも一部がシート給送のための動作位置にある第１
の位置と、台板の少なくとも一部がシート装填のために
完全に持ち上がった位置にある第２の位置との間で移動
可能になっており、アクチュエータは、使用時におい
て、少なくとも台板の一部を持ち上げるための機械的持
ち上げ手段と係合しており、スタックの一番上のシート
を給送するために、上部シート給送手段が設けられてお
り、該上部シート給送手段は、アクチュエータが前記第
２位置にあるとき、台板の邪魔にならない非動作位置へ
移動するように、アクチュエータ及び持ち上げ手段に機
械的にリンク結合され且つカセットに対して枢動可能に
取り付けられていることを特徴とする給紙装置が提供さ
れる。従って、スタック上部のシートを給送する上部シ
ート給送手段が設けられていても、このシート給送手段
は台板の邪魔にならない位置に退避するので、手動操作
可能なアクチュエータの操作によって、カセットへのシ
ートの装填が極めて容易にできる。

また、本発明によれば、上記の給紙装置によって、カ
セットの取付け台となるトレイを備えており、該トレイ
は、カセットの動作位置へ挿入したり該動作位置から取
り外したりできるように、複写機本体に対してスライド
可能になっており、アクチュエータ及び台板の少なくと
も一部を持ち上げる手段は、トレイに一体的に設けられ
ていることを特徴とする給紙装置が提供され、これによ
って、カセットそのものを複写機本体に対してトレイの
スライドに取り出すことができ、シートの装填も一層容
易になる。

次に添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。

実施例 第１図は、本発明を組み入れたゼログラフィー式複写
機を略図で示す。複写機は、支持ローラー1a,1bのまわ
りを（第１図で時計方向に）回転するように取り付けら
れ、感光性像形成表面を運んで一連のゼログラフィー処
理ステーションすなわち帯電ステーション２、像形成ス
テーション３、現像ステーション４、転写ステーション
５、清掃ステーション６を順次通過させるエンドレス可
撓感光体ベルト１を用いている。

帯電ステーション２には、感光体ベルト１の上に静電
荷を一様に置くコロトロン2aが設置されている。

プラテン13の上に置かれた複写する原稿書類Ｄは、タ
ングステン・ハロゲン・ランプ14から成る光源によって
既知の方法で一度に１ストリップ（帯状部分）が照明さ
れる。ランプからの光は、楕円形反射器15によって集光
され、プラテン13に向かい合っている原稿書類Ｄの面上
に光の狭い帯として投じられる。このようにして露光さ
れた原稿書類Ｄは、ミラーM1〜M6と結像レンズ18で構成
された光学装置によって感光体ベルト１の上に像形成さ
れる。光像は感光体を像の形状に選択的に放電させるの
で、像形成ステーション３にあるベルトの表面に原稿書
類の静電潜像が記録される。原稿書類全体を複写するた
めに、ランプ14と反射器15とミラーM1は、プラテンのす
ぐ下で一定速度で横に移動して原稿書類全体を走査する
全速走査キャリッジ（図示せず）に取り付けられてい
る。光路が折れ曲がっているので、光路を一定に維持す
るため、ミラーM2とM3は、走査キャリッジの半分の速度
で移動する別のキャリッジ（図示せず）に取り付けられ
ている。感光体１も同様に運動しているので、像はスト
リップづつ記録され、原稿書類全体が１っの像として感
光体の上に再生される。

感光体ベルト１に対する走査キャリッジの速度を変え
ることにより、ベルトの長手方向すなわち走査方向の像
サイズを変えることができる。フルサイズ複写すなわち
等倍率の場合は、走査キャリッジと感光体ベルトの速度
は等しい。走査キャリッジの速度を増すと、像が短くな
る、すなわち縮小され、走査キャリッジの速度を減らす
と、像が長くなる、すなわち拡大される。

