JPH11190966A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11190966A
JPH11190966A JP10291001A JP29100198A JPH11190966A JP H11190966 A JPH11190966 A JP H11190966A JP 10291001 A JP10291001 A JP 10291001A JP 29100198 A JP29100198 A JP 29100198A JP H11190966 A JPH11190966 A JP H11190966A
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Kunihiro Oyama
邦啓 大山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉カバーに配設された転写手段がプロセス
カートリッジの着脱操作時の障碍とならないように、該
転写手段の汚染を防止することのできる保護カバーを備
えた画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 開閉カバー201の開閉動作に連動し
て、上記プロセスカートリッジ100の着脱部が閉鎖さ
れた状態では上記転写ローラ10から待避した部位に臨
み、該プロセスカートリッジ100の着脱部が開放され
た状態では上記転写ローラ10を保護する部位に臨む保
護カバー30を、該開閉カバー201に設けるととも
に、該保護カバー30に、上記プロセスカートリッジ1
00の着脱操作時に該プロセスカートリッジ100をガ
イドするためのガイド手段としてのカートリッジガイド
30aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
プロセスカートリッジ着脱部を開閉する開閉カバーに、
該潜像担持体上に形成された画像を被転写材に転写する
ための転写手段が配設された構成の画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、潜
像担持体上に画像を形成するための帯電器や現像器等の
収容可能な作像手段を、該潜像担持体と共に筺体内に収
容してなる装置本体に対して着脱自在なプロセスカート
リッジを有し、該プロセスカートリッジの着脱に際して
該装置本体のプロセスカートリッジ着脱部を開閉する開
閉カバーに、該潜像担持体上に形成された画像を被転写
材に転写するための転写手段が配設された構成の画像形
成装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
画像形成装置では、潜像担持体上に形成された画像を被
転写材に転写するための転写手段が、プロセスカートリ
ッジの着脱に際して開閉される装置本体のプロセスカー
トリッジ着脱部の開閉カバーに配設されているので、該
開閉カバーが開放された状態で、該転写手段がユーザの
触れ易い位置に露呈される。このため、この従来の画像
形成装置では、該開閉カバーに配設された転写手段が、
プロセスカートリッジの着脱時における着脱操作の障害
となる不具合があった。また、この従来の画像形成装置
では、該開閉カバーの解放時に、ユーザの手が誤って該
転写手段に触れると、その油脂等で該転写手段が汚染さ
れ、この汚染により画像の正常な転写が阻害されて異常
画像が発生する不具合がある。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、開閉カバーに配設さ
れた転写手段がプロセスカートリッジの着脱操作時の障
碍とならないように、該転写手段の汚染を防止すること
のできる保護カバーを備えた画像形成装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、潜像担持体上に画像を形成する
ための帯電器や現像器等の収容可能な作像手段を、該潜
像担持体と共に筺体内に収容してなる装置本体に対して
着脱自在なプロセスカートリッジを有し、該プロセスカ
ートリッジの着脱に際して該装置本体のプロセスカート
リッジ着脱部を開閉する開閉カバーに、該潜像担持体上
に形成された画像を被転写材に転写するための転写手段
を配設した構成の画像形成装置において、上記開閉カバ
ーの開閉動作に連動して、上記プロセスカートリッジ着
脱部が閉鎖された状態では上記転写手段から待避した部
位に臨み、該プロセスカートリッジ着脱部が開放された
状態では上記転写手段を保護する部位に臨む保護カバー
を設けるとともに、該保護カバーに、上記プロセスカー
トリッジの着脱操作時に該プロセスカートリッジをガイ
ドするためのガイド手段を設けたことを特徴とするもの
