JPH0869240A - プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真装置

Info

Publication number
JPH0869240A
JPH0869240A JP6205317A JP20531794A JPH0869240A JP H0869240 A JPH0869240 A JP H0869240A JP 6205317 A JP6205317 A JP 6205317A JP 20531794 A JP20531794 A JP 20531794A JP H0869240 A JPH0869240 A JP H0869240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
photoconductor
opening
process cartridge
developing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6205317A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sato
昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP6205317A priority Critical patent/JPH0869240A/ja
Publication of JPH0869240A publication Critical patent/JPH0869240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体を保護する構造の簡略化を図る。 【構成】 感光体ユニット22と現像ユニット23とを
回動自在に連結してプロセスカートリッジ38を形成
し、転写ユニットや露光ユニットに対して感光体21の
一部を露出させる開口部43〜45を開閉する遮蔽部3
9〜42を感光体ユニット22と現像ユニット23との
少なくとも一方に一体に形成し、プロセスカートリッジ
38を電子写真装置に装着するときは、感光体ユニット
22と現像ユニット23とを第一の位置Aに回動させて
開口部43〜45を開放し、ジャム処理やメンテナンス
等に際してプロセスカートリッジ38を電子写真装置か
ら外したときは、感光体ユニット22と現像ユニット2
3とを第二の位置Bに回動させて開口部43〜45を遮
蔽して感光体21を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体と現像ユニット
とを含むプロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写
真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置においては、ジャム処理や
メンテナンスを容易にするために、感光体と現像ユニッ
トとを一つのプロセスカートリッジとして組み立てた機
種が多い。以下、このような電子写真装置の従来例を図
8に示す。
【0003】1は装置本体である。この装置本体1は上
面が開口されたケース2と、支点部3を中心に回動自在
に保持されてケース2の上部開口を開閉するカバー4と
よりなる。装置本体1には、用紙案内板5と、この用紙
案内板5の両側で対向する側板6とが設けられている。
装置本体1の下部には給紙カセット7が引き出し自在に
装着されている。この給紙カセット7は、多数の用紙8
を保持して支軸9により起伏自在保持された用紙載置板
10と、この用紙載置板10を上方に付勢するスプリン
グ11と、用紙8の先端両側のコーナを上から押える分
離爪12と、一方向に付勢された押えローラ13とを有
する。
【0004】また、前記側板6には、前記給紙カセット
7内の用紙8を間欠的に送り出す給紙ローラ14と、前
記押えローラ13との間で用紙8を前記用紙案内板5に
搬送する搬送ローラ15と、用紙案内板5の一端近傍に
配置されたレジストローラ16とが回転自在に保持され
ている。さらに、用紙案内板5の終端部と前記ケース2
の一端上部に形成された排紙口17との近傍には排紙ロ
ーラ18が回転自在に保持され、これらの排紙ローラ1
8の間は排紙通路19により接続されている。すなわ
ち、給紙カセット7内の用紙8は、用紙案内板5から排
紙通路19を通り排紙口17から前記カバー4の上面に
形成された排紙受け20に排出される構造である。
【0005】さらに、前記側板6には、感光体21を含
む感光体ユニット22と、現像ユニット23と、転写ユ
ニット(転写ローラ)24と、定着ユニット25とが取
り付けられ、前記カバー4の内面には光学ユニット26
が取り付けられている。感光体ユニット22は、廃トナ
ー容器27が形成された支持体28に、感光体21と、
感光体21の外周に接触する帯電ブラシ29とを回転自
在に取り付けるとともに、感光体21の表面を除電する