また１以上の倍率の場合はレンズ18をその光軸に沿っ
て原稿書類に近付けることにより、すなわちミラーM2,M
3に近付けることにより、また１以下の倍率の場合はミ
ラーM2,M3から遠ざけることにより、像サイズを走査方
向に直角な方向に変えることができる。さらに、レンズ
18を動かすとき、像が感光体１の上に正しく結像される
ように、ミラーM4,M5を一緒に動かすことによって、レ
ンズと感光体の間の光路長さ、すなわち像距離も変えら
れる。この目的で、ミラーM4,M5は、もう１っの別のキ
ャリッジ（図示せず）に適当に取り付けられている。

現像ステーション４では、磁気ブラシ現像装置20が静
電潜像を現像して可視化する。磁力で吸引可能なキャリ
ヤ粒子とトナー粒子から成る二成分混合現像剤が入って
いる現像剤ハウジング23には、ホッパー（図示せず）か
らトナー粒子が補給される。混合現像剤は、現像ローラ
ー24によってベルト１の帯電した領域に塗布される。

現像された像は、転写ステーション５において、感光
体ベルトから、像と同期してベルトに接触するように給
紙装置から運ばれてきたコピーシートへ転写される。コ
ピーシートのスタック26は、あとで詳しく説明するよう
に、本発明による滑動可能な取付け台すなわちトレー27
上のカセット25の中に収納されている。スタックの一番
上のシートは、上側シート分離給送装置28に接触した状
態に維持されている。給送装置28によって送り出された
スタック26の一番上のシートは、二組のニップ・ローラ
ー対29,30によって180゜通路をまわって感光体ベルトへ
搬送される。コピーシートがたどる通路は、第１図に破
線で示してある。転写ステーション５では転写用コロト
ロン７によって与えられた電界が、コピーシートに対す
るトナー粒子の転写を促進する。

次に、現像された像を保持するコピーシートは、ベル
ト１から剥離され、続いて定着ステーション10へ運ばれ
る。定着ステーション10には、既知のやり方で剥離油が
塗布される加熱加圧ローラー定着装置が設定されてい
る。現像された像は、定着装置のの２個のローラー10a,
10bのニップにおいて、熱と圧力によってコピーシート
へ定着される。でき上がったコピーは、定着装置のロー
ラー10a,10bによって送り出され、２組の別のローラー
対31a,31bによってキャッチ・トレー32に送り込まれ
る。

ベルトから現像された像が転写された後、通常ベルト
の表面には若干のトナー粒子が残っているが、これらの
トナー粒子は、清掃ステーション６において、ベルトか
ら残留トナーをかき取るドクター・ブレード34によって
ベルトから除去される。除去されたトナー粒子は、下の
受け箱35の中に落ちる。またベルトの表面に残っている
すべての静電荷は、感光体表面を端から端まで均一に投
光する消去ランプ11によって放電される。これにより、
次のコピー・サイクルの最初のステップとして、感光体
ベルトを帯電処理する準備が完了する。

感光体ベルト１、帯電用コロトロン2a、現像装置20、
転写用コロトロン７、清掃ステーション６および消去ラ
ンプ11はすべて、ゼログラフィー式複写機の本体100に
着脱できるようになっている処理ユニット15に組み入れ
ることができる。

第２図に、トナー27上のカセット25を詳しく示す。本
図では、カセット25は空である。コピーシートを補充す
るための複写機内の使用位置からカセット25を引き出す
ことができるように、トレー27は、複写機の本体100に
対し図面に垂直な方向に滑らせることができるように取
り付けられている。この形式の滑動トナー取付けは、こ
の分野では周知であるから、第２図には示してない。カ
セット25は上面開放ハウジング45から成り、トレー27側
の孔に一対の突起46をはめ込んでトレー27上に位置決め
される。突起46は図面に垂直な方向に間隔をおいて配置
されているので、第２図では、突起が１っ見えているだ
けである。カセット25のハウジング45は、その底面に開
口があり、以下説明するようにその開口を通して持ち上
げ機構50を入れることができる。

カセット・ハウジング45の中には、後縁整合ガイド41
を有する台板40が設置されている。後縁整合ガイド41
は、台板40と同じ幅でカセット・ハウジング45のほぼ上
面まで伸びている。台板の向かい合った各側縁には、後
縁整合ガイド41と接合した側縁整合ガイド42が設けられ
ている。図面からわかるように、側縁整合ガイド42は、
台板の側縁の長さよりかなり短い。台板はカセット・ハ
ウジング45の中に、後縁整合ガイド41に近い軸43のまわ
りに旋回できるように取り付けられている。