である。
【0006】この画像形成装置においては、上記保護カ
バーに、上記プロセスカートリッジの着脱操作時に該プ
ロセスカートリッジをガイドするガイド機能が付加され
ているので、該保護カバーにより上記転写手段の汚染が
防止されると共に、該プロセスカートリッジの着脱操作
時の操作性が向上される。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、上記開閉カバーが開かれて上記プロセ
スカートリッジ着脱部が開放された状態で、上記保護カ
バーが、上記転写手段を保護し、且つ、上記被転写材上
の電荷を除去するための除電手段を保護する部位に臨む
ように配設されていることを特徴とするものである。
【0008】この画像形成装置においては、上記プロセ
スカートリッジ着脱部が開放された状態で、上記保護カ
バーが、上記転写手段と上記除電手段とを保護する部位
に臨むので、転写手段と除電手段との2つの部材が1つ
の保護カバーによって保護される。また、該除電手段が
先端の鋭利な除電針で構成されている場合には、該除電
針によるユーザの怪我が防止される。
【0009】請求項3の発明は、請求項1記載の画像形
成装置において、上記開閉カバーが閉じられて上記プロ
セスカートリッジ着脱部が閉鎖された状態で、上記保護
カバーが、上記転写手段から待避し、且つ、上記被転写
材の搬送経路から待避した部位に臨むように配設されて
いることを特徴とするものである。
【0010】この画像形成装置においては、上記プロセ
スカートリッジ着脱部が閉鎖された状態で、上記保護カ
バーが、上記転写手段から待避し、且つ、上記被転写材
の搬送経路から待避した部位に臨むので、該保護カバー
と被転写材との接触が確実に回避され、該保護カバーで
被転写材の搬送が阻害されることによる被転写材のジャ
ムが解消される。
【0011】請求項4の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記転写手段が、転写ローラであることを
特徴とするものである。
【0012】この画像形成装置においては、上記転写手
段としての転写ローラが上記保護カバーによって保護さ
れるので、潜像担持体としての感光体に対する該転写ロ
ーラの回転軸線の狂いや、該転写ローラ周面の油脂等の
付着による汚染が回避され、該転写ローラにより被転写
材に転写された転写画像の画質の低下が防止される。
【0013】請求項5の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記プロセスカートリッジの着脱操作時に
該プロセスカートリッジをガイドするための上記保護カ
バーに設けたガイド手段が、該プロセスカートリッジの
底部に着脱方向に沿って形成された凹部又は凸部に嵌合
する凸部又は凹部からなることを特徴とするものであ
る。
【0014】この画像形成装置においては、上記プロセ
スカートリッジの着脱操作時に該プロセスカートリッジ
をガイドするための上記保護カバーに設けたガイド手段
が、該プロセスカートリッジの底部に着脱方向に沿って
形成された凹部又は凸部に嵌合する凸部又は凹部からな
るので、該ガイド手段を安価且つ簡素に形成できる。
【0015】なお、このような転写手段の保護カバーを
有する画像形成装置として、従来、特開平6―2024
04号公報、特開平7―306603号公報に記載され
ているものが知られている。しかしながら、前記の特開
平6―202404号公報、特開平7―306603号
公報記載の画像形成装置は、保護カバーが、単に転写ロ
ーラや、帯電ローラの保護だけのために配設されたもの
であって、その他の機能を備えていない。このため、こ
れらの装置における保護カバーは、転写手段の汚染を防
止することはできるが、プロセスカートリッジの着脱時
の操作性を向上させることはできない。
【0016】また、前記の特開平7―306603号公
報記載の画像形成装置は、画像形成装置本体への給紙カ
セットの着脱に連動して開閉する転写ローラ用保護カバ
ーを、該装置本体に対して着脱自在の給紙カセットに配
設している。このように、給紙カセットに転写ローラの
保護カバーを取り付けた場合には、返ってコストアップ
となる不具合がある。すなわち、一般的にユーザは、プ
リントする用紙サイズが変わる際に、一つの給紙カセッ
トを使用して用紙をその都度交換したりせず、予め用紙
サイズ毎の複数の給紙カセットを用意しておき、用紙サ
イズが変わる毎に、給紙カセットごと用紙を交換するよ
うにしている。このため、この画像形成装置では、用紙
サイズの異なる各給紙カセット毎に、それぞれ専用の転
写ローラと保護カバーとが必要になりコスト上昇を招
く。また、この画像形成装置のように、給紙カセットに