除電ランプ30と、感光体21に付着する残存トナーを
払拭するクリーニングブレード31とを取り付けること
により形成されている。なお、廃トナー容器27にはク
リーニングブレード31により払拭された残存トナーを
回収する回収ローラ32が回転自在に保持されている。
【0006】前記光学ユニット26は、前記帯電ブラシ
29により帯電された感光体21の表面に画像信号に基
づいて変調されたレーザー光を走査することにより静電
潜像を形成するものである。また、前記現像ユニット2
3は、トナー容器33内のトナーをアジテータ34で撹
拌し、現像ローラ35から感光体21に供給することに
より、光学ユニット26で形成された感光体21上の静
電潜像を現像するものである。
【0007】前記転写ユニット24は、前記現像ユニッ
ト23により現像された前記感光体21上の現像画像を
前記給紙カセット7から給紙された用紙8に転写するも
のである。また、前記定着ユニット25は、用紙8上の
転写画像を定着するために、加熱ローラ36と、この加
熱ローラ36に圧接された加圧ローラ37とを有する。
【0008】そして、前記トナー容器33を前記支持体
28に取り付けることにより、前記感光体ユニット22
と前記現像ユニット23とは一つのプロセスカートリッ
ジ100として組み立てられている。ここで、支持体2
8の上部には、感光体21の上部外周に対向して前記光
学ユニット26からの走査光を通す露光域開口部101
が形成され、支持体28の下部とトナー容器33の下部
との間には、前記転写ユニット24に対して露出し感光
体21上の現像画像を用紙8に転写するための転写域開
口部102が形成されている。
【0009】以上のような電子写真装置では、ジャム処
理やメンテナンスに際して、支点部3を中心にしてカバ
ー4を上方に開き、プロセスカートリッジ100を装置
本体1から取り出して机上や床面に置くことがあるが、
感光体21の下部外周が転写域開口部102から露出す
るため、感光体21の外周が器物に触れて損傷するおそ
れがある。また、露光域開口部101や転写域開口部1
02を通して外光が感光体21に当たるため、ジャム処
理やメンテナンスを繰り返す度に感光体21の感光層が
劣化する問題がある。
【0010】このような問題を解決するために、特公昭
62−33581号公報、特公平1−45635号公
報、特公平2−9343号公報に記載されているよう
に、ジャム処理やメンテナンスに際して装置本体を開放
したときに転写用の開口部をカバー部材で遮蔽する発明
がある。また、特公平2−9345号公報には、装置本
体からプロセスキット(プロセスカートリッジ)を外し
たときに、そのプロセスキットに形成した露光域開口部
をカバー部材で遮蔽する内容が記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】特公昭62−3358
1号、特公平1−45635号、特公平2−9343
号、特公平2−9345号等の各公報に記載されたカバ
ー部材は全て別部材により形成されているため、部品点
数及び組立工数が増える問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
支持体に感光体を回転自在に支承した感光体ユニットと
現像ユニットとを回動自在に連結してなり電子写真装置
の装置本体に着脱自在に装着されるプロセスカートリッ
ジにおいて、前記感光体ユニットと前記現像ユニットと
の少なくとも一方に前記感光体の外周の一部を露出させ
る開口部を開閉する遮蔽部を一体に形成し、前記プロセ
スカートリッジを前記装置本体に装着したときには前記
遮蔽部を前記開口部から退避させる第一の位置と、前記
プロセスカートリッジを前記装置本体から外したときに
は前記遮蔽部で前記開口部を遮蔽する第二の位置とに、
前記感光体ユニットと前記現像ユニットとを相対位置を
変化させて固定する固定手段を設けたプロセスカートリ
ッジである。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、感光体ユニットと現像ユニットとの少なく
とも一方に、転写域開口部を開閉する転写域遮蔽部と露
光域開口部を開閉する露光域遮蔽部とを一体に形成した
プロセスカートリッジである。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、遮蔽部を感光体ユニットと現像ユニ
ットとに形成したプロセスカートリッジである。
【0015】請求項4記載の発明は、支持体に感光体を
回転自在に支承した感光体ユニットと現像ユニットとを
回動自在に連結して装置本体に着脱自在に装着されるプ
ロセスカートリッジを形成し、前記感光体ユニットと前
記現像ユニットとの少なくとも一方に前記感光体の外周
の一部を露出させる開口部を開閉する遮蔽部を一体に形
成し、前記感光体ユニットと前記現像ユニットとの両側
に係合部を形成し、前記装置本体の相対向する側板に前
記感光体の中心部の両端を上下方向に抜き差し自在に支