トレー27の端壁27aの近くにトレー27に固定されてい
るのは、スタック（第２図には示していない）の一番上
のシートを給送する遅延給送装置28である。遅延給送装
置28はスタックから一番上のシートを送り出す第１給送
ロール28aと、既知のやり方で重複給送を防止する作用
をする第２給送ロール28bで構成されている。ロール28
a,28bは、軸受材料として適当なプラスチック材料から
１個構成部品として成形されたハウジング70（第５図参
照）の中に軸支されており、したがって別個に軸受を使
用する必要がないので、空間とコストの節減になる。ハ
ウジング70は、スロット72a,72bおよびハウジングの孔7
2cにそれぞれ差し通されたボルト71a,71b,71cによって
支持部材48に固定されている。給送ロール28a,28bの間
には、シートを矢印（第６図参照）の方向に第１給送ロ
ール28aから第２給送ロール28bへ、第２給送ロールにぶ
つけずに案内する傾斜部分73が一体構造で形成されてい
る。

給送ロール28bは直交する軸75,76と傘歯車77a,77bを
介してモーター74から通常のやり方で駆動される。モー
ター74はトレー27の内壁に取り付けられている。

駆動軸76は、カップリング78を介して給送ローラ28b
に連結されており、軸76とカップリング78の合せ面に設
けられた平らな相補面によって駆動力が伝達される。カ
ップリング78に柔軟性を与えて駆動軸からの分離を容易
にするために、カップリング78に縦溝が設けられている
ので、保守の時支持部材48と一体構造のカップリング78
を含む給送ロール装置を容易に取り外すことができる。

駆動力は、ローラー28a,28bのそれぞれの軸に設けら
れた一対の歯車68a,68bと、歯車68a,68bとかみ合ってい
る中間アイドラ歯車68cを介して給送ロール28aへ伝達さ
れる。

ここで、給送ロール装置は特にコンパクトで、容易に
交換できるユニットであり、歯車を内蔵しているから、
給送ロールを交換すれば、歯車が自動的に新品になり、
最適の性能が得られるという利点を備えていることに留
意されたい。

一の方向に駆動力を給送ロールへ伝達することがで
き、そして給送ロールの近くでジャムしたシートを手で
給送方向とは反対の方向にシートを引き出して除去する
ことができるように、給送ロールが自由に逆方向に回転
することを許す一方向クラッチが、給送ロール28a,28b
に取り付けられていることが好ましい。

支持部材48には、プラスチック材料から成形すること
ができるハンドル47が取り付けられている。

支持部材48の上には、遅延給送装置28の大部分を覆う
カバー59が取り付けられている（第５図参照）。支持部
材48は、その外端が給送ロール28bと同心の軸ピンで支
持されている。ハンドル47の下側に軸ピンで連結されて
いるのは、以下詳しく述べるように、台板40を持ち上げ
る機構50に連結されたロッド49である。

容易に接近できるように、遅延給送装置28から遠いハ
ンドル47の端は上に傾斜しており、第５図から容易にわ
かるように、ハンドル47にカセット・ハウジング45の全
幅に延びた横棒が付いている。

次に持上げ機構50を詳しく説明する。

支持部材48の下に軸ピンでハンドル47に連結されてい
るのは、板部材51に軸ピンで連結されたロッド49であ
る。板部材51は、カセット25の横幅方向に伸び、トレー
27に軸支され、板部材51の旋回軸55になるロッド56に固
定されている。ロッド56の中間点に剛に固定されている
バー54の末端には、アーム53の下側に接触するローラー
軸受57が取り付けられている。アーム53は、左端が軸ピ
ンでトレー27に取り付けられ、反対側の別のアーム52に
軸ピンで連結されている。アーム52の他端は、滑動でき
るようにトナー27に取り付けられている。