転写ローラと保護カバーを配設した場合には、装置本体
から取り外した給紙カセットを、該転写ローラ及び保護
カバーを損傷しないように取り扱う必要があるため、給
紙カセットの管理が難しくなる不具合がある。
【0017】また、特開平2―19857号公報記載の
画像形成装置のように、潜像担持体としての感光体を保
護するための感光体保護カバーが、該感光体に向けて搬
送される被転写材としての転写紙の搬送路の一部を構成
するように、該感光体保護カバーに転写紙のガイド板と
しての機能を付加したものが知られている。このよう
に、感光体保護カバーを画像転写前の転写紙のガイド板
として機能させた場合には、この感光体保護カバーが感
光体への転写紙の進入角度を決める重要な役割を担うこ
とになる。しかしながら、該感光体保護カバーは、プロ
セスカートリッジに設けられており、該プロセスカート
リッジの着脱動作に連動して可動するように構成されて
いるため、その転写紙ガイド部位における位置精度が出
し難く、該転写紙ガイド部位での停止位置が不安定にな
って、転写ブレや転写不良を引き起こす虞がある。更
に、この画像形成装置では、装置本体から取り出したプ
ロセスカートリッジの感光体保護カバーが、損傷を受け
る可能性も高く、この感光体保護カバーが損傷した場合
には、この感光体保護カバーをガイド板として用いた際
に、その損傷部で転写紙がジャムを引き起こす不具合が
ある。また、この感光体保護カバーを画像転写後の転写
紙のガイド板として機能させた場合にも、上述の場合と
同様に、その位置精度が出ていないと、該感光体保護カ
バーによりガイドされる転写紙が定着装置の手前でジャ
ムしたり、該転写紙にシワが発生したりする不具合があ
る。
【0018】このように、上記保護カバーは、それを何
処に配設されるかによって、画像形成装置のコストや性
能に影響を与え、また、該保護カバーにどのような機能
を付加するかによっても、画像形成装置の機能に大きな
影響を与える。従って、この保護カバーの配設、及び、
付加価値の付与に当たっては、画像形成装置に悪影響を
及ぼすことなく、その目的を効果的に達成できるように
配慮することが必要となる。
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るレーザプリンタに適用した一実施形態について説明す
る。まず、図1を用いて装置全体の概略について説明す
る。このプリンタは、電子写真方式により被転写材とし
ての転写紙上に画像を形成するための作像手段を収容し
たプロセスカートリッジ100を備えている。図示のプ
ロセスカートリッジ100は、潜像担持体としての感光
体1、帯電手段としての帯電ローラ2、現像手段として
の現像ユニット3、クリーニング手段としてのクリーニ
ングユニット4などを、筺体5内にコンパクトに一体化
して構成されている。
【0019】該プロセスカートリッジ100の側方に
は、感光体1上に静電潜像を書き込むための潜像書き込
みユニット6が設けられている。この潜像書き込みユニ
ット6としては、例えば、スキャナなどによって読み込
まれた画像情報に対応する光信号を半導体レーザから出
射させ、回転駆動されるポリゴンミラーにより該レーザ
光を走査し、該レーザ光の走査光路中に配設された収束
用及びポリゴンミラーの面倒れ補正用のレンズやレーザ
光を偏向するミラーなどを通して、感光体上に色分解さ
れた画像情報に対応する光信号6aを書き込むものを用
いることができる。
【0020】また、プロセスカートリッジ100の下方
には、給紙カセット7に収納された転写材としての転写
紙8を一枚ずつ分離給送するための給紙ローラ9と、該
給紙ローラ9により給送された転写紙8を、感光体1の
手前で一旦待機させた後、該感光体1上に形成された画
像の先端と該転写紙8の先端とが、感光体1と転写ロー
ラ10とのニップ部にほぼ同時に到達するタイミング
で、該感光体1の回転に同期させて該転写紙8を再給送
させるためのレジストローラ11が設けられている。
【0021】更に、プロセスカートリッジ100の上方
には、該転写紙8の搬送経路12を挟んで互いに圧接回
転するように回転自在に配置されたヒータ13を内蔵す
る定着ローラ14とプレスローラ15とを有する定着装
置16が設けられている。また、該定着装置16の転写
紙搬送方向の下流側には、定着ローラ14とプレスロー
ラ15とのニップを通過した転写紙8を、プリンタ20
0の本体ケース200aの上部に形成された排紙トレイ
としてのスタッカー部17に排出させるための排紙ロー
ラ18が設けられている。
【0022】また、該プリンタ200の本体ケース20
0a内には、該プリンタ200の画像形成プロセスに関
わる各作像手段や印字情報などを制御する制御手段とし