持する感光体支持部を形成し、前記プロセスカートリッ
ジを前記装置本体に装着したときには前記遮蔽部を前記
開口部から退避させる第一の位置と、前記プロセスカー
トリッジを前記装置本体から外したときには前記遮蔽部
で前記開口部を遮蔽する第二の位置とに、前記感光体ユ
ニットと前記現像ユニットとを相対位置を変化させて固
定するために前記係合部を上方から抜き差し自在に案内
する案内部を前記側板に形成し、前記感光体ユニットと
前記現像ユニットとを中立位置を境として前記第一の位
置と前記第二の位置とに付勢するスプリングを前記プロ
セスカートリッジに設けた電子写真装置である。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明によれば、プロセスカート
リッジを装置本体に装着したときには、感光体ユニット
と現像ユニットとを固定手段により第一の位置に固定
し、このときに遮蔽部を開口部から退避させて開口部を
開放することができる。プロセスカートリッジを装置本
体から外したときには、遮蔽部で開口部を遮蔽する第二
の位置に感光体ユニットと現像ユニットとを固定手段に
より固定し、このときに遮蔽部で開口部を遮蔽して感光
体を保護することができる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、プロセスカ
ートリッジを装置本体から外したときには、露光域開口
部を露光域遮蔽部で遮蔽し転写域遮蔽部により転写域開
口部を遮蔽することができ、これにより、感光体を外光
から遮断して感光層の劣化を防止するとともに、転写域
開口部を下にしてプロセスカートリッジを机上又は床面
に置いた場合でも、外部の器物と感光体とが干渉するこ
とがないため感光体の損傷を防止することができる。
【0018】請求項3記載の発明によれば、感光体ユニ
ットと現像ユニットとを第一の位置又は第二の位置に固
定する場合に、感光体ユニットと現像ユニットとを対称
的に回動させることにより開口部を開閉させることがで
きる。
【0019】請求項4記載の発明によれば、プロセスカ
ートリッジを装置本体に装着したときには、感光体の中
心部を感光体支持部で支持し、係合部の位置を案内部で
定めて感光体ユニットと現像ユニットとを第一の位置に
固定してその状態をスプリングの付勢力により維持する
ことができ、このときに遮蔽部を開口部から退避させて
開口部を開放することができる。プロセスカートリッジ
を装置本体から外したときには、係合部の位置を案内部
で定めて感光体ユニットと現像ユニットとを第二の位置
に固定してその状態をスプリングの付勢力により維持す
ることができ、このときに遮蔽部で開口部を遮断して感
光体を保護することができる。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図7に基づい
て説明する。図8において説明した部分と同一部分は同
一符号を用い説明も省略する。感光体ユニット22と現
像ユニット23とは一つのプロセスカートリッジ38と
して組み立てられている。また、感光体21が支持され
た支持体28とトナー容器33とには感光体21の軸2
1aを中心とする同心円上に配置されてこの感光体21
の上部外周を略90°の範囲にわたって覆う露光域遮蔽
部39,40が一体に形成され、支持体28の下部とト
ナー容器33の下部とには感光体21の下部に向けて延
出する転写域遮蔽部41,42が一体に形成されてい
る。そして、露光域遮蔽部39,40には、感光体ユニ
ット22と現像ユニット23とが装置本体1に装着され
たときに感光体21の真上で重なるスリット状の露光域
開口部43,44が形成されている。また、感光体ユニ
ット22と現像ユニット23とが装置本体1に装着され
た状態では、転写域遮蔽部41,42の間には転写域開
口部45が形成される。
【0021】図1及び図2に示すように、前記露光域遮
蔽部39,40は、前記感光体21の軸21aの端部に
回転自在に嵌合された扇状の側面46,47を両側に有
し、これらの側面46,47には軸21aを中心とする
半径上に弧状孔48,49が形成されている。また、外
側に位置する露光域遮蔽部40の側面47の外側には、
感光体21の軸21aを回転自在に支持する把手50が
設けられ、これらの把手50の内面には弧状孔48,4
9に対して相対的に摺動自在に嵌合するボス51が一体
に形成されている。さらに、感光体ユニット22の支持
体28の両側と現像ユニット23のトナー容器33の両
側とには円形のボスによる係合部52,53が一体に形
成されている。
【0022】さらに、前記装置本体1の前記側板6に
は、係合部52,53を抜き差し自在に案内する切欠に
よる案内部54,55が形成されている。これらの案内
部54,55は、上部が垂直で途中から下方に向かうに
従い感光体21側に傾斜する。従って、係合部52,5
3は案内部54,55に案内される深さによって位置を
変え、感光体ユニット22と現像ユニット23とを、図