したがって、第３図において、ハンドル47を持ち上げ
ると、板部材51の平らな縁がトナー27の面に当たるま
で、連結ロッド49が板部材51を回転させ、したがってロ
ッド56を旋回軸55のまわりに時計方向に回転させる。ロ
ッド56が回転すると、一体構造のバー54が一緒に回転
し、ローラー軸受57によってアーム53を持ち上がり、そ
のアーム53によってアーム52の連結端が持ち上げられ
る。他方、アーム52の他端はトレー27内のスロットに沿
って右から左へ滑り始める。アーム52の最上端は台板40
の下側を支えているので、台板40が上に傾斜し、旋回軸
43のまわりに旋回する。

第３図に示すように、ハンドル47は約110゜回転させ
ると、完全開放位置にくる。その重力の中心は、ハンド
ル47を時計方向に回転させ続けようとする。しかしこの
位置で、板部材51の平らな縁がトレー27の表面に当たる
ので、それ以上ハンドルは回らない。台板40は、約20゜
まで傾斜し、台板40の前部は、カセット・ハウジング25
のレベルよりかなり上に突き出るので、オペレータは容
易に接近してシート・スタック26を装入することができ
る。また台板40の傾斜によって、シート・スタック26が
自重で後縁整合ガイド41に当たって整合しようとするの
で、シートの整合が促進される。短い側縁整合ガイド42
は、シートの装入を過度に妨げることがなく、シート・
スタックを有効に横方向に位置決めすることができる。

第３図に示した完全開放位置では、旋回軸55とローラ
ー軸受57の軸を通る直線がアーム53の法線を通り過ぎて
いるから、持上げ機構50はオーバーセンタ装置として作
用する。したがって台板40上のシートのスタックの重さ
による力がバー54を時計方向にさらに回転させるように
作用するが、この回転は板部材51の平らな面がトレー27
の表面に当って妨げられるので、ローラー軸受57がアー
ム53の法線を越えたときハンドル47に作用する力に打ち
勝って、オペレータがハンドル47を下げない限り、台板
40は完全傾斜位置にロックされた状態で保持される。

給送ロール28aは支持部材48に取り付けられているか
ら、ハンドル47を持ち上げると、ロール28aはロール28b
のまわりに旋回する、したがって台板がロール28aの作
用位置と同じ領域でカセットから突き出るとき、給送ロ
ール28aはその台板の動きを妨げないことに留意された
い。

第４図において、オペレータは新品のシート・スタッ
クを装入した後、ハンドル47を押し下げることにより、
機構50で台板40を下降させ、同時に給送ロール28aをそ
の作用位置へ戻すことができる。従来の技術で知られて
いるように、スタックの一番上のシートを給送ロール28
aに接触した状態に維持するため、台板とカセット・ハ
ウジングの底の間に置かれた圧縮ばね（図示せず）、あ
るいはカセット・ハウジングの底を通って伸びているア
クチュエータ・アーム（図示せず）によって台板40を上
方に押すことができる。もし必要ならば、ハンドル47が
自然に旋回して開くのを防止するため、ハンドルと支持
部材の組立体をばねで押し、組立体に作用する上向きの
力を釣り合わせることができる。

第５図から、操作を容易にし、同時に完全に持ち上が
るまで新しいシート・スタックを挿入できないようにす
るために、ハンドル47はカセット・ハウジング45の幅一
杯に延びていることに留意されたい。また第３図および
第４図に示すように、持上げた位置にあるとき、ハンド
ル47はトレー27が複写機の本体100に再挿入されるのを
防止する働きをする。本体100のトレー入口は、ハンド
ル47を下げたときだけ、カセット25を入れることができ
るように設計されている。