ての電装部20が設けられている。該電装部20は、図
示しないコントロール基板及び該コントロール基板上に
取り付けられた各種の調整スイッチや制御ユニット等に
より構成されており、上記潜像書き込みユニット6の側
方から下方に亘って配設された金属製の電装ケース21
内に納められている。
【0023】このような構成のプリンタ200におい
て、まず、感光体1は回転中に帯電ローラ10からの電
荷により一様に帯電される。次いで、外部から読み込ま
れた画像情報に基づいて上記潜像書き込みユニット6が
駆動され、これにより、該感光体1の帯電領域(画像形
成領域)に、該画像情報が静電潜像として形成される。
この感光体1上に形成された静電潜像は、現像ユニット
3の現像ローラ3aによって感光体1に供給される現像
剤(トナー)により現像されて可視像(トナー像)とな
る。
【0024】一方、この感光体1上へのトナー像の形成
が行われている間に、給紙ローラ9により給紙カセット
7から転写紙8が引き出され、該転写紙8の先端がレジ
ストローラ11のニップ部に当接した状態で、該転写紙
8が一旦待機される。そして、該転写紙8は、その先端
と該トナー像の先端とが一致するタイミングで、該感光
体1の回転に同期して上記レジストローラ11が回転を
開始することにより、該感光体1と該感光体1に圧接回
転する転写ローラ10とのニップで形成された転写位置
に搬送される。これにより、該転写位置で感光体1上の
トナー像が転写された転写紙8は、上記定着装置16の
定着ローラ24とプレスローラ25とにより搬送される
過程で転写画像が定着され、排紙ローラ18によりスタ
ッカー部17上に排紙される。また、この間に、上記転
写紙8へのトナー像の転写プロセスにおいて該転写紙8
上に転写されずに感光体1上に残留した残留トナーは、
上記クリーニングユニット4のクリーニングブレード4
aにより感光体1上から除去されてクリーニング容器4
b内に回収される。
【0025】また、上記転写紙8上の電荷は、上記転写
ローラ10の転写紙搬送方向下流側に配設された除電手
段としての除電針22によって除去される。これによ
り、転写紙8及びトナーに対する静電吸着力が消失され
て、上記転写位置でトナー像が転写された転写紙8の感
光体1からの分離が円滑に行われるようになる。
【0026】一方、プリンタ200の本体ケース200
aには、該本体ケース200aの転写紙8の搬送経路1
2側の側面をなす開閉カバー201が、カバー支軸20
2により開閉自在に取り付けられている。この開閉カバ
ー201には、上記除電針22が、上記転写ローラ10
と共に配設されている。また、この開閉カバー201の
内面側には、感光体1と定着装置16との間の搬送経路
12の転写紙ガイド面201aを形成する複数の転写紙
ガイドリブ201bが、それぞれ所定の間隔をおいて転
写紙8の搬送方向に沿って設けられている(図7参
照)。これにより、該カバー支軸202を回動中心とし
て、図1において時計回り方向に上記開閉カバー201
を開くことによって、図2に示すように、上記転写紙ガ
イドリブ201b、上記転写ローラ10、及び、除電針
22が、転写紙8の搬送経路12からそれぞれ大きく退
避されて、プリンタ本体に対する上記プロセスカートリ
ッジ100の着脱や、定着装置16の交換、及び、上記
搬送経路12でジャムした転写紙8のジャム処理等の作
業を容易に行えるようになる。
【0027】また、本実施形態に係るプリンタ200の
開閉カバー201には、手差しにより転写紙を給送する
ための手差しユニット23が、開閉カバー201と共通
のカバー支軸202により開閉自在に取り付けられてい
る。この手差しユニット23を用いて給送された転写紙
は、プリンタ本体側に設けられた手差し給紙ローラ24
の回転により、上記レジストローラ11に搬送される。
また、この手差しユニット23は、その不使用時に、上
記開閉カバー201の外側部に形成された手差しユニッ
ト格納部201c内に格納されるように構成されてい
る。なお、この手差しユニット23は、必ずしも設ける
必要はなく、該手差しユニット23を設けない場合に
は、該開閉カバー201の手差しユニット格納部201
cも不要となる。
【0028】ところで、上述のように、プロセスカート
リッジ100の着脱に際してプリンタ200のプロセス
カートリッジ着脱部を開閉する開閉カバー201に、上
記転写手段としての転写ローラ10を配設した構成の画
像形成装置においては、前述したように、該開閉カバー
201が開放された状態で、該転写ローラ10がユーザ
の触れ易い位置に露呈されるため、例えば、プロセスカ
ートリッジ100の着脱時などに、誤って該転写ローラ
10にユーザの手が触れると、その油脂等で該転写ロー