1に示す第一の位置A又は図2に示す第二の位置Bに回
動させるものである。このときの回動中心は感光体21
の軸21aである。そして、支持体28とトナー容器3
3とには互いに近接するスプリング掛け56,57が突
出形成され、これらのスプリング掛け56,57には馬
蹄形のスプリング58の両端が止着されている。このス
プリング58は、中立位置を境として感光体ユニット2
2と現像ユニット23とを感光体21の軸21aを中心
として前記第一の位置A側と第二の位置B側とに付勢す
るものである。
【0023】図5はプロセスカートリッジ38の分解斜
視図で、前記把手50の外側面には垂直なリブ59が形
成されている。そして、図4に示すように、前記装置本
体1の前記側板6には前記案内部54,55の間に配置
された垂直な上端開口の切欠60が形成されている。こ
れらの切欠60は、感光体21の軸21aを支持する把
手50のリブ59を上下方向に抜き差し自在に支持する
ことで、間接的に感光体21の中心部を上下方向に抜き
差し自在に支持する感光体支持部としての機能を有する
ものである。
【0024】このような構成において、図1、図3、図
4(a)に示すように、プロセスカートリッジ38を装
置本体1の側板6に装着すると、感光体21の軸21a
は側板6の切欠60の底部を結ぶ直線上で位置決めさ
れ、係合部52,53が案内部54,55の底部に支え
られる。このときの感光体21の軸21aと係合部5
2,53との位置関係では、感光体ユニット22と現像
ユニット23とは第一の位置Aにて安定することにな
る。
【0025】また、図1で明らかなように、スプリング
58が両端を開こうとする力はスプリング掛け56,5
7に作用するが、軸21aとスプリング掛け56,57
との位置関係では、感光体ユニット22は軸21aを中
心に時計方向に、現像ユニット23は軸21aを中心に
反時計方向に付勢され、係合部52,53が案内部5
4,55の側縁に所定の圧接力Fをもって当接する。こ
の場合、案内部54,55が下方に向かうに従い感光体
21側に傾斜しているために圧接力Fから下向きの分力
が生ずる。したがって、感光体ユニット22と現像ユニ
ット23とは、露光域開口部43,44を一致(開放)
し転写域開口部45を開放した状態で圧接力Fにより固
定される。すなわち、光学ユニット26からの走査光を
露光域開口部43,44を通して感光体21に照射し、
感光体21上の現像画像を転写ユニット24により用紙
8に転写することが可能な状態に維持される。
【0026】ジャム処理やメンテナンスに際しては、カ
バー4を開いてプロセスカートリッジ38の上方を開放
し、両側の把手50を把持してプロセスカートリッジ3
8を引き上げる。この過程では、図4(a)〜(c)に
示すように、把手50が感光体21の軸21aを引き上
げるのに伴い係合部52,53が案内部54,55の上
方に移動するが、案内部54,55は上方に向かうに従
い感光体21から離反する方向に傾斜されているため、
軸21aの中心を通る垂直線と、係合部52,53及び
軸21aの中心を通る直線とのなす角度が大きくなるた
め、プロセスカートリッジ38を側板6から抜いた状態
では、感光体ユニット22は軸21aを中心に反時計方
向に回動し、現像ユニット23は軸21aを中心に時計
方向に回動し、それぞれ第二の位置Bに達する。
【0027】このように、感光体ユニット22と現像ユ
ニット23とが互いに外側に開くように回動する過程で
は、軸21aに対するスプリング掛け56,57の位置
関係が図2に示すように変化し、感光体ユニット22は
軸21aを中心に反時計方向に、現像ユニット23は軸
21aを中心に時計方向に付勢されるが、把手50のボ
ス51が嵌合される弧状孔48,49の長さによって感
光体ユニット22と現像ユニット23との回動角度が決
まる。
【0028】この状態では、露光域開口部43は露光域
遮蔽部39により、露光域開口部44は露光域遮蔽部4
0により、転写域開口部45は転写域遮蔽部41,42
によりそれぞれ遮蔽される。したがって、図2に示すよ
うに、プロセスカートリッジ38を机上又は床面に置い
ても感光体21が外部の器物に触れて損傷することはな
い。また、露光域開口部43,44や転写域開口部45
が遮蔽されているため、感光体21が外光に曝されるこ
とがなく、感光層の劣化を抑制することができる。
【0029】前述したスプリング58は、感光体ユニッ
ト22と現像ユニット23との回動により中立位置を越
えて感光体ユニット22と現像ユニット23と第一の位
置Aにも第二の位置Bにも付勢するが、このスプリング
58は、第一の位置Aと第二の位置Bとに、感光体ユニ
ット22と現像ユニット23とを相対位置を変化させて
固定する請求項1記載の固定手段に相当するものであ
る。
【0030】以上のように、露光域開口部43,44、
転写域開口部45を遮蔽する露光域遮蔽部39,40、
転写域遮蔽部41,42は、感光体ユニット22及び現