以上の説明から、この分野の専門家が本発明の範囲内
でいろいろな修正をなし得ることは明らかであろう。た
とえばハンドルの代わりに、持上げ機構のアクチュエー
タをカセット・ハウジングの片側にある単一レバー形式
にすることができる。また、アーム52は、その主目的
が、カセット25をトレー27から取り外すとき持上げ機構
がカセット・ハウジング45の下側の開口にぶつかるのを
防止することであり、それほど重要な役割を果たしてい
ないから、なしで済ますこともできる。またアーム53も
なしで済ますこともでき、アーム53の代わり、バー54上
のローラー軸受57で台板40の下側を直接支持するように
してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を組み入れたゼログラフィー式複写機
の略断面図、 第２図〜第４図は、本発明によるカセットを用いた紙給
装置が異なる位置にあるときの断面図、 第５図は、第４図の紙給装置の平面図 第６図は、紙給装置の給送ロール組立体の断面図であ
る。 符号の説明 Ｄ……原稿書類、M1〜M6……ミラー、 １……感光体ベルト、２……帯電ステーション、 2a……帯電用コロトロン、３……像形成ステーション、 ４……現像ステーション、５……転写ステーション、 ６……清掃ステーション、７……転写用コロトロン、 10……定着ステーション、10a……定着ローラー、 10b……加圧ローラー、 10c……タングステン・フィラメント・ランプ、 11……消去ランプ、13……プラテン、 14……タングステン・ハロゲン・ランプ、 15……反射器、16……処理ユニット、 18……結像レンズ、20……磁気ブラシ現像装置、 23……現像剤ハウジング、24……現像ローラー、 25……カセット、26……シート・スタック、 27……トレー、28……シート分離給送装置、 28a,28b……給送ロール、28c……遅延パッド、 29,30……ニップ・ローラー対、 31a,31b……別のニップ・ローラー対、 32……キャッチ・トレー、34……ドクター・ブレード、 35……受け箱、40……台板、 41……後縁整合ガイド、42……側縁整合ガイド、 43……軸、45……ハウジング、 47……ハンドル、48……支持部材、 49……ロッド、50……持上げ機構、 51……板部材、52,53……アーム、 54……バー、55……旋回軸、 56……ロッド、57……ローラー軸受、 59……カバー、68a,68b……歯車、 69……駆動軸、70……ハウジング、 71a,71b,71c……ボルト、72a,72b……スロット、 72c……孔、73……傾斜部分、 74……モーター、75,76……軸、 77a,77b……傘歯車、78……カップリング、 100……複写機の本体。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イアン ハースト 英国 ハートフォードシャー ロイスト ン ウェイストン パーク 42 (72)発明者 レナード ヴィクター ゲイツ 英国 ハートフォードシャー ウィドフ ォード メイプル ツリー コッテージ （番地なし)

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】給送するシートのスタックを保持するカセ
   ット（25）を備え、該カセットは、前記シート・スタッ
   クを支持する台板（40）を備えた、上部が開いたハウジ
   ング（45）を有している複写機用の給紙装置において、 前記カッセトにシートを装填するのを容易にするよう
   に、前記ハウジングから前記台板の少なくとも一部を持
   ち上げるための、手動操作可能なアクチュエータ（47）
   を備え、該アクチュエータは、前記台板の少なくとも一
   部がシート給送のための動作位置にある第１の位置と、
   前記台板の少なくとも一部がシート装填のために完全に
   持ち上がった位置にある第２の位置との間で移動可能に
   なっており、前記アクチュエータは、使用時において、
   少なくとも前記台板の一部を持ち上げるための機械的持
   ち上げ手段（49〜55）と係合しており、前記スタックの
   一番上のシートを給送するために、上部シート給送手段
   （28）が設けられており、該上部シート給送手段は、前
   記アクチュエータが前記第２位置にあるとき、前記台板
   の邪魔にならない非動作位置へ移動するように、前記ア
   クチュエータ及び前記持ち上げ手段に機械的にリンク結
   合され且つ前記カセットに対して枢動可能に取り付けら
   れていることを特徴とする給紙装置。
2. 【請求項２】請求項１に記載の給紙装置において、前記
   カセットの取付け台となるトレイ（27）を備えており、
   該トレイは、前記カセットを動作位置へ挿入したり該動
   作位置から取り外したりできるように、複写機本体に対
   してスライド可能になっており、前記アクチュエータ及
   び前記台板の少なくとも一部を持ち上げる手段は、前記
   トレイに一体的に設けられていることを特徴とする給紙
   装置。