ラ10が汚染され、この汚染により画像の正常な転写が
阻害されて異常画像が発生する不具合がある。
【0029】このような不具合を解消するためには、該
転写ローラ10を保護するための保護カバーを設けるこ
とが望ましい。しかしながら、該保護カバーは、前述し
たように、それを何処に配設するかによって、画像形成
装置のコストや性能に影響を与え、また、該保護カバー
にどのような機能を付加するかによっても、画像形成装
置の機能に大きな影響を与える。従って、この保護カバ
ーの配設、及び、付加価値の付与に当たっては、画像形
成装置に悪影響を及ぼすことなく、その目的を効果的に
達成できるように配慮することが必要となる。
【0030】そこで、本実施形態に係る画像形成装置で
は、上記開閉カバー201の開閉動作に連動して、上記
プロセスカートリッジ100の着脱部が閉鎖された状態
(図1に示す状態)では上記転写ローラ10から待避し
た部位に臨み、該プロセスカートリッジ100の着脱部
が開放された状態(図2に示す状態)では上記転写ロー
ラ10を保護する部位に臨む保護カバー30を、該開閉
カバー201に設けるとともに、該保護カバー30に、
上記プロセスカートリッジ100の着脱操作時に該プロ
セスカートリッジ100をガイドするためのガイド手段
としてのカートリッジガイド30aを設けた構成とす
る。
【0031】図3に、本実施形態に係るプリンタ200
に取り付けられる保護カバー30の一例を示す。この保
護カバー30は、上記カートリッジガイド30aと、転
写ローラ10の周面を覆う複数のカバー部30bと、該
カバー部30bを回動するための軸部30cとを、樹脂
等により一体成形して構成されている。上記保護カバー
30のカートリッジガイド30aは、図4に示すよう
に、両サイドに位置するカバー部30bに設けられた凸
部からなり、保護カバー30が上記転写ローラ10を覆
って保護する部位に臨んだ状態で、各凸部30aに対応
するようにプロセスカートリッジ100の底部に形成さ
れた凹部100aが該凸部30bに嵌合することによ
り、上記プリンタ200に対する該プロセスカートリッ
ジ100の着脱操作の円滑化を図るように構成されてい
る(図2参照)。
【0032】また、該保護カバー30の各カバー部30
bは、図1に示すように、上記開閉カバー201が閉じ
られて、該カバー部30bが上記転写ローラ10から待
避した部位に臨んだ状態で、図5及び図6に示すよう
に、上記開閉カバー201の内側面に設けられた各転写
紙ガイドリブ201bの間に位置するように、それぞれ
所定の間隔をおいて軸部30cと一体な櫛歯状に形成さ
れている。また、本実施形態に係るプリンタ200の保
護カバー30は、上述のように、開閉カバー201が閉
じられて、該カバー部30bが上記転写ローラ10から
待避した部位に臨んだ状態で、図5及び図6に示すよう
に、該保護カバー30が、各転写紙ガイドリブ201b
の転写紙ガイド面201aよりも、転写紙経路12の外
側に退避した部位に位置するように構成されている。更
に、上記各カバー部30bは、上記開閉カバー201が
開放されて、該カバー部30bが上記転写ローラ10を
覆う部位に臨んだ状態で、該転写ローラ10と共に、上
記除電針22も覆うことができる大きさの該転写ローラ
10の周面にほぼ沿った湾曲形状に形成されている。
【0033】また、上記保護カバー30の軸部30c
は、図4乃至図6に示すように、その両端部が、上記開
閉カバー201の転写紙ガイドリブ201bの両サイド
部位に設けられたブラケット部201cに、それぞれ回
動自在に軸支されている。また、上記保護カバー30に
は、該軸部30cの一方の端部に巻装されたコイルバネ
31の弾力によって、平生、該保護カバー30が該軸部
30cを回動中心として上記転写ローラ10及び除電針
22を覆う方向へ回動する回動習性が付勢されている。
そして、この回動習性による保護カバー30の回動は、
該保護カバー30の両端部のカバー部30bの壁部30
dに形成された半円状の凹部30eが、上記転写ローラ
10の支軸10aに係合することによって阻止されるよ
うに構成されている(図7参照)。
【0034】また、この保護カバー30は、上述のよう
に、該壁部30dの凹部30eが該転写ローラ10の支
軸10aに係合した状態で、図7に示すように、該保護
カバー30のカバー部30bと該転写ローラ10の周面
との間に間隙dが生じるように形成されている。これに
より、図4に示したように、該保護カバー30が上記転
写ローラ10を覆って保護する部位に臨んだ状態で、そ
のカバー部30bの各凸部30aに、上記プロセスカー
トリッジ100の底部に形成された凹部100aが嵌合
した際に、該プロセスカートリッジ100の重さで、該