像ユニット23に一体に形成されているため、部品点数
及び組立工数を少なくすることが可能である。
【0031】なお、側板6に、切欠状の案内部54,5
5に代えて突起状の案内部を形成し、感光体ユニット2
2及び現像ユニット23の両側に、突起状の係合部5
2,53に代えて下方に向かうに従い感光体21から離
反する方向に傾斜する溝による係合部を切欠により形成
し、これらの切欠による係合部を側板の突起状の案内部
に係合するようにしても、その係合の過程で感光体ユニ
ット22と現像ユニット23とを感光体21の軸21a
を中心に回動させることができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プロセス
カートリッジを装置本体に装着したときには、感光体ユ
ニットと現像ユニットとを固定手段により第一の位置に
固定し、このときに遮蔽部を開口部から退避させて開口
部を開放することができ、プロセスカートリッジを装置
本体から外したときには、遮蔽部で開口部を遮蔽する第
二の位置に感光体ユニットと現像ユニットとを固定手段
により固定し、このときに遮蔽部で開口部を遮蔽して感
光体を保護することができ、また、遮蔽部は感光体ユニ
ットと現像ユニットとの少なくとも一方に一体に形成さ
れているため、部品点数及び組立工数を少なくしてコス
トダウンを図ることができる。
【0033】請求項2記載の発明によれば、プロセスカ
ートリッジを装置本体から外したときには、露光域開口
部を露光域遮蔽部で遮蔽し転写域遮蔽部により転写域開
口部を遮蔽することができ、これにより、感光体を外光
から遮断して感光層の劣化を防止するとともに、転写域
開口部を下にしてプロセスカートリッジを机上又は床面
に置いた場合でも、外部の器物と感光体との干渉を防止
して感光体の損傷を防止することができ、さらに、露光
域遮蔽部と転写域遮蔽部とは感光体ユニットと現像ユニ
ットとの少なくとも一方に一体に形成されているため、
開閉すべき開口部の箇所が増えても部品点数及び組立工
数を少なくしてコストダウンを図ることができる。
【0034】請求項3記載の発明によれば、感光体ユニ
ットと現像ユニットとを第一の位置又は第二の位置に固
定する場合に、感光体ユニットと現像ユニットとを対称
的に回動させることにより開口部を開閉させることがで
きる。
【0035】請求項4記載の発明によれば、プロセスカ
ートリッジを装置本体に装着したときには、感光体の中
心部を感光体支持部で支持し、係合部の位置を案内部で
定めて感光体ユニットと現像ユニットとを第一の位置に
固定してその状態をスプリングの付勢力により維持する
ことができ、このときに遮蔽部を開口部から退避させて
開口部を開放することができる。プロセスカートリッジ
を装置本体から外したときには、係合部の位置を案内部
で定めて感光体ユニットと現像ユニットとを第二の位置
に固定してその状態をスプリングの付勢力により維持す
ることができ、このときに遮蔽部で開口部を遮蔽して感
光体を保護することができ、さらに、装置本体に対する
プロセスカートリッジの着脱操作時に、開口部を自動的
に開閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるプロセスカートリッ
ジを装置本体に装着した状態を示す縦断正面図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジを装置本体から取
り出した状態を示す縦断正面図である。
【図3】図1のプロセスカートリッジが装着された電子
写真装置の全体構造を示す縦断正面図である。
【図4】図1のプロセスカートリッジを側板から取り出
す過程を示す正面図である。
【図5】図1のプロセスカートリッジの分解斜視図であ
る。
【図6】第一の位置の相対位置にあるプロセスカートリ
ッジの姿勢を示すもので、(a)は上方より見た斜視
図、(b)は下方より見た斜視図である。
【図7】第二の位置の相対位置にあるプロセスカートリ
ッジの姿勢を示すもので、(a)は上方より見た斜視
図、(b)は下方より見た斜視図である。
【図8】従来の電子写真装置の全体構造を示す縦断正面
図である。
【符号の説明】
1 装置本体 6 側板 21 感光体 22 感光体ユニット 23 現像ユニット 24 転写ユニット 25 定着ユニット 26 光学ユニット 28 支持体 38 プロセスカートリッジ 39,40 遮蔽部、露光域遮蔽部 41,42 遮蔽部、転写域遮蔽部 43,44 開口部、露光域開口部 45 開口部、転写域開口部 52,53 係合部 54,55 案内部 58 固定手段、スプリング 59 感光体支持部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に感光体を回転自在に支承した感
    光体ユニットと現像ユニットとを回動自在に連結してな
    り電子写真装置の装置本体に着脱自在に装着されるプロ
    セスカートリッジにおいて、前記感光体ユニットと前記