保護カバー30のカバー部30bと該転写ローラ10の
周面とが接触する不具合が解消される。
【0035】このように構成された保護カバー30は、
図7に示すように、上記開閉カバー201を閉じた際
に、該保護カバー30の軸部30cの他方の端部に一体
形成されたカム30fが、プリンタ200の側壁に設け
られたカムガイド203のガイド面に摺接しながら、時
計回り方向に回動される。これにより、該保護カバー3
0のカバー部30bが該カム30fと同方向に回動さ
れ、図2に示したように、該保護カバー30が転写ロー
ラ10及び除電針22の配設部位から退避した部位に臨
み、該転写ローラ10が感光体1に当接する。
【0036】なお、本実施形態に係るプリンタ200に
おいては、上記保護カバー30を回動させることによっ
て、該保護カバー30が転写ローラ10及び除電針22
の配設部位に対して進退するように構成したが、例え
ば、引き戸のように、上記保護カバー30を摺動させ
て、上記転写ローラ10及び除電針22の配設部位に対
して該保護カバー30を進退させるように構成してもよ
い。
【0037】上述のように、本実施形態に係るプリンタ
200においては、上記転写手段としての転写ローラ1
0の保護カバー30に、上記プロセスカートリッジ10
0の着脱操作時に該プロセスカートリッジ100をガイ
ドするガイド機能が付加されている。従って、このプリ
ンタ200では、該保護カバー30により、転写ローラ
10の損傷や汚染を回避できるとともに、該プロセスカ
ートリッジ100の着脱時の操作性を向上させることが
できる。
【0038】ところで、上記除電針22は、通常、図6
に示すように、先端が鋭く尖った金属板(例えば、SU
Sの0.1mm程度の板材)で構成されるため、この除
電針22に触れると怪我をする虞がある。本実施形態に
係るプリンタ200においては、上述のように、上記開
閉カバー201が開かれて上記プロセスカートリッジ1
00の着脱部が開放された状態で、上記保護カバー30
が、上記転写ローラ10を保護し、且つ、上記転写紙8
上の電荷を除去するための除電針22を保護する部位に
臨む。従って、このプリンタ200においては、ユーザ
が除電針22に触れることがなく、該除電針22で怪我
をすることがない。また、このプリンタ200では、該
転写ローラ10と除電針22との2つの部材を1つの保
護カバー30によって保護できる。
【0039】また、本実施形態に係るプリンタ200の
保護カバー30は、図5及び図6に示したように、開閉
カバー201が閉じられて、該カバー部30bが上記転
写ローラ10から待避した部位に臨んだ状態で、該保護
カバー30が、各転写紙ガイドリブ201bの転写紙ガ
イド面201aよりも、転写紙経路12の外側に退避し
た部位に位置する。従って、このプリンタ200では、
該保護カバー30によって被転写材としての転写紙8の
搬送が阻害されることがなくなる。
【0040】更に、本実施形態に係るプリンタ200
は、上記保護カバー30により保護する対象を転写ロー
ラ10としているので、潜像担持体としての感光体1に
対する該転写ローラ10の回転軸線の狂いや、該転写ロ
ーラ周面の油脂等の付着による汚染を回避でき、該転写
ローラ10により転写紙8に転写された転写画像の画質
の低下を防止できる。
【0041】また、本実施形態に係るプリンタ200で
は、図4に示したように、上記プロセスカートリッジ1
00の着脱操作時に該プロセスカートリッジ100をガ
イドするための上記保護カバー30に設けたガイド手段
(カートリッジガイド30a)が、該プロセスカートリ
ッジ100の底部に着脱方向に沿って形成された凹部1
00aに嵌合する凸部又は凹部からなるので、該ガイド
手段を安価且つ簡素に形成できる。
【0042】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、上記保
護カバーに、上記プロセスカートリッジの着脱操作時に
該プロセスカートリッジをガイドするガイド機能が付加
されているので、該保護カバーにより、転写手段の損傷
や汚染を防止できるとともに、該プロセスカートリッジ
の着脱時の操作性を向上させることができるという優れ
た効果がある。
【0043】特に、請求項2の発明によれば、上記プロ
セスカートリッジ着脱部が開放された状態で、上記保護
カバーが、上記転写手段と上記除電手段とを保護する部
位に臨むので、転写手段と除電手段との2つの部材を1
つの保護カバーによって保護でき、また、該除電手段が
先端の鋭利な除電針で構成されている場合には、該除電
針によるユーザの怪我を防止できるという優れた効果が
ある。
【0044】また、上記プロセスカートリッジ着脱部が
閉鎖された状態で、上記保護カバーが、上記転写手段か
ら待避し、且つ、上記被転写材の搬送経路から待避した
部位に臨むので、該保護カバーと被転写材との干渉を確
実に回避でき、該保護カバーで被転写材の搬送が阻害さ
れることによる被転写材のジャムを解消できるという優
れた効果がある。
【0045】また、上記転写手段としての転写ローラを
上記保護カバーで保護するので、潜像担持体としての感
光体に対する該転写ローラの回転軸線の狂いや、該転写
ローラ周面の油脂等の付着による汚染を回避でき、該転
写ローラにより被転写材に転写された転写画像の画質の
低下を防止できるという優れた効果がある。
【0046】また、上記プロセスカートリッジの着脱操
作時に該プロセスカートリッジをガイドするための上記
保護カバーに設けたガイド手段が、該プロセスカートリ
ッジの底部に着脱方向に沿って形成された凹部又は凸部
に嵌合する凸部又は凹部からなるので、該ガイド手段を
安価且つ簡素に形成できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置の全体を示す概略
構成図。
【図2】上記画像形成装置の開閉カバーを開放した状態
を示す概略構成図。
【図3】上記開閉カバーに配設された転写ローラを保護
する保護カバーの概略斜視図。
【図4】上記保護カバーによりプロセスカートリッジを
ガイドする状態を示す概略側面図。
【図5】上記保護カバーが該転写ローラから退避した状
態を示す開閉カバーの平面図。
【図6】上記保護カバーが該転写ローラから退避した状
態を示す開閉カバーの概略斜視図。
【図7】上記保護カバーの転写ローラに対する進退動作
を説明するための概略正面図。
【符号の説明】
1 感光体 8 転写紙 10 転写ローラ 12 転写紙搬送経路 22 除電針 30 保護カバー 30a カートリッジガイド 30b カバー部 100 プロセスカートリッジ 100a プロセスカートリッジの底部の凹部 200 プリンタ 200a プリンタの本体ケース 201 開閉カバー 201a 転写紙ガイド面 201b 転写紙ガイドリブ 202 カバー支軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体上に画像を形成するための帯電
    器や現像器等の収容可能な作像手段を、該潜像担持体と
    共に筺体内に収容してなる装置本体に対して着脱自在な
    プロセスカートリッジを有し、該プロセスカートリッジ
    の着脱に際して該装置本体のプロセスカートリッジ着脱
    部を開閉する開閉カバーに、該潜像担持体上に形成され
    た画像を被転写材に転写するための転写手段を配設した
    構成の画像形成装置において、 上記開閉カバーの開閉動作に連動して、上記プロセスカ
    ートリッジ着脱部が閉鎖された状態では上記転写手段か
    ら待避した部位に臨み、該プロセスカートリッジ着脱部
    が開放された状態では上記転写手段を保護する部位に臨
    む保護カバーを設けるとともに、該保護カバーに、上記
    プロセスカートリッジの着脱操作時に該プロセスカート
    リッジをガイドするためのガイド手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、 上記開閉カバーが開かれて上記プロセスカートリッジ着
    脱部が開放された状態で、上記保護カバーが、上記転写
    手段を保護し、且つ、上記被転写材上の電荷を除去する
    ための除電手段を保護する部位に臨むように配設されて
    いることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、 上記開閉カバーが閉じられて上記プロセスカートリッジ
    着脱部が閉鎖された状態で、上記保護カバーが、上記転
    写手段から待避し、且つ、上記被転写材の搬送経路から
    待避した部位に臨むように配設されていることを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1の画像形成装置において、 上記転写手段が、転写ローラであることを特徴とする画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1の画像形成装置において、 上記プロセスカートリッジの着脱操作時に該プロセスカ
    ートリッジをガイドするためのガイド手段が、該プロセ
    スカートリッジの底部に着脱方向に沿って形成された凹
    部又は凸部に嵌合する凸部又は凹部からなることを特徴
    とする画像形成装置。
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