    現像ユニットとの少なくとも一方に前記感光体の外周の
    一部を露出させる開口部を開閉する遮蔽部を一体に形成
    し、前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着し
    たときには前記遮蔽部を前記開口部から退避させる第一
    の位置と、前記プロセスカートリッジを前記装置本体か
    ら外したときには前記遮蔽部で前記開口部を遮蔽する第
    二の位置とに、前記感光体ユニットと前記現像ユニット
    とを相対位置を変化させて固定する固定手段を設けたこ
    とを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記開口部は、少なくとも前記感光体の
    下部外周の一部を転写ユニットに対して露出させる転写
    域開口部と前記感光体の上部外周の一部を光学ユニット
    に対して露出させる露光域開口部であり、前記遮蔽部
    は、前記転写域開口部を開閉する転写域遮蔽部と前記露
    光域開口部を開閉する露光域遮蔽部であることを特徴と
    する請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽部は前記感光体ユニットと前記
    現像ユニットとに形成されていることを特徴とする請求
    項1又は2記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 感光体の外周に静電潜像を形成する光学
    ユニット、前記静電潜像を現像する現像ユニット、この
    現像ユニットにより現像された現像画像を用紙に転写す
    る転写ユニット、この転写ユニットにより転写された転
    写画像を定着する定着ユニット等を装置本体に装着して
    なる電子写真装置において、支持体に前記感光体を回転
    自在に支承した感光体ユニットと前記現像ユニットとを
    回動自在に連結して前記装置本体に着脱自在に装着され
    るプロセスカートリッジを形成し、前記感光体ユニット
    と前記現像ユニットとの少なくとも一方に前記感光体の
    外周の一部を露出させる開口部を開閉する遮蔽部を一体
    に形成し、前記感光体ユニットと前記現像ユニットとの
    両側に係合部を形成し、前記装置本体の相対向する側板
    に前記感光体の中心部の両端を上下方向に抜き差し自在
    に支持する感光体支持部を形成し、前記プロセスカート
    リッジを前記装置本体に装着したときには前記遮蔽部を
    前記開口部から退避させる第一の位置と、前記プロセス
    カートリッジを前記装置本体から外したときには前記遮
    蔽部で前記開口部を遮蔽する第二の位置とに、前記感光
    体ユニットと前記現像ユニットとを相対位置を変化させ
    て固定するために前記係合部を上方から抜き差し自在に
    案内する案内部を前記側板に形成し、前記感光体ユニッ
    トと前記現像ユニットとを中立位置を境として前記第一
    の位置と前記第二の位置とに付勢するスプリングを前記
    プロセスカートリッジに設けたことを特徴とする電子写
    真装置。
JP6205317A 1994-08-30 1994-08-30 プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真装置 Pending JPH0869240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6205317A JPH0869240A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6205317A JPH0869240A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0869240A true JPH0869240A (ja) 1996-03-12

Family

ID=16504952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6205317A Pending JPH0869240A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0869240A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139042A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置の引出ユニット及び画像形成装置
US7215905B2 (en) 2003-03-07 2007-05-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and process cartridge
JP2009145623A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2010204250A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2012027235A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2013145400A (ja) * 2013-03-27 2013-07-25 Canon Inc 画像形成装置
JP2015062075A (ja) * 2014-11-25 2015-04-02 キヤノン株式会社 画像形成装置又は画像形成装置に対して着脱可能な転写ユニット

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7215905B2 (en) 2003-03-07 2007-05-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and process cartridge
JP2006139042A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置の引出ユニット及び画像形成装置
JP4530813B2 (ja) * 2004-11-12 2010-08-25 株式会社リコー 画像形成装置の引出ユニット及び画像形成装置
JP2009145623A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2010204250A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2012027235A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2013145400A (ja) * 2013-03-27 2013-07-25 Canon Inc 画像形成装置
JP2015062075A (ja) * 2014-11-25 2015-04-02 キヤノン株式会社 画像形成装置又は画像形成装置に対して着脱可能な転写ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3608646B2 (ja) 画像形成装置及びその装置に用いられる中間転写ユニット
JPH085498Y2 (ja) 電子写真装置
JPH11338212A (ja) 画像形成装置
JP2001142378A (ja) 画像形成装置
EP1361482B1 (en) Image forming apparatus with an intermediate transfer belt
US5353100A (en) Image apparatus with removable process kit rotatable about a photoreceptor shaft
JP2003195730A (ja) カバー部材、画像形成装置のユニット、現像カートリッジ、シャッター部材、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JPH0869240A (ja) プロセスカートリッジ及びこれを用いた電子写真装置
JP2006171397A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US5086316A (en) Lifting the photosensitive body in an image forming apparatus
JP2009288310A (ja) 画像形成装置
JPH03256058A (ja) 電子写真装置
JPH08220939A (ja) 画像形成装置
KR100561422B1 (ko) 감광체 유닛 및 이를 구비한 전자사진방식 화상형성장치
JPS62209546A (ja) 電子写真装置
JPH07120133B2 (ja) 像形成装置用処理ユニット
JPS63163864A (ja) 像形成装置用処理ユニット
JP3592938B2 (ja) 画像形成装置
JP2021039208A (ja) 画像形成装置
JPH11288209A (ja) 画像形成装置
JPH066360Y2 (ja) 画像形成装置
JPH09236995A (ja) 画像形成装置
JP3599674B2 (ja) プロセスカートリッジ、及び、前記プロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置
US6731894B2 (en) Protective shutter for an electrophotographic apparatus having a replaceable developer cartridge
JP3053859B2 (ja) 画像形成装置